JP4404637B2 - 局所同期回路間の情報交換 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、1つ以上の局所同期回路モジュールを有するデジタル電子回路に関する。
【背景技術】
【0002】
「Practical Design of Globally Asynchronous Locally Synchronouus Systems」(全体的に非同期であり局所的に同期のシステムの実用的設計)」の題名で、2000年4月52〜59頁の非同期回路およびシステムにおける先端研究に関する国際シンポジウムの議事録に発表されたJ. Muttersbach、T. VilligerおよびW. Fichtnerによる出版物から、多数の局所同期回路モジュール間で通信を行うことは公知である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
最近の回路は、すべて異なるレジスタ間(多分一連の論理回路を介して)の内部データ移送が単一の中央クロック信号または複数の同期クロック信号によってタイミング設定されている同期回路である。様々な理由のため、そのような複数の同期回路モジュールを有するアーキテクチャに切り替えることが望ましく、前記同期回路モジュールの各々はそれ自身のクロック信号の制御下で動作するものであり、前記の異なる回路のクロック信号は相互に非同期である。従って、各回路モジュールは局所同期であるが、前記の異なるモジュールは相互に非同期に動作する。
【0004】
局所同期モジュールを有するそのような回路においては、異なるモジュール間で情報を交換しなければならない時に問題が発生する。異なるモジュールのクロック信号は同期化されないため、異なるモジュールはさらなる方策なしに接続することができない。モジュールが情報を読みとるためにこの情報が一定でなければならない時、情報を出力する他のモジュールがその情報を変化させないことを保証するためには、インタフェース回路を備えることが必要である。
【0005】
Muttersbach等による論文は、一時停止可能なクロックによってインタフェース回路を実現する回路を開示している。情報を第1および第2のモジュール間で交換する必要がある時、これらモジュールのクロックは一時的に停止される。クロックが停止されている間、従来の非同期ハンドシェイクが用いられて情報を転送する。この非同期ハンドシェイクは2つの信号、即ち情報が利用可能である時を示す第1モジュールから第2モジュールへの要求信号と、情報が受信された時を示す第2モジュールから第1モジュールに戻される認知信号を使用する。
【0006】
Muttersbach等の一時停止可能なクロック回路は各々アービタ(相互排他素子)と反転遅延線とを備えており、この反転遅延線の出力はアービタを介してその入力にカップリングされる。この遅延線の出力からその入力へフィードバックがあると、クロックパルスが発生する。遅延線の入力信号は、クロック信号として局所同期回路に供給される。一時停止可能なクロック回路によって、クロック信号の活性部分(クロックがハイである間のクロックパルス)が常に同じ長さを有することが保証される。非活性部分(クロックがロー)は、クロックが一時停止される時、延長することができる。クロックのグリッチ(各クロック遷移間のより短い時間)が防止される。アービタによって、クロック信号が受動(ロー)である時、ハンドシェイク信号は単に交換されるだけであることが保証される。しかしながら、アービタは、準安定性の場合にそれが予測できない遅延を引き起こすという欠点を有する。準安定性は、アービタの各入力部における各遷移がほぼ同時に発生する時に起こる。この場合、これら信号の1つが通過する前に、長い時間がかかることになる。
【0007】
Muttersbach等の回路は、情報を交換する各モジュール間にその情報を一時的に記憶するためのレジスタを必要とする。これは、クロックが非活性である間にハンドシェイクが実行され、そのためモジュール自体がハンドシェイク中にデータを変更あるいは受信できないからである。前記レジスタによって、回路中に回路オーバヘッドが発生し、それが回路の応答時間を遅らせる。
【0008】
特に、本発明の目的は、局所同期回路モジュールとさらなる回路との間のデータの交換中に、局所同期回路モジュールへのクロック入力を非活性にする必要のない局所同期回路モジュールを提供することである。
【0009】
特に、本発明の他の目的は、各モジュール間の情報交換中にレジスタを必要としない局所同期モジュールを有する回路を提供することである。
【0010】
特に、本発明の他の目的は、準安定性の問題を受ける回路の使用を最小限にとどめる局所同期モジュールを有する回路を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による回路はクレーム1に記載されている。本発明によれば、発振器回路内の遅延線が各局所同期モジュール間の情報交換中に回路の活性部分を保持する。情報交換中、遅延線の出力からその入力までのカップリングは別ルートで行われ、前記遅延線は、局所同期モジュール用のクロック信号としても作動するハンドシェイク信号の生成に参画する。
【0012】
本発明による回路の実施例おいて、遅延線の出力とその入力との間のカップリングは局所経路を通って行われ、このため局所同期回路モジュールがさらなる回路と情報を交換する必要がない限り、クロック信号は自主的に生成される。情報を交換しなければならない時、カップリングが別ルートで行われ、ハンドシェイク回路を生成する。従って、情報の交換が必要でない時、局所同期回路モジュールは、最大速度で動作可能となる。
