JP4399343B2 - パネル吊り込み方法 - Google Patents

パネル吊り込み方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4399343B2
JP4399343B2 JP2004331651A JP2004331651A JP4399343B2 JP 4399343 B2 JP4399343 B2 JP 4399343B2 JP 2004331651 A JP2004331651 A JP 2004331651A JP 2004331651 A JP2004331651 A JP 2004331651A JP 4399343 B2 JP4399343 B2 JP 4399343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
panel
attached
suspension
large wooden
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004331651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006144234A (ja
Inventor
正博 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP2004331651A priority Critical patent/JP4399343B2/ja
Publication of JP2006144234A publication Critical patent/JP2006144234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4399343B2 publication Critical patent/JP4399343B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

本発明は、大型収納室を備えた収納階の壁体と他階の壁体とを連続して設けることが可能な大きさの大型木質パネルを、クレーン装置によって立て起こしてから建物の所定の設置位置まで吊り込むパネル吊り込み方法に関する。
近年、家族構成や生活パターンの変化とともに家具その他の多くの物品が揃えられ、また、その物品の使用形態も季節等に応じて多様化していることなどから、これらの物品を建物内に収納しておくための大きな収納空間の設置が強く望まれていた。
このような点を考慮した建物として、上階と下階との間に所定の天井高に設定された大型収納室を備えた収納階を配置するとともに、この収納階に至る階段を設け、該階段の踊場に面して前記大型収納室の出入り口を設けるという技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、このような構造の建物全体を木質パネルにて構築して前記収納階を設けるような場合には、前記収納階と他階とを合わせた大きさに形成されるとともに、予め外装材が取り付けられた大型木質パネルを用いる。これによって、前記収納階と他階とを連続して設けることができ、建物を効率良く構築することが可能となる。
しかしながら、このような大型木質パネルは、他階および収納階部分の高さを備えたものであるため、搬送する場合には、縦置きの状態では搬送車両の高さ制限等により、搬送することができなかった。
このため、大型木質パネルを工場から現場へと搬送する際には、搬送車両の高さ制限上、横置きあるいは平積みの状態で輸送する手段がとられている。
特開平06−323009号公報
ところで、前記大型木質パネルを現場にて住宅の所定箇所に設置する場合に、上述のような横置きの状態のパネルを立て起こすには、まず、搬送車両の荷台上の大型木質パネルを横置きのまま吊り上げ、そして、この大型木質パネルを立て起こすことが可能な広い場所に一旦寝かせ、その後、パネルの長辺側に取り付けていた吊り治具を短辺側に付け替えてから、再度クレーンで吊り上げて縦向きに立て起こす方法が行われていた。
ところが、このような立て起こし方法の場合、安全性に留意しながら作業を行うことは言うまでもなく、その上、現場で広い場所を占有して行わなければならないことや、パネルを立て起こすための工程自体が多いことから現場での作業に時間がかかってしまうため、作業性が良くない場合があった。
また、平積みの状態の大型木質パネルにおいては、その立て起こし作業は容易であるが、その反面、パネルの幅を搬送車両の荷台の幅に合わせなければならないことから、横置きにした状態の大型木質パネルの幅よりも狭くなってしまうので、壁体の施工効率を向上させることが難しい場合があった。
本発明の課題は、広い作業スペースを占有することなく、しかも安全に、かつ簡単に大型木質パネルを立て起こすことにより、壁体の施工効率を向上させることができるパネル吊り込み方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1乃至図4に示すように、大型収納室を備えた収納階A1の壁体と他階A2の壁体とを連続して設けることが可能な大きさの大型木質パネル1を、クレーン装置Kによって立て起こしてから建物Aの所定の設置位置まで吊り込むパネル吊り込み方法において、
前記クレーン装置Kに、先端部に親フック2aを備えた主巻ワイヤ2と先端部に子フック3aを備えた補巻ワイヤ3とを同時操作が可能となるように設け、かつ、前記主巻ワイヤ2に前記親フック2aを介して第1の吊り込み装置4を取り付けるとともに、前記補巻ワイヤ3に前記子フック3aを介して第2の吊り込み装置5を取り付けて、
