JP4215587B2 - 自転車用発電機の遠隔操作装置 - Google Patents

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本発明は、発電機の操作を発電機から離れたところで行うことができる自転車用発電機の遠隔操作装置に関する。
この種の自転車用発電機の遠隔操作装置においては、昼間等の発電機を使用しない時には、発電機の被動輪をタイヤに付勢する付勢力(スプリング)に抗して、発電機の被動輪がタイヤに接触しない状態に保持させる必要がある。このため、手元の操作部内に設けた別部材による係止力により、インナーワイヤ−を操作部側に引張った状態に維持して、被動輪がタイヤに接触しない状態に保持していた。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、特許文献1においては、操作部を係止させるためだけに別部材21を使用しているため、遠隔操作装置が複雑化する欠点があった。また、別部材21の係止力はスプリングによる付勢力より大きくする必要があり、別部材21の係止を解除して発電機の被動輪がタイヤに接触する状態に戻すためには、スプリングによる付勢力より大きい別部材21による係止力を超える力で操作しなければならず、操作性が悪くなる欠点があった。
実用新案登録第3068452号公報
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、構成を簡素化すると共に、操作性の向上を図ることができる自転車用発電機の遠隔操作装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、被動輪が自転車のタイヤまたはリムに当接するように付勢手段により付勢された発電機と、一端が発電機に接続されると共に、他端が手元の操作部に接続され、操作部の操作により付勢手段の付勢力に抗して発電機の被動輪がタイヤまたはリムから離れる方向に引張るワイヤーとを備えたものであって
前記操作部は、ケースと、支点を回動中心に前記ケース内を回動する回動体を有し、該回動体には、挿入口を介して前記ケース内に臨んだ前記ワイヤーの一端が装着されるワイヤー装着部を設けると共に、回動に伴う前記ワイヤーとの接触を避けるための開口部が形成され、さらに前記回動体は、前記ワイヤーの装着部が前記挿入口と回動体の回動中心とを結ぶ仮想線により区画される2つの領域に跨って回動するように、前記ケース内に設けられており、前記一方の領域には、被動輪がタイヤまたはリムに当接する位置において回動体のワイヤー装着部の挿入口方向への回動を規制する規制手段を設けると共に、他方の領域には、被動輪がタイヤまたはリムから離れる位置において回動体のワイヤー装着部の挿入口方向への回動を規制する規制手段を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記規制手段は、回動体に形成され、ケース外に向かって突出する操作レバーと、操作レバーに対応する位置のケースに形成された切欠部により構成されていることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、自転車のハンドルバーに着脱自在なブラケットを前記ケースと一体に形成することが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記ブラケットをケースの略中央に配置し、ケースの、ブラケットに対向する面で且つブラケットに対応する位置において、回動体を回動自在に保持することが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記操作レバーが自転車のハンドルバーと略平行状態時に、発電機の被動輪がタイヤまたはリムから離れる状態になるように構成することが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記ワイヤーは、一端が発電機に接続され、他端がワイヤー装着部に装着されるインナーワイヤーと、インナーワイヤーが嵌挿されたアウターワイヤーとから構成され、挿入口近傍のケースにアウターワイヤーの一端が装着されるアウターワイヤー装着部を設けることが好ましい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記ワイヤー装着部は、ワイヤーの膨出係止体が挿入される回動体の一側面に形成された凹部により構成され、回動体の一側面側からケースに装着されるカバーによりケースの開口を閉塞すると共に、前記凹部を閉塞することが好ましい。
