JP4401394B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク媒体の記録再生を行う光ディスク装置に関するものであり、特に再生信号のエンベロープを生成する機能を備えた信号処理の分野に属するものである。
光ディスク装置の市場が成長している現在、光ディスク装置には安定性が高く、高品質な再生信号が望まれている。光ディスク媒体から情報を抽出するにあたり、光ディスク媒体中の欠陥やごみ、あるいは指紋等が付着していると、ピックアップで抽出した信号の振幅が変化する。また、デフォーカス及びチルト等の光ディスク装置のストレス、あるいは光ディスク媒体自体の反射率や変調率等のばらつきによっても、ピックアップからの抽出した信号振幅は異なる。
そこで従来は、高品質な再生情報を提供するために2値化データを生成する前段にVGA(Variable Gain Amplifier:可変利得増幅器)を配置し、振幅値を一定にすることで安定して2値化データを生成できるようにしていた。また、ピックアップから抽出した信号のエンベロープは、ピックアップの焦点位置学習、媒体の記録・未記録判別等に使用するため検出する必要がある。しかし、VGA以降の振幅を一定化した信号からはピックアップで抽出した信号のエンベロープを再現できないため、従来の光ディスク装置はVGA前の信号からエンベロープを検出している(特許文献1参照)。
また、PRML(Partial Response Maximum Likelihood)等のデジタル信号処理技術を駆使して更に2値化データの精度を向上させるためVGA後にADC(Analog-to-Digital Converter:A/D変換器)を追加する構成が考えられる。更に、プロセスの微細化が進むとデジタル部の回路規模に比べてアナログ部の回路規模が支配的となる傾向にあるため、回路構成のデジタル化は低コスト化に繋がる。
特開2001−243714号公報
しかしながら上記のようにしてエンベロープを検出する構成を、微細化プロセスに強いデジタル回路に置き換えるとエンベロープ検出回路をアナログ回路で構成する、あるいはエンベロープ検出と2値化データ生成とにそれぞれADCを用意し、合計2つのADCを用いてデジタル化するしかなかった。その結果、アナログ部の回路規模があまり減らず高コスト化の原因になるという問題点を有していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、VGA後の信号からピックアップで抽出した信号のエンベロープを生成し、アナログ回路を削減することで低コスト化を実現できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光ディスク装置は、以下の構成にしている。すなわち、ピックアップにより抽出された情報の振幅を安定化させるための振幅制御手段と、振幅制御された信号をデジタルサンプリングするA/D変換手段と、デジタルサンプリングした信号から2値化再生信号を生成する2値化データ生成手段と、デジタルサンプリングした信号の振幅を検出する振幅検出手段と、検出したデジタル振幅からピックアップのエンベロープを抽出するエンベロープ生成手段とを備えている。また、振幅制御手段には、増幅手段(VGA)と、増幅手段の振幅増減量を決定するゲイン制御手段と、増幅手段の制御をホールドするゲインホールド手段と、増幅手段の制御を固定するゲイン固定手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、エンベロープ生成手段は、増幅手段の利得が1倍又はm倍(mは整数とは限らない)となる情報を設定するユニティゲイン制御値設定手段と、増幅手段のゲイン傾きを設定するゲイン傾き補正値設定手段とを備えており、それらの値と増幅手段の制御値とからピックアップのエンベロープを求める構成にしている。増幅手段の伝達特性が既知の場合には、伝達特性からユニティゲイン制御値とゲイン傾き補正値とを設定することができる。増幅手段の設計難易度を下げるためにある程度のばらつきを許容する場合には、ばらつき補正手順によってユニティゲイン制御値とゲイン傾き補正値とを設定する処理を施すことができる。
