JP4397473B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなどの印刷装置に関し、特に複数のエミュレーションを切り替えて印刷を行う場合の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、複数のエミュレーションを切り替えて印刷を行う場合、専用のプリンタドライバを使用してホストから印刷データを転送するに際し、通常、同データの先頭には印刷処理を行うエミュレーションの起動する条件(エミュレーションの種類及びスイッチNo.又は予め登録されたプログラムのNo.)を指定するエミュレーション切り替えコマンドのデータがある。同コマンドにより、まず印刷処理を行うエミュレーションが起動される。現在ホストのOSがウィンドウズの場合、あるいはネットワークを使用した環境では、前述の印刷方法は主流となっている。
【0003】
また、専用のプリンタドライバを使用せず印刷データを転送する場合、同データには前述のコマンドが存在しないので、印刷前に予め操作パネルによりエミュレーションの起動を指定しなければならない。この場合、前述の環境に比べ、複数のユーザ及びエミュレーションを切り替えての印刷には適さない環境とも言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者の場合、印刷データを転送する度に、エミュレーション切り替えコマンドにより指定されたエミュレーションの起動条件に従い、エミュレーションの切り替え処理が行われる。このとき、同コマンドにより指定されたエミュレーションの起動条件と、現在起動中のエミュレーションの起動条件が同じ場合でも、エミュレーションの切り替え処理(再起動)を行っていた。
【0005】
このため、エミュレーションの切り替え処理を行っている間は、受信した印刷データの解析処理は行われないので、後者のように予めエミュレーションを起動した状態で印刷データを転送した場合に比べ、印刷速度が遅くなるという問題があった。
【0006】
この問題を解決するためには、後者の方法による印刷があるが、これはプリンタの設定をホスト側で専用のプリンタドライバを使用して行うのでなく、プリンタの操作パネルで行うことになるので、複数のユーザが使用する場合、また、複数のエミュレーションを切り替えて印刷処理を行う場合、操作上多くの手間を必要とし、特にネットワークを使用した環境には全く適さないと言える。
【0007】
また前者の場合、同コマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在しない場合、エミュレーションを切り替えることができず、現在起動中のエミュレーションが以降の描画データを処理することになる。
【0008】
このとき、同データはこのエミュレーションのコマンドデータではないので、印刷結果は正常でない。データ量によっては、この正常でない印刷内容が複数枚出力されることもあり、用紙の無駄遣いとなる。また受信バッファにデータが残り、その後に受信するデータを正常に処理できない場合もある。
【0009】
この問題を解決するためには、データ転送前に印刷する条件に合うエミュレーション、又は予め印刷条件が登録されたプログラムが存在するか、プリンタの設定を確認しなければならず、多くの操作の手間を必要とする。また、データ転送後にジョブキャンセルする方法があるが、これを実行するための操作の手間を必要とする。しかも、これは前述のように正常でない印刷内容が複数枚出力されてから気が付く場合が多く、用紙を無駄に使用することになる。
【0010】
本発明は、指定されたエミュレーション起動条件に従い、エミュレーションの切り替え処理を行うべきかどうかの判断をすることができる印刷装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数のエミュレーションの切り替えを行うエミュレーション切り替えコマンドにより、印刷処理を行うエミュレーションの起動条件を指定し、同エミュレーションを起動して印刷を行う印刷装置において、受信したエミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在するかどうかを、起動中のエミュレーションが判断する判断手段を備え、前記エミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムがなく、前記エミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの種類と同じエミュレーションが存在する場合は、前記種類と同じエミュレーションのエミュレーション及びプログラムの条件を起動条件とすることを特徴とする。
【0015】
請求項1記載の発明では、受信したエミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在するかどうか、起動中のエミュレーションが判断し、指定された起動条件に合うエミュレーション及びプログラムは存在しないが、指定されたエミュレーションの種類に合うエミュレーションが存在する場合は、同エミュレーションのエミュレーション及びプログラムの条件を起動条件とし起動することにより、同描画データを印刷処理でき、同様にその後転送される描画データに対して正常に処理できる状態になる
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。図1は印刷装置のブロック構成図である。印刷装置は、ファームウェア(ROM)1、CPU2、ワークメモリ(RAM)3、NVRAM4、印刷部5、表示部(操作パネル)6、ホストI/F7を備える。
【0020】
図2はエミュレーション切り替えコマンドデータの一例を示す図、図3はエミュレーションの起動条件の情報を示す図、図4はエミュレーション切り替えを指定したコマンドデータの一例を示す図、図5は起動中のエミュレーションの起動条件(a)とエミュレーション切り替えコマンドで指定した起動条件(b)を示す図である。
【0021】
まず、本実施形態の参考例1を説明する。現在起動中のエミュレーションの起動条件は、図3に示す通り、エミュレーションの種類及びスイッチNo.で構成され、同情報をワークメモリ3に格納する。またスイッチNo.とは、同一エミュレーションの印刷条件の設定内容がプログラム登録されている場合、その登録した順番を表す番号である。
【0022】
