JP4375141B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、直管蛍光ランプ等を用いた照明器具に関するものである。
従来の照明器具は、図13に示すように、下方に開口を有した箱状の本体1、本体1の内面に取付けられた反射板2、本体1の内部に収納されるランプ3等の部品から構成されている。
従来はランプ交換を行う際、ランプ3を指でつかむだけのクリアランスが反射板2とランプ3との間に設けられており、ランプ3を指でつかんだ後、ランプソケットが回転式の場合はランプを90°回転させて取り外す。また、ランプソケットが押し込み式の場合は、ランプ3をランプ軸に沿って片側押し込み、引き下げることによってランプ3を取り外す。ランプ取付けの際は逆の手順で作業する。
また、他の照明器具として、ランプをランプ保持部材で保持するとともに、ランプ保持部材のランプ一端側を引き下ろすことができるように、ランプ他端側を回動自在に本体に取付けた構成もある(特許文献1参照)。
特開2001−307512号公報
しかしながら、図13の照明器具では、ランプ交換する際、ランプを指でつかむようなクリアランスがないほど本体の断面が小さい場合、その作業が困難である。一方、クリアランスを確保すると本体が大型化するという問題がある。
また、特許文献1に示された照明器具では、ランプ保持部材のランプ一端側を引き下ろすことができるため、ランプを指でつかむようなクリアランスがない場合でも対応できる。しかしながら、ランプ保持部材の中間部の上面を本体に着脱自在に取付ける構成のため、その取付部により本体の断面が大きくなる。
したがって、この発明の目的は、ランプを指でつかむようなクリアランスがない場合でも容易にランプ交換作業ができ、しかも断面を最小寸法に設計することが可能となる照明器具を提供することである。
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の照明器具は、下方に開口を有した箱状の本体と、前記本体の開口より内部にランプとともに収納されてランプを接続した状態で保持可能なランプ保持部材とを備え、前記ランプ保持部材の長手方向の一端側が前記本体の内部から下方へ取り出されるように他端が前記本体に回動自在に取付けられ、かつ前記ランプ保持部材の一端の端面側に係止部を設け、この係止部に係脱自在に係止する被係止部を前記本体側に設けた。
さらに、前記ランプ保持部材の一端に、引き下ろし操作部を突出形成した。
さらに、前記引き下ろし操作部は、前記ランプ保持部材の一端の端面の下端にランプ保持部材の長手方向外側へ突出し、前記係止部は前記引き下ろし操作部の上方に配置されて弾性変形可能な係合部を有するばねであり、前記被係止部は前記係合部が係止する穴部を有し上下方向に移動自在に前記本体側に保持された垂直片と前記引き下ろし操作部と略同一面に配置される水平片とからなるL形金具であり、前記水平片を押し込むことにより前記係合部と前記穴部の係止が解除され、前記引き下ろし操作部の上面が露出されるようにした。
この発明の請求項1記載の照明器具によれば、ランプ保持部材の長手方向の一端側が本体の内部から下方へ取り出されるように他端が本体に回動自在に取付けられ、かつランプ保持部材の一端の端面側に係止部を設け、この係止部に係脱自在に係止する被係止部を本体側に設けたので、本体とランプとの間にランプを指でつかむだけのクリアランスがないほど本体の断面が小さくてもランプ交換を可能とする。また、ランプ保持部材の一端の端面側に係止部および被係止部が配置されるため、本体の断面を最小寸法に設計することが可能となり、省材料かつスリムでデザイン性の良い空間に溶け込むような照明器具とすることができる。
また、ランプ保持部材の一端に引き下ろし操作部を突出形成したので、ランプ交換の際には、引き下ろし操作部を持ってまたは手をかけて下方に引き下げることにより、ランプ保持部材を引き下ろすことができる。
この場合、引き下ろし操作部は、ランプ保持部材の一端の端面の下端にランプ保持部材の長手方向外側へ突出し、係止部は引き下ろし操作部の上方に配置されて弾性変形可能な係合部を有するばねであり、被係止部は係合部が係止する穴部を有し上下方向に移動自在に本体側に保持された垂直片と引き下ろし操作部と略同一面に配置される水平片とからなるL形金具であり、水平片を押し込むことにより係合部と穴部の係止が解除され、引き下ろし操作部の上面が露出されるようにしたので、L形金具の水平片を押し込むことによって、ばねの係合部が穴部から外れるが、ばねの弾性によって垂直片に圧接し、ランプ保持部材は仮保持される。この状態で、露出した引き下ろし操作部を持って下方に引き下げるため、2段階で引き下ろすことができ、ランプ保持部材が落下する恐れが軽減され安全性が向上する。また、ランプ取付け状態では、引き下ろし操作部とL形金具の水平片が略面一に配置されているため、引き下ろし操作部の上面が露出せず、外観品質が良好である。