ばらつき補正手順を実施するにあたり、ピックアップの出力振幅が必要になるため増幅手段を介さずにピックアップの出力振幅を計測する系を備えており、所定の領域におけるピックアップの出力振幅を保持する手段を有する。なお、ピックアップ出力振幅の保持はシステムコントローラを用いてもよい。次に増幅手段の制御値を固定して増幅手段を通過させ、その状態におけるデジタル振幅値を検出する。読み取ったデジタル振幅値が保持しているピックアップの出力振幅値と等しくなるような増幅手段の制御値を探査し、それをユニティゲイン制御値として設定する。更にその状態で増幅手段の制御値を変化させていき、ピックアップの出力振幅との比が6[dB]となる制御値を求める。求めた値をゲイン傾き補正値として設定する。なお、比率に関しては必ずしも6[dB]に固定する必要はない。
本発明の光ディスク装置によれば、VGA後の信号からピックアップで抽出した信号のエンベロープを生成することができ、アナログ部の回路規模を最小限に抑えることができるため低コスト化を実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
《実施形態1》
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は光ディスク媒体、102は光ディスク媒体に記録された信号を抽出するピックアップ、103はピックアップ102が抽出した信号の振幅を増減させるVGA、104はVGA103で増減された信号をアナログデジタル変換するA/D変換器である。106は104でデジタル変換された信号の振幅を検出する振幅検出回路、105は検出した振幅が一定となるようにVGA103を制御するゲイン制御回路、107はゲイン制御回路105の出力であるVGA103の制御値と振幅検出回路106の出力である振幅値とからピックアップ102が抽出した信号と相関の高いエンベロープを生成するエンベロープ生成回路、108は2値化した再生信号を生成する2値化データ生成回路であり、109はエンベロープの大きさ判定を行い、サーボコントローラ110及びゲイン制御回路105を制御するシステムコントローラ、110はピックアップ102のフォーカス状態、トラッキング状態を制御するサーボコントローラである。また、S102はピックアップ102で抽出した光ディスク媒体101の戻り光に基づく信号、S103はS102の振幅を増減させた信号、S104はS103のデジタル化信号、S105はVGA103を制御するゲイン制御値、S106はデジタル変換された信号の振幅情報、S107はエンベロープ信号、S109aはサーボコントローラ110の制御信号、S109bはゲイン制御回路105のホールド信号、S110はフォーカス及びトラッキング駆動信号である。
図2は、ゲイン制御値S105によって振幅制御量が変化するVGA103の特性を示す特性図である。以下、256階調のゲイン制御値で−5.5[dB]から20[dB]の振幅制御が可能なVGA103を例として用いることにする。
図3は、ゲイン制御回路105の詳細な構成例を示すブロック図である。図3において、301は振幅情報の目標値を定めた振幅目標値、302は現在の振幅情報S106と振幅目標値301とを比較する比較回路、303は比較結果を平滑化するための積分回路である。ホールド信号S109bを受け取ったとき、積分回路303は現在のゲイン制御値S105をホールドする。
図4は、エンベロープ生成回路107の入出力関係を示すブロック図である。図4において、401は振幅情報S106とゲイン制御値S105とからエンベロープS107を計算する演算回路であり、振幅情報をxpa、ゲイン制御値をxg、エンベロープをyeとするとye=f(xpa,xg)の演算を実施する。なお、f(xpa,xg)は図2で示すVGA103の特性を吸収する関数が選択される。
図5は、演算回路401の詳細な構成例である。図5において、501はVGA103の利得が1倍となるゲイン制御値を設定するユニティゲイン制御値、508はゲイン制御値S105とユニティゲイン制御値501との差分を計算する減算器、502はVGA103の伝達特性における傾きを設定するゲイン傾き補正値、509は減算器508の出力とゲイン傾き補正値502との除算を行う除算器、504は除算結果を小数部S504aと整数部S504bとに分配する分配回路である。506は除算結果の小数部S504aから演算値を求め振幅情報S106に対数演算を施す対数テーブル、507は除算結果の整数部S504bから演算値を求め対数テーブル506の出力を増幅あるいは減衰させるためのビットシフト演算回路である。
