JP4383420B2 - 符号錠装置 - Google Patents

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Description

この発明は、各種のロッカーやキャビネットなどに用いられる符号錠装置に関し、特にこの発明は、解錠符号列を自在に設定することが可能な符号錠装置に関する。
従来の符号錠装置には、固定の解錠符号列が設定されたもの,解錠符号列を自在に設定することが可能なもの,符号錠の機構とシリンダ錠の機構とが組み合わされたものなどが存在する。いずれの符号錠装置においても、施錠に際し、撮みまたはシリンダ錠の鍵を回動操作した後、ダイヤル操作して解錠符号列を適当に崩すことにより施錠状態とする。解錠に際しては、ダイヤル操作により解錠符号列を揃えた後、撮みまたは鍵を前記と反対方向へ回動操作する。一度限りの使用でない限り、その後、解錠符号列を崩して施錠状態に戻しておく。
いずれのタイプの符号錠装置も、施錠操作後に解錠符号列を崩す操作が必要であり煩雑である。さらに、解錠操作後にも解錠符号列を崩しておく必要があり、これを忘れると、他人に解錠符号列が記憶されるおそれがある。これらの問題を解決するのに、施錠操作時および解錠操作時に解錠符号列を強制的に崩すためのダイヤル強制復帰機構が組み込まれたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)
特許第2564238号
上記のダイヤル強制復帰機構を備えた符号錠装置では、各ダイヤルを回動可能に支持する軸が往復動可能かつ回動可能な作動軸によって構成されており、施錠操作時や解錠操作時に各ダイヤルを決められた角度位置まで回動させる手段として、施錠操作および解錠操作に応動したアクチュエータに前記作動軸を連動させてこれを往復動させる往復動機構と、前記作動軸を連動させてこれを回動させる回動機構とが組み込まれている。そのために、内部構造および機構各部の動きが複雑となり、また、錠全体が著しく大型化するという問題がある。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、構造が簡易にして小型の符号錠装置を提供することを目的とする。
この発明による符号錠装置は、固定軸と、固定軸上に回動可能に支持される複数個のダイヤルと、固定軸上の各ダイヤルの位置に回動可能かつ固定軸に沿って往復動可能に支持されるとともに各ダイヤルと複数の回動角度位置で噛み合う噛合部が形成されている複数個のロックギヤと、全てのロックギヤと係合して一体に往復動させる可動板と、解錠操作および施錠操作に応動するアクチュエータと、各ダイヤルと各ロックギヤとを前記噛合部を介していずれかの角度位置で噛み合わせて解錠符号列を記憶させる解錠符号設定機構と、各ダイヤルの符号が解錠符号列を構成する整列状態にあるときアクチュエータの作動を許容し不整列状態にあるときアクチュエータの作動を規制するロック機構と、解錠操作時および施錠操作時に全てのダイヤルを所定の角度位置まで強制回動させるダイヤル強制復帰機構とを備えたものである。
前記解錠符号設定機構は、施錠操作に応動した前記アクチュエータに前記可動板を連動させて各ロックギヤと各ダイヤルとを噛み合わせることにより解錠符号列が記憶された状態を形成し、解錠操作に応動した前記アクチュエータに前記可動板を連動させて各ロックギヤと各ダイヤルとの噛み合わせを解くことにより解錠符号列の記憶が解除された状態を形成する駆動機構を有している。
また、前記ダイヤル強制復帰機構は、各ダイヤルに作用して回動させる複数の作動片と、施錠操作および解錠操作に応動した前記アクチュエータに全ての作動片を連動させてダイヤルを決められた角度位置まで強制回動させる駆動機構とを備えて成るものである。
