JP4388621B2 - 液圧供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は少なくとも1個の吐出し室を有するケーシングと吐出し室の中に配設された容積移送装置とを備え、容積移送装置の回転によって可変容積のポンプ室が生じ、液体がこのポンプ室を介して供給装置の吸込み側接続部から供給装置の吐出し側接続部へ送られる特に自動車の内燃機関へのジーゼル燃料の供給のための液圧供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記した概念に基づく種類の液圧供給装置は知られている。この液圧供給装置は例えばタンクの内容物を吸引して内燃機関の噴射ポンプへ送給するために、自動車の燃料供給ポンプとして使用される。液圧供給装置は例えばチェックベーンポンプ、歯車ポンプ、ベーンポンプとして形成されている。液圧供給装置は、燃料がタンクから連続的に供給され、例えば数バールの圧力上昇のもとで噴射装置の高圧ポンプに引き渡されることを保証しなければならない。自動車のすべての運転条件のもとでこれを保証しなければならない。特にタンクの中にある燃料の予備が尽きたとき、いわゆるタンクの空運転の場合に供給装置によって空気が吸引される。こうした空気の吸引は、内燃機関への供給管にまだある燃料が使い果たされ、内燃機関が燃料欠乏のため停止するまで行われる。この場合供給装置によって送られる空気流により供給装置がいわば乾いてしまうから、供給装置の可動部材と固定部材の間に供給装置の操作上必要な最小限の遊びに関連して、燃料によって行われる遊びの密封が失われる。特にタンクに燃料が再充填され、供給装置が新たに吸引するときに、供給装置の内部の漏れによって圧力の上昇が不可能でないまでも、少なくとも困難であるという問題がある。特に内燃機関への燃料の迅速かつ確実な供給が比較的長い始動段階の後に初めて可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底にあるのは、あらゆる運転状況で、特に低い駆動回転数でも確実かつ迅速な始動が簡単にできる上記した概念に基づく種類の液圧供給装置を提供する課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に基づきこの課題は請求項1に挙げた特徴を有する液圧供給装置によって解決される。供給装置が、吸込み側接続部からの液体の供給が中断したときある量の供給液体を吐出し室に保留する手段を具備することによって、供給液の予備が消尽しても液圧供給装置のドライランニングを防止することが可能であるという利点がある。供給装置、特に供給装置の吐出し室に残る液体が供給装置の可動部材と固定部材の間の密封効果の中断を防止するから、構造に基づきこれらの部材の間にあるギャップに常に密封液膜が残る。
【0005】
本発明の好適な実施態様では、チェックベーンポンプの取付け状態で蓄圧室がおおむね吐出し室の上側に配設されるようになっている。これによって液体の供給の中断の際に蓄圧室に残る液体が重力により吐出し室に逆流することができる利点がある。蓄圧室に液体が溜まっているから、吐出し室は供給装置内の残留液位より下にある。こうして供給装置の再始動のときに、供給装置の可動部材と固定部材の間に密封膜を形成する液体が直ちに得られるのである。
【0006】
特に吐出し室と蓄圧室とを連絡する吐出し通路が、回転軸を通る水平線に対して立ち上がる角をなして延びているならば、吐出し室への残液の良好な逆送が促進される。
【0007】
本発明の別の好適な実施態様ではチェックベーンポンプで吐出し室の吐出し出口が少なくとも1個の液体連絡路を介してばね室と連絡し、ばね室に配設されたばね部材により半径方向に働く力が翼に加えられる。これによって吐出し室に集まる残液が供給装置の再始動の後にばね室に直接到達することができ、容積移送装置の半径方向可動部材と固定部材の間の遊び(ギャップ)の密封が直ちに行われる利点がある。この遊びに万一生じる漏れにより供給装置の圧力上昇が遅らされることが、これによって防止される。
【0008】
