JP7122685B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

この発明は、食器などを洗浄する食器洗い機に関する。
例えば、特許文献1は、第1の扉の開閉動に第2の扉を連動させて第2の扉を開閉させる連動機構と、第2の扉の開閉動に抵抗を与えてその開閉速度を緩める抵抗付与手段とを備える食器洗い機を開示する。該食器洗い機では、使用者がフックの係合を解除して、取手を持った手で第1の扉を開放操作すると、連動機構の連結プレートによるワイヤの引下げが解除されるとともに、ワイヤによるレバーの引張りが解除されることにより、第2の扉が捩りコイルばねの付勢力によって開放される。したがって、特許文献1では、第1の扉および第2の扉は、捩りコイルばねの付勢力によって開放される。
特開2002-315712号公報
捩りコイルばねなどの弾性体を用いて扉を開放する構成では、扉を開放するための構成が複雑になること、部品点数が多いこと、弾性体の付勢力にばらつきがあるため開放動作が安定しないことなどの問題がある。
そこで、この発明の課題は、シンプルな構成で扉の開放動作を容易にかつ確実に行うことができる食器洗い機を提供することである。
上記課題を解決するため、この発明の一態様に係る食器洗い機は、
被洗浄物を出し入れするための開口部を有する筐体と、
前記筐体内に設けられる洗浄室と、
前記開口部を開閉する扉と、
前記扉の閉成状態を維持するロック部とを備え、
前記ロック部による前記扉の閉成状態が解除されると、前記扉が自重によって開放動作を行うことを特徴としている。
この発明によれば、ロック部による扉の閉成状態が解除されると、自重によって扉が開放されるので、弾性体やアクチュエータなどの別途の開放手段を設けることを必要とせず、シンプルな構成で扉の開放動作を容易にかつ確実に行うことができる。
一実施形態に係る食器洗い機を示す斜視図である。 図1に示した食器洗い機において扉が開成状態にあるときの斜視図である。 図1に示した食器洗い機において扉が閉成状態にあるときの内部側面図である。 図3に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図3に示した閉成状態から少し開放方向に動いたときの内部側面図である。 図5に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図5に示した状態からさらに開放方向に動いたときの内部側面図である。 図7に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図7に示した状態からさらに開放方向に動いたときの内部側面図である。 図9に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図9に示した状態からさらに開放方向に動いたときの内部側面図である。 図11に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図11に示した状態からさらに開放方向に動いたときの内部側面図である。 図13に示した食器洗い機での要部拡大図である。 扉が図13に示した状態からさらに開放方向に動いて開成状態になったときの側面図である。 図15に示した食器洗い機での要部拡大図である。 取り付け部材および減速側リンク部材の展開図である。 図17の減速側リンク部材を下方から見たときの斜視図である。 第2扉の斜視図である。 第2扉の背面図である。 図20に示した第2扉から内ケースを取り外したときの斜視図である。 図21の展開図である。 図21の要部拡大図である。 図23の斜視図である。 図20に示した第2扉から外ケースを取り外したときの平面図である。 ロック解除ボタンが押圧されていないときの要部拡大図である。 ロック解除ボタンが押圧されたときの要部拡大図である。 電動アクチュエータとラッチ部材とを示す図である。 電動アクチュエータとラッチ部材との係合関係を説明する図である。 電動アクチュエータとラッチ部材との係合関係を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、この発明に係る食器洗い機1の実施の形態を説明する。
〔食器洗い機〕
図1は、一実施形態に係る食器洗い機1を示す斜視図である。図2は、図1に示した食器洗い機1において扉3を開成状態にしたときの斜視図である。
図1および図2に示すように、食器洗い機1は筐体2を有し、筐体2は、外殻を構成する外箱4と、外箱4の内部に配設される内箱5とから構成されている。該内箱5の内部には、洗浄室6が設けられている。筐体2は、食器かご7にセットされる食器などの被洗浄物8を出し入れするための開口部9を前部に有する。食器かご7にセットされた被洗浄物8に対して洗浄水を噴射して洗浄する洗浄ノズル(図示せず)が、洗浄室6内に設けられている。また、洗浄室6の外側下方には、洗浄室6の内側底部に設けた水溜部(図示せず)から洗浄水を吸引し、洗浄ノズルへ供給する洗浄ポンプ(図示せず)が配置されている。
