JP4393307B2 - モータアクチュエータ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータアクチュエータ及びこのモータアクチュエータが適用される画像形成装置に関する。
コピー・プリンタ等の画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の潜像担持体としての4個の感光体ドラムと、回転可能な複数の支持ローラに支持され前記各感光体ドラムに接触しながら移動する無端ベルト状の中間転写ベルトとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
また、このように画像形成装置では、中間転写ベルトを上記各感光体ドラムに対して一部非接触状態にするためのモータアクチュエータを備えている。このモータアクチュエータは、カラー印刷の際には中間転写ベルトを上記4色の感光体ドラム全てに接触させ、モノクロ印刷の際にはイエロー、マゼンタ、シアンの各感光体ドラムから中間転写ベルトを離間させるようになっている。これにより、カラー印刷又はモノクロ印刷に対応した所定のトナー像が中間転写ベルトの表面に形成されるようになっている。
さらに、このような画像形成装置では、中間転写ベルトと記録紙とを支持ローラとの間で押圧する転写ローラと、この転写ローラを駆動するためのモータアクチュエータとを備えている。このモータアクチュエータは、印刷中には転写ローラを中間転写ベルト側へ移動させる共に、印刷停止中は汚れ防止のため転写ローラを中間転写ベルトから離間させるようになっている。
ところで、上述の如きモータアクチュエータは、ハウジングケース内にモータが配置されると共に、このハウジングケースには、出力軸が回転可能に支持されており、モータの回転軸と出力軸とは複数のギヤを介して連結されている。さらに、このようなモータアクチュエータは、出力軸の回転位置の検出や回転の読み取りを行う光センサを備えており、この光センサは、上記複数のギヤ等に塗布される潤滑剤が付着することを避けるために、ハウジングケースの外側に配置されている。
このため、光センサの発光体と受光体との間を遮断するための光遮断部材が別途必要になり、部品点数の増加によるコストアップや、組付け工数の増加によるコストアップの原因となっている。また、上記光遮断部材がハウジングケースの外側で回転することになるため、他の部品や作業者の指等を巻き込む恐れがあり、装置破損の問題や作業者の安全確保の問題などがあった。
特開2001−242680号公報
本発明は、上記事実を考慮し、出力軸の回転位置などを検出するためにハウジングケースの内部に配置した光センサへの潤滑剤の付着を防止できるモータアクチュエータ及び該モータアクチュエータが適用されて構成される画像形成装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係るモータアクチュエータは、ハウジングケースの内部に設けられたモータと、前記ハウジングケースの内部に設けられ、互いに対向する発光体及び受光体を有する光センサと、前記ハウジングケースの内部に回転自在に支持され前記モータの回転力が伝達されて回転するギヤ部、及び、前記ギヤ部の軸線方向一側に設けられ前記ギヤ部と一体的に回転することで前記光センサの前記発光体と前記受光体との間を通過する光遮断リブを有する出力ギヤと、前記光遮断リブの回転方向における前記光センサの上流側に設けられ、前記光遮断リブに潤滑剤が付着した場合に、当該付着した潤滑剤を前記光遮断リブの回転に伴って除去する潤滑剤除去部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載のモータアクチュエータでは、ハウジングケースの内部に設けられたモータが回転すると、該ハウジングケースの内部に回転自在に支持された出力ギヤのギヤ部が回転する。この出力ギヤには、ギヤ部の軸線方向一側に光遮断リブが設けられており、この光遮断リブは、ギヤ部と一体的に回転することで、ハウジングケースの内部に設けられた光センサの発光体と受光体との間を通過する。これにより、出力ギヤの位置検出などを行うことができ、例えば、この出力ギヤに出力軸を同軸的かつ一体的に連結すれば、出力軸の位置検出などを行うことができる。
ここで、このモータアクチュエータでは、光遮断リブの回転方向における光センサの上流側に潤滑剤除去部が設けられている。この潤滑剤除去部は、例えば出力ギヤのギヤ部に塗布された潤滑油が光遮断リブに潤滑剤が付着した場合に、当該付着した潤滑剤を光遮断リブの回転に伴って除去する。したがって、光センサをモータ及び出力ギヤと共にハウジングケースの内部に設けた構成でありながら、光遮断リブを介して光センサの発光体及び受光体に潤滑剤が付着することを防止できる。これにより、例えば、光センサの発光体及び受光体に潤滑剤が付着することによる装置の誤作動等を防止できる。
請求項2記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1記載のモータアクチュエータにおいて、前記出力ギヤの前記ギヤ部と前記光遮断リブとの間に設けられ、前記ギヤ部に付着した潤滑剤を保持して前記光遮断リブへの付着を阻止する潤滑剤遮断部を備えた、ことを特徴としている。
請求項2記載のモータアクチュエータでは、出力ギヤのギヤ部と光遮断リブとの間には潤滑剤遮断部が設けられており、この潤滑剤遮断部は、ギヤ部に塗布された潤滑剤を保持して光遮断リブへの付着を阻止する。これにより、出力ギヤのギヤ部に塗布された潤滑剤が光遮断リブを介して光センサの発光体及び受光体に付着することを防止できる。