さらに本発明の好適な実施態様では、蓄圧室が少なくとも1個の断面拡張部ないしは少なくとも1個の断面縮小部を有するようになっている。この断面拡張部又は断面縮小部によって蓄圧室に液体の乱流を生じさせることができ、この乱流が流速の減速をもたらす利点がある。これによって液体供給の中断に続いて供給装置を遮断したときに、蓄圧室にある液体が全部吐出し出口から圧送されないようにすることができる。その場合蓄圧室に残る液量は、吐出し室の補充のために利用することができる。
【0009】
また蓄圧室の中に少なくとも1個の隔壁を設け、隔壁が少なくとも1個の液体通過口を有するならば好都合である。これによって隔壁の手前に滞留が生じ、特に供給される液体が突然中断したときに、この滞留の結果、液体に代わって送られる空気が蓄圧室に残る残液量を運び出すこととなる。この残液量が少なくとも1個の隔壁で滞留し、吐出し室への残液量の逆流のために利用されることが好ましい。
【0010】
また蓄圧室が供給装置のケーシングの一部の自由空間からなるならば好都合である。これによって特にケーシングがダイカストで製造される場合、蓄圧室の不規則な輪郭断面、例えば断面拡張部、断面縮小部、隔壁、吐出し通路等々も公知の確実に使いこなせる方法で簡単に得ることができる。
【0011】
本発明のその他の好適な実施態様は、従属請求項に挙げたその他の特徴で明らかである。
【0012】
次に付属の図面に基づき本発明の実施例を詳述する。
【0013】
【発明の実施の形態及び発明の効果】
図1はチェックベーンポンプ10を示す。チェックベーンポンプ10は規定通りに使用するときの実際の取付け状態で示されている。即ち、図の上側に示す部分は実際に上側に配設されている。チェックベーンポンプは例えば自動車の燃料ポンプとして使用される。このポンプによってタンクから燃料が内燃機関の噴射装置へ圧送され、その際、燃料は例えば数バールの圧力上昇で供給される。
【0014】
チェックベーンポンプ10は一部切り欠いて示したケーシング12を有する。図2に基づきさらに詳しく説明する容積移送装置14がケーシング12の中に配設されている。容積移送装置14によって図示しない吸込み側接続部から図示しない連絡管を経て吸引される液体が圧力上昇とともに吐出し側接続部18へ送られる。吐出し側接続部18は加圧され圧送される燃料の転送のために、シリンダ頭部の穴と連絡している。
【0015】
容積移送装置14はケーシング12のカップ形のケーシング部分20の中に配設されている。ケーシング部分20は周囲のケーシング壁部22からなる。壁部22は自由空間24を取り囲む。自由空間24の中に段部26が配設され、段部26の正面28に容積移送装置14が接する。自由空間24はカバー30によって閉鎖される。カバー30はここに略示した固定部材32、例えばねじ継手、引張ばね継手等によりケーシング部分20に固着されている。カバー30とケーシング部分20の継目は、密封装置34例えば溝に挿入した弾性材料のOリングで密封される。カバー30と容積移送装置14の間に圧力板36が配設され、容積移送装置14に面した圧力板36の端面38は段部26の端面28と平行している。圧力板36はねじないしはばねにより容積移送装置14に押し付けられる。ばねは例えばさらばねとして構成することができ、さらばねはカバー30に支えられる。また圧力板は液圧により容積移送装置14に押し付けられる。
【0016】
図2はカバー30を取り除いたチェックベーンポンプ10の、図1に記載したA−A線に相当する平面図を示す。図1と同じ部材は同じ参照符号を付した。
【0017】
自由空間24に配設された容積移送装置14を図2に示し、圧力板36で隠蔽された容積移送装置14の部分を破線で図示する。容積移送装置14は段部26と圧力板36の間に平坦に配置された中間板40を具備する。中間板40は円筒形開口部42を有する。円筒形開口部42はチェックベーンポンプ10の吐出し室44を形成する。横断面で見て多行程カム軸の形を有するロータ48が吐出し室44の中に配設されている。ロータ48の外周は直径縮小部分を経て互いに連絡する3つのいわゆる大円で決まる。大円の区域のロータの直径はおおむね開口部42の内径に相当するから、ロータ48の(大円の区域の)カム50は開口部42の内壁に密接する。ロータ48は回転軸52に支承され、この回転軸52によってロータが回転させられる。回転軸52の駆動は例えば電動駆動装置によって行われる。ロータ48にカム50を形成することによって、夫々隣接するカム50の間にあるポンプ室54が形成される。
