JP4400049B2 - コンバイン - Google Patents

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JP4400049B2
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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術としては、コンバインの車速が大なるほどフィードチェンの搬送速度も大となるようにする構成である。このような構成において、フィードチェンの搬送速度を所定速度で伝動可能にする操作手段は設けられていない(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2554200号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようなコンバインの脱穀制御装置では、次のような欠点がある。即ち、手扱ぎ作業のときにフィードチェンを所定速度で伝動できないので、フィードチェンは低速で駆動されるのみである。従って、手扱ぎ作業が速やかに実行できず作業能率の向上が望めない。
【0005】
本発明の課題は、前述のような不具合を防止するコンバインの脱穀制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
すなわち、請求項1記載の発明では、走行装置(14)を有する車台(15)の前方に刈取装置(16)を設け、車台(15)上には、フィードチェン(17)を有する脱穀装置(4)とグレンタンク(19)を設け、前記脱穀装置(4)内には、扱胴(1)を扱胴軸(23)で軸架した扱室(2)と、該扱室(2)の後部からの処理物を受け入れて処理する排塵処理胴(25)を排塵処理胴軸(25a)で軸架した扱室(2)の一側の排塵処理室(26)を設け、排塵処理胴(25)の前方には二番処理胴軸(27c)で支持され排塵処理胴(25)と一体の二番処理胴(27)を備えた二番処理室(29)を設け、該扱室(2)と排塵処理室(26)と二番処理室(29)の下方に揺動選別棚(3)を設け、該揺動選別棚(3)の下方には、唐箕(5)と、該唐箕(5)の選別風送り方向下手側の一番螺旋(6)と、該一番螺旋(6)の選別風送り方向下手側の二番螺旋(7)を設けると共に、該二番螺旋(7)で収集された二番物を前記二番処理室(29)へ揚穀する二番揚穀筒(41)を設け、エンジン(44)の出力軸(45)の端部に固定した第1プーリ(46)から第1ベルト(47)と第2プーリ(48)を介して脱穀入力軸(49)へ動力伝達する構成とし、該脱穀入力軸(49)の端部に固定した第1ベベルギヤ(51)と該第1ベベルギヤ(51)に噛み合う第2ベベルギヤ(52)から二番処理胴軸(27c)へ動力伝達して二番処理胴(27)と排塵処理胴(25)を回転駆動する構成とし、前記二番処理胴軸(27c)に固定した第1歯車(53)から第1カウンタ歯車(54)と第2歯車(55)と第1軸(56)とへこの順に動力伝達し、該第1軸(56)に固定した第3プーリ(57)から第2ベルト(58)と第4プーリ(59)を介して扱胴軸(23)及び扱胴(1)を回転駆動し、該扱胴軸(23)の後部から排稈チェン(38)を駆動する構成とし、前記脱穀入力軸(49)に固定した第5プーリ(50)から第3ベルト(51a)と第6プーリ(52a)を介して唐箕軸(53a)を回転駆動し、該唐箕軸(53a)の一端側に固定した第7プーリ(54a)から第4ベルト(55a)と第8プーリ(56a)を介して揺動選別棚(3)を駆動する揺動軸(57a)に動力伝達すると共に唐箕軸(53a)の他端に固定した第9プーリ(67)から一番螺旋(6)と二番螺旋(7)を駆動する構成とし、前記揺動軸(57a)に固定した第10プーリ(58a)から第5ベルト(59a)と第1ワンウェイクラッチ(61a)を備えた第11プーリ(60)を介して第2軸(61)を回転駆動し、該第2軸(61)に固定した第3歯車(62)から第4歯車(63)を介して第3軸(64)に動力伝達し、該第3軸(64)に固定したスプロケット(65)からフィードチェン(17)を回転駆動する構成とし、前記エンジン(44)の出力軸(45)に固定した第12プーリ(70)から第6ベルト(71)と第13プーリ(72)を介して油圧無段変速装置(73)の入力軸(73a)を回転駆動する構成とし、該油圧無段変速装置(73)の出力軸(73d)の端部に固定した第5歯車(74)から第2カウンタ歯車(75)と第6歯車(76