JP4382555B2 - フューエルリッドの開閉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、フューエルリッドの開閉装置に関するものである。
従来、車両には、燃料給油口を開閉するフューエルリッドのロック、アンロック動作を集中ドアロックシステムに連動させて行うフューエルリッド開閉装置を備えたものがある。
しかしながら、このような従来のフューエルリッド開閉装置にあっては、ユーザがドアをロックせずに車両から離れた場合には、何者かによってフューエルリッドが開けられてしまうという虞があった。そして、フューエルリッドが開けられてしまうと、燃料タンク内に異物が混入されたり、燃料が抜き取られてしまうという問題が発生する。さらにまた、車両のドアをアンロックすると、フューエルリッドも連動してアンロックすることをユーザは忘れがちである。
このような問題を解決するために、特許文献1には、イグニッションスイッチに差し込んだキーの操作によって、エンジン停止時にフューエルリッドをアンロックすることができるようにしたフューエルリッドの開閉装置が提案されている。しかしながら、このような方法によると、イグニッションスイッチの構造が複雑化すると共に、製造コストが上昇するという問題が発生する。
また、イグニッションスイッチに差し込んだキー操作によるものなので、エンジンを始動させるつもりが、誤ってフューエルリッドを開けてしまう可能性もある。
特開平06−293223号公報
そこで、本発明は、上記した従来のフューエルリッドの開閉装置が有している問題点を解決するためになされたものであって、操作性が良く、しかも低コストのフューエルリッドの開閉装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、車両に開閉自在に設けられたフューエルリッドの開閉装置において、
前記車両の停止状態を検出する検出手段と、スイッチ操作が行われると前記車両を予め設定された要求状態に制御し、且つ、前記スイッチ操作が再度行われても前記要求状態を維持するスイッチ手段と、ロック状態の前記フューエルリッドをアンロックするフューエルリッドアンロック駆動手段と、前記検出手段の検出値及び前記スイッチ手段のスイッチ操作に基づいて、前記車両が停止状態、且つ要求状態にある場合に、前記スイッチ手段のスイッチ操作が再度行われると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させるフューエルリッド制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記スイッチ手段は、前記車両のドアをロック、アンロックする集中ドアロックスイッチであり、前記フューエルリッド制御手段は、前記車両が停止状態、且つドアアンロック状態にある場合に、前記集中ドアロックスイッチが予め設定された時間継続してアンロック操作されると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、イグニッションスイッチにキーが挿入されていることを検出するイグニッションキー検出手段を有し、前記イグニッションスイッチからキーが抜出されている状態であれば、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、前記車両の位置情報を得るカーナビゲーションシステムを有し、前記車両が前記カーナビゲーションシステムの位置情報に基づいてフューエルリッドアンロック許可地域外にあれば、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至4の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、燃料タンク内の残量燃料を検出する残量燃料検出手段を有し、前記燃料タンク内が残量燃料でほぼ満タンである場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至5の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、固有の識別コードを発信するキーが検知エリアから離脱、接近するのと同期して各ドアをロック、アンロックさせるスマートエントリシステムを有し、前記キーが前記検知エリア外にある場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至6の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、トリップメータをリセットするためのトリップメータリセットノブを有し、前記トリップメータリセットノブが非操作の場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至7の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、車両側制御手段と双方向通信可能な車両緊急対応システムを有し、前記車両緊急対応システムによる前記フューエルリッドのアンロック動作を禁じる制御信号を受信すると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至8の何れか1つに記載の発明の構成に加えて、前記フューエルリッド制御手段は、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させたことを報知する報知手段を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、車両が停止状態、且つ要求状態にある場合に、スイッチ手段のスイッチ操作が再度行われると、フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させるように構成されている。