JP4392530B2 - 低インダクタンスコンデンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、低インダクタンスコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
複数個のコンデンサ素子を集合体にし大容量化を図る場合、コンデンサ素子に接続される配線のインダクタンスが大になると、ESR(等価直列抵抗)が大になり、発熱も大になってコンデンサに悪影響を及ぼすおそれがある。コンデンサがフィルムコンデンサの場合では、熱影響を少なくするため電極構造を配慮する必要がある。
【0003】
この発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電極部分を低インダクタンス化し、発熱を抑制することのできる低インダクタンスコンデンサを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1の低インダクタンスコンデンサは、両端面に端面電極2、2を有するコンデンサ素子1を、端面電極2、2の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列10を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列10、10を、端面電極2、2の配置方向に並設してコンデンサ素子群Cを形成して成り、上記各コンデンサ素子1の配設方向と略平行に第1平板電極11を、またこの第1平板電極11よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極11と略平行に第2平板電極12を配置し、上記第1平板電極11と第2平板電極12とにそれぞれコンデンサ素子列10に沿って延びる開口部13、14を設け、上記両コンデンサ素子列10、10の各内側端面電極2を上記第1平板電極11の開口部13を通して第2平板電極12の開口部14の周縁に接続する一方、上記両コンデンサ素子列10、10の各外側端面電極2を上記第1平板電極11の外側部分に接続し、上記第1平板電極11と上記第2平板電極12との電流通過方向を互いに逆方向としたことを特徴としている。
【0005】
また、請求項2の低インダクタンスコンデンサは、両端面に端面電極2、2を有するコンデンサ素子1を、端面電極2、2の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列10を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列10、10を、端面電極2、2の配置方向に並設してコンデンサ素子群Cを形成して成り、上記各コンデンサ素子1の配設方向と略平行に第1平板電極11を、またこの第1平板電極11よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極11と略平行に第2平板電極12を配置し、上記第1平板電極11と第2平板電極12とにそれぞれにコンデンサ素子列10に沿って延びる開口部13、14を設け、上記両コンデンサ素子列10、10の各内側端面電極2を上記第1平板電極11の開口部13の周縁に接続する一方、上記両コンデンサ素子列10、10の各外側端面電極2を上記第1平板電極11の外側を通して上記第2平板電極12に接続し、上記第1平板電極11と上記第2平板電極12との電流通過方向を互いに逆方向とすると共に、上記第2平板電極12の開口部14を放熱用の開口部としたことを特徴としている。
【0006】
請求項3の低インダクタンスコンデンサは、両端面に端面電極2、2を有するコンデンサ素子1を、端面電極2、2の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列10を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列10、10を、端面電極2、2の配置方向に並設してコンデンサ素子群Cを形成して成り、上記各コンデンサ素子1の配設方向と略平行に第1平板電極11を、またこの第1平板電極11よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極11と略平行に第2平板電極12を配置し、上記第1平板電極11と第2平板電極12とにそれぞれコンデンサ素子列10に沿って延びる開口部13、14を設け、上記両コンデンサ素子列10、10の各端面電極2を上記第1平板電極11の開口部13の周縁及び/又は第2平板電極12の開口部14の周縁に接続して、上記各コンデンサ素子1を上記第1平板電極11と第2平板電極12との間に並列接続し、上記第1平板電極11と上記第2平板電極12との電流通過方向を互いに逆方向としたことを特徴としている。
【0007】
請求項1〜請求項3の低インダクタンスコンデンサでは、近接して配置した第1平板電極11と第2平板電極12とにおいては、電流の流れる方向は互いに逆方向になるので、インダクタンスは小になり、ESR(等価直列抵抗)が小さく、発熱を抑制できる。また、上記各コンデンサでは、第1平板電極11と第2平板電極12とに、それぞれ開口部13、14が設けられているので、放熱効果も良い。
