JP2001008858A - 便座及び／又は便ふたの取付構造 - Google Patents
便座及び／又は便ふたの取付構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 便座や便ふたの取付部の清掃性を向上させ
る。 【解決手段】 便座及び／又は便ふたの基端部を回動中
心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロック
を連接し，前記ヒンジブロックを，前記ケーシングの表
面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便ふたの取付
構造において，ケーシングの側方に着脱用の突起を設け
たので、へこんだ部分がないため、小便はね等による汚
水がへこんだ部分に進入し、清掃がしづらいということ
がない。また，ケーシングの中央付近に突設した膨出部
の側方に着脱用の突起を設けたことにより，膨出部内を
収納空間として利用でき、また、便座及び／又は便ふた
をケーシングに取り付ける際に，ケーシング中央膨出部
が挿入ガイドとなり便座，便ふたの取付が容易となる。
る。 【解決手段】 便座及び／又は便ふたの基端部を回動中
心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロック
を連接し，前記ヒンジブロックを，前記ケーシングの表
面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便ふたの取付
構造において，ケーシングの側方に着脱用の突起を設け
たので、へこんだ部分がないため、小便はね等による汚
水がへこんだ部分に進入し、清掃がしづらいということ
がない。また，ケーシングの中央付近に突設した膨出部
の側方に着脱用の突起を設けたことにより，膨出部内を
収納空間として利用でき、また、便座及び／又は便ふた
をケーシングに取り付ける際に，ケーシング中央膨出部
が挿入ガイドとなり便座，便ふたの取付が容易となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングの中に
電装品を備えた便座装置に係り、特にそのケーシングに
連結する便座及び便ふたを簡単に着脱できるようにした
構造に関する。
電装品を備えた便座装置に係り、特にそのケーシングに
連結する便座及び便ふたを簡単に着脱できるようにした
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】腰掛式の水洗便器は、通常便座単体を直
接便器に備えるものと、「多機能便座」と呼ばれ局部洗
浄機能、脱臭機能及び局部乾燥機能をケーシング内に備
えて、このケーシングを便器に据え付けて使用するもの
とがある。後者は、局部洗浄用のノズル装置、洗浄水の
加熱供給系、脱臭装置、局部乾燥装置及びその制御部を
ケーシングの中に備え、このケーシングを便器本体に固
定する方式であり、ケーシングに便座と便ふたとを取付
けた構造を持つ。これらの便座や便ふたは、夫々の基端
の左右両端部に取付け座を突き出してこれらに孔を開
け、この孔にヒンジ軸を通してケーシングに枢着するこ
とによって連結する構造が一般に採用されている。この
ようなヒンジ軸による便座及び便ふたのケーシングへの
連結のため、便座と便ふたの取付け座を重ね合わせる配
置とし、ケーシングは左右のこれらの取付け座を挟み込
むような形状を持つ。そして、ヒンジ軸を差し込んだ後
には、これが簡単に抜けないように弾性係合やかしめ等
によって便座又は便ふたの取付け座に組み込まれる。便
座や便ふたは、それぞれ人が座ったりまた埃に曝される
部材であるため汚れやすく、水はね等が便座に付着する
ことが多い。このため、便座や便ふたを拭き掃除する場
合には、ケーシングに連結されたままでは作業がしづら
く、便座や便ふたを取り外すことが必要となる。ところ
が、ヒンジ軸を取付け座に通してこれをケーシングに連
結する構造では、ヒンジ軸を抜き取る作業の際にドライ
バ等の工具を必要とする。このため、一般の主婦等では
工具の取り扱いが不慣れなため、折角掃除をしようと思
っても、ヒンジ軸を抜くことができずにそのまま終わっ
てしまうことが多い。また、ヒンジ軸を無理に抜いてし
まうと、弾性係合又はカシメ等のための部材や表面形状
を損なう可能性も高い。このため、再び便座と便ふたと
をケーシングに連結しようとしても、ヒンジ軸はその機
能を失い、便座や便ふたの開閉動作のときにガタ等を生
じてしまう結果となる。このように、従来のヒンジ軸を
用いた便座と便ふたのケーシングへの連結構造では、便
座及び便ふたを簡単にケーシングから取り外したり連結
することができず、これらの部材の掃除が不十分になり