請求項3記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1記載又は請求項2記載のモータアクチュエータにおいて、前記潤滑剤除去部、前記光遮断リブの回転経路の両サイドに設けられている、ことを特徴としている。
請求項3記載のモータアクチュエータでは、光遮断リブの回転方向における光センサの上流側でかつ光遮断リブの回転経路の両サイドに潤滑剤除去部が設けられている。したがって、例えば、出力ギヤのギヤ部に塗布された潤滑剤が光遮断リブに付着した場合でも、光遮断リブが光センサへ向けて回転することで、光遮断リブに付着した潤滑剤は、潤滑剤除去部によって除去される。これにより、光センサの発光体及び受光体に潤滑剤が付着することを防止できる。
請求項4記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のモータアクチュエータにおいて、前記潤滑剤除去部は、前記光遮断リブに摺接する、ことを特徴としている。
請求項4記載のモータアクチュエータでは、潤滑剤除去部は光遮断リブに摺接するため、光遮断リブに潤滑剤が付着した場合でも確実に除去できる。
請求項5記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1乃至又は請求項4の何れか1項記載のモータアクチュエータにおいて、前記潤滑剤除去部は、前記除去した潤滑剤を排出する排出孔を備えた、ことを特徴としている。
請求項5記載のモータアクチュエータでは、潤滑剤除去部が除去した潤滑剤は、潤滑剤除去部に設けられた排出孔から排出される。したがって、潤滑剤が潤滑剤除去部に堆積することを防止できる。
請求項6記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載のモータアクチュエータにおいて、前記モータの回転軸に連結されると共に潤滑剤を塗布され、前記回転軸と一体的に回転する第1ギヤと、前記第1ギヤに噛合し前記第1ギヤの回転力が伝達されて減速回転するモータ側ギヤ部、及び、前記モータ側ギヤ部と同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられ前記モータ側ギヤ部と一体的に回転する出力側ギヤ部を有する中間ギヤと、を備え、前記出力ギヤは、前記中間ギヤの前記出力側ギヤ部の回転力が前記ギヤ部に伝達されて回転することを特徴としている。
請求項6記載のモータアクチュエータでは、ハウジングケースの内部に設けられたモータの回転軸が回転すると、この回転軸に連結された第1ギヤが回転し、第1ギヤにモータ側ギヤ部が噛合した中間ギヤが減速回転する。中間ギヤのモータ側ギヤ部には、出力側ギヤ部が同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられており、この出力側ギヤ部はモータ側ギヤ部と一体的に回転する。さらに、中間ギヤの出力側ギヤ部の回転力は、出力ギヤのギヤ部に伝達され、出力ギヤが回転する。この出力ギヤには、ギヤ部の軸線方向一側に光遮断リブが設けられており、この光遮断リブは、ギヤ部と一体的に回転することで、ハウジングケースの内部に設けられた光センサの発光体と受光体との間を通過する。これにより、出力ギヤの位置検出などを行うことができ、例えば、この出力ギヤに出力軸を同軸的かつ一体的に連結すれば、出力軸の位置検出などを行うことができる。
ここで、このモータアクチュエータでは、モータの回転軸に連結される第1ギヤに潤滑剤が塗布されるので、第1ギヤと中間ギヤのモータ側ギヤ部との噛合が円滑になる。また、中間ギヤにおいて、モータ側ギヤ部の回転力を出力ギヤに伝達する出力側ギヤ部は、上述の如く、モータ側ギヤ部に対して同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられている。このため、第1ギヤから中間ギヤのモータ側ギヤ部に付着した潤滑剤が、出力側ギヤ部に付着することを防止できるので、当然に出力側ギヤ部から出力ギヤのギヤ部に潤滑剤が付着することを防止できる。すなわち、このモータアクチュエータでは、中間ギヤの出力側ギヤ部と出力ギヤのギヤ部とは潤滑剤を塗布されないグリスレスの噛合いとなるが、モータの回転軸の回転は、第1ギヤと中間ギヤのモータ側ギヤ部とによって減速されて中間ギヤの出力側ギヤ部及び出力ギヤのギヤ部に伝達されるため、耐久性が低下することはない。
このように、このモータアクチュエータでは、出力ギヤのギヤ部に潤滑剤が付着することを防止できるので、当該ギヤ部及び光遮断リブを介して光センサの発光体及び受光体に潤滑剤が付着することを防止できる。
請求項7記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項6記載のモータアクチュエータにおいて、前記第1ギヤ及び前記中間ギヤと前記出力ギヤとの間を仕切る仕切板を備えた、ことを特徴としている。
請求項7記載のモータアクチュエータでは、第1ギヤ及び中間ギヤと出力ギヤとは、仕切板によって仕切られている。したがって、第1ギヤ及び中間ギヤのモータ側ギヤ部に付着した潤滑剤が飛散した場合でも、出力ギヤへの付着を防止できる。
請求項8記載の発明に係るモータアクチュエータは、請求項1乃至請求項7の何れか1項記載のモータアクチュエータにおいて、前記光センサは、前記ハウジングケースの正規の取付状態において前記出力ギヤの上面側に位置する、ことを特徴としている。
