JP4395022B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、特にその開閉機構部の構成に係わるものである。
回路遮断器の開閉機構部は、一般的にフレームなどの金属部品とハンドルなどの樹脂部品で構成されている。従来の回路遮断器の開閉機構部は、2枚のフレームにより挟持され、フレーム同士がカシメ付けにより固定されている(例えば、特許文献1)。
また、U字形状に形成された一体型フレームに開閉機構部を形成する部品をピンにより保持させるように形成させている(例えば、特許文献2)。
特開2001−23499号公報(図4) 特許2838940号明細書(図1)
近年、環境問題の観点から機器などのリサイクル性が重視されており、製品の構成において、解体時に金属部品と樹脂部品が容易に分離できることが強く要求されているが、開閉機構部がカシメ付けにより固定されている従来の回路遮断器は解体が困難であるという問題があった。
また、U曲げ形状の一体型フレームに関しては、回転軸を構成するピンを抜くことで分解は容易であるが、フレームを広げることができないため、フレーム間に収まる部品の組立性が劣り、かつ、ピンを外側から挿入するため抜け易いという問題があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、組立性が良く、解体が容易な回路遮断器を得ることを目的としている。
この発明に係わる回路遮断器は、筺体に収納され電路に接続される固定接触子と、この固定接触子に対向して設けられた可動接触子と、この可動接触子に連結されたリンク機構と、このリンク機構を操作するハンドルとを備え、上記ハンドルを回動させたときに上記可動接触子が上記固定接触子に離接する回路遮断器において、上記リンク機構と、軸により回動自在に支持され樹脂部品である上記ハンドルと、上記リンク機構と上記ハンドルが回動し得るように両側から挟持する互いに分離可能な2枚のフレームとで構成される開閉機構部を、上記筐体に配設された位置決め手段に係合させた状態で上記筐体に分離可能に固定させ、リサイクルを容易に行い得るようにしたものである。
この発明の回路遮断器によれば、リンク機構と、軸により回動自在に支持されるハンドルと、これらを挟んで支持する互いに分離可能な2枚のフレームとにより構成される開閉機構部が、上記筐体に配設された位置決め手段に係合させた状態で分離可能に固定されており、カシメなどの手段で固定されていないため、組立性が良く、解体が容易である。
また、廃却時には筐体から取り外すだけで開閉機構部を分離させることができるので、フレームなどの金属部品とハンドルなどの樹脂部品を破壊することなく分別することができ、リサイクルを容易に行なうことが可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における回路遮断器の縦側断面図、図2は図1の一部破断斜視図、図3は図1の機構部を筐体から取出したものの斜視図、図4は図3の開閉機構部を示す斜視図である。
図1及び図2において、ベース1及びカバー2は回路遮断器100の筺体を構成するもので、例えば、合成樹脂成形品で形成されている。開閉機構部3は、ベース1に凸設した位置決め手段1aにより位置決めされた状態で締付けネジ8よりベース1に固定されると共に、後述のハンドル12が、カバー2のハンドル用窓孔2aからカバー2の表面に突出している。
開閉接触子部4は、一般に橋絡形2接点方式と称する構成のものである。過電流引外し装置5は電路(図示しない)に接続される電源側端子6、及び負荷側端子7を介して過電流が流れたときに開閉機構部3を動作させるものであり、これらは周知の構成のものである。
なお、消弧装置や端子ねじなども設けられるが、この発明には関係がないので、図示を省略してある。
図3及び図4において、開閉機構部3は、リンク機構13、ハンドル軸31により回動自在に支持されたハンドル12、これらを挟持する即ち挟んで支持する互いに分離可能な2枚のフレーム11により構成されている。メインばね19は、ハンドル12により作動される上側スプリングピン32と、リンク機構13に連結された下側スプリングピン35との間に懸架され、開閉接触子部4の開閉作動の際に伸縮あるいは移動作用方向を反転するようになされている。押し板20はリンク機構13に連結されて、一端に設けた可動接触子22を固定接触子21に対して離接させる。18は周知のトリップバーであり、後述のように過電流引外し装置5により作動される。
以上のように構成された実施の形態1における回路遮断器は、開閉機構部3のリンク機構13をハンドル12で外部から操作すると、メインばね19の付勢力に基づいて、リンク機構13が所定の動作を行い、リンク機構13に連結された押し板20が図1の上下方向に移動し、可動接触子22が固定接触子21に接離する。
また、電路(図示しない)に接続される電源側端子6、及び負荷側端子7を介して過電流が流れると、電流引外し装置5が動作し、トリップバー18が動作して、メインばね19の付勢力に基づいて、リンク機構13が所定の動作を行い、リンク機構13に連結された押し板20が矢印A方向に移動し、可動接触子22が固定接触子21から開離する。
以上のように構成された実施の形態1による回路遮断器は、リンク機構13と、軸により回動自在に支持されたハンドル12と、これらを挟持する分離可能な2枚のフレーム11とにより構成された開閉機構部3が、ベース1に位置決めされた状態で、例えば、締付けネジ8により固定されており、カシメなどの手段で固定されていないため、組立性が良く、解体が容易である。
また、廃却時には、例えばネジを緩め、筐体から取り外すだけで、開閉機構部3の構成部品を分離させることができるので、フレーム11などの金属部品とハンドル12などの樹脂部品を破壊することなく分別することができ、リサイクルを容易に行なうことが可能となる。
なお、開閉機構部3は、橋絡形2接点方式の開閉接触子部4に適用されるだけでなく、一般の方式の開閉接触子部にも適用が可能である。
また、開閉機構部3を、ベース1に分離可能に固定するには、両フレーム11の下端部(ベースと当接する部分)と略同形で、やや大きい凹部をベース1に形成しておき、そのベース1の凹部に、両フレーム11の下端部を係合させ、嵌合又は圧入して固定するようにしてもよい。要は、廃却時に分離可能なように開閉機構部3を、ベース1に固定すればよい。
実施の形態2.