横置きの状態で搬入された大型木質パネル1の長辺部1aに前記第1の吊り込み装置4を装着させるとともに、前記第2の吊り込み装置5を該パネル1の短辺部1bに装着させ、前記クレーン装置Kによって前記主巻ワイヤ2を巻き上げて大型木質パネル1を所定の高さまで吊り上げて保持した後、前記補巻ワイヤ3を巻き上げることにより前記大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記クレーン装置Kに、先端部に親フック2aを備えた主巻ワイヤ2と先端部に子フック3aを備えた補巻ワイヤ3とを同時操作が可能となるように設け、かつ、前記主巻ワイヤ2に前記親フック2aを介して第1の吊り込み装置4を取り付けるとともに、前記補巻ワイヤ3に前記子フック3aを介して第2の吊り込み装置5を取り付けて、
横置きの状態で搬入された大型木質パネル1の長辺部1aに前記第1の吊り込み装置4を装着させるとともに、前記第2の吊り込み装置5を該パネル1の短辺部1bに装着させ、前記クレーン装置Kによって前記主巻ワイヤ2を巻き上げて大型木質パネル1を所定の高さまで吊り上げて保持した後、前記補巻ワイヤ3を巻き上げることにより前記大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことによって、広い作業スペースを占有することなく、しかも安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を立て起こすことが可能となり、これによって、壁体の施工効率を向上させることができる。
すなわち、前記第1の吊り込み装置4を横置きの状態で搬入された前記大型木質パネル1の長辺部1aに装着させ、前記第2の吊り込み装置5を前記大型木質パネル1の短辺部1bに装着させた後、前記クレーン装置Kにより前記第1の吊り込み装置4が取り付けられた主巻ワイヤ2によって前記大型木質パネル1を所定の高さに保持したまま、前記第2の吊り込み装置5が取り付けられた補巻ワイヤ3を巻き上げることによって、前記第2の吊り込み装置5を前記第1の吊り込み装置4よりも高い位置まで巻き上げて、前記大型木質パネル1を徐々に回転させることができるので、大型木質パネル1のような重量物でも簡単に立て起こすことができる。また、このように前記大型木質パネル1を所定の高さに保持したまま、空中にて徐々に回転させることができるので、広い作業スペースを占有する必要もなく、しかも安全に立て起こし作業を行うことができる。そして、以上のような作業によって立て起こした大型木質パネル1を、建物Aの所定の設置位置に吊り込むようにするので、建物Aの、特に壁体の施工効率をも向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図5に示すように、請求項1に記載のパネル吊り込み方法において、
前記第1の吊り込み装置4および第2の吊り込み装置5は、前記親フック2aもしくは子フック3aに掛けられる滑車部材6と、この滑車部材6に掛けられる滑車用ワイヤ6aと、この滑車用ワイヤ6aの両端に架け渡すように取り付けられるストッパー用ワイヤ7と、前記滑車用ワイヤ6aの一端に取り付けられる長尺ワイヤ8と、前記滑車用ワイヤ6aの他端に取り付けられる短尺ワイヤ9と、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9のそれぞれの下端部に、吊り治具用ワイヤ10を介して設けられる吊り治具11とから構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記第1の吊り込み装置4および第2の吊り込み装置5は、前記親フック2aもしくは子フック3aに掛けられる滑車部材6と、この滑車部材6に掛けられる滑車用ワイヤ6aと、この滑車用ワイヤ6aの両端に架け渡すように取り付けられるストッパー用ワイヤ7と、前記滑車用ワイヤ6aの一端に取り付けられる長尺ワイヤ8と、前記滑車用ワイヤ6aの他端に取り付けられる短尺ワイヤ9と、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9のそれぞれの下端部に、吊り治具用ワイヤ10を介して設けられる吊り治具11とから構成されていることから、前記吊り治具11により吊り込まれるべき大型木質パネル1を、安全に、かつ簡単に立て起こすことが可能となる。
すなわち、前記滑車部材6を支点として、前記滑車用ワイヤ6aが該前記滑車部材6上を円滑に移動するようになっており、大型木質パネル1が立て起こされる際には、前記滑車用ワイヤ6aの下方に設けられている各ワイヤおよび吊り治具11、さらには、これら吊り治具11によって吊り込まれる前記大型木質パネル1を円滑に回転させることができるので、安全に、かつ簡単に立て起こし作業を行うことができる。
また、前記滑車用ワイヤ6aの両端に架け渡すように、前記ストッパー用ワイヤ7が取り付けられていることから、前記滑車用ワイヤ6aの前記滑車部材6上における移動範囲が、前記ストッパー用ワイヤ7の一端から他端までの範囲に限定されるとともに、前記滑車用ワイヤ6aの下方に設けられている各ワイヤおよび吊り治具11、さらには、これら吊り治具11によって吊り込まれる大型木質パネル1においても、前記ストッパー用ワイヤ7によって限定された範囲内でのみ回転されるようになるので、範囲を超えて回転し過ぎてしまうようなこともなく、確実に前記大型木質パネル1を立て起こすことが可能となる。