【0008】
請求項4の低インダクタンスコンデンサは、複数のコンデンサ素子1と第1平板電極11との間、及び第1、及び第2平板電極11、12間に絶縁紙又は絶縁フィルムを介在させたことを特徴としている。
【0009】
請求項4の低インダクタンスコンデンサでは、コンデンサ素子1と第1平板電極11との間、及び第1平板電極11と第2平板電極12との間には、絶縁紙又は絶縁フィルムを介挿しているので、コンデンサ素子1、第1平板電極11、第2平板電極12をできるだけ近接して配置することができ、コンデンサをコンパクトに構成することが可能となる。
【0010】
請求項5の低インダクタンスコンデンサは、さらにケースに収納し樹脂で封止したことを特徴としている。
【0011】
請求項5の低インダクタンスコンデンサでは、ケースに収納されエポキシ樹脂等の樹脂で封止されているので、コンデンサの取扱いに便利であるし、また耐久性、安全性を向上することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の低インダクタンスコンデンサの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1に第1実施形態を示している。図1において、1はコンデンサ素子であって、その両端部に端面電極2、2を有している。コンデンサ素子1は、フィルムコンデンサであって、上記端面電極2、2は、メタリコンによって形成されている。図の場合、3個のコンデンサ素子1・1が、端面電極2、2の配置方向とは直交する方向に並設されてコンデンサ素子列10が形成されている。また、上記と同様な構造のコンデンサ素子列10を、端面電極2、2の配置方向に隣接して並設することによりコンデンサ素子群Cが形成されている。
【0013】
上記各コンデンサ素子1・1の配設方向(配設面)と略平行に第1平板電極11が配置され、またこの第1平板電極11の外側(反コンデンサ素子群側)の位置に、上記第1平板電極11と略平行に、第2平板電極12が配置されている。上記第1平板電極11と第2平板電極12とは、いずれも銅製の矩形板から成り、その中央部にそれぞれ四角形でコンデンサ素子列10に沿って延びる開口部13、14が設けられている。第1平板電極11の開口部13は、第2平板電極12の開口部14よりも幅、長さ共に大きく形成されている。
【0014】
そして、上記両コンデンサ素子列10、10の端面電極2・2のうち、内側に位置する端面電極2・2は、リード端子3・3によって、上記第1平板電極11の開口部13を通して、第2平板電極12の開口部14の周縁に接続されている。また、上記両コンデンサ素子列10、10の端面電極2・2のうち、外側に位置する端面電極2・2は、リード端子3・3によって、上記第1平板電極11の両外側部分(側端部)に接続されている。リード端子3・3としては、例えば銅テープを用いることができ、その長さとしては、数mm程度(10mm以下)にし、インダクタンスをできるだけ小さくしておくのが好ましい。なお、このリード端子3は、端面電極2と一体的に形成しておいてもよい。そして上記接続構造により、上記コンデンサ素子群Cにおける全てのコンデンサ素子1が、上記第1平板電極11と第2平板電極12との間に並列接続されることになる。
【0015】
上記構造において、コンデンサ素子群Cと第1平板電極11との間、及び第1平板電極11と第2平板電極12との間には、絶縁紙又は絶縁フィルム(図示せず)が介挿される。それは、コンデンサ素子群C、第1平板電極11、第2平板電極12をできるだけ近接して配置するためである。そして、このように構成された構造体が、ケースに収納されエポキシ樹脂等の樹脂で封止されて、コンデンサが構成される。構成されるコンデンサの静電容量は数百μF〜数千μF、インダクタンスは数nH〜数十nHであって、インバータの平滑コンデンサ等に有用なものである。
【0016】
上記コンデンサにおいて、外部部品又は外部装置との接続は、第1平板電極11、第2平板電極12に接続又は一体的に形成された端子(図示せず)を介してなされる。このとき、端子の位置をP、Qとすれば、両平板電極11、12に矢印で示すように、上記第1平板電極11と上記第2平板電極12との電流通過方向が互いに逆方向になるようにしている。
【0017】
このコンデンサにおいては、近接して配置した第1平板電極11と第2平板電極12とにおいては、電流の流れる方向は互いに逆方向になるので、インダクタンスは小になり、ESR(等価直列抵抗)が小さく、発熱を抑制できる。また、第1平板電極11と第2平板電極12とには、それぞれ開口部13、14が設けられているので、放熱効果も良い。また、上記構造において、コンデンサ素子群Cと第1平板電極11との間、及び第1平板電極11と第2平板電極12との間には、絶縁紙又は絶縁フィルム(図示せず)を介挿しているので、コンデンサ素子群C、第1平板電極11、第2平板電極12をできるだけ近接して配置することができ、コンデンサをコンパクトに構成することが可能となる。さらに、構造体が、ケースに収納されエポキシ樹脂等の樹脂で封止されているので、コンデンサの取扱いに便利であるし、また耐久性、安全性を向上することが可能となる。なお、第1平板電極11と第2平板電極12とは、図1の点線で示すように、外部部品又は外部装置との接続部とは反対側の位置において、その一部にスリットを形成してもよく、スリット形成幅(切断幅)を大きくして電極形状をコ字状にしてもよい。