やすいという問題がある。
接便器に備えるものと、「多機能便座」と呼ばれ局部洗
浄機能、脱臭機能及び局部乾燥機能をケーシング内に備
えて、このケーシングを便器に据え付けて使用するもの
とがある。後者は、局部洗浄用のノズル装置、洗浄水の
加熱供給系、脱臭装置、局部乾燥装置及びその制御部を
ケーシングの中に備え、このケーシングを便器本体に固
定する方式であり、ケーシングに便座と便ふたとを取付
けた構造を持つ。これらの便座や便ふたは、夫々の基端
の左右両端部に取付け座を突き出してこれらに孔を開
け、この孔にヒンジ軸を通してケーシングに枢着するこ
とによって連結する構造が一般に採用されている。この
ようなヒンジ軸による便座及び便ふたのケーシングへの
連結のため、便座と便ふたの取付け座を重ね合わせる配
置とし、ケーシングは左右のこれらの取付け座を挟み込
むような形状を持つ。そして、ヒンジ軸を差し込んだ後
には、これが簡単に抜けないように弾性係合やかしめ等
によって便座又は便ふたの取付け座に組み込まれる。便
座や便ふたは、それぞれ人が座ったりまた埃に曝される
部材であるため汚れやすく、水はね等が便座に付着する
ことが多い。このため、便座や便ふたを拭き掃除する場
合には、ケーシングに連結されたままでは作業がしづら
く、便座や便ふたを取り外すことが必要となる。ところ
が、ヒンジ軸を取付け座に通してこれをケーシングに連
結する構造では、ヒンジ軸を抜き取る作業の際にドライ
バ等の工具を必要とする。このため、一般の主婦等では
工具の取り扱いが不慣れなため、折角掃除をしようと思
っても、ヒンジ軸を抜くことができずにそのまま終わっ
てしまうことが多い。また、ヒンジ軸を無理に抜いてし
まうと、弾性係合又はカシメ等のための部材や表面形状
を損なう可能性も高い。このため、再び便座と便ふたと
をケーシングに連結しようとしても、ヒンジ軸はその機
能を失い、便座や便ふたの開閉動作のときにガタ等を生
じてしまう結果となる。このように、従来のヒンジ軸を
用いた便座と便ふたのケーシングへの連結構造では、便
座及び便ふたを簡単にケーシングから取り外したり連結
することができず、これらの部材の掃除が不十分になり
やすいという問題がある。
【０００３】このような課題を解決したものとして、特
開平５−２８５０６８号公報に開示されるものがある。
この提案の概要は、図６に示されるように、便座３及び
便ふた４の夫々のヒンジ軸３ｂ、４ｂは、リテーナブロ
ック５の支持孔５ａ、５ｂに互いに回転自在に一体化さ
れ、この一体化したものをヒンジチャンバ２ａの中に落
とし込むことによってケーシング２に連結される。な
お、リテーナブロック５は装着溝２ｂの中に差し込ま
れ、その下端が装着溝２ｂの底部に当たって停止したと
きに、ロックピース５ｄの突起５ｅが係合溝２ｃの中に
嵌まり込むような寸法関係を持たせる。以上の構成にお
いて、ケーシング２への便座３及び便ふた４の組み込み
は次の要領で行う。前記のように、便座３及び便ふた４
のそれぞれのヒンジ軸３ｂ、４ｂを支持孔５ａ、５ｂに
差し込んで、ヒンジブロック３ａ、４ａの両端に夫々リ
テーナブロック５を一体とする。次いで、リテーナブロ
ック５をヒンジチャンバ２ａの装着溝２ｂの中に落とし
込めば、リテーナブロック５の下端が装着溝２ｂの底面
に着座して停止する。そして、これと同時に、装着溝２
ｂの内壁に突起５ｅが当たってヒンジチャンバ２ａの中
心側に曲がっていたロックピース５ｄは、突起５ｅが係
合溝２ｃの中に嵌まり込むことにより、図１のように元
の形状に復元する。したがって、係合溝２ｃの中に突起
５ｅが拘束され、リテーナブロック５はその上下方向の
位置を決められて固定される。このような組み込みによ
り、リテーナブロック５は装着溝２ｂの楔状の開口断面
形状によって、間口方向を拘束され、ロックピース５ｄ
と係合溝２ｃとによって上下方向も拘束される。このた
め、便座３及び便ふた４にリテーナブロック５を一体と
したものをヒンジチャンバ２ａの中に落とし込むだけ
で、便座３と便ふた４とを正しい位置に設定してケーシ
ング２に連結することができる。
開平５−２８５０６８号公報に開示されるものがある。
この提案の概要は、図６に示されるように、便座３及び
便ふた４の夫々のヒンジ軸３ｂ、４ｂは、リテーナブロ
ック５の支持孔５ａ、５ｂに互いに回転自在に一体化さ
れ、この一体化したものをヒンジチャンバ２ａの中に落
とし込むことによってケーシング２に連結される。な
お、リテーナブロック５は装着溝２ｂの中に差し込ま
れ、その下端が装着溝２ｂの底部に当たって停止したと
きに、ロックピース５ｄの突起５ｅが係合溝２ｃの中に
嵌まり込むような寸法関係を持たせる。以上の構成にお
いて、ケーシング２への便座３及び便ふた４の組み込み
