JP4385059B2 - イメージセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、イメージセンサに関し、特に、太陽光などの局所的に明るい画像の画質向上に関するもので、ビデオカメラやディジタルカメラなどの電子式撮像装置に使用されるCMOSイメージセンサなどの画素読出し回路に適用できるものである。
図8は、従来のイメージセンサを説明する図であり、イメージセンサにおける1つの画素と、該画素から読み出した信号値を保持する回路とを示している。図9は従来のイメージセンサの動作を説明するタイミングチャートである。
従来のイメージセンサ20を構成する画素200は、図8に示すように、例えば、光を電子に変換する光電変換素子であるフォトダイオードPDと、そのカソード電位をリセット電圧(VD電圧)にリセットするリセットトランジスタM1と、フォトダイオードPDで発生した光電変換信号を増幅して画素電圧として読み出す読出トランジスタM2と、画素を選択する選択トランジスタM3とから構成されている。
イメージセンサでは、このような画素200が行列状に複数配列されており、各画素列毎に読出し線202が配置されている。各読出し線202には、1つの画素列の画素がすべて接続され、また、各読出し線202は1つの定電流源203に接続されている。
さらに、各読出し線202には、サンプルホールド回路210が接続されており、該サンプルホールド回路210は、フォトダイオードのカソード電位に対応する、読出し線202に読み出された画素電圧を保持するものである。
ところで、上記カソード電位には、リセット時にリセットノイズが重畳される。このリセットノイズは、画素内のトランジスタ特性のバラツキや寄生容量のバラツキに依存するので、画素毎に異なる。そこで、このリセットノイズを除去するために、サンプルホールド回路210には、相関二重サンプリング回路が用いられている。この相関二重サンプリング回路は、各画素の基準電圧であるリセット電圧と、各画素での光電変換により発生する画素電圧とをそれぞれ保持し、これらの電圧の差電圧に基づいて各画素の画素信号を検出するものである。
次に動作について説明する。
まず、画素選択(SEL)信号がHレベルとなると、選択トランジスタM3がオンして、所定の画素200が選択される。
その後、第1のリセット動作がリセット期間T1に行われる。つまり、リセット(RST)信号がHレベルとなり、リセットトランジスタM1がオンすることで、読出トランジスタM2のゲートがリセット(VD)電圧(例えば電源電圧)で充電されて、該読出トランジスタM2がオンし、読出し線202はリセット電位VDとなる。
そして、その後の積分期間T2では、RST信号がLレベルとなり、リセットトランジスタがオフするので、読出トランジスタM2のゲート201の電位は、フォトダイオードPDで発生される電荷により徐々に低下し、読出し線202に読み出される画素電圧も徐々に低下する。
相関二重サンプリング回路210は、この積分期間T2の終了直前に、上記読出し線202に読み出された画素電圧Vsを、信号電圧としてサンプルホールドする。
続いて、第2のリセット動作が期間T3に行われた後、上記積分期間T2に比べて短いリセットレベル読出期間T4内に、相関二重サンプリング回路210は、上記読出し線202に読み出された画素電圧VD’を、リセット電圧としてサンプルホールドする。
サンプルホールド回路は、第1のリセット動作後の積分期間T2にサンプルホールドした信号電圧Vsと、第2のリセット動作後の短い期間T4内にサンプルホールドしたリセット電圧VD’との差電圧を、画素で検出された光検出信号である画素信号として出力する。
このように2つのサンプルホールド電圧の差をとることにより、画素から読み出される画素信号からリセットノイズが除去される。
しかしながら、撮像画像内に太陽光など、周囲の画像に比べて極端に高い輝度の領域が局所的に存在する場合は、それに対応する画素では、フォトダイオードが生成する光電変換電流が極端に大きくなる。そのため、図9(b)に示すように、第2のリセット動作後のリセットノイズ読出期間T4において、そのカソード電位が急速に低下する。
その結果、2つのサンプルホールド電圧の差電圧が非常に小さくなる。つまり、本来は太陽光など高い輝度の領域であれば、検出される画素信号レベルは最大レベルになることが期待されるところ、リセットノイズ読出期間で読み出されるリセットノイズが大きくなりすぎて、期待通りの画素信号レベルが得られなくなる。そのため、得られる出力画像では、太陽の輝度が極端に低い画像になり、極端な場合、図12(a)に示すように、太陽が真っ黒な画像Im1になってしまう。
そこで、従来のイメージセンサでは、局所的に高輝度を有する画像の画質を向上させる手法が検討されており、例えば、特許文献1には、その一例が開示されている。
図10は、この文献開示のイメージセンサを説明する図である。なお、図10中、図8と同一符号は同一のものを示す。
このイメージセンサ20aは、図8に示す従来のイメージセンサ20において、上記読出し線202と相関二重サンプリング回路210との間に挿入された制御回路204を備え、リセットノイズ読出期間T4内には、読出し線202から相関二重サンプルホールド回路210に供給される電位を、これが所定の閾値Vthより低下しないように制御するものである。
ここで、この制御回路204は、イネーブル(EN)信号と読出し線202からの信号とを入力とする2入力OR回路207と、該OR回路207の出力を反転するインバータINVと、読出し線202と相関二重サンプリング回路210との間に接続され、該OR回路207の出力がゲートに入力される転送トランジスタM40と、ゲートが上記インバータINVの出力に接続され、相関二重サンプリング回路210の入力をVD電圧に固定するプルアップトランジスタM50とを有している。
このイメージセンサ20aでは、信号読出し時(期間T2)は、上記制御回路204内のOR回路207へ入力されるEN信号がHレベルに固定される。この時には、上記OR回路207の出力205は、常時Hレベルとなるため、読出し線202と上記制御回路204の出力信号206との間に接続された転送トランジスタM40はオン状態となる。
またこの時、上記制御回路204内のインバータINVの入力信号205はHレベルであるため、このインバータINVの出力信号はLレベルとなる。このため、上記制御回路204の出力信号206に対するプルアップトランジスタM50のゲートは、Lレベルとなり、プルアップトランジスタM50はオフ状態となる。
従って、読出し線202の電圧レベルが、上記制御回路204を通り、相関二重サンプリング回路210へと伝送される。
次にリセットレベル読出し時(期間T4)には、イメージセンサ20aでは、上記制御回路204内のOR回路207へ入力されるEN信号がLレベルに固定される。画像内に太陽や電球の様な局所的に高輝度の画像が含まれる場合には、上記OR回路のもう一方の入力信号である読出し線202の電圧が上記OR回路の閾値より低下するときがある。このときには、上記OR回路の出力205は、Lレベルとなるため、読出し線202と上記制御回路204の出力信号206との間に接続されている転送トランジスタM4はオフ状態になる。
このとき、上記制御回路204内のインバータINVの入力信号205はLレベルであるため、このインバータINVの出力信号はHレベルとなる。また、上記制御回路204の出力信号206に対するプルアップトランジスタM50のゲートはHレベルとなり、プルアップトランジスタM50はオン状態となる。従って、上記制御回路204の出力信号206はVD電圧に保持される。
図11は、図10に示すイメージセンサが強い光を受けているとき(高輝度時)の具体的な回路動作を説明するタイミング図であり、高輝度時の画素信号読出動作、および高輝度時のリセット信号読出動作を示している。なお、ここでは、画素200が選択されている状態を示しており、該画素200を選択するSEL信号はHレベルとなっている。
まず、高輝度時の画素信号読出動作について説明する。
第1のリセット期間T1にて、RST信号がHレベルになり、図10に示すリセットトランジスタM1がオンすることによって、読出トランジスタM2のゲート201がVD電圧となる。また、SEL信号がHレベルであるために、選択トランジスタM3はオン状態である。このため、読出し線202のレベルはVD電圧となる。
