JP4401110B2 - トイレ装置における開閉部材の着脱構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便蓋及び便座の取付けを一体的に行うことができ、しかも個別に回動させることが可能なトイレ装置における開閉部材の着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図27、図28に示すように、トイレ本体(便器)80の後側上部には機能部81が設けられている。この機能部81には、局部洗浄用ノズル82と、局部洗浄用ノズル82に温水を供給する温水タンク(図示しない)とを有する例えば衛生洗浄手段や、乾燥手段、脱臭手段等が備えられている。この機能部81の収納ケース83の前側には、収納ケース83の幅方向に渡って突出部84が設けられ、この突出部84の両側には上部が凸状となった支持台85がそれぞれ設けられている。この各支持台85に便蓋86及び便座87が着脱可能に取付けられる。
図28に示すように、便蓋86の両側の基端部88の各内側壁には、その軸心を同じとして便座87の両側の基端部89の各外側壁がそれぞれ当接している。
【0003】
また、便座87の両側の基端部89の各内側壁には、取付け部90が便座87の両側の基端部89の軸心方向中央に向かって突出した状態でそれぞれ設けられている。この取付け部90は、下部が凹状となって支持台85に嵌合可能な固定部91と、この固定部91を覆うロックカバー92とを有している。また、この固定部91とロックカバー92との接続部分には、便蓋86及び便座87の各基端部88、89を軸心方向にスライド可能な開閉軸(図示しない)が取付けられ、この開閉軸により取付け部90が便座87の基端部89に対して回動可能になっている。これにより、この取付け部90を、便座87の両側の基端部89の軸心方向にスライドさせることで、便蓋86と便座87とを一体化したり、また分離したりできる。
【0004】
このように構成することで、支持台85に固定部91が嵌め込まれた後は、ロックカバー92によって支持台85と固定部91とを覆うことで、支持台85と固定部91とを一体的に固定できるので、支持台85と固定部91との嵌合状態が維持される。なお、例えば左側の開閉軸に便蓋86を固定し、右側の開閉軸に便座87を固定することで、便蓋86及び便座87の開閉時における軸心を同一にでき、しかも個別に開閉できる。このとき、この便蓋86及び便座87のいずれか少なくとも一方からなる開閉部材を、収納ケース81の突出部84内の両端部にそれぞれ配置された開閉制御ユニット93の回動軸(図示しない)と係合させ、開閉部材の開閉制御を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−258003号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトイレ装置における開閉部材の着脱構造を適用すれば、各取付け部が便座の基端部の軸心方向中央に突出した状態にあるため、この各取付け部を固定する支持台は、2つの取付け部の間隔に対応して設けられなければならない。これにより、支持台が両側に配置される突出部の大きさは、2つの支持台の間隔に影響されるため、2つの取付け部の間隔が狭くなれば、それに伴って収納スペースが狭くなり、収納ケース内に配置できる各ユニット(例えば、温風ユニット、脱臭ユニット等)の設置スペースが制限される。また、特に開閉制御ユニットを収納ケース内に配置する場合は、収納ケース内のスペースを有効利用できない。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、便蓋及び便座の基端部をコンパクトにして収納ケース内のスペースを有効利用すると共に、便蓋及び便座を一体化した状態で容易に着脱でき、しかも便蓋と便座とを容易に分離可能なトイレ装置における開閉部材の着脱構造を提供することを目的とする。
【0008】
第1の発明では、トイレ本体の後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け、前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、前記便座基端部の両側に夫々第1、第2の便蓋用回動ガイドを設け、第1の便蓋用回動ガイドは実質的にU字状となった開口部を有する略リング形状とし、第1の便蓋用回動ガイドに取付けられる便蓋の基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、双方の開口部及び便座の基端部の開口部が便座及び便蓋を重ねた状態で一致するよう設けた。このように、第1、第2の係合部を回転させ、便座の基端部に設けた開口部と、第1、第2の係合部に設けた開口部が一致するようにすれば、回動軸から便座を取り外すことが出来る。また、必要最小限の部品により、便蓋及び便座を一体化した状態で容易に着脱でき、しかも便蓋と便座とを容易に分離できるので、経済的であると共に、製造時における作業工程の増加も抑制でき作業性が良好となる。開閉部材である便座が第1、第2の回動軸と同軸に便蓋が回動自在に取り付くことが可能となり、便蓋及び便座が一体的に着脱可能となる。
