JP4385574B2 - 分電盤装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分電盤装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、3相の交流電源の配電方式として、米国を含めた大多数の国では3相4線式が用いられ、日本を含めた一部の国では3相線式が用いられている。
【0003】
そして日本では、動力用電源として3相交流電源が利用されるものの、動力用以外の電源にあっては単相3線式の交流電源が用いられる。例えば情報センターなどに設置される日本国内製サーバ等で使用する電源も単相3線式の交流電源が主流である。
【0004】
ところで停電を嫌うサーバのためのサーバ用電源装置である、無停電電源装置は、インターネット関連産業のインフラ装置であるため、IT先進国である米国製品が世界市場を寡占化しており、当然その無停電電源装置は米国の配電方式に対応し、その入力が3相4線式の交流電源であることは勿論のこと、その出力も3相4線式交流電源が出力されるようになっている。
【0005】
図49はアメリカでの無停電電源装置100を用いた場合の配電構成を示しており、まず3相4線(3φ4W)式の交流電源を入力電源とする無停電電源装置100は、通常時には切替器101を通じて3相4線式(3φ4W)の交流電源を4極のブレーカ1を通じて各分電盤装置Xへ分配し、停電時にはAC/DCコンバータ102により通常時充電されているバッテリ103の直流をDC/ACコンバータ104により変換して得られた3相4線式(3φ4W)の交流電源を切替器101を介して各分電盤装置Xへ分配するようになっている。この場合アメリカでの接地方式、つまりT−N接地方式(N相遮断不可)が採用されるため、分電盤装置X内のN相の線路は中継用のブレーカ200を介さず、また分岐ブレーカ60を介さずに各負荷であるサーバ5に接続され、R,S,Tの各相の線路は3極の中継用のブレーカ200と1極の分岐ブレーカ60を介してサーバ5に分岐接続されるようになっている。
【0006】
従って、その無停電電源装置100をアメリカ等から日本へ輸入して、サーバ5の電源を賄なおうとすると、まず日本で広く使用されている3相3線式(3φ3W)の交流電源を図50に示すように入力変圧器Tで3相4線式(3φ4W)の交流電源に変換した後、無停電電源装置100へ入力電源として供給し、また無停電電源装置100が出力する3相4線式(3φ4W)の交流電源を日本の接地方式(T−T接地方式)に適合するような形で単相の負荷であるサーバ5へ分供給する必要があり、当然無停電電源装置100と各サーバ5との間には、電気安全性を確保するために、分電盤装置が介在される。
【0007】
この分電盤装置にはR,S,Tの3相の線と,N相の線とからなる4線の線路を引き込み、中性相の線路を切断することを可能とする分岐方法としては、図50に示すように分電盤装置X内にR,S,T,Nの各相の線路を、例えば平角導体からなる主幹バー40で構成し、N相の主幹バー40と、何れかの電圧極の相に対応する主幹バー40とに、2極で2Pサイズの分岐ブレーカ60’を接続し、該分岐ブレーカ60’を介して単相2線の電源をサーバ5へ分岐接続する方法か、或いは図51に示すようにN相の主幹バー40に一端を接続した中性相切断用のニュートラルスイッチNSWを、分電盤装置X内に配設する単極の分岐ブレーカ60の数だけ配設するとともに、各分岐ブレーカ60の一端を介して電圧極の何れかの相の主幹バー40に接続し、各分岐ブレーカ60と、夫々に対となるニュートラルスイッチNSWとを介して各サーバ5へ単相2線の電源を分岐接続する方法が採用されていた。
【0008】
ところで上記の図50の方法を採用した場合、分岐ブレーカ60’として2極の2Pサイズのものを使用するため、一分岐回路の分岐ブレーカ60’の幅が大きくなって、例えば上下方向に分岐ブレーカ60’を並設する場合には分電盤装置の筐体の縦方向の寸法が大きくなるという問題があった。
【0009】
また4本の主幹バー40…を左右方向に並行するように配設すると、隣接する主幹バー40,40同士の絶縁距離を確保する必要があり、そのため分電盤装置の筐体の左右方向の幅寸法が大きくなり、結果縦方向の寸法と併せて分電盤装置の大型化は避けられないという問題があった。
【0010】
また図51の方法を採用した場合、分岐ブレーカ60として1P型を使用するため、一分岐回路の分岐ブレーカ60の幅が図50の方法の場合に比べて幅寸法が小さくなるが、ニュートラルスイッチNSWは一般的に分電盤装置の筐体の最下部内に集合させて配置するため、N相の主幹バー40から各ニュートラルスイッチNSWへの電線による配線がしにくいという問題がある上に、ニュートラルスイッチNSWの集合配置スペースと、電線引き回しガタースペース分を確保する必要があるため、筐体の縦寸法を小さくすることができないという問題があった。
【0011】
また4本の主幹バー40…を左右方向に並行するように配設すると、隣接する主幹バー40,40同士の絶縁距離を確保する必要があり、そのため分電盤装置の筐体の左右方向の幅寸法が大きくなり、結果縦方向の寸法と併せて分電盤装置が大型化するという問題があった。
【0012】
そこで、従来から提供されている単相3線式交流電源用の分電盤装置を用いること方法も考えられる。この分電盤装置は、中央部の上下方向に第1相と第2相と中性相との3本の主幹バーからなる母線が設けられ、この母線の両側に主幹バーに沿って分岐ブレーカを配設するようになっているのが一般的な構成である。また使用される分岐ブレーカは、2極でしかも1Pサイズのもので、第1相と中性相とを組にして或いは第2相と中性相とを組にした100Vを分岐したり、第1相と第2相とを組にした200Vを分岐したりできるようにされている。
【0013】
このような分電盤装置は、母線や分岐ブレーカを予め準備し、母線に所定数の分岐ブレーカを組み付けて構成した内器ユニットを、金属の矩形箱状の筐体に組み込んで構成される。尚、この筐体にはラックタイプの筐体なども含まれる。
【0014】