さらに、前記大型木質パネル1が立て起こされる際には前記滑車部材6上を前記滑車用ワイヤ6aが移動することから、この滑車用ワイヤ6aの下方に設けられた前記長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9も前記滑車用ワイヤ6aに伴って移動するので、前記長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、前記短尺ワイヤ9は上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1を一定の角度に傾けることができる。そして、このように大型木質パネル1を一定の角度に傾けることができることから、より円滑に前記大型木質パネル1を回転させることができるとともに、簡単に立て起こすことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図2乃至図4に示すように、請求項2に記載のパネル吊り込み方法において、
前記第1の吊り込み装置4の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11は、横置きの状態から90度回転させて立て起こされた際の大型木質パネル1の長辺部1aの地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11は、前記大型木質パネル1の長辺部1aの天側に位置するように取り付けられており、
前記第2の吊り込み装置5の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11は、横置きの状態に搬入された大型木質パネル1の短辺部1bの地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11は、前記大型木質パネル1の短辺部1bの天側に位置するように取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記第1の吊り込み装置4の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11は、横置きの状態から90度回転させて立て起こされた際の大型木質パネル1の長辺部1aの地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11は、前記大型木質パネル1の長辺部1aの天側に位置するように取り付けられており、
前記第2の吊り込み装置5の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11は、横置きの状態に搬入された大型木質パネル1の短辺部1bの地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11は、前記大型木質パネル1の短辺部1bの天側に位置するように取り付けられていることから、前記大型木質パネル1の回転方向を決めることができ、この回転方向にしたがって安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことができる。
すなわち、前記第1および第2の吊り込み装置4、5を用いて大型木質パネル1を90度回転させて立て起こす際に、前記第1の吊り込み装置4の長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、この第1の吊り込み装置4の短尺ワイヤ9は上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1の長辺部1aが斜めに傾いた状態となるとともに、前記第2の吊り込み装置5の長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、この第2の吊り込み装置5の短尺ワイヤ9が上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1の短辺部1bが斜めに傾いた状態となることから、これら長尺ワイヤ8の下方に設けられる吊り治具11および短尺ワイヤ9の下方に設けられる吊り治具11の取り付け位置によって前記大型木質パネル1の回転方向が決定されるので、この回転方向にしたがって安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図6に示すように、請求項2また3に記載のパネル吊り込み方法において、
前記第1および第2の吊り込み装置4、5に取り付けられる各長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9の下端部近傍に、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9と、前記大型木質パネル1との接触を防止する緩衝材12が取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1および第2の吊り込み装置4、5に取り付けられる各長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9の下端部近傍に、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9と、前記大型木質パネル1との接触を防止する緩衝材12が取り付けられていることから、前記大型木質パネル1を立て起こす前においては、前記緩衝材12によって、張力がかかっていない第2の吊り込み装置5と大型木質パネル1との接触を防止し、立て起こした後においては、前記緩衝材12によって、張力がかかっていない第1の吊り込み装置4と大型木質パネル1との接触を防止して、この大型木質パネル1の表面を傷付けることなく吊り込み作業を行うことができるので、傷の補修等の作業をする必要がなく、延いては、壁体の施工効率を向上させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載のパネル吊り込み方法において、