この発明の第1の実施の形態の照明器具を図1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態の照明器具の要部斜視図、図2はその作用説明図、図3(a)は照明器具のランプ取付状態の斜視図、(b)はそのランプ交換時の斜視図である。
この照明器具は、図3に示すように、主に本体1、反射板2、ランプ3等の部品を備えている点は従来例と同様である。
すなわち、本体1は対向する側壁間に形成された内部空間の下方に開口を有した箱状の部品であり、側壁の内面に沿って反射板2が配置されている。図1に示すように、本体1の一端の近傍にはプレート5が設けてある。また、ランプをソケットに接続した状態で保持可能なランプ保持部材4が本体1の開口より内部にランプとともに収納されている。ランプ保持部材4は、その長手方向の一端側が本体1の内部から下方へ取り出されるように他端が蝶番等により本体1に回動自在に取付けられている(図示せず)。ランプは、ランプ保持部材4が収納状態にあるときは、その全てが、本体1の開口よりも内側に収納されている。ランプ保持部材4が下方へ取り出されたときにランプ端部側面が露出する。また、ランプ保持部材4の一端の端面側に係止部を設け、この係止部に係脱自在に係止する被係止部を本体1側に設けている。
この場合、ランプ保持部材4の断面は溝形であり、その一端に取付片6の上端が嵌合固定されている。この取付片6は本体1のプレート5に近接した状態で対向配置され、取付片6に係止部、プレート5に被係止部を設けている。係止部は、両端が取付片6に固定されたくびれ部分7bに連続してその上に広がり部分7aを有するばね7である。広がり部分7aの上端は、取付片6より突設した突部6aにより下方への移動を阻止するように位置決めされている。被係止部は、プレート5に形成された横方向に対向するリブ8ある。リブ8はL形に切り起こされ、下方が広がるようにテーパが形成されている。また、図2(a)に示すように、ばね7の広がり部分7aの寸法A、くびれ部分7bの寸法C、リブ8の内寸Bの関係は自然状態で、A>C≧Bに設定されている。
また、ランプ保持部材4の一端の端面の下端に内側へ突出させた引き下ろし操作部9を有する。この場合、取付片6の下端を折り畳むように折曲してさらに先端が外向きとなるように内側へ折曲して引き下ろし操作部9を形成している。この引き下ろし操作部9の下片は、本体1の下面と略同一面に形成されてデザイン性に優れること、また、指が引っ掛かる部分の逆方向にも突出させることで、係止部や被係止部の係止部分を隠すようにもできる。なお、係止部および被係止部の構成は図3において図示していない。また、図3において、19は安定器である。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図2に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材4を上方に押し上げることにより、ばね7が本体1の対向するリブ8間に入って広がり部分7aが圧縮された状態で押し上げられ、くびれ部分7bに嵌合することによって係止される。
また、ランプ取外しの際には、ランプ保持部材4の引き下ろし操作部9を持ちまたは手をかけて下方に引き下げることにより、ばね7の広がり部分7aの幅Aが縮められ、リブ8の内寸Bより小さくなることにより係止が解除されて引き下ろすことができる。
以上のようにこの実施形態によれば、本体1の反射板2とランプとの間にランプを指でつかむだけのクリアランスがないほど本体1の断面が小さくてもランプ交換を可能とする。また、ランプ保持部材4の一端の端面側に係止部および被係止部が配置されるため、本体1の断面を最小寸法に設計することが可能となり、省材料かつスリムでデザイン性の良い空間に溶け込むような照明器具とすることができる。なお、リブ8は溶接により付設してもよい。また、引き下ろし操作部9の突出方向は内側でも外側でもよいが、内側の場合は、指を引き下ろし操作部に引っ掛けるための空間をランプの収納空間と連通させることができるのでデザイン性に優れる。