上記内器ユニットは、当然ながら3線式の交流電源に対応するようにされており、3線式の交流電源の各相の電流バランスを考慮して、第1相と中性相とを組にした第1系統に接続される分岐ブレーカの数(第1系統に接続される分岐ブレーカの合計定格電流容量)と、第2相と中性相とを組にした第2系統に接続される分岐ブレーカの数(第2系統に接続される分岐ブレーカの合計定格電流容量)とを等しくしてある。
【0015】
そして分電盤装置に入力される3相4線式の交流電源に3線式電源の内器ユニットを接続するとなると、内器ユニットの母線の第1相は3相4線式交流電源の第1相に接続され、内器ユニットの母線の第2相は3相4線式の交流電源の第2相に接続され、内器ユニットの母線の中性相は3相4線式の交流電源の中性相に接続される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように3線式の交流電源に対応している既存の分電盤装置内の内器ユニットの母線に、3相4線式の交流電源を接続すると、たとえ第1相と中性相とを組にした第1系統に接続される分岐ブレーカの数(第1系統に接続される分岐ブレーカの合計定格電流容量)と第2相と中性相とを組にした第2系統に接続される分岐ブレーカの数(第2系統に接続される分岐ブレーカの合計定格電流容量)とを等しくしてあって、しかも何れのブレーカにも定格電流通りに電流が通電されたにしても、3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とには等しい負荷電流が流れるものの第3相には負荷電流が流れないから、電流の相バランスが崩れてしまって、受配電設備に無駄と悪影響を及ぼすという問題点がある。
【0017】
本発明は、前記問題点を解決するために為されたもので、その目的とするところは、3線式の交流電源の内器ユニットを収納して3相4線式交流電源に対する各相の電流バランスを全体として取ることができる分電盤装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の分電盤装置の発明では、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする。
【0019】
請求項2の分電盤装置の発明では、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする。
【0020】
請求項3の分電盤装置の発明では、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする。
【0021】
請求項4の分電盤装置の発明では、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態により説明する。
【0025】
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように例えば、無停電電源装置から出力される3相4線式(3φ4W)の交流電源ACを単相式の例えばサーバのような負荷(図示せず)に分配するものであって、図1に示すように3相4線式交流電源ACの第1相(例えばR相という)と第2相(例えばT相という)と中性相(N相という)とを用いた第1の3線式電源系続を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニット21と、3相4線式交流電源ACのT相と第3相(例えばS相という)とN相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニット22と、前記3相4線式交流電源ACのS相とR相とN相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニット23とに、前記3相4線式交流電源ACの中性相及び各電圧相を4極のブレーカ1を介して分配するようになっている。
【0026】
このような構成を用いた実施例により本実施形態を更に詳説する。
【0027】
実施例1−1
図2は本実施例の具体構成を示しており、本実施例の場合には3相4線式の交流電源ACを構成する無停電電源装置100の出力が4極のブレーカ1を介して接続されて配線されている外部の3相4線の線路を後述する分電盤装置の筐体3内に引き込み上述のようにN相と、各相との組み合わせに対応した3線を対応する内器ユニット21〜23の3線式電源系統の母線へ直接的に接続している。
【0028】
ここで3相4線式交流電源が用いられるのは、3相4線式配電を行うアメリカで寡占的に製造される無停電電源装置100をサーバ5の電源装置として用いるためである。そして無停電電源装置100の入力電源は日本で広く用いられられている3線3相式配電による交流電源を入力変圧器Tで3相4線式の交流電源に変換したものが用いられる。
【0029】
無停電電源装置100は入力される入力変圧器Tからの3相4線式(3φ4W)の交流電源を通常時には切替器101を介してそのまま3相4線式(3φ4w)の交流電源ACとして出力し、停電時にはAC/DCコンバータ102により通常時充電されているバッテリ103の直流をDC/ACコンバータ104により変換して得られた3相4線式(3φ4W)の交流電源ACを切替器101を介して出力するようになっている。
【0030】
一方各内器ユニット21〜23では更に3線式電源系統の母線内のN相の線路42と何れかの相の電圧極の線路41又は43とを接続した2極の分岐ブレーカ6によって単相式負荷(以下サーバという)5へ分配するようになっている。この2極の分岐ブレーカ6を用いてN相を切断可能とすることで日本におけるT−T接地方式(N相切り離しを必須とする)に対応させている。
【0031】
