JP2006122148A - 便器装置 - Google Patents

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昇 田栗
Kenji Okuyama
健二 奥山
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Abstract

【課題】 便蓋及び便座の支持体への適宜取付けを確保できる便器装置を提供する。
【解決手段】 便器本体の後方上面に便蓋1及び便座2を取付ける支持体3を設ける。支持体3に取り付けた便蓋1及び便座2を開閉駆動させる駆動装置4を設けたことで便蓋1及び便座2の自動開閉を可能にした便器装置である。支持体3に便蓋1及び便座2の取付の有無を検知する取付検知センサ6を設ける。上記取付検知センサ6にて便蓋1及び便座2が支持体3から外れた状態にあることを検知した場合に駆動装置4の駆動をオフにするオフ制御部7を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、便器装置に関し、詳しくは便蓋・便座の取付け構造に関するものである。
従来から、便器装置には、便器本体のボウル部の後方上面に便蓋及び便座を取付ける支持体を設けると共に、この支持体に取り付けた便蓋及び便座を開閉駆動させる駆動装置を設けたことで、便蓋及び便座の開閉を自動的に行わせたものがある。たとえば、便蓋は便器装置に設けた人体検出センサにより、また便座は便器装置に設けた操作部により、それぞれ制御部を介して開閉制御されている。なお、便蓋や便座は便器装置の掃除やメンテなどを行い易くするために支持体に着脱自在にされている。具体的に、便蓋及び便座の支持体への取付構造は、支持体に設けた突起状の便蓋取付部及び便座取付部に対して便蓋及び便座の各受部を枢支連結させることで行われるのであるが、各取付部の周面の一部を切除して非円形に形成すると共に、便蓋及び便座の各受部の周方向の一部に切欠部を設けてあり、通常状態では各取付部が対応する各受部に嵌合すると共に、便蓋及び便座が所定の回動位置に位置した場合にのみ各取付部が切欠部に通過可能にされたことで、便蓋及び便座の支持体への脱着を可能にしている。すなわち、便蓋及び便座の取付位置を規定することで、便蓋及び便座の各駆動装置への適宜な連結を可能にして便蓋及び便座の適宜回動を図っているのである(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような便蓋や便座が自動的に開閉すると共に便蓋や便座が支持体に脱着可能にされた便器装置にあって、外しておいた便蓋や便座を支持体に装着して便蓋や便座に適宜の開閉動作を行わせる場合には、規定された取付位置にある便蓋及び便座に対して各駆動装置が適宜の取付状態にあることが不可欠とされるが、便蓋及び便座が取り外された状態にあっても駆動装置を制御する制御部が作動し続けると、便蓋及び便座を取付ける際に便蓋取付部及び便座取付部が適宜の取付状態にない場合があって各取付部に便蓋及び便座が取付けることができなかったり、また無理に便蓋及び便座を適宜の取付状態にない駆動装置に連結してしまうと、その後、便蓋及び便座が所定位置まで開閉しなかったり、閉塞動作をした便蓋及び便座がたとえば便器本体に対して無理に押しつけられたりし、便蓋及び便座が所定の開閉動作を得られないばかりか、駆動装置に過負荷がかかったりして駆動装置が破損したりする不具合が生じる恐れがあった。
特開平10−211122号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、便蓋及び便座の支持体への適宜取付けを確保できる便器装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る便器装置は、便器本体の後方上面に便蓋1及び便座2を取付ける支持体3を設け、この支持体3に取り付けた便蓋1及び便座2を開閉駆動させる駆動装置4を設けたことで便蓋1及び便座2の自動開閉を可能にした便器装置において、支持体3に便蓋1及び便座2の取付の有無を検知する取付検知センサ6を設けると共に、上記取付検知センサ6にて便蓋1及び便座2が支持体3から外れた状態にあることを検知した場合に駆動装置4の駆動をオフにするオフ制御部7を設けたことを特徴とする。