【0018】
中間板40の内部に、回転軸52に対して半径方向に延びる2個のスロット56が正反対の側に相対して配設され、その中に翼58が半径方向移動可能に納められている。翼58はスロット56の中に少ない遊びで通されている。即ちスロット56の幅は翼58の厚さにほぼ相当し、スロット56の深さ(図2で図平面の中へ見て)は翼58の奥行に相当する。翼58の半径方向の短辺は一方では段部26の正面28に、他方では圧力板36の正面38に接する。スロット56はばね室60に接続する。ばね室60は同じく回転軸52に対しておおむね半径方向に整列されている。図2に図示しないばね部材62がばね室60の中に夫々配設され、一方ではばね室60の底部に、他方では翼58に支えられる。こうして翼58はばね部材の力でロータ48の外周面に押し付けられる。ロータ48の回転に従って、翼58は半径方向内向き又は半径方向外向き運動を行う。回転方向にカム50の前方にあるロータ48の区域で翼は半径方向外向きに、回転方向にカム50の後方にある区域では半径方向内向きに−ばね部材のばね力により−押圧される。こうしてそれ自体公知のように可変容積のポンプ室54が形成される。ポンプ室は翼58、開口部42の内面及びロータ48の外側輪郭によって画定される。ロータ48の例えば逆時計回りの回転によって、翼58の手前のポンプ室54の容積が縮小され、翼58の後方のポンプ室54の容積が拡大される。容積拡大区域ではチェックベーンポンプ10の吸込み側接続部16と連絡する図2に記載しない通路が吐出し室46に接続する。こうしてポンプ室54の容積の拡大に従って液体が吸入される。
【0019】
翼54の手前のポンプ室54の容積が縮小すると、予め吸入された液体がポンプ室54で圧縮され、圧力上昇とともに吐出し出口64を経て吐出される。吐出し出口64は吐出し通路66を介して蓄圧室68と連絡する。吐出し出口64の数に応じて、対応する数の吐出し通路66が設けられる。これらの吐出し通路66はすべて同じく蓄圧室68に接続する。図示の例ではチェックベーンポンプ10は2枚の翼58と夫々所属の吐出し出口64を有する。別の実施例によれば翼の数、それとともに吐出し出口の数は2枚未満であるか又は2枚を超えることができる。
【0020】
蓄圧室68は段部26とケーシング部分20のケーシング壁部22との間に残る自由空間24からなる(図1)。蓄圧室68は吐出し通路70を介してチェックベーンポンプ10の吐出し側接続部18と連絡する。
【0021】
ばね室60は、又は上側のばね室60だけが、通路72を経て吐出し出口64と連絡する。通路72は例えば中間板40に穿設された穴からなる。あらゆる運転状況で翼58がロータ48に密接するように、この通路72を経て吐出し圧力を翼58の背後に働かせることができる。こうして半径方向外向き加速の結果として翼58がロータ48の輪郭から僅かでも遊離することは回避される。通路72を経てばね室60に生じる圧力は、このようにして翼58をロータ48に押し付けるばね部材の力を助ける。
【0022】
通路72の代わりに翼58に設けた半径方向溝によって、吐出し出口64とばね室60の間を連絡することもできる。
【0023】
吐出し出口64と蓄圧室68を連絡する吐出し通路66は、回転軸52を通ると考えられる水平線74に対して角αで延びている。チェックベーンポンプ10の図示の取付け位置によれば、吐出し通路66は吐出し出口64から始まって上昇する。この場合、吐出し通路66はケーシングと圧力板を貫く。なお吐出し通路66の経過は例えば図2の下側に示した吐出し通路66の場合のように直線状であるか又は上側に示した吐出し通路66の場合のように弓形の経過を有することができる。
【0024】
蓄圧室68は−吐出し側接続部18の方向に見た縦長さに−少なくとも1個の断面拡張部76を有する。このことは、自由な横断面即ち供給液に対する自由な通過面がかなり急激に拡大されることを意味する。断面拡張部76は蓄圧室68への第1の吐出し通路66の接続部78に対して供給液の流れ方向に続いて配列された蓄圧室68の区域にある。利用可能な流れ断面が断面拡張部76によって飛躍的に拡張されるから、蓄圧室68の断面拡張部76に続く区域に供給液の乱流が生じる。蓄圧室68の断面拡張部76の割合は例えば3:1である。即ち蓄圧室68の区域80には断面拡張部76の手前の3倍の液体自由通過面がある。この割合は異なるポンプ機種又は異なるポンプ構造で変えることができる。例えばこの比率は1:2、1:4、1:5等々又は中間値を取ることもできる。