そして本実施例の場合、内器ユニット21では中央部に上下方向に配設した3線式電源系統の母線を構成する3つの線路41〜43の左側にR,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、右側にT,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、内器ユニット22では中央部に上下方向に配設した3線式電源系統の母線を構成する3つの線路41〜43の左側にS,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、右側にT,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、内器ユニット23は中央部に上下方向に配設した3線式電源系統の母線を構成する3本の線路41〜43の左側にS,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、右側にR,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、R,S,Tの各相を同数の分岐ブレーカ6によって分岐することでバランスを図っている。
【0032】
内器ユニット21〜23は、図3に示すように分電盤装置の筐体3の取付面から一定高さ位置となるように取付台30、30間に橋絡配設される上下2つの取付ベース2A,2B(図5参照)と、この取付ベース2A,2Bの前面(取付上面)部の中央部に平角導体からなる上記の線路(以下主幹バーという)41〜43を取付ベース面に対して垂直方向に重ねるように夫々を一定間隔を開けて配置したもので、この3つの主幹バー41〜43が3線式電源系統の母線を構成する。この母線の両側には2極式の分岐ブレーカ6…を上述したように母線に沿うように上下方向に配設される。
【0033】
分岐ブレーカ6の固定は図4に示すように取付ベース2A(又は2B)に切り起こした略逆L状の固定爪14と、く字状に折曲され、取付ベース2A(又は2B)に取り付けられた係止ばね15とを用いて行うようになっており、分岐ブレーカ6の一端面に上記固定爪14の先部を係止する凹部(図示せず)を形成し、分岐ブレーカ6の他端面に係止ばね15の中程の突出部15aを係止する凹部(図示せず)を形成してある。
【0034】
ここで3線式電源系統の母線を構成する3本の主幹バー41〜43中、中間位置に位置する主幹バー42にはN相が接続され、残りの2本の主幹バー41,43には夫々の内器ユニット21〜23に振り分けたR相,T相、或いはS相,T相、又はS相,R相が接続され、分岐ブレーカ6の1対の電源端子の一方がN相に対応するN相(中性極)の主幹バー42に、他方が振り分けられている相に対応する電圧極の主幹バー41,43の何れか一方に接続される。
【0035】
また各主幹バー41,42,43の上端部は図5に示すように別の取付ベース2C上に配設した端子台31からの各接続主幹バー41’,42’,43’の他端が接続される取付ベース2Aの上端に設けた導電バー支持台16に接続されて支持され、また主幹バー41,42,43の中間部の両側半分が、取付ベース2Aの下端部の両側に配置される受台17、17の嵌合溝(図示せず)に夫々挿入して支持され、更に取付ベース2B側へ延設され、その下端は取付ベース2Bの下端部の両側に配置される受台17、17の嵌合溝(図示せず)に夫々挿入して支持されることになる。
【0036】
そして取付ベース2Aの主幹バー43の前方側には主幹バー43と平行するように硬質の合成樹脂材から形成された支点部材18が導電バー支持台16と、上記受台17、17との間に、また取付ベース2Bの主幹バー43の前方側には、取付ベース2Aの受台17,17と、下端部の受台17,17との間に架橋配設されている。
【0037】
ここで使用される分岐ブレーカ6は図6に示すように一端部にねじ端子からなる電源端子7a,7bを高さ位置が異なるように設けており、これらの電源端子7a,7bを設けた一端部にプラグインアダプタ8を取り付けるようになっている。
【0038】
プラグインアダプタ8は、2つの隔壁によって取付面に対して前後(図6では上下)3つの部屋に区画され、各部屋に面する側壁に切り溝9を備えている。これらの切り溝9の間隔は3本の主幹バー41〜43の間隔に等しく形成され、また取付ベース2上に配設された分岐ブレーカ6にプラグインアダプタ8を取り付けたときに、主幹バー41〜43の高さ位置と対応する夫々の切り溝9の高さ位置とが等しくなり、主幹バー41〜43の側端部を夫々に対応する切り溝9内に嵌入させることができるようになっている。
【0039】
プラグインアダプタ8内に配された2つの接続端子板10a、10bは、何れも図7に示すように一端に受刃11、11を備えたもので、電圧極である主幹バー43と中性極である主幹バー42に接続する分岐ブレーカ6の場合、プラグインアダプタ8の前記3つの部屋のうちの前側(図6では上側)の部屋に受刃11の部分を納めた接続端子板10aの他端に設けた接続固定部12を電源端子7aに接続し、中程の部屋に受刃11の部分を納めた接続端子板10bの他端の接続固定部12を電源端子7bに接続している。
【0040】
電圧極である主幹バー41と中性極である主幹バー42に接続する分岐ブレーカ6の場合に対応するプラグインアダプタ8は、前記3つの部屋のうちの後側(図6では下側)の部屋に受刃11の部分を納めた接続端子板10aの他端に設けた接続固定部12を分岐ブレーカ6の電源端子7aに接続し、中程の部屋に受刃11の部分を納めた接続端子板10bの他端の接続固定部12を電源端子7bに接続している。
【0041】
尚プラグインアダプタ8に設けられた孔13は電源端子7a、7bのねじ締め付け工具の挿入孔である。
【0042】
このようにして電圧極の主幹バー43と中性極の主幹バー42とに対応したプラグインアダプタ8を結合した分岐ブレーカ6と、電圧極の主幹バー41と中性極の主幹バー42とに対応したプラグインアダプタ8を結合した分岐ブレーカ6を各内器ユニット21〜23毎に所定の分岐数n分だけ準備し、夫々の分岐ブレーカ6をプラグインアダプタ8を介して線路5の主幹バー41と42或いは42と43とに接続することで、各相を等しい数で分岐して、各分岐ブレーカ6を介してサーバ5への電源供給が可能となる。母線の左右の何れから接続してもN相と組み合わせとなる相とは代わらないため、母線の左右両側に、組み合わせの異なる分岐ブレーカ6を混在させても良い。
【0043】