これにより、車両停止時にフューエルリッドを開けようとする乗員のスイッチ操作によって、車両の要求状態が変移、つまり誤操作、誤作動することなくロック状態にあるフューエルリッドをアンロックすることができるようになるので、操作性の向上を図ることができる。
また、車両に配設された既存のスイッチ手段を用いるので、イグニッションスイッチの構造が複雑化することはなく、低コストに構成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、車両停止状態で、集中ドアロックスイッチの1回目のアンロック操作が行われた後、予め設定された時間継続した長押しによる2回目のアンロック操作が行われると、フューエルリッド制御手段は、フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させる。これにより、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、スイッチ手段として既存の集中ドアロックスイッチを用いるので、部品点数及びコストを削減することができると共に、乗員がアンロック操作を繰り返しても車両の各ドアはアンロック状態のままであるから、誤操作、誤作動の心配はなく、しかも、乗員の乗降性が損なわれることはない。
請求項3に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、イグニッションスイッチからキーが抜出されていれば、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、ユーザがドアをロックせずに車両から離れる際にキーを携行すれば、フューエルリッドはロック状態が維持される。従って、いたずらによってフューエルリッドが開けられてしまうのを防止することができる。
さらには、車両が盗難されたとしてもイグニションスイッチにキーを挿入しなければフューエルリッドは開かないので、車両の盗難防止に効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、カーナビゲーションシステムの位置情報に基づいて車両がフューエルリッドアンロック許可地域外であれば、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、ユーザがドアをロックせずに車両から離れる際にキーをうっかり抜き忘れたとしても、車両がフューエルリッドアンロック許可地域外であれば、フューエルリッドはロック状態が維持される。従って、いたずらによってフューエルリッドが開けられてしまうのを確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、燃料タンク内が残量燃料でほぼ満タンである場合には、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1乃至4の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、給油の必要がない状態で不必要にフューエルリッドがアンロックするのを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、スマートエントリシステムに対応するキーがシステムの検知エリア外にある場合には、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1乃至5の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、乗員が車両の傍らにいない場合にはフューエルリッドはアンロックしないので、フューエルリッドが開けられてしまうといういたずらをより強力に防止することが低コストに実現できる。
請求項7に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、トリップメータリセットノブが非操作の場合には、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1乃至6の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、いたずらによってフューエルリッドが開けられてしまうのを確実に防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、車両緊急対応システムによるフューエルリッドのアンロック動作を禁じる制御信号を受信すると、フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止する。これにより、請求項1乃至7の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、キーが付いたまま車両が盗難されたとしても車両緊急対応システムによってフューエルリッドを開けなくすることができるので、車両の盗難防止及び逃走阻止に効果がある。
