JP2006075476A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋開放時の高さを抑え、蓋の開閉操作が容易で炊飯保温性能が安定した炊飯器を提供する。
【解決手段】鍋2を加熱する鍋加熱手段4と、鍋2の開口部2aとそれを覆う蓋7とを水密にする可撓性の蓋パッキング9と、開口部2aより下方にある蓋支軸10を中心に蓋7を回動する蓋アーム11と、蓋アーム11を後方へ回動する蓋駆動手段12と、蓋7を鍋2に対して所定の位置に保持する蓋固定手段13とを備え、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせたもので、鍋2の開口部2aより下方にある蓋支軸10を中心に蓋アーム11および蓋7を回動させるので、蓋7の回動時および全開時の高さが低減され、、また蓋アーム11と蓋7の間に回動部分を介在させず、蓋駆動手段12で蓋アーム11及び蓋7を直接駆動するので蓋7の開閉動作が連続した1回の動作で行われて、操作の回数が少ない。
【選択図】図1
【解決手段】鍋2を加熱する鍋加熱手段4と、鍋2の開口部2aとそれを覆う蓋7とを水密にする可撓性の蓋パッキング9と、開口部2aより下方にある蓋支軸10を中心に蓋7を回動する蓋アーム11と、蓋アーム11を後方へ回動する蓋駆動手段12と、蓋7を鍋2に対して所定の位置に保持する蓋固定手段13とを備え、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせたもので、鍋2の開口部2aより下方にある蓋支軸10を中心に蓋アーム11および蓋7を回動させるので、蓋7の回動時および全開時の高さが低減され、、また蓋アーム11と蓋7の間に回動部分を介在させず、蓋駆動手段12で蓋アーム11及び蓋7を直接駆動するので蓋7の開閉動作が連続した1回の動作で行われて、操作の回数が少ない。
【選択図】図1
Description
本発明は炊飯器に関するもので、特に蓋開閉機構に関するものである。
従来の炊飯器については、図19を用いて説明する。
図19において、炊飯器1の本体3は、お米やご飯を収納すると共に本体3に着脱自在に装着される鍋2と、鍋2を加熱する鍋加熱手段4と、鍋2の底面の温度を検知する底温度センサー5と、前記鍋加熱手段4を制御する制御手段6と、一端が本体3の上部後方に設けた蓋支軸10を中心に回動自在に設けられ鍋2を開閉する蓋7と、蓋7の底面に取着された蓋加熱板8と、蓋7と鍋2との気密を確保する蓋パッキン9と、蓋7の前端を本体3に係止する蓋固定手段13が設けられている。
そして、回動する蓋7を開けた時、鍋2を収納する本体3の上部に配置された蓋支軸10を中心に蓋7が回動するので、蓋7を開いた時に、全高が大きい。そのため、炊飯器1をキャビネット(図示せず)に収納して使用するような場合、蓋7がキャビネットの天面に当って開き切らないために、鍋2のご飯および鍋2を取り出し難いという課題がよくあった。
もちろん、炊飯器1の収納キャビネットの高さを十分大きく確保できれば問題ないが、一般的にはキャビネットの最上部や上方に他の機器を設置し、作業に使用するために、収納キャビネットの全高や炊飯器1の設置される位置はほぼ一定であり、結果として炊飯器1の設置位置を低くすることになる。そうすると今度は、鍋2の収納、取り出し、ご飯の盛り付け、操作部の操作などを、中腰の姿勢で行うことになり、操作性が低下する。それらの課題を解消するため、蓋の回動中心を本体3の上面より下げることで、蓋7を開けた時の高さを低くしている炊飯器がある(例えば、特許文献1参照)。
図20は、特許文献1に記載された、蓋開放時の全高を抑えた炊飯器を示すものである。図20に示すように、炊飯器1の本体3内部に鍋2を設け、開放途中で回動中心を変更される蓋7により開閉するようになっている。
まず、蓋7は、第1の蓋支軸10を中心として回動自在に設けられている。さらに、炊飯器1の本体3の両側面下方に第2の蓋支軸10aが設けられ、その第2の蓋支軸10aを中心に回動自在の一対の蓋アーム11が設けられている。
また、蓋7はフック(図示しない)で炊飯器の本体3に係止されるようになっている。本体3の両側面に設けた蓋アーム11の先端には、第1の蓋支軸10の両端部がそれぞれ回転自在に連結されている。第1の蓋支軸10には、図示しない第1スプリングが巻回され、その第1スプリングにより蓋3が開放方向に付勢されている。各第2の蓋支軸10aには、図示しない第2スプリングが巻回され、蓋アーム11を反時計回り方向に付勢している。