【0025】
また蓄圧室68は少なくとも1個の断面縮小部82を有する。断面縮小部82では蓄圧室68の自由断面が例えば3:1の割合又は断面拡張部76について挙げたその他の同様な値で縮小される。断面縮小部82は圧送される液体の搬送方向に、上側の吐出し通路66の接続部84の後方にある。
【0026】
蓄圧室68の区域80の内部に区域80を隔室に仕切る隔壁86が設けられ、少なくとも1個の通過口88が隔壁86に通っている。隔壁86は複数個の例えばフルイ状に配列された通過口88を有することもできる。通過口88を有する隔壁86の代わりに又はこれを補って、区域80の内部に好ましくは接続部84に後置してストレーナ89を配設することができる。
【0027】
ケーシングの壁部22からケーシング張出し部90が突出して、吐出し通路70を形成する。ケーシング張出し部90は中間板と圧力板36に直接接続し、さらに容積移送装置14のための取付け手段として利用することができる。ケーシング張出し部90を形成することによって、蓄圧室68のためにオーバフロー92が形成される。オーバフロー92はチェックベーンポンプ10の取付け状態でなるべく上側に配設される。カバー30とケーシング部分20を耐圧結合する密封装置34がケーシング張出し部90の区域に伸張する。
【0028】
ばね室60は回転軸52に対して半径方向外側の端部に夫々1個の開口92を有する。開口92は図示しない連絡路を介して蓄圧室24と連絡する。さらに少なくとも下側のばね室60は半径方向内側の端部で翼58の両側に配設された開口94を有する。この開口94もまた図示しない連絡路を介して蓄圧室24と連絡する。このような開口94をさらに上側のばね室60にも設けることができる。開口94の代わりに、ばね室60は角張った構造の隅角部区域にばね室60からスロット56への丸みのある(連続的移行する)連接部を有することもできる。
【0029】
図1及び2に示したチェックベーンポンプ10は次の機能を有する。
【0030】
図示しない駆動装置によってロータ48が回転させられ、チェックベーンポンプ10の前述のポンプ挙動が発生する。この場合、液体例えばジーゼル燃料は、吸込み側接続部16から圧力上昇とともに吐出し側接続部18へ送られる。ここで燃料は吐出し通路66を経て蓄圧室68に押し込まれる。蓄圧室68は吐出し通路70を経て吐出し側接続部18と連絡する。下側の吐出し通路16から出る液体は断面拡張部76を通過しなければならない。これによって区域80に液体の乱流が起こる。急激な断面拡張の結果、液体の流速が大幅に減少するから、液体の低流量域が区域80に発生する。この液体は隔壁86に設けた通過口88を通過し、そこで上側の吐出し出口66から出る液体と混合される。上側の吐出し出口66の接続部84に後置されたストレーナ89も同じく液体の乱流を生じる。即ちチェックベーンポンプ10の使用中に運動方向ベクトルが吐出し出口18の方向に向いていない液体分が供給液の内部に存在するのである。
【0031】
この処置、即ち断面拡張部76、通過口88を有する隔壁86、ストレーナ90及び断面縮小部82によって、例えば内燃機関のタンクのいわゆる空運転で吸込み側接続部16からの液体の供給が中断したときに、液体の残量がチェックベーンポンプ10に残るようにすることができる。区域80の中で断面拡張部76により乱流となった液体には、後続する隔壁86の存在により、流れ抵抗が挿入され、このことが蓄圧室68から液体が全部吸い出されることを阻止する。隔壁86に後置される蓄圧室68の区域81でも液体が乱流をなすことによって、これと同じ効果が現れる。運動方向ベクトルが吐出し出口18の方向に全くは向いていない液体分が、圧力の低下とともに吐出し出口18の方向へ送られないで蓄圧室の区域81に残るのである。
【0032】
ケーシング張出し部90を形成することによって、吐出し通路70への蓄圧室68のオーバフロー92が−チェックベーンポンプ10の取付け状態で見て−さらに最大限上側へ変位させられる。これによって同じくチェックベーンポンプ10を遮断したときに、遮断の時点で蓄圧室68にある液体が重力により吐出し通路70を経て吐出し出口18の方向へ流出することが阻止される。