前記大型木質パネル1は、搬送車両Bの荷台に横置きの状態で積載されており、建物Aの所定の設置位置まで吊り込む際に、この大型木質パネル1を前記搬送車両Bの荷台から直接吊り上げることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記大型木質パネル1は、搬送車両Bの荷台に横置きの状態で積載されており、建物Aの所定の設置位置まで吊り込む際に、この大型木質パネル1を前記搬送車両Bの荷台から直接吊り上げることから、従来とは異なり、広い作業スペースを占有することなく、しかも、前記大型木質パネル1を立て起こすための工程数を減らすことができるので、建物Aの、特に壁体の施工効率を向上させることが可能となる。
本発明によれば、横置きの状態で搬入された大型木質パネルの長辺部に、親フックを介して主巻ワイヤに取り付けた第1の吊り込み装置を装着させるとともに、子フックを介して補巻ワイヤに取り付けた第2の吊り込み装置を該パネルの短辺部に装着させ、クレーン装置により主巻ワイヤを巻き上げて前記大型パネルを所定の高さに吊り上げて空中にて保持した後、補巻ワイヤを巻き上げることによって、前記第2の吊り込み装置を前記第1の吊り込み装置よりも高い位置まで巻き上げて、大型木質パネルを徐々に回転させることができるので、広い作業スペースを占有することなく、しかも安全に、かつ簡単に大型木質パネルを立て起こすことが可能となり、これによって、壁体の施工効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明のパネル吊り込み方法の実施の形態を説明する。
本実施の形態のパネル吊り込み方法は、大型収納室を備えた収納階A1の壁体と他階A2の壁体とを連続して設けることが可能な大きさの大型木質パネル1を、クレーン装置Kによって立て起こしてから建物Aの所定の設置位置まで吊り込む方法である。
なお、本実施の形態のパネル吊り込み方法によって吊り込まれる大型木質パネル1を始め、種々のパネルを用いて構成される建物Aは、壁や床、屋根といった建物Aの構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築する、所謂パネル工法で構築される。
また、このパネルとは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助棧材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、通常、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填される。
さらに、本実施の形態の大型木質パネル1は、工場にてパネル化する段階で、その表面に外装材1cが設けられており、現場での建物の施工性を格段に向上させることができるものである。
まず、本実施の形態のパネル吊り込み方法を説明する前に、このパネル吊り込み方法に使用されるクレーン装置Kと、第1および第2の吊り込み装置4、5について説明する。
図2乃至図4に示すように、クレーン装置Kは、先端部に親フック2aを備えた主巻ワイヤ2と先端部に子フック3aを備えた補巻ワイヤ3とが同時操作可能となるように設けられ、かつ、前記主巻ワイヤ2に前記親フック2aを介して第1の吊り込み装置4が取り付けられるとともに、前記補巻ワイヤ3に前記子フック3aを介して第2の吊り込み装置5が取り付けられている。
前記主巻ワイヤ2は、前記クレーン装置Kを構成する伸縮・旋回・起伏等の動作が自在なブームK1の先端に、巻上げおよび繰り出し動作が自在となるように設けられている。
この主巻ワイヤ2の先端部には、前記親フック2aが備えられており、この親フック2aを介して第1の吊り込み装置4が取り付けられ、この第1の吊り込み装置4によって前記大型木質パネル1の長辺部1aが吊り上げられるようになっている。
前記補巻ワイヤ3は、前記クレーン装置Kを構成する伸縮・旋回・起伏等の動作が自在なブームK1の先端に、巻上げおよび繰り出し動作が自在となるように設けられているとともに、前記主巻ワイヤ2に隣接するように設けられている。
この補巻ワイヤ3の先端部には、前記子フック3aが備えられており、この子フック3aを介して第2の吊り込み装置5が取り付けられ、この第2の吊り込み装置5によって前記大型木質パネル1の短辺部1bが吊り上げられるようになっている。
なお、前記クレーン装置Kは、図2乃至図4に示すような複数の車輪K2によって移動可能な移動式クレーンが用いられ、一つの運転席で走行とクレーン操作が可能となり、比較的狭い場所への進入および作業を行うこともできるので望ましい。
また、本実施の形態において用いられるクレーン装置Kは、上述のように、主巻ワイヤ2と補巻ワイヤ3とが同時操作可能となるように設けられているものであれば、本実施の形態のパネル吊り込み方法を円滑に実施することが可能となる。一方、前記主巻ワイヤ2と補巻ワイヤ3とが同時操作できないクレーン装置Kであった場合、前記主巻ワイヤ2でパネル1を吊ったまま、補巻ワイヤ3を巻き上げるというような動作を行うことができず、本実施の形態のパネル吊り込み方法を実施することが難しい場合がある。
さらに、前記主巻ワイヤ2と補巻ワイヤ3との間の距離が遠い場合、本実施の形態のパネル吊り込み方法によってパネル1を立て起こす際に、前記主巻ワイヤ2と補巻ワイヤ3との両方によって吊り上げることや、回転の前後で重心位置が変化する等、困難な場合があり、前記主巻ワイヤ2と補巻ワイヤ3とが近接して設けられていることによって、本実施の形態のパネル吊り込み方法を円滑に実施することが可能となる。