本発明の請求項1の構成によれば、操作部の構成を簡素化することができると共に、発電機の遠隔操作の操作性を向上させることができる。また、回動体に開口部を設けるだけで、回動体とワイヤーとの接触を避けることができ、回動体を滑らかに回動させることができると共に、回動体に開口部を設けているだけであるので、回動体の強度低下を極力減少させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、発電機の遠隔操作の目安となる操作レバーを回動体の規制手段に兼用することができ、操作部の構成を簡素化することができると共に、発電機の遠隔操作の操作性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、構成を簡素化すると共に、発電機の遠隔操作の操作性を向上させた操作部を容易にハンドルに取り付けることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、ケースの回動体を回動自在に保持する保持部を、ブラケットにより補強することができるため、回動体を保持するためだけの特別な補強を行う必要がなく、構成を簡素化することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、昼間等の発電機を使用しない通常状態では、操作レバーはハンドルバーと略平行になっているため、操作レバーが邪魔になることはなく取り扱いが容易になると共に、見栄えをよくすることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、操作部の構成を簡素化することができると共に、組立作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、カバーによりケース内へのごみの浸入を防ぐことができると共に、ワイヤーの回動体への装着状態を維持させることができる等の効果を奏する。
本発明の自転車用発電機の遠隔操作装置に関する最良の一実施形態を図1乃至図11に基づいて以下に詳述する。
本発明の自転車用発電機の遠隔操作装置は、自転車1の発電機取付板2に装着される回動自在な発電機3及び前照灯4と、自転車1のハンドルバー5に装着され、発電機3の回動操作を手元で行う操作部6と、発電機3と操作部6とを連結するワイヤー7とから構成されている(図5参照)。
発電機取付板2は自転車1の前ホーク8に溶着されている。発電機3は、図示しないロータやステータを内装したダイナモケース9と、ロータに連結されると共に、ダイナモケース9外に露出する被動輪10と、ダイナモケース9を回動自在に支持する支軸11と、支軸11の周囲に装着され、支軸11に対してダイナモケース9を一方向に付勢するスプリング等からなる付勢手段12と、支軸11に対して付勢手段12による付勢方向とは逆方向に突出形成されたレバー13と、ダイナモケース9を支持すると共に、発電機取付板2に螺子14により装着される発電機ホルダー15とから構成されている。そして、ダイナモケース9は付勢手段12により、発電機取付板2に対して反時計方向(図8の矢印方向)に付勢されている(図7、図8参照)。
また、発電機取付板2には前照灯ホルダー16を介して前照灯4も螺子14により装着されている。前照灯4は給電線17を介して発電機3と電気的に接続されており、発電機3が発電することにより前照灯4が点灯するようになっている(図5参照)。
ワイヤー7は、屈曲自在な中空筒状のアウターワイヤー18と、アウターワイヤー18内を摺動自在に移動するインナーワイヤー19とから構成されている。アウターワイヤー18の一端はワイヤー調節螺子20により前照灯ホルダー16に固定されている。また、インナーワイヤー19の一端はインナーワイヤー取付螺子21によりレバー13に固定されている(図6参照)。
操作部6は図1に示すように、自転車のハンドルバー5に着脱自在に装着されるブラケット部22を一側面の略中央に有すると共に、他側面を開口するケース23と、ケース23の他側面側からケース23内に挿入され、ケース23内を回動自在に回動する回動体24と、ケース23の他側面の開口を閉塞するカバー25とから構成されている。
ケース23のブラケット部22は、ブラケット取付螺子26とナット27とにより自転車1のハンドルバー5を狭持した状態でハンドルバー5に装着される。また、ケース23の他側面外周縁には円筒状の突条28が突出形成されている。突条28の外壁には、中空筒状のアウターワイヤー装着部29が外方に向けて突出形成されている。アウターワイヤー装着部29の中央には、インナーワイヤー19をケース23内に挿入するための挿入口50が形成されている。突条28には開口側から凹設された切欠部30が形成されている。ケース23の他側面の突条28の中央には、凸部31が開口側に向かって突出形成されている(図2乃至図4参照)。
回動体24は、一側面を開口した略円筒形状をしており、その中心には凸部31と係合する位置決め孔32が形成されている。そして、位置決め孔32を凸部31に挿入した状態で開口側から凸部31にワッシャ33を介して取付螺子34を固定することにより、回動体24はケース23の凸部31を中心に回動自在に装着される。回動体24を回動自在に保持する凸部31周辺はブラケット22に対向しているため、凸部31周辺をブラケット22により補強することができ、回動体24を保持するためだけの特別な補強を行う必要がなく、ケース23の構成を簡素化することができる。
ケース23の切欠部30に対応する位置の回動体24の側壁には、ケース23外方に突出する操作レバー35が形成されている。回動体24の側壁には開口側から凹設され、回動に伴うインナーワイヤー19との接触を避けるための開口部36が形成されている。回動体24に開口部36を設けるだけの簡単な構成により、回動体24とインナーワイヤー19との接触を避けることができ、回動体24を滑らかに回動させることができると共に、回動体24に開口部36を設けているだけであるので、回動体24の強度低下を極力減少させることができる。回動体24の開口側には、インナーワイヤー19の他端に形成された膨出係止体37が挿入されるインナーワイヤー装着部38が凹設されている(図2乃至図4参照)。