図6は、除算器509の出力特性を示している。
図7(a)及び図7(b)は分配回路504の出力特性を示しており、図7(a)は整数部出力、図7(b)は小数部出力である。
図1、図2、図3、図4及び図5に沿って信号の流れとエンベロープ生成動作概要を説明する。はじめにピックアップ102で抽出された信号が、VGA103を通り、A/D変換器104でデジタル信号に変換され、振幅検出回路106で振幅を検出し、検出した振幅情報からゲイン制御回路105にてゲイン制御値S105を生成し、VGA103へS105をフィードバックする一連の流れを説明する。
ピックアップ102で抽出された信号S102は、xpなる振幅を有する信号であるとする。また、VGA103を制御するゲイン制御値S105がxgなる値を有していた場合、A/D変換器104に入力される信号S103の振幅xpaは、図2に示すVGA103の特性により、25.5/255×(xg−255×5.5/25.5)[dB]だけ増幅あるいは減衰される。ゆえにS103の振幅xpaは、
xpa=10^[25.5(xg−255×5.5/25.5)
/(255×20)]×xp
=10^[(xg−55)/200]×xp
となる。ここに、「^」はべき乗演算を表す(以下、同様である)。S103はA/D変換器104によってデジタル値へ変換されるが振幅情報は欠落しない。すなわち、振幅検出回路106で検出される振幅情報S106の振幅は、S103の振幅と同じ値xpaである。振幅情報S106は、図3で示す比較回路302に入力され、S106の振幅値を規定する振幅目標値301と比較される。比較回路302の比較結果は積分回路303で平滑化されゲイン制御値S105となる。振幅目標値301よりも振幅情報S106の方が小さい場合、VGA103のゲインを増幅させる方向にゲイン制御値S105はシフトする。一方、振幅目標値301よりも振幅情報S106の方が大きい場合はVGA103のゲインを減衰させる方向にゲイン制御値S105がシフトする。
以上のような動作を繰り返し、最終的には振幅目標値301と振幅情報S106とは等しくなり、定常状態へ遷移する。振幅目標値301の設定値をtrgとおくと、定常状態における振幅情報S106はtrgとなる。ピックアップ102で抽出したS102の振幅がばらついた場合でも上記一連の流れに沿ってS103は一定の振幅値trgを有することになる。S103が一定となることでA/D変換器104のダイナミックレンジが有効に活用でき、かつS104も安定する。安定したS104を入力とする2値化データ生成回路108は、精度の高い2値化再生信号を出力することが可能となる。
次に、エンベロープの生成に関して説明する。ピックアップ102で抽出される信号S102のエンベロープはピックアップ102のフォーカス位置学習や書き込み可能な光ディスク媒体の記録・未記録判定に用いられることがあるが、定常的な振幅を有するS103,S104及びS106から単純にエンベロープを生成した場合、フォーカス位置学習や記録・未記録判定を実施することができないことがある。しかし、ゲイン制御値S105及び振幅情報S106を入力とする図4及び図5に示すエンベロープ生成回路107を用いることで、S102相当のエンベロープを確実に検出することができる。
図4における演算回路401は、図2に示すVGA103の特性を吸収させる関数が適用される。VGA103の特性は設計者の目的に応じて適宜決定することができるため、既知である。振幅情報をxpa、ゲイン制御値をxg、エンベロープをyeとすると図2の特性を吸収する演算は、
f(xpa,xg)=1/(10^((xg−55)/200))
と決定できる。上記関数により、エンベロープyeは、
ye=xpa/(10^((xg−55)/200))
=10^((xg−55)/200)×xp
/(10^((xg−55)/200))
=xp
となり、ピックアップ102で抽出された信号S102の振幅を復元できる。なお、該処理はソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。
より詳細なエンベロープの生成について図5に沿って説明する。図2で表現されるVGAゲイン量において、ユニティゲイン制御値501としてVGAゲイン量が1倍となる値を選択する。図2の特性からユニティゲイン制御値は55[dec]であり、ゲイン制御値がxgである場合、減算器508の出力はxg−55となる。ゲイン傾き補正値502は、6[dB]変化するために要するゲイン制御値を設定するための目標であり、図2の特性から、