)を介して第4軸(77)を回転駆動する構成とし、前記第2カウンタ歯車(75)を支持する第5軸(75a)の端部に固定された第14プーリ(78)から第7ベルト(79)と第2ワンウェイクラッチ(80a)を備えた第15プーリ(80)を介して前記第2軸(61)を駆動する構成とし、前記走行装置(14)駆動用の走行伝動装置(32)を貫通させて延出させた第4軸(77)に第16プーリ(81)を固定し、走行伝動装置(32)の内部の第4軸(77)の中間部に副変速部(82)を設け、該副変速部(82)の動力伝達方向下手側の左右のサイドクラッチブレーキ部(83L,83R)を介して走行装置(14)を駆動する構成とし、前記第16プーリ(81)から第8ベルト(84)と第17プーリ(85)を介して刈取装置(16)の刈取入力軸(86)を駆動する構成とし、前記第10プーリ(58a)と第11プーリ(60)との間に巻き回した第5ベルト(59a)部にテンションクラッチ(95)を設け、テンションクラッチ(95)を入り切り操作する操作手段である足踏みペダル(97)フィードチェン(17)の始端部近傍に設け、該足踏みペダル(97)の回動支点部にポジションセンサ(98)を設けると共に前記テンションクラッチ(95)を入り切りするモータ(99)を設け、足踏みペダル(97)を一度踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きがポジションセンサ(98)で検出されて前記モータ(99)が駆動し、該モータ(99)の駆動でテンションクラッチ(95)が入りとなって揺動軸(57a)からの動力がフィードチェン(17)へ伝達され、足踏みペダル(97)を再び踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きがポジションセンサ(98)で検出されてモータ(99)が駆動し、該モータ(99)の駆動でテンションクラッチ(95)が切りとなる構成とし、前記扱室(2)内の被処理物量を検出する被処理物量検出センサ(100)を設け、該被処理物量検出センサ(100)が所定値以上の被処理物量を検出した場合に、コントローラ(101)からモータ(99)への出力によってテンションクラッチ(95)が入りとなる構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の効果】
求項1記載の発明により油圧無段変速装置(73)から第2ワンウェイクラッチ(80a)を備えた第15プーリ(80)に伝達されてきた回転数でフィードチェン(17)を駆動すると、このフィードチェン(17)の回転数はコンバインの車速に比例して増減速する。また、刈取装置(16)の回転数もコンバインの車速に比例して増減速するので、コンバインの車速にかかわらず刈取装置(16)側の回転数とフィードチェン(17)の回転数との差が少なくなり、穀稈はスムーズに刈取装置(16)からフィードチェン(17)へと引き継ぎ搬送されていく。また、フィードチェン(17)の駆動を走行伝動装置(32)から取り出す構成としているので、フィードチェン(17)を変速するために別の装置が不要となりコストダウンとなる。
また、操作手段としての足踏みペダル(97)を一度踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きをポジションセンサ(98)で検出しモータ(99)を駆動してテンションクラッチ(95)が入りとなり、足踏みペダル(97)を再び踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きをポジションセンサ(98)で検出しモータ(99)を駆動してテンションクラッチ(95)が切りとなる構成としたので、手扱ぎ作業のときには常時足踏みペダル(97)を踏まなくてよいので、作業能率が向上するようになる。
そして、この足踏みペダル(97)はフィードチェン(17)の始端部近傍に設けているので、手扱ぎ作業時における操作性が向上し、両手に穀稈を持った状態で足踏みペダル(97)を踏むことができるので作業が容易となる。また、緊急時には足踏みペダル(97)から足を外すとすぐにフィードチェン(17)が停止するので安全である。
【0011】