【0033】
吐出し室68に残る液体は、角αで配設された吐出し通路66を経て吐出し室46の吐出し出口64の方向へ、重力により逆流することができる。こうしてロータ48の停止時に吐出し出口64の区域にちょうどある残液の予備がポンプ室54に集まる。これによってチェックベーンポンプ10の再始動の際に吐出し室76に残る液体残量が、吐出し出口64とばね室60を連絡する通路72ないしは翼58に配設された溝を経て直ちにばね室60へ送られることとなる。ばね室60に設けた開口92及び94によりばね室60の空気抜きを行うことができるので、液体が通路72を通って進入するときにばね室60の中の空気容積が減少するから、ばね室60を残液で満たすことに対して抵抗を生じない。チェックベーンポンプ10の始動後に即座にばね室60に残液を送り込むことによって、特に翼58とスロット56の間及び翼58の半径方向の短辺と正面28又は38の間にあるギャップが直ちに液体で満たされることとなる。こうして完全な液膜によりこのギャップの密封が行われる。即座に生じるこの液膜は、チェックベーンポンプ10の始動時に直ちに圧力上昇を可能にする。なぜなら容積移送装置14の可動部材と固定部材の間、それとともに吸込み側接続部16と吐出し側接続部18の間に、チェックベーンポンプ10が直ちに始動することを妨げる圧力降下をもたらすようなギャップによる連絡がないからである。液体の供給が直ちに始まる。
【0034】
チェックベーンポンプ10が例えば空のタンクから空気だけを送る場合でも、ポンプに残液が保留される。この空気は吸込み側接続部16を経て吸い込まれ、吐出し側接続部18を経て転送されるから、実際にチェックベーンポンプ10の吹き抜けが起こる。ところが蓄圧室68の区域80に配設された隔壁86は少なくとも1個の通過口88を有し、送られた空気が通過口88を通過することを許すが、残る残液は隔壁86の閉じた区域により保留される。これと同じ機能がストレーナ89によって得られる。こうしてチェックベーンポンプ10のドライランニングが回避される。
【0035】
蓄圧室68の大部分を−チェックベーンポンプ10の取付け状態で−吐出し室46の上側に配設することによって、蓄圧室68に保留される残液はいつでも斜め下へ角αで配列された吐出し通路66を経て逆に吐出し室46に到達することができる。
【0036】
ばね室60に設けた開口94又はそこに設けたばね室60の丸みは、ばね室60の死角をなすこの区域に空気の封入が生じて、ばね室60への液体の進入を妨げることを回避するために役立つ。特に下側に配設されたばね室60では、空気が脱出し得るようにこの開口部94が高い位置に配設されている。
【0037】
断面拡張部76ないしは断面縮小部82ないしは隔壁86ないしはストレーナ90を設けた蓄圧室68の構造は、チェックベーンポンプ10のケーシング12の製造の際に簡単に考慮することができる。ケーシング部分22の段部26とカバー30の間に容積移送装置14を配設することによって、蓄圧室68を構成する自由空間24が同時に設計される。例えばダイカスト法でケーシングを製造するときは、適当な鋳型設計により公知の方法で蓄圧室68を簡単に形成することができる。カバー30とケーシング壁部22、特にケーシング張出し部90との間の密封装置34は、蓄圧室68又は吐出し室46から残液が無秩序に流出することを阻止する。
【0038】
図3はチェックベーンポンプ10の別の実施態様を示す。図1と同じ部材は同じ参照符号を付し、改めて説明しない。容積移送装置14及びチェックベーンポンプ10の内部に残液を保留するための部材の図2に基づいて説明した特殊な配列の構造と機能は、図3に示した実施例にも当てはまる。図1に示した実施例と異なり、この場合はケーシング壁部22が段部26と同一面に整列された構成になっている。ここではカバー30がカップ状に形成されているから、カバー30も自由空間96を取り囲み、自由空間94は自由空間24とともに蓄圧室68を構成する。また容積移送装置14はカバー30の自由空間96の中に配設されている。この場合カバー30はチェックベーンポンプ10のケーシング12と同様にアルミニウムダイカスト製であることが好ましい。しかし深絞り金属板のカバー30も考えられる。