施錠に際して、各ダイヤルを回して解錠符号列を設定する。解錠状態では、各ロックギヤと各ダイヤルとは噛み合っていないので、各ダイヤルは単独で回動し、解錠符号列の設定操作が可能である。解錠符号列を設定した後、施錠操作を行うと、アクチュエータが応動してこれに可動板が連動し、各ロックギヤと各ダイヤルとが噛み合い、解錠符号列が記憶される。また、施錠操作にアクチュエータが応動してこれにダイヤル強制復帰機構の全ての作動片が連動し、各ダイヤルが決められた角度位置まで強制回動し、これにより整列状態の解錠符号列が崩される。
つぎに、施錠に際して、各ダイヤルを回して解錠符号列を揃える。施錠状態では、各ロックギヤと各ダイヤルとは噛み合っているので、各ダイヤルはロックギヤと一体に回動する。各ダイヤルの符号が解錠符号列に揃えられると、アクチュエータの作動が許容されるが、揃っていなければ、アクチュエータの作動が規制される。
解錠符号列を揃えた後、解錠操作を行うと、アクチュエータが応動してこれに可動板が連動し、各ロックギヤと各ダイヤルとの噛み合いが外れた状態となり、解錠符号列の記憶が解除される。また、解錠操作にアクチュエータが応動してこれにダイヤル強制復帰機構の全ての作動片が連動し、各ダイヤルが決められた角度位置まで強制回動し、これにより整列状態の解錠符号列が崩される。
この発明によれば、ダイヤルを強制復帰させるのに、従来例のように、作動軸を往復動させたり回動させたりする機構を用いないから、内部構造および機構各部の動きが複雑とならず、また、錠全体を小型化できる。
図1および図2は、この発明の一実施例である符号錠装置の外観を示す。この符号錠装置は、例えばロッカーやキャビネットなどの扉に取り付けられる。施錠および解錠に際して、図1に示す掛止片1が正逆回動し、ロッカーやキャビネットなどの本体に取り付けられた受け金具(図示せず。)に係脱する。
なお、以下の説明において、掛止片1が受け金具に係合した状態を「閉状態」、この閉状態がロック保持されている状態を「施錠状態」、ロック解除された状態を「解錠状態」、掛止片1が受け金具より外れた状態を「開状態」という。また「開状態」から「閉状態」を経て「施錠状態」へ至る人手による操作を「施錠操作」、「閉状態」から「解錠状態」を経て「開状態」へ至る人手による操作を「解錠操作」という。
図示例の符号錠装置は、解錠符号列が整列状態にあることにより解錠および施錠の各操作が可能となる符号錠の機構を備えている。この符号錠の機構は、解錠符号列を自在に設定することが可能である。なお、符号錠の機構に、シリンダ錠の機構を組み合わせることもできる。
図1および図2において、3は箱状をなすケース6の上面開口を塞ぐ前面プレートであり、板面の一端部寄りに円形の開口部4が、また中央部から他端部にかけて4個の窓孔5が、それぞれ設けてある。
前記ケース6の内部には、開口部4の位置にアクチュエータ2が、4個の窓孔5の位置に符号錠の機構が、それぞれ組み込まれている。前記アクチュエータ2の撮み8は開口部4より前面プレート3上へ突出させてある。符号錠の4桁の各ダイヤル16は各窓孔5に臨ませてあり、各窓孔5より4個の各ダイヤル16に表された符号(図示例では数字)が見えるようになっている。
図3、図11、および図23には、ケース6の内部構造が示してある。なお、これらの図は、解錠符号列の設定前の機構各部の状態を示している。
図示例の符号錠装置は、解錠符号列を自在に設定することを可能であり、かつ施錠操作および解錠操作に伴い解錠符号列を崩してゼロ復帰させることが可能となっており、アクチュエータ2,固定軸13,4個のダイヤル16,4個のロックギヤ15、可動板14、解錠符号設定機構17,ロック機構18,ダイヤル強制復帰機構19、ゼロストッパー機構20などの各構成を備えている。
ここで解錠符号列とは、その解錠符号列が前記の各窓孔5に整列したときに符号錠を「解錠状態」に、また不整列の状態になったときに「施錠状態」に、それぞれ設定する各ダイヤル16の符号の並びをいう。なお以下の説明において、解錠符号列を構成する各ダイヤル16の符号を、単に解錠符号という場合がある。
以下、上記した符号錠装置の各構成および動作を図面に基づいて具体的に説明する。