請求項8記載のモータアクチュエータでは、光センサは、ハウジングケースの正規の取付状態において出力ギヤの上面側に位置している。したがって、出力ギヤのギヤ部に付着した潤滑剤が下方に垂れた場合でも、光センサに付着することがない。
請求項9記載の発明に係る画像形成装置は、並設された複数の潜像担持体と、回転可能に設けられた複数の支持ローラに支持され、前記複数の潜像担持体に接触した状態で移動することで表面に所定のトナー像を形成されるベルト状の中間転写体と、前記支持ローラとの間で前記中間転写体と記録紙を押圧し、前記中間転写体表面の前記トナー像を前記記録紙に転写させる転写ローラと、前記中間転写体を前記複数の潜像担持体の一部に対して離間させる第1駆動源と、前記転写ローラを前記支持ローラから離間させる第2駆動源と、を備えた画像形成装置において、前記第1駆動源及び第2駆動源のうち少なくとも一方は、前記請求項1乃至請求項8の何れか1項記載のモータアクチュエータとされる、ことを特徴としている。
請求項9記載の画像形成装置では、中間転写体を複数の潜像担持体の一部に対して離間させる第1駆動源、及び、転写ローラを支持ローラから離間させる第2駆動源のうち少なくとも一方は、前記請求項1乃至請求項8の何れか1項記載のモータアクチュエータとされている。したがって好適である。
<第1の実施の形態>
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置10の構成が概略図にて示されている。
画像形成装置10は、一対の支持ローラ12、14に巻き掛けられて支持された中間転写体としての無端ベルト状の中間転写ベルト16を備えている。中間転写ベルト16は、支持ローラ12、14が回転することによって図1に示される矢印A方向に一定速度で移動するようになっている。
中間転写ベルト16の上側には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の潜像担持体としての4個のドラム状の感光体ドラム18Y、18M、18C、18Bが、中間転写ベルト16に接触した状態で並設されている。これらの感光体ドラム18Y、18M、18C、18Bは、帯電、露光、現像を行われることで外周部に所定のトナー像が形成されるようになっており、形成されたトナー像は中間転写ベルト16の表面に転写される。
一方、中間転写ベルト16の下側には、記録紙20を収容する用紙トレイ22が設けられている。用紙トレイ22における用紙排出部近傍には図示しない半月ローラが配設されており、この半月ローラによって記録紙20が一枚ずつ送り出されるようになっている。送り出された記録紙20は、図示しない搬送ローラによって支持ローラ12の方向へ搬送される。
支持ローラ12へ搬送された記録紙20は、支持ローラ12(中間転写ベルト16)と、支持ローラ12に並設された転写ローラ24との間に挿入されるようになっている。転写ローラ24は図示しない付勢部材によって常に支持ローラ12側へ付勢されており、転写ローラ24と中間転写ベルト16との間に挿入された記録紙20は、転写ローラ24によって中間転写ベルト16に押圧されるようになっている。これにより、中間転写ベルト16の表面に転写された前記トナー像が、記録紙20に転写される。
さらに、中間転写ベルト16(支持ローラ12)と転写ローラ24との間を通過した記録紙20は、図示しない定着器へ搬送され、この定着器によって記録紙20上の未定着トナー像が定着されるようになっている。
一方、この画像形成装置10は、感光体ドラム18Y、18M、18Cから中間転写ベルト16を離間させる第1駆動源としてのモータアクチュエータ26を備えている。このモータアクチュエータ26は、モノクロ印刷の際には、図示しない駆動機構を介して、中間転写ベルト16を感光体ドラム18Y、18M、18Cから離間させると共に、カラー印刷の際には、全ての感光体ドラム18Y、18M、18C、18Bに中間転写ベルト16を接触させるようになっている。
さらに、この画像形成装置10は、転写ローラ24を支持ローラ12(中間転写ベルト16)から離間させる第2駆動源としてのモータアクチュエータ28を備えている。このモータアクチュエータ28は、印刷停止中には、図示しない駆動機構を介して、転写ローラ24を支持ローラ12(中間転写ベルト16)から離間させることで転写ローラ24の汚れを防止すると共に、印刷中には、転写ローラ24の前記離間を解除して、転写ローラ24によって記録紙20を中間転写ベルト16へ押圧させるようになっている。
ここで、図2には、モータアクチュエータ26、28の全体構成が斜視図にて示されている。また、図3及び図4には、モータアクチュエータ26、28の主要部の構成が平面図にて示されている。
これらの図に示されるように、モータアクチュエータ26は、ハウジングケース30を備えている。ハウジングケース30は、ケース本体32とカバー34とを有している。このハウジングケース30は、画像形成装置10への正規の取付状態において、ケース本体32が上側で、カバー34が下側に位置する構成である。
ケース本体32の内部には、モータ36が設けられている。モータ36の回転軸38には、ウォームギヤである第1ギヤ40が一体的に連結されている。また、ケース本体32の内部には、第1ギヤ40の側方において中間ギヤ42が回転自在に支持されている。中間ギヤ42は、外周部にウォームホイール歯が形成されたモータ側ギヤ部44を有しており、このモータ側ギヤ部44は、第1ギヤ40に噛合している。これにより、第1ギヤ40が回転すると、中間ギヤ42が図3の矢印E方向へ減速回転するようになっている。
