JP4374220B2 - 遊技機の盤面化粧板用装飾シート - Google Patents

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Description

この発明は、パチンコやパチスロ等の遊技機の盤面化粧板に用いられる透明装飾シートに関する。
従来のパチンコやパチスロ等の遊技機の盤面化粧板は、透明装飾シートの印刷された面に、紙等の裏打ち材を接着剤にて一体化することにより形成される。そして、この盤面化粧板を遊技機の本体基盤である木材合板等に接着剤にて接着加工した後、盤面の装飾部材取り付けのための穴あけ切削加工や釘打ち加工等を施して上記遊技機が製造される。
上記の盤面化粧板に用いられる透明装飾シートの大半は、セルロイド、キャブロイド等の繊維素系樹脂や、ポリエステル系の樹脂をシート状にした後、このシートの裏面に、公知のシルク印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等の方法で意匠模様を印刷塗膜として形成したものである(特許文献1,2等参照)。
特開2000−70451号公報 特開2002−186718号公報
上記の切削加工等によって生じる切削加工屑の処分は、上記の分解性を有さない繊維素系樹脂やポリエステル系樹脂を含むため、透明装飾シートと裏打ち材とを分離した後別々に処分しないといけないとの問題を有する。
また、使用後の遊技機を処分する際、上記と同様の理由により、透明装飾シートと裏打ち材とを分離した後、別々に処分しなければならない問題があった。さらに、従来から盤面そのものの不法投棄が、社会問題とされた時期もあり、この場合の処理にも同様な問題を有している。
さらにまた、パチンコやパチスロ等の遊技業界において、家電リサイクル法の適用の動き等があり、遊技機の本体、特に盤面の処分方法が問題となっている。
そこで、この発明は、処分時に、透明装飾シートと裏打ち材とを分離せずに処分できる遊技機の盤面化粧板用装飾シートを提供することを目的とする。
この発明は、JIS K 69551、JIS K 69552、及びJIS K 68553のいずれかの試験法にて生分解性を有する生分解性樹脂からなるシートの片面に意匠模様の印刷層を設けた遊技機の盤面化粧板用装飾シートを用いることにより、上記課題を解決したのである。
上記盤面化粧板用装飾シートとして、所定の生分解性樹脂からなるシートを用いたので、生分解性を発揮することができ、透明装飾シートと裏打ち材とを分離せずに処分することが可能となる。
この発明にかかる遊技機の盤面化粧板用装飾シートは、JIS K 69551、JIS K 69552、及びJIS K 68553から選ばれるいずれかの試験法にて生分解性を有する生分解性樹脂からなるシートの片面に意匠模様の印刷層を設けたものである。
上記の遊技機の盤面化粧板用装飾シートは、パチンコやパチスロ等の遊技機の本体盤面に使用されるシートである。この遊技機の本体盤面1は、図1に示すように、透明シート2の一面に印刷層3を設けた盤面化粧板用装飾シート4の、印刷層3を設けた面に、裏打ち材5を接着剤にて一体化して盤面化粧板6を得、この盤面化粧板6の裏打ち材5を、上記遊技機の本体基盤7に接着剤にて接着加工したものである。この本体盤面1は、盤面の装飾部材取り付けのための穴あけ切削加工を行ったり、釘8を打ち込む釘打ち加工等を施すことにより、上記遊技機が製造される。
上記本体基盤7としては、一般的に木材合板等が使用される。また、上記裏打ち材5は、上記印刷層3をより鮮やかに見せるためのものであり、白色の紙や、白色に着色された生分解性樹脂製シートを使用することができる。
上記透明シート2は、所定の試験法にて生分解性を有する生分解性樹脂からなる。上記の試験法としては、JIS K 6950、JIS K 6951、及びJIS K 6952に記載の方法があげられる。JIS K 6950に記載の方法は、好気的水系での生分解反応の有無をみる方法であり、分解度は、酸素消費量で評価する方法である。また、JIS K 6951に記載の方法は、好気的水系での生分解反応の有無をみる方法であり、分解度は、二酸化炭素発生量で評価する方法である。さらに、JIS K 6952に記載の方法は、好気的コンポスト過程での生分解反応の有無をみる方法であり、分解度は、二酸化炭素発生量で評価する方法である。
上記の所定の試験法にて生分解性を有する生分解性樹脂については、業界の自主団体である「生分解性プラスチック研究会」(通称BPS)で、上記の3つのいずれかの試験法にて生分解性を有するものを、識別制度の中でポジティブリスト(通称「PL」)に登録している。従って、このPLに登録されたものは、上記の3つのいずれかの試験法にて生分解性を有するものと判断してよい。
このような生分解性樹脂としては、ポリ乳酸系重合体や芳香族脂肪族ポリエステル等があげられるが、特にこれらに限定されない。
上記ポリ乳酸系重合体とは、乳酸、具体的には、D−乳酸又はL−乳酸の単独重合体又はそれらの共重合体をいう。すなわち、構成単位がL−乳酸であるポリ(L−乳酸)、構造単位がD−乳酸であるポリ(D−乳酸)さらにはL−乳酸とD−乳酸の共重合体であるポリ(DL−乳酸)がある。また、これらの混合体も含まれる。
