JP4222330B2 - 便座及び/又は便蓋の取付け構造 - Google Patents

便座及び/又は便蓋の取付け構造 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシングの中に電装品を備えた便座装置に係り、特にそのケーシングに連結する便座及び便蓋を簡単に着脱できるようにした構造に関する。
腰掛式の水洗便器は、通常便座単体を直接便器に備えるものと、『多機能便座』と呼ばれ局部洗浄機能、脱臭機能及び局部乾燥機能をケーシング内に備えて、このケーシングを便器に据え付けて使用するものとがある。後者は、局部洗浄用のノズル装置、洗浄水の加熱供給系、脱臭装置、局部乾燥装置及びその制御部をケーシングの中に備え、このケーシングを便器本体に固定する方式であり、ケーシングに便座と便蓋とを取付けた構造を持つ。
これらの便座や便蓋は、夫々の基端の左右両端部に取付け座を突き出してこれらに孔を開け、この孔にヒンジ軸を通してケーシングに枢着することによって連結する構造が一般に採用されている。
このようなヒンジ軸による便座及び便蓋のケーシングへの連結のため、便座と便蓋の取付け座を重ね合わせる配置とし、ケーシングは左右のこれらの取付け座を挟み込むような形状を持つ。そして、ヒンジ軸を差し込んだ後には、これが簡単に抜けないように弾性係合やかしめ等によって便座又は便蓋の取付け座に組み込まれる。
便座や便蓋は、それぞれ人が座ったり、また埃に曝されたりする部材であるため汚れやすく、水はね等が便座に付着することが多い。このため、便座や便蓋を拭き掃除する場合には、ケーシングに連結されたままでは作業がしづらく、便座や便蓋を取り外すことが必要となる。
ところが、ヒンジ軸を取付け座に通してこれをケーシングに連結する構造では、ヒンジ軸を抜き取る作業の際にドライバ等の工具を必要とする。このため、一般の主婦等では工具の取り扱いが不慣れなため、折角掃除をしようと思っても、ヒンジ軸を抜くことができずにそのまま終わってしまうことが多い。
また、ヒンジ軸を無理に抜いてしまうと、弾性係合又はカシメ等のための部材や表面形状を損なう可能性も高い。このため、再び便座と便蓋とをケーシングに連結しようとしても、ヒンジ軸はその機能を失い、便座や便蓋野開閉動作のときにガタ等を生じてしまう結果となる。
このように、従来のヒンジ軸を用いた便座と便蓋のケーシングへの連結構造では、便座及び便蓋を簡単にケーシングから取り外したり連結したりすることができず、これらの部材の掃除が不十分になりやすいという問題がある。
このような課題を解決したものとして、特許文献1に開示されるものがある。
この提案の概要は、図11に示されるように、便座103及び便蓋104の夫々のヒンジ軸103b、104bは、リテーナブロック105の支持孔105a、105bに互いに回転自在に一体化され、この一体化したものをヒンジチャンバ102aの中に落とし込むことによってケーシング102に連結される。なお、リテーナブロック105は装着溝102bの中に差し込まれ、その下端が装着溝102bの底部に当たって停止したときに、ロックピース105dの突起が係合溝102cの中に嵌まり込むような寸法関係を持たせる。以上の構成において、ケーシング102への便座103及び便蓋104の組み込みは次の要領で行う。
前記のように、便座103及び便蓋104のそれぞれのヒンジ軸103b、104bを支持孔105a、105bに差し込んで、ヒンジブロック103a、104aの両端に夫々リテーナブロック105を一体とする。
次いで、リテーナブロック105をヒンジチャンバ102aの装着溝102bの中に落とし込めば、リテーナブロック105の下端が装着溝102bの底面に着座して停止する。そして、これと同時に、装着溝102bの内壁に突起が当たってヒンジチャンバ102aの中心側に曲がっていたロックピース105dは、突起が係合溝102cの中に嵌まり込むことにより、図1のように元の形状に復元する。したがって、係合溝102cの中に突起が拘束され、リテーナブロック105はその上下方向の位置を決められて固定される。