【0013】
さらなる実施例において、一時的に重複した情報交換トランザクションを使用し、例えば連続的に命令を送り、次の命令送信中に各命令に対する応答を返信することにより、情報交換が行われる。最後の命令が送られると、次の命令送信が行われない間に応答を受信する必要があることから、異なる動作が発生する。この実施例において、最後の命令が送られると、遅延線の出力とその入力との間のカップリングは局所経路を通って別ルートで行われるが、最後の応答が受信されるまで、その局所経路は不能となる。従って、情報交換が適切にタイミング設定され、新しい命令タイミングの発動が回避される。このことは、次のアドレスが付与される時に1つのアドレスのデータが返信されるメモリからのデータの読取りに有利である。この実施例によれば、データ受信のためのハンドシェイクインタフェースにより、次のメモリサイクルを開始する必要はない。
【0014】
さらなる実施例においては、命令依存の不能状態を取消すことが可能である。従って、何ら応答が必要でない場合、クロックは、応答を待つことなく直ちに最大速度で動作可能となる。例えば、メモリアクセスの場合、このようにしてクロックは、書込み動作後直ちに高速に動作でき、メモリからデータの返信が必要ある時は、読取り動作後遅延可能となる。
【0015】
別の実施例において、複数のさらなる回路が提供され、これら回路はお互い非同期的に動作することができる。この場合のために、デマルチプレクサが提供され、これにより複数のカップリングからの選択が可能となり、遅延線の出力からその入力までをカップリングする。これらカップリングの異なるカップリングにより、さらなる各回路の異なる回路とのハンドシェイクが生成される。
【0016】
別の実施例において、さらなる回路へのアクセスを共有する複数の局所同期回路モジュールが提供される。この場合、さらなる回路からのハンドシェイクは、局所同期回路モジュールのどのものとも交換することができる。アービタが使用され、ハンドシェイクがどの局所同期回路モジュールに到達するのかを仲裁する。従って、多数の局所同期回路モジュールが、さらなる回路へのアクセスを共有することができる。1つの実施例において、局所同期モジュールは、局所的にあるいはアービタと同期して遅延線の出力と入力との間のカップリングを別ルートで行うことができる。従って、局所同期モジュールは、メモリにアクセスする必要がない時最大速度で動作可能となり、メモリにアクセスする時そのクロック信号が最少量遅延される。さらに他の実施例においては、さらなる回路がメモリであり且つ交換モジュールが含まれ、メモリの前のアービタがあたかも非共有メモリであるかのように見えるようになる。従って、複数の局所同期回路モジュール、単一の局所同期回路モジュールは、同じメモリを共有することから最小量遅延される。1つの実施例においては、書込み動作が共有メモリからのデータ返信を待つ必要はない。
【0017】
当然のことながら、局所同期回路モジュールは、その遅延線およびハンドシェイクインタフェースを有する集積回路内に組み込んでもよい。局所同期回路モジュールが通信を行うさらなる回路は、同じ集積回路内に含まれてもよく、あるいは局所同期回路モジュールを有する集積回路に接続可能な別の集積回路内に設けられてもよい。
【0018】
本発明による回路の前記および他の有利な点は、添付図面を用いてさらに詳細に説明されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、第1回路10、第2回路12、ハンドシェイクインタフェース回路14および情報交換用インタフェース16を有する回路を示す。第1回路10は局所同期回路モジュール100とクロック回路102を備えている。局所同期回路モジュール100は、複数のレジスタ108および論理および/または演算回路109を備えている。レジスタ108の出力は、論理および/または演算回路109を介しレジスタ108の入力にカップリングされる。この接続により、1つ以上のレジスタ108の出力が直接または間接にその入力にフィードバックされるパイプラインおよび/またはループの連続的段階で各レジスタ108のうちの異なるレジスタを連続的に含むパイプラインが形成できる。
【0020】
クロック回路102は、レジスタ108をクロッキングするクロック入力106にカップリングされる。クロック回路102は、反転遅延線104(例えば奇数の数のインバータのカスケイドとして実施)を備えている。遅延線104の入力はクロック入力106にカップリングされる。
【0021】
局所同期回路モジュール100からのレジスタ108は、情報交換用インタフェース16を介し第2回路12にカップリングされる(必要であれば、カップリング内に一連の論理回路を含んでよい)。第1回路10の反転遅延線104の入力および出力は、ハンドシェイクインタフェースを介し第2回路12にカップリングされる。
【0022】
動作において、局所同期回路モジュール100は、従来の同期回路として設計される。即ち、動作中、直接あるいは論理および/または演算回路109による中間処理後、レジスタ108からデータ出力をロードするように、複数のレジスタ108が共通のクロック入力106を介してクロッキングされる。原則的には、データがレジスタ108から平行に出て同レジスタ108に戻る多数の異なる経路が形成される。各経路には、レジスタ108からのデータを同レジスタ108に戻すため、異なる時間間隔が必要となることがある。レジスタ108のクロッキングが可能となるクロック期間は、どのデータでもレジスタ108から出て同レジスタに戻るのに要する最大時間間隔と、レジスタ108がデータを設定しロードするのに要する時間とに対応する最小許容期間を超えるべきである。遅延線104は、この最小許容継続期間に対応する遅延を発生させる。従って、遅延線104の入力が、その出力にカップリングされると、遅延線は、必要なクロック期間を有するクロック発振を発生させる。