上記構成において、フックの係止を解除すると、第1スプリングの付勢力により蓋7が中間開放位置(2点鎖線で示された位置)に到達し、ついで第2蓋支軸10aを中心として、蓋7が蓋アーム11とともに一体的に回動する。すなわち、蓋7の開放初期には、炊飯器1の本体3の後方上部に設けた第1の蓋支軸10を回動中心として回動し、開放途中には、第1の蓋支軸10より下方に設けた第2の蓋支軸10aに回動中心を変更して炊飯器1の本体3の後方に回動することで、蓋7の開放途中における全高を抑えるとともに、蓋7を本体3側方に回転することで、全開可能なものである。
特開2002−95583号公報
しかしながら、特許文献1に開示された炊飯器では、蓋7が中間開放位置に到達した時、蓋7の重心位置が第2蓋支軸10aの中心を越えて外側に移動していないので自重で蓋アーム11を回動することにはならない。従って、蓋7は中間開放位置で止まり、更に蓋7を後方へ手で押して、全開しないといけない。すなわち、従来の炊飯器1でフックの係止を解除すると、蓋7はスプリングの付勢力で全開するが、このような炊飯器1では使用者の操作の回数が増えることになるという課題がある。
また、蓋7を閉じる場合は、蓋7が第1蓋支軸10を中心に回動することを抑制しながら、第2蓋支軸10aを中心に回動することが必要である。例えば、使用者が蓋7を手前に引きながら、第2蓋支軸10aを中心に回動することができるような引き手がないと、操作が困難である。
しかも、従来の炊飯器1のように、単純に蓋7を下方に押しつけるような操作を行うと、蓋7が第1蓋支軸10を中心に回動し、蓋7が本体の上面にぶつかるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、蓋開放時の高さを抑え、操作の回数が増えず、また、蓋を閉じる操作が容易で、操作性に優れ、所定の炊飯性能を種々の設置場所で実現することができる炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋を収納する収納部を備えた本体と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋と前記開口部を水密にする可撓性の蓋パッキングと、前記開口部より下方にある蓋支軸を中心に前記蓋を回動する蓋アームと、前記蓋アームを後方へ回動する蓋駆動手段と、前記蓋を前記鍋に対して所定の位置に保持する蓋固定手段とを備え、前記蓋アームの一部に可撓性を持たせたもので、第1に、鍋の開口部より下方にある蓋支軸を中心に蓋アームおよび蓋が回動するので、蓋の回動時および全開時の高さが低減される。また第2に、蓋アームと蓋の間に回転部分を介在させず蓋駆動手段で蓋アーム及び蓋を直接駆動するので、蓋の開閉動作が連続した1回の動作で行われて、操作の回数が少ない。また第3に、蓋アームの一部に可撓性があるので、蓋パッキングは必要なだけ変形して、蓋と鍋の開口部との間のシール性能が確保され、炊飯および保温工程において、この空隙から蒸気が漏れずに、所定の炊飯性能が得られるものである。
本発明の炊飯器は、蓋開放時の高さを抑え、操作の回数が増えず、また、蓋を閉じる時も操作しやすく、所定の炊飯性能を種々の設置場所で実現することができる。
第1の発明は、鍋を収納する収納部を備えた本体と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋と前記開口部を水密にする可撓性の蓋パッキングと、前記開口部より下方にある蓋支軸を中心に前記蓋を回動する蓋アームと、前記蓋アームを後方へ回動する蓋駆動手段と、前記蓋を前記鍋に対して所定の位置に保持する蓋固定手段とを備え、前記蓋アームの一部に可撓性を持たせたもので、第1に、鍋の開口部より下方にある蓋支軸を中心に蓋アームおよび蓋が回動するので、蓋の回動時および全開時の高さが低減される。また第2に、蓋アームと蓋の間に回転部分を介在させず蓋駆動手段で蓋アーム及び蓋を直接駆動するので、蓋の開閉動作が連続した1回の動作で行われて、操作の回数が少ない。また第3に、蓋アームの一部に可撓性があるので、蓋パッキングは必要なだけ変形して、蓋と鍋の開口部との間のシール性能が確保され、炊飯および保温工程において、この空隙から蒸気が漏れずに、所定の炊飯性能が得られるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の蓋の開閉を指示する開閉入力手段を設け、前記開閉入力手段からの開閉信号に基づいて蓋駆動手段が作動するようにしたもので、使用者が開閉入力手段に入力することで、ワンタッチで蓋の開閉操作ができるので、両手が空いていないような盛り付け作業が楽々に行えるものである。