なお、洗浄室6の外部には送風装置(図示せず)が設けられており、食器洗い機1は、乾燥機能を有する。該送風装置は、被洗浄物8の洗浄やすすぎが行われた後の乾燥時に、空気を吸入し、ダクトを通じて空気を洗浄室6の下部から内部に送り込むようになっている。乾燥の際には洗浄室6内の空気が、ヒータ(図示せず)によって加熱されることにより温風化され、洗浄やすすぎの際には洗浄室6内の洗浄水が、ヒータ(図示せず)によって加熱されることにより温水化される。
開口部9は、扉3により開閉されるように構成されている。扉3は、開口部9を水密にシールするパッキンを有する。扉3は、閉成時に上方に位置する第1扉3aと、閉成時に下方に位置する第2扉3bとを備える。扉3は、後述する扉3の開閉機構によって可逆的に開閉動作するように構成されている。第1扉3aは、第1支持部材12によって第1支持軸45(図3などに図示)を中心にして回動自在に軸支されている。第1扉3aは、図1に示す扉3の閉成状態では略直立した位置にあり、図2に示す扉3の開成状態では略水平の位置にある。第2扉3bは、第2支持部材17によって第2支持軸47(図9などに図示)を中心にして回動自在に軸支されている。第2扉3bは、図1に示す扉3の閉成状態では略直立した位置にあり、図2に示す扉3の開成状態では略水平の位置にある。図2に示すように、扉3が全開している開成状態では、第1扉3aが、第2扉3bの上に大略重なるように略水平に下側に位置している。
また、図1および図25に示すように、第2扉3bの一側および他側の側部には、それぞれ、手動によってロック解除を行うためのロック解除ボタン41,41が設けられている。第2扉3bの側部にロック解除ボタン41,41を設けることにより、第2扉3bの前部がすっきりとしたデザインになる。図1および図19に示すように、第2扉3bの前部には静電式のタッチパネル37が取り付けられており、第2扉3b前面の所定箇所を使用者が触れることにより、後述する電動アクチュエータ33(アクチュエータ)による扉の開放動作が可能に構成されている。なお、食器洗い機の洗浄コース、乾燥時間などの運転動作をタッチパネル37のパネル操作により設定することも可能である。
〔扉の開閉機構及び開閉動作〕
図3から図16は、扉3が閉成状態から開成状態に回動するときの状態を示す内部側面図およびそれらの要部拡大図である。図3から図16に示すように、減速側リンク部材13やロータリーダンパー14などの減速機構を含む扉3の開閉機構が、筐体2の一側の側部に設けられている。筐体2の他側の側部には、減速機構を含まないで扉3の開閉だけに関与する扉3の開閉機構が設けられている。ただし、減速機構を一側の側部および他側の側部の両方に設けてもよい。
図3は、扉3の第1扉3aおよび第2扉3bの閉成状態を示している。第1扉3aは、第1支持部材12によって第1支持軸45を中心に回動するように軸支されている。第1支持軸45は、内箱5の側部に取り付けられて、第1扉3aおよび第2扉3bの回動動作の基準となる回動基準軸である。第1扉3aには、ロック部として働くフック形状の第1ラッチ20が設けられている。また、第2扉3bには、ロック部として働くフック形状の第2ラッチ30が設けられている。
上述したように、第2扉3bは、第2支持部材17によって第2支持軸47を中心に回転するように軸支されている。支持側リンク部材11は、略L字状に折曲した形状をしており、第2扉3bの側に下端部11bを有するとともに、減速側リンク部材13の側に上端部11aを有する。第2支持部材17は、下端部11bに配設された第2支持軸47を介して、支持側リンク部材11に連結されている。支持側リンク部材11は、リンク軸46を中心に回動するように軸支されている。リンク軸46は、第1支持部材12での第1扉3aとは反対側の端部において回動自在に取り付けられている。支持側リンク部材11の上端部11aには、ガイドピン15が突設されている。
図4に示すように、支持側リンク部材11の上方には、減速側リンク部材13が、アーム軸48を中心に回動するように軸支されている。アーム軸48は、内箱5の側部に取り付けられた取り付け部材18において回動自在に取り付けられている。減速側リンク部材13は、大略円板形状をしたリンク基部13aと、リンク基部13aから支持側リンク部材11に向けて延びるレバー部13bとを有する。リンク基部13aの外周部の一部には、リンクギア13dが形成されている。レバー部13bには、スリット16が形成されている。スリット16は、支持側リンク部材11の側からリンク基部13aの側に順に、非減速用スリット16aと転換ポイント16bと減速用スリット16cとを有する。支持側リンク部材11のガイドピン15は、減速側リンク部材13のスリット16にガイドされて、スリット16に沿って移動する。