【0023】
クロック回路102のクロック発振を第2回路12からのハンドシェイクと同期させるように、遅延線104はハンドシェイクインタフェース14にカップリングされる。これにより、第2回路12とのデータ交換が可能となる。反転遅延線104の出力における立ち上がり信号端は、データ転送用の要求Creqとして扱われ且つ第2回路12に送られる。例えば、第1回路10から第2回路12へのデータ転送中、転送されるデータは、レジスタ108によって出力され、第1回路10と第2回路12との間の情報交換インタフェース16上で安定する。第2回路12がその要求の受信を示す時(例えば、データが第2回路にロードされる時)、認識信号Cackが、第2回路12から遅延線104の入力に送られ、遅延線104により遅延後にCreq信号が戻される。Creq信号の立ち下がりは、第1回路10がインタフェースからデータを取り除いたことを第2回路12に対して示している。次に、新しいデータがインタフェース16に搭載されることを第2回路12が示すと、認識信号Cackが下がり、遅延線104により遅延等の後Creq信号が戻される。従って、遅延線104は、局所同期回路100に対するクロックとして作動し、同時に第2回路12へのハンドシェイクインタフェースとして作動する。
【0024】
前記メカニズムは第1回路10から第2回路12へのデータ転送の観点から述べられたが、前記メカニズムは第2回路12から第1回路10へのデータ転送にも適用されることが理解されよう。
【0025】
図2は、マルチポートハンドシェイクインタフェース20にカップリングされた局所同期回路100およびクロック回路102を有する第1回路10を示す。局所同期回路モジュール100は、マルチポートハンドシェイクインタフェース20にカップリングされたセレクト出力Selを有する。マルチポートハンドシェイクインタフェース20はハンドシェイクデマルチプレクサ22を含み、このハンドシェイクデマルチプレクサ22は、局所同期回路モジュール100のSel出力にカップリングされた制御入力と、第1ポート並びに複数の第2ポート24a〜c、26とを有する。第1のポートは、遅延線104の入力および出力にカップリングされる。多数の第2ポート24a〜cが各ハンドシェイクインタフェース14にカップリングされ、ハンドシェイクインタフェース14は順次第2回路のようなハンドシェイクインタフェーシングが可能な様々なさらなる回路(図示せず)にカップリングされる。第2ポート26のうちの1つは、お互いにカップリングされた要求出力と認識入力を有する。
【0026】
動作において、デマルチプレクサ22は、第2ポート24a〜c、26のうちの選ばれた1つを介して遅延線104の出力からその入力までのカップリングを提供するように機能する。即ち、デマルチプレクサ22は、第1ポートから第2ポート24a〜c、26のうちの選ばれた1つへの信号のルートを決定する。第2ポート24a〜c、26は、制御入力selの制御の下で選ばれる。局所同期回路100が局所同期しない他の回路と情報交換を行う必要のない時、遅延線104の入力と出力との間の接続のルートが、ポートの要求出力と認識入力とを直接接続するポート26によって決定される。従って、発振器回路102が、局所同期回路モジュール100が動作可能な最大可能クロック周波数で基本的にリング発振器として発振される。
【0027】
局所同期回路モジュール100は、インタフェース16を介し通信を行う必要がある時、デマルチプレクサ22が情報を通信すべき回路(図示せず)に応じて選択された別の1つのポートを介して遅延線104の入力と出力との間でカップリングが行われる別のルートを決定するように指示する。この場合、遅延線104の出力信号は、関連ポートへのハンドシェイクインタフェース14を介して遅延線の入力信号となる。従って、局所同期回路100に印加されたクロック信号の期間が通常減少し、情報交換の速度に適応するようになる。
【0028】
図4は、2つの第2ポートを有するデマルチプレクサの実施をより詳細に示す。デマルチプレクサは、第1および第2ラッチ30、32、第1および第2ANDゲート34、36、およびORゲート38を含む。プロセッサ10の遅延線104のCreq出力は、ラッチ30、32のクロック入力に、且つANDゲート34、36の第1入力にカップリングされる。プロセッサ10の同期モジュール100のsel出力は、それぞれ反転および非反転入力を介してラッチ30、32のデータ入力にカップリングされる。ラッチ30、32のデータ出力は、デマルチプレクサ440の第2ポートの出力(Req1、Req2)にカップリングされる。ラッチ30、32は、Creqがローである時sel信号(またはその反転)を通過し、Creqがハイである時sel(またはその反転)の最後の値を保持するトランスペアレントなロータイプである。第2ポートの入力Ack1、Ack2はORゲート38の入力にカップリングされる。ORゲート38の出力は、遅延線の入力Cack、プロセッサ10の入力Creqおよび同期モジュール100のクロック入力にカップリングされる。より多数のポートが必要な場合、対応する多数のラッチ30、32を設けてもよいことが理解されるであろう。前記各ラッチは各ポートの各sel信号をラッチするものである。各sel信号は、第1回路10からのマルチラインsel出力、例えば各ポートのラインを使用することにより得られる。
【0029】
