JP4325482B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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この発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは開閉機構部を動作せしめるトリップバー、あるいは開閉機構部の動作を伝達させる警報出力接点切換バーの強度を保ったまま、これら、例えば樹脂成形品であるバーをフレームに支承させることができる回路遮断器に関する。
回路遮断器には、この回路遮断器に具備されたハンドルを操作することで電路の開閉、いわゆるスイッチの機能の他に、過電流が流れることによる電線や負荷機器の焼損を未然に防止するために電路を遮断する役目がある。この遮断は、一般的には、過電流が流れることによって発生する熱や磁束によって動作する過電流引きはずし素子の変位を、互いに相対向するフレームに支承されたトリップバーを介して、このフレーム内に配設された開閉機構部へ伝達させることで行なわれている。
また、回路遮断器がトリップした際、この回路遮断器に備えられた警報出力接点を介してランプやブザーによって、電路の異常を電気管理者などに知らせるようにしているが、この場合も、開閉機構部のトリップ動作をフレームに支承された警報出力接点切換バーを介して、警報出力接点へ伝達させることで行なわれている。
従来の回路遮断器においては、トリップバーや警報出力接点切換バーといったこれらバーを、互いに相対向するフレームに支承させる手段として、最も簡便な方法は、双方のフレームに設けた同心円状の孔にピンを介してバーを留めればよいが、この場合、部品点数が増えることはもちろんのこと、ピンの抜け止めがなく、特に開閉機構部にバーを具備、すなわち回路遮断器の筐体に設置する前の半完成品の状態での運搬・保管に適さないという問題がある。そこで、双方のフレームに円形の軸受孔と、この軸受孔を双方のフレームの端面に開口させる、軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けを設けるとともに、バーに対しては、切欠けの幅よりも狭い薄肉部を、双方のフレームの切欠けと相対する位置に設け、この薄肉部を切欠けに挿入した後、バーを回転、つまり薄肉部と切欠けがほぼ直交することで、双方のフレームにバーが支承される構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−31951号公報(第2頁右欄第37行〜第46行、第1図)
従来の回路遮断器では、切欠けを通して軸受孔にバーの支持部を挿入していたため、この支持部が円筒軸に対し薄肉とならざるを得ず、強度的な問題点を抱えていた。この薄肉化を避けるために支持部の肉盛りを強化することになるが、肉盛りすればするほど、切欠けの幅が広がってくる。すると、バーを回転させた際に、双方のフレームに設けた軸受孔と切欠けの接続点、いわゆるエッジと衝突し、バーの支持部の摩耗に繋がりかねない。したがってバーの回動角度を規制(特許文献1では30度未満(第2頁右欄第50行)としている)するわけであるが、例えば、このバーを回転させるのに必要な荷重が同じであるとき、より多くこのバーが移動できる方が、この荷重を下げることができ、設計の自由度が高まるとともに、ひいては製品の小形化に貢献できることから、バーの回動角度は大きければ大きいほどよい。かといって回動角度を増やす、つまり切欠けをむやみに狭めることは支持部の薄肉化を助長させることになり、曲げ応力が極端に低下するといった、冒頭の強度的な問題点に陥ることになってしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、バーの回動角度を制限することなく自由に設定できながら、なおかつこのバーの強度を十分確保しつつ、双方のフレームに支承させた回路遮断器を得ることを目的とするものである。
この発明に係る回路遮断器においては、過電流引きはずし素子の変位を開閉機構部へ伝達させることで、この開閉機構部をトリップ状態にせしめるトリップバーを、円形の軸受孔と、この軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けを設けた双方のフレームに挿入する際、このトリップバーの略中央部以外の端部を、切欠けの幅よりも狭い薄肉部にしておき、この薄肉部を切欠けに挿入した後、略中央部の円筒軸からなる支持部を、双方のフレームの軸受孔に軸支される位置まで平行移動させるように構成されたものである。