尚図3乃至図7中、Hは分岐ブレーカ6の操作ハンドルを示す。
【0044】
さて本実施例では内器ユニット21〜23は、図8(a)(b)に示すように前後に夫々内器収納空間が確保できるラックタイプの筐体3内に収納されて筐体3とともに分電盤装置を構成する。
【0045】
ここで本実施例に用いる筐体3は前後の上下に内器ユニット用の収納空間部300を夫々設けてあり、最大4つの内器ユニットを配設できる構造となっている。そして前側の上下の収納空間部300、300には内器ユニット21,22を、後側の上部の収納空間部300には内器ユニット23を、夫々取付台30,30を介して収納空間部300の上、下部に夫々設けた取付部301、301間に架橋配設している。
【0046】
この筐体3の各収納空間部30の正対する開口側には図9(a)(b)に示すように夫々中蓋302が被着され、各内器ユニット21〜23に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させ、操作可能としている。
【0047】
そして筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図10に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304が開閉自在に取り付けられて、筐体3の前後面から内部の分岐ブレーカ6を操作できるようになっている。
【0048】
実施例1−2
上記実施例1−1では各内器ユニット21〜23に端子台31を備えて、筐体3外側に配線されている4線の線路から各内器ユニット21〜23毎に分配されるN相と2つの相からなる3線電源系統の3線路を直接接続するようになっているが、本実施形態では、図11に示すように上記の端子台31の代わりに3極の中継用のブレーカ200を備え、このブレーカ200を介して図12に示すように内器ユニット21〜23の取付ベース2A,2B上に配設している各主幹バー41〜43にN相と2つの相からなる3線電源系統の3線を接続するようにしたものである。
【0049】
尚各内器ユニット21〜23における分岐数や、主幹バー41〜43の配設構成、また分岐ブレーカ6の取付ベース2への取り付け及び主幹バー41〜43への分岐ブレーカ6の接続の構成等は実施例1−1と同じであるので具体的な図示、説明は省略し、同じ構成には同じ符号を付す。
【0050】
而して、本実施例の場合も実施例1−1と同様な構成のラックタイプの筐体3を用いて分電盤装置を構成しており、図13(a)(b)は、本実施例の分電盤装置の前後の内部を示しており、前側の上下の収納空間部300、300には内器ユニット21,22を、後側の上部の収納空間部300には内器ユニット23を、夫々取付台30,30を介して収納空間部300の上、下部に夫々設けた取付部301、301間に架橋配設している。
【0051】
この筐体3の各収納空間部30の正対する開口側には図14(a)(b)に示すように夫々中蓋302が被着され、各内器ユニット21〜23に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルH及び中継用のブレーカ200の操作ハンドルH’の部位を露出させ、操作可能としている。
【0052】
そして筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図15に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304が開閉自在に取り付けられて、筐体3の前後面から内部の分岐ブレーカ6及び中継用のブレーカ200を操作できるようになっている。
【0053】
(実施形態2)
上記実施形態1では、3つの内器ユニット21〜23 を用いて各相をバランスさせて分岐する構成であったが、本実施形態は、図16に示すように3相4線式(3φ4W)の交流電源ACのR相とT相とN相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷(図示せず)へ分配する第1の内器ユニット21と、3相4線式交流電源ACのT相とS相とN相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷(図示せず)へ分配する第2の内器ユニット22とに3相4線式交流電源ACを分配している。そして本実施形態では、前記R相とN相との間に接続する分岐ブレーカ6による分岐数と、T相とN相との間に接続する分岐ブレーカ6による分岐数と、S相とN相との間に接続する分岐ブレーカ6による分岐数とを夫々等しくしている。
【0054】
具体的には第1の内器ユニット2ではR相とN相とを組にした電源系続の分岐数をnとするとともにT相とN相とを組にした電源系統の分岐数を(n−α)とし、第2の内器ユニット2ではT相とN相とを組にした電源系統の分岐数を(n+α)とするとともにS相とN相とを組にした電源系統の分岐数をnとすることで構成するか、若しくは内器ユニット2ではR相とN相とを組にした電源系統の分岐数をnとするとともにT相とN相とを組にした電源系統の分岐数をn/2とし、内器ユニット2ではT相とN相とを組にした電源系続の分岐数をn/2とするとともにS相とN相とを組にした電源系統の分岐数をnとすることで構成している。ここで(n+α)及び(n−α)の分岐数若しくはn/2の分岐数にする組み合わせは、上記の相とN相と限定されるものではなく、他の相とN相との組み合わせでも良い。
【0055】
実施例2−1−1
図17は、本実施例の具体構成を示しており、本実施例の場合には図示するように、内器ユニット2,2を分電盤装置の筐体3内に配置したもので、3相4線式の交流電源ACに4極のブレーカ1を介して外部で配線されている3相4線の線路を筐体3内に引き込み、上記のN相と各相との組み合わせに対応した3線を対応する内器ユニット ,2 の3線式電源系統の母線を構成する主幹バー41〜43に図5と同様に端子台31を介して直接的に接続している。
【0056】