請求項9に記載の発明によれば、フューエルリッド制御手段は、フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させたことを報知する報知手段を備えている。これにより、請求項1乃至8の何れか1つに記載の発明の作用効果に加えて、ユーザは、フューエルリッドがアンロックされたことを報知手段によって確実に認識することができるようになる。
これらの結果、操作性が良く、しかも低コストの車両のフューエルリッドの開閉装置を提供することができる。
スイッチ操作を繰り返しても車両の要求状態が変わらない既存のスイッチ手段を用いてフューエルリッドをアンロック動作させることによって、誤作動、誤操作の虞が無い低コストのフューエルリッドの開閉装置を実現した。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、フューエルリッドの取付位置を説明するための斜視図、図2は、本フューエルリッドの開閉装置の概略を説明するためのブロック図である。
まず、本フューエルリッド開閉装置1について説明する。図1,2に示されるように、本フューエルリッド開閉装置1は、車両2に開閉可能に設けられたフューエルリッド3と、車両2の停止状態を検出する検出手段としての車速センサ4及びパーキングブレーキ(駐車ブレーキ)作動スイッチ5と、スイッチ操作が行われると車両2を予め設定された要求状態に制御し、且つ、スイッチ操作が再度行われても要求状態を維持するスイッチ手段としてのシーソー式の集中ドアロックスイッチ6と、ロック状態にあるフューエルリッド3をアンロックするフューエルリッドアンロック駆動手段としてのアクチュエータ7と、少なくとも車速センサ4やパーキングブレーキ作動スイッチ5の検出値及び集中ドアロックスイッチ6のドアアンロック操作に基づいて、アクチュエータ7をアンロック動作させるフューエルリッド制御手段としてのフューエルリッド制御ユニット8とを備えて構成されている。
フューエルリッド3は、図1に示されるように、車両2のリヤクォーター部9に図示しないヒンジによって開閉可能に設けられている。アンロック状態にあるフューエルリッド3は、フューエルリッド3の片側を押したり引き起こすことによって手動、或いは自動で開けることができるように構成されている。さらに、このフューエルリッド3は、リヤクォーター部9と面一となるように閉じられると、例えば、図示しない進退自在なロックピンがフューエルリッド3の一部に係合することによって、ロックするように構成されている。そして、このフューエルリッド3内側には、アクチュエータ7が配置されている。
アクチュエータ7は、フューエルリッド制御ユニット8からの制御信号によって、フューエルリッド3が開かないようにフューエルリッド3の一部に係合しているロックピンを退行させて、ロック状態にあるフューエルリッド3をアンロックするように構成されている。
フューエルリッド制御ユニット8には、各種センサ、スイッチからの検出値及び各種制御ユニットからの制御信号が入力されるようになっている。
詳述すると、図2に示されるように、フューエルリッド制御ユニット8には、車速センサ4からの車速信号、パーキングブレーキ作動スイッチ5からのパーキングブレーキ作動信号、集中ドアロックスイッチ6がスイッチ操作された際に集中ドアロックシステムユニット10から出力されるドアロック・アンロック制御信号、イグニッションスイッチ11にキーが挿入されていることを検出するイグニッションキー検出手段としてのキー検出センサ12からの検出信号、盗難防止用エンジン始動ロックシステムとしてのイモビライザ制御ユニット13からのキーの識別情報、カーナビゲーションシステム制御ユニット14による車両2の位置情報、燃料タンク内の残量燃料を検出する残量燃料検出手段としてのフューエルレベルセンサ15からの検出値、キーが検知エリアにあるか否かを検知するスマートエントリシステム制御ユニット16からの検知情報、トリップメータリセットノブ17が押圧操作された際の操作信号、車両緊急対応システムに対応するテレマティクス制御ユニット18からの各種制御信号が入力されるようになっている。
ここで、イモビライザ制御ユニット13、カーナビゲーションシステム制御ユニット14、スマートエントリシステム制御ユニット16及びテレマティクス制御ユニット18について説明する。
まず、イモビライザ制御ユニット13は、イグニションスイッチ11に差し込まれたキーの固有の識別コードがイモビライザ制御ユニット13に正規登録されている識別コードと一致しない場合には、イモビライザ機能によってエンジン始動を禁止するものである。これにより、フューエルリッド制御ユニット8は、イグニションスイッチ11に正規キーとは異なるキーが差し込まれたか否かを判断する。
カーナビゲーションシステム制御ユニット14は、グローバルポジショニングシステム(以下、GPSという)を統括制御するものであり、地球周回軌道を回る人工衛星のうち、上空にある4個からの電波を受信し、その到達時間から車両2の三次元的位置情報、すなわち緯度、経度、高度及び時刻を求めるように構成されている。このカーナビゲーションシステム制御ユニット14は、GPS受信装置19より出力された復調信号に基づいて車両2が走行している位置を算出すると共に、車両2の現在位置をCD−ROMやDVD等の情報記録媒体を再生する再生部20を介して読み出した地図情報に対応して画像表示装置21に表示する。この地図情報には、フューエルリッドアンロック許可地域として、例えば、全国のガソリンスタンド、自動車ディーラ、整備工場等の情報も含まれている。