255[dec]:(ゲイン制御値)[dec]
=25.5[dB]:20×log10(2)[dB]
により求めることができる。すなわち、200×log10(2)となる。ゆえに除算器509の出力は、(xg−55)/(200×log10(2))となる。除算器509で演算した結果は分配回路504によって、小さなゲインを制御する信号S504aと大きなゲインを制御する信号S504bとに分配される。S504aを除算器509の小数部、S504bを除算器509の整数部とすると、回路の構成上都合がよい。小数部がxfなる値を有している場合、xpaなる値を有する振幅情報S106に対して、対数テーブル506は、その出力振幅をxltとおくと、
xlt=2^(1−xf)×xpa
なる振幅補正処理を行う。なお、除算結果の小数部xfは0≦xf<1である。対数テーブル506の出力振幅xltは、ビットシフト演算回路507によって更に振幅演算される。ビットシフト演算回路507では対数テーブル506よりも大きな振幅演算が実施され、ビットシフト演算回路507の出力をyeとおくと、除算結果の整数部がxiなる値を有している場合、
ye=2^(−(1+xi))×xlt
=xpa/2^(xf+xi)
なる振幅補正処理が実施される。xf+xiは、分配回路504の小数部と整数部とを加算したものであり、除算器509の出力結果と等しい。すなわち、
ye=xpa/2^((xg−55)/(200×log10(2)))
=10^[(xg−55)/200]×xp/2^((xg−55)
/(200×log10(2)))
=xp
となり、ビットシフト演算回路507の出力とピックアップ102の出力との振幅値は一致する。
より現実的な構成として、ゲイン傾き補正値502の設定値を200×log10(2)≒60[dec]と丸めた場合の動作を、図6、図7(a)及び図7(b)を用いて説明する。
ゲイン傾き補正値502を60[dec]に設定した場合の除算器509の出力は(xg−55)/60であり、図6で示す特性になる。除算器509の出力は、分配回路504によって整数部と小数部とに分離されるため、図6の除算結果に対する整数部S504b及び小数部S504aはそれぞれ図7(a)、図7(b)となる。小数部がxfなる値を有している場合、xpaなる値を有する振幅情報S106に対して、対数テーブル506はその出力振幅をxltとおくと、
xlt=2^(1−xf)×xpa
なる振幅補正処理を行う。その特性は、図8における実線のようになる。なお、除算結果の小数部xfは0≦xf<1である。除算結果の小数部xfを8階調で表現した場合は、図8におけるヒストグラムのようになる。xfを8階調で表現した場合、分解能が荒くなるが、図9のような構成で対数テーブル506を実現できるため、回路規模を抑えることができる。なお、小数部の階調数は設計者が回路規模を考慮して自由に決定することができる。
対数テーブル506の出力振幅xltは、ビットシフト演算回路507によって更に振幅演算される。ビットシフト演算回路507では対数テーブル506よりも大きな振幅演算が実施され、ビットシフト演算回路507の出力をyeとおくと、除算結果の整数部がxiなる値を有している場合、
ye=2^(−(1+xi))×xlt
=xpa/2^(xf+xi)
なる振幅補正処理が実施される。xf+xiは除算器509の出力結果と等しく、(xg−55)/60となる。すなわち、
ye=2^(−(xg−55)/60)×xpa
≒xp
となり、ゲイン傾き補正値502を丸めた場合でもビットシフト演算回路507の出力とピックアップ102の出力との振幅値はほぼ一致する。
以上のように、本発明の実施の形態1におけるエンベロープ生成回路107を構成することにより、VGA後の信号からでも振幅情報の抽出ができ、焦点位置学習が可能になる。また、A/D変換後の信号でエンベロープ生成回路107を構成できるということは、デジタル回路で構成可能ということを意味しており、アナログ回路で実現するよりも安価に構成することができる。
《実施形態2》