このような組み込みにより、リテーナブロック105は装着溝102bの楔状の開口断面形状によって、間口方向を拘束され、ロックピース105dと係合溝102cとによって上下方向も拘束される。このため、便座103及び便蓋104にリテーナブロック105を一体としたものをヒンジチャンバ102aの中に落とし込むだけで、便座103と便蓋104とを正しい位置に設定してケーシング102に連結することができる。
一方、便座103と便蓋104をケーシング102から取り外すときには、これらを一体に上に引き上げる。これにより、半球体面状のロックピース105dの突起は係合溝102cから強制的に引き出され、突起が装着溝102bの内壁に載り上がる。このため、ロックピース105dによる拘束がなくなり、このロックピース105でヒンジチャンバ102aの中心側に少し曲がるように弾性変形する。したがって、便座103と便蓋104とをさらに引き上げると、リテーナブロック105は装着溝102bの中を上に移動し、最終的にこれを取り外すことができる。
このように、便座103と便蓋104とは、これらを一体にしてケーシング102との連結部分を手で引き上げるだけで、簡単にケーシング102から取り外すことができる。したがって、便座103、便蓋104及びケーシング102を拭き掃除する場合でも、これらを簡単に分解でき、隅々まで簡単に掃除することができ、常に清潔さを保つことができる。
特開平5−285068号公報
しかし、特許文献1に記載の構造では、ヒンジチャンバ102a部分が凹部として形成されているため、この部分に小便はね等による汚水が付着しやすい。また、ヒンジチャンバ102a内に便座103及び便蓋104にリテーナブロック105を一体としたものを嵌め込むだけなので、着脱は容易なのであるが、製品施工時等に便座、便蓋をもって製品を運搬しようとしたときには、便座103及び便蓋104とケーシング102とが分離し、ケーシング102が落下して、破損させる可能性があった。
さらに、清掃の際、リテーナブロック105を便座103及び便蓋104から取り外さなくてはならず、また、組立の際には逆に組み立て直さなければならず、手間であった。
以上の課題を解決するために、本発明は、便座及び/又は便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び/又は便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とからなり、前記ヒンジブロックは、便座及び/又は便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなる便座及び/又は便蓋の取付け構造である。
また、本発明の便座及び/又は便蓋の取付け構造においては、前記凹部と前記突部との係合をロックするロック機構を設けたことを特徴とする。
また、本発明の便座及び/又は便蓋の取付け構造においては、前記サポートブロックにはヒンジ軸を固定支持するための支持孔を設け、前記ヒンジ軸が支持孔から抜けるのを防止する防止機構を設けたことを特徴とする。
また、本発明の便座及び便蓋の取付構造においては、便座及び便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座及び便蓋を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とを備え、前記ヒンジブロックは、便座及び便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなり、前記便座の回動中心と前記便蓋の回動中心とを同軸上に配置したことを特徴とする。
本発明によると、便座及び/又は便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び/又は便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とからなり、前記ヒンジブロックは、便座及び/又は便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなる便座及び/又は便蓋の取付け構造としたことにより、へこんだ部分がないので、小便はね等による汚水がへこんだ部分に進入し、清掃がしらいということがなく、組立が楽であり、且つ各々に相応しい材質等を選定できる。
