JP3550044B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱室内にヒーターが設けられた加熱調理器に関し、特に、加熱室内の被加熱物である食品に対してヒーターを接近させることができ、しかも、加熱室内の清掃等によってヒーターに力が加わっても破損するおそれのない加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
高周波によって食品を加熱する電子レンジでは、加熱室内にヒーターを設けて、ヒーターによっても食品を加熱し得るように構成されたものも開発されている。また、このようなヒーター付き電子レンジでは、加熱室内に配置された食品を、ヒーターによって強く加熱する場合には、ヒーターが加熱室内の食品に接近するように回動し得る構成も開発されている。
【0003】
例えば、図8に示すヒーター付き電子レンジの加熱室31では、上部にヒーター32が設けられている。ヒーター32は棒状をしており、加熱室31の上面31aに沿って屈曲状態で配置されている。このヒーター32は、加熱室31の後部において、加熱室31の背面に沿って水平に配置された後部32aと、後部32aの各端部から前方に向かってそれぞれ直角に屈曲された一対の側部32bと、各側部32bの前端部から、加熱室31の各側面31bをそれぞれ貫通するように、外側に向かってそれぞれ直角に屈曲された支持部32cとを有している。そして、各支持部32cが、加熱室31の各側面31bに回動可能に支持されている。
【0004】
加熱室31の側面31bを貫通する一方の支持部32cは、その側面31bの外側面に沿って後方に向かって直角に屈曲された操作部32dに連続している。そして、この操作部32dが、加熱室31の側面31bに取り付けられたヒーター駆動部33に接続されている。
【0005】
ヒーター32には、ヒーター32の上方域を覆う反射板39が、着脱可能に取り付けられている。反射板39には、ヒーター32に対して着脱される複数の係合部材39aが設けられており、各係合部材39aがヒーター32に対して着脱されることによって、反射板39がヒーター32に対して着脱される。
【0006】
図9は、ヒーター32の操作部32dが接続されたヒーター駆動部33の内部の概略構成を示す分解斜視図である。ヒーター駆動部33を構成する側面33aには、上下方向へのスライド可能にヒーター係合部材34が取り付けられており、ヒーター係合部材34に設けられた貫通孔34a内に、ヒーター32の操作部32dが挿通している。ヒーター係合部材34の背面には、上下方向に沿ってラックギア(図示せず)が設けられており、このラックギアに、複数の減速ギアによって構成された減速機構35を介して、モーター36の回転が伝達されるようになっている。
【0007】
ヒーター係合部材34は、モーター36の正逆回転によって、上下方向にスライドされて、ヒーター32の操作部32dが上下方向に回動される。これにより、ヒーター32の後部32aが上下方向に回動される。従って、ヒーター32の後部32aを、加熱室31内に配置された被調理物である食品に接近させる場合には、加熱室31の外部に配置されたモーター37が正転されて、ヒーター係合部材34が下方にスライドされる。これにより、ヒーター32の操作部32dが下方に回動される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の電子レンジでは、ヒーター32の操作部32dが、ヒーター駆動部33に設けられたヒーター係合部材34の貫通孔34a内を貫通した状態になっている。このために、例えば加熱室11内を清掃する際に、ヒーター32の後部32aを下方に回動させるように、ヒーター32に力が加わると、その力が、ヒーターの操作部32dを介してヒーター係合部材34に加わる。ヒーター係合部材34は、減速機構35を介してモーター36に連結されているために、被ー多係合部材34に大きな力が加わると、ヒーター32、ヒーター係合部材34等が破損するおそれがある。
【0009】
また、ヒーター32に着脱可能に取り付けられた反射板39は、その清掃に際しては、ヒーター32から取り外すことができる。しかしながら、このような場合にも、ヒーター32の後部32aを加熱室31の内部において、強制的に下方に回動させると、同様に、ヒーター32等が破損するおそれがある。