【0013】
の発明では、トイレ本体の後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け、前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、前記第1の係合部材若しくは第2の係合部材と共働で第1の係合部材若しくは第2の係合部材の回動を防止するためのロック部を前記機能部の外郭をなす収納ケースに設けた。これにより、第1の係合部材と第2の係合部材とロック部により、回動を防止できる。
【0014】
の発明では、第の発明に加え、前記第1の係合部材若しくは第2の係合部材と共働で第1の係合部材若しくは第2の係合部材の回動を防止するための前記ロック部を設けたロック部材を前記機能部の外郭をなす収納ケースと一体に設けた。これにより、ロック部の破損の際に、ロック部材のみの交換で済む。
【0016】
の発明では、トイレ本体の後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け、前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、前記第1、第2の回動軸のいずれか一方若しくは両方に脱着可能に係合する回動力を伝達する出力軸を、前記便座及び便蓋基端部一端若しくは両端に設け、前記出力軸は前記回動軸と係合が外れることにより、前記出力軸は軸心中央方向にスライド可能に構成した。これにより、便蓋及び便座を回動軸から取り外し、出力軸をスライドとすることで、便蓋及び便座が分離可能となる。また、便蓋及び便座が回動軸に取付いている場合は、スライドはできなく、便蓋及び便座は分離ができない。
【0019】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0020】
図1は本発明の一実施の形態に係るトイレ装置における開閉部材の着脱構造を適用した便蓋及び便座の取付け状態を示す説明図、図2、図3はそれぞれ同着脱構造を適用した便座の基端部の説明図、図4、図5はそれぞれ同着脱構造を適用した便蓋の基端部の説明図、図6の(A)、(B)は開閉制御ユニットの取付位置を説明するための分解斜視図と断面説明図、図7の(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した第1の係合部材の説明図、図8(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した第1の係合部材と係合するキャップの説明図、図9の(A)、(B)、(C)はそれぞれ便蓋及び便座の第1の回動軸からの第1の係合部材の固定解除時、固定時、固定時の便蓋、便座が閉位置における図1のa−a矢視断面図、図10は同着脱構造を適用した便蓋と便座との分離時の説明図、図11は同着脱構造を適用した第2の係合部材の説明図、図12の(A)、(B)はそれぞれ便蓋及び便座の第2の回動軸からの着脱時、固定時における図1のb−b矢視断面図、図13〜図18はそれぞれ同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図、図19の(A)〜(E)は、それぞれ便蓋及び便座の第2の回動軸への取付時における取付手順図、図20はロータンク衝突音防止材の説明図、図22は、本発明の一実施の形態に係るトイレ装置における開閉部材の着脱構造を適用したトイレ本体の透視斜視図、図23、図24はそれぞれトイレ本体の外部からの侵入水や内部の結露水を適切に排水する排水部材の説明図、図21はロータンクふたズレ防止部材の説明図、図25は本発明の一実施の形態の係るトイレ装置における開閉部材の配線説明図、図26は発光部材に取り付けられる遮蔽部材の説明図である。
【0021】
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るトイレ装置における開閉部材の着脱構造10は、トイレ本体(図20の100参照)の後側に設けられた機能部11の収納ケース12の前部に、収納ケース12の幅方向に渡って突出部13が設けられ、この突出部13内の両側端部に第1、第2の開閉制御ユニット14、15がそれぞれ配置され、第1、第2の開閉制御ユニット14、15にそれぞれ備えられた便座用の回動軸である第1、第2の便座用回動軸16、17に、それぞれ開閉部材を構成する便蓋18の各基端部19、20及び便座21の各基端部22、23を一体的に着脱可能に取付け、便蓋18及び便座21を個別に回動させて開閉制御するための構造である。
以下、詳しく説明する。
【0022】