また、前記凹部と前記突部との係合をロックするロック機構を設けた場合には、製品施工時等に便座、便蓋をもって製品を運搬しようとしたときに、便座及び便蓋とケーシングとが分離し、ケーシングが落下して、破損させる恐れがない。
また、前記サポートブロックにはヒンジ軸を固定支持するための支持孔を設け、前記ヒンジ軸が支持孔から抜けるのを防止する防止機構を設けた場合には、便座、便蓋の開閉動作に対して不用意にヒンジ軸が外れることがない。
また、便座及び便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座及び便蓋を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とを備え、前記ヒンジブロックは、便座及び便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなり、前記便座の回動中心と前記便蓋の回動中心とを同軸上に配置したことにより組立が楽であり、且つ各々に相応しい材質等を選定でき、接続軸が1軸となるため、凹凸が1箇所で済み、構造が簡素化され、更に清掃性も向上する。
図1は本発明の便座及び便蓋の取付け構造を備えた便座装置の斜視図である。実施例では、便座装置として局部洗浄用の衛生洗浄装置1を例として説明する。
図において、便器本体(図示せず)の背部側のリムの上面を利用して衛生洗浄装置1のケーシング2を固定し、このケーシング2には便座3及び便蓋4を夫々開閉自在に取付けている。
衛生洗浄装置1は、その内部に洗浄水を加熱して供給する給水加熱系、使用時には便座3の下を潜って便器本体(図示せず)のボール部まで進出して洗浄水を噴射するノズル装置及び各機能部を制御するコントローラ等を組み込んだものであり、従来から利用されているものをそのまま代用できる。そして、機能部の操作は壁に設けたリモートコントローラ(図示せず)によって行うことができ、ケーシング2の側部には補助操作盤を備えている。
ケーシング2の前面側にヒンジブロック5を挿入するための突部2aを形成し、便座3及び便蓋4には、夫々の基端部にヒンジブロック挿入部3a、4aを設け、突部2aとヒンジブロック挿入部3a、4aとはヒンジブロック5を介して連接している。
図2は、ケーシング2に対する便座3及び便蓋4の連接構造を示す概略断面図である。ヒンジブロック5の底部には、ケーシング2に設けた突部2aに対応して凹部5aを設ける。ヒンジブロック5の側部には、便座3及び便蓋4の基端部に夫々設けたヒンジブロック挿入部3a、4aを回動自在に軸支するための円形断面のヒンジ胴部5bを外向きに突き出して設ける。なお、このヒンジ胴部5b及びその周囲は便座3及び便蓋4の上面によって隠れるような構造とする。
便座3及び便蓋4をケーシング2に連接するためのヒンジブロック5は、ケーシングに設けた突部2aに凹部5aが嵌まり込んで固定される。
図3は、図2に示した連接構造の変形例である。図において、ヒンジブロック5は、サポートブロック5Aと回動ブロック5Bとで構成され、ブロック5Bは、便座3及び便蓋4が閉じるときに抵抗を与えて緩やかに動作するように開閉ユニット(図示せず)を内蔵するヒンジ胴部5bと、ヒンジ軸5dとから構成され、ヒンジ軸5dに対しヒンジ胴部5bは回動自在とされている。ブロック5Aには、ヒンジ軸5dを挿入してこれらを固定支持するための支持孔5cを設ける。
図4は、図3に示した連接構造の変形例である。図において、ヒンジ軸には係合溝5eを設け、その係合溝5eに嵌まり込む突起5fをブロック5Aの内側壁から突出して設ける。この係合により、ヒンジ軸5dが支持孔5cから容易に抜けるのを防止する。
図3及び図4に示した連接構造では、便座3の基端部に設けたヒンジブロック挿入部3aの一方をヒンジ胴部5bと一体に回動するように固定し、他方のヒンジブロック挿入部3aをヒンジ胴部5bに対し回動自在に軸支させる。なお、便蓋4の基端部に設けたヒンジブロック挿入部4aは、固定したヒンジブロック挿入部3aとは逆側のヒンジ挿入部4aをヒンジ胴部5bと一体に回動するように固定し、他方のヒンジ胴部5bをヒンジ軸5dに対し回動自在に軸支させる。