【0010】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、加熱室の外部に配置された所定の機構によって加熱室内を回動するように配置されたヒーターに対して、加熱室内の清掃等に際して力が加わっても、ヒーター等が破損するおそれのない加熱調理器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の加熱調理器は、加熱室内の上部に水平状態で配置されており、前部に設けられた支持部によって、後部が下方に回動し得るように支持されるとともに、一方の支持部に連続して、加熱室の外部を後方に延出する操作部が設けられたヒーターと、このヒーターの操作部が、支持部を中心として下方に自由回動し得る状態で係合されており、下方へのスライドによって、ヒーターの操作部が一体的に下方に回動するように、上下方向にスライド可能に設けられたヒーター係合部材と、このヒーター係合部材を上下方向にスライドさせる駆動手段と、前記ヒーターの操作部を、ヒーター係合部材と一体的に下方にスライドするように係合させて保持する保持手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】
前記保持手段は、バネによって構成されている。
前記保持手段は、磁石によって構成されている。
【0013】
前記磁石は、ヒーターの操作部を磁力によって吸着した状態で、その操作部が上下方向に回動し得るようにヒーター係合部材に取り付けられている。
【0014】
前記バネが形状記憶合金によって構成されており、加熱されることによって、ヒーターの操作部がヒーター係合部材に係合して保持すされるように形状が回復するようになっている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の加熱調理器の実施の形態の一例を示すヒーター付き電子レンジの加熱室の概略構成図である。このヒーター付き電子レンジの加熱室11は、調理器本体内に収容されており、加熱室11の前面が、調理器本体の前面に開口している。加熱室11の開口部は、調理器本体の前面に沿って設けられた開閉扉(図示せず)によって開閉されるようになっている。
【0016】
加熱室11内に配置された食品は、高周波によって加熱されるとともに、加熱室11の上部に設けられたヒーター12によっても加熱されるようになっている。ヒーター12は棒状をしており、加熱室11の上面11aに沿って屈曲状態で配置されている。このヒーター12は、加熱室11の後部において、加熱室11の背面に沿って水平に配置された後部12aと、後部12aの各端部から前方に向かってそれぞれ直角に屈曲された一対の側部12bと、各側部12bの前端部から、加熱室11の各側面11bをそれぞれ貫通するように、外側に向かってそれぞれ直角に屈曲された支持部12cとを有している。そして、各支持部12cが、加熱室11の各側面11bに回動可能に支持されている。
【0017】
加熱室11の側面11bを貫通する一方の支持部12cは、その側面11bの外側面に沿って後方に向かって直角に屈曲された操作部12dに連続している。そして、この操作部12dが、加熱室11の側面11bに取り付けられたヒーター駆動部13に接続されている。
【0018】
ヒーター12には、ヒーター12の上方域を覆うように反射板19が、着脱可能に取り付けられている。反射板19には、ヒーター12に対して着脱される複数の係合部材19aが設けられており、各係合部材19aをヒーター12に対して着脱することによって、反射板19がヒーター12に対して着脱される。
【0019】
図2は、ヒーター駆動部13の内部の構造を分解して示す概略構成図、図3は、ヒーター駆動部13内の構成を示す概略側面図である。ヒーター駆動部13を構成する側面13aには、上下方向へのスライド可能にヒーター係合部材14が取り付けられている。
【0020】
図4は、ヒーター係合部材14の斜視図である。ヒーター係合部材14は、ヒーター駆動部13の側面13aに対して、上下方向に沿って配置された平板状のギア本体部14aを有しており、このギア本体部14aにおける加熱室11に近接した背面部分に、上下方向に沿ってラックギア14b(図3参照)が設けられている。ギア本体部14aにおけるラックギア14bに対して加熱室11の遠方側の下部には、ヒーター12の操作部12dが挿通する溝部14c(図4参照)が設けられている。この溝部14cは、ギア本体部14aにおける上下方向中程から下方に向かって延びており、ギア本体部14aの下面から下方に開口している。ヒーター12の操作部12dは、溝部14c内に嵌合された状態で溝部14c内を挿通して、ギア本体部14aの後方に延出している。