【0018】
図2には、第2実施形態を示している。この実施形態においても上記第1実施形態と同様に、第1平板電極11と第2平板電極12とを有しており、また、第1平板電極11と第2平板電極12とは、それぞれコンデンサ素子列10に沿って延びる長方形の開口部13、14を有している。この場合、上記両コンデンサ素子列10、10の端面電極2・2のうち、内側の位置する端面電極2、2は、リード端子3・3によって、上記第1平板電極11の開口部13の周縁部に接続されている。また、上記両コンデンサ素子列10、10の端面電極2・2のうち、外側に位置する端面電極2、2は、リード端子3・3を、上記第1平板電極11の外側を通して上記第2平板電極12の両外側部分(側端部)に接続されている。この場合にも、上記第1平板電極11と上記第2平板電極12との電流通過方向を互いに逆方向になるようにしている。この実施形態において、第2平板電極12の開口部14は、放熱用の開口部として機能する。なお、この実施形態において、第1実施形態と同一の機能部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。このコンデンサにおいては、近接して配置した第1平板電極11と第2平板電極12とにおいては、電流の流れる方向は互いに逆方向になるので、インダクタンスは小になり、ESR(等価直列抵抗)が小さく、発熱を抑制できる。また、第1平板電極11と第2平板電極12とには、それぞれ開口部13、14が設けられているので、放熱効果も良くなる等、上記第1実施形態と略同様の作用効果がえられる。
【0019】
図3には、3列のコンデンサ素子列10・10を有するコンデンサの実施形態を示している。この場合、第1平板電極11と第2平板電極12には、それぞれ2つの開口部13、14が形成されている。なお、この実施形態において、第1実施形態、及び第2実施形態と同一の機能部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この実施形態において、図3の左側2列のコンデンサ素子列10、10の接続構造について注目すると、この接続構造は、第1実施形態と略同一である。ただ、この場合、図1において、第1平板電極11の右側の外側部分(側端部)と称した部分が開口部13の周縁部分となっている点においてのみ相異している。また、この実施形態において、図3の右側2列のコンデンサ素子列10、10の接続構造について注目すると、この接続構造は、第2実施形態と略同一である。ただ、この場合、図2において、第2平板電極12の左側の外側部分(側端部)と称した部分が開口部14の周縁部分となっている点においてのみ相異している。なお、上記第1実施形態や第2実施形態において、第1平板電極11や第2平板電極12の外側部分(側端部)と称した部分には、上記のような開口部13、14の周縁部分の含まれるものであることに留意されたい。この実施形態によれば、上記実施形態と同様に、インダクタンスや発熱の低減効果等の略同様の作用効果が得られるのはもちろん、コンデンサ素子1の数を増して大容量化したコンデンサの低インダクタンス化に好適である。
【0020】
以上にこの発明の実施の形態について説明をしたが、この発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記実施形態においては、コンデンサ素子1として扁平形のものを例示したが、コンデンサ素子1としては、丸形でもよく、箔タイプや積層形等、種々のものが適用できる。また、樹脂封止だけでなく油入コンデンサやガス(気体)入コンデンサにも適用できる。また、複数のコンデンサ素子1と第1平板電極11との間、及び第1平板電極11と第2平板電極12と間に介在させる絶縁物としては、絶縁紙、絶縁フィルムだけでなく、絶縁板や絶縁樹脂等であってもよい。
【0021】
【発明の効果】
請求項1〜請求項3の低インダクタンスコンデンサでは、近接して配置した第1平板電極と第2平板電極とにおいては、電流の流れる方向は互いに逆方向になるので、インダクタンスは小になり、ESR(等価直列抵抗)が小さく、発熱を抑制できる。また、上記各コンデンサでは、第1平板電極と第2平板電極とに、それぞれ開口部が設けられているので、放熱効果も良い。
【0022】
請求項4のコンデンサでは、コンデンサ素子と第1平板電極との間、及び第1平板電極と第2平板電極との間には、絶縁紙又は絶縁フィルムを介挿しているので、コンデンサ素子、第1平板電極、第2平板電極をできるだけ近接して配置することができ、コンデンサをコンパクトに構成することが可能となる。
【0023】
請求項5のコンデンサでは、ケースに収納されエポキシ樹脂で封止されているので、コンデンサの取扱いに便利であるし、また耐久性、安全性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の低インダクタンスコンデンサの第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】この発明の低インダクタンスコンデンサの第2実施形態を示す斜視図である。
