JP2006079945A - 照明器具のグローブ着脱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】グローブ着脱における作業性に優れ、部品構成も簡素であり、部品の影がグローブの側面に生じることもないグローブ着脱構造を提供する。
【解決手段】器具本体2の一方の長辺側には着脱側の係止手段が設けられ、他方の長辺部分には吊持側の係止手段が設けられる。吊持側係止具6は、器具本体2の周縁壁部23から内側に向かって張り出す載置段部62と、その先端から斜め下方に傾斜する斜降部63と、斜降部63の先端を上方に折り返してなる抜け止め部64とを備える。この吊持側係止具6に、グローブ3の吊持側被係止具7に設けられた係止用開口部71が係止され、グローブ3の取着状態では吊持側被係止具7が吊持側係止具6の載置段部62上に支承され、グローブ3の吊持状態では、吊持側被係止具7が吊持側係止具6の抜け止め部64に係止される。
【選択図】図9

Description

本発明は、照明器具のグローブ着脱構造に関し、特に、直管蛍光灯ランプを光源とする細長い形状の照明器具に好適なグローブ着脱構造に関する。
住宅等の天井に設置される照明器具のうち、光源に直管蛍光灯ランプを使用し、その下側に透光性のグローブ(樹脂製カバー)を着脱自在に取り付けるタイプの照明器具に関するグローブ着脱構造が、例えば特許文献1に開示されている。
図10〜図14は、上記文献中に第4実施形態として記載されたグローブ着脱構造を示す。91は天井面に固定される照明器具本体、92は器具本体91に装備される直管蛍光灯ランプ、93はグローブで、器具本体91は、その周縁に周縁壁部91aを有する。グローブ93は、周縁壁部91aの内に挿入される角形の開口部93bと、この開口部93bの外側方に突出形成される外鍔状部93aと、この外鍔状部93aに連続する透光面部93cとを有する。
図11において、94は器具本体91の一方の長辺側周縁壁部91aに取り付けられたスライド式の係合具、95はグローブ93の一方の長辺側開口部93bに取り付けられた係止具である。係合具94は、下方に垂下する略鉤形の係止部94bを有し、周縁壁部91aの内面に沿って移動可能なように取付けられる。係止具95には角穴の被係止部95aが設けられ、この被係止部95aに係止部94bが引っ掛かることでグローブ93が保持される。係合具94の側方には操作部94aが突設されて、周縁壁部91aに設けた開口から突出している。この操作部94aを操作して係合具94を長辺方向にスライドさせることにより、係止部94bと被係止部95aとを係脱させることができる。
図12において、96a、96bは、器具本体91及びグローブ93の他方の長辺側に設けられた引掛け金具である。一方の引掛け金具96aは、グローブ93の開口部93bに固定された受け具96cに取付けられ、他方の引掛け金具96bは器具本体91側に取付けられている。そして、上記両引掛け金具96a、96bが、線材や板材等からなる連結材96dの両端に軸着されて、連結材96dに対し回動自在に保持される。
図10の状態から係合具94の操作部94aを操作して、器具本体91及びグローブ93の一方の長辺側の係合状態を解除すると、図13〜図14に示すように、引掛け金具96a、96bと連結材96dは蝶番のように動作して、グローブ93が仮吊り状態となる。この状態で、ランプ92を交換することができる。
図15〜図18は、同じく上記文献中に第5実施形態として記載されたグローブ着脱構造を示す。器具本体91及びグローブ93の一方の長辺側を係脱する係合具94と係止具95は、上記実施形態と同様である。他方の長辺側は、器具本体91側に取り付けられた保持金具97と、グローブ93側に取り付けられた受金具98とによって係脱されるとともに、仮吊用線材99によって連結される。保持金具97は、図18に示すように、水平部97aと、これに連続し下方へ傾斜する傾斜部97bとからなる。受金具98には、保持金具97を挿入可能な開口部98aが設けてある。仮吊用線材99は、一端が受金具98に着脱自在に取付けられ、他端が器具本体91に固定される。
グローブ93を取り付ける際には、まず保持金具97を受金具98の開口部98aに挿入させるようにグローブ93を器具本体91の周縁壁部91aに近づける。このとき、開口部98aが水平部97aに位置することで、受金具98が保持金具97に支持される。その後、反対側の長辺を、係合具94と係止具95により係合させる。グローブ93を外す際には、係合具94と係止具95の係合状態を解除すれば、図16〜図17に示すように、グローブ93の自重により、受金具98が保持金具97の傾斜部97bに沿って下方へ移動していき、自然に外れる。開口部98aが保持金具97から抜けると仮吊用線材99でグローブ93が吊持され、この状態でランプ92を交換することが可能になる。