また、この発明に係る回路遮断器においては、開閉機構部のトリップ動作を警報出力接点へ伝達させることで、この警報出力接点の接触状態を変化せしめる警報出力接点切換バーを、トリップバーと同様の方法で双方のフレームに支承させるように構成されたものである。
この発明は以上説明したように、互いに相対向するフレームの間に配設された開閉機構部と、過電流が流れたときに発生する熱、あるいは磁束によって動作する過電流引きはずし素子と、該回路遮断器の各極の上記過電流引きはずし素子に沿うように配置され、かつ少なくとも上記過電流引きはずし素子の1極分に相当する長さを有したトリップバーとを備え、上記双方のフレームに円形の軸受孔と、上記軸受孔を上記双方のフレームの端面に開口させる上記軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けとを設けるとともに、上記トリップバーの略中央部に円筒軸からなる支持部を設け、上記支持部が上記軸受孔に軸支されるように構成された回路遮断器において、上記トリップバーの略中央部以外の端部に、上記切欠けの幅よりも小さい幅狭部が形成され、上記幅狭部を上記切欠けに沿わせて上記軸受孔に挿入したのち、上記支持部が上記軸受孔に軸支される位置まで平行移動させることで、上記トリップバーが上記双方のフレームに支承されるように構成したので、十分な強度を確保しつつ、回動角度の制限がない上記トリップバーを組み込んだ回路遮断器を得ることができる。
また、互いに相対向するフレームの間に配設された開閉機構部と、過電流が流れたときに発生する熱、あるいは磁束によって動作する過電流引きはずし素子と、上記過電流引きはずし素子が動作し、上記開閉機構部がトリップ状態になったときに、上記開閉機構部の動きを、該回路遮断器に備えた警報出力接点に伝達する警報出力接点切換バーとを備え、上記双方のフレームに円形の軸受孔と、上記軸受孔を上記双方のフレームの端面に開口させる上記軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けとを設けるとともに、上記警報出力接点切換バーの略中央部に円筒軸からなる支持部を設け、上記支持部が上記軸受孔に軸支されるように構成された回路遮断器において、上記警報出力接点切換バーの略中央部以外の端部に、上記切欠けの幅よりも小さい幅狭部が形成され、上記幅狭部を上記切欠けに沿わせて上記軸受孔に挿入したのち、上記支持部が上記軸受孔に軸支される位置まで平行移動させることで、上記警報出力接点切換バーが上記双方のフレームに支承されるように構成したので、十分な強度を確保しつつ、回動角度の制限がない上記警報出力接点切換バーを組み込んだ回路遮断器を得ることができる。
図1は回路遮断器の破断側面図、図2は開閉機構部を拡大して示す斜視図、図3は図1における開閉機構部を成す各部品の構成図であり、(a)は図1および図2と同様、閉状態(以下、ONと略す)、(b)はトリップ状態を示す。また、図4は、警報出力接点切換バー(以下、AL切換バーと略す)の組立斜視図である。
図1において、ベース1およびカバー2は回路遮断器101の筐体を構成するもので、合成樹脂材で形成されている。開閉機構部102はフレーム103の間に挟持(図2も参照)されており、同様にやはり合成樹脂材で形成されているハンドル3もハンドル軸3aがフレーム103によって挟持されている。このハンドル3は、カバー2のハンドル用窓孔2aからカバー2の表面に突出しており、外部から手によって操作可能であることは周知の通りである。開閉接触子部104は、本実施の形態においては、橋絡形2接点方式と称する構成のものであるが、可動接触子に具備した可動接点と反対側の一端を回動中心とした、いわゆる一般の1接点方式であっても構わない。過電流引きはずし素子105は電路(図示せず)に接続された電源側端子4、および負荷側端子5を介して過電流が流れたときに動作し、この動作をトリップバー6を介して、開閉機構部102に与えることで、この開閉機構部102がトリップ状態となり、開閉接触子部104が開放状態となる。なお、図面上、開閉接触子部104の状態から一目瞭然ではあるが、ハンドル3が紙面上、電源側端子4が配置されている右側に傾いていることから、回路遮断器101はON状態であることは周知の通りである。