また扱室(2)内の被処理物量を検出する被処理物量検出センサ(100)が所定値以上の被処理物量を検出した場合に、コントローラ(101)からモータ(99)への出力によってテンションクラッチ(95)が入りとなり、コンバインの車速が低速状態であっても、フィードチェン(17)は高速で駆動され、その結果、フィードチェン(17)に挾持されている穀稈は速やかに搬送されていくので、扱室(2)内に藁屑が増えるのを抑制することができる。また、穀稈が高速で搬送されるときには、扱室(2)内の藁屑を所定量連れ出すので、扱室(2)内の負荷が少なくなり、選別性能の低下を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の脱穀装置4を搭載したコンバインが示されている。
走行装置14を有する車台15の前方には植立穀稈を刈り取る刈取装置16を設け、車台15上には前記刈取装置16で刈り取った穀稈をフィードチェン17にて挾持搬送しながら脱穀選別する脱穀装置4と、コンバインを操作する操作部18と、前記脱穀装置4にて脱穀選別した穀粒を一時貯溜するグレンタンク19とを設けている。
【0013】
また、グレンタンク19内下方には、一時貯溜している穀粒を機外へ排出する下部ラセン(図示せず)があり、該下部ラセンから搬送されてきた穀粒を引き継いでコンバインの機体上方へと搬送する縦オーガ20が車台15に対して旋回可能に設けられ、さらに、縦オーガ20には横オーガ21が昇降可能に設けられている。
【0014】
前記脱穀装置4について、図2〜図4に基づいて説明する。
図2は脱穀装置4の側面図、図3は脱穀装置4の平面図である。
脱穀装置4内には、扱網22を有する扱胴1を扱胴軸23で軸架した扱室2と、該扱室2の一側には、扱室2の後部からの処理物を受け入れて処理する排塵処理網24を有する排塵処理胴25を排塵処理胴軸25aで軸架した排塵処理室26が設けられている。そして、扱室2と排塵処理室26の下方には揺動選別棚3を設けている。
【0015】
また、排塵処理胴25の前方には、二番処理胴27と二番処理胴受樋28(網や格子状のものでもよい。)からなる二番処理室29が構成されている。二番処理胴27は、本実施例では扱胴1の一側であって、排塵処理胴25の前方に排塵処理胴25と一体的に構成されている。この二番処理胴27は基本的には二番物を処理するものである。この二番処理胴27は二番処理胴軸27cにて支持されている構成であるので、前記排塵処理胴25と二番処理胴27とは一体的に排塵処理胴軸25aと二番処理胴軸27cとで支持されている構成である。
【0016】
さらに、図4は図3にて示すS1ーS1断面図であるが、扱網22から漏れた被処理物は二番処理室29内に取り込まれる構成であるので、前記二番処理胴27は二番物の他に、扱室2内から入り込んできた被処理物も一緒に処理する構成となっている。前記扱網22と二番処理胴受樋28(網や格子状でもよい)と排塵処理網24は、それぞれ扱胴1と二番処理胴27と排塵処理胴25の下方に設けられている。
【0017】
前記扱室2と二番処理室29と排塵処理室26の下方には、落下してくる被選別物を受けて選別する揺動選別棚3が設置されていて、該揺動選別棚3の下方には、選別風送り方向始端側に唐箕5を設け、該唐箕5から送風される選別風の送り方向下手側には一番ラセン(一番螺旋)6を設け、該一番ラセン6の選別風送り方向下手側には二番ラセン(二番螺旋)7を設けている。この二番ラセン7にて収集された二番物を前記二番処理室29へ揚穀するための二番揚穀筒41が設けられている。
【0018】
前記揺動選別棚3の構成について説明する。揺動選別棚3は、選別送り方向の始端側から順番に、落下した脱穀物を後方に移送する移送棚3a,脱穀物を選別するグレンシーブ3b,二番物を選別するチャフシーブ3c,排塵を機外に移送して放出するストローラック3dとから構成されている。該ストローラック3dの下方は、二番物を二番ラセン7内へ案内する二番棚先7aで構成されていて、この二番棚先7aの終端部近傍まで前記排塵処理胴25が延出している構成である。吸引ファン8は、選別室30内の軽い塵埃を機外に排出するためのもので、扱胴1に対して排塵処理胴25と対向する位置に設けられている。
【0019】
このような脱穀装置4を搭載したコンバインにおいて、エンジン44(図5に図示)からの動力を走行伝動装置32に入力して、任意の速度に変速して走行装置14を駆動する。すると、コンバインは前進を開始する。刈取脱穀作業を行なうには、さらに、刈取装置16,供給搬送装置31及び脱穀装置4に、エンジンからの動力を伝達駆動して作業を行なう。このような状態でコンバインが前進すると、植立穀稈は分草具33により分草されて、引起しケース34の引起しラグ35にて引き起こされ、その後、刈刃36にて刈り取られ、刈り取られた穀稈は、株元搬送装置37により後方の供給搬送装置31の始端部に向かって搬送されていく構成である。