【0039】
本発明はもちろん図示の実施例に限定されない。2個以外の数の翼58を有するチェックベーンポンプ10も考えられる。その場合蓄圧室68はチェックベーンポンプ10、特に吐出し室46に残液を保留するための前述の形状と機能を有する。さらにこの原理はその他のポンプ機種、例えば向き合いに配列された歯車の回転によって可変容積のポンプ室が作り出される歯車ポンプ、即ち内接歯車及び外接歯車ポンプにも応用することができる。そこに設けられる吐出し出口は蓄圧室の特殊な設計と前述の処置によりポンプに残液が残って、夫々のポンプの始動の直後に可動部材と固定部材の間のギャップの密封のために利用されるように形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェックベーンポンプの一部切欠いた図である。
【図2】カバーを取り除いたチェックベーンポンプの図1A−A線による平面図である。
【図3】別の実施例によるチェックベーンポンプの一部切欠いた図である。
【符号の説明】
10 供給装置
16 吸込み側接続部
46 吐出し室
Claims (28)
- 少なくとも1個の吐出し室を有するケーシングと、吐出し室の中に回転可能に配設された容積移送装置とを備え、容積移送装置の回転によって可変容積の少なくとも2つのポンプ室が生じ、液体がこのポンプ室を介して供給装置の吸込み側接続部から供給装置の吐出し側接続部へ送られる特に自動車の内燃機関へのジーゼル燃料の供給のための液圧供給装置であって、
供給装置(10)が、蓄圧室(68)と、吸込み側接続部からの液体の供給が中断したときに、ある量の供給ための液体を吐出し室(44)に保留する手段と、を具備し、
蓄圧室(68)が少なくとも1つの断面拡張部(76)を具備し、
少なくとも2つの吐出し通路(66)が具備され、該吐出し通路のそれぞれが、各ポンプ室に割り当てられ、かつ、割り当てられたポンプ室から蓄圧室への液体を導く通路として形成され、下側吐出し通路(66)は、液体の搬送方向において、上側吐出し通路(66)の上流に配置され、
少なくとも1つの断面拡張部(76)が、液体の搬送方向において、下側吐出し通路(66)の接続部(78)の下流に配置され、
上側吐出し通路(66)の接続部(84)は、前記少なくとも1つの断面拡張部(76)の下流に配置されており、
さらに、蓄圧室(68)は、少なくとも1つの断面縮小部(82)を具備し、該断面縮小部(82)は、液体の搬送方向において、上側吐出し通路(66)の接続部(84)の下流に配置されていることを特徴とする液圧供給装置。 - 蓄圧室(68)が−供給装置(10)の取付け状態で−吐出し室(44)のおおむね上側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液圧供給装置。
- 吐出し室(44)の吐出し通路(66)がロータ(48)の回転軸(32)を通る水平線(74)に対してある角(α)で上昇するように配列されて、蓄圧室(68)に接続することを特徴とする請求項1又は2に記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)は、少なくとも2つのポンプ室(54)を画定する少なくとも2つのベーン(58)を有したチェックベーンポンプであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 少なくとも2つの吐出し出口(64)が、少なくとも1個の液体連絡路を介して少なくとも1つのばね室(60)と連絡しており、少なくとも1つのばね室(60)に配設されたばね部材により、半径方向に働くばね力が少なくとも2つベーン(58)に加えられることを特徴とする請求項4に記載の液圧供給装置。
- 前記流体連絡路は、容積移送装置(14)の中間板(40)に配設された少なくとも1個の通路(72)によって、なされていることを特徴とする請求項5に記載の液圧供給装置。
- 前記液体連絡路は、ベーン(58)の少なくとも1個の半径方向溝によって、なされていることを特徴とする請求項5に記載の液圧供給装置。