なお、図面の図3〜図10は、前面プレート3を取り外したときのケース6の内部機構を施錠および解錠の各動作の流れに従って示したものである。図11〜図15は、固定軸13に配備されたダイヤル16とロックギヤ15との関わりをロック機構18の動作とともに示したものである。図16〜図18はダイヤル16の構成を、図19〜図22はロックギヤ15の構成を、それぞれ示している。図23〜図35はダイヤル強制復帰機構19およびゼロストッパー機構20の構成と動作とを示している。
(1)アクチュエータ2の構成(図1〜図3参照)
アクチュエータ2は、解錠操作および施錠操作に応動するもので、仕切板11で区画された一方の空間A内に筒状体10が回動可能に支持されて成る。前記筒状体10の上端には前記撮み8が取り付けられ、この撮み8を撮んで正逆いずれかの方向へ回動操作すると、筒状体10が一体に回動する。なお、このアクチュエータ2として公知のシリンダ錠の機構を用いて構成する場合は、内筒と外筒とを組み合わせて筒状体10を構成し、内筒内へ適正な鍵を挿入して回動操作したとき、内筒と外筒とが一体に回動するように構成するものである。
前記筒状体10の下端にはケース6外へ突出する取付軸29が、また、取付軸29には前記掛止片1が、それぞれ取り付けられており、撮み8を回動操作すると、掛止片1が筒状体10と一体に正逆回動する。
前記筒状体10の外周面には、後述する解錠符号設定機構17やダイヤル強制復帰機構19を構成する機構が装備されている。
(2)固定軸13の構成(図3、図11参照)
固定軸13は、アクチュエータ2の筒状体10と直交する方向に水平に設けられている。固定軸13の両端部は前記仕切板11と端板12とに固定される。固定軸13の軸周面には、一定間隔毎に4個の凸子23がそれぞれ同じ角度位置に一体形成されている。この実施例では、上記した4個の凸子23から成る凸子列が2列設定されているが、これに限らず、1列であってもよい。これら凸子23は後述するロック機構18を構成する。
(3)ダイヤル16およびロックギヤ15の構成(図3、図11、図16〜図18、図19〜図22参照)
4個のダイヤル16は、前記固定軸13上の決められた等間隔位置にそれぞれ回動可能に支持されている。各ダイヤル16は、外周面の等角度位置毎に「0」〜「9」の符号が付された操作部24を有し、その操作部24の一側面にゼロストッパー機構20(詳細は後述)を構成する第1のカム板25と、ダイヤル強制復帰機構19(詳細は後述)を構成する第2のカム板26と、ダイヤル間欠送り機構28を構成する第3のカム板27とが一体に設けられている(図16,17)。
前記第3のカム板27は、外周縁に符号数に相当する数の谷部31が形成されたものであり、板ばね30とともにダイヤル間欠送り機構28を構成している。前記板ばね30は、基端が適所に固定され、先端部が第3のカム板27の外周縁に押し当てられている。前記板ばね30の先端部が第3のカム板27の各谷部31と順次噛み合うことにより、ダイヤル16が所定の回動角度位置に順次止まり、前面プレート3の窓孔5に「0」〜「9」の符号が順次出現する。
各ロックギヤ15は、固定軸13上の各ダイヤル16の位置に回動可能かつ固定軸13に沿って往復動可能に支持されている。各ダイヤル16の内周面には、符号数に一致する数の嵌合溝32が等角度間隔で一周配置され(図18)、一方、各ロックギヤ15の外周には、ダイヤル16の嵌合溝32と嵌合可能な嵌合突子33が等角度間隔で符号数に一致する数だけ一周配置されている(図19〜図22)。
ロックギヤ15がダイヤル16に向けて移動して、ロックギヤ15の各嵌合突子33とダイヤル16の嵌合溝32とが噛み合ったとき、ダイヤル16とロックギヤ15とが結合して一体回動が可能となる。これに対して、ロックギヤ15がダイヤル16から離れてロックギヤ15の各嵌合突子33とダイヤル16の嵌合溝32との噛み合いが外れたとき、ダイヤル16はロックギヤ15との係わりが切れ、単独で回動可能となる。
ロックギヤ15とダイヤル16とが噛み合う角度位置は符号数に一致する数だけ存在し、これにより解錠符号を10とおり設定することが可能となっている。