モータ側ギヤ部44の軸線方向一側には、平歯車である出力側ギヤ部46が設けられている。この出力側ギヤ部46は、モータ側ギヤ部44に対して同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられており、モータ側ギヤ部44と一体的に回転する。
出力側ギヤ部46の径方向において第1ギヤ40とは反対側には、平歯車である第2中間ギヤ48が設けられている。この第2中間ギヤ48は、出力側ギヤ部46に噛合した状態でケース本体32に回転自在に支持されている。これにより、中間ギヤ42が図3の矢印E方向へ回転すると、第2中間ギヤ48が図3の矢印F方向に減速回転するようになっている。
さらに、第2中間ギヤ48の径方向において中間ギヤ42とは反対側には、出力ギヤ50が設けられている。出力ギヤ50は、第2中間ギヤ48に噛合する平歯車であるギヤ部52を有しており、このギヤ部52の軸心部に一体的に設けられた出力軸54が、ケース本体32の上壁32Aに形成された軸受部56に回転自在に支持されている。これにより、第2中間ギヤ48が図3の矢印F方向に回転すると、出力ギヤ50が出力軸54と一体的に図3の矢印G方向に減速回転するようになっている。
また、出力ギヤ50には、ギヤ部52の軸線方向一側(軸受部56側)の端面において、断面半円状の光遮断リブ58がギヤ部52と一体的でかつ同心状に形成されている。光遮断リブ58は、ギヤ部52の周方向に沿った180度の範囲に設けられており、出力軸54周りにギヤ部52と一体的に回転するようになっている。この光遮断リブ58は、後述する光センサ64(例えば、フォトインタラプタなど)に対応している。
さらに、図5に示す如く、出力ギヤ50には、ギヤ部52と光遮断リブ58との間において、径方向に突出するツバ状の潤滑剤遮断部60が設けられている。潤滑剤遮断部60には、ギヤ部52の軸線方向他側(光遮断リブ58とは反対側)へ向けて開口する溝62が、全周にわたって形成されている。
一方、前述した光センサ64は、出力軸54(出力ギヤ50)の回転位置の検出や回転の読み取りを行うためのものである。この光センサ64は、出力ギヤ52の軸線方向一側(光遮断リブ58側)において、ケース本体32の上壁32Aに固定されており、互いに対向する発光部66及び受光部68を有している。これらの発光部66及び受光部68は、出力ギヤ50の光遮断リブ58の回転経路の両サイド(内周側と外周側)に設けられており、出力ギヤ50が回転することで、発光部66と受光部68との間を光遮断リブ58が通過するようになっている。
また、ケース本体32の上壁32Aには、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側でかつ光遮断リブ58の回転経路の両サイドに潤滑剤除去部70が設けられている。
図6に示す如く、潤滑剤除去部70には、出力ギヤ50の光遮断リブ58の回転経路に対応する位置に、スリット74が形成されており、スリット74の周辺の部位が光センサ64とは反対側へ向けて突出している。このスリット74の幅寸法Bは、光遮断リブ58の幅寸法Cよりも僅かに広く、光センサ64の発光体66と受光体68との間の距離寸法Cよりも狭く形成されている。出力ギヤ50の光遮断リブ58は、このスリット74の間を通過するようになっている。
なお、光センサ64を介して潤滑剤除去部70とは反対側には、グリス避けの壁72が設けられている。
一方、このモータアクチュエータ10では、上述した第1ギヤ40、中間ギヤ42のモータ側ギヤ部44、中間ギヤ42の出力側ギヤ部46、第2中間ギヤ48、及び出力ギヤ50のギヤ部52の各歯部には、それぞれ潤滑剤としてのグリスが塗布される構成である。
また一方、モータアクチュエータ28は、上述したモータアクチュエータ26と同一の構成とされている。
次に、本第1の実施の形態の作用を説明する。
上記構成の画像形成装置10では、記録紙20にモノクロの画像を印刷する際には、モータアクチュエータ26のモータ36に電力が供給され、モータ36の回転軸38が回転する。回転軸38が回転すると、第1ギヤ40が回転軸38と一体で回転し、第1ギヤ40にモータ側ギヤ部44が噛合した中間ギヤ42が図3の矢印E方向へ減速回転する。このため、中間ギヤ42の出力側ギヤ部46に噛合した第2中間ギヤ48が図3の矢印F方向へ減速回転すると共に、この第2中間ギヤ48にギヤ部52が噛合した出力ギヤ50が図3の矢印G方向へ減速回転し、この出力ギヤ50と一体で出力軸54が回転する。そして、出力ギヤ50の光遮断リブ58が光センサ64の発光体66と受光体68との間を通過することで、出力ギヤ50(出力軸54)の回転位置が検出され、出力軸54が図3の矢印G方向へ180度回転したことが検出された時点でモータ36の回転が停止される。これにより、図示しない駆動機構を介して、中間転写ベルト16が感光体ドラム18Y、18M、18Cから離間される。
一方、モータアクチュエータ28のモータ36にも電力が供給され、出力軸54が図3の矢印G方向へ回転されると共に、出力軸54が180度回転した時点でモータ36の回転が停止される。この状態では、転写ローラ24は、付勢部材の付勢力によって支持ローラ12側へ移動される。