第1、第2の開閉制御ユニット14、15は、開閉部材の開閉及び開のいずれか一方を電動によって行う減速機付きモータを備えたもの、又は、開閉部材が開状態から閉状態へと回動する速度をゆっくりな速度に制動するソフト閉止機構(ダンパー機構の一例)を備えたものでもよく、減速機付きモータとソフト閉止機構を組合せたものでもよい。この減速機付きモータは、駆動モータ(例えば、DCブラシモータ、ACモータ、ステッピングモータ等)、伝達歯車、遊星歯車機構、トルクリミッタ機構、角度検知センサ等を有するものである。これにより、第1、第2の開閉制御ユニット14、15は、駆動モータの回転力が伝達歯車により減速され、最終段の遊星歯車機構に伝達され、トルクリミッタ機構を介して第1、第2の回動軸16、17に伝達される。次に、第1、第2の開閉制御ユニット14、15の第1、第2の回動軸16、17の回動が開閉部材に伝達され、開閉部材が開閉される。
なお、回転方向の検出は、第1、第2の回動軸16、17に設けられた多極磁着された磁石とホールIC、又はスリットとフォトインタラプタによる2相出力のエンコーダにしてもよいし、ポテンシオメータによる角度情報から回転方向を判断してもよい。また、ソフト閉止機構は、オイルの粘性を利用したもので、弁の働きによりダンパー力を発生させるものである。
【0023】
第1、第2の開閉制御ユニット14、15の第1、第2の回動軸16、17は、それぞれ突出部13から収納ケース12の幅方向(左右方向)に突出しており、第1、第2の回動軸16、17の先端部はそれぞれ実質的に断面小判形状となっている。なお、この実施の形態においては、左側(一方側)に配置された第1の回動軸16が便蓋18の開閉を行い、右側(他方側)に配置された第2の回動軸17が便座21の開閉を行なう。図1、図2の(A)、(B)、図3の(A)、(B)に示すように、便座21の左側の基端部22には、その形状が実質的に字状となった第1の便蓋用回動ガイドとなる嵌入部24が設けられ、便座21の右側の基端部23には、その形状が実質的に円形となった第2の便蓋用回動ガイドとなる嵌入部25が設けられている。なお、各嵌入部24、25は、それぞれ便座21の基端部22、23の軸心方向外側に突出して設けられている。
【0024】
また、図1、図4、図5に示すように、便蓋18の左側の基端部19には、その形状が実質的にC字状となった所定の深さを備える嵌合部26が設けられ、便蓋18の右側の基端部20には、その外殻形状が半円形となった所定の深さを備える嵌合部27が設けられている。
なお、各嵌合部26、27は、それぞれ便蓋18の基端部19、20の軸心方向内側に設けられている。この各嵌合部26、27の深さは、便座21の各基端部22、23の各嵌入部24、25を、その軸心を同じとする便蓋18の各基端部19、20の内側にある各嵌合部26、27にそれぞれ回動可能に嵌め込み配置した場合、その位置にズレが発生しない深さであれば問題ない。
【0025】
この便蓋18の左側の嵌合部26内には、実質的にU字状に開口したカラー部28が、開口位置を嵌合部26の開口位置に合わせて固定され、第1の回動軸16の先端部と係合可能になっている。一方、右側の嵌合部27内には、実質的に円形に開口したカラー部29が固定され、便蓋18に対して第2の回動軸17の回転が伝達されないようになっている。
これにより、この便蓋18の左側の嵌合部26に便座21の左側の嵌入部24を配置した後、便蓋18の右側の嵌合部27に便座21の右側の嵌入部25を配置して回動自在に固定することで、便蓋18と便座21とを一体的にでき、しかも個別に回動できる。なお、左側の嵌入部24及び嵌合部26の各開口位置は、便蓋18と便座21とを重ね合わせた場合に同じ位置になるように設けられている。これにより、この開口位置から、第1の回動軸16に便蓋18及び便座21を一体的に着脱できる。
【0026】
図6の(A)、(B)に示すように、第1、第2の開閉制御ユニット14、15は収納ケース12の内側からそれぞれ収納される。後述説明する、回動軸16の軸受け及び係合固定部材としての役割をもつキャップ45は、収納ケース外側から取付けられる。この際、キャップ45は収納ケース12の突出部13の側壁に嵌め込まれ固定される。
回動軸16は、第1の開閉制御ユニット14と別体で構成され、キャップ45の軸受け部としての貫通穴47に挿入し第1の開閉制御ユニット14と係合可能となる。
キャップ45の貫通穴47には、回動軸16の収納ケース外側軸心方向への抜け止め防止用として三角状の傾斜突起45aが数個所に設けられ、回動軸16の挿入後、回動軸16の全周に設けられた略断面三角状の傾斜突起16aにより抜け止めが可能となる。
【0027】
図1、図7〜図11に示すように、便座21の各基端部22、23の内側には実質的にU字状となった開口部30、31を備えた第1、第2の係合部材32、33がそれぞれ設けられている。
【0028】
図1、図7の(A)、(B)、図8の(A)、(B)、図9の(A)、(B)、(C)に示すように、第1の係合部材32は、本体34の形状が実質的に円形となっており、その本体34の左側(一方側)から軸心方向外側に突出した円形の摺動部35と、本体34の周辺部から軸心方向と実質的に直交する方向に突出したレバー部36と、周辺部に設けられた第1の係止部37、第3の係止突起43とを有している。なお、第1の係止部37と第3の係止突起43とは、互いに異なる位置に設けられている。