図10は、本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図10において、実施の形態1と重複するブロックは説明を省略する。実施の形態1において説明したブロックに、A/D変換器204に入力される信号をVGA203の前から取得するか、VGA203の後から取得するかを選択するセレクタ212と、ゲイン制御値を固定する目標値を定めたゲイン固定値211及びVGA203に加えられるゲイン制御値をゲイン固定値211とゲイン制御回路205の出力とのいずれかを選択するセレクタ213とが追加されている。
図11は、VGA203の伝達特性例を示す図である。Aは伝達特性の設計目標であり、それに対してBはゲインが低い方向にオフセットした特性、Cはゲインが高い方向にオフセットした特性である。Dは傾きが小さくなった場合、Eは傾きが大きくなった場合の特性を示している。
図10において、VGA203はアナログ回路で構成されており、Aに示す特性をターゲットに回路を設計した場合でも、素子ばらつき等の影響を受けて伝達特性がB〜Eに示すように変動する可能性がある。特にアナログ回路を低コスト化するほどその変動は大きくなる傾向にある。Aの設計目標に対して、B〜Eのようにばらつくと、Aの特性から求めた値では、最適なユニティゲイン制御値501とゲイン傾き補正値502とを設定することができない。
以下、図10及び図11を用いて、VGA203の特性がばらついた場合のユニティゲイン制御値501及びゲイン傾き補正値502の設定方法について説明する。
図10において、はじめにセレクタ212はピックアップ202の出力S202を選択するようにし、光ディスク媒体201においてデータが存在する所定の領域で情報を抽出する。ピックアップ202で抽出された情報はセレクタ212を通り、A/D変換器204の入力S203aとなる。S203aはA/D変換器204によってデジタル化され、振幅検出回路206で振幅情報S206が検出される。なお、検出される振幅情報はピックアップ202の出力振幅に等しい。振幅情報S206はシステムコントローラ209で読み取られピックアップ202の振幅情報として保持される。
次に、A/D変換器204の入力としてVGA203の出力を選択するようにセレクタ212を設定し、かつVGA203を制御するゲイン制御値S205としてゲイン固定値211が選択されるようにセレクタ213を設定する。セレクタ212をピックアップ202の出力が選択されるように設定した場合と同様に、光ディスク媒体201においてデータが存在する所定の領域で信号S202を抽出する。信号S202は、VGA203によって振幅の増減が行われセレクタ212を通過してA/D変換器204に入力される。なお、振幅の増減量はセレクタ213を介してゲイン固定値211によって決定される。A/D変換器204でデジタル化された情報から振幅検出回路206でVGA203を通過させた場合の振幅情報S206を検出し、システムコントローラ209で読み取る。先に保持したピックアップ202の振幅情報と比較し、VGA203の振幅が大きい場合には、VGA203で信号を減衰させるようにゲイン固定値211の値を調整する。一方、VGA203の振幅が小さい場合には、VGA203で信号を増幅させるようにゲイン固定値211の値を調整する。以上のような動作を繰り返し、保持していたピックアップ202の振幅情報と等しくなるゲイン固定値211を探査し、探し求めたゲイン固定値をユニティゲイン制御値501とすればVGA203のオフセットばらつきを吸収することができる。
ユニティゲイン制御値501が求まった後、更にゲイン固定値211をVGA203で信号を増大させる方向にシフトさせていき、逐次ゲイン固定値211に対する振幅検出回路206で検出した振幅情報S206をシステムコントローラ209で読み取る。読み取った振幅情報S206をシステムコントローラ209で保持しているピックアップ202の振幅値と比較し、その差が6[dB]となるゲイン固定値211を求めることでVGA203のゲイン傾き特性を測定することが可能となる。求めたゲイン固定値211をゲイン傾き補正値502とすれば、VGA203の傾きを吸収することができる。
ユニティゲイン制御値501及びゲイン傾き補正値502を決定した後、A/D変換器204の入力にVGA203の出力を選択するようセレクタ212を設定し、かつVGA203のゲイン制御値S205としてゲイン制御回路205の出力を選択するようにセレクタ213を設定すれば、実施の形態1で説明した内容と同じ動作を行うことが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、VGA特性調整を行うことでVGA203のスペックを緩和することができる。ゆえにアナログ回路で構成するVGA203の設計難易度を下げることが可能となり、このVGA203を安価に構成することができる。また、実施の形態1と同様にエンベロープ生成回路207を構成することにより、VGA後の信号からでも振幅情報の抽出ができ、焦点位置学習が可能になる。また、A/D変換後の信号でエンベロープ生成回路207を構成できるということは、デジタル回路で構成可能ということを意味しており、アナログ回路で実現するよりも安価に構成することができる。
本発明によれば、VGA以降の信号からピックアップのエンベロープを検出するため、回路規模を最小限に抑えたエンベロープ生成回路を構成することができ、かつVGA特性補正の処理を追加することでVGAに要望されるスペックも緩和することができるため、コストの低い光ディスク装置を構成するのに有用である。また、磁気ディスク等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図1中のVGAの伝達特性の一例を示す図である。 図1中のゲイン制御回路の構成を示すブロック図である。 図1中のエンベロープ生成回路の概要図である。 図4のエンベロープ生成回路の詳細構成を示すブロック図である。 図5中の除算器の出力の一例を示す図である。 (a)及び(b)は図5中の分配回路の出力特性の一例を示す図である。 図5中の対数テーブルの入出力関係の一例を示す図である。 図5中の対数テーブルの簡易構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図10中のVGAの伝達特性がばらつく様子を表現した図である。
符号の説明
101,201 光ディスク媒体
102,202 ピックアップ
103,203 VGA
104,204 A/D変換器(ADC)
105,205 ゲイン制御回路
106,206 振幅検出回路
107,207 エンベロープ生成回路
108,208 2値化データ生成回路
211 ゲイン固定値
501 ユニティゲイン制御値
502 ゲイン傾き補正値
504 分配回路
506 対数テーブル
507 ビットシフト演算回路
508 減算器
509 除算器

Claims (11)

  1. 光ディスク媒体上に記録された情報をピックアップによって抽出し、前記ピックアップで抽出した信号のエンベロープを検出する光ディスク装置であって、
    前記ピックアップより抽出された信号の振幅を変化させるVGAと、
    前記VGAが出力する信号をデジタル化するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段が出力する信号の振幅情報を検出する振幅検出手段と、
    前記A/D変換手段が出力する信号から2値化された再生データを生成する2値化データ生成手段と、
    前記振幅検出手段で検出した振幅情報が一定となるよう前記VGAを制御するゲイン制御手段と、
    前記ゲイン制御手段が出力する制御情報と前記振幅検出手段で検出した振幅情報とから、前記ピックアップから出力される信号のエンベロープを生成するエンベロープ生成手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記A/D変換手段の入力として前記ピックアップの出力を選択することができる入力信号選択手段と、
    前記VGAを制御する制御信号を固定するゲイン制御固定手段とを更に備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記エンベロープ生成手段は、前記VGAの特性を吸収する伝達特性を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記エンベロープ生成手段は、
    前記VGAの利得が1倍となるVGA制御値を設定するユニティゲイン制御値保持手段と、
    前記VGAにおける伝達特性の傾きを設定するゲイン傾き補正値保持手段と、
    前記VGAを制御する制御信号と前記ユニティゲイン制御値保持手段の出力との差分を計算する差分計算手段と、