図5は、図3に示した連接構造を用いた便座装置の組立手順を示す平面図である。(a)は、便座3、サポートブロック5A、回動ブロック5Bを分解した状態を示す。この状態から(b)では、便座3の外側から回動ブロック5Bをヒンジブロック挿入部3aを貫通させ、ヒンジ軸5dを内側に突出させた状態に移行する。この状態から(c)では、貫通方向とは逆方向からサポートブロック5Aの支持孔5c内に、ヒンジ軸5dを挿通し、サポートブロック5Aと回動ブロック5Bを一体化する。この状態から(d)では、一体化したヒンジブロック5を、ヒンジ胴部5bがヒンジブロック挿入部3a内に完全に挿入される状態まで内側に引込み、その状態で、便蓋4のヒンジブロック挿入部4aが便座のヒンジブロック挿入部3aと同軸となるように配置する。なお、(d)の作業時に、ヒンジブロック5を内側に引込み過ぎて、便座3との係合がはずれないよう、便座3の基端部中央にはストッパ3b(膨出部位)を設けている。なお、便座との係合がはずれないようにするためには、ヒンジブロック挿入部3aとストッパ3bとの間隔よりもヒンジブロック5を長く形成する必要がある。この状態から(e)では、内側に引き込んでおいたヒンジブロックを、再度外側に押し込み、ヒンジ胴部5bをヒンジブロック挿入部4a内に挿入する。この一連の作業により、便座3、便蓋4、サポートブロック5A、回動ブロック5Bを一体化することができる。この後、サポートブロック5Aに設けた凹部5aをケーシング2の突部2aに挿入固定し、便座装置として使用することができるようになる。なお、分解する際は、逆の手順で行う。
図6は、サポートブロック5Aとケーシング2との連接構造を示す斜視図である。図において、サポートブロック5Aには、樹脂等から形成されるカバー5gが設けられ、支持孔5cと同心円形状に若干突出して設けた支持ガイド5iに、カバー5gに設けた支持ガイド5iと略同一形状の回動孔5hを回動自在に軸支することにより、サポートブロック5Aとカバー5gは一体化される。カバー5gの裾部内側にはロック爪5jが設けられ、両側には把手部5kが一体に設けられている。ケーシング2に設けた突部2aの前壁には、ロック爪5jが係合する係止溝2bが設けられる。なお、カバー5gの側壁基端部内側には第2ロック爪5mが設けられ、サポートブロック5A側壁には、第2ロック爪5mが弾性係合する第2係止溝5nが設けられる。
図8は、図6のX−X’断面図である。第2ロック爪5mを第2係止溝5nに案内するために、溝5pがサポートブロック5A側壁に設けられた支持孔5cと同心円弧上に第2係止溝5nよりも浅く形成される。また、第2ロック爪5mと第2係止溝5nとのロックが確実となるよう第2係止溝5nと溝5pとの間に盛り上がり部5qを設けている。このように、第2ロック爪5mと第2係止溝5nとを弾性係合として補助ロック機構を形成しているので、ロック爪5jと係止溝2bとは弾性係合ではなく、単なる係合とすることができるので、ロック力の調整およびロック爪5jの耐久性の確保等が容易である。また、これにより設計の自由度が広がる。
図7は、図6におけるサポートブロック5Aとケーシング2との連接状態を示す断面図である。図より明らかなように、連接状態では、ロック爪5jが係止溝2bに係合しているので、この状態では、サポートブロック5Aとケーシング2の係合は外れない。この際、上記カバー5gの第2ロック爪5mとサポートブロック5Aの第2係止溝5nとにより、回動方向も規制される。係合を外したい場合は、把手部5kに指をかけて、第2ロック爪5mと第2係止溝5nとの弾性係合を解除して、カバー5gを回動することにより、ロック爪5jと係止溝2bとの係合が解除され、便座3等を上方に持ち上げることでサポートブロック5Aとケーシング2の係合を外すことができる。