は次の要領で行う。前記のように、便座３及び便ふた４
のそれぞれのヒンジ軸３ｂ、４ｂを支持孔５ａ、５ｂに
差し込んで、ヒンジブロック３ａ、４ａの両端に夫々リ
テーナブロック５を一体とする。次いで、リテーナブロ
ック５をヒンジチャンバ２ａの装着溝２ｂの中に落とし
込めば、リテーナブロック５の下端が装着溝２ｂの底面
に着座して停止する。そして、これと同時に、装着溝２
ｂの内壁に突起５ｅが当たってヒンジチャンバ２ａの中
心側に曲がっていたロックピース５ｄは、突起５ｅが係
合溝２ｃの中に嵌まり込むことにより、図１のように元
の形状に復元する。したがって、係合溝２ｃの中に突起
５ｅが拘束され、リテーナブロック５はその上下方向の
位置を決められて固定される。このような組み込みによ
り、リテーナブロック５は装着溝２ｂの楔状の開口断面
形状によって、間口方向を拘束され、ロックピース５ｄ
と係合溝２ｃとによって上下方向も拘束される。このた
め、便座３及び便ふた４にリテーナブロック５を一体と
したものをヒンジチャンバ２ａの中に落とし込むだけ
で、便座３と便ふた４とを正しい位置に設定してケーシ
ング２に連結することができる。
【０００４】一方、便座３と便ふた４をケーシング２か
ら取り外すときには、これらを一体に上に引き上げる。
これにより、半球体面状のロックピース５ｄの突起５ｅ
は係合溝２ｃから強制的に引き出され、突起５ｅが装着
溝２ｂの内壁に載り上がる。このため、ロックピース５
ｄによる拘束がなくなり、このロックピース５でヒンジ
チャンバ２ａの中心側に少し曲がるように弾性変形す
る。したがって、便座３と便ふた４とをさらに引き上げ
ると、リテーナブロック５は装着溝２ｂの中を上に移動
し、最終的にこれを取り外すことができる。このよう
に、便座３と便ふた４とは、これらを一体にしてケーシ
ング２との連結部分を手で引き上げるだけで、簡単にケ
ーシング２から取り外すことができる。したがって、便
座３、便ふた４及びケーシング２を拭き掃除する場合で
も、これらを簡単に分解でき、隅々まで簡単に掃除する
ことができ、常に清潔さを保つことができる。
ら取り外すときには、これらを一体に上に引き上げる。
これにより、半球体面状のロックピース５ｄの突起５ｅ
は係合溝２ｃから強制的に引き出され、突起５ｅが装着
溝２ｂの内壁に載り上がる。このため、ロックピース５
ｄによる拘束がなくなり、このロックピース５でヒンジ
チャンバ２ａの中心側に少し曲がるように弾性変形す
る。したがって、便座３と便ふた４とをさらに引き上げ
ると、リテーナブロック５は装着溝２ｂの中を上に移動
し、最終的にこれを取り外すことができる。このよう
に、便座３と便ふた４とは、これらを一体にしてケーシ
ング２との連結部分を手で引き上げるだけで、簡単にケ
ーシング２から取り外すことができる。したがって、便
座３、便ふた４及びケーシング２を拭き掃除する場合で
も、これらを簡単に分解でき、隅々まで簡単に掃除する
ことができ、常に清潔さを保つことができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ヒンジチャンバ２ａ部
分が凹部として形成されているため、この部分に小便は
ね等による汚水が付着しやすい。また、ヒンジチャンバ
２ａ内に便座３及び便ふた４にリテーナブロック５を一
体としたものを嵌め込むだけなので、着脱は容易なので
あるが、製品施工時等に便座、便ふたをもって製品を運
搬しようとしたときには、便座３及び便ふた４とケーシ
ング２とが分離し、ケーシング２が落下して、破損させ
る可能性があった。さらに、清掃の際、リテーナブロッ
ク５を便座３及び便ふた４から取り外さなくてはなら
ず、また、組立の際には逆に組み立て直さなければなら
ず、手間であった。
分が凹部として形成されているため、この部分に小便は
ね等による汚水が付着しやすい。また、ヒンジチャンバ
２ａ内に便座３及び便ふた４にリテーナブロック５を一
体としたものを嵌め込むだけなので、着脱は容易なので
あるが、製品施工時等に便座、便ふたをもって製品を運
搬しようとしたときには、便座３及び便ふた４とケーシ
ング２とが分離し、ケーシング２が落下して、破損させ
る可能性があった。さらに、清掃の際、リテーナブロッ
ク５を便座３及び便ふた４から取り外さなくてはなら
ず、また、組立の際には逆に組み立て直さなければなら
ず、手間であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】便座及び／又は便ふたの
基端部に，該基端部を回動中心として前記便座を回動自
在に支持するヒンジブロックを連接し，前記ヒンジブロ
ックを，前記ケーシングの表面側に着脱自在に連結した
便座及び／又は便ふたの取付構造において，ケーシング
