JP2005044755A - 回路遮断器用速結端子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回路遮断器への組み込み作業の自動化が容易な回路遮断器用速結端子装置を提供する。
【解決手段】 それぞれ1個の接点に電気的に接続され且つ外部の電線が接続される2個の端子部と、絶縁材料からなり2個の端子部の間に介在して端子部の間の絶縁を確保する中間ケース7とを備える。各端子部は、固定接点2A,2Bに電気的に接続された端子板11,12と、外部の電線を端子板との間に鎖錠する鎖錠ばね13と、鎖錠ばね13に鎖錠された電線に押圧されて位置を変化させる表示体17とを備える。鎖錠ばね13と表示体17とを、それぞれ端子板によって中間ケース7に組み付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、2極型の回路遮断器に電線を接続する回路遮断器用速結端子装置に関するものである。
従来から、2対の接点を有する2極型の回路遮断器に組み込まれ、電線が接続される回路遮断器用速結端子装置(以下、「速結端子装置」と呼ぶ。)が提供されている。この種の速結端子装置は、それぞれ接点に電気的に接続されて電線が接続される2個の端子部と、絶縁材料からなり端子部の間に介在して絶縁を確保する中間ケースとを備える。各端子部は、接点に電気的に接続された端子板と、電線を端子板との間に鎖錠する鎖錠ばねと、鎖錠ばねに鎖錠された電線に押圧されて位置を変化させる表示体とを備える(例えば、特許文献1参照)。
上記の速結端子装置を回路遮断器に組み込むには、端子板と、鎖錠ばねと、表示体と、中間ケースとを個別に器体に組み付けていた。
特開2001−15007号公報(第3−10頁、第1図)
しかし、上記従来の構成では、2個の端子板と、2個の鎖錠ばねと、2個の表示体と、中間ケースとのそれぞれを組み付けるために個別の工程が必要となるため、組立性が低く、組み立ての自動化が難しかった。例えば、回路遮断器の器体が速結端子装置を挟んで互いに結合する2個の部材からなる場合、速結端子装置を器体に組み込むには、器体の一方の部材に、端子板と鎖錠ばねと表示体とを組み付けた後に中間ケースを組み付け、次に中間ケースに鎖錠ばねと表示体と端子板とを組み付け、その後器体の他方の部材を結合させるという手順が必要であった。このように必要な手順が多いと、自動化した場合に途中でトラブルが発生して製造ラインを停止させる必要が生じる可能性も高くなってしまう。このため、回路遮断器への組み込み作業の自動化が難しかった。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路遮断器への組み込み作業の自動化が容易な回路遮断器用速結端子装置を提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ一対の接点を有する2組の接点部を備える2極型の回路遮断器の器体に収納される回路遮断器用速結端子装置であって、それぞれ一方の接点部の一方の接点に電気的に接続され且つ外部の電線が接続される2個の端子部と、絶縁材料からなり2個の端子部の間に介在して端子部の間の絶縁を確保する中間ケースとを備え、各端子部は、接点に電気的に接続された端子板と、外部の電線を端子板との間に鎖錠する鎖錠ばねと、回路遮断器の器体の外側に露出する表示部を有し鎖錠ばねに鎖錠された電線に押圧されて位置を変化させる表示体とを備え、各端子板は、それぞれ中間ケースに結合する結合部と、鎖錠ばねを中間ケースとの間に保持する鎖錠ばね保持部と、表示体を中間ケースとの間に保持する表示体保持部とを有することを特徴とする。
この構成によれば、鎖錠ばねと表示体とを端子板によって中間ケースに結合させてブロック化した状態で器体に収納することができるため、従来例のように鎖錠ばねと表示体と端子板と中間ケースとを個別に回路遮断器に組込む場合に比べて回路遮断器への組み込み作業の自動化が容易である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、鎖錠ばねに電線が鎖錠されていない状態での位置へ復帰するように表示体を付勢する復帰ばねを備え、回路遮断器の器体内の接点部が収納された空間を器体外に連通させ接点部で発生するガスの流路となる排気部を中間ケースに設け、復帰ばねを、中間ケースの排気部から離れた位置に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、接点部で発生するガスを排気部を通じて器体外に逃がすことができ、且つ復帰ばねをガスの流路から離してあるから、接点部で発生するガスによる復帰ばねの劣化を防ぐことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、鎖錠ばねに電線が鎖錠されていない状態での位置へ復帰するように表示体を付勢する復帰ばねを表示体と一体に形成したことを特徴とする。