動作において、Creqがハイである時、局所同期回路モジュールは制御信号selの論理レベルを変更する。その結果、一旦Creqがローになると、新しいsel値がANDゲート34、36に送られる。その後、ANDゲート34、36の一方が、対応する出力CReq1、CReq2にCreq信号を送り、他方のANDゲートがCreq信号を妨げ、その出力Creq1、Creq2をローに維持する。認識入力Ack1、Ack2のいずれかにおけるローからハイへの移行は第1ポートの認識出力Cackに送られる。
【0030】
図3は、局所同期回路モジュール100が、メモリ42と通信するプロセッサ10の一部である回路を示す。単一メモリ42が示されているが、実際には、メモリ42は、お互い同期して作動する多数のメモリを含んでもよいし、および/またはメモリ42はキャッシュ構造を含んでもよい。図3の回路は、図2に示したような回路の具体的応用である。また、ハンドシェイクインタフェース内で特別な手段が取られることで、従来のメモリおよびプロセッサ設計の利用が可能となる。このような設計により、1クロックサイクルでメモリにアドレスが付与され、結果としてのデータがあとで返却され、一方で同時に次のアドレスがメモリに付与されるパイプラン化読み出し操作が提供される。
【0031】
図3の回路は、メモリ42、ハンドシェイクインタフェース44を含む。メモリ42は、プロセッサ10にカップリングされたアクセス/データのデータインタフェースを有する(インタフェースのアクセス部が、アドレスと、読み出し・書き込み制御信号等の任意のさらなる信号との転送を提供する)。メモリ42は、ハンドシェイクインタフェース44を介してメモリ要求入力Mreqにフィードバックされたメモリレディー出力“Ready”を有する。ハンドシェイクインタフェース44は、ハンドシェイクデマルチプレクサ440、ミュラーC要素442、ANDゲート444を含む。既知のミュラーC要素は、その両入力信号が論理1、または低論理である場合論理1、または論理0を出力し、入力信号が異なる場合その以前の出力信号値を保持するように設計される。
【0032】
デマルチプレクサ440は、プロセッサ10の発振器の遅延回路104の入力Cack、出力Creqにカップリングされた第1ポートを有する。デマルチプレクサは、それぞれが入力(Aack、Sack)および出力(Sreq、Sack)を有する第2ポートA(アクセスポート)、第3ポートS(スキップポート)を有する。デマルチプレクサ440は、プロセッサ10の同期回路100により供給された制御入力selを有する。
【0033】
動作において、プロセッサ10は2つの動作モードを有する。第1のモードはメモリ42がアクセスされないモードであり、第2のモードはメモリ42がアクセスされるモードである。第1のモードにおいては、同期モジュール100が制御信号selを出力して、デマルチプレクサ440に第1ポート(Creq、Cack)および第3ポートA(Sreq、Sack)をカップリングするように命令する。従って、遅延線104の出力Creqおよび入力CackはANDゲート444を介してカップリングされる。通常、メモリ42からのレディー信号がハイであるため、ANDゲート444は、単にCreqからCackに信号を送るだけである。その結果、CreqとCackが交互に高論理、低論理となる発振が発生し、同期モジュール100のクロック信号が生成される。遅延線104の遅延は、遅延線104、デマルチプレクサ440、ANDゲート444のカスケイドによる総遅延が、少なくとも局所同期回路モジュール100内のレジスタ間でデータを受け渡しするのに要するどの遅延時間とも同じくらい長いクロック期間になるよう設計される。
【0034】
局所同期回路モジュール100が、メモリ42にアクセスしなければならない時、インタフェース回路44に、遅延線104の出力Creqからその入力Cackまでのカップリングを別ルートで行わせる。ANDゲート444を通過する代わり、このカップリングは、ミュラーC要素を通過することになる。その結果、共通の発振器回路が存在することになり、この回路によりプロセッサ10、メモリ42の両方に1つ以上のクロックパルスが生成され、プロセッサ10とメモリ42との間のアドレス、データ等の情報転送時間が設定される。メモリ読み出し動作の場合、同期モジュール100が、アドレスおよびその後のデータ交換中、ミュラーC要素442を通してこのカップリングを保つ。書込み動作では、アドレスとデータ情報の同時交換中のみ、そのカップリングを保持するだけでよい。
【0035】
図5は、メモリアクセス中に生成された信号をより詳細に示す。まず、メモリ読み出し動作中、最初に第1モードにおいて、デマルチプレクサ440の第2ポートAの出力Areqは低論理である。メモリアクセスの開始で、同期モジュール100が、アクセス/データインタフェースを介しメモリ42にアドレス(任意的にデータも)を付与し、Creqがハイである時、制御信号selの論理レベルに同時に変化50を生じさせる。その結果、Creqがローになると、新しいsel値がANDゲート34、36に送られる。その後、selがこの値を保持する限り、Sreqはローのまま維持される。
【0036】
次のCreqのローからハイへの遷移52が、デマルチプレクサ440の出力Areqに送られる。“ready”がハイのため、このことがMreq、Aack(Mreqとして集合的に図示)およびCackでローからハイへの遷移54を導く。この遷移54で、同期モジュール100では次のクロックサイクルが開始され、メモリ42に対しては、アドレス、任意的にデータも含むアクセス情報が利用可能であり、この情報を使用するメモリ操作が必要であることが示される。このクロックサイクルにおいて、同期モジュール100はselを再び戻して、Creqデマルチプレクサ440の次の端でクロック発振器のフィードバック部を別ルートに変更し、それによりCreqのその後の遷移がANDゲート444を介して行われる。