の側方に着脱用の突起を設けたので、へこんだ部分がな
いため、小便はね等による汚水がへこんだ部分に進入
し、清掃がしづらいということがない。
基端部に，該基端部を回動中心として前記便座を回動自
在に支持するヒンジブロックを連接し，前記ヒンジブロ
ックを，前記ケーシングの表面側に着脱自在に連結した
便座及び／又は便ふたの取付構造において，ケーシング
の側方に着脱用の突起を設けたので、へこんだ部分がな
いため、小便はね等による汚水がへこんだ部分に進入
し、清掃がしづらいということがない。
【０００７】また，ケーシングの中央付近に突設した膨
出部の側方に着脱用の突起を設けたことにより，膨出部
内を収納空間として利用でき、また、便座及び／又は便
ふたをケーシングに取り付ける際に，ケーシング中央膨
出部が挿入ガイドとなり便座，便ふたの取付が容易とな
る。便座及び／又は便ふたの基端部に，該基端部を回動
中心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロッ
クを連接し，前記ヒンジブロックを，前記ケーシングの
表面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便ふたの取
付構造において，ケーシングに複数の突起を設け、該突
起を連結する連結部を備えたので、突起自体の強度を増
すことができると共に、更に、便座及び／又は便ふたを
ケーシングに取り付ける際に，連結部が挿入ガイドとな
り便座，便ふたの取付が容易となる。
出部の側方に着脱用の突起を設けたことにより，膨出部
内を収納空間として利用でき、また、便座及び／又は便
ふたをケーシングに取り付ける際に，ケーシング中央膨
出部が挿入ガイドとなり便座，便ふたの取付が容易とな
る。便座及び／又は便ふたの基端部に，該基端部を回動
中心として前記便座を回動自在に支持するヒンジブロッ
クを連接し，前記ヒンジブロックを，前記ケーシングの
表面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便ふたの取
付構造において，ケーシングに複数の突起を設け、該突
起を連結する連結部を備えたので、突起自体の強度を増
すことができると共に、更に、便座及び／又は便ふたを
ケーシングに取り付ける際に，連結部が挿入ガイドとな
り便座，便ふたの取付が容易となる。
【０００８】また，ケーシングに突設した複数の突起部
が連結されることにより，突起と突起の間にすき間が空
くことがなく，ゴミや埃等が入り込まず，清掃性にも優
れた形状となる。また，突起を連結することでケーシン
グの内部空間を確保でき，その空間を内部部品の収納部
として利用できる。
が連結されることにより，突起と突起の間にすき間が空
くことがなく，ゴミや埃等が入り込まず，清掃性にも優
れた形状となる。また，突起を連結することでケーシン
グの内部空間を確保でき，その空間を内部部品の収納部
として利用できる。
【０００９】ケーシングの突起部とヒンジブロックをテ
ーパ状にすることにより，ヒンジ軸の横方向やひねり方
向の荷重を受けることが出来る。
ーパ状にすることにより，ヒンジ軸の横方向やひねり方
向の荷重を受けることが出来る。
【００１０】ヒンジブロックの一面を切り欠き，またヒ
ンジカバーを二面より構成することにより，ケーシング
中央付近の突起部とのすき間がなくなり，ゴミやチリ等
が入り込まず，また，一体感が得られ，見た目にすっき
りした形状となる。
ンジカバーを二面より構成することにより，ケーシング
中央付近の突起部とのすき間がなくなり，ゴミやチリ等
が入り込まず，また，一体感が得られ，見た目にすっき
りした形状となる。
【００１１】更に，ヒンジカバーに折り返しを付けて略
三面からなる形状とすることで，ヒンジカバーの強度が
増す。
三面からなる形状とすることで，ヒンジカバーの強度が
増す。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は本発明の便座及び便ふたの
取付け構造を備えた便座装置の斜視図である。実施例で
は、便座装置として局部洗浄用の衛生洗浄装置１を例と
して説明する。図において、便器本体（図示せず）の背
部側のリムの上面を利用して衛生洗浄装置１のケーシン
グ２を固定し、このケーシング２には便座３及び便ふた
４を夫々開閉自在に取付けている。衛生洗浄装置１は、
その内部に洗浄水を加熱して供給する給水加熱系、使用
時には便座３の下を潜って便器本体（図示せず）のボー
ル部まで進出して洗浄水を噴射するノズル装置及び各機
能部を制御するコントローラ等を組み込んだものであ
り、従来から利用されているものをそのまま使用でき
る。そして、機能部の操作は壁に設けたリモートコント