この発明の第2の実施の形態の照明器具を図4に基づいて説明する。図4(a)は本発明の第2の実施形態の照明器具の要部斜視図、(b)は一部破断側面図である。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、ランプ保持部材4の断面は溝形であり、その一端に取付片10の上端が嵌合固定されている。この取付片10に係止部、本体1側に被係止部を設けている。係止部は、取付片10に設けられた角形の穴部11を有する。被係止部は、上端が本体1に固定されて取付片10の穴部11に嵌合する嵌合部12aを下部に形成したばね12である。嵌合部12aは略コ字形に折曲形成され、下片12bを下向きに傾斜させてランプ保持部材4の一端に当接可能としている。また、取付片10の下端を折り畳むように折曲してさらに先端が外向きとなるように内側へ折曲して引き下ろし操作部13を形成している。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図4に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材4を上方に押し上げることにより、ランプ保持部材4の一端がばね12の下片12bに当接してその傾斜に沿って外側へ弾性変形し、嵌合部12aが取付片10に圧接する。さらにランプ保持部材4を押し上げると嵌合部12aが穴部11に嵌合し係止される。
また、ランプ取外しの際には、ランプ保持部材4の引き下ろし操作部13を持ち下方に引き下げることにより、嵌合部12aが穴部11の外側へ押しやられて係止が解除し引き下ろすことができる。本実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第3の実施の形態の照明器具を図5に基づいて説明する。図5(a)は本発明の第3の実施形態の照明器具の一部破断断面図、(b)はその下から見た概略図である。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本体1の一端の近傍にはプレート15が設けてある。また、ランプ保持部材4の断面は溝形であり、その一端に取付片16の上端が嵌合固定されている。この取付片16に係止部17、プレート15に被係止部18を設けている。
係止部17は、ランプ保持部材4の長手方向外側に突出して被係止部18に係止される爪17aと、ランプ保持部材4の下側に露出して爪17aの係止を解除操作可能とした操作部17bとからなる。この場合、取付片16の下部を略水平に折曲した水平片16aの上面に係止部17が回動自在に取付けられている。この係止部17の爪17aの回動軸に一体に固定された操作部17bが水平片16aに設けた穴より下方に露出し、工具等によって回動操作できるようにしている。被係止部18は、水平片16aと略同一面となるようにプレート15の下部を折曲し爪17aを支持可能な支持片18aと、爪17aの上側を押えるように支持片18aに固定された押え片18bとからなる。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図5に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材4を上方に持ち上げ、水平片16aと支持片18aが略面一の状態で操作部17bを工具により90°回転させることで爪17aが突出し、被係止部18の支持片18aに係止される。また、爪17aは押え片18bにより上方への移動が規制される。
また、ランプ取外しの際には、逆の手順を行う。すなわち操作部17bを90°逆回転させることにより爪17aが内部に収納されて係止が解除され、ランプ保持部材4が自重により下方に降りランプ交換が可能となる。本実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第4の実施の形態の照明器具を図6に基づいて説明する。図6(a)は本発明の第4の実施形態の照明器具の一部破断断面図、(b)はその下から見た概略図である。なお、第1および第3の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態は、第3の実施形態において係止部の構成が異なる。すなわち、係止部20は、ランプ保持部材4の長手方向外側に突出して被係止部18に係止される爪20aと、ランプ保持部材4の下側に露出して爪20aの係止を解除操作可能とした操作部20bとからなる。この場合、取付片16の下部を略水平に折曲した水平片16aの上面に係止部20が進退自在に取付けられている。この係止部20の爪20aに一体に固定された操作部20bが水平片16aに設けた長穴21より下方に露出し、工具等によって操作できるようにしている。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図6に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材4を上方に持ち上げ、水平片16aと支持片18aが略面一の状態で操作部17bを水平方向に動かすことで爪20aが突出し、被係止部18の支持片18aに係止される。また、爪20aは押え片18bにより上方への移動が規制される。