図2に示すように、フレーム103は、例えば、厚さ1mmの鋼板を、ほぼ対称的に形成された一対のフレーム板7および8を向かい合わせに組んだものであり、ねじ孔7aおよび8aによりベース1に螺着される。なお、このフレーム103は1枚の鋼板をU曲げによって形成されるものであってもよい。前述の通り、開閉機構部102は、フレーム板7および8の間にリンク機構やハンドル軸3aにより支承されたハンドル3が挟持されることで構成されるが、内容については、この発明の要部をなすものではないため、その説明は省略する。押し板9はリンク機構に接続されており、一端に設けた可動接触子10を2組の固定接触子(図示せず)に離接させることで、電路の開閉を行なっている。なお、紙面上、手前側から奥行側に向けて、右極、中極、左極となるが、2組の固定接触子のそれぞれに対応する電源側端子4、および負荷側端子5については、中極以外はその表示を省略している。フレーム板7および8にはトリップバー用軸受孔7b(図示せず)および8bが同心円状に設けられており、この孔を利用してトリップバー6が支承されている。このトリップバー6は図からもわかるように、過電流引きはずし素子105に沿う(図1参照)ように、また各極に配置された過電流引きはずし素子105の動きを漏れなくキャッチするために、各極に跨る寸法、具体的には押し板9とほぼ同等の寸法を有している。なお、7dおよび8dはAL切換バー用軸受孔であるが、この孔に支承されるAL切換バーについては後述とし、この図においてはその表示も省略している。
続いて動作について、トリップバー6およびAL切換バー11の動きを中心に図3(a)および(b)に基いて説明する。なお図3は、図1より主に開閉機構部102を抽出した図であるが、各部材の動きをわかり易くするために、(a)(b)いずれもフレーム板8の表示は省略している。ハンドル3の位置、あるいは可動接触子10と固定接触子12が接触していることから、図3(a)はON状態を示している。この状態では、トリップバー6の突起6aとラッチ13のトリップ係止部13aが係合しているとともに、AL切換バー11の突起11aとラッチ13のトリップ検出部13bの間にはギャップを有するように、それぞれ位置している。
過電流が流れ、過電流引き外し素子105(この図では表示を省略している)が動作すると、トリップバー6の受け部6bが図3(a)紙面上、右方向に押され時計方向に回動する。すると、図3(b)に示すように、ラッチ13がラッチ支承軸14を回動中心に紙面上、時計方向に回動し、この結果、押し板9が紙面上、下方向に移動し、可動接触子10と固定接触子12が開離することで、電路が遮断され、電線や負荷機器の焼損を未然に防いでいる。なお、このラッチ13の回動から押し板9の移動に至るまでの一連の動きは、この発明の要部をなすものではないため、その説明は省略する。一方、ラッチ13が回動することで、トリップ検出部13bも、紙面上、右方向に移動し、AL切換バー11の突起11aと衝突する。すると、AL切換バー11が反時計方向に回動、すなわちスイッチ押動部11bが紙面上、左方向に移動する。したがって、図示していないが、スイッチ押動部11bの近傍に、例えば、マイクロスイッチを配設しておき、このスイッチ押動部11bの変位をマイクロスイッチに伝えることで、マイクロスイッチの接点が切り換わり、このマイクロスイッチに接続したリード線を介して、外部に警報出力、つまり回路遮断器101が過電流でトリップしたことを知らしめることができる。
次に、この発明の要部をなす、トリップバー6およびAL切換バー11のフレーム103への支承方法について、図4に基き説明する。なお、図4は、AL切換バー11側、すなわち電源側から見た図であるが、トリップバー6の支承方法も基本的にAL切換バー11と変わらないため、ここでは、AL切換バー11について述べる。なお、支承状態をわかり易くするため、開閉機構部102の表示を省略し、単にフレーム板7および8を組み合わせた状態で示しているが、当然の如く、開閉機構部102が具備されたあとに、トリップバー6およびAL切換バー11が組み込まれ、さらに作業性の向上を考えた場合、開閉機構部102を具備したフレーム103をベース1に螺着したあとであっても構わない。また、図中、(a)〜(d)は取付順序を示している。