この摺動部35は、便座21の左側の基端部22に設けられた嵌入部24に、便座21の基端部22の軸心方向内側から回動可能に嵌め込まれた後、その先端部にフック部39を取付けることで、便座21から第1の係合部材32が外れることを防止している(図2参照)。また、レバー部36は、第1の係合部材32の回動を行なうためのもので、これにより操作性が良好になる。
【0029】
そして、第1の係止部37は薄板状の支持部40と、この支持部40の先端部に設けられた突起部42とを有している。なお、第1の係止部37の支持部40は、第1の係合部材32の本体34の外殻形状に沿って湾曲して設けられている。ここで、第1の係止部37の突起部42は、軸心側に向かって突出しており、また、第3の係止突起43も、第1の係合部材32の本体34の軸心に向けて突出した状態で設けられている。
【0030】
第1の係合部材32の本体34の右側(他方側)は、前述の収納ケース12の突出部13の側壁に嵌め込まれ固定されたキャップ45の側部に、回動可能に嵌め込まれる。このキャップ45の上端部には、斜辺を備えた溝部(第1の固定部の一例)46が設けられ、この溝部46に第1の係止部37の突起部42が固定可能な構成となっている。
キャップ45は、第3の係止部38は薄板状の支持部41と、この支持部41の先端部に設けられた突起部43とを有している。なお、第3の係止部38の支持部41は、キャップ45の外周によりも突出してして設けられている。第1の係合部材32の本体34の係止突起43と第3の係止部38で固定可能な構成となっている。
また、前述のようにキャップ45の中央には貫通孔47が形成され、第1の回動軸16が回動可能に貫通している。なお、第1の係止部37の各支持部40は弾性変形可能であり、常時は突起部42を軸心方向へ押圧するように、なっており、また突起部43を外側へ押出すようになっている。
【0031】
図9の(C)に示すように、便座21、便蓋18が閉位置の場合において開口部30が水平方向で開口するため、第1の係合部材32と便蓋18のカラー部28が回動軸16との嵌め込み解除を防止するために、第1の係合部材32の本体34に設けられた、抜け止め防止突起34aとキャップ45に設けられた、抜け止め防止受部45bが係合し、便座21、便蓋18が閉位置での嵌め込み解除を防止する。
【0032】
図1、図10、図11に示すように、第2の係合部材33には、部品収納筒48と、出力軸49と、ねじりばね50(コイルばね)とを有するばね機構が備えられている。
ねじりばね50は、便座21を開状態の方向に付勢する状態で、一端部が部品収納筒48に設けられた取付け穴51に挿入され、他端部が出力軸49に設けられた取付け穴52に挿入されている。この部品収納筒48と出力軸49との摺動部分にはOリング53が設けられ、部品収納筒48と出力軸49とで形成される空間内に水分が浸入することを防止している。なお、ねじりばね50による付勢力は、便座21の自重によって便座21が閉状態を維持できる程度の力となっている。
【0033】
また、図3、図11に示すように、第2の係合部材33の部品収納筒48の周囲にはリブ54が設けられ、しかも第2の係合部材33が回動自在に嵌入する便座21の右側の基端部23の一部には切欠き部55が設けられ、切欠き部55からリブ54が常時露出する構成となっている。
【0034】
第2の係合部材33の出力軸49には、左側(一方側)にU字状の切欠きが形成され、第2の回動軸17に対して上方より嵌め込み係合させることが可能である。これにより、出力軸49は第2の開閉制御ユニット15の第2の回動軸17に対して回転不能に固定される。一方、出力軸49の右側(他方側)は、第2の係合部材33の部品収納筒48から突出しており、基部が断面円形、先部が断面セレーション形状となっている。断面セレーション形状は、外径形状を円形としているため、この先部は、便蓋18の右側の基端部20のカラー部29に回動自在に嵌め込まれる。セレーション形状の歯数を一部異形状、若しくは、一部歯数の幅を広くすることにより後述の抜け止め部56と嵌め込む際の位置決めが可能となり係合される。
この抜け止め部56は、その形状が実質的にL字状となっており、第2の係合部材33を載置してスライド可能にするガイドで構成されている。この抜け止め部56の一片部には、第2の係合部材33の出力軸49と係合する貫通孔57が設けられ、その外側周辺部には、便座21と係合するための4つの突出部58が等角度に設けられている。
貫通穴57は、嵌め込まれる出力軸49の先部と同様に断面セレーション形状であり、セレーション形状の歯数を一部異形状、若しくは、一部歯数の幅を広くしている。
また、他片部の中央部には、第2の係合部材33を便座21の基端部23の軸心方向中央部にスライドさせた場合に、リブ54と当接可能なストッパー部59が設けられている。
【0035】