さらに、スイッチ入力部22の操作信号に基づいて画像表示装置21の画面情報を変更する制御を行うと共に、情報記録媒体から読み出した音声データに基づいて音声合成を行い音声出力装置23に出力する。このようなカーナビゲーションシステム制御ユニット14は、CPU24を有したマイコンによって構成され、ROM25に予め記憶格納されている制御プログラムに従って制御を実行処理する。さらに、ROM25には、自宅若しくは車庫の位置情報が記憶格納されるようになっている。これにより、フューエルリッド制御ユニット8は、車両2の位置がフューエルリッドアンロック許可地域、例えば、ガソリンスタンド、自動車ディーラ、整備工場、自宅若しくは車庫等から予め設定された所定距離(例えば、半径10m)以内であるか否かを判断する。
スマートエントリシステム制御ユニット16は、固有の識別コードを発信するキーを携帯した乗員が車両2、つまり検知エリアから離脱、接近するのと同期して各ドアをロック、アンロックさせるものである。これにより、フューエルリッド制御ユニット8は、各ドアがアンロックされたか否かを判断する。
テレマティクス制御ユニット18は、乗員が欲しい情報を車両2側からセンター側に要求すると共に、その要求に応じた情報をセンター側から受信することによって双方向通信による情報提供サービスを行う車両緊急対応システムに対応するものである。さらに、このテレマティクス制御ユニット18は、各種センサや各種車載制御ユニットにより車両2の状態を常に把握し、必要な情報を乗員やその周りの施設、例えばガソリンスタンド、整備工場等と有機的に通信するように構成されている。これにより、フューエルリッド制御ユニット8は、外部との通信インフラを介して、テレマティクス制御ユニット18にフューエルリッド3のアンロック動作を禁じる制御信号が入力されたか否かを判断する。
そして、フューエルリッド制御ユニット8は、車速センサ4、パーキングブレーキ作動スイッチ5からの検出値及び集中ドアロックシステムユニット10から出力されるドアロック・アンロック制御信号に基づいて、車両が停止状態、且つ要求状態、すなわちドアアンロック状態にある場合に、予め設定された時間継続した長押しによる2回目のアンロック操作が行われると、アクチュエータ7をアンロック動作させるように予め設定されている。さらに、このフューエルリッド制御ユニット8は、アクチュエータ7をアンロック動作させる際に、次に述べる設定状態のうち少なくとも何れか1つの設定状態に該当するのであれば、アクチュエータ7のアンロック動作を禁止するように予め設定されている。
すなわち、設定状態とは、イグニッションスイッチ11からキーが抜出されている状態、正規登録キーとは異なるキーがイグニッションスイッチ11に差し込まれている場合、カーナビゲーションシステム制御ユニット14の位置情報に基づいて車両2がフューエルリッドアンロック許可地域から外れている状態、燃料タンク内の残量燃料がほぼ満タンである状態、トリップメータリセットノブ17が非操作の場合、スマートエントリシステムに対応するキーが検知エリア外にある状態、テレマティクスシステム制御ユニット18がフューエルリッド3のアンロック動作を禁止する制御信号を受信した場合のことである。
なお、フューエルリッド制御ユニット8は、これら全ての設定状態を判断するものに限定されるのではなく、車載装備に応じて設定状態を増減することができる。すなわち、例えば、イモビライザシステム、カーナビゲーションシステム、スマートエントリシステム、テレマティクスシステムを備えていない車両2の場合は、イグニッションスイッチ11からキーが抜出されている状態、燃料タンク内の残量燃料がほぼ満タンである状態、トリップメータリセットノブ17が非操作の場合を設定状態とする。さらには、これら3態様の全てを設定状態とするのではなく、1態様、或いは2態様を設定状態とすることもできる。
さらに、このフューエルリッド制御ユニット8は、フューエルリッド3がロック状態からアンロック状態に遷移したこと、或いは、アンロック状態からロック状態に遷移したことを報知する報知手段としての警告灯(例えば、フューエルランプ)26及びブザー27を備えている。
次に、フューエルリッド制御ユニット8のアンロック動作制御を図3を用いて説明する。図3は、フューエルリッド制御ユニット8によるフューエルリッドアンロック制御のフローチャートである。
まず、ステップ10では、フューエルリッド制御ユニット8は、各種センサ4,12,15、各種スイッチ5,17及び各種制御ユニット10,13,14,16,18からの検出値、出力信号及び制御信号(情報信号)の読み込みを開始する。
次のステップ11では、車速センサ4、パーキングブレーキ作動スイッチ5からの検出値及び出力信号に基づいて、車両2が停止状態、つまり車速が零であるか否かを判断する。車両2が停止状態でなければ、ステップ10にリターンする。また、車両2が停止状態であれば、ステップ12に移行する。