図4(a)において、フレーム板7および8には、それぞれAL切換バー用軸受孔7dおよび8d(トリップバー6の場合、7bおよび8b)が同心円状に設けられており、このAL切換バー用軸受孔7dおよび8dの内径よりも短いAL切換バー用切欠け7eおよび8e(トリップバー6の場合、7cおよび8c)が、フレーム板7および8の端面に対し開口させるように設けられている。一方、AL切換バー11は、略中央部に完全な円筒軸からなる支持部11c(トリップバー6の場合、6c)と、この支持部11cの両側の端部に位置する幅狭部11d(トリップバー6の場合、6d)とで構成される。また、支持部11cには、幅狭部11dと略水平方向の位置関係にある突起11aが、幅狭部11dには、その両端にスイッチ押動部11bが、それぞれ設けられている。なお、このスイッチ押動部11bは、トリップバー6においては、受け部6bとなり、例えば、図2で示したように、回路遮断器101が3極品であった場合は、この極数に応じた3個の受け部6bが、過電流引きはずし素子105と相対する位置に設けられることになる。
幅狭部11dは、AL切換バー用切欠け7eおよび8eの幅(いわゆる開口寸法)より薄くなっており、図4(b)に示すように、スイッチ押動部11bがAL切換バー用切欠け7eおよび8eと干渉しないように、幅狭部11dをAL切換バー用切欠け7eおよび8eを通して、支持部11cとAL切換バー用軸受孔7dおよび8dが同心円状になるまで挿入する。この場合、仮にフレーム103が既にベース1に螺着されていたならば、図1に示すように、ベース1とカバー2の合わせ面は、AL切換バー用軸受孔7dおよび8d(トリップバー用軸受孔7bおよび8bも含む)より、紙面上、下側に位置していなければならないことは言うまでもない。
図4(b)の状態から、AL切換バー11を紙面上、左方向に、突起11aがフレーム板7および8の間に位置するまで移動させる(図4(c)参照)。さらに、図3で示したような状態にAL切換バー11を位置させるために、図4(c)においてA方向から見て反時計方向にAL切換バー11を90度回転させることで、AL切換バー11の支承が完了する(図4(d)参照)。なお、このとき、トリップバー6の略中央に、3極品の回路遮断器101の中極に相当する受け部6bを設計上、配置せざるを得ない場合には、例えば、トリップバー6の略中央に四角の孔を設けておき、図4(d)の状態で、受け部6bと突起6aが一体成形された部品を圧入してやればよい。したがって、AL切換バー11のフレーム103への支承箇所が完全な円筒軸からなる支持部11cであるため、円滑に動作させることができるとともに、強度的にも安定しており、特にトリップバー6においては、その両端に受け部6bが配置されるケースが多く、過電流引きはずし素子105の動作による大きな力が、あるいは図示していないが、外部から電圧を印加することで回路遮断器101をトリップさせる電圧引きはずし装置を内蔵した場合では、この電圧引きはずし装置に具備されたプランジャーの磁束による大きな吸引力が、それぞれ受け部6bに与えられることになり、結果的に支持部11cは曲げモーメントが最大となるが、前述したように、この支持部11cは、薄肉部や切欠きなどが一切ない完全なる円形状を成しているので、この曲げモーメントに対して安定した状態で、トリップバー6あるいはAL切換バー11を回転させることができる。このように、支持部11cが完全な円筒軸であれば、曲げモーメントを低く抑えることができ、このことは支持部11cそのものの小径化、さらにはこの小径化による幅狭部11dの薄肉化に繋がり、トリップバー6あるいはAL切換バー11の小形化、または材料費の低減を図ることができる。
また、支持部11cが完全な円筒軸であるということは、トリップバー6あるいはAL切換バー11の回動角度に規制をかける必要が無いので、トリップバー6あるいはAL切換バー11に荷重を与える部材、すなわち過電流引きはずし素子105の変位量や前述した電圧引きはずし装置の吸引力に対する設計の自由度が高まるとともに、回路遮断器101自体の小形化を図ることも可能となる。
さらに、開閉機構部102との連携、具体的には、ラッチ13のトリップ係止部13a、あるいはトリップ検出部13bとの係合に、必要不可欠な突起6aあるいは突起11aをフレーム板7および8の間に位置させたことで、トリップバー6あるいはAL切換バー11の抜け止めを簡易な方法で実現させており、トリップバー6あるいはAL切換バー11の形状を複雑化させることなく、かつトリップに至る一連の動作をスムーズに行なう構造を得ることができる。なお、回路遮断器101の使命上、トリップバー6は必ず具備させておく必要があるが、AL切換バー11については、例えば電気管理者の要求に応じて、具備させるものであってもよい。また、本発明においては、回路遮断器101のトリップの動作に応じたバーの支承方法について述べたが、そのバーの支承方法が同じであれば、例えば、押し板9の動作に対応、すなわち回路遮断器101の開閉状態を外部に知らしめる補助出力接点へ伝達させる補助出力接点切換バーにも適用できることは言うまでもない。