また一方、感光体ドラム18Bには、帯電、露光、現像が行われてトナー像が形成され、形成されたトナー像は中間転写ベルト16の表面に転写される(一次転写)。さらに、用紙トレイ22内の記録紙20が転写ローラ24と支持ローラ12との間に挿入され、転写ローラ24によって中間転写ベルト16に押圧される。これにより、中間転写ベルト16からトナー像が記録紙20上に転写される(二次転写)。そして、記録紙20は、図示しない定着器へ搬送され、この定着器によって記録紙20上の未定着トナー像が定着される。
上述の如き印刷が終了すると、モータアクチュエータ28のモータ36には電力が供給され、出力軸54が図3の矢印G方向へ回転されると共に、出力軸54が180度回転した時点でモータ36の回転が停止される。これにより、モータアクチュエータ28は、図示しない駆動機構を介して、転写ローラ24を支持ローラ12(中間転写ベルト16)から離間させる。これにより、転写ローラ24の汚れが防止される。
また、この画像形成装置10では、記録紙20にカラーの画像を印刷する際には、モータアクチュエータ26のモータ36に電力が供給され、出力軸54が図3の矢印G方向へ回転されると共に、出力軸54が180度回転した時点でモータ36の回転が停止される。この状態では、中間転写ベルト16は全ての感光体ドラム18Y、18M、18C、18Bに接触する。
一方、モータアクチュエータ28のモータ36にも電力が供給され、出力軸54が図3の矢印G方向へ回転されると共に、出力軸54が180度回転した時点でモータ36の回転が停止される。この状態では、転写ローラ24は、付勢部材の付勢力によって支持ローラ12側へ移動される。
また一方、感光体ドラム18Y、18M、18C、18Bには、帯電、露光、現像が行われてトナー像が形成され、形成されたトナー像は中間転写ベルト16の表面に転写される(一次転写)。さらに、用紙トレイ22内の記録紙20が転写ローラ24と支持ローラ12との間に挿入され、転写ローラ24によって中間転写ベルト16に押圧される。これにより、中間転写ベルト16からトナー像が記録紙20上に転写される(二次転写)。そして、記録紙20は、図示しない定着器へ搬送され、この定着器によって記録紙20上の未定着トナー像が定着される。
上述の如き印刷が終了すると、モータアクチュエータ28のモータ36には電力が供給され、出力軸54が図3の矢印G方向へ回転すると共に、出力軸54が180度回転した時点でモータ36の回転が停止される。これにより、モータアクチュエータ28は、図示しない駆動機構を介して、転写ローラ24を支持ローラ12(中間転写ベルト16)から離間させる。これにより、転写ローラ24の汚れが防止される。
ここで、この画像形成装置10のモータアクチュエータ26、28では、出力ギヤ50のギヤ部52と光遮断リブ58との間には、径方向に突出するツバ状の潤滑剤遮断部60が設けられている。しかも、この潤滑剤遮断部60には、光遮断リブ58とは反対側へ開口する溝62が形成されているため、ギヤ部52に塗布されたグリスは、潤滑剤遮断部60の溝62によって保持され、光遮断リブ58への付着が阻止される。これにより、光センサ64の発光体66及び受光体68にグリスが付着することを防止できる。
また、この画像形成装置10のモータアクチュエータ26、28では、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側でかつ光遮断リブ58の回転経路の両サイドには、潤滑剤除去部70が設けられており、光遮断リブ58が通過するスリット74の幅寸法Bは、光遮断リブ58の幅寸法Cよりも僅かに広く、光センサ64の発光体66と受光体68との間の距離寸法Cよりも狭く形成されている。したがって、万一、光遮断リブ58にグリス等の異物が付着した場合でも、光遮断リブ58が光センサ64へ向けて回転することで、光遮断リブ58に付着したグリスは、潤滑剤除去部70によって除去される。これにより、光センサ64の発光体66及び受光体68にグリス等の異物が付着することを防止できる。
さらに、この画像形成装置10のモータアクチュエータ26、28では、光センサ64は、ハウジングケース30の正規の取付状態において出力ギヤ50の上面側(光遮断リブ58側)に位置する。したがって、出力ギヤ50のギヤ部52に塗布されたグリスが下方に垂れた場合でも、光センサ64に付着することがなく、好適である。
以上説明した如く、本第1の実施の形態に係る画像形成装置10のモータアクチュエータ26、28では、出力軸54の回転位置などを検出するためにハウジングケース30の内部に配置した光センサ64へのグリスの付着を防止できる。
したがって、このモータアクチュエータ26、28では、グリスの影響を受けやすいハウジングケース30の内部でも光センサ64の使用が可能となり、従来のモータアクチュエータにおいてハウジングケースの外側で回転する光遮断用の部材が不要になる。これにより、部品点数及び組付け工数を低減できると共に、組付けの際に他の部品や作業者の指等を巻き込む危険性が排除され、しかも、小スペース化を達成できる。
次に、本第1の実施の形態に係る出力ギヤ50の変形例について説明する。
(第1の変形例)
図7には、第1の実施の形態に係る出力ギヤ50の第1の変形例に係る出力ギヤ80の構成が側面図にて示されている。
図7に示す如く、出力ギヤ80は、前述した出力ギヤ50と基本的に同様の構成であるが、ギヤ部52と光遮断リブ58との間には、前述した潤滑剤遮断部60の代わりにギヤ部52の径方向に突出するツバ状の潤滑剤遮断部82が設けられている。この潤滑剤遮断部82は、前述した潤滑剤遮断部60における溝62が省略された構成となっている。
この出力ギヤ80においても、潤滑剤遮断部82によってギヤ部52に塗布されたグリスを保持して光遮断リブ58への付着を防止できる。