非減速用スリット16aは、ガイドピン15が移動するときの軌跡と実質的に同じ形状をしているので、減速側リンク部材13の回動を実質的に生じさせることはない。減速用スリット16cは、ガイドピン15が移動するときの軌跡と異なる形状をしており、減速側リンク部材13の回動を生じさせるように構成されている。転換ポイント16bは、非減速用スリット16aと減速用スリット16cとの間での境界部分である。すなわち、非減速用スリット16aが、転換ポイント16bを境にして、減速用スリット16cよりも支持側リンク部材11の側に設けられている。転換ポイント16bにおける非減速用スリット16aと減速用スリット16cとの間での角度は、後述するように、開成状態の直前においてガイドピン15が斜め上向きにスムーズに移動できるように、設定されている。
取り付け部材18には、減速部材として働くロータリーダンパー14が設けられている。ロータリーダンパー14のロータ軸には減速ギア14aが設けられており、減速ギア14aは、減速側リンク部材13のリンクギア13dと噛み合っている。当該構成によれば、減速側リンク部材13とロータリーダンパー14(減速部材)との間で力を効率良く確実に伝達できる。ロータリーダンパー14は、例えば入力部からの動力伝達で内蔵されたロータが回転すると、充填されたオイルの粘性抵抗により、ロータの回転運動に制動力が作用するように構成されている。減速部材は、当該ロータリーダンパー14に限定されるものではなく、減速側リンク部材13の回動を制動できる構造であれば良い。第1扉3aおよび第2扉3bの自重による開放動作が進むにつれて、第1扉3aおよび第2扉3bの開放速度が大きくなるが、ロータリーダンパー14によって第1扉3aおよび第2扉3bの開放速度が遅くなるので、第1扉3aおよび第2扉3bが勢いよく開放されることを防止できる。
図3の閉成状態では、第1扉3aに設けられたフック形状の第1ラッチ20が、第1係合アーム部材21の第1被係合部22に係合している。これにより、第1扉3aがロック状態になっている。それとともに、第2扉3bに設けられたフック形状の第2ラッチ30が、筐体2の前部に形成された第2被係合部29(図2に図示)に係合している。これにより、第2扉3bがロック状態になっている。
図5は、第1扉3aおよび第2扉3bが図3に示した閉成状態から少し開放方向に動いたときの側面図である。第2扉3bの前部に設けられた操作パネルまたは第2扉3bの側部に設けられたロック解除ボタン41が押圧されることにより、第2被係合部29に対する第2ラッチ30の係合が解除されて、第2ラッチ30がロック解除状態となる。
第2扉3bは、第2支持部材17と支持側リンク部材11の一部と第1支持部材12の一部とによって支持されており、回動基準軸として働く第1支持軸45を中心に回動する。第2ラッチ30がロック解除されると、第1支持軸45を中心にして第2扉3bの自重による力のモーメント(すなわちトルク)が作用するので、第2扉3bが第1支持軸45を中心にして下方に回転しようとする。これにより、支持側リンク部材11の上端部11aがリンク軸46を中心にして第1扉3aの反対側に回転することによって、上端部11aが第1係合アーム部材21の被押圧部23を押圧することが解除されるので、第1ラッチ20に対する第1被係合部22の係合が解除される。その結果、第1ラッチ20がロック解除状態となる。このように、第2ラッチ30のロック解除に連動して、第1ラッチ20がロック解除される。
第1ラッチ20がロック解除されると、第1支持軸45を中心にして第1扉3aの自重による力のモーメント(すなわちトルク)が作用するので、第1扉3aも第1支持軸45を中心にして下方に回転しようとする。第1扉3aおよび第2扉3bが第1支持軸45を中心にして下方に回転すると、支持側リンク部材11の上端部11aが、所定の軌跡に沿って移動するように押し上げられる。このとき、支持側リンク部材11の上端部11aに設けられたガイドピン15は、減速側リンク部材13のスリット16でガイドされる。しかしながら、スリット16における非減速用スリット16aは、ガイドピン15が移動するときの軌跡と実質的に同じ形状をしているので、ガイドピン15は、図6に示すように、非減速用スリット16aに沿って移動するだけである。したがって、図5に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置では、減速側リンク部材13が回動することはない。
図7は、第1扉3aおよび第2扉3bが図5に示した状態からさらに開放方向に動いたときの側面図であり、図8に示すように、ガイドピン15が転換ポイント16bに位置している。転換ポイント16bまでは、ガイドピン15が非減速用スリット16aに沿って移動するだけであるので、図7に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置では、減速側リンク部材13が実質的に回動することはない。転換ポイント16bの位置を変えることによって、ロータリーダンパー14による第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作における減速開始のタイミングを調整できる。