カバー25は、ケース23の開口側からケース23に装着され、ケース23の開口を閉塞すると共に、回動体24に凹設されたインナーワイヤー装着部38を閉塞する(図2乃至図4参照)。
操作部6の組立ては、ケース23の凸部31に回動体24の位置決め孔32を係合させ、ワッシャ33を介して取付螺子34の取付により回動体24をケース23内に回動自在に装着する。次に、ケース23のアウターワイヤー装着部29にアウターワイヤー18の他端を外方から挿入し、挿入口50を介してインナーワイヤー19の他端の膨出係止体37を回動体24のインナーワイヤー装着部38に挿入する。最後に、カバー25をケース23に装着することにより回動体24のインナーワイヤー装着部38が閉塞されると共に、ケース23の開口が閉塞される。
このようにして組立てられた操作部6は、ケース23のブラケット部22を自転車1のハンドルバー5に引っ掛けてブラケット取付螺子26とナット27によりハンドルバー5を狭持することにより取付は完了する。
回動体24は図3及び図4に示すように、操作レバー35がケース23に形成された切欠部30に当接するまでの範囲内を回動する。切欠部30は、挿入口50と回動体24の回動中心とを結ぶ仮想線により区画される2つの領域に跨ってインナーワイヤー19の膨出係止体37が回動するような位置に形成されている。インナーワイヤー19の膨出係止体37には、インナーワイヤー19の一端が固定されているレバー13を介してダイナモケース9の被動輪10を自転車1のタイヤ39に当接させる方向の付勢手段12による付勢力が常に働いている。従って、回動体24には、インナーワイヤー19の膨出係止体37を挿入口50側に回動させる力が常に働いている。
挿入口50と回動体24の回動中心とを結ぶ仮想線上にインナーワイヤー19の膨出係止体37が位置する場合には、回動体24は回動せずに停止している。
しかしながら、図3に示すように、インナーワイヤー19の膨出係止体37が、挿入口50と回動体24の回動中心とを結ぶ仮想線上より反時計方向に位置する場合には、付勢手段12による付勢力により膨出係止体37を反時計方向に回動させる力が働き、操作レバー35は反時計方向に回動し、切欠部30の一端40に当接して回動体24の回動は規制される。
また、図4に示すように、インナーワイヤー19の膨出係止体37が、挿入口50と回動体24の回動中心とを結ぶ仮想線上より時計方向に位置する場合には、付勢手段12による付勢力により膨出係止体37を時計方向に回動させる力が働き、操作レバー35は時計方向に回動し、切欠部30の他端41に当接して回動体24の回動は規制される。
アウターワイヤー18の他端からインナーワイヤー19の膨出係止体37までの距離は
図3と図4の状態では異なり、図3は、インナーワイヤー19を操作部6側に引張って保持した状態になり、図4は、インナーワイヤー19が発電機3側に引張られた状態になっている。
即ち、図3では発電機3の付勢手段12による付勢力に抗してインナーワイヤー19を操作部6側に引張って保持した状態であるため、発電機3は図9に示すように被動輪10がタイヤ39から離れた状態を維持している。従って、前照灯4は点灯しない。この状態は夜間以外の通常の使用状態であり、図11においてケース23のOFF表示の位置に操作レバー35が位置する状態である。この状態は操作レバー35がハンドルバー5に略平行の状態になるため、操作レバー35が邪魔になることがないと共に、見栄えもよくなる。
また、図4では発電機3の付勢手段12による付勢力によりインナーワイヤー19が発電機3側に引張られた状態になっているため、発電機3は図10に示すように被動輪10がタイヤ39に当接した状態を維持している。従って、前照灯4は点灯する。この状態は図11において、ケース23のON表示の位置に操作レバー35が位置する状態になる。
このようにして、操作部6の操作レバー35を、切欠部30の一端40または他端41に当接させるだけで回動体24の回動を規制することができるため、簡単な構成により発電機3の回動を遠隔操作することができる。
また、従来のように付勢手段12による付勢力を超える別部材による係止力より大きな力で操作する必要がなく、付勢力をわずかに超える力で操作するだけでよいので操作性が向上する。また、従来のように発電機3の被動輪10がタイヤ39に接触しない状態を保持するために別部材を使用する必要がないため、操作部6の構成を簡素化することができる。
また、操作レバー35による、OFFからONへの操作、即ち、前照灯4を点灯させる操作は自転車1のグリップ42を握っている手の指先で簡単に操作することができるため、自転車1の走行中に片手を離さなくても簡単に前照灯4を点灯させることができる。
また、発電機3の遠隔操作を行う操作レバー35を回動体24の規制手段に兼用することができるため、操作部6の構成をより簡素化することができる。また、カバー25によりケース23内へのごみの浸入を防ぐことができると共に、インナーワイヤー19の回動体24への装着状態を維持させることができる。また、アウターワイヤー装着部29をケース23と一体に形成しているため、操作部6を予め完成品の状態に組立てることができ、構成を簡素化することができると共に、組立作業性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、発電機3を回動させることにより、被動輪10をタイヤ39に当接させた状態と、被動輪10をタイヤ39から離した状態とを切換えるようにしたが、発電機3の形態はこれに限定されるものではない。発電機を起倒させることにより、被動輪10をタイヤ39に当接させた状態と、被動輪10をタイヤ39から離した状態とを切換えるようにしたタイプの発電機の場合でも、本発明の構成の操作部6により上述した本実施形態と同様な作用効果を奏することができる。