【0037】
メモリ42は、“ready”をローにすることによりMreq上の立ち上がり端に応答して、プロセッサ10からの情報を受信したことを示す。遅延回路104を反転して遅延を決定した後、Cack上の立ち上がり端54が、CreqおよびAreq上の立ち下り端56につながる。ReadyおよびAackがローである時、ミュラーC要素442はMReq、AackおよびCackをローにして、クロックサイクルの活性部を終了させる。Mreqがローになる時間は、Areq(Creq)およびreadyのうちどちらが遅くローになるか、即ちMReq、AackおよびCackがハイである時間間隔が遅延回路104によって引き起こされる遅延より長くなるかどうかに依存することが理解されるであろう。
【0038】
Cackのローの値に応答して、遅延回路104により遅延決定後、遅延回路104はCreqおよびSreq内でローからハイへの遷移58を引き起こす。読み出しの際にデータが利用可能となると、メモリ42は“ready”においてローからハイへの遷移59を引き起こす。通常、この遷移59までの時間間隔は遅延回路104による遅延よりずっと長い。Sreqおよび“ready”の両方がハイである時、ANDゲート444によりSackおよびCackがハイになる。このことは同期モジュール100をクロッキングし、メモリ42からデータをロードする。今や“Ready”がハイであり且つselがその元のレベルに戻っているので、同期モジュール100に生成されたクロック信号の周波数は、もはやメモリ42によって決定された遅延に依存しなくなる。従って、同期モジュール100は、次のメモリ読み出し操作が要求されるまで、それ自体の局所クロックパルスを有する高速動作に戻る。
【0039】
同期モジュール100が一連の読み出し操作を実行しなければならない時、第1操作の開始時に到達したレベルでselを変更しないように維持することができる。従って、“ready”信号のローからハイへの遷移に応答して、次のMreqパルスが生成される(メモリ42がプロセッサ10より遅いと仮定する場合)。次の各Mreqパルス中、前のアドレスが読み出し操作に含まれていた場合、プロセッサ10は、前のアドレス用データを受信すると同時に、アクセス/データインタフェースに新しいアドレスを供給する。
【0040】
最後のアドレス(または単一読み出し操作の場合唯一のアドレス)に応答して受信したデータは、デマルチプレクサ440が第3ポートSを介して反転遅延線104の出力と入力との間の信号のルートをすでに定めている時に受信される。ANDゲート444がこのポートSに取り付けられているので、遅延線104の出力Creqからのローからハイへの遷移は、“ready”信号がハイになった時のみに遅延線104の入力Cackに戻される。従って、第3ポートSを介して走行する第1パルスはデータが利用可能な時のみに送られることが保証される。データが利用可能となるまで遅延を保証するために第2ポートAは使用されないので、新たなMreqパルスが生成されず、このためメモリ42が次のアドレスを受信するレディー状態に維持される。当然のことながら、多重アクセス操作は、各アクセス操作のためにselの論理レベルを前後に変化させることによっても実現可能である。
【0041】
原則的には、書込み操作のクロックパルスは、読み出し操作と同じ様に生成できる。この場合、プロセッサ10は、データがメモリ42に記憶されるまで待ち、記憶が完了するまでプロセッサクロックが遅延される。しかし、実施例では、プロセッサ10は書き込み完了まで待たず、メモリ42がいまだデータ記憶の最中では、全速で操作を再開する。
【0042】
図6は、この種の操作を支援する修正回路を示す。図3に示す構成要素に加え、図6の回路は、追加のANDゲート64、読み出しフリップフロップ62、ORゲート60を含む。追加のANDゲート64は、プロセッサ10とメモリ42との間のインタフェースから、sel信号と読み出し・書き込み制御信号を受信する。追加ANDゲート64の出力は、読み出しフリップフロップ62のデータ入力にカップリングされる。読み出しフリップフロップ62は、Cackの立ち上がり端によりクロッキングされる。読み出しフリップフロップ62のデータ出力は、メモリ42からのレディー出力とともにORゲート60にカップリングされる。ORゲート60の出力は、Sreqを第3ポートのAreqに送るANDゲート444にカップリングされる。
【0043】
従って、ANDゲート444へのレディー信号の直接カップリングが、読み出し操作がなかった場合にANDゲート444の入力を強化する間接カップリングに代替される。かくて、Sreq上のローからハイへの遷移(Creq上のローからハイへの遷移によって引き起こされる)は、読み出し操作の場合のみ遅延される。書き込み操作の場合、メモリ42へのアクセス後の第3ポートSを通過する第1パルスが、第3ポートSを通過する他のどのパルスとも同じ速さとなる。読み出し操作の場合、この第1パルスは、メモリ42の準備ができるまで遅延される。
【0044】