各ロックギヤ15の外周面には、次に説明する可動板14の係合片38,39が係合する係合溝35が一周形成されている。
(4)可動板14の構成(図3、図11参照)
可動板14は、ケース6の両側壁60,61の内側に、各側壁60,61に沿って往復動可能に配備された往復動板36,37と、各往復動板36,37にそれぞれ一体形成された4個の係合片38,39とから成る。各係合片38,39は、それぞれ往復動板36,37と直角をなし、固定軸13の方向へ突出している。各係合片38,39の先端部は固定軸13を挟んで互いに対向している。各係合片38,39の先端は円弧状をなし、この円弧状の先端部はロックギヤ15の係合溝35にロックギヤ15が回動することが可能なように係合させてある。可動板14を固定軸13の長さ方向へ往復動させると、各係合片38,39と係合する全てのロックギヤ15が一斉に往復動し、ダイヤル16と噛み合ったり、噛み合いが外れたりする。
(5)解錠符号設定機構17の構成(図3、図11参照)
解錠符号設定機構17は、各ダイヤル16と各ロックギヤ15とを前記した噛合部を介していずれかの回動角度位置で噛み合わせることにより解錠符号列を記憶させるものである。この解錠符号設定機構17は、解錠符号列の設定操作が可能な状態、すなわち、ロックギヤ15とダイヤル16との係わりが切れた状態と、解錠符号列が記憶された状態、すなわち、ロックギヤ15とダイヤル16とが係わった状態とを形成するための駆動機構21を有している。この駆動機構21は前記アクチュエータ2の作動に前記可動板14を連動させて各ロックギヤ15のダイヤル16に噛み合わせたり、噛み合わせを解いたりする。前記可動板14の各往復動板36,37は、アクチュエータ2が装備された空間A内に突出し、一方の往復動板36の先端部とアクチュエータ2の筒状体10との間に前記駆動機構21が形成されている。
図示例の駆動機構21は、前記筒状体10の外周面に所定の角度だけ隔てて突設された一対の突起40,41と、前記往復動板36の先端部に設けられた各突起40,41と係脱可能な駆動板42とで構成されている。前記駆動板42は所定の深さの凹溝43を有し、前記凹溝43の両端縁は各突起40,41が引っ掛かる段部43a,43bとなっている。各突起40,41は反対側にそれぞれ立ち上がり部44,45を有している。
一方の突起40の立ち上がり部44は、施錠操作によりアクチュエータ2が回動したとき、一方の段部43aを所定のタイミングで引っ掛け、所定の距離だけ可動板14を移動させることによりロックギヤ15をダイヤル16に噛み合わせる。
他方の突起41の立ち上がり部45は、解錠操作によりアクチュエータ2が前記と逆方向へ回動したとき、他方の段部43bを所定のタイミングで引っ掛け、前記と同じ距離だけ可動板14を反対方向へ移動させることによりロックギヤ15とダイヤル16との噛み合わせを解く。
(6)ロック機構18の構成(図3、図11参照)
ロック機構18は、施錠状態のとき、各窓孔5に現れる各ダイヤル16の符号がすべて解錠符号であるとき(解錠符号列が揃ったとき)、解錠操作に伴うアクチュエータ2の回動を許容し、いずれかダイヤル16の符号が解錠符号でないとき(解錠符号列が揃っていないとき)、アクチュエータ2の回動を規制するものである。
図示例のロック機構18は、前記固定軸13の軸周面に突設された各列が4個の凸子23より成る2列の凸子列と、各ロックギヤ15の内周面の長さ方向に設けられた2個の凸子進入溝46とで構成されている。各凸子進入溝46と各凸子23とが同じ角度位置にあるとき、各凸子進入溝46へ各凸子23が進入することができるので、ロックギヤ15の移動が許容され、その結果、解錠操作に伴うアクチュエータ2の作動が許容される。なお、図21において、47は凸子係合穴であり、いずれかの凸子23が凸子係合穴47と係合する角度位置にあるとき、ロックギヤ15の移動が規制され、その結果、解錠操作に伴うアクチュエータ2の回動が規制される。
(7)ダイヤル強制復帰機構19の構成(図3、図23、図31参照)