図9は、第1扉3aおよび第2扉3bが図7に示した状態からさらに開放方向に動いたときの側面図であり、図10に示すように、ガイドピン15が減速用スリット16cに位置している。ガイドピン15が減速用スリット16cに位置するとき、減速側リンク部材13のレバー部13bが、押し上げられる。レバー部13bの押し上げにより、リンク基部13aが例えば反時計回りに回転する。リンク基部13aの回転により、リンクギア13dおよび減速ギア14aを介してリンク基部13aに連結されたロータリーダンパー14が回転する。したがって、図9に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置では、減速側リンク部材13の回動によりロータリーダンパー14が作動するので、第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作が減速される。当該構成によれば、支持側リンク部材11に設けられたガイドピン15が、減速側リンク部材13に設けられた減速用スリット16cに沿ってガイドされるので、ロータリーダンパー14による第1扉3aおよび第2扉3bの開放速度の減速を、簡単に且つ確実に実現できる。
図11は、第1扉3aおよび第2扉3bが図9に示した状態からさらに開放方向に動いたときの側面図であり、図12に示すように、ガイドピン15が減速用スリット16cに位置している。したがって、図11に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置でも、減速側リンク部材13の回動によりロータリーダンパー14が作動するので、第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作が減速される。
図13は、第1扉3aおよび第2扉3bが図11に示した状態からさらに開放方向に動いたときの側面図であり、図14に示すように、ガイドピン15が減速用スリット16cに位置している。したがって、図13に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置でも、減速側リンク部材13の回動によりロータリーダンパー14が作動するので、第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作が減速される。なお、図13に示した開放位置は、開成状態になる少し手前であり、減速用スリット16cが大略横方向に延びている。
図15は、第1扉3aおよび第2扉3bが図13に示した状態からさらに開放方向に動いて開成状態になったときの側面図であり、図16に示すように、ガイドピン15が減速用スリット16cに位置している。したがって、図15に示した第1扉3aおよび第2扉3bの開放位置でも、減速側リンク部材13の回動によりロータリーダンパー14が作動するので、第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作が減速される。なお、図15に示した開成状態では、減速用スリット16cが、レバー部13bの末端部の側に斜め上向きに延びているとともに、ガイドピン15が減速用スリット16cを折り返して少し戻った位置に位置している。当該構成によれば、ガイドピン15が斜め上向きに移動しようとする際に、ガイドピン15が斜め上向きに延びる減速用スリット16cに沿ってスムーズに移動できる。
以上のように、ロック部としての第1ラッチ20および第2ラッチ30による、第1扉3aおよび第2扉3bの閉成状態がそれぞれ解除されると、自重によって第1扉3aおよび第2扉3bが開放される。したがって、弾性体やアクチュエータなどの別途の開放手段を設けることを必要とせず、シンプルな構成で第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作を容易にかつ確実に行うことができる。
図17は、取り付け部材18および減速側リンク部材13の展開図であり、図18は、図17の減速側リンク部材13を下方から見たときの斜視図である。取り付け部材18は、アーム軸48の外周にばね収容部18aを有する。ばね収容部18aにはトーションばね19が収容されている。トーションばね19が収容されたばね収容部18aは、減速側リンク部材13のリンク基部13aによって蓋をされている。トーションばね19は、第1扉3aおよび第2扉3bを閉鎖方向に付勢する閉鎖方向付勢部材として働く。第1扉3aおよび第2扉3bを閉鎖方向に付勢するように、減速側リンク部材13がトーションばね19によって付勢されている。当該構成によれば、トーションばね19によって、第1扉3aおよび第2扉3bを閉じるときの力が軽減される。
〔扉のロック装置〕
図19から図30は、第2扉3bのロック装置40を説明する図である。