図5は実施の形態2における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図、図6はこの開閉機構部を構成するスペーサの拡大斜視図である。図において、フレーム11の双方が、スペーサ14を挟持するようにしたもので、フレーム11の双方に嵌合用凹部11aを配設すると共に、スペーサ14に嵌合用凹部11aに嵌挿される対応する嵌合用凸部14aが配設されている。以上のように構成された開閉機構部30は、開閉機構部30をベース1に組み込む前の工程で、フレーム11の外側から外力が加えられた場合でも、フレーム11に挟持されたリンク機構13に過大の応力が加わることを防止することができる。
実施の形態3.
図7は実施の形態3における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図、図8はこの開閉機構部を形成するスペーサの拡大斜視図である。図において、フレーム11の双方に嵌合用凸部11bを配設すると共に、スペーサ14には嵌合用凸部11bに嵌挿する対応する嵌合用凹部14bが配設されており、リンク機構13をフレーム11で挟持させた後、嵌合用凸部11bに嵌合用凹部14bを嵌挿させる。以上のように形成された開閉機構部33は、開閉機構部33をベース1に組み込む前の工程で、フレーム11の外側から外力が加えられた場合でも、フレーム11に挟持されたリンク機構13に過大の応力が加わることを防止することができ、また、フレーム11が開かないので開閉機構部33をベース1に組み込むときの作業性が良い。
実施の形態4.
図9及び図10は実施の形態4における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図である。図において、フレーム11のいずれかの一方にストッパー11cを一体的に構成させ、他方のフレーム11の板厚部に係合部11d(図9)または係合用凹部11e(図10)を形成し、ストッパー11cを係合部11dや係合用凹部11eに係合させている。
以上のように構成された開閉機構部34は、開閉機構部34をベース1に組み込む前の工程で、フレーム11の外側から外力が加えられた場合でも、フレーム11に挟持されたリンク機構13に過大の応力が加わることを防止することができ、ストッパー11cがフレーム11に一体化されているので、低コストである。
この発明の実施の形態1における回路遮断器の縦側断面図である。 図1の一部破断斜視図である。 図1の機構部を筐体から取出して示す斜視図である。 図3の開閉機構部を示す斜視図である。 実施の形態2における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図である。 実施の形態2の開閉機構部を形成するスペーサの拡大斜視図である。 実施の形態3における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図である。 実施の形態3の開閉機構部を形成するスペーサの拡大斜視図である。 実施の形態4における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図である。 実施の形態4における回路遮断器の開閉機構部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ベース 1a 位置決め手段
2 カバー 2a ハンドル用窓孔
3 開閉機構部 4 開閉接触子部
5 過電流引外し装置 6 電源側端子
7 負荷側端子 8 締付けネジ
11 フレーム 11a 嵌合用凹部
11b 嵌合用凸部 11c ストッパー
11d 係合部 11e 係合用凹部
12 ハンドル 13 リンク機構
14 スペーサ 14a 嵌合用凸部
14b 嵌合用凹部
18 トリップバー 19 メインばね
20 押し板 21 固定接触子
22 可動接触子 30 開閉機構部
31 ハンドル軸 32 上側スプリングピン
33 開閉機構部 34 開閉機構部
35 下側スプリングピン 100 回路遮断器。

Claims (5)

  1. 筺体に収納され電路に接続される固定接触子と、この固定接触子に対向して設けられた可動接触子と、この可動接触子に連結されたリンク機構と、このリンク機構を操作するハンドルとを備え、上記ハンドルを回動させたときに上記可動接触子が上記固定接触子に離接する回路遮断器において、上記リンク機構と、軸により回動自在に支持され樹脂部品である上記ハンドルと、上記リンク機構と上記ハンドルが回動し得るように両側から挟持する互いに分離可能な2枚のフレームとで構成される開閉機構部を、上記筐体に配設された位置決め手段に係合させた状態で上記筐体に分離可能に固定させ、リサイクルを容易に行い得るようにしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 2枚の上記フレームを所定の間隔に保持するスペーサを備えたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 上記スペーサの両端に嵌合用凹部又は凸部を備え、これらを2枚の上記フレームに対応して設けた嵌合用凸部又は凹部に嵌合させたことを特徴とする請求項2記載の回路遮断器。
  4. 2枚の上記フレームのいずれか1方に、2枚の上記フレームを所定の間隔に保持するストッパーを一体的に構成させたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  5. 上記ストッパーに係合部または係合凹部を設け、これを上記フレームの板厚部に対応して設けた係合部または係合凸部に係合させたことを特徴とする請求項4記載の回路遮断器。
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