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の蓋駆動手段による蓋アームの回動時の回動速度を加速する第1の速度調整手段を設けたもので、蓋を閉じる時は蓋の回動速度が増大し、加速されることで増加した蓋の慣性で、パッキングを変形させシール性能を確保すると同時に、蓋を確実に所定の位置に収納するもので、蓋の操作性とシール性能が向上する。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の蓋駆動手段による蓋アームの回動時の回動速度を減速する第2の速度調整手段を設けたもので、蓋の開成時に、蓋の急激な回動による蓋の内面に付着した露、水滴が飛散することを低減し、蓋の操作性とお手入れ性の両方が向上する。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の蓋支軸を鍋の中央より後方で、且つ本体の幅より内側に位置させたもので、略円形の鍋の周囲に効率的に蓋の回動機構を配置できるので、全体の省スペース化が図られ、さらに蓋の操作性が向上する。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の本体と蓋の間の信号線または電線を、蓋支軸の周辺で、前記蓋支軸と略並行に配置したもので、蓋の開閉に伴う信号線や電線の屈曲角度が小さくなり、耐久性が向上できるものである。さらに、蓋駆動手段による蓋アームの回動速度を電線などの屈曲角度に合わせて、下げる様にすればさらに耐久性を向上させることができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の蓋の最大の開き角度を設定する蓋角度設定手段を設けたもので、炊飯器が使用される設置場所に応じた最適な開き角度を設定することができる。また、お手入れ時には、さらに角度を拡大させても良い。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の蓋支軸を支持する軸受を収納部に設けたもので、収納部を基準として、鍋と蓋との位置が明確に決定され、鍋のシール性能および炊飯性能が長期に安定する。
第9の発明は、特に、1〜8のいずれか1つの発明の本体の両側面に回転自在に軸支されるハンドルを備え、前記ハンドルの取り付け位置を検出するハンドル検知手段を設けたもので、蓋が回動してハンドルに接触して、回動が停止することがない。
第10の発明は、特に、第1〜9のいずれか1つの発明の本体の両側面に回転自在に軸支されるハンドルを備え、前記ハンドルの長さを蓋の回動と干渉しない長さにしたもので、本体の持ち運び時の操作性と蓋の開閉時の操作性を両立することができる。
第11の発明は、特に、第1〜10のいずれか1つの発明の鍋および内容物の重量を検出する重量検知手段を備えたもので、鍋の重量すなわちご飯量を検知し、その検知結果に応じて、蓋の回動速度を設定し、蓋を開閉するようにすれば、蓋の回動に伴う本体の浮き上がりもなく、安定した状態で使用できる。
第12の発明は、特に、第1〜11のいずれか1つの発明の炊飯器に蒸気を鍋内に投入する蒸気投入手段を備えたもので、蒸気による炊飯性能が向上することに加えて、蒸気の投入中には蓋駆動手段の動作を停止させ、あるいは遅延させることで、炊飯性能や保温性能の向上が確実に得られる。
第13の発明は、特に、第1〜12のいずれか1つの発明の蓋駆動手段を、蓋固定手段の開放時に蓋アームを回動するねじりコイルばねで形成したもので、万一本体の電源が切れたり、あるいは電源コードが抜き取られても、蓋の開成時は、ねじりコイルの変形により貯えたエネルギーで蓋を回動させ、蓋を閉じる時は、使用者がねじりコイルばねに力を加えながら、蓋を所定の位置にセットできるというものである。
第14の発明は、特に、第1〜13のいずれか1つの発明の炊飯器の炊飯工程に応じて、蓋駆動手段により蓋の閉状態を維持するもので、所定の炊飯性能が確実に得られるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における炊飯器について、図1〜5を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態における炊飯器について、図1〜5を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における炊飯器の断面図である。本実施の形態における炊飯器1は、鍋2を着脱自在に収納する本体3と、鍋2を誘導加熱する鍋加熱コイルからなる鍋加熱手段4と、鍋2の開口部2aを覆う蓋7と、蓋7と鍋2の開口部2aを水密にする可撓性の蓋パッキング9を有す。また、蓋パッキング9は蓋加熱板8に取り付けられており、蓋加熱板8は蓋7に対し着脱自在である。また、鍋2の開口部2aより下方に配置された蓋支軸10を中心に、蓋7を回動する蓋アーム11と、蓋アーム11を後方へ回動する蓋駆動手段12と、蓋7を鍋2に対して所定の位置に保持する蓋固定手段13とを備え、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせている。