なお、図3の(A)に示すように、便座21の右側の基端部23の内側側壁には、抜け止め部56の突出部58が嵌め込まれる凹部60が形成されている。従って、便座21の右側の基端部23へ第2の係合部材33を固定する場合、図11に示すように、まず抜け止め部56の貫通孔57に第2の係合部材33の出力軸49を係合させ、抜け止め部56の突出部58を便座21の右側の基端部23に設けられた凹部60に嵌め込む。次に、抜け止め部56の柱片に設けられた固定穴61と基端部23に設けられた固定穴61aにて便座21の基端部23を挟み込み、ねじ止固定することで、便座21の右側の基端部23の内側に第2の係合部材33を配置できる。
これにより、第2の係合部材33を便座21の基端部23の軸心方向にスライド可能にすると共に、便座21の右側の基端部23からの第2の係合部材33の脱落が防止される。
【0036】
また、図1、図10〜図12に示すように、第2の係合部材33の部品収納筒48の側壁には、第2の回動軸17に対して回動するロック部62が、回動自在に設けられている。このロック部62は、本体64の外殻形状が実質的に円形となっており、その周辺部には、本体64の周辺部から軸心方向と実質的に直交する方向に突出したレバー部65と、第2の係止部66とを有している。この第2の係止部66は、薄板状の本体64の先端部に設けられた突起部68とを有しており、突起部68は軸心に向かって突出している。
第2の開閉制御ユニット15の外郭ケースは、収納ケース12の幅方向に一部突出部15aがあり、突出部は断面略小判状である。突出部15aの一端と第2の係合部66の突起部68が係合し固定可能となる構成となっている。なお、第2の係止部66の本体64が薄板状であるため弾性変形可能であり、常時は突起部68を軸心方向へ押圧するようになっている。
部品収納筒48は挟み込み部48aを有し、収納ケース12から突出した第2の開閉制御ユニット15の外郭ケースの突出部15aに嵌まり込む。よって第2の係合部材33の出力軸49のみが便座21と共に回動し、その他の部分は固定された状態になる。
【0037】
このように構成することで、第1、第2の係合部材32、33の開口部30、31を第1、第2の回動軸16、17にそれぞれ嵌め込んだ後は、第1の係合部材32を第1の回動軸16に対して回動させ、第1の係止部37の突起部42を収納ケース12のキャップ45に設けられた溝部46に係合すると、キャップ45に設けられた第3の係止部38の突起部43が第1の係合部材32の本体34に設けられた第3の係止突起43を乗り越え固定される。
そして、ロック部62を第2の回動軸17に対して回動させ、第2の係止部66の突起部68を、収納ケース12の幅方向に一部突出する第2の開閉制御ユニット15の外郭ケースの突出部15aの一端と係合し固定することができる。
【0038】
これにより、第1、第2の係合部材32、33の各開口部30、31に第1、第2の回動軸16、17を回動自在に固定すると共に、第1の係合部材32及びロック部62の回動を防止する。なお、使用にあっては、例えば第1の開閉制御ユニット14を作動させ、第1の回動軸16と係合し、しかも第2の回動軸17に対して回動自在に固定された便蓋18を、閉状態から開状態へと回動させる。なお、第1の回動軸16は便座21に対して回動自在に固定されているので、便座21の軸は回動しない。
【0039】
次に、第2の開閉制御ユニット15を作動させ、第2の回動軸17と出力軸49及び抜け止め部56を介して係合し、しかも第1の回動軸16に対して回動可能となった便座21を、閉状態から開状態へと回動させる。なお、第2の回動軸17は、便蓋18に対して回動自在に固定されているので、便蓋18の軸は回動しない。
【0040】
続いて、前記したトイレ装置における開閉部材の着脱構造10を使用し、機能部11の収納ケース12からの便蓋18及び便座21の取外し方法、収納ケース12への便蓋18及び便座21の取付け方法について説明する。
【0041】
まず、図13に示すように、便蓋18及び便座21を開状態にする。このとき、図14に示すように、便座21の左側の基端部22から第1の係合部材32のレバー部36、右側の基端部23からロック部62のレバー部65がそれぞれ確認される。なお71は便座21と機能部11とを接続するコードである。
ここで、図15の(A)、(B)に示すように、各レバー部36、65をそれぞれ上方に移動させることにより、各開口部30、31を開放状態にすることができる。
【0042】
次に、図16の(A)、(B)に示すように、便蓋18及び便座21を一緒に収納ケース12の上方に持ち上げ、第1、第2の係合部材32、33の各開口部30、31から第1、第2の回動軸16、17を取外す。そして、図17に示すように、切欠き部55から露出した第2の係合部材33のリブ54を使用して、第2の係合部材33を便座21の基端部23の軸心方向中央部にスライドさせ、出力軸49の先端部を便蓋18の右側の基端部20のカラー部29から引き抜く(図1、図11参照)。
これにより、図18に示すように、便蓋18の右側の基端部20に設けられた嵌合部27から、便座21の右側の基端部23に設けられた嵌入部25を外し、続いて、便蓋18の左側の基端部19に設けられた嵌合部26から、便座21の左側の基端部22に設けられた嵌入部24を抜取り、便蓋18と便座21との分離を行なう。
【0043】