図19は、第2扉3bの斜視図であり、図20は、第2扉3bの背面図である。第2扉3bは、外ケース31と内ケース32とを有し、矩形形状をしている。第2扉3bの一側および他側の側部には、それぞれ、手動によってロック解除を行うためのロック解除ボタン41,41が設けられている。第2扉3bの側部にロック解除ボタン41,41を設けることにより、第2扉3bの前部がすっきりとしたデザインになる。内ケース32の主面部の一側および他側の縁部には、それぞれ、ロック部としての第2ラッチ30,30が設けられている。内ケース32の主面部の一側の縁部よりも内側部分には、電動モータ収容部32aが設けられている。電動モータ収容部32aは、内ケース32の主面部よりも外方に膨出した形状をしており、後述する電動モータ33aから離間するためのスペースを形成するように構成されている。当該構成によれば、電動モータ33aが、洗浄時の温水や乾燥時の温風からの熱の影響を受けにくくなる。
図21は、図20に示した第2扉3bから内ケース32を取り外したときの斜視図であり、図22は、図21の展開図であり、図23は図21の要部拡大図であり、図24は図23の斜視図である。図25は、図20に示した第2扉3bから外ケース31を取り外したときの平面図であり、図26は、ロック解除ボタン41が押圧されていないときの要部拡大図であり、図27は、ロック解除ボタン41が押圧されたときの要部拡大図である。図28は、電動アクチュエータ33とラッチ部材50とを示す図であり、図29は、電動アクチュエータ33とラッチ部材50との係合関係を説明する図であり、図30は、電動アクチュエータ33とラッチ部材50との係合関係を説明する図である。
扉3のロックを解除するには、上述したロック解除ボタン41を使用者が押圧することで機械的に解除する方法と、例えば静電式のタッチパネル37の所定箇所に使用者が触れることによって電気的に解除をする方法の2通りがある。第2扉3bの前部に設けられているタッチパネル37は、第2扉3bにある制御部10(ただし、制御部10は筐体2の内部に設けられてもよい。)と電気的に接続されている。さらに、制御部10からの信号で電動アクチュエータ33の動作が制御されるように、電動アクチュエータ33が制御部10と電気的に接続されている。第2扉3bの前部に設けられたタッチパネル37の所定箇所を使用者が例えば0.5秒間程度触れると、制御部10は、扉3の開放動作を行うように電動アクチュエータ33に指示する。より具体的には、タッチパネル37の所定箇所を使用者が例えば0.5秒間程度触れてから1秒程度経過した後に、電動モータ33aを0.5秒間程度駆動させる。この駆動により、電動アクチュエータ33を介して第2ラッチ30が回動し、第2扉3bのロックが解除される。第2扉3bのロックが解除されると、自重によって第2扉3bが開放動作を始めるが、このとき、前述の支持側リンク部材11の回動に伴って、第1扉3aも開放動作を始めるように構成されている。
図21および図22に示すように、ロック装置40は、一側および他側のラッチ部材50,50、電動アクチュエータ33およびラッチリンク部材34を少なくとも備えている。図22に示すように、一側および他側のラッチ部材50,50は、一側から他側に向けて横方向に延びる棒状のラッチリンク部材34によってリンクされている。
第2扉3bの内部には、一側および他側の第2ラッチ30,30を駆動するための一側および他側のラッチ部材50,50、電動アクチュエータ33、ラッチリンク部材34および制御部10が収納されている。すなわち、第2ラッチ30,30を駆動して一側および他側の第2ラッチ30,30をロック解除状態またはロック状態にするための構成要素が、第2扉3bに内蔵されている。一側の第2ラッチ30を駆動する電動アクチュエータ33が第2扉3bの内部に設けられているので、電動アクチュエータ33が筐体2の側に設けられる場合よりも、洗浄室6の内容積を大きくできるとともに、別途の駆動力伝達部材が介在しないためシンプルな構成で一側および他側の第2ラッチ30,30のロック解除を容易にかつ確実に行うことができる。
一側および他側のラッチ部材50,50は、第2扉3bの一側および他側で対称に構成されているので、図28から図30を参照しながら一側のラッチ部材50の構成について説明するが、他側のラッチ部材50の構成も一側のラッチ部材50と同様である。
一側のラッチ部材50は、回動部58と、回動部58の両側に設けられた軸部51,51と、一側の第2ラッチ30と、出力連結部52とを備える。軸部51,51は、円柱状をしており、外ケース31および内ケース32のそれぞれに設けられた軸支部によって回動自在に軸支されている。回動部58は、軸部51,51よりも大径の円柱形状をしており、径方向外側に延びる運動変換部54およびばね係止部56を有する。一側の第2ラッチ30は、筐体2の第2被係合部29と係合する係合爪であり、外側の軸部51よりも外側に位置する端部の先端部に設けられている。出力連結部52は、内側の軸部51よりも内方に設けられている。