ローラ（図示せず）によって行うことができ、また、ケ
ーシング２の側部には補助操作盤を備えている。ケーシ
ング２の中央付近には膨出部２ａを形成し，膨出部２ａ
の側面側にヒンジブロック５を挿入するための突部２ｂ
を形成し、便座３及び便ふた４には、夫々の基端部にヒ
ンジブロック挿入部３ａ、４ａを設け、突部２ｂとヒン
ジブロック挿入部３ａ、４ａとはヒンジブロック５を介
して連接している。よって、突部２ｂは膨出部２ａによ
り連結されたことになり、膨出部２ａは２つの突部２ｂ
の連結部となっている。
取付け構造を備えた便座装置の斜視図である。実施例で
は、便座装置として局部洗浄用の衛生洗浄装置１を例と
して説明する。図において、便器本体（図示せず）の背
部側のリムの上面を利用して衛生洗浄装置１のケーシン
グ２を固定し、このケーシング２には便座３及び便ふた
４を夫々開閉自在に取付けている。衛生洗浄装置１は、
その内部に洗浄水を加熱して供給する給水加熱系、使用
時には便座３の下を潜って便器本体（図示せず）のボー
ル部まで進出して洗浄水を噴射するノズル装置及び各機
能部を制御するコントローラ等を組み込んだものであ
り、従来から利用されているものをそのまま使用でき
る。そして、機能部の操作は壁に設けたリモートコント
ローラ（図示せず）によって行うことができ、また、ケ
ーシング２の側部には補助操作盤を備えている。ケーシ
ング２の中央付近には膨出部２ａを形成し，膨出部２ａ
の側面側にヒンジブロック５を挿入するための突部２ｂ
を形成し、便座３及び便ふた４には、夫々の基端部にヒ
ンジブロック挿入部３ａ、４ａを設け、突部２ｂとヒン
ジブロック挿入部３ａ、４ａとはヒンジブロック５を介
して連接している。よって、突部２ｂは膨出部２ａによ
り連結されたことになり、膨出部２ａは２つの突部２ｂ
の連結部となっている。
【００１３】図２は、ケーシング２に対する便座３及び
便ふた４の連接構造を示す概略断面図である。ヒンジブ
ロック５は、サポートブロック５Ａと回動ブロック５Ｂ
とで構成され、回動ブロック５Ｂは、便座３及び便ふた
４が閉じるときに抵抗を与えて緩やかに動作するように
開閉ユニット（図示せず）を内蔵するヒンジ胴部５ｂ
と、ヒンジ軸５ｄとから構成され、ヒンジ軸５ｄに対し
ヒンジ胴部５ｂは回動自在とされている。なお、このヒ
ンジ胴部５ｂ及びその周囲は便座３及び便ふた４の上面
によって隠れるような構造とする。サポートブロック５
Ａには、ヒンジ軸５ｄを挿入してこれらを固定支持する
ための支持孔５ｃを設ける。サポートブロック５Ａの底
部には、ケーシング２に設けた突部２ｂに対応させて凹
部５ａを設ける。便座３及び便ふた４をケーシング２に
連接するためのサポートブロック５Ａは、ケーシングに
設けた突部２ｂに凹部５ａが嵌まり込んで固定される。
便ふた４の連接構造を示す概略断面図である。ヒンジブ
ロック５は、サポートブロック５Ａと回動ブロック５Ｂ
とで構成され、回動ブロック５Ｂは、便座３及び便ふた
４が閉じるときに抵抗を与えて緩やかに動作するように
開閉ユニット（図示せず）を内蔵するヒンジ胴部５ｂ
と、ヒンジ軸５ｄとから構成され、ヒンジ軸５ｄに対し
ヒンジ胴部５ｂは回動自在とされている。なお、このヒ
ンジ胴部５ｂ及びその周囲は便座３及び便ふた４の上面
によって隠れるような構造とする。サポートブロック５
Ａには、ヒンジ軸５ｄを挿入してこれらを固定支持する
ための支持孔５ｃを設ける。サポートブロック５Ａの底
部には、ケーシング２に設けた突部２ｂに対応させて凹
部５ａを設ける。便座３及び便ふた４をケーシング２に
連接するためのサポートブロック５Ａは、ケーシングに
設けた突部２ｂに凹部５ａが嵌まり込んで固定される。
【００１４】便座３の基端部に設けたヒンジブロック挿
入部３ａの一方をヒンジ軸５ｄと一体に回動するように
固定し、他方のヒンジブロック挿入部３ａをヒンジ軸５
ｄに対し回動自在に軸支させる。なお、便ふた４の基端
部に設けたヒンジブロック挿入部４ａは、固定したヒン
ジブロック挿入部３ａとは逆側のヒンジ挿入部４ａをヒ
ンジ軸５ｄと一体に回動するように固定し、他方のヒン
ジ挿入部４ａをヒンジ軸５ｄに対し回動自在に軸支させ
る。
入部３ａの一方をヒンジ軸５ｄと一体に回動するように
固定し、他方のヒンジブロック挿入部３ａをヒンジ軸５
ｄに対し回動自在に軸支させる。なお、便ふた４の基端
部に設けたヒンジブロック挿入部４ａは、固定したヒン
ジブロック挿入部３ａとは逆側のヒンジ挿入部４ａをヒ
ンジ軸５ｄと一体に回動するように固定し、他方のヒン
ジ挿入部４ａをヒンジ軸５ｄに対し回動自在に軸支させ
る。
【００１５】図３は、サポートブロック５Ａ，サポート
カバー５ｇとケーシング２との連接構造を示す斜視図で