また、蓋加熱板8は、図示しない蓋加熱コイルによって加熱される。底温度センサー5が鍋2の底面と当接するよう構成され、制御手段6は操作部6aからの入力により、鍋加熱手段4や蓋加熱コイルの運転を制御することで、炊飯および保温を行い、炊飯器1の動作を制御する。
図2、図3に示すように、蓋駆動手段12は、蓋駆動手段取付坂15に固定され、蓋支軸10を回動するための駆動源となるもので、図示しない電動機とギアーによる減速機構からなり、所定の回転数および回転トルクを発生するものであるが、一般的な機構技術であるので、詳細な図および説明は省略する。なお、電動機とギアーによる減速機構に限定するものでもない。
また、軸受14は、蓋駆動手段取付坂15に固定され、蓋支軸10を回転自在に支持するものである。蓋支軸10と蓋アーム11は一体として回動するように固定されている。蓋駆動手段12を運転すれば、その出力、回転トルクにより蓋支軸10および蓋アーム11が回動し、蓋7を回動することが可能となる。11aは、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせるために設けた可撓部で、板ばね等の弾性変形を利用して形成されているが、これに限定するものでもない。
また、蓋固定手段13は、蓋7を本体3および鍋2に対して、所定の位置に保持するためのロック機構であるが、これも一般的であり、詳細図および説明は省略する。
上記構成において、蓋7の開閉操作を説明する。使用者が蓋固定手段13を解除すると、蓋アーム11の可撓部11aの反発力で、図2のように蓋7の前部が浮き上がった状態となる。続いて、制御手段6が、図示しない検知手段で蓋固定手段13の解除を検知すると、蓋駆動手段12を運転する。蓋駆動手段12が運転されると、蓋アーム11が後方に回動し、制御手段6が、蓋アーム11が図4に示すような所定の位置まで回動したことを検知すると、蓋駆動手段12を停止する。このようにして、蓋7を全開させることができる。
次に、蓋7を閉じるには、蓋7の上部を前方下方に、手で操作する。なお、蓋駆動手段12は、蓋7を閉じる方向には、自由に回動できるようになっており、蓋7を所定の位置まで回動させると、蓋固定手段13が蓋7を閉じた状態に固定する。
また、上記のような回動動作をさせるために、蓋駆動手段12と蓋支軸10の間には、1方向にのみ、回転トルクを伝達するクラッチ機構(図示せず)が設けられているが、これは一般的な公知技術であり、図示および説明を省略する。
また、蓋アーム11や蓋7等が所定の位置にあることを検知するためには、マイクロスイッチや、マグネットとホール素子など、種々の検知技術があるが、これも一般的な公知技術であり図示および説明を省略する。
以上のように本実施の形態によれば、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせたことで、第1に、鍋2の開口部2aより下方にある蓋支軸10を中心に蓋アーム11および蓋7を回動することができる。したがって、蓋7の回動時および全開時の高さが低減される。
第2に、蓋駆動手段12が蓋アーム11および蓋7を一体的に回動駆動するものであり、蓋アーム11と蓋7の間では回転部分が無いので、蓋7の開閉動作が連続した1回の動作で行われて、使用者による操作の回数が少ない。
また第3に、蓋アーム11の一部に可撓性を持たせているので、蓋パッキング9は必要なだけ変形させて、蓋7あるいは蓋加熱板8と鍋2の開口部2aとのシール性能が確保され、炊飯および保温工程において、空隙から蒸気が漏れたりすることが無く、所定の炊飯性能や保温性能が得られるものである。
なお、蓋アーム11の蓋支軸10を取り付ける軸受14が蓋駆動手段取付板15に固定され、この蓋駆動手段取付板15が鍋2を収納する本体3の収納部16に一体的に設けられている。このことで、収納部16を基準として、鍋2と蓋7、特に鍋2の上端の開口部2aと蓋パッキング9との位置関係が明確に決定され、鍋2のシール性能が確実に行われ、炊飯性能が長期に安定する。
(実施の形態2)