これによると、取付検知センサ6にて便座2や便蓋1が支持体3に取付状態にないことを検知してオフ制御部7で駆動装置4を停止制御させたことで、駆動装置4を便座2や便蓋1の支持体3への取付け・取外し状態に維持することができ、その後この状態にある駆動装置4に対して便座2や便蓋1を取付けることができることから、便座2や便蓋1の支持体3への適宜取付けを確保することができるのであり、更に言うと、駆動装置4の停止が、係止などの強制的な停止手段ではなく、オフ制御部7によるオフ制御で行われたので、停止状態の駆動装置4に過負荷などを生じさせることなく、駆動装置4の長寿命化も確保できる。
本発明は、駆動装置の長寿命化を図りつつ、便座や便蓋の支持体への適宜取付けを確保できるといった効果を有している。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
便器装置は、便器本体の後方上面に便蓋1及び便座2を取付ける支持体3を設け、この支持体3に設けた取付部5に便蓋1及び便座2を着脱可能に取り付け、上記取付部5に取り付けた便蓋1及び便座2を開閉駆動させる駆動装置4を設けたことで便蓋1及び便座2の自動開閉を可能にして構成されている。具体的に本例では、上記支持体3は便器本体の後方上面に幅方向に亙るように載設した温水洗浄便座装置8の本体部9で構成されている。温水洗浄便座装置8は図2のように本体部9とこの本体部9に取付けた樹脂製の便蓋1及び便座2とで形成されている。温水洗浄便座装置8の本体部9には、その幅方向側部に操作部10が隣接して設けられ、使用者の局部洗浄を行う洗浄ノズル11が便器本体のボウル部に臨むようにその幅方向の中央部位における前端下縁に備えられると共に、水道経路に接続された加温タンク等の洗浄ノズル11への洗浄水供給手段が内装されており、上記操作部10の操作によって局部洗浄が行われるようにされている。なお、図3のように、この本体部9は便器本体の幅方向に亙るボックス状の外殻を有しているが、この外殻の前部部分には対向する1対の側壁面12aと背壁面12bと底壁面12cとで囲まれて上方及び前方に開口する凹部12が形成され、この凹部12に上記取付部5が形成されて便蓋1及び便座2が取付可能にされている。支持体3に取付けた便蓋1及び便座2は、本体部9に内装された制御部13を介し、本体部9に内装した便蓋用駆動装置4a及び便座用駆動装置4bからなる駆動装置4によってそれぞれ回動駆動されて自動的に開閉可能にされている。ここで、駆動装置4は、電動モータと電動モータの回転駆動を減速して後述する駆動側枢支軸21に伝達させる減速機構とを有して形成されている。便蓋1及び便座2の開閉制御は、たとえば、便蓋1は便器装置に設けた人体検出センサ14が便器装置の前の使用者の存在の有無を検知して制御部13を介して開閉動作が行われるようにされたり、便座2は操作部10の操作によって制御部13を介して開閉動作が行われるようにされる。
便蓋1や便座2を支持体3に取付けるには、本例では支持体3に対して所定角度にある便蓋1及び便座2のみを脱着可能にする取付部5にて行われる。具体的に、支持体3に別個に設けた便蓋1用の取付部5及び便座2用の取付部5を介して行わせている。すなわち、便蓋1用の取付部5は一対の側壁面12aの上部域から対向するように凹部12内に突設された一対の便蓋枢支軸15で構成されている。便蓋1はその基部における幅方向両端に幅方向外方に開口せる軸受17を形成したボス18がそれぞれ突設されており、便蓋1の一対の軸受17に対応する便蓋枢支軸15をそれぞれ係止させることで、便蓋1がその幅方向両端部で支持体3に取付けられている。また、便座2用の取付部5は一対の側壁面12aの下部域から対向するように凹部12内に突設された一対の便座枢支軸16で構成されている。便座2はその基部における幅方向両端に幅方向外方に開口せる軸受17を形成したボス18がそれぞれ突設されており、便座2の一対の軸受17に対応する便座枢支軸16をそれぞれ係止させることで、便座2がその幅方向両端部で支持体3に取付けられている。以下、便蓋1及び便座2の支持体3への取付構造を詳述するが、この取付構造は便蓋1及び便座2にかかわらず同構成であるので、便蓋1の取付構造の説明は省き、便座2の取付構造をのみ説明していく。