ある。図において、サポートブロック５Ａには、樹脂等
から形成されるサポートカバー５ｇが設けられ、支持孔
５ｃと同心円形状に縁部を若干突出して設けた支持ガイ
ド５ｉに、サポートカバー５ｇに設けた支持ガイド５ｉ
と略同一形状の回動孔５ｈを回動自在に軸支することに
より、サポートブロック５Ａとカバー５ｇは一体化され
る。サポートカバー５ｇの裾部内側にはロック爪５ｊが
設けられ、外方側には把手部５ｋが一体に設けられてい
る。突部２ｂの前壁には、ロック爪５ｊが係合する係止
溝２ｃが設けられる。なお、カバー５ｇの側壁基端部内
側には第２ロック爪５ｍが設けられ、サポートブロック
５Ａ側壁には、第２ロック爪５ｍが弾性係合する第２係
止溝５ｎが設けられる。サポートブロック５Ａの凹部５
ａに、基端部が細くなったテーパ状の形状となっている
突部２ｂが挿入、嵌合する構造となっている。
カバー５ｇとケーシング２との連接構造を示す斜視図で
ある。図において、サポートブロック５Ａには、樹脂等
から形成されるサポートカバー５ｇが設けられ、支持孔
５ｃと同心円形状に縁部を若干突出して設けた支持ガイ
ド５ｉに、サポートカバー５ｇに設けた支持ガイド５ｉ
と略同一形状の回動孔５ｈを回動自在に軸支することに
より、サポートブロック５Ａとカバー５ｇは一体化され
る。サポートカバー５ｇの裾部内側にはロック爪５ｊが
設けられ、外方側には把手部５ｋが一体に設けられてい
る。突部２ｂの前壁には、ロック爪５ｊが係合する係止
溝２ｃが設けられる。なお、カバー５ｇの側壁基端部内
側には第２ロック爪５ｍが設けられ、サポートブロック
５Ａ側壁には、第２ロック爪５ｍが弾性係合する第２係
止溝５ｎが設けられる。サポートブロック５Ａの凹部５
ａに、基端部が細くなったテーパ状の形状となっている
突部２ｂが挿入、嵌合する構造となっている。
【００１６】図４は、サポートブロック５Ａ，サポート
カバー５ｇとケーシング２との連接状態を示す断面図で
ある。サポートカバー５ｇは折り返し部５ｆを設け，略
三面の形状をなしている。図３に示したロック爪５ｊ
は、強度確保のため、折り返し部５ｆに一体的に形成さ
れている。なお、強度確保を気にしない場合には、この
折り返し部５ｆは設けなくても良い。第２ロック爪５ｍ
を第２係止溝５ｎに案内するために、突部２ｂの側壁に
はサポートブロック５Ａ側壁に設けられた支持孔５ｃと
同心円弧上に第２係止溝５ｎよりも浅く溝５ｐが形成さ
れる。また、第２ロック爪５ｍと第２係止溝５ｎとのロ
ックが確実となるよう第２係止溝５ｎと溝５ｐとの間に
盛り上がり部５ｑを設けている。このように、第２ロッ
ク爪５ｍと第２係止溝５ｎとを弾性係合として補助ロッ
ク機構を形成しているので、ロック爪５ｊと係止溝２ｂ
とは弾性係合ではなく、単なる係合とすることができる
ので、ロック力の調整およびロック爪５ｊの耐久性の確
保等が容易である。また、これにより設計の自由度が広
がる。サポートブロック５Ａの内部にはリブ５ｅがあ
り，ケーシング突起２ｂと嵌合する構造となっている。
製造時には、このリブ５ｅの高さ調整にて突起２ｂとの
嵌合具合の調整を行う。
カバー５ｇとケーシング２との連接状態を示す断面図で
ある。サポートカバー５ｇは折り返し部５ｆを設け，略
三面の形状をなしている。図３に示したロック爪５ｊ
は、強度確保のため、折り返し部５ｆに一体的に形成さ
れている。なお、強度確保を気にしない場合には、この
折り返し部５ｆは設けなくても良い。第２ロック爪５ｍ
を第２係止溝５ｎに案内するために、突部２ｂの側壁に
はサポートブロック５Ａ側壁に設けられた支持孔５ｃと
同心円弧上に第２係止溝５ｎよりも浅く溝５ｐが形成さ
れる。また、第２ロック爪５ｍと第２係止溝５ｎとのロ
ックが確実となるよう第２係止溝５ｎと溝５ｐとの間に
盛り上がり部５ｑを設けている。このように、第２ロッ
ク爪５ｍと第２係止溝５ｎとを弾性係合として補助ロッ
ク機構を形成しているので、ロック爪５ｊと係止溝２ｂ
とは弾性係合ではなく、単なる係合とすることができる
ので、ロック力の調整およびロック爪５ｊの耐久性の確
保等が容易である。また、これにより設計の自由度が広
がる。サポートブロック５Ａの内部にはリブ５ｅがあ
り，ケーシング突起２ｂと嵌合する構造となっている。
製造時には、このリブ５ｅの高さ調整にて突起２ｂとの
嵌合具合の調整を行う。
【００１７】図５は、サポートブロック５Ａ，サポート
カバー５ｇとケーシング２との連接状態を示す断面図で
ある。図より明らかなように、連接状態では、ロック爪
５ｊが係止溝２ｃに係合しているので、この状態では、
サポートブロック５Ａとケーシング２の係合は外れな
い。この際、上記カバー５ｇの突出部５ｍとサポートブ
ロック５Ａの第２係止溝５ｎとにより、回動方向も規制