前記第1および第2の吊り込み装置4、5は、図5に示すように、前記親フック2aもしくは子フック3aに掛けられる滑車部材6と、この滑車部材6に掛けられる滑車用ワイヤ6aと、この滑車用ワイヤ6aの両端に架け渡すように取り付けられるストッパー用ワイヤ7と、前記滑車用ワイヤ6aの一端に取り付けられる長尺ワイヤ8と、前記滑車用ワイヤ6aの他端に取り付けられる短尺ワイヤ9と、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9のそれぞれの下端部に、吊り治具用ワイヤ10を介して設けられる吊り治具11とから構成されている。
前記滑車部材6は、この滑車部材6を軸として各ワイヤ6a、8、9、10を介して下端部には吊り治具11が設けられている構成となっているので、前記大型木質パネル1を支え得る耐荷重性が備えられている。
前記吊り治具11は、図6に示すように、吊り治具本体11aと、この吊り治具本体11aの上部に、回動部11bを介して回動自在に連結されているレバー部11cと、前記吊り治具11の下端部に前記レバー部11cに向かって突出する吊りピン11dと、この吊りピン11dと対向する前記レバー部11cの下端部の位置に設けられた押さえ部11eと、これら吊り治具11と前記吊り治具用ワイヤ10とを接続するワイヤ接続部11fとから構成されている。
このような吊り治具11に前記大型木質パネル1を取り付けるには、まず、大型木質パネル1の長辺側および短辺側に、前記吊りピン11dを挿入可能な吊り穴(図示せず)を設けておき、次に、前記回動部11bを軸に前記レバー部11cを回して、このレバー部11cが前記吊り治具本体11aに対して90度の角度になるように開いておく。そして、前記吊り穴に対して前記吊りピン11dを挿入するとともに、前記レバー部11cを元に戻して前記大型木質パネル1を挟み込むようにする。
なお、この時、前記押さえ部11eの押さえが外れないように、前記回動部11bが動かないように固定する固定ボルト11gを設けておくことによって、パネル吊り込み作業の安全性の向上を図ることができる。
前記各ワイヤ6a、7、8、9、10どうしを連結するために、略U字形の本体13aとその本体の開口両先端頭部間に差し渡す挿通ピン13bより構成されるシャックル部材13が設けられている。
また、前記第1および第2の吊り込み装置4、5に取り付けられる各長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9の下端部近傍に、これら長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9と、前記大型木質パネル1との接触を防止する緩衝材12が取り付けられている。
前記緩衝材12は、図7に示すように、一部にワイヤ挿入部12aを開放したリング状の外周枠12bと、この外周枠12bの内側に設けられたリング状の内周枠12cと、これら外周枠12bおよび内周枠12cの中心部にあって内側に前記長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9を嵌着するワイヤ嵌着部12dと、前記ワイヤ挿入部12aから前記ワイヤ嵌着部12dに至る案内リブ12eと、前記外周枠12bと内周枠12c、ワイヤ嵌着部12dとを連結して補強する繋リブ12fとから構成されている。
このような緩衝材12を前記長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9に取り付ける際は、前記案内リブ12eにワイヤ8、9を合わせ、前記ワイヤ挿入部12aにワイヤ8、9を挿入し、前記ワイヤ嵌着部12dに嵌めこむようにする。
なお、この時、一度嵌め込まれたワイヤ8、9が外れないように、前記ワイヤ嵌着部12d近傍に一対の抜け防止片12gを設けておくことが好ましい。さらには、これら抜け防止片12gを接続バンド(図示せず)等で結束して、前記緩衝材12とワイヤ8、9とを強固に嵌め合わせると望ましい。
このような緩衝材12によれば、張力がかかっていない第1もしくは第2の吊り込み装置5のワイヤ8、9と大型木質パネル1との接触を防止して、この大型木質パネル1の表面を傷付けることなく吊り込み作業を行うことができるので、傷の補修等の作業をする必要がなく、延いては、壁体の施工効率を向上させることが可能となる。
以上のような構成の第1および第2の吊り込み装置よれば、前記滑車部材6を支点として、前記滑車用ワイヤ6aが該前記滑車部材6上を円滑に移動するようになっており、大型木質パネル1が立て起こされる際には、前記滑車用ワイヤ6aの下方に設けられている各ワイヤおよび吊り治具11、さらには、これら吊り治具11によって吊り込まれる前記大型木質パネル1を円滑に回転させることができるので、安全に、かつ簡単に立て起こし作業を行うことができる。
また、前記滑車用ワイヤ6aの両端に架け渡すように、前記ストッパー用ワイヤ7が取り付けられていることから、前記滑車用ワイヤ6aの前記滑車部材6上における移動範囲が、前記ストッパー用ワイヤ7の一端から他端までの範囲に限定されるとともに、前記滑車用ワイヤ6aの下方に設けられている各ワイヤおよび吊り治具11、さらには、これら吊り治具11によって吊り込まれる大型木質パネル1においても、前記ストッパー用ワイヤ7によって限定された範囲内でのみ回転されるようになるので、範囲を超えて回転し過ぎてしまうようなこともなく、確実に前記大型木質パネル1を立て起こすことが可能となる。