図6〜図11を用いて、本発明における第2の実施の形態における炊飯器を説明する。
図6〜図11を用いて、本発明における第2の実施の形態における炊飯器を説明する。
本実施の形態は、蓋7に設けた操作部6aで蓋7の開閉を入力指示するもので、他の構成は上記第1の実施の形態と同一なので、その部分の説明を省略する。
まず、使用者が操作部6aに配した開閉操作部20(図8参照)にて、開ボタン21を押したとする。制御手段6は、開ボタン21の入力信号に応じ、蓋固定手段13を解除し、蓋駆動手段12を運転する。蓋アーム11および蓋7が回動し、蓋アーム11が、図7に示すような所定の位置まで回動すると、制御手段6は蓋駆動手段13を停止する。ここで、使用者はご飯の盛り付けや、鍋2の着脱が行える。
次に、使用者が操作部6aの開閉操作部20にて、閉ボタン22を押すと、制御手段6は、閉ボタン22の入力信号に応じ、蓋駆動手段12を運転し、蓋アーム11および蓋7が回動し、蓋アーム11が元の所定の位置まで回動すると、制御手段6は、蓋駆動手段12を停止し、蓋固定手段13を作動させ、蓋7を所定の位置に保持する。ここで、使用者は、炊飯や保温を行える。
なお、蓋駆動手段12に、蓋開閉アーム11の回動速度を加速する第1の速度調整手段(図示は省略)を設け、図10に示すように、蓋7の閉作動中に蓋7の回動速度を増大させるようにすれば、加速されることで増加した蓋7の慣性が、蓋パッキング9を変形させシール性能を確保すると同時に、蓋7を確実に所定の位置に収納することができる。すなわち、蓋駆動手段12の動作により、蓋7の操作性とシール性能の両方が向上する。
また、蓋駆動手段12に、蓋アーム11の回動速度を減速する第2の速度調整手段(図示は省略)を設けて、図11に示すように、蓋7の開作動中に蓋アーム11の回動速度を減速するようにすれば、蓋7の急激な回動により蓋7の内面、蓋加熱板9に付着した露、水滴が飛散することを低減することができ、蓋7の操作性とお手入れ性の両方が向上する。
なお、上記実施の形態では、開閉操作部20、開ボタン21、閉ボタン22が操作部6aと一体に設けられているが、個別に設けても良い。また、蓋7の上面、側面や、本体3の前面等々、開閉操作部20の配置場所はこれに限定されるものではない。
(実施の形態3)
図12は、本発明の第3の実施の形態における炊飯器の断面図である。
図12は、本発明の第3の実施の形態における炊飯器の断面図である。
本実施の形態は、図12に示すように、本体3を持ち運びするためのハンドル25を、本体3の両側面に回転自在に軸支し、蓋7の回動と干渉しない長さに設定したもので、他の構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
上記構成により、ハンドル25のセット状態に関わらず、蓋7を回動することができるので、本体3の持ち運び時の操作性と蓋7の開閉時の操作性の両方を向上させることができる。
なお、回転するハンドル25の取り付け位置を検出するハンドル検知手段(図示は省略)を設けることで、蓋7が回動してハンドル25に接触し、回動が停止することがない安定した操作性を実現することもできる。制御手段6の作動により、蓋駆動手段12の動作を制御し、蓋7を確実に閉状態にできるので、いつも所定の炊飯性能や保温性能を発揮する。
(実施の形態4)
図13は、本発明の第4の実施の形態における炊飯器の断面図で、図14は、同炊飯器の動作の流れを示すフローチャートである。
図13は、本発明の第4の実施の形態における炊飯器の断面図で、図14は、同炊飯器の動作の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態は、鍋2の底部を支える鍋支持部30と、鍋2及びその中に収納された内容物の重量を検出する重量検知手段31を設けたもので、その他の構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本実施の形態では、蓋7を開状態にした時に、鍋2の重量を検出できるようにしているが、本体3および蓋7を含む全体重量を計量する構成であってよいものであり、これに限定されるものでもない。
使用者が、本体3の前面に設けた操作部6aにて、蓋7の開ボタン21(実施の形態2と同様なので、図示は省略)を押すと、制御手段6は、前回蓋7を閉じる直前に計量した鍋2の重量を記憶されたデータより読み出す。制御手段6は読み出した鍋2の重量より、ご飯の量を判定し、蓋7すなわち蓋アーム11の回動速度を設定する。蓋固定手段13を解除し、蓋駆動手段12を作動し、蓋アーム11を回動する。蓋アーム11の位置が所定の位置にあることを検出し、蓋駆動手段12を停止する。