される。係合を外したい場合は、把手５ｋに指をかけ
て、第２ロック爪５ｍと第２係止溝５ｎとの弾性係合を
解除して、カバー５ｇを回動することにより、ロック爪
５ｊと係止溝２ｃとの係合が解除され、便座３等を上方
に持ち上げることでサポートブロック５Ａとケーシング
２の係合を外すことができる。
カバー５ｇとケーシング２との連接状態を示す断面図で
ある。図より明らかなように、連接状態では、ロック爪
５ｊが係止溝２ｃに係合しているので、この状態では、
サポートブロック５Ａとケーシング２の係合は外れな
い。この際、上記カバー５ｇの突出部５ｍとサポートブ
ロック５Ａの第２係止溝５ｎとにより、回動方向も規制
される。係合を外したい場合は、把手５ｋに指をかけ
て、第２ロック爪５ｍと第２係止溝５ｎとの弾性係合を
解除して、カバー５ｇを回動することにより、ロック爪
５ｊと係止溝２ｃとの係合が解除され、便座３等を上方
に持ち上げることでサポートブロック５Ａとケーシング
２の係合を外すことができる。
【００１８】また、便座３を取り付けるときは、ケーシ
ング突部２ｂにサポートブロック５Ａを挿入する。ケー
シング突部２ｂは上端程細くなるテーパ状となっている
ため、サポートブロック５Ａを挿入しやすく、便座取付
作業が容易となる。便座の荷重等によるサポートブロッ
ク５Ａの支持孔５ｃの下向きの力は，サポートブロック
５Ａの下端とケーシング２との接触部により受ける構造
となっている。下向きの荷重をケーシング２の表面にて
受ける際には、ケーシング全体がたわみ内部部品を破損
させる恐れがあるため、ケーシング２の裏面に補強リブ
を配設している。ケーシング突起２ｂの先端とサポート
ブロック５Ａの凹部はすき間が空いており、サポートブ
ロック５Ａの支持孔５ｈの下向きの力はケーシング突起
２ｂの上端に掛かることはなく、突起２ｂが破損するこ
とはない。
ング突部２ｂにサポートブロック５Ａを挿入する。ケー
シング突部２ｂは上端程細くなるテーパ状となっている
ため、サポートブロック５Ａを挿入しやすく、便座取付
作業が容易となる。便座の荷重等によるサポートブロッ
ク５Ａの支持孔５ｃの下向きの力は，サポートブロック
５Ａの下端とケーシング２との接触部により受ける構造
となっている。下向きの荷重をケーシング２の表面にて
受ける際には、ケーシング全体がたわみ内部部品を破損
させる恐れがあるため、ケーシング２の裏面に補強リブ
を配設している。ケーシング突起２ｂの先端とサポート
ブロック５Ａの凹部はすき間が空いており、サポートブ
ロック５Ａの支持孔５ｈの下向きの力はケーシング突起
２ｂの上端に掛かることはなく、突起２ｂが破損するこ
とはない。
【図１】本発明の便座及び便ふたの取付け構造を備えた
便座装置の斜視図
便座装置の斜視図
【図２】ケーシング２に対する便座３及び便ふた４の連
接構造を示す概略断面図
接構造を示す概略断面図
【図３】サポートブロック５Ａとケーシング２との連接
構造を示す斜視図
構造を示す斜視図
【図４】サポートブロック５Ａとケーシング２との連接
状態を示す水平断面図
状態を示す水平断面図
【図５】サポートブロック５Ａとケーシング２との連接
状態を示す鉛直断面図
状態を示す鉛直断面図
【図６】従来の便座及び便ふたの取付け構造を備えた便
座装置の斜視図
座装置の斜視図
２…ケーシング ２ａ…突部 ２ｂ…突部 ２ｃ…係止溝 ３…便座 ３ａ…ヒンジブロック挿入部 ３ｂ…ストッパ ４…便ふた ４ａ…ヒンジブロック挿入部 ５…ヒンジブロック ５Ａ…サポートブロック ５Ｂ…回動ブロック ５ａ…凹部 ５ｂ…ヒンジ胴部 ５ｃ…支持孔 ５ｄ…ヒンジ軸 ５ｅ…リブ ５ｆ…折り返し部 ５ｇ…サポートカバー ５ｈ…回動孔 ５ｉ…支持ガイド ５ｊ…ロック爪 ５ｋ…把手 ５ｍ…第２ロック爪 ５ｎ…第２係合溝 ５ｐ…溝 ５ｑ…盛り上がり部
Claims (8)
- 【請求項１】 便座及び／又は便ふたの基端部に，該
基端部を回動中心として前記便座を回動自在に支持する
ヒンジブロックを連接し，前記ヒンジブロックを，ケー
シングの表面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便
ふたの取付構造において，ケーシングの側方に着脱用の
突起を設けたことを特徴とする便座及び／又は便ふたの
取付構造。 - 【請求項２】 請求項1記載の取付構造において、ケ
ーシングの中央付近に突設した膨出部を設け、該膨出部
側方に着脱用の突起を設けたことを特徴とする便座及び
／又は便ふたの取付構造 - 【請求項３】 便座及び／又は便ふたの基端部に，該
基端部を回動中心として前記便座を回動自在に支持する
ヒンジブロックを連接し，前記ヒンジブロックを，ケー
シングの表面側に着脱自在に連結した便座及び／又は便