さらに、前記大型木質パネル1が立て起こされる際には前記滑車部材6上を前記滑車用ワイヤ6aが移動することから、この滑車用ワイヤ6aの下方に設けられた前記長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9も前記滑車用ワイヤ6aに伴って移動するので、前記長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、前記短尺ワイヤ9は上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1を一定の角度に傾けることができる。そして、このように大型木質パネル1を一定の角度に傾けることができることから、より円滑に前記大型木質パネル1を回転させることができるとともに、簡単に立て起こすことができる。
以上のような構成のクレーン装置Kと、第1および第2の吊り込み装置4、5とを用いて、前記大型木質パネル1を建物Aの所定の設置位置に吊り込む、本実施の形態のパネル吊り込み方法を説明する。
本実施の形態のパネル吊り込み方法は、図1乃至図4に示すように、大型収納室を備えた収納階A1の壁体と他階A2の壁体とを連続して設けることが可能な大きさの大型木質パネル1を、クレーン装置Kによって立て起こしてから建物Aの所定の設置位置まで吊り込む方法であり、
前記クレーン装置Kに、先端部に親フック2aを備えた主巻ワイヤ2と先端部に子フック3aを備えた補巻ワイヤ3とを同時操作が可能となるように設け、かつ、前記主巻ワイヤ2に前記親フック2aを介して第1の吊り込み装置4を取り付けるとともに、前記補巻ワイヤ3に前記子フック3aを介して第2の吊り込み装置5を取り付けて、
横置きの状態で搬入された大型木質パネル1の長辺部1aに前記第1の吊り込み装置4を装着させるとともに、前記第2の吊り込み装置5を該パネル1の短辺部1bに装着させ、前記クレーン装置Kによって前記主巻ワイヤ2を巻き上げて大型木質パネル1を所定の高さまで吊り上げて保持した後、前記補巻ワイヤ3を巻き上げることにより前記大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすようにする。
また、このようなパネル吊り込み方法によって吊り込まれる大型木質パネル1は、図2に示すように、搬送車両Bの荷台に横置きの状態で積載されており、建物Aの所定の設置位置まで吊り込む際に、この大型木質パネル1を前記搬送車両Bの荷台から直接吊り上げるようにする。
これによって、従来とは異なり、広い作業スペースを占有することなく、しかも、前記大型木質パネル1を立て起こすための工程数を減らすことができるので、建物Aの、特に壁体の施工効率を向上させることが可能となる。
このように搬入された大型木質パネル1を前記クレーン装置Kによって吊り上げるには、図2および図4に示すように、まず、前記第1の吊り込み装置4の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11を、横置きの状態から90度回転させて立て起こされた際の大型木質パネル1の長辺部1aの地面側に位置するように取り付け、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11を、前記大型木質パネル1の長辺部1aの天側に位置するように取り付けるようにする。
さらに、前記第2の吊り込み装置5の長尺ワイヤ8の下端部に設けられる吊り治具11を、横置きの状態に搬入された大型木質パネル1の短辺部1bの地面側に位置するように取り付け、前記短尺ワイヤ9の下端部に設けられる吊り治具11を、前記大型木質パネル1の短辺部1bの天側に位置するように取り付けるようにする。
これによって、前記大型木質パネル1の回転方向を決めることができ、この回転方向にしたがって安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことができるようになる。
すなわち、前記第1および第2の吊り込み装置4、5を用いて大型木質パネル1を90度回転させて立て起こす際に、前記第1の吊り込み装置4の長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、この第1の吊り込み装置4の短尺ワイヤ9は上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1の長辺部1aが斜めに傾いた状態となるとともに、前記第2の吊り込み装置5の長尺ワイヤ8が下方に向かって移動すると、この第2の吊り込み装置5の短尺ワイヤ9が上方に向かって移動して、前記大型木質パネル1の短辺部1bが斜めに傾いた状態となることから、これら長尺ワイヤ8の下方に設けられる吊り治具11および短尺ワイヤ9の下方に設けられる吊り治具11の取り付け位置によって前記大型木質パネル1の回転方向が決定されるので、この回転方向にしたがって安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことができる。
なお、前記クレーン装置Kによって前記大型木質パネル1等の重量物を吊り上げる際には、前記クレーン装置Kの前後左右4箇所に設けられたアウトリガK3を張り出すようにして、このクレーン装置Kの転倒を防止する。
次に、図2に示すように、前記クレーン装置Kの主巻ワイヤ2を巻き上げて、横置きの状態の大型木質パネル1を所定の高さまで吊り上げ、一旦その状態で保持する。
ここで、所定の高さとは、前記大型木質パネル1を立て起こす際に、この大型木質パネル1が地面に当たらない高さであるとともに、周囲の作業員や近隣住宅に対する安全性に留意した高さであることは言うまでもない。
次に、前記大型木質パネル1を所定の高さで保持した後、前記補巻ワイヤ3をクレーン装置Kによって巻き上げるようにする。