このとき、図11に示すEN信号はHレベルであるために、制御回路204内のOR回路出力205はHレベルとなり、転送トランジスタM40がオン状態になる。このため、読出し線202のVD電圧は、上記制御回路204の出力206に伝送される。従って、図11に示すように、上記制御回路204の出力206はVD電圧となる。
次に積分期間T2では、RST信号がLレベルとなるので、リセットトランジスタM1がオフし、その結果、リセットノイズ、およびフォトダイオードPDが発生する電流により、読出トランジスタM2のゲート201は電圧低下する。高輝度時には、読出トランジスタM2のゲート201は、読出トランジスタM2の閾値電圧以下となり、読出トランジスタM2はオフする。
このとき、画素200から定電流源203に供給される電流が無くなるため、読出し線202は最低電圧となり、上記制御回路204の出力206も最低電圧となる。この最低電位が積分期間T2に、信号電位として相関二重サンプルホールド回路210にて保持される。
次に、高輝度時リセット動作について説明する。
第2のリセット期間T3では、再度RST信号がHレベルとなって、第1のリセット期間T1と同様に、上記読出トランジスタM2のゲート201がVD電圧になる。
次に、RST信号がLレベルとなると、リセット読出し期間T4が開始し、この期間には、リセットノイズ、および輝度信号、つまり図10に示すフォトダイオードPDが発生する電流の影響により、図10に示す画素200内の読出トランジスタM2のゲート201は電圧低下する。高輝度時には、積分期間T2と同様に、読出トランジスタM2のゲート201は、急速に読出トランジスタM2の閾値以下となり、読出トランジスタM2はオフする。よって、読出し線202は最低電圧に低下する。
そして、リセット信号を検知するこのタイミングでは、上記制御回路204に入力されるEN信号はLレベルである。従って、上記読出し線202の電圧が上記制御回路204内のOR回路の閾値電圧Vth以下となったとき、もう他方の入力信号ENはLレベルであることから、上記制御回路204内のOR回路出力205はLレベルとなる。このOR回路出力205は転送トランジスタM40のゲート信号であるため、転送トランジスタM4はオフとなる。また、このOR回路出力205を入力とするインバータINVの出力はHレベルとなり、プルアップトランジスタM50がオンすることによって、上記制御回路204の出力信号206はVD電圧となる。
このVD電圧が、リセット読出期間T4内に、EN信号がHレベルになる前に、該制御回路204後段の相関二重サンプリング回路210により保持される。
このように、期間T2にて作成された出力信号206である信号電圧(最低電圧)と、期間T4にて作成された出力信号206であるリセット電圧(VD電圧)との差分が、相関二重サンプリング回路210にて検出され、高輝度時の画素信号が出力される。
特開2004−112740号公報
以上説明したように、太陽や電球などの高輝度被写体をイメージセンサで撮像したときに白くなるべき被写体が黒くなるときがあるが、これは、リセット電圧と信号電圧との差分を光検出信号(画素信号)として出力する相関二重サンプリング回路を持つイメージセンサで生ずる特有の課題である。
この原因は、強烈な光が、画素を構成するトランジスタに入射してしまい、リセット電圧がその読出し中に急激に低下するからである。
このようなリセット電圧の読出し途中での急激な低下によって、信号電圧とリセット電圧との差分が小さくなり、図12(a)に示すように、高輝度被写体が黒化する現象が発生する。
また、上記文献記載の技術は、この不具合を改善するためになされたものであるが、この文献の技術では、各読出し線毎に追加される制御回路204は、トランジスタ素子数で10ヶであり、各読出し線毎に該制御回路を追加する場合、チップサイズの増加につながる。つまり、該制御回路は、OR回路207を構成する6個のトランジスタと、インバータINVを構成する2個のトランジスタと、トランジスタM40及びM50とを含むこととなる。
また、上記制御回路204が、高輝度黒化現象によりリセット電圧が低下する不具合を検出しているが、上記制御回路204内のOR回路を構成するトランジスタの特性等の製造バラツキによって、リセット電圧の低下を検出する際の閾値がバラツクこととなる。例えば、太陽の1部が灰色、また、同じ太陽の1部は赤色と不自然な色のバラツキが現れるという不具合等が発生することがあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、高輝度被写体が黒化する現象を、チップサイズの増加、および高輝度被写体における不自然な色のばらつきを抑えつつ、回避することができるイメージセンサを得ることを目的とする。
本発明にかかるイメージセンサは、行列状に配列してなる複数の画素を備え、各画素の基準電圧であるリセット電圧と、各画素での光電変換により発生する信号電圧との差電圧に基づいて、各画素の画素信号を検出するイメージセンサであって、画素列毎に配置され、対応する画素列の画素からリセット電圧と信号電圧とが読み出される複数の読出し線と、該読出し線毎に設けられ、該読出し線に接続された定電流源を有し、該リセット電圧を画素から読み出す際、該画素から第1のリセット電流が該読出し線に供給されるのと同時に、第2のリセット電流を、該第1のリセット電流と第2のリセット電流との和が該読出し線に接続された定電流源を流れる電流となって、該第1のリセット電流の減少及び増大が該第2のリセット電流の増加及び減少により補われるよう該読出し線に供給するリセット電流供給手段とを備えた、ものであり、そのことにより上記目的が達成される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記画素は、前記リセット電圧を読み出す期間には、該リセット電圧のゲートへの印加により、前記第1のリセット電流を前記読出し線に供給し、前記信号電圧を読み出す期間には、該信号電圧のゲートへの印加により、該信号電圧に対応する画素電流を該読出し線に供給する第1の読出トランジスタを含み、前記リセット電流供給手段は、該リセット電圧を読み出す期間には、該リセット電圧のゲートへの印加により、前記第2のリセット電流を該読出し線に供給する第2読出しトランジスタを含む。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給手段を構成する第2の読出トランジスタのゲート長は、前記画素を構成する第1の読出トランジスタのゲート長より長い。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給手段は、前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の複数のトランジスタを含み、該直列接続の複数のトランジスタのうちの少なくとも1つが、前記リセット電圧を読み出す期間には導通状態となるよう制御されるリセット電流供給回路とを有し前記定電流源は前記読出し線と接地電位との間に接続されている
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、該直列接続の2つのトランジスタのうちのリセット電圧側トランジスタは常に導通状態に保持されるよう、そのゲートにリセット電圧が供給され、該直列接続の2つのトランジスタのうちの読出し線側トランジスタは前記リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、該直列接続の2つのトランジスタは該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、該直列接続の2つのトランジスタのうちの読出し線側トランジスタは常に導通状態に保持されるよう、そのゲートにリセット電圧が供給され、該直列接続の2つのトランジスタのうちのリセット電圧側トランジスタは、該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された単一のトランジスタからなり、該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記画素は、光電変換を行うフォトダイオードと、画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタとリセット電圧との間に接続され、該フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタが前記リセット電圧を出力するよう該読出トランジスタを制御するリセットトランジスタと、該フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷レベルを該読出トランジスタに転送する転送トランジスタとから構成されており、選択された画素では、前記リセット電圧が読み出された後に、光電変換により発生した信号電圧が読み出される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、該ダミー画素は、光電変換を行うフォトダイオードと、前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタと、該フォトダイオードと該読出トランジスタとの間に接続され、ゲート電圧がトランジスタのオフ電圧に固定された転送トランジスタとから構成されている。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、該ダミー画素は、前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷レベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記画素は、光電変換を行うフォトダイオードと、画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタとリセット電圧との間に接続され、該フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタが前記リセット電圧を出力するよう該読出トランジスタを制御するリセットトランジスタとから構成されており、選択された画素では、光電変換により発生した信号電圧が読み出された後、前記リセット電圧が読み出される。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、該ダミー画素は、光電変換を行うフォトダイオードと、前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている。
好ましくは、本発明のイメージセンサにおいて、前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、該ダミー画素は、前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている。
好ましくは、本発明にかかる電子情報機器は、前記イメージセンサを撮像部に用いたものである。
上記構成により、以下に、本発明の作用について説明する。
本発明においては、対応する画素列の画素からリセット電圧と信号電圧とが読み出される複数の読出し線毎に、該読出し線に接続された定電流源を有するリセット電流供給手段を設け、該リセット電圧を画素から読み出す際、該画素から第1のリセット電流が該読出し線に供給されるのと同時に、第2のリセット電流を、該第1および第2リセット電流の和が該読出し線に接続された定電流源を流れる電流となって、該第1のリセット電流の減少及び増大が該第2のリセット電流の増加及び減少により補われるよう該読出し線に供給するようにしたから、リセット電圧の読出し中に、画素からの第1のリセット電流が急激に低下しても、リセット電流供給手段からは、該第1のリセット電流の減少が該第2のリセット電流の増加により補われるよう、第2のリセット電流が読出し線に供給されることとなる。このため、リセット電流供給手段では、読出し線におけるリセット電圧のレベルを検出する必要はない。従って、リセット電流供給手段を構成するトランジスタなどの特性が複数の読出し線間でばらついても、リセット電圧の低下を検出する閾値の誤差に起因する、表示画像における高輝度被写体における不自然な色のばらつきを回避することができる。その結果、表示画像における高輝度被写体における不自然な色のばらつきを低減することができる。
また、読出し線におけるリセット電圧のレベルを検出する必要がないことから、リセット電流供給手段には、論理回路などの多くの素子を必要とする回路を用いる必要はない。
また、読出し線と接地との間に定電流源を接続し、画素およびリセット電流供給手段から読出し線に供給されるリセット電流の総和が、定電流源を流れる電流となるようにすることにより、リセット電流供給手段は、リセット電圧と読出し線との間に接続された、リセット電圧の読出し期間のみ導通するよう制御される単一のトランジスタのみで構成することも可能であり、リセット電流供給手段を構成する回路の占有面積を大きく低減することができ、チップサイズの増加を抑えることができる。
また、本発明においては、前記リセット電流供給手段を構成する、第2のリセット電流を読出し線に供給する第2の読出トランジスタのゲート長は、前記画素を構成する、第1のリセット電流を読出し線に供給する第1の読出トランジスタのゲート長より長くしているので、リセット電圧の読出し時には、画素から読み出される第1のリセット電流が、リセット電圧供給手段から読み出される第2のリセット電流より支配的となる。このため、リセット電流供給手段を構成する回路の製造ばらつきにより第2のリセット電流にばらつきがあっても、そのリセット電圧への影響を低減することができる。その結果、表示画像における高輝度被写体における不自然な色のばらつきをより一層低減することができる。
また、本発明においては、リセット電流供給手段を、遮光領域に配置されたダミー画素により構成しているので、リセット電流供給手段を構成する新たな回路スペースは不要であり、画素を構成する回路と、リセット電流供給手段を構成する回路との特性などの整合性をより高めることができ、リセット電流供給手段のリセット電流供給能力が、画素のリセット電流供給能力と大きく異なってしまうといった不具合を回避できる。
以上により、本発明によれば、リセット電圧を画素から読み出す際、該画素から第1のリセット電流が読出し線に供給されるのと同時に、第2のリセット電流を、該第1のリセット電流と第2リセット電流との和が、該読出し線に接続された定電流源を流れる電流となって、該第1のリセット電流の減少及び増大が該第2のリセット電流の増加及び減少により補われるよう該読出し線に供給するリセット電流供給手段を設け、高輝度黒化を抑制するようにしたので、高輝度黒化抑制のための回路を、画素で用いられる小さなトランジスタで構成することができ、高輝度黒化抑制をチップサイズの増大を招くことなく行うことができる。
また、上記リセット電流供給手段は、読出し線のリセット電圧が、定電流源を流れる第1及び第2のリセット電流の和に相等する電位となるように、第2のリセット電流を読出し線に供給するため、従来技術でみられるような検出回路が不要であり、検出閾値誤差に起因する、表示画像上での高輝度被写体の不自然な色のばらつきを回避することができる。
さらに、リセット電流供給手段を構成する、第2のリセット電流を供給する読出トランジスタのゲート長を、画素を構成する、第1のリセット電流を供給する読出トランジスタのゲート長より大きくすることによって、リセット電流供給手段におけるトランジスタ閾値の製造ばらつきによる高輝度被写体での色のばらつきをより一層緩和することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1によるイメージセンサを説明する図であり、(a)は該イメージセンサにおける画素の回路構成、及びリセット電流供給手段の回路構成を示し、図(b)は画素を構成する読出トランジスタのゲート長を示し、図(c)はリセット電流供給手段における読出トランジスタのゲート長を示している。
本実施形態1のイメージセンサ10を構成する画素100は、4トランジスタ構成である。つまり、該画素100は、光を電子に変換するフォトダイオードPDと、該フォトダイオードPDで発生した電荷を転送する、ゲートにTX信号が入力される転送トランジスタM4と、上記電荷のレベルを増幅して、これに対応する信号電圧を発生する読出しトランジスタM2と、上記読出しトランジスタM2のゲート101をVD電圧、つまりイメージセンサにおける高電位電圧(例えば電源電圧)にリセットする、ゲートにRST信号が入力されるリセットトランジスタM1と、上記読出トランジスタM2の出力を読出し線102に転送する、ゲートにSEL信号が入力される選択トランジスタM3とから構成されている。
この実施形態1のイメージセンサ10では、このような回路構成を有する画素100が行列状に複数配列されており、各画素列毎に読出し線102が配置されている。各読出し線102には、1つの画素列の画素がすべて接続され、また、各読出し線102は、対応する1つの定電流源103に接続されている。また、各読出し線102には、画素からの光検出信号(画素信号)を検出する相関二重サンプルホールド回路110が接続されており、これは、例えば、図8および図10に示す従来のイメージセンサにおける相関二重サンプルホールド回路210と同一の構成である。
さらに、各読出し線102には、局所的に高輝度を有する画像の画質を改善するためのリセット電流供給回路104が接続されている。このリセット電流供給回路104は、ドレインとゲートが電源電圧VDに接続された読出トランジスタM5と、該読出トランジスタM5のソースと読出し線102との間に接続され、ゲートにEN信号が入力される選択トランジスタM6とから構成されている。なお、該リセット電流供給回路104を構成するトランジスタM5およびM6は遮光されている。
ここで、リセット電流供給回路は、リセット電圧を画素から読出し線に読み出す際、該画素から第1のリセット電流が読出し線に供給されるのと同時に、第2のリセット電流を、該第1のリセット電流と第2リセット電流との和が、該読出し線に接続された定電流源を流れる電流となって、該第1のリセット電流の減少及び増大が該第2のリセット電流の増加及び減少により補われるよう該読出し線に供給するものであり、画素で用いられる小さなトランジスタを用いることができ、チップサイズの増大を回避することが可能である。
また、この実施形態では、リセット電流供給回路における読出トランジスタM5のゲート長Lm5(図1(c)参照)は、画素における読出トランジスタM2のゲート長Lm2(図1(b)参照)よりも大きくしている。なお、図1(b)中、Rm2は画素を構成する読出トランジスタM2の拡散領域であり、Gm2は、該拡散領域Rm2上にゲート絶縁膜(図示せず)を介して配置されたゲート電極である。図1(c)中、Rm5は画素を構成する読出トランジスタM5の拡散領域であり、Gm5は、該拡散領域Rm5上にゲート絶縁膜(図示せず)を介して配置されたゲート電極である。
このような構成では、リセット電圧の読出し時には、上記読出し線102に、上記画素100からは第1のリセット電流I1が、上記リセット電流供給回路104からは第2のリセット電流I2が供給される。また、上記読出し線102には定電流源103が接続されているため、上記第1のリセット電流I1とリセット電流I2との和は、常に定電流源103を流れる電流となる。
次に動作について説明する。
図2は、画素及び高輝度黒化抑制回路の動作を説明するタイミング図であり、図2(a)は、通常輝度時の動作を、図2(b)は高輝度時の動作を示している。
まず、図2(a)を用いて通常輝度時の動作を説明する。
期間Ta1にて、RST信号がHレベルとなって、リセットトランジスタM1がオンすると、読出トランジスタM2のゲート101がVD電圧となる。この場合には、TX信号はLレベルに保持されており、電荷を転送する転送トランジスタM4はオフしている。
期間Ta2にて、画素を選択するためのSEL信号がHレベルになると、上記選択トランジスタM3はオンし、該読出トランジスタM2および選択トランジスタM3を通ってVD電圧から第1のリセット電流I1が読出し線102に供給される。
また、期間Ta2には、EN信号がHレベルになり、図1(a)に示すリセット電流供給回路104からは、読出トランジスタM5と選択トランジスタM6を介して、第2のリセット電流I2が読出し線102に供給される。読出トランジスタM2と読出トランジスタM5のゲートは共にVD電圧であるために、読出し線102の電圧レベルはVD電圧となる。
また、上記リセット電流供給回路104内の読出トランジスタM5のゲート長Lm5は、画素100内の読出トランジスタM2のゲート長Lm2と比較して大きくなっているので、画素から供給される第1のリセット電流I1は、リセット電流供給回路104から供給される第2のリセット電流I2に対して支配的となる。これにより、リセット電流供給回路104の特性ばらつきによるリセット電流全体のばらつきを抑えることができる。
続いて、期間Ta3では、図1中のフォトダイオードPDにて作成された電荷を読出すために、TX信号がHレベルになり、転送トランジスタM4がオンする。すると、読出トランジスタM2のゲート101はVD電圧から、フォトダイオードで発生した電荷に比例した分だけ電圧低下する。このときEN信号はLレベルであり、リセット電流供給回路104からの第2のリセット電流I2は0であるために、読出し線102の電圧レベルは読出しトランジスタM2のゲート101の電圧に追従する。
続いて、期間Ta4では、TX信号はLレベルとなり、転送トランジスタM4がオフする。読出しトランジスタM2のゲートは信号電圧であるために、読出し線102の電圧レベルは信号電圧を示す。
上記に示した期間Ta2にて、読出し線102に読み出されたリセット電圧(VD電圧)と、期間Ta4にて、読出し線102に読み出された信号電圧との差分が、相関二重サンプリング回路110にて検出されることによって、光検出信号として、画素信号、つまり通常は輝度信号が出力される。
次に、図2(b)を用いて高輝度時の動作について説明する。
高輝度時の動作が、通常輝度時の動作と異なる点は以下のTa2期間の動作である。
つまり、高輝度時には、期間Ta2にて、転送トランジスタM4がオフであるにも拘わらず、読出トランジスタM2のゲート101に、P型半導体基板(P−SUB)と該基板に形成されたN+型半導体領域とにより形成されたPNダイオードを通して電子が注入される。このために、読出トランジスタM2のゲート101のレベルは急激にVD電圧から低下する。従って、読出トランジスタM2がオフ状態になり、画素100からの第1のリセット電流I1は発生しなくなる。しかし、リセット電流供給回路104からは、画素からの第1のリセット電流I1を補うように、第2のリセット電流I2が読出し線に出力され、これが定電流源103に供給されるため、読出し線102の電圧レベルはVD電圧に保持される。
このように本実施の形態では、リセット電圧が低下しないようにリセット電流供給回路104が動作するため、従来技術でみられるような、リセット電圧低下を検出する回路が不要であり、検出閾値誤差による、高輝度被写体における色のばらつきを抑制することができる。
例えば、本発明のリセット電流供給回路による高輝度黒化の効果を、太陽画像を例示して示すと、リセット電流供給回路104による高輝度黒化抑制を無効にしたときは、太陽の画像は図12(a)に示すように太陽が黒く写った画像Im1となるが、リセット電流供給回路104による高輝度黒化抑制を有効にしたときは、太陽の画像は図12(b)に示すように、太陽が白く写った画像Im2となる。
次に、期間Ta3では、図1に示す上記リセット電流供給回路104内の選択トランジスタM6のEN信号がLレベルとなる。このため、上記リセット電流供給回路104からの出力電流、つまり第2のリセット電流I2は発生しなくなり、読出し線102に対して、VD電圧を保持していた経路がなくなり、読出し線102の電圧レベルは、最低電圧となる。
そして、期間Ta4では、TX信号はLレベルとなり、転送トランジスタM4がオフする。読出トランジスタM2のゲートは最低電圧であるために、読出し線102の電圧レベルは最低電圧を示す。
上記に示した期間Ta2にて、読出し線102に読み出されたリセット電圧(VD電圧)と、期間Ta4にて、読出し線102に読み出された信号電圧(最低電圧)との差分が、相関二重サンプリング回路110により検出されることによって、高輝度信号が出力される。
このように本実施形態1では、行列状に配列してなる複数の画素100と、画素列毎に配置され、各画素列の画素から信号電圧を読み出すための読出し線102とを備えたイメージセンサにおいて、読出し線102毎に、第2のリセット電流I2を供給するリセット電流供給回路104を備え、画素におけるリセット電圧を読み出す際、画素から読出し線102に供給される第1のリセット電流I1と、該リセット電流供給回路104から読出し線102に供給される第2のリセット電流I2との和が、読出し線に接続された定電流源を流れる電流となるようにしたので、画素からの第1のリセット電流I1が変動しても、その変動が第2のリセット電流により補われることとなる。これにより、高輝度時に、画素を構成するトランジスタへの強い光の入射により、画素からの第1のリセット電流が急激に低下しても、リセット電流供給回路104から第2のリセット電流が読出し線に供給されることとなり、リセット電圧読出し期間に、リセット電位が低下するのを回避することができる。この結果、高輝度時に、信号電圧とリセット電圧との差分が小さくなって、高輝度被写体が黒化する現象を防止することができる。
また、本実施形態1では、リセット電圧が低下しないようにリセット電流供給回路104が動作するため、従来技術でみられるような、リセット電圧低下を検出する回路が不要であり、検出閾値誤差による、高輝度被写体における色のばらつきを抑制することができる。
また、本実施の形態1では、リセット電流供給回路における読出トランジスタM5のゲート長Lm5を、画素内読出トランジスタM2のゲート長Lm2と比較して大きくしているので、リセット電流供給回路104内の読出トランジスタM5のチャンネル抵抗および閾値はともに、画素内読出トランジスタM2のものより大きくなる。このため、通常輝度時のリセット期間には、画素からの第1のリセット電流I1がリセット電流供給回路からの第2のリセット電流I2に対して支配的となり、リセット電流供給回路の特性ばらつきによるリセット電圧のばらつきを抑えることができる。その結果、リセット電流供給回路におけるトランジスタ閾値の製造ばらつきによる高輝度被写体での色のばらつきをより一層緩和することができる。
なお、上記実施の形態1では、リセット電流供給回路104は、読出トランジスタM5のゲートおよびドレインをVD電圧に接続し、選択トランジスタM6のゲートにEN信号が入力されるよう構成したものであるが、リセット電流供給回路104の回路構成はこれに限るものではない。
例えば、図3(a)は、実施形態1のリセット電流供給回路104とは回路構成が異なるリセット電流供給回路104aを示している。
このリセット電流供給回路104aは、実施形態1と同様、読出トランジスタM5と選択トランジスタM6とを有するものであるが、この回路104aでは、VDレベルはトランジスタM5のドレインにのみ接続し、トランジスタM5及びM6のゲートにはEN信号が入力されようしている。
従って、EN信号のHレベルをVD電圧と等しくすると、リセット電流供給回路104aは、実施の形態1のリセット電流供給回路104と全く同一の機能を果たす。
つまり、このような構成のリセット電流供給回路104aにおいても、EN信号がHレベルとなるリセット電圧の読出し期間Ta2(図2(a)および(b)参照)のみ、第2のリセット電流I2が、該第2のリセット電流I2と画素から出力される第1のリセット電流I1との和が、読出し線102に接続された定電流源を流れる電流となるよう、読出し線102に供給される。これにより、高輝度時に、画素からの第1のリセット電流I1が急激に低下しても、その低下が第2のリセット電流I2により補われることとなり、読出し線102に供給されるリセット電流の全体量の変動を抑えることができる。その結果、高輝度被写体を撮影したときに、白くなるべき被写体が黒くなる黒化現象を回避することができる。
また、図3(b)は、実施形態1のリセット電流供給回路104とは回路構成が異なる、その他の例としてリセット電流供給回路104bを示している。
このリセット電流供給回路104bも、実施形態1と同様、読出トランジスタM5と選択トランジスタM6とを有するものであるが、この回路104bは、VDレベルを読出トランジスタM5のドレイン及び選択トランジスタM6のゲートに接続し、トランジスタM5のゲートにはEN信号が入力されるように構成したものである。
ここで、EN信号のHレベルをVD電圧と等しくすると、リセット電流供給回路104bは、実施の形態1のリセット電流供給回路104と全く同一の機能を果たす。
このような構成のリセット電流供給回路104bにおいても、EN信号がHレベルとなるリセット電圧の読出し期間T2(図2(a)および(b)参照)のみ、第2のリセット電流I2が、該第2のリセット電流I2と画素から出力される第1のリセット電流I1との和が、読出し線102に接続された定電流源を流れる電流となるよう読出し線102に供給される。これにより、高輝度時に、画素からの第1のリセット電流I1が急激に低下しても、その低下が第2のリセット電流I2により補われることとなり、読出し線102に供給されるリセット電流の全体量の変動を抑えることができる。その結果、高輝度被写体を撮影したときに、白くなるべき被写体が黒くなる黒化現象を回避することができる。
また、図3(c)は、実施形態1のリセット電流供給回路104とは回路構成が異なる、さらなるその他の例としてリセット電流供給回路104cを示している。
このリセット電流供給回路104cは、実施形態1とは異なり、VDレベルと読出し線102との間に接続され、ゲートにはEN信号が入力される読出トランジスタM5のみから構成したものである。
ここで、EN信号のHレベルをVD電圧と等しくすると、リセット電流供給回路104cは、実施の形態1のリセット電流供給回路104と同様、EN信号がHレベルとなるリセット電圧の読出し期間T2(図2(a)および(b)参照)のみ、第2のリセット電流を、該第2のリセット電流と画素から出力される第1のリセット電流I1との和が、読出し線102に接続された定電流源を流れる電流となるよう読出し線102に供給する。
このように、本発明の、リセット電圧が低下しないように電流を供給するリセット電流供給回路は、さまざまな回路構成により実現できるが、どのようなトランジスタの組み合わせにおいても、リセット電圧がゲートに接続された読出トランジスタが必要である。
さらに、上記実施の形態1では、各読出し線毎に、画素とは異なる回路構成のリセット電流供給回路を備えたイメージセンサを示しているが、リセット電流供給回路は、画素と同じ回路素子を有するダミー画素、部分的に同じ回路素子を有するダミー画素で構成してもよく、以下このような構成のイメージセンサについて説明する。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2によるイメージセンサを説明する図であり、図(a)は、該イメージセンサにおける画素およびリセット電流供給回路の構成を示し、図(b)は、該イメージセンサの画素アレイにおける遮光領域を概略的に示している。
この実施形態2のイメージセンサ10aは、実施形態1のイメージセンサ10におけるリセット電流供給回路104に代えて、ダミー画素100aを用いたものである。
つまり、この実施形態2のイメージセンサでは、図4(b)に示すように、複数の画素を行列状に配列してなる画素アレイ11のうちの、紙面上部あるいは紙面下部の遮光された領域11aに配置された一行分の画素を、各読出し線にリセット電流を供給するリセット電流供給回路として用いている。なお、図中11bは、遮光されていない画素配列領域で、イメージセンサの受光部となっている。
このダミー画素100aは、画素100と同様、フォトダイオードPDaと、リセットトランジスタM1aと、読出トランジスタM2aと、選択トランジスタM3aと、転送トランジスタM4aとから構成されている。ただし、このダミー画素100aでは、リセットトランジスタM1aのゲートはVD電圧に接続され、選択トランジスタM3aのゲートには、画素を選択するSEL信号に代えて、リセット電圧の読出し期間のみHレベルとなる制御信号であるEN信号が入力されるようになっている。また、転送トランジスタM4aのゲートは、Lレベル(例えば接地電位)に固定されている。
このような構成の実施形態2のイメージセンサ10aにおいても、ダミー画素からなるリセット電流供給回路100aは、EN信号がHレベルとなるリセット電圧の読出し期間Ta2(図2(a)および(b)参照)のみ、第2のリセット電流I2aを、該第2のリセット電流Ia2と画素から出力される第1のリセット電流I1との和が、読出し線102に接続された定電流源を流れる電流となるよう読出し線102に供給する。これにより、高輝度時に、画素からのリセット電流I1が急激に低下しても、読出し線102に供給されるリセット電流の全体量の変動を抑えることができる。その結果、高輝度被写体を撮影したときに、白くなるべき被写体が黒くなる黒化現象を回避することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3によるイメージセンサを説明する図であり、該イメージセンサにおける画素およびリセット電流供給回路の構成を示している。
この実施形態3のイメージセンサ10bは、実施形態2のイメージセンサ10aと同様、実施の形態1のイメージセンサ10におけるリセット電流供給回路104に代えて、画素アレイの遮光部分に配置されたダミー画素100bを用いたものであるが、この実施の形態3におけるダミー画素100bでは、画素におけるフォトダイオードPDおよび転送トランジスタM4が形成されるべき領域には、これらの素子は形成されていない。
つまり、このダミー画素100bは、リセットトランジスタM1bと、読出トランジスタM2bと、転送トランジスタM3bとから構成されている。そして、このダミー画素100bでは、実施形態2のダミー画素100aと同様、リセットトランジスタM1bのゲートはVD電源に接続され、選択トランジスタM3bのゲートには、画素を選択するSEL信号に代えて、リセット電圧の読出し期間のみHレベルとなる制御信号であるEN信号が入力されるようになっている。
このような構成の実施形態3のイメージセンサ10bにおいても、ダミー画素100bからなるリセット電流供給回路は、EN信号がHレベルとなるリセット電圧の読出し期間Ta2(図2(a)および(b)参照)のみ、第2のリセット電流I2bを、該第2のリセット電流Ib2と画素から出力される第1のリセット電流I1との和が、読出し線102に接続された定電流源103を流れる電流となるよう読出し線102に供給する。これにより、高輝度時に、画素からのリセット電流I1が急激に低下しても、読出し線102に供給されるリセット電流の全体量の変動を抑制することができる。その結果、高輝度被写体を撮影したときに、白くなるべき被写体が黒くなる黒化現象を回避することができる。
(実施形態4)
図6は、本発明の実施形態4によるイメージセンサを説明する図であり、該イメージセンサにおける画素の回路構成、およびリセット電流供給回路の構成を示している。また、図7は、該イメージセンサの動作を説明するタイミング図である。
この実施形態4のイメージセンサ10cは、実施形態1のイメージセンサ10における4トランジスタ構成の画素を、3トランジスタ構成としたものである。
つまり、この実施形態4のイメージセンサを構成する画素110cは、図8に示す従来のイメージセンサ20を構成する画素200と同一であり、フォトダイオードPDと、リセットトランジスタM1と、読出トランジスタM2と、選択トランジスタM3とから構成されており、該リセットトランジスタM1のゲートには、フォトダイオードPDのカソード電位をリセットするRST信号が入力され、選択トランジスタM3のゲートには、画素を選択するSEL信号が入力されるようになっている。
また、リセット電流供給回路114cは、実施の形態1におけるものと同様、ドレインとゲートが電源電圧VDに接続された読出トランジスタM5と、該読出トランジスタM5のソースと読出し線102との間に接続され選択トランジスタM6とから構成されており、この実施形態4では、選択トランジスタM6のゲートには、リセット電圧を画素から読出し線に読み出す期間のみ、該選択トランジスタM6を導通させる制御信号ENcが入力されるようになっている。
また、この実施形態4においても、リセット電流供給回路114cにおける読出トランジスタM5のゲート長Lm5(図1(c)参照)は、画素110cにおける読出しトランジスタM2のゲート長Lm2(図1(b)参照)よりも大きくしている。
なお、この実施の形態4のイメージセンサ10cにおけるその他の構成は、実施形態1におけるイメージセンサ10と同様である。
このような構成のイメージセンサ10cでは、リセット電圧の読出し時には、上記読出し線102に、上記画素110cからは第1のリセット電流I1cが、上記リセット電流供給回路114cからは第2のリセット電流I2が供給される。また、上記読出し線102には定電流源103が接続されているため、上記電流I1cと電流I2との和は、該定電流源を流れる電流となる。
次に動作について説明する。
図7は、画素及び高輝度黒化抑制回路の動作を説明するタイミング図であり、図7(a)は通常輝度時の動作を、図7(b)は高輝度時の動作を示している。
まず、図7(a)を用いて通常輝度時の動作を説明する。
SEL信号がHレベルとなり、選択トランジスタM3が導通すると、画素が選択される。その後、第1のリセット期間T1にて、RST信号がHレベルになり、図6に示すリセットトランジスタM1がオンすることによって、読出トランジスタM2のゲート201がVD電圧となる。また、SEL信号がHレベルであるために、選択トランジスタM3はオン状態である。このため、読出し線102のレベルはVD電圧となる。
次に積分期間T2では、RST信号がLレベルとなるので、リセットトランジスタM1がオフする。このため、フォトダイオードPDが発生する電荷により、読出トランジスタM2のゲート201は電圧低下し、読出し線102に読み出される画素電圧も徐々に低下する。
相関二重サンプリング回路110は、この積分期間T2の終了直前に、上記読出し線102に読み出された画素電圧を、信号電圧としてサンプルホールドする。
続いて、第2のリセット動作が期間T3に行われた後、上記積分期間T2に比べて短い期間T4内には、ENc信号がHレベルとなり、リセット電流供給回路114cからは第2のリセット電流が読出し線102に供給され、読出し線102はVDレベルに保持される。相関二重サンプリング回路110は、この期間T4内に上記読出し線102に読み出された画素電圧を、リセット電圧としてサンプルホールドする。
サンプルホールド回路は、第1のリセット動作後の積分期間T2にサンプルホールドした信号電圧と、第2のリセット動作後の短いリセット電圧読出期間T4内にサンプルホールドしたリセット電圧との差電圧を、画素で検出された光検出信号(画素信号)として出力する。
このように2つのサンプルホールド電圧の差をとることにより、画素から読み出される画素信号からリセットノイズが除去される。
次に、図7(b)を用いて高輝度時の動作について説明する。
SEL信号がHレベルとなり、選択トランジスタM3が導通すると、画素が選択される。その後、第1のリセット期間T1にて、RST信号がHレベルになり、リセットトランジスタM1がオンすることによって、読出トランジスタM2のゲート201がVD電圧となる。また、SEL信号がHレベルであるために、選択トランジスタM3はオン状態である。このため、読出し線102のレベルはVD電圧となる。
次に積分期間T2では、RST信号がLレベルとなるので、リセットトランジスタM1がオフする。すると、高輝度時には、フォトダイオードPDが発生する電流により、読出トランジスタM2のゲート201は急激に電圧低下する。
そして、相関二重サンプリング回路110は、この積分期間T2の終了直前に、上記読出し線102に読み出された画素電圧、つまり最低電位を、信号電圧としてサンプルホールドする。
続いて、第2のリセット動作が期間T3に行われ、その後の期間T4には、RST信号がLレベルとなるので、リセットトランジスタM1がオフする。すると、高輝度時には、フォトダイオードPDが発生する電流により、読出トランジスタM2のゲート201は急激に電圧低下し、読出し線102に供給される電流I1cも、リセット期間T3における最大レベルから急激にする。ところが、第2のリセット動作後の期間T4には、第1のリセット動作後の期間T2とは異なり、EN信号はHレベルとなり、リセット電流供給回路114cからは、第2のリセット電流I2が、この第2のリセット電流I2と上記第1のリセット電流I1cとの和が、読出し線に接続された定電流源に流れる電流となるよう読出し線102に供給される。このため、読出し線102のレベルはVD電圧に保持される。
従って、相関二重サンプリング回路110は、上記読出し線102に読み出されたVD電圧を、リセット電圧としてサンプルホールドする。