この発明の実施の形態を示す破断側面図である。 この発明の実施の形態を示す開閉機構部の斜視図である。 この発明の実施の形態を示す開閉機構部の内部構成を示した側面図であり、(a)はON状態、(b)はトリップ状態である。 この発明の実施の形態を示すAL切換バーの組立斜視図であり、(a)〜(d)はその組立手順である。
符号の説明
6 トリップバー、6a 突起、6c 支持部、6d 幅狭部、7・8 フレーム板、
7b・8b トリップバー用軸受孔、7c・8c トリップバー用切欠け、
7d・8d AL切換バー用軸受孔、7e・8e AL切換バー用切欠け、
11 AL切換バー、11a 突起、11c 支持部、11d 幅狭部、13 ラッチ、
101 回路遮断器、102 開閉機構部、103 フレーム、
105 過電流引きはずし素子。

Claims (5)

  1. 互いに相対向するフレームの間に配設された開閉機構部と、過電流が流れたときに発生する熱、あるいは磁束によって動作する過電流引きはずし素子と、該回路遮断器の各極の上記過電流引きはずし素子に沿うように配置され、かつ少なくとも上記過電流引きはずし素子の1極分に相当する長さを有したトリップバーとを備え、上記双方のフレームに円形の軸受孔と、上記軸受孔を上記双方のフレームの端面に開口させる上記軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けとを設けるとともに、上記トリップバーの略中央部に円筒軸からなる支持部を設け、上記支持部が上記軸受孔に軸支されるように構成された回路遮断器において、
    上記トリップバーの略中央部以外の端部に、上記切欠けの幅よりも小さい幅狭部が形成され、上記幅狭部を上記切欠けに沿わせて上記軸受孔に挿入したのち、上記支持部が上記軸受孔に軸支される位置まで平行移動させることで、上記トリップバーが上記双方のフレームに支承されることを特徴とする回路遮断器。
  2. 支持部に幅狭部の平面と略水平方向に突起を設け、上記支持部が双方のフレームに支承されているときに、上記突起が上記双方のフレームの間に位置し、トリップバーの軸方向の移動を規制するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 突起は開閉機構部を構成するラッチと係合し、過電流が流れたときに、過電流引きはずし素子の動作によりトリップバーが回動することで、上記突起と上記ラッチの係合が外れ、上記開閉機構部がトリップ状態になるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 互いに相対向するフレームの間に配設された開閉機構部と、過電流が流れたときに発生する熱、あるいは磁束によって動作する過電流引きはずし素子と、上記過電流引きはずし素子が動作し、上記開閉機構部がトリップ状態になったときに、上記開閉機構部の動きを、該回路遮断器に備えた警報出力接点に伝達する警報出力接点切換バーとを備え、上記双方のフレームに円形の軸受孔と、上記軸受孔を上記双方のフレームの端面に開口させる上記軸受孔の内径よりも幅の狭い切欠けとを設けるとともに、上記警報出力接点切換バーの略中央部に円筒軸からなる支持部を設け、上記支持部が上記軸受孔に軸支されるように構成された回路遮断器において、
    上記警報出力接点切換バーの略中央部以外の端部に、上記切欠けの幅よりも小さい幅狭部が形成され、上記幅狭部を上記切欠けに沿わせて上記軸受孔に挿入したのち、上記支持部が上記軸受孔に軸支される位置まで平行移動させることで、上記警報出力接点切換バーが上記双方のフレームに支承されることを特徴とする回路遮断器。
  5. 支持部に幅狭部の平面と略水平方向に突起を設け、上記支持部が双方のフレームに支承されているときに、上記突起が上記双方のフレームの間に位置し、警報出力接点切換バーの軸方向の移動を規制するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の回路遮断器。
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