【0021】
ギア本体部14aにおける加熱室11に近接した側部の上端部には、後方に向かって水平状に延出したアーム部14dが設けられており、このアーム部14dの後端部が、溝部14cを挿通したヒーター12における操作部12dの上方に位置するように、加熱室11から離れる方向に突出している。そして、アーム部14dの先端部と、ヒーター12の操作部12dの端部近傍との間にわたって、引っ張りバネ15が取り付けられている。引っ張りバネ15は、ヒーター12の操作部12dを、牽引力F2によって上方に牽引している。
【0022】
図2および図3に示すように、ギア本体部14aに設けられたラックギア14bには、複数の減速ギアによって構成された減速機構16が係合しており、この減速機構16には、モーター17の回転力が、ベルト伝動機構18を介して、伝達されるようになっている。従って、モーター17が正転駆動されると、モーター17の回転力が、ベルト伝動機構18、減速機構16を介して、ヒーター係合部材14のラックギア14bに伝達されて、ヒーター係合部材14全体が下方にスライドされる。
【0023】
このような構成のヒーター付き電子レンジでは、加熱室11内に収容された食品を、ヒーター12によって強く加熱する場合には、加熱室11内に収容される被加熱調理物である食品に対してヒーター12が接近するように、加熱室11の外部に配置されたヒーター駆動部13内のモーター17が正転駆動される。これにより、モーター17の回転が、ベルト伝動機構18、減速機構16を介して、ヒーター係合部材14のラックギア14bに伝達され、ヒーター係合部材14全体が下方にスライドされる。ヒーター係合部材14には、溝部14c内に嵌合されたヒーター12の操作部12dが、引っ張りバネ15によって上方に牽引されて係合された状態になっており、ヒーター係合部材14が下方にスライドされることによって、ヒーター係合部材14の溝部14c内に嵌合されたヒーター12の操作部12dが、ヒーター係合部材14と一体的に下降される。
【0024】
ヒーター12は、加熱室11の各側面11bに対して回動可能に支持されており、従って、操作部12dが下降されることによって、加熱室11の各側面11bに支持された支持部12cを中心として、ヒーター12の後部12aが下方に回動される。これにより、ヒーター12の後部12aが、加熱室11内の食品に近接した状態になり、その食品がヒーター12によって、強く加熱されることになる。
【0025】
これに対して、例えば、加熱室11内を清掃する際に、ヒーター12の後部12aに対して、下方に回動する方向に力F1が加えられると、各支持部12cには、同方向への回動力が加わり、支持部12cと一体となった操作部12dが、支持部12cを中心とした下方への回動力が加わる。ヒーター係合部材14の溝部14c内を挿通して後方に突出した操作部12dの端部は、ヒーター係合部材14のアーム部14dに取り付けられた引っ張りバネ15によって上方に牽引されて、ヒーター係合部材14に対して係合状態を保持しているが、操作部12dに加わる下方への回動力F1が、引っ張りバネ15の牽引力F2よりも大きくなると、操作部12dは、引っ張りバネ15の牽引力F2に抗して下方に回動される。これにより、ヒーター12の操作部12dは、ヒーター係合部材14に設けられた溝部14c内を下方にスライドし、ヒーター12の後部12aが、加えられた下方への回動力によって、ヒーター12の操作部12d、ヒーター係合部材14、減速機構16等を破損させることなく、円滑に下方に回動されることになる。
【0026】
また、加熱室11の内部の清掃等に際して、ヒーター12に対して着脱可能に取り付けられた反射板19をヒーター12から取り外すために、加熱室11の内部に位置するヒーター12に対して後部12aが下方へ回動するように力を加えても、同様に、ヒーター12が支障なく回動される。従って、反射板19をヒーター12から容易に取り外すことができる。
【0027】
図5は、本発明のヒーター付き電子レンジの実施の形態の他の例を示す要部の側面図である。このヒーター付き電子レンジでは、ヒーター係合部材14におけるギア本体部14aには、溝部14cの上方に位置する上端部から後方に突出した支持部14eが設けられており、この支持部14eに、溝部14cを挿通したヒーター12の操作部12dを磁力によって吸着する磁石21が、直接、取り付けられている。その他の構成は、前記実施の形態の電子レンジと同様になっている。