運動変換部54は、ロック解除ボタン41の摺接面42に摺接する運動変換面55を有する。図23および図26に示すように、運動変換面55は、内ケース32に対面する側に(すなわち、一側の第2ラッチ30が設けられる側に)設けられている。回動部58は、引っ張りばね39(図21から図24に図示)の一端を係止するためのばね係止部56を有する。図27に示すように、ばね係止部56は、内ケース32に対面する側に(すなわち、一側の第2ラッチ30が設けられる側に)設けられている。引っ張りばね39によって、一側の第2ラッチ30は、第2被係合部29と係合するようにロック方向に付勢されている。
出力連結部52は、軸凹部53とリンク凹部57とを有する。軸凹部53は、出力軸35および2つの軸突起部36,36を受け入れるように構成されている。リンク凹部57は、ラッチリンク部材34の端部を受け入れるように構成されており、例えば側面視でL字形状の凹部である。
電動アクチュエータ33は、一側のラッチ部材50の近傍に設けられて、駆動源となる電動モータ33aと、電動モータ33aのモータ軸の回転を減速する減速歯車群33bとを有する。電動モータ33aは、図21から図24に示す制御部10に対して電気的に接続されているとともに、制御部10によってモータ軸の回転が制御される。減速歯車群33bは、電動モータ33aのモータ軸に連結されて、モータ軸の回転を減速する複数の減速歯車から構成されている。減速歯車群33bの出力軸35からは、増大した回転トルクが出力される。出力軸35は、径方向外側に延びるとともに周方向に離間した2つの軸突起部36,36を有する。
一側のラッチ部材50が、出力軸35および出力連結部52を介して電動アクチュエータ33に連結されていることにより、電動アクチュエータ33で直接的に駆動されるとともに、他側のラッチ部材50が、ラッチリンク部材34を介して一側のラッチ部材50にリンクされている。当該構成によれば、1つの電動アクチュエータ33で、一側のラッチ部材50が駆動されて一側および他側の第2ラッチ30,30がロック解除されるので、低コストでロック解除を行うことができるとともに、電動アクチュエータ33を他側のラッチ部材50にも設ける場合よりも第2扉3bの重量が軽くなるので、第2扉3bが閉めやすくなる。また、一側のラッチ部材50が、電動アクチュエータ33によって直接的に駆動されるので、別途の駆動力伝達部材が介在しないため、低コストで信頼性の高いロック解除を行うことができる。
第2扉3bの閉成状態では、一側の第2ラッチ30は、第2被係合部29と係合してロック状態になるように、引っ張りばね39によってロック方向に付勢されている。この状態で電動アクチュエータ33を作動させると、高い回転トルクが出力軸35から出力される。高い回転トルクにより、引っ張りばね39の付勢力に抗しながら、ラッチ部材50がロック解除方向に回転する。その結果、一側の第2ラッチ30は、第2被係合部29との係合が解除されて、ロック解除状態になる。
一側の第2ラッチ30がロック解除されると、ラッチリンク部材34によってリンクされた他側の第2ラッチ30もロック解除される。そして、上述したように、一側および他側の第2ラッチ30,30のロック解除に連動して、第1ラッチ20がロック解除される。第1ラッチ20および第2ラッチ30がロック解除されると、第1扉3aおよび第2扉3bが自重による開放動作を行う。このとき、減速側リンク部材13およびロータリーダンパー14により、第1扉3aおよび第2扉3bの開放動作を適宜のタイミングで減速することができる。
図26に示すように、ロック解除ボタン41では、ボタン操作部よりも内側の端部が、圧縮ばね43によって外方に付勢されている。ロック解除ボタン41は、ボタン窓31aを通じて弾性的に出没可能に構成されているので、ロック解除ボタン41の押圧を止めると、ロック解除ボタン41が元の突出位置に戻る。
ロック解除ボタン41は、ボタン操作部と内側の端部との間に摺接面42を有する。図26に示すように、摺接面42は、内側から外側に行くにしたがって、傾斜部分の高さが徐々に高くなる螺旋状に傾斜している。引っ張りばね39により、ラッチ部材50の運動変換部54の運動変換面55が、摺接面42に対して弾性的に摺接するように構成されている。ロック解除ボタン41が内側に押圧されて引っ込み方向に動くと、摺接面42と運動変換面55とが弾性的に摺接しながら、ラッチ部材50がロック解除方向に回転するように駆動される。その結果、一側および他側の第2ラッチ30,30は、第2被係合部29との係合が解除されて、ロック解除状態になる。したがって、ロック解除ボタン41によって、手動によるロック解除が可能になるので、例えば停電のような電気が供給されない状況下でもロック解除できる。運動変換面55と摺接面42との間での摺接によって、一側および他側の第2ラッチ30,30が、一側および他側のロック解除ボタン41,41によってそれぞれ直接的に駆動されるので、別途の駆動力伝達部材が介在しないため、低コストで信頼性の高いロック解除を行うことができる。