ここで動作例として、現在起動中のエミュレーションの起動条件が図5(a)に示す内容のとき、図2に示すコマンドデータの文法に従い、図4に示す内容のコマンドデータを受信処理した場合、同コマンドにより指定された起動条件は、図5(b)の通りとなる。これらにより、起動中のエミュレーションの起動条件と、先のコマンドにより指定された起動条件とを比較することができる。
【0023】
図12は第1の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S1)、ない場合には、その他の処理を行う(S2)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S3)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S4)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S5)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と起動中のエミュレーションの起動条件が同じか判断する(S6)。同じでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S7)。
【0024】
本実施形態の参考例2を説明する。エミュレーション切り替えコマンドにより指定されたエミュレーションの起動条件と、現在起動中のエミュレーションの起動条件が同じ場合でもエミュレーションの切り替え処理を行うと、印刷速度が遅くなる。
【0025】
そこで本参考例2では図5(a),(b)の起動条件を比較すると、同じ起動条件となるので、先のコマンドの指定によるエミュレーションの切り替え処理は行わない(図12参照)。
【0026】
図6は起動した状態の印刷条件の情報の一例を示す図、図7は起動後に変更された印刷条件の情報の一例を示す図である。なお、図7において網掛け部分は変更された設定内容を示す。
【0027】
本実施形態の参考例3を説明する。現在起動中のエミュレーションにおいて、図6に示す起動時の印刷条件の設定内容に対して、起動後に操作パネル6により、印刷条件が図7に示すような設定内容に変更された場合は、異なるユーザから印刷データを受信したと判断し、先のコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に従い、エミュレーションの切り替え処理を行う。このようにすると、操作パネル6で設定された印刷条件に従い、意図した描画結果が得られる(この場合、印刷方向と自動改行の有無が変更されている)。
【0028】
図13は第2の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S11)、ない場合には、その他の処理を行う(S12)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S13)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S14)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S15)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と起動中のエミュレーションの起動条件が同じか判断する(S16)。同じでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S17)。同じであれば、操作パネル6により印刷条件を変更されているか判断する(S18)。変更されていれば、エミュレーションの切り替え処理を行う(S17)。
【0029】
図8はエミュレーションの切り替え処理の動作モードの情報を示す図である。本実施形態の参考例4を説明する。専用のプリンタドライバによっては、転送するデータ中に印刷条件を設定するコマンドデータが存在する場合がある。このため、このような転送データにより起動されたエミュレーションでは、起動後に印刷条件が変更されることになるので、参考例2において、この状態で同様な印刷データを転送したとき、同データの先頭のエミュレーション切り替えコマンドで指定したエミュレーションの起動条件と、起動中のエミュレーションの起動条件が同じ場合、エミュレーション切り替え処理を行わないで印刷処理することになる。このため、先の印刷条件を設定するコマンドデータを含む印刷データによっては、意図した描画結果を得られない。
【0030】
そこで、コマンドで指定されたエミュレーションの起動条件と、起動中のエミュレーションの起動条件が同じ場合は、エミュレーションの切り替え処理を行わない動作モードと、常に指定された起動条件に従いエミュレーションの切り替え処理を行う動作モードをユーザが選択し、その設定内容を図8に示す通り格納する。
【0031】
図14は第3の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S21)、ない場合には、その他の処理を行う(S22)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S23)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S24)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S25)。指定があれば、常にエミュレーションの切り替え処理を行う動作モードか判断する(S26)。そうでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S27)。そうであれば、指定されたエミュレーションの起動条件と起動中のエミュレーションの起動条件が同じか判断する(S28)。同じでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S27)。
【0032】
図9はエラー履歴の情報の一例を示す図、図10はエラー履歴をリセットした状態の情報の一例を示す図である。本実施形態の参考例5を説明する。エミュレーションの切り替え処理を行わなかった場合、ユーザエラー(コマンドエラー)が発生していたときはエラー履歴として残っている場合がある。このため、ユーザ側から見ると、この場合、ユーザエラーが残った状態で印刷処理されるので、印刷結果がおかしくなると判断されてしまう。通常、エミュレーションを再起動した場合は、以前のユーザエラーは残らない(リセットされる)。