特開2000−133032号公報
上記各実施形態に係るグローブ着脱構造は、細長い照明器具の一方の長辺部分に、器具本体91とグローブ93とを係脱する着脱側の係止手段が設けられ、他方の長辺部分に、グローブ93を器具本体91から吊持させうる吊持側の係止手段が設けられている。このような構造によると、器具の一方の長辺側からグローブ93を取り外す操作を行って、他方の長辺側は、グローブ93を開いたまま器具本体91に吊持させ、その状態でランプ92を交換して、再び上記一方の長辺側からグローブ93を器具本体91に係合させることができる。
しかしながら、上記各実施形態に示した着脱構造では、グローブ93の一辺を器具本体91から吊持させる状態において、グローブ93を器具本体91に連結させておくための部材(連結材96d、仮吊用線材99等)が必要になるので、その分、機構が複雑になり、不経済でもある。
また、汚れたグローブ93を器具本体91から完全に取り外して清掃したい場合もあるが、このような場合、器具本体91とグローブ93とが連結材96dや仮吊用線材99等で連結されていると、これらの連結部材からグローブ93を取り外したり、連結部材にグローブ93を引っ掛け直したりする係脱作業が面倒になる。この係脱作業は、踏み台等に登って上方に手を伸ばし、片手でグローブ93の下面を支えつつ、もう片方の手で連結部材を係脱するという態様になるが、上記のような連結部材を片手だけで係脱するのはきわめて困難である。
また、この種の照明器具においては、デザイン上の意図から器具本体91をスリム化、薄型化することが好まれる傾向にあり、器具本体91とグローブ93との係脱手段を構成する部品についても、器具本体91内で必要以上のスペースを取らないように小型化することが求められる。しかしながら、上記のように器具本体91とグローブ93との連結手段を採用する着脱構造では、連結部材を納めるためのスペースが必要になって、器具本体91内のスペース活用効率が低下する。また、特に上記第5実施形態に係る構造では、図15に示す断面形状からも明らかなように、器具本体91の周縁壁部91aから内側に張り出す保持金具97が、グローブ93の側面に影を生じることになり、ランプ点灯時の外観が損なわれるおそれがある。
本願発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、器具の長辺に対面する側方からの操作により、グローブの片側長辺部分を器具本体から取り外して開放状態で吊持させる操作と、グローブを器具本体から完全に分離する操作、及びそれらを元通りに取り付ける操作のいずれをも簡単に行うことのできる、使い勝手に優れたグローブ着脱構造を提供しようとするものであり、特に、上記操作を簡素な部品構成によって実現することを第一の解決課題とする。
併せて本発明は、器具全体を薄型化・スリム化するにあたって、係脱手段を構成する部品の影がグローブの側面に生じるのを防止することを第二の解決課題とする。
上記した目的を達成するため、本発明の照明器具のグローブ着脱構造は、器具本体が、天井面に沿って固定される平面視略長矩形の上底板と、上底板の四周から垂下する周縁壁部とを備え、上記器具本体の下側から上記器具本体に取着されるグローブが、上面側開口の四周から立ち上がって上記周縁壁部の内側に挿入される開口縁部を備え、器具本体の一方の長辺側周縁壁部に取り付けられた着脱側係止具に、グローブの一方の長辺側開口縁部に設けられた着脱側被係止具が係脱可能に係止されるとともに、器具本体の他方の長辺側周縁壁部に取り付けられた吊持側係止具に、グローブの他方の長辺側開口縁部に設けられた吊持側被係止具が、係脱可能かつ吊持可能に係止されるグローブ着脱構造であって、
上記吊持側係止具は、器具本体の周縁壁部から器具本体の内側に向かって略水平に張り出す載置段部と、載置段部の先端から斜め下方に傾斜する斜降部と、斜降部の先端を上方に折り返してなる抜け止め部とを備え、グローブの吊持側被係止具に設けられた係止用開口部が上記吊持側係止具に係止されて、グローブを器具本体に取着した状態では、グローブの吊持側被係止具が吊持側係止具の載置段部上に支承され、グローブを器具本体から吊持する状態では、吊持側被係止具が吊持側係止具の抜け止め部に係止されることを特徴とする。