続いて、便蓋18及び便座21の収納ケース12への取付け方法について説明する。
【0044】
まず、便蓋18の左側の基端部19に設けられた嵌合部26に、便座21の左側の基端部22に設けられた嵌入部24を嵌め込んだ後、便蓋18の右側の基端部20に設けられた嵌合部27に、便座21の右側の基端部23に設けられた嵌入部25を嵌め込む。これにより、便蓋18の基端部19、20と便座21の基端部22、23との軸心を同一にできるので、切欠き部55から露出した第2の係合部材33のリブ54を使用して、第2の係合部材33を抜け止め部56に沿って便座21の基端部23の軸心方向端部へスライドさせ、第2の係合部材33の出力軸49の先端部を便蓋18のカラー部29に嵌め込み、便蓋18と便座21とを個別に回動可能に一体化する。そして、便蓋18及び便座21を重ねた状態で収納ケース12の上方から降ろし、第1、第2の回動軸16、17に第1、第2の係合部材32、33の各開口部30、31を嵌め込む。
また、第1の係合部材32は回動自在のため回動軸へ嵌め込む際に第1の契合部材32の本体34の傾斜部34bにて回動軸に誘引しつつ軸芯に嵌め込むことが可能となる(図9 参照)。
【0045】
便座21が垂直状態でも開方向に力を持たせるため図19の(a)の示すように、回動軸17に第2の係合部材33を嵌め込む際、係合部材33の部品収納筒48に設けられた挟み込み部48aと第2の開閉制御ユニット15の突出15aは、若干ズレてしまっているが図19の(a)から(h)までの挿入順序のように内部のねじりばねが捩れつつ嵌め込まれ、垂直状態でも、開方向に力がかかり、閉状態になるにつれてばねの開方向への力が強くなっていく。
【0046】
第1、第2の係合部材32、33の各開口部30、31を第1、第2の回動軸16、17にそれぞれ嵌め込んだ後、各レバー部36、65をそれぞれ下方に移動させる(図9の(B)、図12の(B)参照)。これにより、第1の係合部材32を第1の回動軸16に対して回動させ、第1の係止部37の突起部42を収納ケース12のキャップ45に設けられた溝部46に係合すると、キャップ45に設けられた第3の係止部38の突起部43が第1の係合部材32の本体34に設けられた第3の係止突起43を乗り越え固定され、またロック部62を第2の回動軸17に対して回動させ、第2の係止部66の突起部68を、収納ケース12の幅方向に一部突出する第2の開閉制御ユニット15の外郭ケースの突出部15aの一端と係合し固定することができる。
【0047】
以上の操作により、便蓋18及び便座21の収納ケース12への取付けが完了する。なお、各レバー部36、65をそれぞれ下方に移動させることを忘れた場合でも、便座21を開状態から閉状態へと回動させることで、便座21の各基端部22、23が各レバー部36、65にそれぞれ当接した状態で、各レバー部36、65を便座21と共に下方へ押し下げることができる。このため、各レバー36、65の操作忘れを防止することができる。
【0048】
図20に示すように、第1、第2の開閉制御ユニット14、15の便蓋18開動作において、トイレ本体後部に設けられた、ロータンクへの当たり音防止のために、衝突音防止材120を両面テープにてロータンクに設置することで当たり音を防止できる。衝突音防止材120は、弾性部材やゴム材料であってもよい。
【0049】
図21に示すように、第1、第2の開閉制御ユニット14、15が便蓋18開動作において、便蓋18がトイレ本体後部に設けられた、ロータンクのタンクふたに当たった場合、ふたのずれを防止のため、タンクふたとロータンク本体の設置面にズレ防止材121を両面テープにて設置することで、ずれを防止できる。ズレ防止材121は、弾性部材やゴム材料であってもよい。
【0050】
図22に示すように、本実施例の第1、第2の開閉制御ユニット14、15は局部衛生洗浄装置に設置が可能である。
局部衛生洗浄装置は、給水源から供給された水を機能部11内の熱交換器(図示なし)にて温水にし、洗浄用のノズル101から、局部へ噴出する構造となっている。
前記局部衛生洗浄装置には、給水源からの水の異物(ごみ等)を機能部内の侵入させないためのフィルタと、局部衛生洗浄装置内の水抜き用の栓を兼用しているフィルター付き水抜き栓102を本体側面に設けている。
使用者が不用意に前記フィルター付き水抜き栓102を外さないように、全体を覆うカバー103を脱着可能に取り付けている。
【0051】
図1、図22の示すように突出部13と第1、第2の開閉制御ユニット14、15の取付け部には勘合取付けとなっており、第1の開閉制御ユニット14の下部には、温風ヒータや便座ヒータ等のAC電源を制御する、AC制御ユニット106が設置され、第2の開閉制御ユニット15の下部には、温風ユニット104、脱臭ユニット105が設置されている。
【0052】
図23に示すように温風ユニット104は、温風モータ115、温風ヒータ116、温風ケース117で構成され、脱臭ユニットは、脱臭の触媒113、触媒ケース114、脱臭モータで構成され、温風ユニット上部に収納ケース12の斜面に略同一角度にて取付けられる。