【0033】
そこで、エミュレーションの切り替え処理を行わない場合には、現在起動中のエミュレーションに図9に示すようなエラーの情報がエラー履歴として残っているとき、このエラー履歴を図10に示すように、リセット(エラーなしの状態)にする。
【0034】
図15は第4の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S31)、ない場合には、その他の処理を行う(S32)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S33)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S34)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S35)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と起動中のエミュレーションの起動条件が同じか判断する(S36)。同じでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S37)。同じであれば、エラー履歴をリセットする(S38)。
【0035】
図11(a),(b)は表示部のメッセージの各例を示す図である。本実施形態の参考例6を説明する。ユーザエラーがリセットされたかどうかは、通常はサマリーシート(印刷条件一覧印刷)などを印刷しなければ、その内容を確認することができない。そこでエミュレーションの切り替え処理を行わず、エラー履歴をリセットした場合、図11に示す通り、操作パネル6にメッセージを表示する。
【0036】
図16は第5の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S41)、ない場合には、その他の処理を行う(S42)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S43)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S44)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S45)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と起動中のエミュレーションの起動条件が同じか判断する(S46)。同じでなければ、エミュレーションの切り替え処理を行う(S47)。同じであれば、エラー履歴をリセットし(S48)、操作パネル6にメッセージを表示する(S49)。
【0037】
図17はエミュレーションの起動条件の情報を示す図、図18はエミュレーション切り替えを指定したコマンドデータの一例を示す図、図19は指定されたエミュレーションの起動条件の一例を示す図、図20は既存(常駐)のエミュレーションの起動条件(a)と登録されたプログラムの起動条件(b)を示す図である。
【0038】
請求項1記載の発明に対応した実施形態を説明する。エミュレーションの起動条件は、図17に示す通り、エミュレーションの種類及びスイッチNo.で構成され、同情報をワークメモリ3に格納する。スイッチNo.とは同一エミュレーションの印刷条件の設定内容がプログラム登録されている場合、その登録した順番(1〜n)を表す番号である。同No.0の場合は、プログラム登録されていない初期状態の起動条件を示す。
【0039】
ここで動作例として、図18に示す内容のコマンドデータを受信処理した場合、同コマンドにより指定された起動条件は図19の通りとなる。また、プリンタに存在する(既存の)エミュレーション(初期状態、スイッチNo.は全て“0”)及び登録されたプログラムの起動条件の情報を図20に示す。これらにより、図19に示すコマンドで指定された起動条件と、図20の各起動条件を比較することができる。
【0040】
図21は第6の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S51)、ない場合には、その他の処理を行う(S52)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S53)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S54)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S55)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と同じものが既存の起動条件にあるか判断する(S56)。あれば、指定された起動条件でエミュレーションの切り替え処理を行う(S57)。なければ、ジョブキャンセルする(S58)。
【0041】
また、本実施形態は、同コマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在しない場合には、エミュレーションを切り替えることができず、現在起動中のエミュレーションが以降の描画データを処理することになり、正常でない印刷内容が複数枚出力されるのを防止するものである。
【0042】
図19と図20の起動条件を比較した結果、同じ起動条件となるものがない場合には、その後の描画データをジョブキャンセルする。この場合、エミュレーションの種類“R02”と同じ種類の既存のエミュレーションが存在するが(図19)、同じスイッチNo.の起動条件のものがない。従って、指定された起動条件に合うものがないので、ジョブキャンセルされる(図21参照)。
【0043】
図22は指定されたエミュレーションの種類と合う起動条件の一例を示す図である。さらに、本実施形態、同コマンドで指定されたエミュレーションの起動条件において、エミュレーションの種類に合うものは存在するが、スイッチNo.(同エミュレーションでプログラムとして登録された順番)に合うものが存在しない場合も、起動条件に合うものが存在しないと判断され、エミュレーションを切り替えず、同様に正常でない印刷結果を出力し、受信バッファにデータが残るのを防止するものである。
【0044】