(第2の変形例)
図8には、第1の実施の形態に係る出力ギヤ50の第2の変形例に係る出力ギヤ84の構成が側面図にて示されている。
図8に示す如く、出力ギヤ84は、前述した出力ギヤ50と基本的に同様の構成であるが、ギヤ部52と光遮断リブ58との間には、前述した潤滑剤遮断部60の代わりにギヤ部52の周方向に沿って形成された溝(凹部)である潤滑剤遮断部86が設けられている。
この出力ギヤ84においても、潤滑剤遮断部86によってギヤ部52に塗布されたグリスを保持して光遮断リブ58への付着を防止できる。
(第3の変形例)
図9には、第1の実施の形態に係る出力ギヤ50の第3の変形例に係る出力ギヤ88の構成が側面図にて示されている。
図9に示す如く、出力ギヤ88は、前述した出力ギヤ50と基本的に同様の構成であるが、ギヤ部52と光遮断リブ58との間には、前述した潤滑剤遮断部60の代わりに光遮断リブ58に覆い被さる軸線方向が短い円筒状の潤滑剤遮断部90が設けられている。
この出力ギヤ88においても、潤滑剤遮断部90によってギヤ部52に塗布されたグリスを保持して光遮断リブ58への付着を防止できる。
次に、本第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の変形例について説明する。
(第1の変形例)
図10には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第1の変形例に係る潤滑剤除去部92を含む周辺部材の構成が平面図にて示されている。
図10に示す如く、潤滑剤除去部92は、前述した潤滑剤除去部70と基本的に同様の構成とされているが、潤滑剤除去部92には、厚さ方向中央部において、光遮断リブ58から除去したグリスを排出するための排出孔96が、その長手方向に沿って形成されている。
この潤滑剤除去部92においても、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を除去できる。しかも、排出孔96によって、スリット74の周辺にグリス等の異物が堆積することを防止できるので好適である。
(第2の変形例)
図11には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第2の変形例に係る潤滑剤除去部100を含む周辺部材の構成が平面図にて示されている。
図11に示す如く、潤滑剤除去部100は、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側でかつ光遮断リブ58の回転経路の両サイドに設けられた一対の除去壁104、106を備えている。これら一対の除去壁104、106は、光センサ64に近づくにつれて互いの間隔が狭くなるように平面視ハ字状に配置されている。また、一対の除去壁104、106には、厚さ方向に貫通する複数の排出孔108が形成されている。さらに、一対の除去壁104、106の光センサ64側の端部には、発光部66と受光部68の対向方向に沿って設けられたグリス避け壁110が接続されている。
この潤滑剤除去部100においても、一対の除去壁104、106によって、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を除去できる。しかも、一対の除去壁104、106により除去されたグリス等の異物は、排出孔108から排出されるので、一対の除去壁104、106にグリス等の異物が堆積することを防止できる。
(第3の変形例)
図12には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第3の変形例に係る潤滑剤除去部112を含む周辺部材の構成が平面図にて示されている。
図12に示す如く、潤滑剤除去部112は、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側でかつ光遮断リブ58の回転経路の両サイド(内周側と外周側)に設けられた複数の円柱113により構成されている。
この潤滑剤除去部112においても、円柱113によって光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を絡め取ることができる。
(第4の変形例)
図13には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第4の変形例に係る潤滑剤除去部114の構成が斜視図にて示されている。
図13に示す如く、潤滑剤除去部114は、スポンジ等により底壁116と一対の側壁118とを有する断面コ字形に形成された部材であり、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側でかつ光遮断リブ58の回転経路上に設けられている。潤滑材除去部114の一対の側壁118の間には、出力ギヤ50の光遮断リブ58が挿入されている。
この潤滑剤除去部114においても、光遮断リブ58が通過するたびに、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を除去することができる。
(第5の変形例)
図14には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第5の変形例に係る潤滑剤除去部120の構成が斜視図にて示されている。