ここで本実施例の3相4線式交流電源ACも、実施例1−1.1−2と同様な構成の無停電電源装置100の出力により構成されており、無停電電源装置100の入力電源も日本で広く用いられられている3線3相式配電による交流電源を入力変圧器Tで3相4線式の交流電源に変換したものが用いられる。
【0057】
一方各内器ユニット21,22では上述した実施例1−1(1−2)と同様に更に3線式電源系統の母線内の中性極の主幹バー42と何れかの相の電圧極の主幹バー41又は43とを接続した分岐ブレーカ6によってサーバ5へ分配するようになっている。
【0058】
そして本実施例の場合、内器ユニット21ではR,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、T,N相に接続される分岐ブレーカ6をn/2(若しくはn−α)数配設し、内器ユニット22では線路5の左側にS,N相に接続される分岐ブレーカ6をn数配設し、T,N相に接続される分岐ブレーカ6をn/2(若しくn+α)数配設し、R,S,Tの各相を同数に分岐することでバランスを図っている。
【0059】
尚本実施例の内器ユニット21,22及び分岐ブレーカ6の構造は実施例1−1で説明した構造のものが用いられるので、ここではそれらの構造そのものの説明及び図示は省略し、また図示されている同じ構成要素には同じ符号を付す。
【0060】
図18(a)(b)は、前後に夫々内器収納空間が確保できる実施例1−1の場合と同様なラックタイプの筐体3を用いた本実施例の分電盤装置の前後の内部を示しており、本実施例に用いる筐体3は前後内には上下に内器ユニット用の収納空間部300を設けてあり、最大4つの内器ユニットを配設できる構造となっている。そして前側の上側の収納空間部300には内器ユニット21を、後側の上部の収納空間部300には内器ユニット22を、夫々取付台30,30を介して収納空間部300の上、下部に夫々設けた取付部301、301間に架橋配設している。
【0061】
この筐体3の内器ユニット21,22を配設した各収納空間部300の正対する開口側には図19(a)(b)に示すように夫々中蓋302が被着され、各内器ユニット21、22に対応する中蓋302には夫々の内器ユニット21,22に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させ、操作可能としている。
【0062】
そして筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図20に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304が開閉自在に取り付けられて、筐体3の前後面から内部の分岐ブレーカ6を操作できるようになっている。
【0063】
実施例2−1−2
上記実施例2−1−1ではラックタイプの筐体3を用いて、筐体3の前後に設けた上側の収納空間部300に内器ユニット21,22を配設して分電盤装置を構成しているが、本実施例では、ラックタイプの筐体3を用いる点では同じであるが、図21に示すように筐体3の前部側の上下の収納空間部300.300に内器ユニット21,22を配設して分電盤装置を構成している点で実施例2−1−1と相違する。
【0064】
そして筐体3の収納空間部300,300には各内器ユニット21,22に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させる窓孔を設けた中蓋302を図22に示すように被着して、分岐ブレーカ6を中蓋302の外側から操作可能としている。また筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図23に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304を開閉自在に取り付けてある。
【0065】
尚配線構成、内器ユニット21,22の構造、分岐ブレーカ6の構成等は実施例1−1や実施例2−2−1と同じであるので図示と説明は省略する。
【0066】
参考例1
上記実施例2−1−1及び2−1−2ではラックタイプの筐体3を用いていたが、本参考例では図24に示すように壁面取付型の電設盤タイプの筐体3を2台並設して各筐体3内一方の収納空間部300に内器ユニット2を、他方の収納空間部300に2を配設し、これら2つの筐体3、3により分電盤装置を構成した点に特徴がある。
【0067】
そして各筐体3の収納空間部300には各内器ユニット21,22に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させる窓孔を設けた中蓋305を図25に示すように被着して、分岐ブレーカ6を中蓋305の外側から操作可能としている。また各筐体3の前面開口部には図26に示すように扉306を
開閉自在に取り付けてある。
【0068】
尚配線構成、内器ユニット21,22の構造、分岐ブレーカ6の構成等は実施例1−1や実施例2−1−1、2−1−2と同じであるので図示と説明は省略する。
【0069】
実施例2−1−4
上記参考例1では壁面取付型の電設盤タイプの筐体3を2台並設して各筐体3内一方の収納空間部300に内器ユニット2を、他方の収納空間部300に内器ユニット2を配設し、これら2つの筐体3、3により分電盤装置を構成しているが、本実施形態では、壁面取付型の電設盤タイプの筐体を用い点で同じであるが、図27に示すように2つの内器ユニット2,2を上下2段で収納できる長尺の筐体3を用いた点に特徴がある。
【0070】
そして筐体3の収納空間部300には各内器ユニット21,22に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させる窓孔を設けた中蓋305を図28に示すように被着して、分岐ブレーカ6を中蓋305の外側から操作可能としている。また各筐体3の前面開口部には図29に示すように扉306を
開閉自在に取り付けてある。
【0071】
尚配線構成、内器ユニット2,2の構造、分岐ブレーカ6の構成等は実施例1−1や実施例2−1−1、2−1−2、参考例1と同じであるので図示と説明は省略する。
【0072】
実施例2−1−5