実施形態において、図19に示す指定された起動条件と合うものがない場合には、さらにエミュレーションの種類が同じものがあるか検索する。同じものがある場合、その起動条件(図22)に従いエミュレーションを起動する。この場合、エミュレーションの種類“R02”と同じ種類の既存のエミュレーションが存在するが(図19)、同じスイッチNo.の起動条件のものがない。そこで、再度同じ種類のエミュレーションが存在するか、既存のエミュレーションの起動条件(図19)を検索する。指定されたエミュレーションの種類“R02”と同じものが存在するので(図19)、同条件を起動条件とする(図22)。
【0045】
図23は第7の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S61)、ない場合には、その他の処理を行う(S62)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S63)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S64)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S65)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と同じものが既存の起動条件にあるか判断する(S66)。あれば、指定された起動条件でエミュレーションの切り替え処理を行う(S67)。なければ、指定されたエミュレーションの種類と同じものが既存の起動条件にあるか判断する(S68)。あれば、検索した同じ種類のエミュレーションへ切り替える(S69)。なければジョブキャンセルする(S70)。
【0046】
図24は操作パネルのメッセージの一例を示す図である。こ参考例7は、実施形態においてエミュレーションの切り替え処理を行わず、描画データをジョブキャンセルした場合、ユーザ側から見るとプリンタが正常に動作しないと判断されてしまう(問題視される)のを防止するものである。第2の実施形態において、ジョブキャンセルした場合、操作パネル6にメッセージを表示する(図24参照)。
【0047】
図25は第8の制御例を示すフローチャートである。受信バッファにデータがあるかどうかを判断し(S71)、ない場合には、その他の処理を行う(S72)。データがある場合は、コマンドの解析と処理を行って(S73)、エミュレーション切り替えの指定があるか判断する(S74)。指定がなければ、その他のコマンド処理を行う(S75)。指定があれば、指定されたエミュレーションの起動条件と同じものが既存の起動条件にあるか判断する(S76)。あれば、指定された起動条件でエミュレーションの切り替え処理を行う(S77)。なければ、ジョブキャンセルし(S78)、操作パネル(表示部)6にメッセージを表示する(S79)。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、受信したエミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在するかどうか、起動中のエミュレーションが判断し、指定された起動条件に合うエミュレーション及びプログラムは存在しないが、指定されたエミュレーションの種類に合うエミュレーションが存在する場合には、同エミュレーションのエミュレーション及びプログラムの条件を起動条件とし起動することにより、同描画データを印刷処理でき、同様にその後転送される描画データに対して正常に処理できる状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置のブロック構成図である。
【図2】エミュレーション切り替えコマンドデータの一例を示す図である。
【図3】エミュレーションの起動条件の情報を示す図である。
【図4】エミュレーション切り替えを指定したコマンドデータの一例を示す図である。
【図5】起動中のエミュレーションの起動条件(a)とエミュレーション切り替えコマンドで指定した起動条件(b)を示す図である。
【図6】起動した状態の印刷条件の情報の一例を示す図である。
【図7】起動後に変更された印刷条件の情報の一例を示す図である。
【図8】エミュレーションの切り替え処理の動作モードの情報を示す図である。
【図9】エラー履歴の情報の一例を示す図である。
【図10】エラー履歴をリセットした状態の情報の一例を示す図である。
【図11】(a),(b)は表示部のメッセージの各例を示す図である。
【図12】第1の制御例を示すフローチャートである。
【図13】第2の制御例を示すフローチャートである。
【図14】第3の制御例を示すフローチャートである。
【図15】第4の制御例を示すフローチャートである。
【図16】第5の制御例を示すフローチャートである。
【図17】エミュレーションの起動条件の情報を示す図である。
【図18】エミュレーション切り替えを指定したコマンドデータの一例を示す図である。
【図19】指定されたエミュレーションの起動条件の一例を示す図である。
【図20】既存(常駐)のエミュレーションの起動条件(a)と登録されたプログラムの起動条件(b)を示す図である。
【図21】第6の制御例を示すフローチャートである。
【図22】指定されたエミュレーションの種類と合う起動条件の一例を示す図である。
【図23】第7の制御例を示すフローチャートである。
【図24】操作パネルのメッセージの一例を示す図である。
【図25】第8の制御例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファームウェア
2 CPU
3 ワークメモリ
4 NVRAM
5 印刷部
6 表示部(操作パネル)
7 ホストI/F

Claims (1)

  1. 複数のエミュレーションの切り替えを行うエミュレーション切り替えコマンドにより、印刷処理を行うエミュレーションの起動条件を指定し、前記エミュレーションを起動して印刷を行う印刷装置において、
    受信したエミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムが存在するかどうかを、起動中のエミュレーションが判断する手段を備え
    前記エミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの起動条件に合うエミュレーション及びプログラムがなく、前記エミュレーション切り替えコマンドで指定されたエミュレーションの種類と同じエミュレーションが存在する場合には、前記種類の同じエミュレーションのエミュレーション及びプログラムの条件を起動条件とすることを特徴とする印刷装置。
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