このように、積分期間T2にて作成された出力信号206である信号電圧(最低電圧)と、期間T4にて作成された出力信号206であるリセット電圧(VD電圧)との差分が、相関二重サンプリング回路210にて検出され、高輝度時の正しい画素信号が出力される。
このように本実施形態4では、行列状に配列してなる複数の画素100cと、画素列毎に配置され、各画素列の画素から信号電圧を読み出すための読出し線102とを備えたイメージセンサにおいて、読出し線102毎に、リセット電流I2を供給するリセット電流供給回路114cを備え、画素におけるリセット電圧を読み出す際、画素から読出し線102に供給される第1のリセット電流I1と、リセット電流供給回路114cから読出し線102に供給される第2のリセット電流I2との和が、定電流源に流れる電流となるようにしたので、画素からの第1のリセット電流I1が変動しても、読出し線102に供給されるリセット電流の全体量(I1+I2)の変動が抑制されることとなる。これにより、高輝度時に、画素を構成するトランジスタへの強い光の入射により、画素からのリセット電流が急激に低下しても、リセット電流供給回路104からリセット電流が読出し線に供給されることとなり、リセット電圧読出し期間に、リセット電位が低下するのを回避することができる。この結果、高輝度時に、信号電圧とリセット電圧との差分が小さくなって高輝度被写体が黒化する現象を防止することができる。
また本実施形態4では、実施形態1と同様、リセット電圧を読み出す期間には、リセット電圧が低下しないようにリセット電流供給回路114cが第2のリセット電流I2を読出し線102に供給するため、従来技術でみられるような、リセット電圧低下を検出する回路は不要であり、検出閾値誤差による、高輝度被写体における色のばらつきを抑制することができる。
また、本実施形態4においても、リセット電流供給回路における読出しトランジスタM5のゲート長を、画素内読出しトランジスタM2のゲート長と比較して大きくしているので、実施形態1と同様に、通常輝度時のリセット期間には、画素からのリセット電流I1がリセット電流供給回路からのリセット電流I2に対して支配的となり、リセット電流供給回路の特性ばらつきによるリセット電圧のばらつきを抑えることができる。その結果、リセット電流供給回路におけるトランジスタ閾値の製造ばらつきによる高輝度被写体での色のばらつきをより一層緩和することができる。
なお、上記実施形態4では、リセット電流供給回路114cは、読出トランジスタM5のゲートおよびドレインをVD電圧に接続し、選択トランジスタM6のゲートにEN信号が入力されるよう構成したものであるが、該リセット電流供給回路114cの回路構成はこれに限るものではなく、その代わりに、図3(a)に示すリセット電流供給回路104a、図3(b)に示すリセット電流供給回路104b、図3(c)に示すリセット電流供給回路104cなどを用いることができる。
また、上記実施形態4では、各読出し線毎に、画素とは異なる回路構成のリセット電流供給回路を備えたイメージセンサを示しているが、リセット電流供給回路は、実施形態1で説明したように、画素と同じ回路素子を含むダミー画素、または、部分的に同じ回路素子を有するダミー画素で構成してもよい。
例えば、実施形態4におけるリセット電流供給回路は、画素110cと同様、フォトダイオードPDと、リセットトランジスタM1と、読出トランジスタM2と、選択トランジスタM3とから構成され、リセットトランジスタM1のゲートはVD電圧に接続され、選択トランジスタM3のゲートには、画素を選択するSEL信号に代えて、リセット電圧の読出し期間のみHレベルとなるENc信号が入力されるようにしたダミー画素でもよい。
なお、このダミー画素で、読出トランジスタM2および選択トランジスタM3がVD電圧と読出し線との間に直列に接続され、VD電圧側読出トランジスタM2のゲートがフォトダイオードPDのカソードに接続され、リセットトランジスタM1が読出トランジスタM2のゲートとフォトダイオードPDのカソードとの間に接続されていることは言うまでもない。
また、実施形態4におけるリセット電流供給回路は、このようなダミー画素におけるフォトダイオードを排除したもの、つまり、画素を構成する3つのトランジスタ、つまり、リセットトランジスタM1と、読出トランジスタM2と、選択トランジスタM3とから構成され、リセットトランジスタM1のゲートはVD電圧に接続され、選択トランジスタM3のゲートには、画素を選択するSEL信号に代えて、リセット電圧の読出し期間のみHレベルとなるENc信号が入力されるようにしたダミー画素でもよい。なお、このダミー画素で、読出トランジスタM2および選択トランジスタM3がVD電圧と読出し線との間に直列に接続され、リセットトランジスタM1がVD電源と読出トランジスタM2のゲートとの間に接続されていることは言うまでもない。
さらに、上記実施形態1〜4では、特に説明しなかったが、上記実施形態1〜4のイメージセンサの少なくともいずれかを撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器について説明する。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記実施形態1〜4のイメージセンサの少なくともいずれかを撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、カメラ付き携帯電話やディジタルスチルカメラ、あるいは監視カメラ等に用いるイメージセンサであって、特に、行列状に配列してなる複数の画素と、画素列毎に配置され、各画素列の画素から画素信号を読み出すための読出し線とを備えたイメージセンサの分野において、チップサイズの増大を招くことなく、高輝度被写体が黒化する現象を防止することが可能となり、高輝度被写体の撮影時の画質を向上したイメージセンサを提供できるものである。
図1は、本発明の実施形態1によるイメージセンサを説明する図であり、図(a)は該イメージセンサにおける画素及びリセット電流供給回路の構成例を示し、図(b)は画素を構成する読出トランジスタのゲート長を示し、図(c)はリセット電流供給回路を構成する読出トランジスタのゲート長を示している。 図2は、実施形態1のイメージセンサの動作を説明するタイミング図であり、図2(a)は、通常輝度時の動作を、図2(b)は高輝度時の動作を示している。 図3は上記実施形態3のイメージセンサにおけるリセット電流供給回路の3つの変形例(図(a)、図(b)、図(c))を示す図である。 図4は、本発明の実施形態2によるイメージセンサを説明する図であり、図(a)は、該イメージセンサにおける画素およびリセット電流供給回路の構成を示し、図(b)は、該イメージセンサの画素アレイにおける遮光領域を概略的に示している。 図5は、本発明の実施形態3によるイメージセンサを説明する図であり、該イメージセンサにおける画素およびリセット電流供給回路の構成を示している。 図6は、本発明の実施形態4によるイメージセンサを説明する図であり、該イメージセンサにおける画素およびリセット電流供給回路の構成を示している。 図7は、実施形態4のイメージセンサの動作を説明するタイミング図であり、図(a)は、通常輝度時の動作を、図(b)は高輝度時の動作を示している。 図8は、従来のイメージセンサを説明する図であり、イメージセンサにおける画素の構成を示している。 図9は、従来のイメージセンサの動作を説明する図であり、タイミングチャートであり、図(a)は、通常輝度時の動作を、図(b)は高輝度時の動作を示している。 図10は、特許文献1に開示のイメージセンサを説明する図である。 図11は、上記特許文献1に開示のイメージセンサの動作を説明するタイミング図である。 図12は、本発明の効果を説明する図であり、リセット電流供給回路を動作させたときの太陽の画像(図(b))を、該リセット電流供給回路を動作させない場合の太陽の画像(図(a))と対比して示す図である。
10,10a,10b,10c イメージセンサ
100,110c,200 画素
100a,100b ダミー画素
101 読出トランジスタのゲートノード
102 読出し線
103 定電流源
104,104a,104b,104c,114c リセット電流供給回路
110 相関二重サンプルホールド回路
Gm2 第1の読出トランジスタのゲート
Gm5 第2の読出トランジスタのゲート
I1 画素電流
I2,I2a,I2b リセット電流
M1 リセットトランジスタ
M2 第1の読出トランジスタ
M3 第1の選択トランジスタ
M4 転送トランジスタ
M5 第2の読出トランジスタ
M6 第2の選択トランジスタ
PD フォトダイオード

Claims (15)

  1. 行列状に配列してなる複数の画素を備え、各画素の基準電圧であるリセット電圧と、各画素での光電変換により発生する信号電圧との差電圧に基づいて、各画素の画素信号を検出するイメージセンサであって、
    画素列毎に配置され、対応する画素列の画素からリセット電圧と信号電圧とが読み出される複数の読出し線と、
    該読出し線毎に設けられ、該読出し線に接続された定電流源を有し、該リセット電圧を画素から読み出す際、該画素から第1のリセット電流が該読出し線に供給されるのと同時に、第2のリセット電流を、該第1のリセット電流と第2のリセット電流との和が該読出し線に接続された定電流源を流れる電流となって、該第1のリセット電流の減少及び増大が該第2のリセット電流の増加及び減少により補われるよう該読出し線に供給するリセット電流供給手段とを備えた、
    イメージセンサ。
  2. 前記画素は、前記リセット電圧を読み出す期間には、該リセット電圧のゲートへの印加により、前記第1のリセット電流を前記読出し線に供給し、前記信号電圧を読み出す期間には、該信号電圧のゲートへの印加により、該信号電圧に対応する画素電流を該読出し線に供給する第1の読出トランジスタを含み、
    前記リセット電流供給手段は、該リセット電圧を読み出す期間には、該リセット電圧のゲートへの印加により、前記第2のリセット電流を該読出し線に供給する第2の読出しトランジスタを含む、
    請求項1記載のイメージセンサ。
  3. 前記リセット電流供給手段を構成する第2の読出トランジスタのゲート長は、前記画素を構成する第1の読出トランジスタのゲート長より長い、請求項2記載のイメージセンサ。
  4. 前記リセット電流供給手段は、
    前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の複数のトランジスタを含み、該直列接続の複数のトランジスタのうちの少なくとも1つが、前記リセット電圧を読み出す期間には導通状態となるよう制御されるリセット電流供給回路とを有し
    前記定電流源は前記読出し線と接地電位との間に接続されている
    請求項1記載のイメージセンサ。
  5. 前記リセット電流供給回路は、
    前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、
    該直列接続の2つのトランジスタのうちのリセット電圧側トランジスタは常に導通状態に保持されるよう、そのゲートにリセット電圧が供給され、
    該直列接続の2つのトランジスタのうちの読出し線側トランジスタは前記リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  6. 前記リセット電流供給回路は、
    前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、
    該直列接続の2つのトランジスタは該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  7. 前記リセット電流供給回路は、
    前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された直列接続の2つのトランジスタからなり、
    該直列接続の2つのトランジスタのうちの読出し線側トランジスタは常に導通状態に保持されるよう、そのゲートにリセット電圧が供給され、
    該直列接続の2つのトランジスタのうちのリセット電圧側トランジスタは、該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  8. 前記リセット電流供給回路は、
    前記リセット電圧と前記読出し線との間に接続された単一のトランジスタからなり、該リセット電圧を読み出す期間に導通状態となるよう、そのゲートに制御信号が供給される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  9. 前記画素は、
    光電変換を行うフォトダイオードと、
    画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタとリセット電圧との間に接続され、該フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタが前記リセット電圧を出力するよう該読出トランジスタと制御するするリセットトランジスタと、
    フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷レベルを該読出トランジスタに転送する転送トランジスタとから構成されており、
    選択された画素では、前記リセット電圧が読み出された後に、光電変換により発生した信号電圧が読み出される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  10. 前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、
    該ダミー画素は、
    光電変換を行うフォトダイオードと、
    前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタと、
    フォトダイオードと該読出トランジスタとの間に接続され、ゲート電圧がトランジスタのオフ電圧に固定された転送トランジスタとから構成されている、
    請求項9記載のイメージセンサ。
  11. 前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、
    該ダミー画素は、
    前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷レベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている、
    請求項9記載のイメージセンサ。
  12. 前記画素は、
    光電変換を行うフォトダイオードと、
    画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタとリセット電圧との間に接続され、該フォトダイオードでの光電変換により発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタが前記リセット電圧を出力するよう該読出トランジスタを制御するリセットトランジスタとから構成されており、
    選択された画素では、光電変換により発生した信号電圧が読み出された後、前記リセット電圧が読み出される、
    請求項4記載のイメージセンサ。
  13. 前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、
    該ダミー画素は、
    光電変換を行うフォトダイオードと、
    前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている、
    請求項12記載のイメージセンサ。
  14. 前記リセット電流供給回路は、遮光領域に配置されたダミー画素であり、
    該ダミー画素は、
    前記リセット電圧を読み出す期間に該ダミー画素を選択する選択トランジスタと、
    該選択トランジスタと該リセット電圧との間に接続され、該ダミー画素で発生した電荷のレベルを増幅して読み出す読出トランジスタと、
    該読出トランジスタのゲートに常に該リセット電圧を供給するリセットトランジスタとから構成されている、
    請求項12記載のイメージセンサ。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載のイメージセンサを撮像部に用いた電子情報機器。
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