また、ランプ取外しの際には、操作部20bを水平方向に逆方向に動かすことにより爪20aが内部に収納されて係止が解除され、ランプ保持部材4が自重により下方に降りランプ交換が可能となる。本実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第5の実施の形態の照明器具を図7に基づいて説明する。図7は本発明の第5の実施形態の照明器具の一部破断断面図である。
図7に示すように、本体1の一端の近傍には固定部材25が設けてある。ランプ保持部材26は、第1の実施形態と同様に回動自在に構成されているが、ソケット27より突出した一端に係止部、固定部材25に被係止部を設けている。
係止部は、ランプ保持部材26の一端の水平片に設けた穴とこの穴に挿通されるつまみねじ28とからなる。なお、ランプ保持部材26はつまみねじ28の操作に支障がないように上向きに開口した溝形等であることが望ましい。被係止部は、固定部材25に固定された固定金具29である。固定金具29は、ランプ保持部材26の一端の水平片に当接し穴に整合するねじ穴を設けた折曲片29aを有する。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図7に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材26を上方に持ち上げつまみねじ28を折曲片29aのねじ穴に対して締め付けることにより、ランプ保持部材26が本体1側に係止される。
また、ランプ取外しの際には、つまみねじ28を緩めることにより係止が解除され、ランプ保持部材26が自重により下方に降りランプ交換が可能となる。本実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第6の実施の形態の照明器具を図8および図9に基づいて説明する。図8は本発明の第6の実施形態の照明器具の一部破断断面図、図9は第6の実施形態に用いる金具の斜視図である。
図8に示すように、本体1の一端の近傍には固定部材30が設けてある。ランプ保持部材31は第1の実施形態と同様に回動自在に構成され、その一端の上片を折曲した部分に取付金具32が固着具等により取付けられている。取付金具32は、図9に示すように、ランプ保持部材31の一端に当接する垂直片32aと、垂直片32aの下端に折曲形成された水平片32bとを有する。水平片32bには穴32cが設けてある。また、垂直片32aの両側縁に対向する側片32dが設けられ、その側片32dより内向きに対向する突片32eが突設してある。この取付金具32に係止部33、固定部材30に被係止部34を設けている。
係止部33は、回転構造の金具であり、具体的には取付金具32の側片32d,32d間に収まる垂直片33aと、垂直片33aの下端に折曲形成された水平片33bとを有する。また、垂直片33aの両側縁に対向する側片33dが設けられ、それぞれの側片33dの下部に突片32eが挿入される穴33fと上部に爪33gが突設してある。穴33fは突片32eに対して回動自在であり、これにより係止部33が穴33fを軸にして回動する。また、係止部33の垂直片33aと取付金具32の垂直片32aとの間にばね35が取付けられ、係止部33の姿勢を保持する。被係止部34は、固定部材30に固着具等により取付けられたL形の金具であり、その垂下片34aに角形の穴34bが設けてある。そして、係止部33の爪33gが、ランプ保持部材31の長手方向外側に突出して被係止部34の穴34bに係止される。また、係止部33の水平片33bが取付金具34の穴32cよりランプ保持部材31の下側に露出した操作部となり、これを工具等で押すことにより爪33gを操作可能とし、穴34bから外れる構成である。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図8に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材31を上方に持ち上げ、係止部33の爪33gが穴34bに嵌合することにより係止される。ランプ取外しの際には、上記のように穴34bから工具で係止部33を押すことにより回転し、爪33gが本体1側の被係止部34の穴34bから外れ、ランプ保持部材31が自重で下方に降りランプ交換が可能となる。本実施形態でも第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第7の実施の形態の照明器具を図10に基づいて説明する。図10は本発明の第7の実施形態の照明器具の一部破断した取付説明図である。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本体1の一端の近傍には固定金具40が取付けてある。ランプ保持部材41は第1の実施形態と同様に回動自在に構成され、その一端の上片を折曲した部分に取付片42が固着具等により取付けられている。
取付片42は、下端に折曲形成された引き下ろし操作部42aを有する。すなわち引き下ろし操作部42aは、ランプ保持部材41の一端の端面の下端にランプ保持部材41の長手方向外側へ突出している。そして、取付片42に係止部43、固定金具40に被係止部44を設けている。
係止部43は、引き下ろし操作部42aの上方に配置されたばねであり、下部が取付片42に固定され、固定されていない上部に弾性変形可能な係合部43aを有するばねである。被係止部44は、上下方向に移動自在に本体1側の固定金具40に保持された垂直片44aと、引き下ろし操作部42aと略同一面に配置される水平片44bとからなるL形金具である。垂直片44aには、係合部43aが係止する角形の穴部44cを有する。この場合、固定金具40の固定片40aにねじ止めされる被係止部44の垂直片44aの部分が長穴になっていることにより、その長穴の範囲で被係止部44が移動する。また、係止状態で固定片40aに被係止部44の穴部44cに連通する穴部40bが設けてあり、この穴部40bにも係合部43aが係止する。そして、水平片44bを押し込むことにより係合部43aと穴部44cの係止が解除され、引き下ろし操作部42aの上面が露出されるようにした。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図10(a)に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材41を上方に持ち上げ、係止部43の係合部43aが被係止部44の穴部44cおよび穴部40bに嵌合することにより係止される。また、ランプ取外しの際には、図10(b)に示すように、被係止部44の水平片44bを上方に押し上げることによって、係止部43の係合部43aが穴部44cから外れ、引き下ろし操作部42aが露出する。この状態では係止部43の係合部43aが被係止部44の垂直片44aに圧接している。そして、図10(c)に示すように、露出した引き下ろし操作部42aを下方に引き下げることによって、ランプ保持部材41が下方に降ろすことができランプ交換が可能となる。
本実施形態によれば、L形金具の水平片44bを押し込むことによって、ばねの係合部43aが穴部44cから外れるが、ばねの弾性によって垂直片44aに圧接し、ランプ保持部材41は仮保持される。この状態で、露出した引き下ろし操作部42aを持って下方に引き下げるため、2段階で引き下ろすことができ、ランプ保持部材41が落下する恐れが軽減され安全性が向上する。また、ランプ取付け状態では、引き下ろし操作部42aとL形金具の水平片44bが略面一に配置されているため、引き下ろし操作部42aの上面が露出せず、外観品質が良好である。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
この発明の第8の実施の形態の照明器具を図11および図12に基づいて説明する。図11(a)は本発明の第8の実施形態の照明器具の一部破断した取付状態の断面図、(b)はその取外し状態の断面図、図12は第8の実施形態の要部斜視図である。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図11および図12に示すように、本体1の一端の近傍には固定金具45が設けてある。固定金具45は下端を内向きに折曲形成したL形の部材である。また、ランプ保持部材4は、その一端に取付片46の上端が固定されている。この取付片46は本体1の固定部材45に対向配置され、取付片46の下端を折り畳むように折曲してさらに先端が外向きとなるように内側へ折曲して引き下ろし操作部46aを形成している。また、ランプ保持部材4の上部と固定金具45の間に位置する本体1の内側面に引掛部48を突設している。そして、取付片46の外側に係止部を配置し、固定金具45に被係止部を設けている。