上記実施例2−1−1、2−1−2、2−1−4および参考例1では各内器ユニット2 に配設する分岐ブレーカ6は夫々40台であるが、例えば分岐数を増加させて80台とした場合には、実施例2−−1と同様なラックタイプの筐体3を用い、図30(a)に示すように筐体3の前側の上下の収納空間部300に40台の分岐ブレーカ6を夫々配設した内器ユニット21a,21bを配設し、同図(b)に示すように後側の上下の収納空間部300に40台の分岐ブレーカ6を夫々配設した内器ユニット22a,22bを配設し、上下の内器ユニット21a,21b又は22a,22bには同じ電圧極の相を振り分けて、上述のように分岐数を決定することで各相のバランスを図った分岐を行い且つ、その分岐数を増やすことを可能としている。
【0073】
この筐体3の各収納空間部300の正対する開口側には図31(a)(b)に示すように夫々中蓋302が被着され、各内器ユニット21a,21b、22a,22bに対応する中蓋302には夫々の内器ユニット21a,21b、22a,22bに配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルHの部位を露出させ、操作可能としている。
【0074】
そして筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図32に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304が開閉自在に取り付けられて、筐体3の前後面から内部の分岐ブレーカ6を操作できるようになっている。
【0075】
尚配線構成、内器ユニット2,2の構造、分岐ブレーカ6の構成等は基本的には実施例1−1や実施例2−1−1、2−1−2、2−1−4および参考例1と同じであるので図示と説明は省略する。
【0076】
実施例2−2−1
上記実施例2−1−1、2−1−2、2−1−4、2−1−5および参考例1では各内器ユニット2,2の取付ベース2Aに端子台31を備えて、筐体3外側に配線されている4線3相式の線路から各内器ユニット2、2毎に振り分けられるN相と2つの相からなる3線電源系統の3線を直接接続するようになっているが、本実施形態では、図33に示すように上記の端子台31の代わりに3極中継用のブレーカ200を備え、このブレーカ200を介して内器ユニット ,2 の取付ベース2A,2B上に配設している各主幹バー41〜43にN相と2つの相からなる3線電源系統の3線を接続するようにしたものである。
【0077】
尚各内器ユニット ,2 における分岐数や、主幹バー41〜43の配設構成、また分岐ブレーカ6の取付ベース2への取り付け及び主幹バー41〜43への分岐ブレーカ6の接続の構成等は実施形態2−1−1と同じであるので具体的な図示、説明は省略し、同じ構成には同じ符号を付す。
【0078】
而して、本実施例の場合も実施例2−1−1と同様な構成のラックタイプの筐体3を用いて分電盤装置を構成しており、実施例2−1−1と同様に図34に示すように、筐体3の前側の上下の収納空間部300、300に内器ユニット21,22を取付台30,30を介して収納空間部300の上、下部に夫々設けた取付部301、301間に架橋配設している。
【0079】
この筐体3の各収納空間部30の正対する開口側には図35に示すように中蓋302が被着され、各内器ユニット21、22に配設している分岐ブレーカ6の操作ハンドルH及び中継用のブレーカ200の操作ハンドルH’の部位を露出させ、操作可能としている。
【0080】
そして筐体3の前面開口部(及び後面開口部)には図36に示すようにアクリル板303を開口窓304aに嵌め込んだ扉304が開閉自在に取り付けられて、筐体3の前面側から内部の分岐ブレーカ6及び中継用のブレーカ200を操作できるようになっている。
【0081】
実施例2−2−2
本実施例は実施例2−1−2の端子台31の代わりに中継用ブレーカ200を図37に示すように備えたもので、中継用ブレーカ200と、図38に示すように操作ハンドルH’に対応する中蓋302の構成以外は実施例2−1−2と同じ構成となっている。
【0082】
図39は本実施例の正面図である。
【0083】
参考例2
参考例参考例1の端子台31の代わりに中継用ブレーカ200を図40に示すように備えたもので、中継用ブレーカ200と、図41に示すように操作ハンドルH’に対応する中蓋305の構成以外は実施例2−1−2と同じ構成となっている。
【0084】
図42は本参考例の正面図である。
【0085】
実施例2−2−4
本実施例は実施例2−1−の端子台31の代わりに中継用ブレーカ200を図43に示すように備えたもので、中継用ブレーカ200と、図44に示すように操作ハンドルH’に対応する中蓋305の構成以外は実施例2−1−2と同じ構成となっている。
【0086】
図45は本実施例の正面図である。
【0087】
実施例2−2−5
本実施例は実施例2−1−5の端子台31の代わりに中継用ブレーカ200を図46に示すように備えたもので、中継用ブレーカ200と、図47に示すように操作ハンドルH’に対応する中蓋302の構成以外は実施例2−1−2と同じ構成となっている。
【0088】
図48は本実施例の正面図である。
【0089】
【発明の効果】
請求項1の分電盤装置の発明は、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したので、各内器ユニットの3線式電源系統の線路が4本ではなく3本で構成でき、そのため線路を平角導体を用いた主幹バーで構成する場合に、4極から3極に減らすことが可能となるため、絶縁距離確保のための主幹バーの配設部位のスペースの小型化が図れ、それにより内器ユニットの横幅寸法も小さくでき、分岐ブレーカの負荷側配線のガタースペースが広く取れるようになり、施工性の大幅向上並びに分電盤装置の横幅の小型化が図れ、更に3相4線式交流電源から、3つの内器ユニットの3線式に分配電可能となるため、3相4線式交流電源の各相の電流バランスを保って受電することができるので、3相4線式交流電源から単相式負荷に電力供給を行うに当たって、或る相だけに電流が集中することがなく、受配電設備を効率的に運用できる。また、3線式電源系統の違いが判り易く明確になり、設置後のメンテナンス時に内器ユニット毎の3線式電源系統の確認作業を行う必要がないのでメンテナンス管理が行い易く、しかも矩形箱状の筐体の前後両面に内器ユニットを配設するので筐体内空間を有効に活用することができて内器ユニットの実装効率が向上し、省スペース化が図れるという優れた分電盤装置を提供できる。