【0028】
このような構成のヒーター付き電子レンジでは、ヒーター12の操作部12dは、通常は、ヒーター係合部材14の磁石21によって吸着されて、ヒーター係合部材14に係合した水平状態に保持されている。従って、モーター17の回転によってヒーター係合部材14全体が下方にスライドされると、ヒーター12の操作部12dがヒーター係合部材14と一体となって下方に回動されて、ヒーター12の後部12aが下方に回動される。
【0029】
また、加熱室11内の清掃等によって、ヒーター12の後部12aに、下方への回動力が加わった場合には、ヒーター12の操作部12dが、ヒーター係合部材14の磁石21から外れて、ヒーター係合部材14に設けられた溝部14c内を下方にスライドする。これにより、ヒーター12の後部12aは、ヒーター12の操作部12d、ヒーター係合部材14、減速機構16等を破損させることなく、円滑に下方に回動される。
【0030】
図6(a)は、本発明のヒーター付き電子レンジの実施の形態のさらに他の例を示す要部の側面図である。このヒーター付き電子レンジでは、ヒーター係合部材14におけるギア本体部14aの上端部に取り付けられた支持部14eに、磁石21が、垂下した状態で前後方向に揺動可能に設けられた揺動部材14gに取り付けられている。また、ギア本体部14aに設けられた溝部14cは、ギア本体部14aの上端部近傍にまで達しており、ヒーター12の操作部12dは、溝部14cの上下方向の中程を通過している。その他の構成は、前記実施の形態と同様になっている。
【0031】
このような構成のヒーター付き電子レンジでも、ヒーター12の操作部12dは、通常は、ヒーター係合部材14の揺動部材22にて保持された磁石21によって、ヒーター係合部材14に係合された水平状態に保持されており、モーター17の回転によって、ヒーター係合部材14全体が下方にスライドされると、ヒーター12の操作部12dがヒーター係合部材14と一体的に下方にスライドされて、ヒーター12の後部12aが下方に回動される。
【0032】
また、加熱室11内の清掃等によって、ヒーター12の後部12aに、下方への回動力が加わった場合には、図6(b)に示すように、ヒーター12の操作部12dは、ヒーター係合部材14の磁石21によって吸着された状態で揺動部材22が揺動するために、ヒーター12操作部12d、減速機構16等を破損することなく、ヒーター12の後部12aが円滑に下方に回動されることになる。
【0033】
図7は、本発明のヒーター付き電子レンジの実施の形態のさらに他の例を示す要部の側面図である。このヒーター付き電子レンジでは、ヒーター係合部材14におけるギア本体部14aに設けられた溝部14cは、ギア本体部14aの上端部近傍にまで達している。また、ギア本体部14aの下端部には、ヒーター12の操作部12dに沿って後方に突出したバネ座14hが設けられている。そして、このバネ座14hに、形状記憶合金によって構成された押圧バネ23の下端部が支持されている。押圧バネ23の上端部は、溝部14cの上端部を通過するヒーター12の操作部12dに、この操作部12dを上方に押圧するように取り付けられており、ヒーター12の操作部12dは、押圧バネ23の押圧力によって、溝部14cの上端部を水平状態で通過して、ヒーター係合部材14と一体的に係合した状態に保持されている。
【0034】
押圧バネ23は、適当な温度に加熱されることによって、ヒーター12の操作部12dがヒーター係合部材14と一体的に係合し得るように伸長した状態に回復する。その他の構成は、前記実施の形態と同様になっている。
【0035】
このような構成のヒーター付き電子レンジでは、ヒーター12の操作部12dは、通常は、ヒーター係合部材14の押圧バネ14hにて上方に押圧されて、水平な状態でヒーター係合部材14と係合した状態に保持されている。そして、加熱室11内の被加熱物である食品を加熱するために、ヒーター12の後部12aを下方に回動させる場合には、モーター17の回転されて、ヒーター係合部材14全体が下方にスライドされる。これにより、ヒーター12の操作部12dがヒーター係合部材14と一体的に下方にスライドされて、ヒーター12の後部12aが下方に回動される。
【0036】