図3および6の説明は、“1つの深い”メモリパイプライン、即ちアドレス用データが、そのアドレス付与後の1サイクルでメモリから搬送されるものと仮定している。当然、もっと深いパイプライン型メモリが使用され、アクセス後により多数のサイクルでデータを搬送してもよい。この場合、パイプライン型データはメモリ42内に維持される。プロセッサ10が孤立的に読み出し操作を行う必要がある時、メモリ42用の十分なサイクル数のために第2ポートAが選ばれたまま維持して、データを生成しなければならない。同様に、前記説明は、単一サイクル期間のみにアドレスと共にデータが送られると仮定している。1つ以上の連続サイクルが使用される場合、プロセッサは、アドレス付与後にメモリ42の多数のサイクルのために第2ポートAが選ばれたまま維持してもよい。
【0045】
相互に非同期で動作する多数のメモリはメモリ42と平行して使用してもよい。この場合、プロセッサ10による要求Creqの認識は、アクセスされ且つデータを供給する必要のあるメモリにより制御してもよい。例えば、これはメモリの1つに対してマルチプレクサ440上のミュラーC要素442および第2ポートAをそれぞれに応じてより多く使用することで実現することができる。この場合、追加のANDゲート64、読み出しフリップフロップ62およびORゲート60が各メモリに設けられている。さらなるANDゲートが設けられ、このANDゲートは全てのORゲート60から出力信号を入力するものである。前記さらなるANDゲートの出力は、ANDゲート444およびミュラーC要素の追加入力に入力され、それにより全てのORゲートが、前の操作が読み出しアクセスでないか、またはアクセスメモリの準備ができているかのいずれかを示す場合のみ、立ち上がりパルスがこれらC要素およびANDゲートから送り出される。
【0046】
図7は、複数のメモリ70a−cを有する実施例を示す。プロセッサ10は、書き込みデータ、読み出しデータに別個のポート72、74を有する。同様に、メモリ70a−cも、書き込み、読み出しデータ用に別個のポートを有する。メモリ70a−cの読み出しデータポートとプロセッサ10の読み出しポートとの間に、読み出しデータマルチプレクサが設置される。このマルチプレクサ76は、アクセスされたメモリからプロセッサ10に読み出しデータを送る。マルチプレクサ76は、例えば、異なるメモリの読み出しフリップフロップの出力により制御してもよい。これらフリップフロップが、どのメモリが前のサイクルで読み取られたかを示すからである。しかし、当然のことながら、他の多数のマルチプレクサを制御する方法を使用してもよい。例えば、代わりに前のサイクルのsel信号を記憶する選択レジスタを使い、マルチプレクサを制御してもよい。
【0047】
前記回路は単に本発明による回路の例であることが理解されるであろう。例えば、本発明から逸脱することなく、回路の一部または全ての信号レベルの使用を反転してもよい。これに関連して、局所同期回路は遅延線の出力でクロッキングしてもよい。遅延線によって振動を引き起こさせるのに必要な反転はハンドシェイク回路に設けてもよい。また、本発明は、実施例で使われた特定種のハンドシェイクプロトコルに限るものでもない。例えば、より多数の、またはより少ない数のハンドシェイクラインを使う他のハンドシェイクプロトコルを使用してもよい。
【0048】
図示のように、局所同期回路モジュール10は、メモリでよい第2回路42と通信する。第2回路は、非同期回路、またはそれ自体局所同期回路でよく、クロック発振器回路の制御下動作し、クロック発信器経路の遅延経路は、ハンドシェイクインタフェースを通り回路モジュール10と別ルート化される従って、ハンドシェイク中に、共通のクロック発振器回路が形成される。
【0049】
図8は、それぞれがそれ自体のクロック発振器回路81a−cを有する、複数の局所同期回路モジュール80a−cを有する回路を示す。局所同期回路モジュール80a−cは、全て第2回路の同じポートを介して第2回路82にアクセスする。各局所同期回路モジュールは、局所同期回路モジュール80a−cと第2回路82との間にそれ自体のハンドシェイクインタフェース84a−cを有する。ハンドシェイクインタフェース84a−cと第2回路82との間には、アービタ回路88が含まれる。局所同期回路モジュール80a−cの情報交換インタフェースと第2回路82との間には、マルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86が含まれる。マルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86は、アービタ88により制御される。
【0050】
動作上、局所同期モジュール80a−cは、1つずつ第2回路82にカップリングされる。この時、そのクロック回路内の遅延線の出力と入力との間のカップリングは、ハンドシェイクインタフェース84a−cを介し第2回路82と別ルートで行われ、且つハンドシェイク信号が遅延線104を通って流れる。
【0051】
各局所同期モジュール80a−cは、そのクロック回路における遅延線の出力と入力との間のカップリングを、ハンドシェイクインタフェースを介し第2回路82と別ルートで行うようにすることができる。アービタ88は、第2回路82と該当の局所同期回路モジュール80a−cのハンドシェイクインタフェース84a−cとの間でハンドシェイク信号を受け渡す。局所同期回路モジュール80a−cの別の1つが、先のハンドシェイクが進行中に、第2回路とのさらなるハンドシェイクを開始しようとする場合、アービタ88は、先のハンドシェイクが完了したときのみ、第2回路82にさらなるハンドシェイクを送る。これは、例えば、先のハンドシェイクが完了したときのみさらなるハンドシェイクの要求を認識することにより行うようにしてもよい。2つ以上の局所同期回路モジュール80a−cが、同時に第2回路にアクセスしようとする時、アービタがこれら回路モジュール80a−cの1つを選び、この回路モジュールのハンドシェイクをまず送る。アービタ88は、マルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86に対し、そのハンドシェイクが送られる回路モジュール80a−cの情報交換インタフェースに、第2回路82の情報交換インタフェースを接続させる。非同期ハンドシェイクを送るアービタ回路自体は既知である。