一対の便座枢支軸16の突出先端部にはそれぞれ軸周面の一部を切除して非円形に形成した係止部19が形成されている。つまり、係止部19は長径と短径とを有する断面形状に施されており、詳しくは、図4,5のように、長径方向の両端部は円弧面19aに形成されると共に短径方向の両端部は平面19bに形成されている。また、一対の便座枢支軸16のうち一方の便座枢支軸16は支持体3から一体に突設されて回転不能な固定軸とされており(以下、固定側枢支軸20と称する)、他方の便座枢支軸16は便座用駆動装置4bの減速機構に連結されて支持体3に対して回転可能に設けた駆動軸とされている(以下、駆動側枢支軸21と称する)。また、便座2の一対の軸受17のうち固定側枢支軸20を係止させる軸受17(以下、固定側軸受22と称する)は、図4のように、固定側枢支軸20の係止部19を遊嵌する軸穴24を有すると共にこの軸穴24の周方向の一部に切欠部25を設けてあり、通常状態では固定側枢支軸20の係止部19が軸穴24に遊嵌され、便座2が所定の回動位置に位置した場合にのみ上記係止部19が軸穴24から切欠部25を通って抜き差し可能にされている。具体的に、固定側軸受22における軸穴24は上記係止部19の長径寸法を内径とする円孔形状に形成されており、切欠部25は軸穴24の周縁の後部に上記係止部19の短径寸法を切欠幅とする溝形状に形成されている。しかして、固定側枢支軸20への便座2の取付け・取外しは、図4(b)のように、便座2をその基部が下端にある略垂直状態にしたときにのみ固定側枢支軸20の係止部19が切欠部25を通過できて、可能にされている。
一方、駆動側枢支軸21を係止させる軸受17(以下、駆動側軸受23と称する)は、図5のように、駆動側枢支軸21の係止部19を嵌合させる軸穴24を有すると共にこの軸穴24から切欠部25を延設してあり、通常状態では駆動側枢支軸21の係止部19が軸穴24に嵌合されて駆動側枢支軸21の回動が便座2に伝達されるようにされ、便座2が所定の回動位置に位置した場合にのみ上記係止部19が軸穴24から切欠部25を通って抜き差し可能にされている。具体的に、駆動側枢支軸21の係止部19は上記固定側枢支軸20の係止部19と、駆動側軸受23の切欠部25は上記固定側軸受22の切欠部25とそれぞれ同形状に形成されているが、駆動側軸受23の軸穴24は上記切欠部25を延設した形状に形成されている。すなわち、駆動側軸受23の切欠部25と軸穴24とは便座2の後方に開口する直線状の溝形状に形成されている。
上述したように、便座2は、固定側枢支軸20と固定側軸受22との係合構造により、略垂直状態にしたときにのみに支持体3に対する取付け・取外しが可能にされている。しかし、このときには、回動駆動する駆動側枢支軸21の係止部19も固定側軸受22の係止部19とその長径及び短径方向が一致する方向になければ駆動側枢支軸21が駆動側軸受23から抜き差しできず、便座2の支持体3に対する取付け・取外しは不可能である。なお、この問題は、自動開閉する便座2のように駆動側枢支軸21が回動駆動するものにおいて、便座2を支持体3から取り外した後に回動駆動した駆動側枢支軸21が便座2の取付状態に位置しなくなってその後便座2を支持体3に取付けできないといったケース27が通常考えられるのであるが、本発明は上記問題を解決するべく、便座2(便蓋1)の支持体3への適宜取付けを確保する工夫を施したことに趣旨があり、以下に詳述する。
すなわち本例は、図1のように、支持体3に、便座2の取付の有無を検知する取付検知センサ6を設けると共に、上記取付検知センサ6にて便蓋1が支持体3から外れた状態にあることを検知した場合に駆動装置4の駆動をオフにするオフ制御部7を設け、便座2を支持体3から取り外した状態では駆動側枢支軸21を回動不能に制御したことに特徴を有している。具体的に、本例の取付検知センサ6には便座2に設けた磁石26の磁界を検知するホール素子を利用した磁力検知センサが用いられており、図4のように、この取付検知センサ6は凹部12の側壁面12aの便座枢支軸15の近傍位置に配設され、磁石26はボス18の外側端面における便座2が所定回動をしたときに取付検知センサ6に相対する範囲の部位に亙って配設されている(なお、本例では、便座2の回動角度範囲を閉状態0°として全開状態120°とすると、余裕を見て便座2の回動角度範囲を含む0°〜180°の範囲に亙って磁石26が設けられている)。しかして、この取付検知センサ6によると、回動状態にかかわらず便座2の支持体3への取付の有無が検知可能にされている。なお、取付検知センサ6を適宜位置に複数設けるとより正確に便座2の支持体3への取付の有無を検知可能にできて好ましい。ここで、取付検知センサ6にて便座2が支持体3に取付状態にないことを検知してオフ制御部7で駆動側枢支軸21の回動が停止制御されたときには、すなわち便座2が支持体3から取り外されたときであって駆動側枢支軸21が便座2の取外し状態に維持されるのであり、その後便座2を支持体3に取付けようとしたときには、便座2の取外し状態に維持された駆動側枢支軸21や固定側枢支軸20に対して便座2を取付けることができて、便座2の支持体3への適宜状態の取付けが確保されるのである。なお、オフ制御部7による駆動装置4へのオフ制御は、図6のフローチャートのように制御部13による駆動装置4の制御よりも優先して行われる。
ところで、本例は一対の便座枢支軸16の一方に固定側枢支軸20を用いて便座2を垂直状態にしたときのみ便座枢支軸16に取付可能にしたものであるが、一対の便座枢支軸16の両方に同期回動する駆動側枢支軸21を用いて垂直状態以外の任意位置でも便座2を便座枢支軸16から取外し可能にしたものであっても、取付検知センサ6及びオフ制御部7によると便座2を取外した状態で駆動側枢支軸21を止めて保持することができるから、この状態の駆動側枢支軸21に再び便座2を取付けることで、便座2と駆動側枢支軸21とが回転位相のズレなどを生じずに適宜状態で連結できて、回動中の便座2が便器本体に強く当接したりする恐れを無くして便座2の開閉動作を正常に行うことが確保されるのである。更に言うと、このように便座2が支持体3に取付状態にないときにオフ制御部7によって便座2を回動駆動させる駆動側枢支軸21を停止制御させたことによると、駆動側枢支軸21を係止などにて物理的に回転不能にさせたものと比較して、電動モータや駆動装置4内に過負荷をかけること無しに駆動側枢支軸21の回動を停止でき、駆動装置4の長寿命化を図り得るといった利点も有している。
上述したように、便蓋1の支持体3への取付構造も、上述した便座2の支持体3への取付構造と同構造とされており、支持体3に便蓋1の取付の有無を検知する取付検知センサ6を設けると共に、上記取付検知センサ6にて便座2が支持体3から外れた状態にあることを検知した場合に駆動装置4の駆動をオフにするオフ制御部7を設け、便蓋1を支持体3から取り外した状態では駆動側枢支軸21を回動不能に制御しており、便蓋1の支持体3への適宜状態の取付けを確保しているのである。
なお、便座枢支軸16や便蓋枢支軸15における駆動側枢支軸21には、係止などにて強制的に回転不能にさせる機構を併せて備えても好ましい。この強制的に駆動側枢支軸21を回転不能にさせる機構としては、たとえば図7に示す機構や、図8に示す機構が挙げられる。
図7の機構は、駆動装置4のケース27内に収めた駆動側枢支軸21の基端と対向する駆動装置4のケース27内の部位との間にコイルバネ28を介装し、駆動側枢支軸21に係止突起29を軸外方向に突設すると共に駆動装置4のケース27の内面に被係止突起30を内方に突設し、図7(b)のように便座2(便蓋1)を支持体3に取付けた状態にあるときには便座2(便蓋1)にて駆動側枢支軸21がコイルバネ28の付勢に抗ってその基端側に押し込まれて係止突起29と被係止突起30との係止を行わせないようにしたことで駆動側枢支軸21を回動駆動可能にし、図7(a)のように便座2(便蓋1)を支持体3から外した状態にあるときにはコイルバネ28の付勢にて駆動側枢支軸21がその先端側にずれて係止突起29を被係止突起30に係止させることで駆動側枢支軸21を回動不能にしたものである。なお、図中31は駆動側枢支軸21の基端に一体に形成された駆動装置4の減速機構に連結する連結歯車であり、図中32は駆動側枢支軸21の係止部19を便座2(便蓋1)の軸受17の軸穴24にスムーズに導くガイド面である。