この発明によれば、照明器具の一方の長辺側に設けられた着脱側係止具と着脱側被係止具との係合を解除して、グローブの当該一方の長辺側を器具本体から取り外し、そのままグローブを自重に任せて下方に開くと、器具本体の他方の長辺側に設けられた吊持側係止具にグローブの吊持側被係止具が吊持されて、そのままの状態で蛍光灯ランプを交換することができる。吊持状態にあるグローブを器具本体に取り付けるには、グローブの吊持側被係止具を、器具本体の吊持側係止具の斜降部に沿って滑らせるように持ち上げ、グローブの吊持側被係止具を吊持側係止具の載置段部に載せ掛けた状態でグローブを閉じ、着脱側係止具と着脱側被係止具とを係合させる。
グローブを器具本体から完全に取り外す場合には、上記吊持状態からグローブを僅かに持ち上げ、器具本体の吊持側係止具からグローブの吊持側被係止具を抜き取る。取り外したグローブを再び取り付ける場合には、上記と逆の手順で、器具本体の吊持側係止具にグローブの吊持側被係止具を引っ掛ける。これらの操作は、両手でグローブを支え持つだけで可能になるので、グローブ着脱作業の操作性や安全性が向上する。こうして、グローブの開閉及び着脱作業を容易にするとともに、器具本体とグローブとを連結するための部材を不要にし、構造の簡素化及び部品コストの節約を図ることができる。
本発明のグローブ着脱構造における着脱側係止具については、例えば、器具本体の側方に向けて突出する略鉤形の係止爪を備え、器具本体の側方からのレバー操作によって上記係止爪を器具本体の中心側に後退させ得るように、器具本体の上底部に沿って付勢状態で取り付けられたものとすることができる。このような着脱側係止具に、グローブ側の着脱側被係止具が係合される構造とすることにより、グローブの係脱が容易になる。
さらに本発明のグローブ着脱構造は、上記吊持側係止具の最下端が、器具本体に装着される直管蛍光灯ランプの軸心とグローブの側面最上部とを通る仮想平面よりも上方に位置することを特徴とする。この構成によると、吊持側係止具の影がグローブの側面に生じるのを避けることができ、器具を薄型化、スリム化した場合での、ランプ点灯時の外観が良好に保たれる。
上述のように構成される本発明のグローブ着脱構造によれば、一方の長辺側に設けられた着脱側係止具と着脱側被係止具との係合を解除してグローブを開くと、他方の長辺側に設けられた吊持側係止具にグローブの吊持側被係止具が吊持されるので、そのままの状態で蛍光灯ランプを交換することができる。吊持状態にあるグローブを閉じて器具本体に取り付けるのもきわめて容易である。また、グローブを器具本体から完全に取り外す場合でも、吊持状態にしたグローブを僅かに持ち上げて、器具本体の吊持側係止具からグローブの吊持側被係止具を抜き取るだけで済み、その逆の操作も容易である。こうして、グローブの開閉及び着脱作業が簡単になるのに加え、器具本体とグローブとを連結するための部材も不要になるので、構造の簡素化及び部品コストの節約を図ることができる。
さらに、吊持側係止具の斜降部の最下端を、器具本体に装着される直管蛍光灯ランプの軸心とグローブの側面最上部とを通る仮想平面よりも上方に位置させることにより、吊持側係止具の影がグローブの側面に生じるのを避けることができ、ランプ点灯時の外観が良好に保たれる。
図1は、本発明のグローブ着脱構造を採用した照明器具の外観を示す斜視図であり、図2は、上記照明器具の器具本体、グローブ、蛍光灯ランプを分解した状態の斜視図、図3は、上記照明器具の短辺方向の断面図である。
例示の照明器具1は、例えばキッチンの天井面に等に設置される、薄型でスリムなタイプの照明器具1である。この照明器具1は、予め天井面に設置された略円筒形状の接続器Cに、器具本体2の中央に形成された取付用孔部21を嵌装することによって取り付けられる。器具本体2は、天井面に沿って固定される平面視略長矩形の上底板22と、上底板22の四周から垂下する周縁壁部23とを有している。上底板22の上面両端近傍には、天井面との間に挟み込まれるパッキン材24が貼設されている。上底板22の下面両端近傍には、ソケット台座25を介してランプソケット26が取り付けられ、両ランプソケット26の間に直管蛍光灯ランプ27が取り付けられる。
器具本体2の下側には、透光性樹脂からなるグローブ3が着脱自在に取り付けられる。グローブ3は、図3に示すように、下面部31、側面部32、及び肩部33と、上面側に形成された開口の四周から立ち上がる開口縁部34とを備え、開口縁部34の上縁には補強リブ35が形成されている。
本発明のグローブ着脱構造は、照明器具1の一方の長辺部分(図3における右側部分)において器具本体2とグローブ3とを係脱する着脱側の係止手段と、他方の長辺部分(図3における左側部分)において器具本体2とグローブ3とを吊持可能に係脱する吊持側の係止手段とからなる。