図14に示す如く、潤滑剤除去部120は、光遮断リブ58の回転方向における光センサ64の上流側に設けられており、光遮断リブ58の内周面に摺接するゴムブレード122と、光遮断リブ58の外周面に摺接するゴムブレード124とによって構成されている。これら一対のゴムブレード122、124は、光遮断リブ58の回転方向下流側へ向けてギヤ部52から離間する方向に傾斜しており、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物をギヤ部52とは反対側へ移動させて払拭する。
この潤滑剤除去部120の場合、一対のゴムブレード122、124が光遮断リブ58に摺接する構成であるため、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を確実に除去できる。
(第6の変形例)
図15には、第1の実施の形態に係る潤滑剤除去部70の第6の変形例に係る潤滑剤除去部126の構成が斜視図にて示されている。
図15に示す如く、潤滑剤除去部126は、前述した潤滑剤除去部120における一対のゴムブレード122、124の代わりに、一対のブラシ128、130を備えた構成とされている。この潤滑剤除去部126においても、光遮断リブ58に付着したグリス等の異物を確実に除去できる。
なお、前述した潤滑剤除去部114、120、126は、単独で設ける構成としてもよいが、前述した潤滑剤除去部70、92、100、112のうちの何れかと組合せて設ける構成としてもよい。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与しその説明を省略する。
図16には、本発明の第2の実施の形態に係るモータアクチュエータ132の主要部の構成が平面図にて示されている。
図16に示す如く、モータアクチュエータ132は、前記第1の実施の形態に係るモータアクチュエータ26、28と基本的に同様の構成とされているが、出力ギヤ134は、前記第1の実施の形態に係る潤滑材遮断部60が省略された構成とされており、潤滑剤除去部70及びグリス避けの壁72も省略されている。また、ケース本体32には、第1ギヤ40及び中間ギヤ42と、出力ギヤ134とを仕切る仕切板136が設けられている。
このモータアクチュエータ132では、第1ギヤ40にのみグリスが塗布される構成である。
上記構成のモータアクチュエータ132では、第1ギヤ40にグリスが塗布されるので、第1ギヤ40と中間ギヤ42のモータ側ギヤ部44との噛合が円滑になる。また、中間ギヤ42において、モータ側ギヤ部44の回転力を出力ギヤ50に伝達する出力側ギヤ部46は、モータ側ギヤ部44に対して同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられている。このため、第1ギヤ40から中間ギヤ42のモータ側ギヤ部44に付着したグリスが、出力側ギヤ部46に付着することを防止できるので、当然に出力側ギヤ部46から出力ギヤ134のギヤ部52にグリスが付着することを防止できる。すなわち、このモータアクチュエータ132では、中間ギヤ42の出力側ギヤ部44と出力ギヤ134のギヤ部52とは潤滑剤を塗布されないグリスレスの噛合いとなるが、モータ36の回転軸38の回転は、第1ギヤ40と中間ギヤ42のモータ側ギヤ部44とによって減速されて中間ギヤ42の出力側ギヤ部46、第2中間ギヤ48、及び出力ギヤ134のギヤ部52に伝達されるため、耐久性が低下することはない。
このように、このモータアクチュエータ132では、出力ギヤ134のギヤ部52にグリスが付着することを防止できるので、当該ギヤ部52及び光遮断リブ58を介して光センサ64の発光体66及び受光体68にグリスが付着することを防止できる。
また、第1ギヤ40及び中間ギヤ42と出力ギヤ134とは、ケース本体32に設けられた仕切板136によって仕切られている。したがって、第1ギヤ40及び中間ギヤ42のモータ側ギヤ部44に付着したグリスが飛散した場合でも、出力ギヤ134への付着を防止できる。
なお、上記第2の実施の形態では、モータアクチュエータ132は、潤滑剤遮断部60、潤滑剤除去部70、グリス避け壁72が省略された構成としたが、これに限らず、前述した潤滑剤遮断部60、82、86、90、前述した潤滑剤除去部70、92、100、112、114、120、126、及びグリス避け壁72のうちの何れかを備えた構成としてもよい。
面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの主要部の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの主要部の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る出力ギヤの構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの主要部の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る出力ギヤの第1変形例を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る出力ギヤの第2変形例を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る出力ギヤの第3変形例を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第1変形例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第2変形例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第3変形例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第4変形例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第5変形例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑材除去部の第6変形例を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモータアクチュエータの主要部の構成を示す平面図である。