ダイヤル強制復帰機構19は、解錠符号列を設定した後、「開状態」から「閉状態」へ移行させるとき、整列状態の解錠符号列を崩して各ダイヤル16を決められた角度位置まで回動させ、一方、解錠符号列を揃えた後、「閉状態」から「開状態」へ移行させるとき、同様に、整列状態の解錠符号列を崩して各ダイヤル16を決められた角度位置まで回動させるためのものである。この実施例では、いずれの場合も、各ダイヤル16の窓孔5に「0」が出現するような回動角度位置に各ダイヤル16を強制回動させるように構成されているが、これに限らず、他の決められた符号が各窓孔5に出現するように構成することもできる。
このようなゼロ復帰動作を実現するのに、この実施例では、各ダイヤル16に設けられた第2のカム板26に作用してカム板26を回動させる4個の作動片48と、施錠操作および解錠操作に前記アクチュエータ2が応動したとき全ての作動片48を連動させてダイヤル16を決められた角度位置まで強制回動させる駆動機構22とで構成されている。
前記の各作動片48は、前記固定軸13と平行に設けられた回動軸49に各ダイヤル16と対応させて設けられており、回動軸49の正逆回動に応じて各作動片48が一斉に揺動する。各ダイヤル16に設けられた第2のカム板26は、固定軸13を挟む対角位置に、各作動片48による押圧を受ける当たり面50,51を有している。一方、各作動片48の先端部には前記当たり面50,51に対応する位置に押圧部52,53が形成してあり、いずれかの押圧部52,53が当たり面50,51のいずれかを押してダイヤル16を正逆いずれかの方向へ、窓孔5に「0」が出現する角度位置まで強制回動させる。
前記の回動軸49は、両端部が仕切板11と端板12とに回動自由に支持されている。回動軸49の一端部はアクチュエータ2が装備された空間A内に突出し、その突出端に、揺動板54が装着されている。この揺動板54とアクチュエータ2の筒状体10に形成されたカム機構55とでダイヤル強制復帰機構19の駆動機構22が形成されている。
前記揺動板54の先端部には前記カム機構55によってガイドされる軸部56およびガイドローラ57が設けられている。軸部56およびガイドローラ57の移動に応じて揺動板54が傾き、揺動板54の揺動に応じて回動軸49が回動する。
前記カム機構55は、筒状体10の外周に回動可能に被せられたスリーブ7を備えている。このスリーブ7は、施錠操作や解錠操作の開始時、筒状体10が所定の角度だけ空転した後、筒状体10に引っ掛けられて一体に所定の角度だけ回動するようになっている。この空転期間に各ロックギヤ15と各ダイヤル16とが噛み合ったり噛み合わせが解かれたりする。前記スリーブ7にはガイド溝58が切り欠かれ、ガイド溝58内の筒状体10の外周面には一対のガイド板62,63が突設されている。前記ガイドローラ57はガイド溝58の溝縁に沿って、軸部56はガイド板62,63に沿って、それぞれ移動する。この移動に応じて揺動板54が揺動して回動軸49が回動し、各作動片48が揺動する。
(8)ゼロストッパー機構21の構成(図3、図23、図31参照)
ゼロストッパー機構21は、施錠操作および解錠操作の開始に際して、解錠符号列の設定もしくは整列操作の後に施錠操作または解錠操作を行うことを順序付けるために、復帰させる符号列、すなわち「0」が4個並んだ状態下で施錠操作または解錠操作を行っても、アクチュエータ2を回動させないようにするためのものである。
このような動作を実現するために、この実施例では、各ダイヤル16の第1のカム板25に作用させて全てのダイヤル16が窓孔5に「0」が出現する回動角度位置にあるかどうかを検出するための複数の検出片64と、これらの検出片64によって全てのダイヤル16が窓孔5に「0」が出現する角度位置にあることが検出されたとき、すなわち、「0」が4個並んだ状態が検出されたとき、施錠および解錠の各操作に伴うアクチュエータ2の回動を規制する規制機構65とで構成されている。