図4〜図5は、着脱側の係止手段の構造を示す。着脱側の係止手段は、器具本体2の一方の長辺側周縁壁部23に取り付けられた着脱側係止具4と、グローブ3の一方の長辺側開口縁部34に設けられた着脱側被係止具5とによって構成される。例示の形態では、着脱側係止具4及び着脱側被係止具5は、器具本体2及びグローブ3にそれぞれ二カ所ずつ取り付けられている。
着脱側係止具4は、器具本体2の下面に取り付けられた係止具取付プレート41、係止具取付プレート41の下側に取り付けられたスライド金具42、係止具取付プレート41とスライド金具42との間に掛止されたバネ部材43、器具本体2の上底板22を貫通してスライド金具42に連結された操作レバー44を有している。係止具取付プレート41は、その縁部に形成された突起部45を、器具本体2の上底板22に形成された孔部(図示せず)に嵌挿されて、器具本体2に固定されている。器具本体2の上底板22と係止具取付プレート41には、器具本体2の横断方向に延びる長孔(図示せず)が形成され、この長孔に挿通されたビス部材46を介して、スライド金具42と操作レバー44とが、器具本体2の上底板22を間に挟んだ状態で連結されている。操作レバー44の側部は、器具本体2の側方に突出している。スライド金具42には、器具本体2の側方に向けて突出する略鉤形の係止爪47が設けられている。係止爪47の下縁は、器具本体2の内側に向けて斜降するように形成されている。スライド金具42と係止具取付プレート41との間には、コイルバネ等からなるバネ部材43が掛止されており、このバネ部材43の引張力によって、スライド金具42が器具本体2の側方に向けて付勢状態で引き寄せされている。
一方、着脱側被係止具5は、グローブ3の開口縁部34の内側にビス固定された基板部51と、基板部51の下縁から中心側に張り出した腕部52と、腕部52の先端から上方に立ち上がる係止枠部53とを備え、図3に示すように、係止枠部53の上辺が上記係止爪47に係合するようになっている。係止枠部53の上辺は、外側に向かって湾曲している。
このように構成された着脱側の係止手段によれば、グローブ3を持ち上げて、その開口縁部34を器具本体2の周縁壁部23の内側に押し込むことにより、着脱側被係止具5の係止枠部53が、着脱側係止具4の係止爪47を中心側に後退させながら係止爪47に係合する。グローブ3を取り外す際には、器具本体2の側方から操作レバー44を押し込むと、スライド金具42が器具本体2の中心側に後退して、係止爪47と係止枠部53との係合が解除され、グローブ3が下方に落下する。
図6〜図7は、吊持側の係止手段の構造を示す。吊持側の係止手段は、器具本体2の他方の長辺側周縁壁部23に取り付けられた吊持側係止具6と、グローブ3の他方の長辺側開口縁部34に設けられた吊持側被係止具7とによって構成される。例示の形態では、吊持側係止具6及び吊持側被係止具7も、器具本体2及びグローブ3にそれぞれ二カ所ずつ取り付けられている。
吊持側係止具6は、器具本体2の上底板22及び周縁壁部23に沿ってビス固定された基部61と、基部61の下縁から器具本体2の中心側に略水平に張り出す載置段部62と、載置段部62の先端から斜め下方に傾斜する斜降部63と、斜降部63の先端を上方に折り返してなる抜け止め部64とを備えている。一方、吊持側被係止具7は、グローブ3の開口縁部34にビス固定された平板状の金具に係止用開口部71を形成したものである。
このように構成された吊持側の係止手段によれば、上記着脱側の係止手段を解除した状態で、グローブ3側に取り付けられた吊持側被係止具7の係止用開口部71を、器具本体2側に取り付けられた吊持側係止具6に引っ掛けて、吊持側被係止具7を吊持側係止具6の斜降部63に沿って持ち上げ、吊持側被係止具7を吊持側係止具6の載置段部62に載せ掛けることにより、グローブ3が器具本体2に係合される。その後、上記した着脱側の係止手段を係合させれば、グローブ3は器具本体2から脱落しないように保持される。
グローブ3を取り外す際には、まず、着脱側の係止手段を解除して、グローブ3の一辺を器具本体2から脱落させる。すると、グローブ3の自重により、吊持側被係止具7が吊持側係止具6の斜降部63に沿って滑り落ち、抜け止め部64に引っ掛かって、図8に示すようにグローブ3が開いた状態で吊持される。この吊持状態で蛍光灯ランプ27を交換することができる。図9は、グローブ3の開閉軌跡を示す断面略図である。グローブ3を器具本体2から完全に取り外す場合には、上記吊持状態からグローブ3を僅かに持ち上げ、吊持側係止具6から吊持側被係止具7を抜き取る。こうして、きわめて簡単に、グローブ3の開閉及び着脱作業を行うことが可能になる。