【0052】
別の実施例において、局所同期回路モジュール80a−cの各々1つとマルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86との間に、メモリ(例えば、ラッチおよび/またはフリップ・フロップ)を設置してもよい。局所同期回路モジュール80a−cと第2回路82との間で交換される情報は、例えば、該当する局所同期回路モジュール80a―cからの要求信号に応答して、ハンドシェイク中に記憶される。これは、第2回路82が応答する前に、アービタが局所同期回路モジュール80a−cからのハンドシェイクを認識できるため有利である。この場合、アービタ82は、第2回路82と別個のハンドシェイクを開始して、その別個のハンドシェイクが第2回路82により答えられる時、メモリからの情報を交換する。
【0053】
例えば、第2回路82が、前アドレスの読み出しデータを出力するのと同じサイクルでアドレスを入力するメモリである場合、重複情報交換においてより複雑な設計が好ましくは用いられる。
【0054】
図9は、そのような回路で使用される交換モジュールを示す。交換モジュールは、第1レジスタ90、第2レジスタ92、リピータ94、シーケンサ96を含む。リピータ94とシーケンサ96は、従来の非同期回路構成要素である。基本的に、リピータ94は、繰り返しハンドシェイクを開始し、そのハンドシェイクが終了すると、別のハンドシェイクを開始するというふうに無限に繰り返す。シーケンサ96は、リピータ94から要求信号を受信すると、その左側のポートでハンドシェイクを開始する。シーケンサ96は、左側のハンドシェイクが認識されると、その右側ポートでハンドシェイクを開始する。右側のハンドシェイクが認識されると、シーケンサ96は、リピータ92からのハンドシェイクを認識する。
【0055】
第1レジスタ90は、左側ポートからの認識信号に応答して、メモリ用アドレスを記憶する。第2レジスタは、右側ポートからの認識信号に応答して、メモリからの読み出しデータを記憶する。
【0056】
1つの実施例において、この種の交換モジュールは、一方の各局所同期モジュール90a−cのそれぞれと他方のアービタ88およびマルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86との間に含まれる。
【0057】
交換モジュールにより、メモリ、マルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサ86、アービタ86の組み合せが、各局所同期回路モジュール90a−cには、まるで他の局所同期回路モジュール90a−cに共有されないメモリであるかのように見える。交換モジュールは、局所同期回路モジュール80a−cからの要求を認識し、第1レジスタ90に対応するアドレスを記憶し、メモリ92に向けハンドシェイクを開始する。次のハンドシェイクで、メモリが、そのハンドシェイクを前のハンドシェイクに応答して開始されたものと認識した時のみ、局所同期回路モジュール80a−cが認識される。その時、前のアドレスに応答して読み取られたデータが、第2レジスタで利用可能となる。
【0058】
従って、局所同期モジュール90a−c、図3および/または図6に示すそのハンドシェイクインタフェースの実施例を利用し、局所同期モジュール90a−cは、メモリアクセスが必要でない時最大速度で動作可能となり、メモリにアクセスする時そのクロック信号が最小量遅延される。メモリが、局所同期回路モジュール80a−cの1つ以上よりずっと速い場合、局所同期回路モジュール80a−cは、それらが同じメモリを共有するという事実ではほとんど遅延されない。交換モジュールと局所同期回路モジュールとの間のハンドシェイクは、アービタがアクセス許可を与える前に完了することができるからである。書き込み動作は、次のハンドシェイクとのデータの返却を待つ必要はない。
【0059】
当然、図3、図6に示すように、局所同期モジュール90a−c、それらのハンドシェイクインタフェースは、多数のポートを有してもよい。この場合、それぞれ多かれ少なかれ共有可能な多数のメモリが、異なるポートを介し平行に接続されてよい。よって、局所同期モジュール90a−c、それらのハンドシェイクインタフェースが異なるメモリにアクセスする時、クロック信号には遅延は発生しない。同様に、ポートのいくつかは、局所同期モジュール90a−c、それらのハンドシェイクインタフェースを相互に接続してもよい。従って、各局所同期回路モジュール90a−c間の通信にメモリは必要ではなく、メモリに起因する遅延は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】局所同期モジュールを有する回路を示す。
【図2】別ルート化回路を有する局所同期モジュールを示す。
【図3】局所同期モジュールとメモリを示す。
【図4】ハンドシェイクデマルチプレクサを示す。
【図5】情報交換中生成される信号を示す。
【図6】メモリを有する局所同期モジュールを示す。
【図7】複数のメモリを有する局所同期モジュールを示す。
【図8】共有第2回路を有する複数の回路モジュールを示す。
【図9】交換モジュールを示す。
Claims (10)
- クロック入力および記憶要素を有する局所同期回路モジュールであって、前記クロック入力は、前記局所同期回路モジュール内の前記記憶要素間で転送される情報の記憶をタイミング設定するために用いられる局所同期回路モジュールと、