各検出片64は、前記固定軸13と平行に設けられた検出軸66の各ダイヤル16と対応する位置に設けられている。前記の第1のカム板25は外周面に凹部67を備えており、全てのダイヤル16が窓孔5に「0」が出現する回動角度位置にあるときに、全ての検出片64が各ダイヤル16の第1のカム板25の凹部67に嵌り込むことにより、検出軸66が所定の角度だけ回動する。一方、いずれかのダイヤル16が窓孔5に「0」以外の符号が出現する回動角度位置にあるときに、そのダイヤル16の第1のカム板25の凹部67に検出片64が嵌り込まず、従って、他のダイヤル16についても凹部67に検出片64が嵌り込まないので、検出軸66は回動しない。
前記検出軸66は、両端部が仕切板11と端板12とに回動自由に支持されている。検出軸66の一端部はアクチュエータ2が装備された空間A内に突出している。検出軸66の突出端には規制片68が装着され、この規制片68とアクチュエータ2の筒状体10の2箇所に形成された係合穴69,69とでゼロストッパー機構20の規制機構65が形成されている。前記規制片68は検出軸66の正逆回動により係合穴69に係脱するものである。
「開状態」および「閉状態」のとき、「0」が4個並んだゼロ復帰状態にあれば、全ての検出片64が第1のカム板25の凹部67に嵌り込むので、検出軸66が回動して規制片68が係合穴69に係合し、アクチュエータ2が作動が規制されて施錠操作や解錠操作が困難となる。これに対して、「0」が4個並んでいない状態にあれば、いずれの検出片64も第1のカム板25の凹部67に嵌り込まないので、検出軸66が回動せず、規制片68は係合穴69と係合しない。これによりアクチュエータ2の作動規制が解除され、施錠操作や解錠操作が可能となる。
つぎに上記した構成の符号錠装置について、図面の図3〜図10、図11〜図15、図23〜図30、および図31〜図35に従って施錠操作時および解錠操作時の一連の動作を詳細に説明する。
まず、施錠操作時の動作について説明すると、符号錠装置が図3および図11に示された「開状態」にあるとき、固定軸13上の各ダイヤル16は各ロックギヤ15との係わりが切れた回動自由な状態にあり、解錠符号を自在に設定することが可能である。
全てのダイヤル16が窓孔5に「0」が出現する角度位置にあるとき、すなわち、「0」が4個並んだ状態にあるとき、ゼロストッパー機構20の全ての検出片64が第1のカム板25の凹部67に係合し(図23参照)、規制片68が係合孔69に係合しているので(図3、図31参照)、解錠操作ができない。
いま、各ダイヤル16を回動操作して任意の解錠符号列(図示例では「1111」)を設定すると(図4参照)、ゼロストッパー機構20の全ての検出片69が前記凹部67との係合が外れるので(図24参照)、検出軸66が回動して規制片68が係合穴69との係合が外れ(図4、図32参照)、符号錠装置は施錠操作が可能な状態に設定される。
この段階では、解錠符号設定機構17における一方の突起40は駆動板42の凹溝43の一方の段部43aに係合した状態にある(図4参照)。
次に、撮み8を回動操作すると、アクチュエータ2の筒状部10が回動し、前記突起40は駆動板42を引っ張って可動板14を移動させる結果、各ロックギヤ15が各ダイヤル16と噛み合い、解錠符号列が記憶される(図5参照)。この段階で各ロックギヤ15の凸子進入溝46より4個の各凸子23が脱出するので、各ロックギヤ15と各ダイヤル16とは一体回動が可能な状態になっている(図12参照)。
さらに、撮み8の回動を続けると、ダイヤル強制復帰機構19におけるガイドローラ57がガイド溝58にガイドされ(図33参照)、さらに、軸部56がガイド板62にガイドされる結果(図34参照)、揺動板54が揺動して回動軸49が回動し、各作動片48の押圧部52,53が各ダイヤル16の第2のカム板26の当たり面50,51を押すことにより(図25,26参照)、全てのダイヤル16をロックギヤ15と噛み合った状態のまま、窓孔5に「0」が出現する角度位置まで強制回動させる(図6,図7参照)。