ステップ12では、集中ドアロックシステムユニット10からの制御信号に基づいて、集中ドアロックスイッチ6がアンロック操作されたか否かを判断する。ここで、集中ドアアンロック操作がなされていなければ、ステップ10にリターンする。一方、集中ドアアンロック操作がなされたのならば、ステップ13に移行して、長押しにより集中ドアアンロック操作が再度行われたか否かを判断する。
ステップ13において、長押しによる集中ドアアンロック操作が行わなければ、ステップ10にリターンして、長押しによる集中ドアアンロック操作が再度行われるまでステップ10〜12を繰り返す。
また、ステップ13で、長押しによる集中ドアアンロック操作が再度行われたと判断すると、ステップ14に移行して、キー検出センサ12の検出値に基づいて、イグニションスイッチ11にキーがあるか否かを判断する。
ステップ14において、イグニションスイッチ11にキーがある場合には、ステップ15に移行する。そして、ステップ15では、イモビライザ制御ユニット13の検出結果に基づいて、イグニションスイッチ11に差し込まれているキーが正規登録キーであるか否かを判断する。正規登録キーである場合には、ステップ16に移行する。
また、ステップ14において、イグニションスイッチ11からキーが抜出されている場合は、ステップ17に移行する。ステップ17では、スマートエントリシステム制御ユニット16の検出結果に基づいて、キーが検知エリア内にあるか否かを判断する。ここで、キーが検知エリア外にある場合には、ステップ18に移行して、フューエルリッドアンロック動作を禁止し、その後、ステップ10にリターンする。
また、ステップ15において、イグニッションスイッチ11に差し込まれているキーが正規登録キーではないと判断すると、ステップ18に移行して、フューエルリッドアンロック動作を禁止し、その後、ステップ10にリターンする。
また、ステップ17において、キーが検知エリア内にある場合には、ステップ16に移行する。
ステップ16では、カーナビゲーションシステム制御ユニット14の位置情報に基づいて、フューエルリッドアンロック許可地域に車両2が位置しているか否かを判断する。許可地域から外れている場合には、ステップ18に移行して、フューエルリッドアンロック動作を禁止する。一方、許可地域内の場合には、ステップ19に移行して、フューエルレベルセンサ15の検出値に基づいて、燃料タンク内の残量燃料がほぼ満タンか否かを判断する。ほぼ満タンの場合には、ステップ18に移行して、フューエルリッドアンロック動作を禁止する。
また、ほぼ満タンと判定されなかった場合には、ステップ20に移行する。
ステップ20では、テレマティクス制御ユニット18からの制御信号に基づいて、フューエルリッドアンロック動作を禁止するように制御(要求)されたか否かを判断する。そして、フューエルリッドアンロック動作を禁止するように制御された場合には、ステップ18に移行して、フューエルリッドアンロック動作を禁止する。また、フューエルリッドアンロック動作を許可するように制御されている場合には、ステップ21に移行して、アクチュエータ7をアンロック動作させて、フューエルリッド3をアンロック状態とすると共に、次のステップ22に移行して、警告灯26を点灯、点滅させ、且つブザー27を鳴動させる。
なお、フューエルリッド制御ユニット8にて行われるフューエルリッドアンロック動作制御は、車載装備に応じてステップ14〜20のなかから一部、或いは全てのステップを省略することができる。
上述したように、本フューエルリッド開閉装置1によれば、車両停止状態で、集中ドアロックスイッチ6の1回目のアンロック操作が行われ、ドアがアンロックされた状態のもと、予め設定された時間継続した長押しによる2回目のアンロック操作が行われると、フューエルリッド制御ユニット8は、アクチュエータ7をアンロック動作させる。これにより、車両停止時にフューエルリッド3を開けようとする乗員のスイッチ操作によって、車両2の要求状態が変移、つまり誤操作、誤作動することなくロック状態にあるフューエルリッド3をアンロックすることができるようになるので、操作性の向上を図ることができる。
また、車両2に配設された既存の集中ドアロックスイッチ6を用いるので、イグニッションスイッチ11の構造が複雑化することはなく、低コストに構成することができる。
また、フューエルリッド制御ユニット8は、イグニッションスイッチ11からキーが抜出されている状態、正規登録キーとは異なるキーがイグニッションスイッチ11に差し込まれている場合、カーナビゲーションシステム制御ユニット14の位置情報に基づいて車両2がフューエルリッドアンロック許可地域、つまりガソリンスタンド、ディラー、自動車整備工場、自宅若しくは車庫等の周囲から外れている状態、燃料タンク内の残量燃料がほぼ満タンである状態、トリップメータリセットノブ17が非操作の場合、スマートエントリシステムに対応するキーが検知エリア外にある状態、テレマティクスシステム制御ユニット18がフューエルリッド3のアンロック動作を禁止する制御信号を受信した場合の何れか1つでも該当する場合には、アクチュエータ7のアンロック動作を禁止する。これにより、いたずらによってフューエルリッド3が開けられてしまうのを確実に防止することができる。
さらに、フューエルリッド制御ユニット8は、アクチュエータ7をアンロック動作させたことを報知する警告灯26及びブザー27を備えているので、フューエルリッド3がアンロックされたことをユーザに確実に認識させることができる。