【0020】
株元搬送装置37の終端部まで搬送された穀稈は、後方の供給搬送装置31の始端部に引き継がれ、その後、供給搬送装置31の終端部まで搬送された穀稈は、脱穀装置4のフィードチェン17の始端部に引き継がれると共に、該フィードチェン17に引き継がれた穀稈は、後方に搬送されながら、扱胴1と扱網22により脱穀される。脱穀された脱穀物の一部は揺動選別棚3上に落下して、該揺動選別棚3の揺動作用と唐箕5からの風選作用により選別され、一番ラセン6内へと取り込まれていき、該一番ラセン6に取り込まれた穀粒は、グレンタンク19内に一時貯溜される構成である。脱穀後の排稈はフィードチェン17の終端部から、排稈チェン38の始端部に引き継がれて搬送されていき、その後、カッター39に送られて切断され下方の圃場上に放出されていく構成となっている。
【0021】
扱室2内の残りの脱穀物は、後方へと搬送されていくが、その途中において一部の脱穀物は二番処理室29内に取り込まれていく。該二番処理室29内に取り込まれた脱穀物は、選別風送り方向上手側に搬送されながら、二番処理胴27と二番処理胴受樋28との相互作用で脱穀(特に、枝梗粒が処理される)されて、下方の揺動選別棚3上に落下していく。扱胴1と二番処理胴27と排塵処理胴25は、共に選別風送り方向上手側から下手側を見た状況(脱穀装置4の正面視)において、時計回りで回転する構成である。従って、二番処理胴27の処理歯27aの向きは、脱穀物を選別風送り方向の上手側方向に送るような向きに固着しておく必要がある。
【0022】
即ち、該処理歯27aには被処理物を選別風送り方向上手側に搬送する作用があり、さらに、被処理物を処理する作用も併せ持っている。即ち、処理歯27aは螺旋の一部であり、また、その円周方向の先端部と二番処理胴受樋28との間の相互作用にて被処理物を処理する構成となっている。二番処理胴27の搬送終端部に設けられている羽根27bは、被処理物を揺動選別棚3上に強制的に送り出すものである。
【0023】
前記排塵処理胴25の排塵処理歯25bは、扱室2の後部からの脱穀物を選別風送り方向の下手側方向に送るような向きに固着しておく必要がある。本実施例では、該排塵処理歯25bは、排塵処理胴25の外周面に巻回いされているラセン形状となっている。
【0024】
しかし、本実施例では、排塵処理網24の目合いが荒い(格子状)ので、一部の短い藁屑は揺動選別棚3上に落下し、落下しなかった長い藁屑は排塵処理室26の終端部まで搬送されて、排塵処理胴25の終端部の羽根40にてストローラック3d上に強制的に排出される。そして、このように被処理物が排塵処理室26内にて搬送される間に、排塵処理胴25と排塵処理網24との相互作用で、さらに脱穀されるとともに、脱穀物はほぐされて中に混在している穀粒(いわゆるササリ粒)が取り出されて下方の揺動選別棚3上に落下し、さらに、二番ラセン7内へと回収されていく構成である。
【0025】
前述のように、扱室2内の脱穀物で、揺動選別棚3上に落下せず、二番処理室29内にも取り込まれなかった残りの脱穀物は、扱室1の終端部まで搬送される。この扱室1の終端部まで搬送されてきた脱穀物は、排塵処理室26内に取り込まれ、取り込まれた脱穀物は、選別風送り方向下手側に搬送されていく。また、扱室2の終端部まで搬送されてきた脱穀物のうち、排塵処理室26内に取り込まれなかった脱穀物は下方の揺動選別棚3上に落下していく。
【0026】
扱室2内の終端部から排塵処理室26内に脱穀物を送る際において、脱穀物が詰まらないように、扱室2から排塵処理室26への引継ぎ部分においても、排塵処理胴25の外周にラセン形状の排塵処理歯25bを設けていて、該排塵処理歯25bの送り作用で引継ぎ部に脱穀物が詰まらないようにしている。
【0027】
このような、揺動選別棚3の揺動作用と唐箕5からの選別風の作用にもかかわらず、一番ラセン6内に取り込まれなかった残りの穀粒は、他の排塵物と共にさらに後方に送られ、二番ラセン7内へと取り込まれていく。該二番ラセン7内に取り込まれた二番物は、二番揚穀筒41にて前記二番処理室29の選別風送り方向下手側に還元されて、扱室2からの脱穀物と合流し、その後、選別風送り方向の上手側に搬送されながら、二番処理胴受樋28との相互作用で脱穀処理されながら搬送され、終端部の羽根27bにより下方の揺動選別棚3上に強制的に落下していく構成である。
【0028】
次に、図5について説明する。
この図はコンバイン全体の伝動機構線図を示している。エンジン44の動力は出力軸45から各々刈取部B,脱穀部C,走行部Dへと伝達されていく構成である。エンジン44の出力軸45の端部にはプーリ(第1プーリ)46が固定されていてベルト(第1ベルト)47,プーリ(第2プーリ)48を介して脱穀入力軸49へ動力伝達されていく構成である。この脱穀入力軸49の他端にはベベルギヤ(第1ベベルギヤ)51が固定されていて、このベベルギヤ51と噛み合っているベベルギヤ(第2ベベルギヤ)52から二番処理胴軸27cへ動力が伝達され、二番処理胴27と排塵処理胴25が回転駆動する構成である。
【0029】
前記二番処理胴軸27cには歯車(第1歯車)53が固定されていて、この歯車53からカウンタ歯車(第1カウンタ歯車)54,歯車(第2歯車)55,軸(第1軸)56へと動力が伝達されていき、さらに、この軸56に固定のプーリ(第3プーリ)57からベルト(第2ベルト)58,プーリ(第4プーリ)59を介して扱胴軸23と扱胴1が回転駆動される構成である。また、扱胴軸23の後部から排稈チェン38が駆動される構成である。
【0030】
前記脱穀入力軸49にはプーリ(第5プーリ)50が固定されていて、このプーリ50からベルト(第3ベルト)51,プーリ(第6プーリ)52を介して唐箕軸53が回転駆動され、さらに、唐箕軸53に固定のプーリ(第7プーリ)54からベルト(第4ベルト)55,プーリ(第8プーリ)56を介して揺動選別棚3を揺動する揺動軸57に動力伝達される構成である。揺動軸57にはプーリ(第10プーリ)58が固定されていて、このプーリ58からベルト(第5ベルト)59,プーリ(第11プーリ)60を介して軸(第2軸)61が回転駆動され、さらに、軸61に固定の歯車(第3歯車)62から歯車(第4歯車)63を介して軸(第3軸)64に動力伝達され、この軸64に固定のスプロケット65から脱穀装置4のフィードチェン17が回転駆動される構成である。前記プーリ60にはワンウェイクラッチ(第1ワンウェイクラッチ)61aが設けられている。
【0031】
前記唐箕軸53の他端にはプーリ(第9プーリ)67が固定されていて、このプーリ67から一番ラセン6,二番ラセン7,吸引ファン8及びカッター39が駆動される構成である。
一方、前記エンジン出力軸45には別のプーリ68が固定されていて、このプーリ68からグレンタンク19下部の下部ラセン69が回転駆動され、この下部ラセン69に連結する縦オーガ20と横オーガ21とが回転駆動されてグレンタンク19内の穀粒が機外へと排出されていく構成である。
【0032】
さらに、前記エンジン出力軸45には別のプーリ(第12プーリ)70が固定されていて、このプーリ70から走行部Dが回転駆動される構成である。前記プーリ70からベルト(第6ベルト)71,プーリ(第3プーリ)72を介して油圧無段変速装置73の入力軸73aが回転駆動する構成で、この回転駆動力は可変油圧ポンプ73bの斜板の傾斜角の量に応じて定量モータ73cへの送油量が決定され、この送油量に応じて出力軸73dが回転する構成である。この出力軸73dの他端には歯車(第5歯車)74が固定されていて、この歯車74からカウンタ歯車(第2カウンタ歯車)75,歯車(第6歯車)76を介して軸(第4軸)77が回転駆動される構成である。
【0033】
前記カウンタ歯車75を支持する軸(第5軸)75aの他端にはプーリ(第14プーリ)78が固定されていて、このプーリ78からベルト79,プーリ80を介して前記軸61が駆動される構成である。そして、プーリ80にはワンウェイクラッチ(第2ワンウェイクラッチ)80aが設けられている。前述のごとく、軸61にはプーリ60も設けられており、従って、脱穀装置4のフィードチェン17は、プーリ60に伝達される動力とプーリ80に伝達される動力の二系統から回転駆動される構成である。コンバインの場合、エンジン44は一定の回転数で駆動するので、プーリ60に伝達される動力は所定回転数で駆動され、一方、プーリ80に伝達される動力は油圧無段変速装置73を経由しているので、コンバインの車速に応じて可変された回転数で駆動される構成である。
【0034】
前記油圧無段変速装置73からプーリ80に伝達されてきた回転数でフィードチェン17を駆動すると、このフィードチェン17の回転数はコンバインの車速に比例して増減速する。また、刈取部Bの回転数もコンバインの車速に比例して増減速するので、コンバインの車速にかかわらず刈取部B側の回転数とフィードチェン17の回転数との差が少なくなり、穀稈はスムーズに刈取部Bからフィードチェン17へと引き継ぎ搬送されていく。また、フィードチェン17の駆動を走行伝動装置32から取り出す構成としているので、フィードチェン17を変速するために別の装置が不要となりコストダウンとなる。
【0035】
前記軸77は走行伝動装置32を貫通して他側に延出し、プーリ(第16プーリ)81が固定されている。この軸77の中間部であって走行伝動装置32内には副変速部82が設けられ、動力伝達方向下手側の左右のサイドクラッチブレーキ部83L,83Rを通過して走行装置14が駆動される構成である。
【0036】
前記プーリ81の回転駆動は刈取部Bへ伝達される構成である。即ち、プーリ81からベルト(第8ベルト)84,プーリ85を介して刈取入力軸86が駆動され、さらに、刈取入力軸86の中間部に設けるベベルギヤ87からベベルギヤ88を介して刈刃36,引起し装置34,株元搬送装置37などが駆動される。また、前記刈取入力軸86の他端には歯車89が固定されていて、この歯車89から歯車90,軸91,ベベルギヤ92,ベベルギヤ93,軸94を介して供給搬送装置31が駆動される構成である。
【0037】
供給搬送装置31は、搬送穀稈の株元側を挾持して搬送する株元チェン31aと穀稈の穂先側を搬送する穂先ラグ31bとから構成されるいる。この供給搬送装置31は油圧無段変速装置73を介して駆動しているので、コンバインの車速の変化に対応して搬送速度が可変する構成である。もちろん、刈取部B全体も油圧無段変速装置73を介して駆動しているので、コンバインの車速の変化に対応して回転数が可変する構成である。
【0038】
前述のごとく、供給搬送装置31と脱穀装置4のフィードチェン17の搬送速度にあっては、共にコンバインの車速の変化に対応して可変可能な構成としていて、具体的にはコンバインの車速が速くなるほど供給搬送装置31とフィードチェン17の搬送速度は速くなるように構成している。また、供給搬送装置31の搬送速度は、フィードチェン17の搬送速度よりも速くなるように構成しているので、供給搬送装置31からフィードチェン17への引継ぎの際に、穀稈の層厚が薄くなることを防止でき、従って、搬送乱れが防止できるようになる。また、穂先先行で脱穀されるので、浅扱ぎ状態になるのを防止できる。
【0039】
次に、図6について説明する。
揺動選別棚3の揺動軸57に固定のプーリ58と、フィードチェン17へ動力伝達する軸61に設けるプーリ60との間に巻き回されているベルト59にテンションクラッチ95を設け、このテンションクラッチ95を操作する操作手段97を設ける構成とする。この操作手段97を操作すると、連繋機構96を介してテンションクラッチ95が入り切りする構成である。
【0040】
手扱ぎ作業を実行するときには、操作手段97を操作して揺動選別棚3の揺動軸57からの動力をフィードチェン17へ伝達するようする。このときのフィードチェン17の回転速度は、車速が所定以上の高速状態のときの速度と略同じ速度に設定している。これにより、手扱ぎ作業時にはフィードチェン17は高速で回転するので、作業能率が向上するようになる。また、操作手段97はフィードチェン17の始端部近傍に設けているので、手扱ぎ作業時における操作性が向上するようになる。
【0041】
また、図7に示すように、操作手段97は足踏みペダルから構成しているので、両手に穀稈を持った状態で足踏みペダルを踏むことができ、作業が容易となる。また、緊急時には足踏みペダルから足を外すとすぐにフィードチェン17が停止するので安全である。
【0042】
前記足踏みペダル97の回動支点部にはポジションセンサ98を設け、一方、テンションクラッチ95を入り切りするモータ99を設ける構成とし、足踏みペダル97を一度踏んで離すとこの動きをポジションセンサ98が検出してモータ99を駆動して、テンションクラッチ95が入りとなる構成である。再び、足踏みペダル97を一度踏んで離すとこの動きをポジションセンサ98が検出してモータ99を駆動して、テンションクラッチ95が切りとなる構成である。これにより、手扱ぎ作業のときには常時足踏みペダル97を踏まなくてよいので、作業の能率が向上するようになる。
【0043】
次に、図8と図9について説明する。
前記扱室2内の被処理物量を検出する被処理物量検出センサ100を設け、この被処理物量検出センサ100が所定値以上の量を検出すると、コントローラ101は前記モータ99へ出力信号を送信してテンションクラッチ95を入り状態とする構成としている。これにより、図9に示すように、コンバインの車速が低速状態であっても、フィードチェン17は高速状態で駆動され、その結果、フィードチェン17の挾持されている穀稈は速やかに搬送されていくので、扱室2内に藁屑が増えるのを抑制することが可能となる。また、穀稈が高速で搬送されるときには、扱室2内の藁屑を所定量連れ出すので、扱室2内の負荷が少なくなり、選別性能の低下を防止できるようになる。