【図3】この発明の低インダクタンスコンデンサの第3実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子
2 端面電極
3 リード端子
10 コンデンサ素子列
11 第1平板電極
12 第2平板電極
13 開口部
14 開口部
C コンデンサ素子群
Claims (5)
- 両端面に端面電極(2)(2)を有するコンデンサ素子(1)を、端面電極(2)(2)の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列(10)を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列(10)(10)を、端面電極(2)(2)の配置方向に並設してコンデンサ素子群(C)を形成して成り、上記各コンデンサ素子(1)の配設方向と略平行に第1平板電極(11)を、またこの第1平板電極(11)よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極(11)と略平行に第2平板電極(12)を配置し、上記第1平板電極(11)と第2平板電極(12)とにそれぞれコンデンサ素子列(10)に沿って延びる開口部(13)(14)を設け、上記両コンデンサ素子列(10)(10)の各内側端面電極(2)を上記第1平板電極(11)の開口部(13)を通して第2平板電極(12)の開口部(14)の周縁に接続する一方、上記両コンデンサ素子列(10)(10)の各外側端面電極(2)を上記第1平板電極(11)の外側部分に接続し、上記第1平板電極(11)と上記第2平板電極(12)との電流通過方向を互いに逆方向としたことを特徴とする低インダクタンスコンデンサ。
- 両端面に端面電極(2)(2)を有するコンデンサ素子(1)を、端面電極(2)(2)の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列(10)を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列(10)(10)を、端面電極(2)(2)の配置方向に並設してコンデンサ素子群(C)を形成して成り、上記各コンデンサ素子(1)の配設方向と略平行に第1平板電極(11)を、またこの第1平板電極(11)よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極(11)と略平行に第2平板電極(12)を配置し、上記第1平板電極(11)と第2平板電極(12)とにそれぞれコンデンサ素子列(10)に沿って延びる開口部(13)(14)を設け、上記両コンデンサ素子列(10)(10)の各内側端面電極(2)を上記第1平板電極(11)の開口部(13)の周縁に接続する一方、上記両コンデンサ素子列(10)(10)の各外側端面電極(2)を上記第1平板電極(11)の外側を通して上記第2平板電極(12)に接続し、上記第1平板電極(11)と上記第2平板電極(12)との電流通過方向を互いに逆方向とすると共に、上記第2平板電極(12)の開口部(14)を放熱用の開口部としたことを特徴とする低インダクタンスコンデンサ。
- 両端面に端面電極(2)(2)を有するコンデンサ素子(1)を、端面電極(2)(2)の配置方向とは直交する方向に複数並設してコンデンサ素子列(10)を形成し、少なくとも一対のコンデンサ素子列(10)(10)を、端面電極(2)(2)の配置方向に並設してコンデンサ素子群(C)を形成して成り、上記各コンデンサ素子(1)の配設方向と略平行に第1平板電極(11)を、またこの第1平板電極(11)よりも反コンデンサ素子群側に、上記第1平板電極(11)と略平行に第2平板電極(12)を配置し、上記第1平板電極(11)と第2平板電極(12)とにそれぞれコンデンサ素子列(10)に沿って延びる開口部(13)(14)を設け、上記両コンデンサ素子列(10)(10)の各端面電極(2)を上記第1平板電極(11)の開口部(13)の周縁及び/又は第2平板電極(12)の開口部(14)の周縁に接続して、上記各コンデンサ素子(1)を上記第1平板電極(11)と第2平板電極(12)との間に並列接続し、上記第1平板電極(11)と上記第2平板電極(12)との電流通過方向を互いに逆方向としたことを特徴とする低インダクタンスコンデンサ。
- 複数のコンデンサ素子(1)と第1平板電極(11)との間、及び第1、及び第2平板電極(11)(12)間に絶縁紙又は絶縁フィルムを介在させたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの低インダクタンスコンデンサ。
- さらにケースに収納し樹脂で封止したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの低インダクタンスコンデンサ。
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