このように補巻ワイヤ3を巻き上げることにより、図3に示すように、前記大型木質パネル1が回転していく。この時、上述したように、第1および第2の吊り込み装置4、5をそれぞれ所定の位置に取り付けることによって、前記大型木質パネル1の回転方向が決まるので、この回転方向にしたがって安全に、かつ簡単に大型木質パネル1を90度回転させて立て起こすことができる。
さらに、図5に示すように、前記第1の吊り込み装置の一部にガイドロープ14を取り付けておき、図3に示すように、このガイドロープ14を作業員が持ち、大型木質パネルの揺れを防止するようにする。これによって、さらに安全に大型木質パネルを立て起こすことが可能となる。
そして、前記大型木質パネル1を90度回転させた時点で、前記補巻ワイヤ3の巻き上げを止めて、この大型木質パネル1の立て起こし作業が完了する。
なお、立て起こし作業においては、前述のように、図7に示す緩衝材12が各長尺ワイヤ8および短尺ワイヤ9の下端部に取り付けられているので、張力のかかっていない状態の各ワイヤ8、9と大型木質パネル1との接触を防止している。
次に、立て起こした大型木質パネル1を、縦向きの状態のまま、建物Aの所定の設置位置まで移動させ、その後、この大型木質パネル1の設置作業を行い、図1に示すように、建物Aの施工を進めていく。
以上のようなパネル吊り込み方法によれば、前記第1の吊り込み装置4を横置きの状態で搬入された前記大型木質パネル1の長辺部1aに装着させ、前記第2の吊り込み装置5を前記大型木質パネル1の短辺部1bに装着させた後、前記クレーン装置Kにより前記第1の吊り込み装置4が取り付けられた主巻ワイヤ2によって前記大型木質パネル1を所定の高さに保持したまま、前記第2の吊り込み装置5が取り付けられた補巻ワイヤ3を巻き上げることによって、前記第2の吊り込み装置5を前記第1の吊り込み装置4よりも高い位置まで巻き上げて、前記大型木質パネル1を徐々に回転させることができるので、大型木質パネル1のような重量物でも簡単に立て起こすことができる。また、このように前記大型木質パネル1を所定の高さに保持したまま、空中にて徐々に回転させることができるので、広い作業スペースを占有する必要もなく、しかも安全に立て起こし作業を行うことができる。
そして、以上のような作業によって立て起こした大型木質パネル1を、建物Aの所定の設置位置に吊り込むようにするので、建物Aの、特に壁体の施工効率をも向上させることが可能となる。
大型木質パネルを設置する建物を示す正面図である。 大型木質パネルの長辺部を吊り上げたことを示す説明図である。 大型木質パネルを回転させることを示す説明図である。 大型木質パネルを立て起こすことを示す説明図である。 第1および第2の吊り込み装置を示す正面図である。 吊り治具を示す斜視図である。 緩衝材を示す平面図である。
符号の説明
A 建物
K クレーン装置
1 大型木質パネル
2 主巻ワイヤ
3 補巻ワイヤ
4 第1の吊り込み装置
5 第2の吊り込み装置

Claims (5)

  1. 大型収納室を備えた収納階の壁体と他階の壁体とを連続して設けることが可能な大きさの大型木質パネルを、クレーン装置によって立て起こしてから建物の所定の設置位置まで吊り込むパネル吊り込み方法において、
    前記クレーン装置に、先端部に親フックを備えた主巻ワイヤと先端部に子フックを備えた補巻ワイヤとを同時操作が可能となるように設け、かつ、前記主巻ワイヤに前記親フックを介して第1の吊り込み装置を取り付けるとともに、前記補巻ワイヤに前記子フックを介して第2の吊り込み装置を取り付けて、
    横置きの状態で搬入された大型木質パネルの長辺部に前記第1の吊り込み装置を装着させるとともに、前記第2の吊り込み装置を該パネルの短辺部に装着させ、前記クレーン装置によって前記主巻ワイヤを巻き上げて大型木質パネルを所定の高さまで吊り上げて保持した後、前記補巻ワイヤを巻き上げることにより前記大型木質パネルを90度回転させて立て起こすことを特徴とするパネル吊り込み方法。
  2. 請求項1に記載のパネル吊り込み方法において、
    前記第1の吊り込み装置および第2の吊り込み装置は、前記親フックもしくは子フックに掛けられる滑車部材と、この滑車部材に掛けられる滑車用ワイヤと、この滑車用ワイヤの両端に架け渡すように取り付けられるストッパー用ワイヤと、前記滑車用ワイヤの一端に取り付けられる長尺ワイヤと、前記滑車用ワイヤの他端に取り付けられる短尺ワイヤと、これら長尺ワイヤおよび短尺ワイヤのそれぞれの下端部に、吊り治具用ワイヤを介して設けられる吊り治具とから構成されていることを特徴とするパネル吊り込み方法。
  3. 請求項2に記載のパネル吊り込み方法において、
    前記第1の吊り込み装置の長尺ワイヤの下端部に設けられる吊り治具は、横置きの状態から90度回転させて立て起こされた際の大型木質パネルの長辺部の地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤの下端部に設けられる吊り治具は、前記大型木質パネルの長辺部の天側に位置するように取り付けられており、
    前記第2の吊り込み装置の長尺ワイヤの下端部に設けられる吊り治具は、横置きの状態に搬入された大型木質パネルの短辺部の地面側に位置するように取り付けられ、前記短尺ワイヤの下端部に設けられる吊り治具は、前記大型木質パネルの短辺部の天側に位置するように取り付けられていることを特徴とするパネル吊り込み方法。
  4. 請求項2または3に記載のパネル吊り込み方法において、
    前記第1および第2の吊り込み装置に取り付けられる各長尺ワイヤおよび短尺ワイヤの下端部近傍に、これら長尺ワイヤおよび短尺ワイヤと、前記大型木質パネルとの接触を防止する緩衝材が取り付けられていることを特徴とするパネル吊り込み方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のパネル吊り込み方法において、