図8の機構は、係止部19が形成された軸部21aの外側に筒部21bを先端基端方向にスライド自在に被せると共に軸周方向には筒部21bと軸部21aとが一体に回転可能になるよう連結して駆動側枢支軸21を形成し、この駆動側枢支軸21の基端側を駆動装置4のケース27内に収めて筒部21bの基端と対向する駆動装置4のケース27内の部位との間にコイルバネ28を介装し、筒部21bに係止突起29を軸外方向に突設すると共に駆動装置4のケース27の内面に被係止突起30を内方に突設し、図8(b)のように便座2(便蓋1)を支持体3に取付けた状態にあるときには便座2(便蓋1)の幅方向側縁に形成した押込突部33が筒部21bの先端の突出部34を押圧することで駆動側枢支軸21がコイルバネ28の付勢に抗って駆動側枢支軸21の基端側に押し込まれて係止突起29と被係止突起30との係止を行わせないようにしたことで駆動側枢支軸21を回動駆動可能にし、図8(a)のように便座2(便蓋1)を支持体3から外した状態にあるときにはコイルバネ28の付勢にて筒部21bが駆動側枢支軸21の先端側にずれて係止突起29を被係止突起30に係止させることで駆動側枢支軸21を回動不能にしたものである。なお、図中31は筒部21bに形成された駆動装置4の減速機構に連結する連結歯車であり、図中32は駆動側枢支軸21の係止部19を便座2(便蓋1)の軸受17の軸穴24にスムーズに導くガイド面である。
このように便座2(便蓋1)が支持体3から外れた状態にある場合に、オフ制御部7にて駆動装置4の駆動をオフにすると共に係止突起29と被係止突起30との係止で強制的に駆動側枢支軸21を回転不能にすると、駆動側枢支軸21の回動が2重に防止させることができ、何らかの不具合でオフ制御部7による駆動装置4のオフ制御が為されなかったときにも強制的に駆動側枢支軸21が回転不能にされているので、確実に駆動側枢支軸21の回動を防止できて、便座2(便蓋1)の適宜取付けをより確実に確保できるのである。
本発明の実施の形態の例の制御ブロック図である。 同上の温水洗浄便座装置の斜視図である。 同上の温水洗浄便座装置の本体部の透視斜視図である。 (a)は便座の固定側枢支軸への取付状態を示す概略側面図であり、(b)は便座の固定側枢支軸への取付け・取外し状態を示す概略側面図である。 (a)は便座の駆動側枢支軸への取付状態を示す概略側面図であり、(b)は便座の駆動側枢支軸への取付け・取外し状態を示す概略側面図である。 同上の動作フローチャートである。 本発明の実施の形態の他例における駆動側枢支軸を機構的に回転不能にする機構の一例であり、(a)は便座を取り外した状態の概略正面断面図であり、(b)は便座を取付けた状態の概略正面断面図である。 本発明の実施の形態の他例における駆動側枢支軸を機構的に回転不能にする機構の他例であり、(a)は便座を取り外した状態の一部を切り欠いた概略正面断面図であり、(b)は便座を取付けた状態の一部を切り欠いた概略正面断面図である。
符号の説明
1 便蓋
2 便座
3 支持体
4 駆動装置
5 取付部
6 取付検知センサ
7 オフ制御部
8 温水洗浄便座装置
9 本体部

Claims (1)

  1. 便器本体の後方上面に便蓋及び便座を取付ける支持体を設け、この支持体に取り付けた便蓋及び便座を開閉駆動させる駆動装置を設けたことで便蓋及び便座の自動開閉を可能にした便器装置において、支持体に便蓋及び便座の取付の有無を検知する取付検知センサを設けると共に、上記取付検知センサにて便蓋及び便座が支持体から外れた状態にあることを検知した場合に駆動装置の駆動をオフにするオフ制御部を設けたことを特徴とする便器装置。
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