【0044】
次に、図10について説明する。
コンバインの車速が変化すると、走行伝動装置32に連結している軸75aの回転数が変化してフィードチェン17の速度が変化し、さらに、コンバインの車速が所定値以下になると、揺動選別棚3の駆動軸57から所定速度でフィードチェン17が駆動される構成である。この場合の実施例では、軸57からの速度は低速状態に設定している。そして、旋回時等において、刈取装置16を上昇させると、モータ102が駆動されてテンションクラッチ103が切れ、走行伝動装置32からの動力が断たれると共に、揺動選別棚3からの動力がフィードチェン17へと伝達される構成としている。これにより、フィードチェン17は低速状態で回転されるので、枝梗粒の量を低減させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの左側面図
【図2】 脱穀装置の左側面図
【図3】 脱穀装置の平面図
【図4】 脱穀装置の正面の断面図
【図5】 伝動機構線図
【図6】 伝動機構線図
【図7】 正面図
【図8】 ブロック図
【図9】 車速とフィードチェン速度の関係図
【図10】 伝動機構線図
【符号の説明】
扱胴
扱室
揺動選別棚
4 脱穀装置
唐箕
一番ラセン(一番螺旋)
二番ラセン(二番螺旋)
14 走行装置
15 車台
16 刈取装置
17 フィードチェン
19 グレンタンク
23 扱胴軸
25 排塵処理胴
25a 排塵処理胴軸
26 排塵処理室
27 二番処理胴
27c 二番処理胴軸
29 二番処理室
32 走行伝動装置
41 二番揚穀筒
44 エンジン
45 出力軸
46 プーリ(第1プーリ)
47 ベルト(第1ベルト)
48 プーリ(第2プーリ)
49 脱穀入力軸
50 第5プーリ
51 ベベルギヤ(第1ベベルギヤ)
51a ベルト(第3ベルト)
52 ベベルギヤ(第2ベベルギヤ)
52a プーリ(第6プーリ)
53 歯車(第1歯車)
53a 唐箕軸
54 カウンタ歯車(第1カウンタ歯車)
54a プーリ(第7プーリ)
55 歯車(第2歯車)
55a ベルト(第4ベルト)
56 軸(第1軸)
56a プーリ(第8プーリ)
57 プーリ(第3プーリ)
57a 揺動軸
58 ベルト(第2ベルト)
58a プーリ(第10プーリ)
59 プーリ(第4プーリ)
59a ベルト(第5ベルト)
60 プーリ(第11プーリ)
61 軸(第2軸)
61a ワンウェイクラッチ(第1ワンウェイクラッチ)
62 歯車(第3歯車)
63 歯車(第4歯車)
64 軸(第3軸)
65 スプロケット
67 プーリ(第9プーリ)
70 プーリ(第12プーリ)
71 ベルト(第6ベルト)
72 プーリ(第13プーリ)
73 油圧無段変速装置
73a 入力軸
73d 出力軸
74 歯車(第5歯車)
75 カウンタ歯車(第2カウンタ歯車)
75a 軸(第5軸)
76 歯車(第6歯車)
77 軸(第4軸)
78 プーリ(第14プーリ)
79 ベルト(第7ベルト)
80 プーリ(第15プーリ)
80a ワンウェイクラッチ(第2ワンウェイクラッチ)
81 プーリ(第16プーリ)
82 副変速部
83L 左のサイドクラッチブレーキ部
83R 右のサイドクラッチブレーキ部
84 ベルト(第8ベルト)
85 プーリ(第17プーリ)
86 刈取入力軸
95 テンションクラッチ
97 操作手段(足踏みペダル)
98 ポジションセンサ
99 モータ

Claims (1)

  1. 走行装置(14)を有する車台(15)の前方に刈取装置(16)を設け、車台(15)上には、フィードチェン(17)を有する脱穀装置(4)とグレンタンク(19)を設け、前記脱穀装置(4)内には、扱胴(1)を扱胴軸(23)で軸架した扱室(2)と、該扱室(2)の後部からの処理物を受け入れて処理する排塵処理胴(25)を排塵処理胴軸(25a)で軸架した扱室(2)の一側の排塵処理室(26)を設け、排塵処理胴(25)の前方には二番処理胴軸(27c)で支持され排塵処理胴(25)と一体の二番処理胴(27)を備えた二番処理室(29)を設け、該扱室(2)と排塵処理室(26)と二番処理室(29)の下方に揺動選別棚(3)を設け、該揺動選別棚(3)の下方には、唐箕(5)と、該唐箕(5)の選別風送り方向下手側の一番螺旋(6)と、該一番螺旋(6)の選別風送り方