また、本実施形態では、回動体24の回動を規制する規制手段は操作レバー35と切欠部30により構成したが、これに限定されるものではなく、回動体24に設けた凸部とケース23に設けた切欠部30により、回動体24の回動を規制する規制手段としてもよい。
また、本実施形態では、発電機3の被動輪10を自転車1のタイヤ39に当接させたが、被動輪10を自転車1のリムに当接させる構成にしてもよい。
本発明を実施するための最良の形態の自転車用発電機の遠隔操作装置の操作部の分解斜視図である。 同装置の操作部の側断面図である。 同装置のカバーを外した状態で操作部を裏面から見た図で、発電機を起こした状態に操作部を操作した状態を示す。 同装置のカバーを外した状態で操作部を裏面から見た図で、発電機を倒した状態に操作部を操作した状態を示す。 同装置を自転車に装着した状態を示す側面図である。 同装置を自転車に装着した状態を示す側面図で、発電機の周辺の拡大図である。 同装置の発電機の構成を示す側面図で、一部断面で示す。 同装置の発電機の構成を示す上面図で、一部断面で示す。 同装置を自転車に装着した状態を示す上面図で、発電機を起こした状態を示す。 同装置を自転車に装着した状態を示す上面図で、発電機を倒した状態を示す。 同装置を自転車に装着した状態を示す上面図で、操作部の拡大図である。
符号の説明
1 自転車
3 発電機
6 操作部
10 被動輪
11 支軸
12 付勢手段
18 アウターワイヤー
19 インナーワイヤー
21 インナーワイヤー装着部
24 回動体
30 切欠部(規制手段)
31 凸部
35 操作レバー(規制手段)
38 インナーワイヤー装着部(ワイヤー装着部)
39 タイヤ
50 挿入口

Claims (7)

  1. 被動輪が自転車のタイヤまたはリムに当接するように付勢手段により付勢された発電機と、一端が発電機に接続されると共に、他端が手元の操作部に接続され、操作部の操作により付勢手段の付勢力に抗して発電機の被動輪がタイヤまたはリムから離れる方向に引張るワイヤーとを備えたものであって、
    前記操作部は、ケースと、支点を回動中心に前記ケース内を回動する回動体を有し、該回動体には、挿入口を介して前記ケース内に臨んだ前記ワイヤーの一端が装着されるワイヤー装着部を設けると共に、回動に伴う前記ワイヤーとの接触を避けるための開口部が形成され、さらに前記回動体は、前記ワイヤーの装着部が前記挿入口と回動体の回動中心とを結ぶ仮想線により区画される2つの領域に跨って回動するように、前記ケース内に設けられており、前記一方の領域には、被動輪がタイヤまたはリムに当接する位置において回動体のワイヤー装着部の挿入口方向への回動を規制する規制手段を設けると共に、他方の領域には、被動輪がタイヤまたはリムから離れる位置において回動体のワイヤー装着部の挿入口方向への回動を規制する規制手段を設けたことを特徴とする自転車用発電機の遠隔操作装置。
  2. 前記規制手段は、回動体に形成され、ケース外に向かって突出する操作レバーと、操作レバーに対応する位置のケースに形成された切欠部により構成されていることを特徴とする請求項1記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
  3. 自転車のハンドルバーに着脱自在なブラケットを前記ケースと一体に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
  4. 前記ブラケットをケースの略中央に配置し、ケースの、ブラケットに対向する面で且つブラケットに対応する位置において、回動体を回動自在に保持したことを特徴とする請求項3記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
  5. 前記操作レバーが自転車のハンドルバーと略平行状態時に、発電機の被動輪がタイヤまたはリムから離れる状態になるように構成したことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
  6. 前記ワイヤーは、一端が発電機に接続され、他端がワイヤー装着部に装着されるインナーワイヤーと、インナーワイヤーが嵌挿されたアウターワイヤーとから構成され、挿入口近傍のケースにアウターワイヤーの一端が装着されるアウターワイヤー装着部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
  7. 前記ワイヤー装着部は、ワイヤーの膨出係止体が挿入される回動体の一側面に形成された凹部により構成され、回動体の一側面側からケースに装着されるカバーによりケースの開口を閉塞すると共に、前記凹部を閉塞したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の自転車用発電機の遠隔操作装置。
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