上記ポリ乳酸系重合体は、縮重合法、開環重合法等、公知の方法で製造することができる。例えば、縮重合法では、D−乳酸、L−乳酸又はこれらの混合物を直接脱水縮重合して任意の組成を持つポリ乳酸系重合体が得られる。また、開環重合法では、乳酸の環状二量体であるラクチドを、必要に応じて重合調製剤等を用いながら、所定の触媒の存在下で開環重合して任意の組成を持つポリ乳酸系重合体が得られる。上記ラクチドには、L−乳酸の二量体であるL−ラクチド、D−乳酸の二量体であるD−ラクチド、D−乳酸とL−乳酸の二量体であるDL−ラクチドがあり、これらを必要に応じて混合して重合することにより任意の組成、結晶性をもつポリ乳酸系重合体を得ることができる。
上記ポリ乳酸系重合体の好ましい重量平均分子量は、6万〜70万であり、より好ましくは8万〜40万、特に好ましくは10万〜30万である。分子量が6万より小さいと、機械物性や耐熱性等の実用物性がほとんど発現されず、70万より大きいと、溶融粘度が高すぎて成形加工性に劣る。
上記芳香族脂肪族ポリエステルは、生分解性を有するものであれば特に限定されるものではない。基本的には、脂肪族(環状脂肪族を含む)グリコール、芳香族ジカルボン酸又はその酸無水物(以下、芳香族ジカルボン酸と略す)、及び脂肪族ジカルボン酸又はその酸無水物(以下、脂肪族ジカルボン酸と略す)からなるポリエステルである。また、必要に応じて、第3成分として、3官能または4官能の多価アルコール、オキシカルボン酸および多価カルボン酸(またはその酸無水物)から選ばれる少なくとも1種の多官能成分を含んでいても良い。
上記グリコール類としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,4−シクロヘキサンジオールならびにそれらの混合物等があげられるが、これらに限定されるもまではない。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸ならびにそれらの混合物などがあげられるが、これらに限定されるものではない。
上記脂肪族ジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、1,10−デカンジカルボン酸、無水コハク酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ならびにそれらの混合物などがあげられるなどがあげられるが、これらに限定されるものではない。
上記芳香族脂肪族ポリエステルは、芳香族ジカルボン酸/脂肪族ジカルボン酸の割合は、10/90〜90/10(モル比)がよい。
上記芳香族脂肪族ポリエステルは、その重量平均分子量が、1万〜50万の範囲で、好ましくは、5万〜40万、より好ましくは、7万〜30万である。分子量が1万より小さいと、機械物性や耐熱性等の実用物性がほとんど発現されず、50万より大きいと、溶融粘度が高すぎて成形加工性に劣る。
上記以外の生分解性樹脂としては、上記ポリ乳酸系重合体に他の樹脂を混合した、ポリ乳酸系重合体を主成分とする組成物を用いてもよい。このとき、混合される樹脂も、上記の3つのいずれかの試験法にて生分解性を有するものが好ましい。このような樹脂としては、ポリ乳酸系重合体以外の脂肪族ポリエステルや、上記芳香族脂肪族ポリエステル等があげられる。
上記ポリ乳酸系樹脂以外の脂肪族ポリエステルとしては、ポリ乳酸系重合体を除く脂肪族ポリエステル、例えば、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸を縮合して得られる脂肪族ポリエステル、この脂肪族ポリエステルに乳酸を共重合させたもの、この脂肪族ポリエステルにカーボネートを共重合させた脂肪族ポリエステルカーボネート、環状ラクトン類を開環重合した脂肪族ポリエステル等があげられる。
上記脂肪族ジオールや脂肪族ジカルボン酸としては、上記のものと同様のものを使用することができる。
上記脂肪族ポリエステルの具体例としては、昭和高分子(株)製:ビオノーレ、イレケミカル社製:Enpole等があげられる。また、上記脂肪族ポリエステルと乳酸とを共重合したものの具体例としては、三菱化学(株)製:GSPla等があげられる。さらに、上記脂肪族ポリエステルカーボネートの具体例としては、三菱ガス化学(株)製:ユーペック等があげられる。さらにまた、上記芳香族脂肪族ポリエステルの具体例としては、イーストマンケミカル社製:Easterbio、BASF社製Ecoflex等があげられる。
上記環状ラクトン類を開環重合した脂肪族ポリエステルとしては、環状モノマーであるε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトン等が代表的に挙げられ、これらから1種類以上選ばれて重合される。
上記の生分解性樹脂は、製膜することによって、シートを製造することができる。
上記製膜法としては、Tダイ、Iダイ、丸ダイ等ら押し出ししたシート状物又は円筒状物を冷却キャストロールや水、圧空等により急冷し非結晶に近い状態で固化させる方法があげられる。