なお、本発明に用いられるスイッチ手段は、集中ドアロックスイッチ6のみに限定されるものではなく、スイッチ操作が行われると車両2を予め設定された要求状態に制御し、且つ、スイッチ操作が再度行われても要求状態を維持するスイッチ手段ならば、他のスイッチを用いても良い。
フューエルリッドの取付位置を説明するための斜視図である。 本フューエルリッドの開閉装置の概略を説明するためのブロック図である。 フューエルリッド制御ユニットによるフューエルリッドアンロック制御のフローチャートである。
符号の説明
1 フューエルリッド開閉装置
2 車両
3 フューエルリッド
4 車速センサ(検出手段)
5 パーキングブレーキセンサ(検出手段)
6 集中ドアロックスイッチ(スイッチ手段)
7 アクチュエータ(フューエルリッドアンロック駆動手段)
8 フューエルリッド制御ユニット(フューエルリッド制御手段)
10 集中ドアロックシステムユニット
11 イグニションスイッチ
12 キー検出センサ(イグニッションキー検出手段)
13 イモビライザ制御ユニット(盗難防止用エンジン始動ロックシステム)
14 カーナビゲーションシステム制御ユニット
15 フューエルレベルセンサ(残量燃料検出手段)
16 スマートエントリシステム制御ユニット
17 トリップメータリセットノブ
18 テレマティクス制御ユニット(車両緊急対応システム)

Claims (9)

  1. 車両に開閉自在に設けられたフューエルリッドの開閉装置において、
    前記車両の停止状態を検出する検出手段と、
    スイッチ操作が行われると前記車両を予め設定された要求状態に制御し、且つ、前記スイッチ操作が再度行われても前記要求状態を維持するスイッチ手段と、
    ロック状態の前記フューエルリッドをアンロックするフューエルリッドアンロック駆動手段と、
    前記検出手段の検出値及び前記スイッチ手段のスイッチ操作に基づいて、前記車両が停止状態、且つ要求状態にある場合に、前記スイッチ手段のスイッチ操作が再度行われると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させるフューエルリッド制御手段とを備えることを特徴とするフューエルリッドの開閉装置。
  2. 前記スイッチ手段は、前記車両のドアをロック、アンロックする集中ドアロックスイッチであり、前記フューエルリッド制御手段は、前記車両が停止状態、且つドアアンロック状態にある場合に、前記集中ドアロックスイッチが予め設定された時間継続してアンロック操作されると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させることを特徴とする請求項1に記載のフューエルリッドの開閉装置。
  3. 前記フューエルリッド制御手段は、イグニッションスイッチにキーが挿入されていることを検出するイグニッションキー検出手段を有し、前記イグニッションスイッチからキーが抜出されている状態であれば、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1又は2に記載のフューエルリッドの開閉装置。
  4. 前記フューエルリッド制御手段は、前記車両の位置情報を得るカーナビゲーションシステムを有し、前記車両が前記カーナビゲーションシステムの位置情報に基づいてフューエルリッドアンロック許可地域外にあれば、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
  5. 前記フューエルリッド制御手段は、燃料タンク内の残量燃料を検出する残量燃料検出手段を有し、前記燃料タンク内が残量燃料でほぼ満タンである場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
  6. 前記フューエルリッド制御手段は、固有の識別コードを発信するキーが検知エリアから離脱、接近するのと同期してドアをロック、アンロックさせるスマートエントリシステムを有し、前記キーが前記検知エリア外にある場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
  7. 前記フューエルリッド制御手段は、トリップメータをリセットするためのトリップメータリセットノブを有し、前記トリップメータリセットノブが非操作の場合には、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
  8. 前記フューエルリッド制御手段は、車両側制御手段と双方向通信可能な車両緊急対応システムを有し、前記車両緊急対応システムによる前記フューエルリッドのアンロック動作を禁じる制御信号を受信すると、前記フューエルリッドアンロック駆動手段のアンロック動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
  9. 前記フューエルリッド制御手段は、前記フューエルリッドアンロック駆動手段をアンロック動作させたことを報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載のフューエルリッドの開閉装置。
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