洗浄動作中に扉3が開放されると、加熱された洗浄水が外に飛散することが起こり得る。このことを防止するため、制御部10は、洗浄水を噴射させる洗浄ポンプの動作を停止させたあと、所定時間が経過しないと、第1ラッチ20および第2ラッチ30のロック解除ができないように、電動モータ33aを制御することができる。したがって、洗浄室6において洗浄動作を行っている間は、洗浄動作が停止したあと、所定時間(例えば1秒程度)が経過しないと、第1ラッチ20および第2ラッチ30のロック解除ができないように、電動アクチュエータ33が制御部10によって制御されている。当該構成によれば、洗浄動作中に第1扉3aおよび第2扉3bが不用意に開放されることを防止できる。なお、制御部10は、第2扉3bの内部に設けられた構成としたが、筐体2の内部に設けられてもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
扉3は、第1扉3aおよび第2扉3bの二枚構成を例示したが、一枚構成や三枚構成などにすることもできる。第1扉3aおよび第2扉3bは、開成状態において、例示として第1扉3aが第2扉3bの上に大略重なるように略水平に下側に位置しているが、第1扉3aが上側に位置するとともに第2扉3bが下側に位置するように構成することもできる。
ロック装置40は、例示として電動モータ33aと減速歯車群33bとを用いた電動アクチュエータ33で駆動しているが、ラッチ部材50をソレノイドのような電磁アクチュエータや油圧アクチュエータなどの各種アクチュエータで駆動することもできる。ロック装置40の駆動源を一側および他側の少なくとも一方に設置して、一側および他側の第2ラッチ30,30の少なくとも一方を駆動することもできる。駆動源を一側および他側の両方に設置する場合、ラッチリンク部材34を省略できる。
扉3の閉成状態を維持するロック部として働く第2ラッチ30は、一側または他側のいずれか一方に設ける構成にすることもできる。このとき、ロック解除ボタン41も、第2ラッチ30の設置に合わせて、一側または他側のいずれか一方に設けられる。
また、筐体2の一側の側部および他側の側部に、減速機構を含む扉3の開閉機構を設けることもできる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る食器洗い機1は、
被洗浄物8を出し入れするための開口部9を有する筐体2と、
前記筐体2内に設けられる洗浄室6と、
前記開口部9を開閉する扉3と、
前記扉3の閉成状態を維持するロック部20,30とを備え、
前記ロック部20,30による前記扉3の閉成状態が解除されると、前記扉3が自重によって開放動作を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、
ロック部20,30による扉3の閉成状態が解除されると、自重によって扉3が開放されるので、弾性体やアクチュエータなどの別途の開放手段を設けることを必要とせず、シンプルな構成で扉3の開放動作を容易にかつ確実に行うことができる。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記ロック部20,30による前記扉3の閉成状態が解除されると、前記扉3が自重によって開成する。
上記実施形態によれば、ロック部20,30による扉3の閉成状態が解除されると、自重によって扉3が開成されるので、扉3の開放動作が始まってから扉3が開成されるまでに、使用者が扉3に力を加えなくても扉3を開成することができる。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記扉3を回動自在に支持する支持部材12,17と、前記扉3の前記開放動作を減速させる減速部材14と、前記支持部材12,17と前記減速部材14とをリンクするリンク部材11,13が、前記筐体2の側部に配設されて、
前記減速部材14は、前記リンク部材11,13を介して前記支持部材12,17によって支持された前記扉3の前記開放動作を減速させる。
上記実施形態によれば、扉3の自重による開放動作が進むにつれて扉3の開放速度が大きくなるが、減速部材14によって扉3の開放速度が遅くなるので、扉3が勢いよく開放されることを防止できる。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記リンク部材11,13が、前記支持部材12,17に対して回動自在に連結された支持側リンク部材11と、前記減速部材14に対して回動自在に連結された減速側リンク部材13とを備え、
前記支持側リンク部材11にはガイドピン15が設けられているとともに、前記減速側リンク部材13には前記ガイドピン15をガイドするスリット16が設けられており、
前記スリット16が、前記扉3の前記開放動作を減速させる減速用スリット16cを有する。
上記実施形態によれば、支持側リンク部材11に設けられたガイドピン15が、減速側リンク部材13に設けられた減速用スリット16cに沿ってガイドされるので、減速部材14による扉3の開放速度の減速を、簡単に且つ確実に実現できる。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記スリット16が、前記扉3の前記開放動作を減速させない非減速用スリット16aを有する。