このような状態で、ヒーター12によって、加熱室11内の食品が加熱されると、ヒーター12自体も、加熱されることにより柔軟な状態になり、ヒーター12上に設けられた反射板19の重量等によって、ヒーター12の後部12aに下方への回動力が加わる。しかしながら、この場合には、ヒーター12によって、押圧バネ23も加熱された状態になり、押圧バネ23は、伸長した状態に回復される。これにより、ヒーター12の操作部12dは、押圧バネ23によって、上方に押圧され、ヒーター係合部材14に係合した水平な状態とされ、ヒーター12が後部12aが下方に回動することが防止されて、加熱室11内の食品にヒーター12が接触したり、食品が過度に加熱されることが防止される。
【0037】
また、加熱室11内の清掃等によって、ヒーター12の後部12aに、下方への回動力が加わった場合には、ヒーター12の操作部12dが、ヒーター係合部材14の押圧バネ23の押圧力に抗して下方に回動されることになり、ヒーター12の後部12aは、操作部12d、減速機構16等を破損することなく、円滑に下方に回動されることになる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の加熱調理器は、このように、加熱室の外部からの適当な手段によって回動されるように加熱室内に配置されたヒーターに対して、加熱室内の清掃等に際して力が加わっても破損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理器における加熱室の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】その加熱室に設けられたヒーター駆動部の概略構成を分解して示す斜視図である。
【図3】そのヒーター駆動部の概略側面図である。
【図4】そのヒーター駆動部に設けられたヒーター係合部材の斜視図である。
【図5】本発明の加熱調理器における加熱室に設けられたヒーター係合部材の他の例を示す概略側面図である。
【図6】(a)は、本発明の加熱調理器における加熱室に設けられたヒーター係合部材のさらに他の例を示す概略側面図、(b)は、その動作説明図である。
【図7】本発明の加熱調理器における加熱室に設けられたヒーター係合部材のさらに他の例を示す概略側面図である。
【図8】従来の加熱調理器における加熱室の一例を示す概略構成図である。
【図9】その加熱室に設けられたヒーター駆動部の概略構成を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
10 調理器本体
11 加熱室
12 ヒーター
12a 後部
12b 側部
12c 支持部
12d 操作部
13 ヒーター駆動部
14 ヒーター係合部材
14a ギア本体部
14b ラックギア
14c 溝部
14d アーム部
15 引っ張りバネ
16 減速機構
17 モーター
18 ベルト伝動機構
19 反射板
21 磁石
22 揺動部材
23 押圧バネ

Claims (5)

  1. 加熱室内の上部に水平状態で配置されており、前部に設けられた支持部によって、後部が下方に回動し得るように支持されるとともに、一方の支持部に連続して、加熱室の外部を後方に延出する操作部が設けられたヒーターと、
    このヒーターの操作部が、支持部を中心として下方に自由回動し得る状態で係合されており、下方へのスライドによって、ヒーターの操作部が一体的に下方に回動するように、上下方向にスライド可能に設けられたヒーター係合部材と、
    このヒーター係合部材を上下方向にスライドさせる駆動手段と、
    前記ヒーターの操作部を、ヒーター係合部材と一体的に下方にスライドするように係合させて保持する保持手段と、
    を具備することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記保持手段は、バネによって構成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記保持手段は、磁石によって構成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記磁石は、ヒーターの操作部を磁力によって吸着した状態で、その操作部が上下方向に回動し得るようにヒーター係合部材に取り付けられている請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記バネが形状記憶合金によって構成されており、加熱されることによって、ヒーターの操作部がヒーター係合部材に係合して保持すされるように形状が回復するようになっている請求項3に記載の加熱調理器。
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