前記嵌合取付けにて、トイレ本体外部からの水の進入の際に前記開閉制御ユニットの下部に設置されていユニット類に被水を防止し、適切な排水経路にて排水させるため、排水トイ118が両面テープ119にて脱臭モータ斜面に取付けられる。排水トイ118は1枚の薄板状であり、折り部118aで折り込むことが可能で、排水部118bから便器内へ排水される。
【0053】
図24に示すようにAC制御ユニット106は、基板ケース109、AC基板108で構成され、AC制御ユニット106は基板ケース109の底面を収納ケース12の斜面に略同一角度にて取付けられる。基板ケース109の底面には、排水経路を誘引する排水リブ109aが設けられており、排水リブ109aに沿って排水トイ110が両面テープ111にて取付けられ、排水部109bから便器内に排水される。
【0054】
図25に示すように、収納ケース12には第1、第2の開閉制御ユニット14、15が電動開閉装置の場合、収納ケース12に収納されている開閉装置と機能部11に設けられた制御ユニット107への配線が長くなってしまうため、制御ユニット107との配線を中継ハーネス123を利用することで、配線構成の簡素化ができる。
【0055】
図26に示すように、制御ユニット107に設けられた動作表示部は、LEDなど発光し外部へ表示している。隣り合う発光部の光漏れを防止するために遮断部材126をホルダー127に設けた。
【0056】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のトイレ装置における開閉部材の着脱構造を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。前記実施の形態においては、ばね機構を便座のみに備えた場合について説明したが、便蓋のみに備えることも、また便蓋及び便座にそれぞれ備えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトイレ装置における開閉部材の着脱構造を適用した便蓋及び便座の取付け状態を示す説明図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した便座の基端部の説明図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した便座の基端部の説明図である。
【図4】同着脱構造を適用した便蓋の基端部の説明図である。
【図5】同着脱構造を適用した便蓋の基端部の説明図である。
【図6】(A)、(B)は開閉制御ユニットの取付位置を説明するための分解斜視図と断面説明図である。
【図7】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した第1の係合部材の説明図である。
【図8】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した第1の係合部材と係合するキャップの説明図である。
【図9】(A)、(B)、(C)はそれぞれ便蓋及び便座の第1の回動軸からの第1の係合部材の固定解除時、固定時、固定時の便蓋、便座が閉位置における図1のa−a矢視断面図である。
【図10】同着脱構造を適用した便蓋と便座との分離時の説明図である。
【図11】同着脱構造を適用した第2の係合部材の説明図である。
【図12】(A)、(B)はそれぞれ便蓋及び便座の第2の回動軸からの着脱時、固定時における図1のb−b矢視断面図である。
【図13】同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図14】同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図15】同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図16】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図17】(A)、(B)はそれぞれ同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図18】同着脱構造を適用した便蓋及び便座の取外し方法の説明図である。
【図19】(A)〜(E)は、それぞれ便蓋及び便座の第2の回動軸への取付時における取付手順図である。
【図20】本発明の一実施の形態に係るトイレ装置における開閉部材の着脱構造を適用したトイレ本体の透視斜視図である。
【図21】排水部材の説明図
【図22】排水部材の説明図
【図23】ロータンク衝突音防止材の説明図
【図24】ロータンクふたズレ防止部材の説明図である。
【図25】本発明の一実施の形態の係るトイレ装置における開閉部材の配線説明図であり、(A)、(B)はそれぞれ装置全体、内機の斜視図である。
【図26】発光部材に取り付けられる遮蔽部材の説明図である。
【図27】従来例に係るトイレ装置の斜視図である。
【図28】従来例に係るトイレ装置の機能部の説明図である。
【符号の説明】
10…トイレ装置における開閉部材の着脱構造、11…機能部、