さらに本発明の照明器具1のグローブ着脱構造においては、図3に示すように、吊持側係止具6の最下端が、器具本体2に装着される直管蛍光灯ランプ27の軸心とグローブ3の側面最上部とを通る仮想平面Tよりも上方に位置するように構成されている。これにより、吊持側係止具6の影がグローブ3の側面部32生じるのを避けることができ、ランプ点灯時の外観が良好に保たれる。
このように、本発明の照明器具のグローブ着脱構造は、部品構成が簡素であり、設置スペースも小さくて済むので、照明器具を薄型化、スリム化するには好都合である。ただし、例示した形態より幅や厚みの大きい照明器具についても適用することは可能であり、また、蛍光灯ランプを2灯以上装備する照明器具についても適用可能である。
本発明のグローブ着脱構造を採用した照明器具の外観を示す斜視図である。 上記照明器具の分解斜視図である。 上記照明器具の短辺方向断面図である。 上記照明器具の着脱側の係止手段を示す要部拡大斜視図である。 同じく、着脱側の係止手段を上方から見た要部拡大斜視図である。 上記照明器具の吊持側の係止手段を示す要部拡大斜視図である。 同じく、吊持状態にあるときの要部拡大斜視図である。 同じく、吊持状態にあるときの外観を示す斜視図である。 グローブの開閉状態の軌跡を示す断面略図である。 従来技術に係るグローブ着脱構造を採用した照明器具の断面略図である。 図10の照明器具における着脱側の係止手段を示す要部斜視図である。 図10の照明器具における吊持側の係止手段を示す要部断面図である。 図10の照明器具におけるグローブの取り外し状態を示す断面略図である。 図10の照明器具におけるグローブの吊持状態を示す断面略図である。 他の従来技術に係るグローブ着脱構造を採用した照明器具の断面略図である。 図15の照明器具におけるグローブの取り外し状態を示す断面略図である。 図15の照明器具におけるグローブの吊持状態を示す断面略図である。 図15の照明器具における吊持側の係止手段を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 照明器具
2 器具本体
22 上底板
3 グローブ
32 周縁壁部
34 開口縁部
4 着脱側係止具
47 係止爪
5 着脱側被係止具
6 吊持側係止具
62 載置段部
63 斜降部
64 抜け止め部
7 吊持側被係止具
71 係止用開口部
T 仮想平面

Claims (3)

  1. 器具本体が、天井面に沿って固定される平面視略長矩形の上底板と、上底板の四周から垂下する周縁壁部とを備え、
    上記器具本体の下側から上記器具本体に取着されるグローブが、上面側開口の四周から立ち上がって上記周縁壁部の内側に挿入される開口縁部を備え、
    器具本体の一方の長辺側周縁壁部に取り付けられた着脱側係止具に、グローブの一方の長辺側開口縁部に設けられた着脱側被係止具が係脱可能に係止されるとともに、
    器具本体の他方の長辺側周縁壁部に取り付けられた吊持側係止具に、グローブの他方の長辺側開口縁部に設けられた吊持側被係止具が、係脱可能かつ吊持可能に係止されるグローブ着脱構造であって、
    上記吊持側係止具は、器具本体の周縁壁部から器具本体の内側に向かって略水平に張り出す載置段部と、載置段部の先端から斜め下方に傾斜する斜降部と、斜降部の先端を上方に折り返してなる抜け止め部とを備え、グローブの吊持側被係止具に設けられた係止用開口部が上記吊持側係止具に係止されて、グローブを器具本体に取着した状態では、グローブの吊持側被係止具が吊持側係止具の載置段部上に支承され、グローブを器具本体から吊持する状態では、吊持側被係止具が吊持側係止具の抜け止め部に係止されることを特徴とする照明器具のグローブ着脱構造。
  2. 着脱側係止具は、器具本体の側方に向けて突出する略鉤形の係止爪を備え、器具本体の側方からのレバー操作によって上記係止爪を器具本体の中心側に後退させ得るように、器具本体の上底部に沿って付勢状態で取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の照明器具のグローブ着脱構造。
  3. 吊持側係止具の最下端が、器具本体に装着される直管蛍光灯ランプの軸心とグローブの側面最上部とを通る仮想平面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の照明器具のグローブ着脱構造。
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