鍋2すなわち本体3の重量に応じて、蓋7の回動速度を加減し設定し、蓋7を適切な回動速度で開閉することで、蓋7の回動に伴う本体3の浮き上がりがなく、安定した状態で使用できる。
(実施の形態5)
図15は、本発明の第5の実施の形態における炊飯器の断面図、図16は、同炊飯器の動作の流れを示すフローチャートである。
図15は、本発明の第5の実施の形態における炊飯器の断面図、図16は、同炊飯器の動作の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態は、図15に示すように、一定量の水を収納できる容器(図示せず)と、容器内の水を加熱し沸騰させる加熱源を備えた蒸気発生部35と、発生した蒸気を加熱する蒸気加熱部36を設け、加熱された蒸気を鍋2に投入するようにしたもので、その他の構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
蒸気加熱部36で加熱された蒸気を、炊飯工程および保温工程時に鍋2に投入することで、ご飯のおいしさや保温されたご飯のおいしさの回復など、基本性能の向上が図れる。
ここで蒸気による炊飯性能や保温性能が向上することに加えて、蒸気の投入中には蓋駆動手段12の動作を停止させ、あるいは一定時間遅延させることで、投入する蒸気の効果を最大限に発揮させてから、蓋7を開放するものであり、炊飯性能や保温性能の向上が確実に得られる。
(実施の形態6)
図17は、本発明の第6の実施の形態における炊飯器の断面図、図18は、同炊飯器の部分断面図である。
図17は、本発明の第6の実施の形態における炊飯器の断面図、図18は、同炊飯器の部分断面図である。
本実施の形態は、本体3内の制御手段6と蓋7の部品との間の信号線40を蓋アーム11に収納し、且つ蓋アーム11の蓋支軸10の周辺で、信号線40を蓋支軸10と略並行に屈曲させて配置したもので、その他の構成は、上記第1〜5の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
上記構成により、蓋7の開閉に伴う信号線40の屈曲角度が低減され、その耐久性が向上できるものである。なぜなら、軸支軸10の周囲で一定の半径で折り曲げられることに比べると、軸支軸10に沿った長さをすべて使って、ねじられるものであるから、各部位の変形量は小さい。すなわち、信号線40の変形量は、分散し、局所的に大きなひずみを発生するものではない。
なお、本実施の形態では、蓋7に配置された部品と制御手段6との信号線40を配置した例を述べたが、部品に電力を供給する電線であっても、同様であることは言うまでもない。
さらに、蓋駆動手段12による蓋アーム11の回動速度を、電線などの屈曲角度、材質、本数などに合わせて、下げるようにすれば、耐久性が向上するものである。
なお、上記の実施の形態において、その蓋支軸10を、平面的に見て、鍋2の中央より後ろ側で、且つ本体3の幅より内側に配すことで、略円形の鍋2の周囲に効率的に蓋7の回動機構を配置し、全体の省スペース化を図り、蓋7の操作性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態において、蓋アーム11または蓋駆動手段12について、特に図示しないが、蓋7の最大の開き角度を設定する蓋角度設定手段を設けてもよく、炊飯器が使用される設置場所に応じた最適な開き角度を実現することができる。また、お手入れ時のために、さらに開き角度を拡大させる第2の蓋角度設定手段を設けてもよい。
なお、蓋角度設定手段としては、蓋アーム11の回動移動を制止する機構的なストッパーでもよいし、蓋アーム11の回動時間を調整することで回動角度を設定する電気的な制御手段でもよいし、これらを組み合わせたものでも良いが、一般的に公知な技術手段であり、事例の図示および説明は省略する。
なお、上記実施の形態において、蓋駆動手段12を、蓋固定手段13の開放時に蓋アーム11を回動するねじりコイルばねで形成してもよい。これにより、本体3の電源が切り状態、あるいは電源コードが抜き取られた状態においても、蓋7を開ける時は、ねじりコイルの変形により貯えたエネルギーで蓋7を回動させ、蓋7を閉じる時は使用者がねじりコイルばねに力を加えながら、蓋7を所定の位置にセットできるというものである。