【0090】
請求項2の分電盤装置の発明は、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したので、各内器ユニットの3線式電源系統の線路が4本ではなく3本で構成でき、そのため線路を平角導体を用いた主幹バーで構成する場合に、4極から3極に減らすことが可能となるため、絶縁距離確保のための主幹バーの配設部位のスペースの小型化が図れ、それにより内器ユニットの横幅寸法も小さくでき、分岐ブレーカの負荷側配線のガタースペースが広く取れるようになり、施工性の大幅向上並びに分電盤装置の横幅の小型化が図れ、更に3相4線式交流電源から、3つの内器ユニットの3線式に分配電可能となるため、3相4線式交流電源の各相の電流バランスを保って受電することができるので、3相4線式交流電源から単相式負荷に電力供給を行うに当たって、或る相だけに電流が集中することがなく、受配電設備を効率的に運用できる。また、3線式電源系統の違いが判り易く明確になり、設置後のメンテナンス時に内器ユニット毎の3線式電源系統の確認作業を行う必要がないので、メンテナンス管理が行い易いという優れた分電盤装置を提供できる。
【0091】
請求項3の分電盤装置の発明は、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したので、請求項1の発明と同様に、各内器ユニットの3線式電源系統の線路が4本ではなく3本で構成でき、そのため線路を平角導体を用いた主幹バーで構成する場合に、4極から3極に減らすことが可能となるため、絶縁距離確保のための主幹バーの配設部位のスペースの小型化が図れ、それにより内器ユニットの横幅寸法も小さくでき、分岐ブレーカの負荷側配線のガタースペースが広く取れるようになり、施工性の大幅向上並びに分電盤装置の横幅の小型化が図れ、更に3相4線式交流電源の各相の電流バランスを保って受電することができるので、3相4線式交流電源から単相式負荷に電力供給を行うに当たって、或る相だけに電流が集中することがなく、受配電設備を効率的に運用できる。また、3線式電源系統の違いが判り易く明確になり、設置後のメンテナンス時に内器ユニット毎の3線式電源系統の確認作業を行う必要がないのでメンテナンス管理が行い易く、しかも矩形箱状の筐体の前後両面に内器ユニットを配設するので筐体内空間を有効に活用することができて内器ユニットの実装効率が向上し、省スペース化が図れるという優れた分電盤装置を提供できる。
【0092】
請求項4の分電盤装置の発明は、3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したので、請求項1の発明と同様に、各内器ユニットの3線式電源系統の線路が4本ではなく3本で構成でき、そのため線路を平角導体を用いた主幹バーで構成する場合に、4極から3極に減らすことが可能となるため、絶縁距離確保のための主幹バーの配設部位のスペースの小型化が図れ、それにより内器ユニットの横幅寸法も小さくでき、分岐ブレーカの負荷側配線のガタースペースが広く取れるようになり、施工性の大幅向上並びに分電盤装置の横幅の小型化が図れ、更に3相4線式交流電源の各相の電流バランスを保って受電することができるので、3相4線式交流電源から単相式負荷に電力供給を行うに当たって、或る相だけに電流が集中することがなく、受配電設備を効率的に運用できる。また、3線式電源系統の違いが判り易く明確になり、設置後のメンテナンス時に内器ユニット毎の3線式電源系統の確認作業を行う必要がないので、メンテナンス管理が行い易いという優れた分電盤装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の概念的な配電構成図である。
【図2】実施形態1の実施例1−1の具体的配電構成図である。
【図3】同上の内器ユニットと、バー及び分岐ブレーカとの関係構成説明図である。
【図4】同上の分岐ブレーカの取付ベースへの取付説明用の一部省略せる斜視図である。
【図5】同上の内器ユニットの正面図である。
【図6】同上に用いる分岐ブレーカと、取り外した状態のプラグインアダプタとを示す斜視図である。
【図7】同上のプラグインアダプタを取り付けた状態の分岐ブレーカの側面図である。
【図8】(a)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図9】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図10】同上の分電盤装置の正面図である。
【図11】実施形態1の実施例1−2の具体的配電構成図である。
【図12】同上の内器ユニットの正面図である。
【図13】(a)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図14】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図15】同上の分電盤装置の正面図である。
【図16】本発明の実施形態2の概念的な構成図である。
【図17】実施形態2の実施例2−1−1の具体的配電構成図である。
【図18】(a)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図19】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図20】同上の分電盤装置の正面図である。