図9は、サポートブロック5Aとケーシング2との連接構造の別の実施例を示す斜視図である。図において、サポートブロック5Aには、樹脂などから形成されるカバー5gが設けられ、サポートブロック5Aの両側に設けられた支持ガイド5iにより上下にスライド自在に支持される。サポートブロック5Aの前面にはコの字状の切り欠き5rが設けられ、切り欠き5rに囲まれた弾性片5lの下方にはロック孔5j’が設けられている。ケーシング2の突部2aには、ロック孔5j’に係合する係止突起2b’が設けられる。図10は、図9におけるサポートブロック5Aとケーシング2との連接状態を示す断面図である。図より明らかなように、連接状態では、ロック孔5j’内に係止突起2b’が係止され、さらにカバー5gにより、弾性片5lの弾性は抑えられている。従って、この状態では、サポートブロック5Aとケーシング2の係合は外れない。係合を外したい場合には、カバー5gを支持ガイド5iに沿って上方にずらし、便座3等を上方に持ち上げることで、弾性片5lが外側にたわみ、係止突起2b’とロック孔5j’との係合が外れ、サポートブロック5Aとケーシング2の係合を外すことができる。なお、ロック孔5j’は係合を確実にするために設けたが、設けなくても、本発明を適用範囲である。
本発明は、清掃性が良く且つ着脱容易で、製品施工時等に便座、便蓋をもって製品を運搬しようとしたときは、便座及び便蓋とケーシングとが分離し、ケーシングが落下防止できる便座及び/又は便蓋として利用することができる。
本発明の便座及び便蓋の取付け構造を備えた便座装置の斜視図である。 ケーシング2に対する便座3及び便蓋4の連接構造を示す概略断面図である。 図2に示した連接構造の変形例である。 図3に示した連接構造の変形例である。 図3に示した連接構造を用いた便座装置の組立手順を示す平面図である。 サポートブロック5Aとケーシング2との連接構造を示す斜視図である。 図6におけるサポートブロック5Aとケーシング2との連接状態を示す断面図である。 図6におけるX−X’断面図である。 サポートブロック5Aとケーシング2との連接構造の別の実施例を示す斜視図である。 図9におけるサポートブロック5Aとケーシング2との連接状態を示す断面図である。 従来の便座及び便蓋の取付け構造を備えた便座装置の斜視図である。
符号の説明
1 衛生洗浄装置
2 ケーシング
2a 突部
2b 係止溝
2b’ 係止突起
3 便座
3a ヒンジブロック挿入部
3b ストッパ
4 便蓋
4a ヒンジブロック挿入部
5 ヒンジブロック
5A サポートブロック
5B 回動ブロック
5a 凹部
5b ヒンジ胴部
5c 支持孔
5d ヒンジ軸
5e 係合溝
5f 突起
5g カバー
5h 回動孔
5i 支持ガイド
5j ロック爪
5j’ ロック孔
5k 把手部
5l 弾性片
5m 第2ロック爪
5n 第2係止溝
5p 溝
5q 盛り上がり部
5r 切り欠き

Claims (4)

  1. 便座及び/又は便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び/又は便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とからなり、前記ヒンジブロックは、便座及び/又は便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなる便座及び/又は便蓋の取付け構造。
  2. 前記凹部と前記突部との係合をロックするロック機構を設けたことを特徴とする請求項記載の便座及び/又は便蓋の取付け構造。
  3. 前記サポートブロックにはヒンジ軸を固定支持するための支持孔を設け、前記ヒンジ軸が支持孔から抜けるのを防止する防止機構を設けたことを特徴とする請求項記載の便座及び/又は便蓋の取付け構造。
  4. 便座及び便蓋の基端部に、該基端部を回動中心として前記便座及び便蓋を回動自在に支持するヒンジブロックを連接し、前記ヒンジブロックを、便器に固定された便座装置のケーシングの表面側に着脱自在に連結した便座及び便蓋の取付け構造において、前記ケーシングの前面側を部分的に突設させて形成した突部と、該突部に挿入固定するためのヒンジブロックに設けた凹部とを備え、前記ヒンジブロックは、便座及び便蓋を回動自在に支持するための回動ブロックと、前記凹部を設けたサポートブロックとから構成し、前記回動ブロックは回動自在なヒンジ胴部と、前記サポートブロックに固定支持されるヒンジ軸とからなり、前記便座の回動中心と前記便蓋の回動中心とを同軸上に配置したことを特徴とする便座及び便蓋の取付け構造。
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