12…収納ケース、13…突出部、14…第1の開閉制御ユニット、
15…第2の開閉制御ユニット、15a…突出部、
16…第1の回動軸(第1の便座用回動軸)、16a…傾斜突起、
17…第2の回動軸(第2の便座用回動軸)、
18…便蓋、19…基端部、20…基端部、21…便座、
22…基端部、23…基端部、
24…嵌入部(第1の便蓋用回動ガイド)、
25…嵌入部(第2の便蓋用回動ガイド)、
26…嵌合部、27…嵌合部、28…カラー部、29…カラー部、
30…開口部、31…開口部、
32…第1の係合部材、33…第2の係合部材、
34…本体、34a…抜け止め防止突起、34b…傾斜部、
35…摺動部、36…レバー部、
37…第1の係止部、38…第3の係止部、
39…フック部、40…支持部、41…支持部、42…突起部、
43…第3の係止突起、44…突起部(第3の固定部)、
45…キャップ45a…突起、45b…抜け止め防止受部、
46…溝部(第1の固定部)、47…貫通孔、48…部品収納筒、
49…出力軸、50…ねじりばね、51…取付け穴、52…取付け穴、
53…Oリング、54…リブ、55…切り欠き部、56…抜け止め部、
57…貫通孔、58…突出部、59…ストッパー部、60…凹部、
61…固定穴、61a…固定穴、62…ロック部、64…本体、
65…レバー部、66…第2の係止部、68…突起部、
69…溝部(第2の固定部)、70…溝部(第4の固定部)、
71…コード部、100…トイレ本体、101…ノズル、
102…水抜き栓、103…カバー、104…温風ユニット、
105…脱臭ユニット、106…AC制御ユニット、
107…制御ユニット、108…AC基板、109…基板ケース、
109a…排水リブ、109b…排水部、110…排水トイ、
111…両面テープ、112…脱臭モータ、113…触媒、
114…触媒ケース、115…温風モータ、116…温風ヒータ、
117…温風ケース、118…排水トイ、
118a…折り部、118b…排水部、119…両面テープ、
120…衝突音防止材、121…ズレ防止材、122…接続部、
123…中継ハーネス、124…制御部、125…ホルダー、
126…遮光部材、127…表示部

Claims (4)

  1. 便器後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、前記各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け
    前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、
    前記便座基端部の外側両側に夫々第1、第2の便蓋用回動ガイドを設け、第1の便蓋用回動ガイドは実質的にU字状となった開口部を有する略リング形状とし、第1の便蓋用回動ガイドに取付けられる便蓋の基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、双方の開口部及び便座の基端部の開口部が便座及び便蓋を重ねた状態で一致するよう設けたことを特徴とするトイレ装置における開閉部材の着脱構造。
  2. 便器後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、前記各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け、前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、前記第1の係合部材若しくは第2の係合部材と共働で第1の係合部材若しくは第2の係合部材の回動を防止するためのロック部を前記機能部の外郭をなす収納ケースに設けたことを特徴とするトイレ装置における開閉部材の着脱構造。
  3. 前記第1の係合部材若しくは第2の係合部材と共働で第1の係合部材若しくは第2の係合部材の回動を防止するための前記ロック部を設けたロック部材を前記機能部の外郭をなす収納ケースと一体に設けたことを特徴とする請求項に記載のトイレ装置における開閉部材の着脱構造。
  4. 便器後側に設けられた機能部の収納ケース内の前部両側に第1、第2の開閉制御ユニットがそれぞれ配置され、前記第1、第2の開閉制御ユニットにそれぞれ備えられた第1、第2の回動軸に、開閉部材である便座の基端部を着脱可能に取付ける、開閉部材の着脱構造において、前記便座の各基端部を実質的にU字状となった開口部を有する形状とし、前記各基端部の内側には実質的にU字状となった開口部を備えた第1、第2の係合部材を回動自在にそれぞれ設け、前記第1、第2の回動軸に、開閉部材である便蓋の基端部を回動自在且つ着脱自在に取付け、前記第1、第2の回動軸のいずれか一方若しくは両方に脱着可能に係合する回動力を伝達する出力軸を、前記便座及び便蓋基端部の一端若しくは両端に設け、前記出力軸は前記回動軸と係合が外れることにより、前記出力軸は軸心中央方向にスライド可能に構成したことを特徴とするトイレ装置における開閉部材の着脱構造。
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