【図21】実施形態2の実施例2−1−2の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図22】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図23】同上の分電盤装置の正面図である。
【図24】 参考例1の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図25】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図26】同上の分電盤装置の正面図である。
【図27】実施形態2の実施例2−1−4の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図28】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図29】同上の分電盤装置の正面図である。
【図30】(a)は実施形態2の実施例2−1−5の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図31】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図32】同上の分電盤装置の正面図である。
【図33】実施形態2の実施例2−2−1の具体的配電構成図である。
【図34】(a)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図35】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図36】同上の分電盤装置の正面図である。
【図37】実施形態2の実施例2−2−2の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図38】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図39】同上の分電盤装置の正面図である。
【図40】 参考例2の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図41】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図42】同上の分電盤装置の正面図である。
【図43】実施形態2の実施例2−2−4の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
【図44】同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
【図45】同上の分電盤装置の正面図である。
【図46】(a)は実施形態2の実施例2−2−5の分電盤装置の筐体の内部を示す正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の内部を示す背面図である。
【図47】(a)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部の正面図である。
(b)は同上の分電盤装置の筐体の中蓋を取り付けた状態の内部を示す背面図である。
【図48】同上の分電盤装置の正面図である。
【図49】3相4線式の交流電源を供給する無停電電源装置を用いたT−N接地方式による配電構成図である。
【図50】3相4線式の交流電源を供給する無停電電源装置を用いたT−T接地方式におよる従来例の配電構成図である。
【図51】3相4線式の交流電源を供給する無停電電源装置を用いたT−T接地方式におよる別の従来例の配電構成図である。
【符号の説明】
AC 3相4線式交流電源
1 ブレーカ
1〜23 内器ユニット

Claims (4)

  1. 3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする分電盤装置
  2. 3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第3相と第1相と中性相とを用いた第3の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第3の内器ユニットとを備え、前記3相4線式交流電源を前記各内器ユニットに夫々分配するようにし、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする分電盤装置
  3. 3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを前面側に配設するとともに前記第2の内器ユニットを後面側に配設し、第1の3線式電源系統を前面側に、第2の3線式電源系統を後面側に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする分電盤装置。
  4. 3相4線式交流電源の供給を受け該交流電源を単相式負荷に分岐して供給するための分電盤装置であって、前記3相4線式交流電源の第1相と第2相と中性相とを用いた第1の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第1の内器ユニットと、前記3相4線式交流電源の第2相と第3相と中性相とを用いた第2の3線式電源系統を各単相式負荷へ分岐接続する第2の内器ユニットとを備え、前記第1相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第2相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数と、前記第3相と中性相との間から各単相式負荷へ分岐接続する合計分岐数とを夫々等しくするように前記各内器ユニットを夫々少なくとも1ユニット以上ずつ前記3相4線式交流電源に接続し、前記第1の内器ユニットを上段に配設するとともに前記第2の内器ユニットを下段に配設し、第1の3線式電源系統を上段に第2の3線式電源系統を下段に夫々分離して矩形箱状の筐体に収納したことを特徴とする分電盤装置
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