向下手側の二番螺旋(7)を設けると共に、該二番螺旋(7)で収集された二番物を前記二番処理室(29)へ揚穀する二番揚穀筒(41)を設け、エンジン(44)の出力軸(45)の端部に固定した第1プーリ(46)から第1ベルト(47)と第2プーリ(48)を介して脱穀入力軸(49)へ動力伝達する構成とし、該脱穀入力軸(49)の端部に固定した第1ベベルギヤ(51)と該第1ベベルギヤ(51)に噛み合う第2ベベルギヤ(52)から二番処理胴軸(27c)へ動力伝達して二番処理胴(27)と排塵処理胴(25)を回転駆動する構成とし、前記二番処理胴軸(27c)に固定した第1歯車(53)から第1カウンタ歯車(54)と第2歯車(55)と第1軸(56)とへこの順に動力伝達し、該第1軸(56)に固定した第3プーリ(57)から第2ベルト(58)と第4プーリ(59)を介して扱胴軸(23)及び扱胴(1)を回転駆動し、該扱胴軸(23)の後部から排稈チェン(38)を駆動する構成とし、前記脱穀入力軸(49)に固定した第5プーリ(50)から第3ベルト(51a)と第6プーリ(52a)を介して唐箕軸(53a)を回転駆動し、該唐箕軸(53a)の一端側に固定した第7プーリ(54a)から第4ベルト(55a)と第8プーリ(56a)を介して揺動選別棚(3)を駆動する揺動軸(57a)に動力伝達すると共に唐箕軸(53a)の他端に固定した第9プーリ(67)から一番螺旋(6)と二番螺旋(7)を駆動する構成とし、前記揺動軸(57a)に固定した第10プーリ(58a)から第5ベルト(59a)と第1ワンウェイクラッチ(61a)を備えた第11プーリ(60)を介して第2軸(61)を回転駆動し、該第2軸(61)に固定した第3歯車(62)から第4歯車(63)を介して第3軸(64)に動力伝達し、該第3軸(64)に固定したスプロケット(65)からフィードチェン(17)を回転駆動する構成とし、前記エンジン(44)の出力軸(45)に固定した第12プーリ(70)から第6ベルト(71)と第13プーリ(72)を介して油圧無段変速装置(73)の入力軸(73a)を回転駆動する構成とし、該油圧無段変速装置(73)の出力軸(73d)の端部に固定した第5歯車(74)から第2カウンタ歯車(75)と第6歯車(76)を介して第4軸(77)を回転駆動する構成とし、前記第2カウンタ歯車(75)を支持する第5軸(75a)の端部に固定された第14プーリ(78)から第7ベルト(79)と第2ワンウェイクラッチ(80a)を備えた第15プーリ(80)を介して前記第2軸(61)を駆動する構成とし、前記走行装置(14)駆動用の走行伝動装置(32)を貫通させて延出させた第4軸(77)に第16プーリ(81)を固定し、走行伝動装置(32)の内部の第4軸(77)の中間部に副変速部(82)を設け、該副変速部(82)の動力伝達方向下手側の左右のサイドクラッチブレーキ部(83L,83R)を介して走行装置(14)を駆動する構成とし、前記第16プーリ(81)から第8ベルト(84)と第17プーリ(85)を介して刈取装置(16)の刈取入力軸(86)を駆動する構成とし、前記第10プーリ(58a)と第11プーリ(60)との間に巻き回した第5ベルト(59a)部にテンションクラッチ(95)を設け、テンションクラッチ(95)を入り切り操作する操作手段である足踏みペダル(97)フィードチェン(17)の始端部近傍に設け、該足踏みペダル(97)の回動支点部にポジションセンサ(98)を設けると共に前記テンションクラッチ(95)を入り切りするモータ(99)を設け、足踏みペダル(97)を一度踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きがポジションセンサ(98)で検出されて前記モータ(99)が駆動し、該モータ(99)の駆動でテンションクラッチ(95)が入りとなって揺動軸(57a)からの動力がフィードチェン(17)へ伝達され、足踏みペダル(97)を再び踏んで放すと、この足踏みペダル(97)の動きがポジションセンサ(98)で検出されてモータ(99)が駆動し、該モータ(99)の駆動でテンションクラッチ(95)が切りとなる構成とし、前記扱室(2)内の被処理物量を検出する被処理物量検出センサ(100)を設け、該被処理物量検出センサ(100)が所定値以上の被処理物量を検出した場合に、コントローラ(101)からモータ(99)への出力によってテンションクラッチ(95)が入りとなる構成としたことを特徴とするコンバイン。
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