ふたの取付構造において，ケーシングに複数の突起を設
け、該突起を連結する連結部を備えたことを特徴とする
便座及び／又は便ふたの取付構造。 - 【請求項４】 請求項１乃至請求項３記載の取付構造
において，ケーシングに突設した突起部をテーパ状とし
たことを特徴とする便座及び／又は便ふたの取付構造。 - 【請求項５】 請求項４記載の取付構造において，ヒ
ンジブロックの一面が切り欠かれたことを特徴とする便
座及び／又は便ふたの取付構造。 - 【請求項６】 請求項４記載の取付構造において，ヒ
ンジブロックの内部をテーパ状としたことを特徴とする
便座及び／又は便ふたの取付構造。 - 【請求項７】 請求項１から６記載の取付構造におい
て，サポートカバーを２面にて形成したことを特徴とす
る便座及び／又は便ふたの取付構造。 - 【請求項８】 請求項１から６記載の取付構造におい
て，サポートカバーに折り返しをつけ，略三面の形状と
したことを特徴とする便座及び／又は便ふたの取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11187901A JP2001008858A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 便座及び／又は便ふたの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11187901A JP2001008858A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 便座及び／又は便ふたの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001008858A true JP2001008858A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16214191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11187901A Pending JP2001008858A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 便座及び／又は便ふたの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001008858A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004020394A1 (de) * | 2004-04-23 | 2005-11-10 | Aquatec Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Erhöhung der Sitzhöhe auf einem Klosett |
| WO2015076494A1 (ko) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | 코웨이 주식회사 | 변좌 어셈블리 |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP11187901A patent/JP2001008858A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004020394A1 (de) * | 2004-04-23 | 2005-11-10 | Aquatec Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Erhöhung der Sitzhöhe auf einem Klosett |
| WO2015076494A1 (ko) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | 코웨이 주식회사 | 변좌 어셈블리 |
| US9895035B2 (en) | 2013-11-25 | 2018-02-20 | Coway Co., Ltd | Toilet seat assembly |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040812 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041021 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050328 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050830 |