なお、上記の実施の形態において、蓋駆動手段12が炊飯工程に応じて蓋7を閉状態に維持するようにしてもよい。これにより、ご飯を炊き上げる工程、特に蒸らし工程で蓋7が不用意に開放されることを防止し、鍋2内の熱を放出しないで、ご飯を加熱することで炊飯性能の向上が得られるものである。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、蓋開放時の高さを抑え、操作を増やすことなく容易に蓋を開けることができるので、炊飯器に限らず、回動式の蓋を有する調理器、洗濯機など様々な家庭用機器にも適用できるものである。
1 炊飯器
2 鍋
3 本体
4 鍋加熱手段
6 制御手段
7 蓋
9 蓋パッキング
10 蓋支軸
11 蓋アーム
12 蓋駆動手段
13 蓋固定手段
14 軸受
15 蓋駆動手段取付板
16 収納部
20 開閉操作部(開閉入力手段)
25 ハンドル
30 鍋支持部
31 重量検知手段
35 蒸気発生部(蒸気投入手段)
36 蒸気加熱部
40 信号線
2 鍋
3 本体
4 鍋加熱手段
6 制御手段
7 蓋
9 蓋パッキング
10 蓋支軸
11 蓋アーム
12 蓋駆動手段
13 蓋固定手段
14 軸受
15 蓋駆動手段取付板
16 収納部
20 開閉操作部(開閉入力手段)
25 ハンドル
30 鍋支持部
31 重量検知手段
35 蒸気発生部(蒸気投入手段)
36 蒸気加熱部
40 信号線
Claims (14)
- 鍋を収納する収納部を備えた本体と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋と前記開口部を水密にする可撓性の蓋パッキングと、前記開口部より下方にある蓋支軸を中心に前記蓋を回動する蓋アームと、前記蓋アームを後方へ回動する蓋駆動手段と、前記蓋を前記鍋に対して所定の位置に保持する蓋固定手段とを備え、前記蓋アームの一部に可撓性を持たせた炊飯器。
- 蓋の開閉を指示する開閉入力手段を設け、前記開閉入力手段からの開閉信号に基づいて蓋駆動手段が作動するようにした請求項1に記載の炊飯器。
- 蓋駆動手段による蓋アームの回動時の回動速度を加速する第1の速度調整手段を設けた請求項1又は2に記載の炊飯器。
- 蓋駆動手段による蓋アームの回動時の回動速度を減速する第2の速度調整手段を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蓋支軸を鍋の中央より後方で、且つ本体の幅より内側に位置させた請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 本体と蓋の間の信号線または電線を、蓋支軸の周辺で、前記蓋支軸と略並行に配置した請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蓋の最大の開き角度を設定する蓋角度設定手段を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蓋支軸を支持する軸受を収納部に設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 本体の両側面に回転自在に軸支されるハンドルを備え、前記ハンドルの取り付け位置を検出するハンドル検知手段を設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 本体の両側面に回転自在に軸支されるハンドルを備え、前記ハンドルの長さを蓋の回動と干渉しない長さにした請求項1〜9のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 鍋および内容物の重量を検出する重量検知手段を備えた請求項1〜10のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蒸気を鍋内に投入する蒸気投入手段を備えた請求項1〜11のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蓋駆動手段を、蓋固定手段の開放時に蓋アームを回動するねじりコイルばねで形成した請求項1〜12のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 炊飯工程に応じて、蓋駆動手段により蓋の閉状態を維持することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の炊飯器。
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- 2004-09-13 JP JP2004265101A patent/JP2006075476A/ja active Pending
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