JP6616236B2 - 調理器 - Google Patents
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Description
この場合、第5検出部の検出結果が、蓋体が閉位置に位置しないこと示し、その検出結果が所定時間以上継続した場合に、制御部は、蓋体が閉位置に回転するように駆動部を駆動させることが好ましい。ここで、蓋体が長時間開放状態になっている場合、調理器本体内や蓋体の内面に埃等が付着する。また、調理器が保温処理の実行中の場合、料理の水分が過度に放出される。しかし、この態様によれば、蓋体が所定時間以上開放されている場合には、蓋体を閉位置に向けて回転駆動させるため、このような不都合が生じることを防止できる。
炊飯器本体14には、有底筒状の炊飯鍋12を取外可能に収容する収容部15が形成されている。この収容部15の底側外面には、炊飯鍋12を加熱する加熱部としてコイル20が配置されている。炊飯器本体14の背面側には、蓋体30を取り付けるためのヒンジ接続部17が形成されている。
本実施形態では、炊飯器10の使用性を向上するために、炊飯器本体14に対して蓋体30を自動開閉できるようにしている。具体的には、炊飯器本体14のヒンジ接続部17の下部には、蓋体30を回転駆動させるための駆動装置48が配置されている。また、蓋体30には、駆動装置48を駆動させるための操作部として、閉スイッチ51と開スイッチ52とが配置されている。さらに、炊飯器本体14には、炊飯器本体14に対する蓋体30の回転角度位置を検出するための蓋体用センサ49が配置されている。
このようにした炊飯器10では、スイッチ51,52の操作により蓋体30を自動開閉することが可能なため、ユーザの利便性を向上できる。しかし、炊飯器10の構成部品の位置や装着状態、及び炊飯器10の動作状態等、炊飯器10の状態によっては、ユーザが意図しないような不都合が生じることがある。
炊飯器本体14には、ユーザが炊飯器10を持ち運ぶ際に使用するハンドル24が取り付けられている。このハンドル24は、概ねU字形状で、一端が炊飯器本体14の一側に回転可能に支持され、他端が炊飯器本体14の他側に回転可能に支持されている。
駆動装置48によって蓋体30を閉じる時間は、閉駆動を開始する時の蓋体30の回転角度位置によって異なり、閉位置に近い位置からは短く、開位置に近い位置からは長くなる。よって、蓋体30が閉位置の近い位置にある状態で蓋体30を閉駆動すると、蓋体30は直ぐに閉まってしまう。この際、炊飯器本体14の上にユーザが手を載せていると、炊飯器本体14と蓋体30の間に手が挟み込まれる可能性がある。このような不都合が生じることを防止するために、蓋体30が上限角度位置C2aよりも閉位置側に位置する場合には、蓋体30が閉駆動しないようにしている。
炊飯器10では、内蓋38の未装着状態で炊飯処理が実行されると、炊飯鍋12内の熱及び蒸気が排気通路以外の部分から漏れてしまう。すると、炊飯に必要な熱を飯米に加えることができないため、米飯の炊き上がりが悪くなる可能性がある。このような不都合が生じることを防止するために、内蓋38が未装着の場合には、蓋体30が閉駆動しないようにしている。
炊飯処理の実行中に蓋体30が開放されると、炊飯鍋12内の熱及び蒸気が排気通路以外の部分から漏れてしまう。すると、内蓋38が未装着の場合と同様に、炊飯に必要な熱を飯米に加えることができないため、米飯の炊き上がりが悪くなる可能性がある。また、炊飯鍋12が高温になった状態で蓋体30が開放されると、炊飯鍋12内の水分が吹きこぼれる可能性がある。このような不都合が生じることを防止するために、炊飯処理の実行中で、しかも炊飯鍋12が高温になると、蓋体30が開駆動しないようにしている。
炊飯器10では、炊飯処理の終了後に、炊飯鍋12内を所定温度に保温する保温処理が実行される。この保温処理中に蓋体30が長時間開放されると、保温中の米飯の水分が過度に放出されてしまい、食感が悪くなる。また、周囲の埃等が炊飯鍋12内や内蓋38に付着するため、衛生的に好ましくない。なお、埃の付着は、保温処理の実行中でなくても好ましくない。このような不都合が生じることを防止するために、蓋体30が長時間開放されている場合には、蓋体30を閉駆動するようにしている。