- 少なくとも1つのばね室(60)が少なくとも1個の開口(92、94)を有し、この開口を介して蓄圧室(68)への連絡が行われることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 吐出し通路(66)が直線状に上昇することを特徴とする請求項3に記載の液圧供給装置。
- 吐出し通路(66)が弓形の形状を形成しつつ蓄圧室(68)に接続することを特徴とする請求項3に記載の液圧供給装置。
- 断面拡張部(76)の上流の横断面に対する、断面拡張部(76)の下流の蓄圧室(68)の横断面の比は、2以上であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 断面拡張部(76)の上流の横断面に対する、断面拡張部(76)の下流の蓄圧室(68)の横断面の比は、3以上であることを特徴とする請求項11に記載の液圧供給装置。
- 断面縮小部(82)の上流の横断面に対する、断面縮小部(82)の下流の蓄圧室(68)の横断面の比は、1/2以下であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 断面拡張部(82)の上流の横断面に対する、断面縮小部(82)の下流の蓄圧室(68)の横断面の比は、1/3以下であることを特徴とする請求項13に記載の液圧供給装置。
- 断面拡張部(76)と断面縮小部(82)の間にある蓄圧室(68)の区域(80)の内部に、液体の流れ方向を横切る少なくとも1個の隔壁(86)が配設され、隔壁(86)が液体のための少なくとも1個の通過口(88)を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 隔壁(86)が上側吐出し通路(66)の接続部(84)の上流に配設されていることを特徴とする請求項15に記載の液圧供給装置。
- 前記区域(80)の内部にストレーナ(89)が配設されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の液圧供給装置。
- ストレーナ(89)が上側吐出し通路(66)の接続部(84)の下流に配置されていることを特徴とする請求項17に記載の液圧供給装置。
- 蓄圧室(68)が供給装置(10)のケーシング(12)のケーシング部分(20)の自由空間(24)からなり、自由空間(24)がカバー(30)により耐圧閉鎖されることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1つに記載の液圧供給装置。
- 自由空間(24)が、ケーシングの外壁(22)及びケーシングの外壁(22)が取り囲む段部(26)によって画定され、段部(26)が同時に容積移送装置(14)のための受座として使用されることを特徴とする請求項19に記載の液圧供給装置。
- 自由空間(24)の中にケーシング張出し部(90)が形成され、ケーシング張出し部(90)が蓄圧室(68)のオーバフロー(92)を構成することを特徴とする請求項19または20に記載の液圧供給装置。
- 供給装置(10)の取付け位置でオーバフロー(92)がなるべく上側へ配設されていることを特徴とする請求項21に記載の液圧供給装置。
- 蓄圧室(68)が自由空間(24)及び成形されたカバー(30)が形成する自由空間(96)からなることを特徴とする請求項19〜22のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)が歯車ポンプであることを特徴とする請求項1〜3、及び9〜23のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)が内接歯車ポンプであることを特徴とする請求項24に記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)が外接歯車ポンプであることを特徴とする請求項24に記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)が滑りベーンポンプであることを特徴とする請求項1〜3、及び9〜23のいずれかに記載の液圧供給装置。
- 液圧供給装置(10)が少なくとも2つの圧力室を備えた滑り羽根型ベーンポンプであることを特徴とする請求項27に記載の液圧供給装置。
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