係止部は、複数個の結び目49aを有した仮吊紐49である。仮吊紐49は取付片46の近傍のランプ保持部材4に固定され、引掛部48にかけて垂らされている。被係止部は仮吊紐49の結び目49を係止可能なだるま穴50である。だるま穴50は固定金具45の水平片45aに形成され、結び目49を挿通可能な大径の穴と結び目49が係止される小径の穴とを連続して設けた形状である。
次に上記照明器具のランプ交換作業について説明する。
図11(a)に示すように、ランプ取付けの際、ランプ保持部材4を上方に持ち上げ、ランプ保持部材4が略水平となるように仮吊紐49を引張り結び目49aとだるま穴50を係止させる。また、ランプ取外しの際には、図11(b)に示すように、仮吊紐49をだるま穴50の大きい方の径の穴へスライドさせて係止を解除し、下側にある他の結び目49aとだるま穴50を係止させることにより、ランプ保持部材4が自重により下方に降りランプ交換が可能となる。なお、仮吊紐49の最下部の結び目49aはだるま穴50の大きい方の径よりも大きく設定しておくことにより落下防止にもなる。
本実施形態によれば、仮吊紐49に複数の結び目49aが設けられているため、多段階でランプを引き下ろし、仮保持することができる。また、仮保持させた状態にてランプ交換することができ、メンテナンス性が良い。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態の照明器具の要部斜視図である。 第1の実施形態の作用説明図である。 (a)は照明器具のランプ取付状態の斜視図、(b)はそのランプ交換時の斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施形態の照明器具の要部斜視図、(b)は一部破断側面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態の照明器具の一部破断断面図、(b)はその下から見た概略図である。 (a)は本発明の第4の実施形態の照明器具の一部破断断面図、(b)はその下から見た概略図である。 本発明の第5の実施形態の照明器具の一部破断断面図である。 本発明の第6の実施形態の照明器具の一部破断断面図である。 第6の実施形態に用いる金具の斜視図である。 本発明の第7の実施形態の照明器具の一部破断した取付説明図である。 (a)は本発明の第8の実施形態の照明器具の一部破断した取付状態の断面図、(b)はその取外し状態の断面図である。 第8の実施形態の要部斜視図である。 (a)は従来例の照明器具の分解斜視図、(b)は断面図である。
符号の説明
1 本体
2 反射板
3 ランプ
4 ランプ保持部
7 ばね(係止部)
8 リブ(被係止部)
11 穴部
12 ばね
17,20 係止部
17a,20a 爪
17b,20b 操作部
18 被係止部
28 つまみねじ
29 固定金具
33 係止部
33g 爪
33b 水平片
34 被係止部
42 取付片
42a 引き下ろし操作部
43 係止部
43a 係合部
44 被係止部
44b 水平片
44c 穴部
49 仮吊紐
50 だるま穴

Claims (1)

  1. 下方に開口を有した箱状の本体と、前記本体の開口より内部にランプとともに収納されてランプを接続した状態で保持可能なランプ保持部材とを備え、
    前記ランプ保持部材の長手方向の一端側が前記本体の内部から下方へ取り出されるように他端が前記本体に回動自在に取付けられ、かつ前記ランプ保持部材の前記一端の端面側に係止部を設け、この係止部に係脱自在に係止する被係止部を前記本体側に設け、前記ランプ保持部材の前記一端に引き下ろし操作部を突出形成し、
    前記引き下ろし操作部は、前記ランプ保持部材の前記一端の端面の下端にランプ保持部材の長手方向外側へ突出し、前記係止部は前記引き下ろし操作部の上方に配置されて弾性変形可能な係合部を有するばねであり、前記被係止部は前記係合部が係止する穴部を有し上下方向に移動自在に前記本体側に保持された垂直片と前記引き下ろし操作部と略同一面に配置される水平片とからなるL形金具であり、前記水平片を押し込むことにより前記係合部と前記穴部の係止が解除され、前記引き下ろし操作部の上面が露出されるようにした照明器具。
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