この状態のとき、固定軸13の各凸子23に対して各ロックギヤ15の凸子進入溝46が位置ずれして施錠状態になるので、ロックギヤ15の移動が規制され、その結果、解錠操作に伴うアクチュエータ2の回動が規制される(図13参照)。
また、ゼロストッパー機構20の全ての検出片64は第1のカム板25の凹部67に係合し(図27参照)、規制片68が係合孔69に係合している(図35参照)。
次に、解錠操作時の動作について説明すると、まず、各ダイヤル16を回動操作して前記の解錠符号列を揃えると(図8参照)、ゼロストッパー機構20の全ての検出片69が前記凹部67との係合が外れるので(図28参照)、検出軸66が回動して規制片68が係合穴69との係合が外れ(図8参照)、符号錠装置は解錠操作が可能な状態に設定される。この状態のとき、固定軸13の各凸子23と各ロックギヤ15の凸子進入溝46との位置が揃って解錠状態になるので、ロックギヤ15の移動が許容され、その結果、解錠操作に伴うアクチュエータ2の回動が許容される(図14参照)。
なお、この段階では、解錠符号設定機構17における他方の突起41は駆動板42の凹溝43の他方の段部43bに係合した状態にある(図8参照)。
次に、撮み8を前記とは逆方向へ回動操作すると、アクチュエータ2の筒状部10が回動し、前記突起40は駆動板42を引っ張って可動板14を前記反対方向へ移動させる結果、各ロックギヤ15と各ダイヤル16との噛み合いが外れ、解錠符号列の記憶が解除される(図9参照)。
さらに、撮み8の回動を続けると、前記したダイヤル強制復帰機構19におけるガイドローラ57や軸部56がガイド溝58やガイド板63にガイドされる結果、揺動板51が揺動して回動軸49が回動し、各作動片48の押圧部52,53が各ダイヤル16の第2のカム板26の当たり面50,51を押すことにより(図29,30参照)、全てのダイヤル16をロックギヤ15との係わりが切れた状態で窓孔5に「0」が出現する角度位置まで強制回動させる(図10参照)。
この状態のとき、各ロックギヤ15の凸子進入溝46へ4個の各凸子23が進入して各ロックギヤ15は回動が規制された状態、また、各ダイヤル16は単独で回動が可能な状態、すなわち、解錠符号の設定が可能な状態になっている(図15参照)。
また、ゼロストッパー機構20の全ての検出片64は第1のカム板25の凹部67に係合し(図30参照)、規制片68が係合孔69に係合する(図3参照)。
この発明にかかる符号錠装置の外観を示す平面図である。 この発明にかかる符号錠装置の外観を示す側面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(開状態時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(解錠符号設定時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(施錠操作時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(ゼロ復帰動作時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(閉状態時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(解錠符号整列時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(解錠操作時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の内部構造および動作(ゼロ復帰時)を前面プレートを取り外すことにより示した平面図である。 符号錠装置の動作(開状態時)を示す断面図である。 符号錠装置の動作(解錠符号設定時)を示す断面図である。 符号錠装置の動作(閉状態時)を示す断面図である。 符号錠装置の動作(解錠符号整列時)を示す断面図である。 符号錠装置の動作(ゼロ復帰時)を示す断面図である。 ダイヤルの一方の側面図である。 