符号の説明
10・・画像形成装置、12、14・・支持ローラ、16・・中間転写ベルト(中間転写体)、18Y、18M、18C、18B・・感光体ドラム(潜像担持体)、20・・記録紙、24・・転写ローラ、26、28・・モータアクチュエータ、30・・ハウジングケース、36・・モータ、38・・回転軸、40・・第1ギヤ、42・・中間ギヤ、44・・モータ側ギヤ部、46・・出力側ギヤ部、50・・出力ギヤ、52・・ギヤ部、58・・光遮断リブ、60・・潤滑剤遮断部、64・・光センサ、66・・発光体、68・・受光体、70・・潤滑剤除去部、80・・出力ギヤ、82・・潤滑剤遮断部、84・・出力ギヤ、86・・潤滑剤遮断部、88・・出力ギヤ、90・・潤滑剤遮断部、92・・潤滑剤除去部、96・・排出孔、100・・潤滑剤除去部、108・・排出孔、112・・潤滑剤除去部、114・・潤滑剤除去部、120・・潤滑剤除去部、126・・潤滑剤除去部、132・・モータアクチュエータ、134・・出力ギヤ、136・・仕切板

Claims (9)

  1. ハウジングケースの内部に設けられたモータと、
    前記ハウジングケースの内部に設けられ、互いに対向する発光体及び受光体を有する光センサと、
    前記ハウジングケースの内部に回転自在に支持され前記モータの回転力が伝達されて回転するギヤ部、及び、前記ギヤ部の軸線方向一側に設けられ前記ギヤ部と一体的に回転することで前記光センサの前記発光体と前記受光体との間を通過する光遮断リブを有する出力ギヤと、
    前記光遮断リブの回転方向における前記光センサの上流側に設けられ、前記光遮断リブに潤滑剤が付着した場合に、当該付着した潤滑剤を前記光遮断リブの回転に伴って除去する潤滑剤除去部と、
    を備えたモータアクチュエータ。
  2. 記出力ギヤの前記ギヤ部と前記光遮断リブとの間に設けられ、前記ギヤ部に付着した潤滑剤を保持して前記光遮断リブへの付着を阻止する潤滑剤遮断部を備えた、ことを特徴とする請求項1記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記潤滑剤除去部、前記光遮断リブの回転経路の両サイドに設けられている、ことを特徴とする請求項1記載又は請求項2記載のモータアクチュエータ。
  4. 前記潤滑剤除去部は、前記光遮断リブに摺接する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のモータアクチュエータ。
  5. 前記潤滑剤除去部は、前記除去した潤滑剤を排出する排出孔を備えた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のモータアクチュエータ。
  6. 記モータの回転軸に連結されると共に潤滑剤を塗布され、前記回転軸と一体的に回転する第1ギヤと、
    前記第1ギヤに噛合し前記第1ギヤの回転力が伝達されて減速回転するモータ側ギヤ部、及び、前記モータ側ギヤ部と同軸的でかつ軸線方向に変位して設けられ前記モータ側ギヤ部と一体的に回転する出力側ギヤ部を有する中間ギヤと、
    を備え
    前記出力ギヤは、前記中間ギヤの前記出力側ギヤ部の回転力が前記ギヤ部に伝達されて回転することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項記載のモータアクチュエータ。
  7. 前記第1ギヤ及び前記中間ギヤと前記出力ギヤとの間を仕切る仕切板を備えた、
    ことを特徴とする請求項6記載のモータアクチュエータ。
  8. 前記光センサは、前記ハウジングケースの正規の取付状態において前記出力ギヤの上面側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項記載のモータアクチュエータ。
  9. 並設された複数の潜像担持体と、
    回転可能に設けられた複数の支持ローラに支持され、前記複数の潜像担持体に接触した状態で移動することで表面に所定のトナー像を形成されるベルト状の中間転写体と、
    前記支持ローラとの間で前記中間転写体と記録紙を押圧し、前記中間転写体表面の前記トナー像を前記記録紙に転写させる転写ローラと、
    前記中間転写体を前記複数の潜像担持体の一部に対して離間させる第1駆動源と、
    前記転写ローラを前記支持ローラから離間させる第2駆動源と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記第1駆動源及び第2駆動源のうち少なくとも一方は、前記請求項1乃至請求項8の何れか1項記載のモータアクチュエータとされる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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