この構成によれば、復帰ばねを表示体と別体に形成する場合に比べ、復帰ばねを組み付ける工程が不要となり工数が減少するから、組立性が向上する。
本発明によれば、鎖錠ばねと表示体とを端子板によって中間ケースに結合させてブロック化した状態で器体に収納することができるから、従来例のように鎖錠ばねと表示体と端子板と中間ケースとを個別に回路遮断器に組込む場合に比べて回路遮断器への組み込み作業を容易に自動化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を用いながら説明する。
まず、本実施形態が用いられる回路遮断器について説明する。回路遮断器は、図2に示すように、固定接点2A,2Bと、各固定接点2A,2Bに接離(接触・開離)自在に対向する可動接点3A,3Bを固着した2つの可動接触子4A,4Bと、これら2つの可動接触子4A,4Bを駆動する開閉機構とを器体1内に備えたものである。以下、方向は図2を基準とし、図2の紙面手前側を前方と呼ぶ。ここで、器体1は前後に結合する2部材からなり、図2は前側の部材を取り除いた状態を示している。本実施形態の固定端子用速結端子装置(以下、「速結端子装置」と呼ぶ。)は固定接点2A,2Bを有し、固定接点2A,2Bが上下に並ぶように器体1の右端部に収納されている。
開閉機構は、過電流が流れたときに可動接点3A,3Bを固定接点2A,2Bから引き外す過電流引外し装置47を有する。また、開閉機構は、ハンドル6と、ハンドル6を可動接触子4Aに連結する連結部材43と、可動接触子4Bを可動接触子4Aに連動させるための駆動部材40とを有し、ハンドル6の投入・開放操作により各可動接点3A,3Bを各固定接点2A,2Bに接離させることができるようになっている。
連結部材43は、金属板により略台形に形成され下底両端部にガイド穴45a,45bが貫設されたガイド板45と、ねじりコイルばねからなり両端部が軸方向に折り曲げられそれぞれガイド穴45a,45bに挿入された接圧ばね44とを備える。ここで、ガイド板45の上側のガイド穴45aは丸孔とする一方で、接圧ばね44を撓み可能とするために、下側のガイド穴45bは長軸の軸方向をガイド板45の下底に平行とした長孔としてある。
ハンドル6は、操作部6aと回動部6bとハンドル軸6cとで構成され、器体1の上面に開口する窓孔1aに操作部6aが臨むとともに、回動部6bの両側面の前後の面の中央から前後に突出したハンドル軸6cがそれぞれ器体1に枢支されることによって器体1に対して回動自在となっている。また、ハンドル6にはねじりコイルばねからなるハンドル付勢ばね51が装着され、このハンドル付勢ばね51によって、ハンドル6は図2に示すように操作部6aが器体1に対して起立した位置へ復帰するように付勢される。
接圧ばね44の上端は、ガイド板45の一方のガイド穴45aを貫通してハンドル6の回動部6bの下端に設けた軸孔(図示せず)に回動自在に挿入され、接圧ばね44の下端は、他方のガイド穴45bを貫通して可動接触子4Aの長手方向略中央に連結され、連結部材43はハンドル6と可動接触子4Aとの動作に伴って器体1内で上下に移動自在となっている。
駆動部材40は絶縁性を有する合成樹脂により略矩形平板状に形成され、長手方向を上下方向に一致させて上下方向でスライド自在となるように器体1内に保持され、上端部には可動接触子4Aを結合させ、下端部には可動接触子4Bを結合させてある。駆動部材40の下端には、圧縮コイルばねからなる開極ばね53の上端部が連結されている。開極ばね53の下端部は器体1に連結され、駆動部材40は開極ばね53のばね力によって上方へ付勢されている。
可動接触子4Aは、剛体の導電金属板から構成され、右端部の下面に可動接点3Aがかしめ固定されている。可動接点3Aは固定接点2Aに対向しており、可動接触子4Aはハンドル6が操作されたときの連結部材43の上下動に連動して器体1内で上下に移動し、可動接点3Aを固定接点2Aに開離・接触させる。また、可動接触子4Aの上下動に伴って、駆動部材40も上下に移動する。
可動接触子4Bは導電性ばね薄板材からなり、駆動部材40が下向きに移動したときに駆動部材40から押力を受けて撓み、可動接点3Bを固定接点2Bに接触させる。駆動部材40が復帰して押力が解除されると、可動接触子4Bも復帰して可動接点3Bを固定接点2Bから離す。
過電流引外し装置47は、可動接触子4Aの左端部を係止(ラッチ)する突起状のラッチ部60を具備するラッチ部材58を有し、過電流が流れたときにラッチ部材58を介して可動接触子4Aを駆動することにより、可動接点3A,3Bを固定接点2A,2Bから引き外す。
過電流引外し装置47は、編組線79を介して可動接触子4Aに電気的に接続されている。ここで、器体1の左端には、それぞれ前後に開放された2個の凹部1b,1cが上下に並べて設けられており、器体1の左端部には、それぞれ凹部1b,1c内に挿入された導電バー(図示せず)を挟む刃受ばね81,78が配設されている。過電流引外し装置47は、分電盤内に配設される電圧側の導電バー(図示せず)を挟む下側の刃受ばね78に、導電板70を介して電気的に接続されている。