ダイヤルの正面図である。 ダイヤルの他方の側面図である。 ロックギヤの一方の側面図である。 ロックギヤの正面図である。 ロックギヤの他方の側面図である。 図21のA−A線に沿う断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(開状態時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(解錠符号設定時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(施錠操作時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(ゼロ復帰動作時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(閉状態時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(解錠符号整列時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(解錠操作時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構およびゼロストッパー機構の構成および動作(ゼロ復帰動作時)を示す断面図である。 ダイヤル強制復帰機構の駆動機構およびゼロストッパー機構の規制機構の構成および動作(開状態時)を示すアクチュエータの側面図である。 ダイヤル強制復帰機構の駆動機構およびゼロストッパー機構の規制機構の構成および動作(解錠符号設定時)を示すアクチュエータの側面図である。 ダイヤル強制復帰機構の駆動機構およびゼロストッパー機構の規制機構の構成および動作(施錠操作時)を示すアクチュエータの側面図である。 ダイヤル強制復帰機構の駆動機構およびゼロストッパー機構の規制機構の構成および動作(施錠操作時)を示すアクチュエータの側面図である。 ダイヤル強制復帰機構の駆動機構およびゼロストッパー機構の規制機構の構成および動作(閉状態時)を示すアクチュエータの側面図である。
符号の説明
2 アクチュエータ
13 固定軸
14 可動板
15 ロックギヤ
16 ダイヤル
17 解錠符号設定機構
18 ロック機構
19 ダイヤル強制復帰機構
20,21 駆動機構
48 作動片

Claims (1)

  1. 固定軸と、固定軸上に回動可能に支持される複数個のダイヤルと、固定軸上の各ダイヤルの位置に回動可能かつ固定軸に沿って往復動可能に支持されるとともに各ダイヤルと複数の回動角度位置で噛み合う噛合部が形成されている複数個のロックギヤと、全てのロックギヤと係合して一体に往復動させる可動板と、解錠操作および施錠操作に応動するアクチュエータと、各ダイヤルと各ロックギヤとを前記噛合部を介していずれかの角度位置で噛み合わせて解錠符号列を記憶させる解錠符号設定機構と、各ダイヤルの符号が解錠符号列を構成する整列状態にあるときアクチュエータの作動を許容し不整列状態にあるときアクチュエータの作動を規制するロック機構と、解錠操作時および施錠操作時に全てのダイヤルを所定の角度位置まで強制回動させるダイヤル強制復帰機構とを備え、
    前記解錠符号設定機構は、施錠操作に応動した前記アクチュエータに前記可動板を連動させて各ロックギヤと各ダイヤルとを噛み合わせることにより解錠符号列が記憶された状態を形成し、解錠操作に応動した前記アクチュエータに前記可動板を連動させて各ロックギヤと各ダイヤルとの噛み合わせを解くことにより解錠符号列の記憶が解除された状態を形成する駆動機構を有しており、
    前記ダイヤル強制復帰機構は、各ダイヤルに作用して回動させる複数の作動片と、施錠操作および解錠操作に応動した前記アクチュエータに全ての作動片を連動させてダイヤルを決められた角度位置まで強制回動させる駆動機構とを備えて成る符号錠装置。
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