上記実施形態によれば、減速用スリット16cよりも支持側リンク部材11の側に非減速用スリット16aが設けられるので、減速部材14による扉3の開放動作における減速開始のタイミングを調整できる。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記減速側リンク部材13が、前記扉3を閉鎖方向に付勢する閉鎖方向付勢部材19によって付勢されている。
上記実施形態によれば、閉鎖方向付勢部材19によって、扉3を閉じるときの力が軽減される。
また、一実施形態の食器洗い機1では、
前記減速側リンク部材13に設けられたリンクギア13dと、前記減速部材14に設けられた減速ギア14aとが、噛み合っている。
上記実施形態によれば、減速側リンク部材13と減速部材14との間で力を効率良く確実に伝達できる。さらに、扉3の重量を重くしたり軽くしたりする場合に、リンクギア13dと減速ギア14aとの間でのギア比を変えることで、減速部材14に作用するトルクを容易に調節できる。つまり、上記実施形態にすることで、扉3の減速を所望の速度に容易に設定できる。
1…食器洗い機
2…筐体
3…扉
3a…第1扉(扉)
3b…第2扉(扉)
4…外箱
5…内箱
6…洗浄室
7…食器かご
8…被洗浄物
9…開口部
10…制御部
11…支持側リンク部材(リンク部材)
11a…上端部
11b…下端部
12…第1支持部材(支持部材)
13…減速側リンク部材(リンク部材)
13a…リンク基部
13b…レバー部
13d…リンクギア
14…ロータリーダンパー(減速部材)
14a…減速ギア
15…ガイドピン
16…スリット
16a…非減速用スリット
16b…転換ポイント
16c…減速用スリット
17…第2支持部材(支持部材)
18…取り付け部材
18a…ばね収容部
19…トーションばね(閉鎖方向付勢部材)
20…第1ラッチ(ロック部)
21…第1係合アーム部材
22…第1被係合部
23…被押圧部
24…第1アーム軸
29…第2被係合部
30…第2ラッチ(ロック部)
31…外ケース
31a…ボタン窓
31b…ばね係止部
32…内ケース
32a…電動モータ収容部
33…電動アクチュエータ(アクチュエータ)
33a…電動モータ
33b…減速歯車群
34…ラッチリンク部材
35…出力軸
36…軸突起部
37…タッチパネル
39…引っ張りばね
40…ロック装置
41…ロック解除ボタン
42…摺接面
43…圧縮ばね
45…第1支持軸(回動基準軸)
46…リンク軸
47…第2支持軸
48…アーム軸
50…ラッチ部材
51…軸部
52…出力連結部
53…軸凹部
54…運動変換部
55…運動変換面
56…ばね係止部
57…リンク凹部
58…回動部

Claims (5)

  1. 被洗浄物を出し入れするための開口部を有する筐体と、
    前記筐体内に設けられる洗浄室と、
    前記開口部を開閉する扉と、
    前記扉の閉成状態を維持するロック部とを備え、
    前記ロック部による前記扉の閉成状態が解除されると、前記扉が自重によって開放動作を行う食器洗い機であって、
    前記扉を回動自在に支持する支持部材と、前記扉の前記開放動作を減速させる減速部材と、前記支持部材と前記減速部材とをリンクするリンク部材が、前記筐体の側部に配設され、
    前記リンク部材は、前記支持部材に対して回動自在に連結された支持側リンク部材と、前記減速部材に対して回動自在に連結された減速側リンク部材とを備え、
    前記支持側リンク部材にはガイドピンが設けられているとともに、前記減速側リンク部材には前記ガイドピンをガイドするスリットが設けられており、
    前記スリットは、減速用スリットを有して前記扉の前記開放動作を減速させるとともに、
    前記減速部材は、前記リンク部材を介して前記支持部材によって支持された前記扉の前記開放動作を減速させることを特徴とする、食器洗い機。
  2. 前記ロック部による前記扉の閉成状態が解除されると、前記扉が自重によって開成することを特徴とする、請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記スリットが、前記扉の前記開放動作を減速させない非減速用スリットを有することを特徴とする、請求項に記載の食器洗い機。
  4. 前記減速側リンク部材が、前記扉を閉鎖方向に付勢する閉鎖方向付勢部材によって付勢されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 前記減速側リンク部材に設けられたリンクギアと、前記減速部材に設けられた減速ギアとが、噛み合っていることを特徴とする、請求項から請求項のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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