つまり、可動接触子3Aは、編組線79と過電流引外し装置47と導電板70とを介して、下側の刃受ばね78に電気的に接続されている。一方、可動接触子4Bは、分電盤内に配設される接地極の導電バー(図示せず)を挟む上側の刃受ばね81に導電体71を介して電気的に接続されている。
なお、このような構造を有する回路遮断器は従来周知であるから、詳細な構造及び動作の説明は省略する。
次に、本発明に係る速結端子装置について説明する。速結端子装置は、それぞれ固定接点2A,2Bに電気的に接続された端子板11,12と、電線を端子板11,12との間に鎖錠する鎖錠ばね13と、鎖錠ばね13に鎖錠された電線に押圧されて動作する表示体17とからなる2個の端子部が、絶縁材料からなる中間ケース7の前後にそれぞれ組み付けられてなる。中間ケース7の前後の面には、それぞれ端子部の下側と左右とを囲むコ字状の側壁7eが前後に突設されている。
中間ケース7の右上部には、それぞれ回路遮断器の器体1の内面に設けられた凹部(図示せず)に嵌合して中間ケースを位置決めする位置決め突起7cが前後に突設してある。さらに、中間ケース7の前後の面の右端部には、左右に開放された溝7dが設けてある。この溝7dは、鎖錠ばね13に鎖錠される電線が挿通される空間を器体1との間に形成する。ここで、表示体17の上端部と中間ケース7の右上端部とは、器体1の右上部に設けられた開口1dから露出し、使用者は表示体17の動きを見て電線の接続完了を知ることができる。つまり、表示体17の上端部が表示部である。
以下、端子部を構成する部品について詳しく説明する。図1に示すように、中間ケース7の前側の端子板11は、中央片11aと、中央片11aの左端から後方へ延設された側片(図示せず)と、側片の上端から上方へ延設され上端が左方へ曲がって先部の上面に固定端子2aがかしめ固定された固定接触子11cと、中央片11aの上下の端から後方に突設され互いに対向する対向片11d,11eと、上側の対向片11dの右端から右上方へ延設され先端部の前後方向の寸法が他の部位よりも大きく形成されたT字片11fとが連続一体に形成されてなる。
中間ケース7の後側の端子板12は、中央片12aと、中央片12aの左端から前方へ延設された側片12bと、下側の対向片12eの左端から左方へ延設され先部の上面に固定端子2bがかしめ固定された固定接触子12cと、中央片12aの上下の端から前方に突設され互いに対向する対向片12d,12eと、上側の対向片12dの右端から右上方へ延設され先端部の前後方向の寸法が他の部位よりも大きく形成されたT字片12fとが連続一体に形成されてなる。
各鎖錠ばね13はそれぞれ、下側の対向片11e,12eの上に載置され、電線を上側の対向片11d,12dとの間に鎖錠する鎖錠片13aと、電線を上側の対向片11d,12dに押し付ける押さえ片13bとを備える。
各表示体17には、それぞれ円形状の貫通孔17aが前後に貫設されており、中間ケース7の前後の面に突設された円柱状の支持突起7aがそれぞれ貫通孔17aに挿入されることによって表示体17は枢支されている。また、表示体17の貫通孔17aの左下には、鎖錠ばね13に鎖錠された電線の先端に当接するように表示体17の下方に突出した当接部17bが設けられている。当接部17bが電線に押圧されると、表示体17は支持突起7aを中心に図2での時計回りに回転する。また、表示体17の下端には、表示体17が図2での時計回りに回転するように手操作されたときに鎖錠ばね13の鎖錠片13aを上方から押圧して鎖錠を解除する解除突起17cが突設されている。解除突起17cは、電線を避けるように前後の寸法を当接部17bよりも小さくしてある。
また、弾性を有する線材からなり、中間ケース7に当接して、電線が挿入されていないときの位置へ復帰するように表示体17を付勢する復帰ばね21が表示体17に一体に設けられている。復帰ばね21は例えば直線状の線材を、図3に示すように表示体17の下端部にインサート成形等によって一体に形成した後に図4に示すように曲げることによって形成されている。なお、インサート成形と曲げ加工との順序を上記と逆にしてもよい。
ところで、本実施形態が用いられる回路遮断器では、短絡遮断時に接点間のアークによって発生するガスによって種々の不具合が生じるおそれがある。そこで、本実施形態では、表示体17を露出させる器体1の開口1dと上側の固定接点2Aが収納された空間とを連通させる隙間を器体1の内面との間に形成するように中間ケース7の上端部の形状を設定してある。この構成により、短絡遮断時に上側の固定接点2Aと可動接点3Aとの間に発生するガスは、表示体17を露出させる開口1dから排出されるようになっている。また、器体1の端子板12が位置する部位の右下には下側の固定接点2Bが収納された空間に連通した開口1eが設けてあり、短絡遮断時に下側の固定接点2Bと可動接点3Bとの間に発生するガスが、中間ケース7の側壁7eの下側を通じて開口1eから排出されるようになっている。つまり、中間ケース7の上部と側壁7eとが排気部である。さらに、短絡遮断時に発生するガスの流路が形成される位置は、回路遮断器から露出する表示体17の上端付近と上側の固定接点2Aとの間と、開口1eと下側の固定接点2Bとの間とであるが、本実施形態では復帰ばね21を端子板12よりも上側に位置する表示体17の下端部に設けることにより、上記ガスのいずれの流路からも離して配置している。このため、復帰ばね21の上記ガスによる劣化を防止することができる。