12…炊飯鍋(鍋)
14…炊飯器本体(調理器本体)
15…収容部
16…開口部
17…ヒンジ接続部
18…支軸
19…ロック穴
20…コイル(加熱部)
21…温度センサ(第4検出部)
24…ハンドル
25…把持部
26…軸部
27…載置部
30…蓋体
31…開放操作部材
32…ロック部材
33…凹部
34…係止溝
35…係止部材
38…内蓋
39…枠体
40…第1係止突起
41…第2係止突起
45…マイコン(制御部)
46…記憶部
48…駆動装置(駆動部)
49…蓋体用センサ(第2検出部)
51…閉スイッチ(操作部)
52…開スイッチ(操作部)
54…ハンドル用センサ(第1検出部)
56…内蓋用センサ(第3検出部)
58…ロック部用センサ(第5検出部)
Claims (5)
- 調理器本体と、
調理器本体に取り付けられており、調理器本体の開口部を覆った閉位置と、調理器本体の開口部を開放した開位置との間を回転可能な蓋体と、
蓋体を閉位置又は開位置に向けて回転駆動可能な駆動部と、
駆動部を駆動させるための操作部と、
操作部からの駆動信号の入力により駆動部を駆動させる制御部と、
調理器の状態を検出するための1以上の検出部とを備え、
検出部による検出結果が予め定めた所定条件に合致する場合に、制御部は、操作部からの駆動信号を無効にする、調理器であって、
前記1以上の検出部には、蓋体の回転角度位置を検出する第2検出部が含まれており、
第2検出部によって検出した蓋体の回転角度位置が、予め定めた所定角度位置よりも閉位置側に位置する場合に、制御部は、蓋体を閉位置に向けて回転させるための駆動信号を無効にする、調理器。 - 前記1以上の検出部には、調理器本体に回転可能に取り付けられているハンドルの回転角度位置を検出する第1検出部が含まれており、
第1検出部によって検出したハンドルの回転角度位置が、回転駆動される蓋体とハンドルとが干渉する蓋体の回転範囲に位置している場合に、制御部は、操作部からの駆動信号を無効にする、請求項1に記載の調理器。 - 前記1以上の検出部には、蓋体に対して取外可能な内蓋が装着されているか否かを検出する第3検出部が含まれており、
第3検出部の検出結果が、内蓋の未装着を示している場合に、制御部は、蓋体を閉位置に向けて回転させるための駆動信号を無効にする、請求項1又は2に記載の調理器。 - 前記制御部は、調理器本体に設けられている加熱部を制御して調理処理を実行することが可能であり、
前記1以上の検出部には、鍋の温度を検出する第4検出部が含まれており
調理処理の実行中に第4検出部によって検出した検出温度が、予め定めた温度を越えている場合に、制御部は、蓋体を開位置に向けて回転させるための駆動信号を無効にする、請求項1から3のいずれか1項に記載の調理器。 - 前記1以上の検出部には、蓋体が閉位置に位置しているか否かを検出する第5検出部が含まれており
第5検出部の検出結果が、蓋体が閉位置に位置しないこと示し、その検出結果が所定時間以上継続した場合に、制御部は、蓋体が閉位置に回転するように駆動部を駆動させる、請求項1から4のいずれか1項に記載の調理器。
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JP2016094751A JP6616236B2 (ja) | 2016-05-10 | 2016-05-10 | 調理器 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2016094751A Active JP6616236B2 (ja) | 2016-05-10 | 2016-05-10 | 調理器 |
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2016
- 2016-05-10 JP JP2016094751A patent/JP6616236B2/ja active Active
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