    前記大型木質パネルは、搬送車両の荷台に横置きの状態で積載されており、建物の所定の設置位置まで吊り込む際に、この大型木質パネルを前記搬送車両の荷台から直接吊り上げることを特徴とするパネル吊り込み方法。
JP2004331651A 2004-11-16 2004-11-16 パネル吊り込み方法 Expired - Fee Related JP4399343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004331651A JP4399343B2 (ja) 2004-11-16 2004-11-16 パネル吊り込み方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004331651A JP4399343B2 (ja) 2004-11-16 2004-11-16 パネル吊り込み方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006144234A JP2006144234A (ja) 2006-06-08
JP4399343B2 true JP4399343B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=36624248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004331651A Expired - Fee Related JP4399343B2 (ja) 2004-11-16 2004-11-16 パネル吊り込み方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4399343B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105858435A (zh) * 2016-04-26 2016-08-17 中国海洋石油总公司 条状倾斜钢结构单台吊机吊装就位的工艺

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101323418B (zh) * 2008-07-25 2010-06-09 北京城建集团有限责任公司 巨型异形钢构件单机翻身吊装方法
CN104743444B (zh) * 2015-03-10 2017-01-18 鞍钢重型机械有限责任公司 一种大型平板框架式工件的侧翻方法
JP6103461B1 (ja) * 2016-06-24 2017-03-29 株式会社古屋興産 簡易クレーン、簡易クレーンによる吊り荷の振れ止め方法
JP7557404B2 (ja) 2021-03-22 2024-09-27 大成建設株式会社 建材の建て起こし方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105858435A (zh) * 2016-04-26 2016-08-17 中国海洋石油总公司 条状倾斜钢结构单台吊机吊装就位的工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006144234A (ja) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4399343B2 (ja) パネル吊り込み方法
CN206273770U (zh) 可移动装设于建筑物楼顶地面的展收式吊挂装置
KR20040097542A (ko) 커튼월 설치용 이동대차 및 이를 이용한 커튼월 설치방법
WO2023078008A1 (zh) 预制条板立板装置
JPH1143284A (ja) トロリークレーン装置
JPH0628548Y2 (ja) 自走式高所作業台車の吊り装置
JP2001316074A (ja) 吊り荷の吊り治具およびその使用方法
JP2001020529A (ja) 外壁パネル用吊具
JP2001159236A (ja) ブラケット足場用踏板
JP3595361B2 (ja) クレーン
JP5404067B2 (ja) 高所作業車の懸吊装置
JP3073384B2 (ja) 外壁ユニット取付装置
JP2012166945A (ja) 高所作業車
JP7369169B2 (ja) 小屋裏収納装置
KR102420067B1 (ko) 리프트카용 추락방지 안전 네트장치 및 그 설치구조
JP4738008B2 (ja) 高所作業車
JP2001020528A (ja) 外壁施工方法
JP2759421B2 (ja) 投光器の取り付け具
JPH08338127A (ja) 内組足場構造
JP7256763B2 (ja) 面材施工装置及び面材施工方法
JPH0711190B2 (ja) フロアクライミング型移動式ジブクレーン使用による建築の施工法
JP3326733B2 (ja) 鉄骨建方用可動吊り治具およびこれを用いた鉄骨建込み方法
JP3740215B2 (ja) 建築物の最上階に設置するジブクレーンの設置方法
KR970006525B1 (ko) 리프트
JP3234125B2 (ja) 重量物移動装置用吊り治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071030

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080121

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees