JP4383651B2 - [2−((8,9)−ジオキソ−2,6−ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ−1(7)−エン−2−イル)エチル]ホスホン酸の製造方法 - Google Patents

[2−((8,9)−ジオキソ−2,6−ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ−1(7)−エン−2−イル)エチル]ホスホン酸の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、式Iで示される化合物[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸の製造方法に関する。かかる化合物は、興奮性アミノ酸の過剰放出を伴う状態における抗痙攣薬および神経保護薬として有用なNMDAアンタゴニストである。
【0002】
【化1】
Figure 0004383651
【0003】
(背景技術)
式Iで示される化合物およびその製造方法は、米国特許第5,168,103号に開示されている。この開示された方法では、3-アミノプロピルカルバミン酸フェニルメチルエステルを2-オキソエチルホスホン酸ジアルキルエステルおよびシアノホウ水素化ナトリウムと反応させて、中間体[3-[[2-(ジアルコキシホスフィニル)エチル]アミノ]プロピル]カルバミン酸フェニルメチルエステル(a)を収率36%で得る。(a)を3,4-ジアルコキシ(または3,4-ジアリールアルコキシ)シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(例えば、3,4-ジエトキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオン)と反応させて、[3-[[2-(ジアルコキシホスホリル)エチル]-(2-アルコキシ-3,4-ジオキソ-1-シクロブテン-1-イル)アミノ]プロピル]カルバミン酸フェニルメチルエステル(b)を収率89%で得る。ベンジルオキシカルボニル保護基を外し、(b)を[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジアルキルエステル(c)に環化することは、(b)を10%パラジウム/炭素および1,4-シクロヘキサジエンで処理することにより、収率62%で行われる。二環系ジエステル(c)をブロモトリメチルシランで処理して、[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸(I)を収率78%で得る。かかる反応経路の全収率は15.5%である。
【0004】
(発明の開示)
本発明の方法では、その代わりに、下記スキームIの工程IIに例示するように、3-アミノプロピルカルバミン酸ジアルキルエステル(IV)をビニルホスホン酸ジアルキル(V)と反応させて、N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジアルキルエステル(VI)を得る。下に示すように、米国特許第5,168,103号の方法と比較して本発明が提供するさらなる改良により、Iを製造する全収率は38.8%に上昇する。
【0005】
本発明のある態様は、[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸の製造方法である。この製造方法は、
(a)3,4-ジ-C1-C4アルコキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンをN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステルと反応させて、3-[[2-(ジ-C1-C6アルコキシホスホリル)エチル]-(2-C1-C6アルコキシ-3,4-ジオキソ-1-シクロブテン-1-イル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルを得る工程;
(b)工程(a)の生成物の3-アミノ基を脱保護する工程;
(c)工程(b)の生成物を環化して、二環系中間体[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステルを形成する工程;および
(d)工程(c)のジ-C1-C6アルキルエステルをホスホン酸生成物に変換する工程からなる。
【0006】
工程(a)は、好ましくは、無水メタノールまたは無水エタノール中、室温(25℃〜30℃)で行われる。工程(a)、(b)および(c)は、好ましくは、その場所で(in situ)行われる。工程(b)は、好ましくは、塩化メチレン中、−5℃〜25℃で行われる。工程(d)は、好ましくは、塩化メチレンまたはアセトニトリル中、約20℃で行われる。工程(a)の好ましい3,4-ジ-C1-C4アルコキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンは、3,4-ジエトキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンである。
【0007】
本発明の別の態様では、工程(a)のN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸のジ-C1-C6アルキルエステルは、ビニルホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステルを3-アミノプロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステルと反応させることからなる方法で製造される。好ましいビニルホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステルは、ビニルホスホン酸ジメチルまたはビニルホスホン酸ジエチルであり、そのうち、ビニルホスホン酸ジメチルが最も好ましい。
【0008】
別の態様では、本発明は下記の化合物を提供する:
N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステルである化合物;
N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジメチルエステルまたはN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステルである化合物;
3-[[2-(ジ-C1-C6アルコキシホスホリル)エチル]-(2-C1-C6アルコキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルである化合物;および
3-[[2-(ジエトキシホスホリル)エチル]-(2-エトキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルまたは3-[[2-(ジエトキシホスホリル)エチル]-(2-メトキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルである化合物。
【0009】
本発明の方法を下記スキームIに例示する。ここで、「アルキル」はエチル基で表され、「アルコキシ」はエトキシ基で表されている。以下、本発明の方法をさらに詳しく説明する。
【0010】
工程1では、1,3-ジアミノプロパン(II)をジ炭酸ジ-t-ブチル(III)と反応させて、3-アミノプロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステル(IV)を得る。
【0011】
工程2では、カルバミン酸エステル(IV)をビニルホスホン酸ジ-C1-C6アルキル(V)と反応させて、N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステル(VI)を得る。Vがビニルホスホン酸ジエチルである例示の場合、この工程は収率80%を与える。しかし、ビニルホスホン酸ジメチルも同程度の収率を与えるが、より容易に大量に利用可能であることから、工業的には好ましい。
【0012】
工程3では、アミノホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステル(VI)を3,4-ジ-C1-C4アルコキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(VII)と反応させて、3-[[2-(ジ-C1-C6アルコキシホスホリル)エチル]-(2-C1-C4アルコキシ-3,4-ジオキソ-1-シクロブテン-1-イル)アミノ]プロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステル(VIII)を得る。アルキルが共にエチルを意味する例示の場合、この工程は収率96%を与える。この工程は、好ましくは、無水メタノールまたは無水エタノール中、室温で行われる。
【0013】
工程4では、トリフルオロ酢酸中で(VIII)を脱保護した後、環化剤であるトリエチルアミンで環化させて、[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジ-C1-C6アルキルエステル(IX)を得る。例示の場合、生成物IXの収率は58%である。脱保護は、好ましくは、塩化メチレン中、−5℃〜25℃で行われる。環化は、好ましくは、塩化メチレンまたはアセトニトリル中、約20℃で行われ、塩化メチレンが特に好ましい。
【0014】
工程5では、ホスホン酸ジエチルエステル(IX)をブロモトリメチルシランで処理して、化合物Iを収率87%で得る。本発明の方法に従って[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸(I)を製造する全収率は38.8%であり、米国特許第5,168,103号に開示されている収率15.5%と比較して、かなりの改良である。
【0015】
工程2、3および4は、好ましくは、その場所で行われる。
【0016】
上記の反応経路において、スクアラート化合物VII(ここで、アルキルはメチル、エチルまたはブチルを意味する)に関する場合を除いて、用語「アルキル」は直鎖または有枝鎖C1-C6アルキル基を意味し、用語「アルコキシ」はC1-C6アルコキシ基を意味する。上記収率は、「アルキル」がエチル、「アルコキシ」がエトキシである特定の場合に関するものである。
【0017】
本発明の方法が有利な点はいくつも存在する。第1に、1,3-プロパンジアミンは、ジ炭酸ジ-t-ブチルを用いて、優れた収率で片方が保護されることである。この反応はベンジルオキシカルバミン酸エステル保護基を調製するためにクロロギ酸ベンジルを用いる場合に比べて危険性が少ない。第2に、片方が保護された1,3-プロパンジアミンをビニルホスホン酸ジエチルと優れた収率で反応させるに際し、前に開示されたように2-オキソエチルホスホン酸ジエチルを用いる場合には必要とされた追加の試薬(例えば、シアノホウ水素化ナトリウムおよび酸;いずれも危険性がないわけではない)を用いる必要がないことである。第3に、t-ブチルオキシカルボニル基は酸で容易に外せることである。これに対して、ベンジルオキシカルボニル基を外すには、パラジウム触媒および水素源を用いる必要があった。
【0018】
本発明による方法を下記スキームIに概説する。このスキームにおいて、「アルキル」はエチル基で表され、「アルコキシ」はエトキシ基で表されている。
【0019】
【化2】
Figure 0004383651
【0020】
(実施例)
以下の具体的な実施例は、本発明の方法を例示するために挙げられるものであり、本発明の方法をいかようにも限定するものとして解釈すべきではない。当業者は、さらに他の手順または変更を承知しているが、これらは本発明の方法を実施するのに同様に用いることができる。
【0021】
実施例1
3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロパンアミン
テトラヒドロフラン(1.6L)中における1,3-ジアミノプロパン(500g、6.75モル;アルドリッチ(Aldrich)D2、360-2)の溶液に、−3℃〜+2℃で攪拌しながら、テトラヒドロフラン(800mL)中におけるジ炭酸ジ-t-ブチル(300g、1.375モル;アルドリッチ19、913-3)の溶液を約8時間かけて滴下した。得られた白色懸濁液を0℃で攪拌し、一晩かけてゆっくりと室温に温めた。反応混合物を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルおよび飽和塩化ナトリウム溶液の混合物中に取った。水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で1回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過して、油状物(約245g、定量的)を得た。この油状物を水(200mL)に懸濁し、0℃〜−5℃に冷却した。ブロモクレゾールグリーンの水溶液(3mL、水中に0.04%;アルドリッチ31、870-1)を加えると、青色溶液になった。激しく攪拌しながら1N塩酸(1.4L)を滴下して、明るい青色から緑黄色の溶液(pH約5〜6、pH試験紙)を得た。この懸濁液を塩化メチレン(2回×300mL)で抽出し、水層を2.5N水酸化ナトリウムでpH約12の塩基性にした。この塩基性水層を塩化メチレン(5回×300mL)で抽出し、有機層を飽和塩化ナトリウム溶液(2回×100mL)で洗浄し、無水炭酸カリウム粉末で乾燥し、セライトに通して濾過して、表題化合物をかすかに青みを帯びた油状物として得た。これは放置すると結晶化した(165g、69%)(非常に吸湿性の高い固体)。
NMR(CDCl3,400MHz):1.43(s,9H),1.61(p,2H),1.59(s,2H),2.76(t,2H),3.20(q,2H),4.95(br,1H)
【0022】
実施例2
N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステル
メタノール(500mL)中における3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロパンアミン(77g、0.44モル)の溶液に、窒素下で、97%ビニルホスホン酸ジエチル(75g、0.44モル;アルドリッチ11、613-0)を加え、約20℃の水浴中に48時間放置した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣(約160g)を「フロリシル(Florisil)」の詰め物(3''×6'')にのせ、塩化メチレン/へキサン(1:1)、塩化メチレン、最後に10%メタノール/塩化メチレンで溶出して、表題化合物を無色油状物(121g、80%)として得た。
NMR(CDCl3,400MHz):1.32(t,6H),1.43(s,9H),1.65(t,2H),1.80(br,1H),1.97(dt,2H),2.67(t,2H),2.85(dt,2H),3.20(q,2H),4.09(m,4H),5.08(br,1H)
【0023】
実施例3
3-[[2-(ジエトキシホスホリル)-エチル]-(2-エトキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステル
窒素下、無水エタノール(1.2L)中における3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(45g、0.265モル;アルドリッチ31、077-8)の溶液に、無水エタノール(600mL)中におけるN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステル(80g、0.24モル)溶液を滴下し、反応混合物を室温で15時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルの詰め物(6''×4'')にのせ、最初に塩化メチレン/ヘキサン混合物(1:1)で溶出して、過剰の3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオンを除去し、最後に10%メタノール/塩化メチレンで溶出して、蒸発後に表題化合物を粘稠な油状物(107g、96g)として得た。
NMR(CDCl3,400MHz):1.34(t,6H),1.43(s,9H),1.46(t,3H),1.80(m,2H),2.12(m,2H),3.14(m,2H),3.49(t,1H),3.66(m,1H),3.73(t,1H),3.90(m,1H),4.10(m,4H),4.74(m,4H),5.05(br,H)
【0024】
実施例4
[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジエチルエステル
塩化メチレン(600mL)中におけるN-[3-(t-ブトキシカルボニルアミノ)プロピル]-N-[4-エトキシ-2,3-ジオキソ-シクロブタ-1-エン-1-イル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステル(100g、0.22モル)の溶液を氷冷し、トリフルオロ酢酸(300mL)で処理した。反応混合物を一晩かけて室温に温めた。この溶液を最高40℃で減圧濃縮し、トルエン(2回×500mL)と共に蒸発して、粘稠な油状物(159.5g)を得た。これを無水エタノール(1.5L)に溶解し、エタノール(1.5L)中におけるトリエチルアミン(350mL)の溶液に8時間かけて滴下し、室温で8時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮して、油状物とした。これを酢酸エチル(1L)中に取った。化合物が結晶化し、これを氷冷し、濾過し、酢酸エチル、最後にヘキサンで洗浄して、表題化合物を白色固体(40g、58%)として得た。
NMR(CDCl3,400MHz):1.34(t,6H),2.06(m,2H),2.20(dt,2H),3.50(m,4H),4.05(m,2H),4.15(m,4H),7.87(br,1H)
MS(DEI)M+ m/z 316
LC分析(カラム:マイクロソーブ(Microsorb)-MV C18、150×4.6mm;溶離液:30/70MeOH/0.01M NH42PO4(pH4.7);流量:1mL/分;UV検出器:210nm)
元素分析の結果(C132125Pとして):
計算値:C,49.36;H,6.69;N,8.85%
実測値:C,49.47;H,6.74;N,8.77%
【0025】
実施例5
[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸
窒素下、ブロモトリメチルシラン(83mL、96.3g、0.63モル;アルドリッチ19、440-9)を塩化メチレン(350mL)中における[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジエチルエステル(37.6g、0.12モル)の溶液に急速に滴下した。反応混合物を約20℃の水浴中に15時間放置した。この透明な溶液を減圧濃縮し、泡立つ残渣を激しく振盪しながらアセトン(600mL)中に取ると、淡い懸濁液になった。水(50mL、2.78モル)を加えて、ガム状沈殿を得た。これは直ちに固化した。この懸濁液を10分間激しく振盪し、濾過し、アセトンで洗浄して、黄色固体の化合物を得た。この固体を沸騰水(450mL)中に取り、この熱い溶液をひだ付き濾紙に通して濾過して、少量の不溶物を除去した。この透明な水溶液を氷冷すると、直ちに結晶化が始まった。濃厚な結晶の集まりを、アセトン(800mL)をゆっくり加えることにより希釈し、1時間冷たく保ち、濾過し、アセトン、次いでヘキサンで洗浄して、表題化合物を淡黄色固体(20.2g)として得た。母液から得た二番品(LCによる純度100%)は追加量(6.5g)を与え、全収率は87%であった。
NMR(DMSO-d6,400MHz):1.90(m,4H),3.25(m,2H),3.36(m,2H),3.84(q,2H),8.45(s,1H)
LC分析(カラム:ノバ・パック(Nova Pak)C18、300×3.9mm;溶離液:20/80MeOH/0.005M PicA;流量:1mL/分;UV検出器:210nm)
元素分析の結果(C91325P・0.1H2Oとして):
計算値:C,41.26;H,5.08;N,10.69%
実測値:C,41.17;H,5.04;N,10.42%
カール-フィッシャー(Karl-Fischer)分析:0.55%H2
MS:−FAB[M−H]- m/z 259
【0026】
実施例6
3-(t-ブトキシカルボニルアミノ)プロパンアミン(「t-BOC-プロパンアミン」)の製造
メタノール中におけるジ炭酸ジ-t-ブチル(0.50kg、2.29モル)の溶液を、25℃〜30℃で、過剰(5当量)の1,3-ジアミノプロパン(0.83kg、11.2モル)に4時間かけて加えた。生成物1,3-ジアミノプロパンt-ブトキシカーボネートを濾別し、メタノールを真空蒸留により除去した。残留する油状物を酢酸エチル中に取り、食塩水で洗浄し、水を加え、pHを5.5に調節した。層を分離し、水層を強アルカリ性にした。このアルカリ水溶液をトルエンで6回抽出した。合わせたトルエン抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、t-BOC-プロパンアミン(0.365kg)を収率77.4%、全不純物11.5%で得た。
【0027】
実施例7
[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)]ホスホン酸ジメチルエステル(「ホスホン酸ジメチルエステル」)の製造
A.t-BOC-ホスホン酸ジメチルエステルの形成
無水メタノール(2.7L)中における98%t-BOC-プロパンアミン(0.67g、3.77モル)およびビニルホスホン酸ジメチル(0.59kg、4.12モル)の溶液を室温で2日間攪拌して、ホスホン酸ジメチルエステル生成物の溶液を得た。
B.t-BOC-ホスホン酸ジメチル・エチルスクアラートの形成
次いで、Aのホスホン酸ジメチルエステルを無水メタノール(3.24L)中における3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(「エチルスクアラート」)(0.55kg、3.23モル)の溶液に6時間かけて加えた。0℃〜5℃で一晩攪拌した後、反応混合物を蒸留により濃縮した。トルエン(1L)を加え、蒸留を繰り返して、最終容量1.6Lの3-[[2-(ジエトキシホスホリル)-エチル]-(2-エトキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステル(「t-BOC-ホスホン酸ジメチル・エチルスクアラート」)とした。
C.脱保護したホスホン酸ジメチル・エチルスクアラートの形成
Bで得られたt-BOC-ホスホン酸ジメチル・エチルスクアラートの生成物溶液に、0℃〜5℃で、トルエン(0.5L)を加えた後、温度を15℃以下に保ちながら、トリフルオロ酢酸(4.71kg、41.31モル)を0.25〜5時間かけて加えた。室温で4時間攪拌した後、反応混合物を濃縮して、粗製の脱保護したホスホン酸ジメチル・エチルスクアラートを得た。
D.ホスホン酸ジメチルエステルの形成
無水メタノール(4.5L)をCで得られた反応生成物の濃縮物に加え、得られた溶液を、室温で、無水メタノール中における過剰のトリエチルアミン(2.9kg、28.66モル)の溶液に6時間かけて加えた。得られた混合物を濃縮した後、酢酸エチルを加えると、表題のホスホン酸ジメチルエステル生成物が沈殿した。濾過し、濾過物を冷たい酢酸エチルで洗浄して、収率50.4%の[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジメチルエステル(「ホスホン酸ジメチルエステル」)(0.56kg)(強度97.6%)を単一不純物1.05%、全不純物1.76%で得た。
【0028】
実施例8
[2-(8,9-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸の製造および精製
97.6%ブロモトリメチルシラン(0.55kg、3.59モル)を、室温で、アセトニトリル(4.1L)中におけるホスホン酸ジメチルエステル(0.46kg、1.56モル)の攪拌懸濁液に加えた。次いで、得られた溶液を、攪拌しているアセトニトリル-水に加える。表題のホスホン酸が溶液からクリーム色固体として沈殿した。このスラリーを0℃に冷却し、生成物を濾取した。湿った濾過物を水中で攪拌し、30%NaOHを加えて、pH13にした。溶液が形成した。塩酸を加えて、pH1.0にした。表題のホスホン酸が溶液から白色固体として沈殿した。この生成物をブフナー漏斗に集め、氷冷水で洗浄した。次いで、表題のホスホン酸を水から再結晶することにより精製した。湿った濾過物を水12部に溶解し、ブフナー漏斗上の濾紙に通して濾過し、濾液を濃縮した。冷却すると、表題のホスホン酸が溶液から結晶化した。このスラリーを0℃に冷却し、ブフナー漏斗に集めた。濾過物を水で洗浄し、65℃の真空オーブン内で乾燥して、精製された表題のホスホン酸を収率86%、強度99.9%、単一不純物0.05%、全不純物0.13%で得た。

Claims (14)

  1. [2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸の製造方法であって、
    (a)ビニルホスホン酸ジ-C -C アルキルエステルを3-アミノプロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステルと反応させて、N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C -C アルキルエステルを得る工程;
    ()3,4-ジ-C-Cアルコキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを工程(a)から由来のN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルと反応させて、3-[[2-(ジ-C-Cアルコキシホスホリル)エチル]-(2-C-Cアルコキシ-3,4-ジオキソ-1-シクロブテン-1-イル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルを得る工程;
    ()工程()の生成物の3-アミノ基を脱保護する工程;
    ()工程()の生成物を環化して、二環系中間体[2-((8,9)-ジオキソ-2,6-ジアザビシクロ[5.2.0]ノナ-1(7)-エン-2-イル)エチル]ホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルを形成する工程;および
    ()工程()のジ-C-Cアルキルエステルをホスホン酸生成物に変換する工程からなる製造方法。
  2. 工程()、()および()の反応がその場所で(in situ)行われる請求項1記載の方法。
  3. 工程()の反応が無水メタノールまたは無水エタノール中、室温で行われる請求項1または2記載の方法。
  4. 工程()の反応が塩化メチレン中、−5℃〜25℃で行われる請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 工程()の反応が塩化メチレンまたはアセトニトリル中、約20℃で行われる請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 3,4-ジ-C-Cアルコキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンが3,4-ジエトキシシクロブタ-3-エン-1,2-ジオンである請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルの製造方法であって、ビニルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルを3-アミノプロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステルと反応させることからなる製造方法。
  8. ビニルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルと3-アミノプロピルカルバミン酸1,1-ジメチルエチルエステルの反応が無水メタノール中、約20℃で行われる請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. ビニルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルがビニルホスホン酸ジメチルまたはビニルホスホン酸ジエチルである請求項1〜8のいずれか1項の方法。
  10. N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C-CアルキルエステルがN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジメチルエステルまたはN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステルである請求項1〜のいずれか1項記載の方法。
  11. 化合物、N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジ-C-Cアルキルエステルの請求項1に記載の方法での使用
  12. 化合物N-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジメチルエステルまたN-[3-(t-ブチルオキシカルボニルアミノ)プロピル]-2-アミノエチルホスホン酸ジエチルエステルである、請求項11記載の使用
  13. 化合物、3-[[2-(ジ-C-Cアルコキシホスホリル)エチル]-(2-C-Cアルコキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステル(ここで、該アルコキシ基は同一または相異なる)の請求項1に記載の方法での使用
  14. 化合物3-[[2-(ジエトキシホスホリル)エチル]-(2-エトキシ-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert-ブチルエステルである、請求項13記載の使用
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