中間ケース7の各支持突起7aのそれぞれ下側には2個の円柱状の取付突起7bが突設され、各端子板11,12の中央片11a,12aにはそれぞれ2個の円形状の取付孔11g,12gが前後に貫設されていて、例えば取付孔11gに取付突起7bを挿入した後に、取付突起7bの先部を熱で変形させることによって図5及び図6に示すように端子板11,12と中間ケース7とを結合している。つまり、端子板11,12の中央片11a,12aが結合部となる。ここにおいて、一方の端子板11の端子部11cは側壁7eの上側を通って中間ケース7の左側に突出し、他方の端子板12の端子部12cは側壁7eの左下(図6の右下)部に設けられた切り欠き7fを通じて中間ケース7の左側に突出する。また、鎖錠ばね13の中間ケース7からの脱落は端子板11,12の中央片11a,12aによって防止される。つまり、端子板11,12の中央片11a,12aが鎖錠ばね保持部となる。さらに、各端子板11,12のT字片11f,12fは表示体17の解除突起17cを中間ケース7との間に挟んで表示体17の脱落を防止している。つまり、端子板11,12のT字片11f,12fによって表示体17の中央ケース7からの脱落が防止されるのであって、T字片11f,12fが表示体保持部である。
上記構成によれば、鎖錠ばね13と表示体17とが端子板11,12によって中間ケース7に組み付けられているから、例えば先に鎖錠ばね13と表示体17と端子板11,12とを中間ケース7に手作業で組み付けてブロック化しておくことによって、速結端子装置の回路遮断器への組み込み作業を容易に自動化することができる。また、2個の端子部の間の絶縁を保つための中間ケース7を端子部の一体化のために用いているので、端子部の一体化のための部品を別途に用意する場合に比べて製造コストを低減することができる。さらに、復帰ばね21を表示体17と一体に形成したことにより、復帰ばね21と表示体とを別体に形成する場合に比べて復帰ばね21を組み付ける工程が不要となって工数が減少し、組立性が向上している。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上が用いられる回路遮断器の器体を開いた状態を示す正面図である。 同上の表示体の製造方法を示す説明図である。 同上の表示体を示す正面図である。 同上を示す正面図である。 同上を示す背面図である。
符号の説明
2A,2B 固定接点
3A,3B 可動接点
7 中間ケース
7e 側壁
11,12 端子板
11a,12a 中央片
11f,12f T字片
13 鎖錠ばね
17 表示体
21 復帰ばね

Claims (3)

  1. それぞれ一対の接点を有する2組の接点部を備える2極型の回路遮断器の器体に収納される回路遮断器用速結端子装置であって、それぞれ一方の接点部の一方の接点に電気的に接続され且つ外部の電線が接続される2個の端子部と、絶縁材料からなり2個の端子部の間に介在して端子部の間の絶縁を確保する中間ケースとを備え、各端子部は、接点に電気的に接続された端子板と、外部の電線を端子板との間に鎖錠する鎖錠ばねと、回路遮断器の器体の外側に露出する表示部を有し鎖錠ばねに鎖錠された電線に押圧されて位置を変化させる表示体とを備え、各端子板は、それぞれ中間ケースに結合する結合部と、鎖錠ばねを中間ケースとの間に保持する鎖錠ばね保持部と、表示体を中間ケースとの間に保持する表示体保持部とを有することを特徴とする回路遮断器用速結端子装置。
  2. 鎖錠ばねに電線が鎖錠されていない状態での位置へ復帰するように表示体を付勢する復帰ばねを備え、回路遮断器の器体内の接点部が収納された空間を器体外に連通させ接点部で発生するガスの流路となる排気部を中間ケースに設け、復帰ばねを、中間ケースの排気部から離れた位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器用速結端子装置。
  3. 鎖錠ばねに電線が鎖錠されていない状態での位置へ復帰するように表示体を付勢する復帰ばねを表示体と一体に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回路遮断器用速結端子装置。
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