前記クロック入力にカップリングされた入力および出力を有する遅延回路であって、前記遅延回路は、クロック発振器に組み込まれた時、少なくとも前記記憶要素間で情報を転送するのに必要な期間と同じ長さのクロック期間を保証する遅延を提供する遅延回路と、
さらなる回路と、
前記記憶要素と前記さらなる回路との間の情報転送のタイミングを設定するハンドシェイク信号を生成するハンドシェイク回路であって、前記遅延回路を備え、これによりハンドシェイクトランザクション中の前記遅延回路の入力信号が、前記遅延回路を通って走行することによりタイミング設定され、且つ前記クロック入力に付与されて前記局所同期回路モジュールをクロッキングするハンドシェイク回路と、
を備えたデジタル電子回路。 - 前記デジタル電子回路は前記局所同期回路モジュールの制御下に前記遅延回路の出力と入力との間のカップリングを別ルートで行う別ルート化回路を具備し、前記別ルート化回路は、遅延線に局所クロック発振を自主的に発生させる局所経路へのカップリングと、前記さらなる回路により同期されたハンドシェイク回路を通して、前記遅延線に前記ハンドシェイク信号を通過させるハンドシェイク経路へのカップリングを別ルートで行う、請求項1に記載のデジタル電子回路。
- 前記さらなる回路が、一時的に重複された情報交換トランザクションを使用して動作するように配置され、前記局所経路は、前記遅延回路の出力から入力への信号遷移フィードバックを不能とする不能化入力を有し、前記不能化入力は、前記さらなる回路の情報交換トランザクションの動作の間、フィードバックを不能とする前記さらなる回路の出力にカップリングされる、請求項2に記載のデジタル電子回路。
- 前記情報交換トランザクションの完了前に、前記さらなる回路による前記局所経路を介しての前記カップリングの不能化を取消す可能化回路を具備し、前記取消しは、前記局所同期回路モジュールからの命令信号の制御の下で選ばれる、請求項3に記載のデジタル電子回路。
- 前記さらなる回路は、それぞれハンドシェイクインタフェースを有する複数のユニットを備え、前記別ルート化回路は、前記ハンドシェイクインタフェースの選ばれた1つを介して前記カップリングを別ルートで行い、前記ハンドシェイクインタフェースの前記の選ばれた1つは、前記局所同期回路モジュールの制御の下で選ばれたものである、請求項2に記載のデジタル電子回路。
- 前記さらなる回路は、前記局所同期回路モジュールにカップリングされたアドレスおよびデータインタフェースを有するメモリを備え、前記記憶要素と前記さらなる回路との間の情報転送は、アドレスとデータの転送とを含み、前記別ルート化回路は、前記局所同期回路モジュールが前記メモリにアクセスする時前記ハンドシェイク経路を通って、その後前記局所経路通って前記カップリングを行う、請求項2に記載のデジタル電子回路。
- 前記さらなる回路は、前記局所同期回路モジュールにカップリングされたアドレスおよびデータインタフェースを有するメモリを備え、前記メモリは、データが利用可能であり同時にメモリが次のアドレスを受信する準備ができていることを示すレディー信号を生成するように配置され、前記ハンドシェイク経路は、活性状態にある時、前記レディー信号を前記メモリの要求入力に供給し、前記不能化入力は、前記レディー信号がデータ利用可能を示すまで前記局所経路を不能とするように配置される、請求項3に記載のデジタル電子回路。
- 前記局所同期回路モジュールは、複数の局所同期回路モジュールの1つであり、各局所同期回路モジュールは、そのクロック入力にカップリングされたそれ自体のハンドシェイク回路およびそれ自体の遅延回路を有し、前記デジタル電子回路は、前記局所同期回路モジュールと前記ハンドシェイク回路との間にカップリングされたアービタおよびマルチプレクサおよび/またはデマルチプレクサを具備し、前記アービタは、前記マルチプレクサおよび/または前記デマルチプレクサを介しての前記局所同期回路モジュールからの情報交換を伴って、前記局所同期回路モジュールのうちの異なるモジュールからのハンドシェイクトランザクションが進行する順序を仲裁するものである、請求項1に記載のデジタル電子回路。
- 前記さらなる回路は、アドレスと重複して読み出しデータを転送するメモリであり、前記デジタル電子回路は、各局所同期回路モジュール用の交換モジュールを具備し、前記交換モジュールは、メモリがあたかも他のどの局所同期回路モジュールと共有されていないように見えるように設計される、請求項8に記載のデジタル電子回路。
- クロック入力および記憶要素を有する局所同期回路モジュールであって、前記クロック入力は、前記局所同期回路モジュール内の前記記憶要素間で転送される情報の記憶をタイミング設定する局所同期回路モジュールと、
前記クロック入力にカップリングされた入力および出力を有する遅延回路であって、前記記憶要素間での情報転送に必要な時間間隔と少なくとも同じ大きさの遅延を提供する遅延回路と、
さらなる回路を接続するコネクションと、
前記記憶要素と前記さらなる回路のコネクションとの間における情報転送のタイミングを設定するハンドシェイク信号を生成するハンドシェイク回路であって、前記遅延回路を備え、これによりハンドシェイクトランザクション中の前記遅延回路の入力信号が、前記遅延回路を通して走行することによりタイミング設定され、且つ前記クロック入力に付与されて前記局所同期回路モジュールをクロッキングするハンドシェイク回路と、
を備えたシステムコンポーネント。
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