    前記差分計算手段で求めた差分情報を前記ゲイン傾き補正値保持手段の出力で除算する除算手段と、
    前記振幅検出手段で検出した振幅情報と前記除算手段の計算結果とから前記ピックアップのエンベロープを算出するエンベロープ演算手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項4記載の光ディスク装置において、
    前記エンベロープ演算手段は、
    前記除算手段の計算結果を所定の比率で高い精度の振幅補正を行う制御値と、粗い精度の振幅補正を行う制御値とに配分する分配手段と、
    前記分配手段で配分した高い精度の振幅補正を行う制御値によって前記振幅検出手段で検出した振幅情報を高い精度で振幅補正する小振幅補正手段と、
    前記分配手段で配分した粗い精度の振幅補正を行う制御値によって前記小振幅補正手段で補正された信号に対して大きな振幅補正を行い前記ピックアップ出力のエンベロープを生成する大振幅補正手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5記載の光ディスク装置において、
    前記分配手段は、前記高い精度の振幅補正を行う制御値として前記除算手段の出力のうち小数部を選択し、前記粗い精度の振幅補正を行う制御値として前記除算手段の出力のうち整数部を選択することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項5記載の光ディスク装置において、
    前記小振幅補正手段は、前記高い精度の振幅補正を行う制御値を入力として対数スケールの演算を実施し、
    前記大振幅補正手段は、前記粗い精度の振幅補正を行う制御値を入力として2のn乗(nは正の整数)の演算を実施することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項5記載の光ディスク装置において、
    前記小振幅補正手段は、前記高い精度の振幅補正を行う制御値を入力とした対数スケールの演算を、2のn乗(nは負の整数)の演算器と、加算器とによって簡易的に実現するテーブルを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項4記載の光ディスク装置において、
    前記光ディスク媒体上の特定領域に存在する記録情報を前記ピックアップで抽出し、前記ピックアップで抽出した情報の振幅情報と、前記VGAの制御値を固定して得られた振幅情報とから、前記ユニティゲイン制御値保持手段の設定値と前記ゲイン傾き補正値保持手段の設定値とを決定する手段を更に備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 請求項9記載の光ディスク装置において、
    前記ユニティゲイン制御値保持手段の設定値を決定する手段として、前記光ディスク媒体上の特定領域に存在する記録情報を前記ピックアップで抽出し、前記ピックアップで抽出した情報を前記VGAを通さずに前記A/D変換手段でデジタル化し、前記振幅検出手段で検出したピックアップの振幅情報を読み取り、前記VGAの制御値を固定して前記ピックアップで抽出した信号の振幅を制御し、前記A/D変換手段でデジタル化し、前記振幅検出手段で検出した振幅情報と照合する照合手段を備え、
    前記2つの振幅情報が一致する前記VGAの制御値を前記ユニティゲイン制御値保持手段に設定することを特徴とする光ディスク装置。
  11. 請求項9記載の光ディスク装置において、
    前記ゲイン傾き補正値保持手段の設定値を決定する手段として、前記光ディスク媒体上の特定領域に存在する記録情報を前記ピックアップで抽出し、前記ピックアップで抽出した情報を前記VGAの制御値を固定して前記ピックアップで抽出した信号の振幅を制御し、前記A/D変換手段でデジタル化し、前記振幅検出手段で検出した振幅情報を読み取り、更に前記VGAの制御値を別の値に固定して前記ピックアップで抽出した信号の振幅を制御し、前記A/D変換手段でデジタル化し、前記振幅検出手段で検出した振幅情報とを照合する照合手段を備え、
    前記2つの振幅情報が所定の比率になる場合の前記VGAの制御値を前記ゲイン傾き補正値保持手段に設定することを特徴とする光ディスク装置。
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