上記生分解性樹脂が吸湿性のある場合は、十分に乾燥し、水分を除去したのち押出機で溶融する。押出温度は樹脂によって異なるので、それに対応して適宜選択することが好ましい。結晶性樹脂の場合は、融点以上に、非晶性の樹脂の場合は、ガラス転移点以上に設定すればよい。
シート状に溶融成形された樹脂は、回転するキャステイングドラム(冷却ドラム)に接触させて急冷するのが好ましい。キャステイングドラムの温度は樹脂の特性に合わせて、適宜設定すればよいが、結晶性樹脂の場合結晶化が起こらないように急冷することが好ましい。
次に延伸方法について説明する。得られた上記のシートは、公知の方法で延伸することができる。例えば、縦延伸は周速差のある2個のロール間で加熱しながら延伸することができ、また、横延伸はテンターを用い、クリップでシート両端を把持しながらクリップ列の列間隔を拡大させて延伸することができる。
通常、2軸延伸シートの製造においては、縦延伸をロール法で、横延伸をテンター法で行う逐次2軸延伸法や、縦横同時にテンターで延伸する同時2軸延伸法が一般的である。
延伸倍率や延伸温度等の延伸条件は特に限定されず、得られる2軸延伸シートの性能が、後述する各物性を満足するものであればよい。
上記生分解性樹脂がポリ乳酸重合体の場合、縦横の延伸温度はそれぞれ一般に50〜90℃の範囲であり、これより低温のときは延伸性が低く、延伸時にシートが破断しやすい。また、これより高いと延伸効果が小さくなる傾向を示し、延伸ムラを生じやすい。より好適には、55〜80℃の温度範囲が選ばれる。
縦横の延伸倍率はそれぞれ1.5倍〜5倍、好ましくは2〜4倍の範囲内で選択する。延伸倍率がこの範囲未満では、破断伸びが10%未満となり、また延伸倍率がこの範囲を越えるとシート製造中の破断が多発して好ましくない。
シートに常温よりもやや高い温度下での寸法安定性(熱寸法安定性)を付与したい場合には、70℃から重合体の融点の温度範囲で結晶化処理(熱処理)を行う。この範囲未満では、結晶化が十分に促進されず、十分に熱固定されない。すなわち、熱寸法安定性が低い。一方、この範囲を越える熱処理温度では、シートにシワ、ムラの発生、白濁化などを引き起す。熱処理時間は3〜60秒程度でよい。熱処理は、横延伸に引き続きテンター内において、クリップでシート両端を把持して行うのが実用上有利である。
また、上記生分解性樹脂が芳香族脂肪族ポリエステルの場合、縦横の延伸温度は、それぞれ一般に50〜90℃の範囲であり、これより低温のときは延伸性が低く、延伸時にシートが破断しやすい。また、これより高いと延伸効果が小さくなる傾向を示し、延伸ムラを生じやすい。より好適には、60〜80℃の温度範囲が選ばれる。
また、縦横の延伸倍率は、それぞれ1.5倍〜5倍、好ましくは2〜4倍の範囲内で選択される。延伸倍率がこの範囲未満では、破断伸びが10%未満となり、また延伸倍率がこの範囲を越えるとシート製造中の破断が多発して好ましくない。
シートに常温よりもやや高い温度下での寸法安定性(熱寸法安定性)を付与したい場合には、100℃から重合体の融点の温度範囲で結晶化処理(熱処理)を行う。この範囲未満では、結晶化が十分に促進されず、十分に熱固定されない。すなわち、熱寸法安定性が低い。一方、この範囲を越える熱処理温度では、シートにシワ、ムラの発生、白濁化などを引き起す。熱処理時間は3〜60秒程度でよい。熱処理は、横延伸に引き続きテンター内において、クリップでシート両端を把持して行うのが実用上有利である。
上記透明シートを構成する生分解性樹脂には、諸物性を調整する目的で、熱安定剤、光安定剤、光吸収剤、滑剤、可塑剤、無機充填材、着色剤、顔料等を添加してもよい。
上記の方法で得られる透明シート2の一面には、意匠模様の印刷層3が印刷される。上記意匠模様としては、絵柄、図柄、画像、模様、文字等が含まれ、透明シート2の全面もしくは部分的に、印刷インキにて印刷される。
上記印刷方法としては、多色印刷をする場合、シルク印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等があげられ、これらを単独で又は併用して用いることができる。
上記印刷に用いられるインキとしては、溶剤系インキ、無用剤タイプのインキ、生分解性インキ等があげられるが、これらに限定されるものではない。
上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートの、JIS K 7127に基づき、試験片タイプ2を用いて引っ張り速度200mm/minで測定したときの破断伸びは、10〜300%がよく、20〜200が好ましい。破断伸びが、10%未満だと、盤面の装飾部材取り付けのための穴明け切削加工時や釘打ち加工時などに、透明シートが割れるという問題がある。一方、300%より大きいと、切削加工において、透明シートの切削面が糸ひき状となって、仕上がりが悪くなる傾向がある。
上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートの、JIS K 5400の手かき法にて測定した鉛筆硬度は、3B以上3H以下がよい。鉛筆硬度が、3B未満だと鉄製の小球により傷がつきやすく、また3H以上だと鉄製の小球が、弾き過ぎるという問題がある。
上記透明シート2は、上記印刷層3に表された意匠模様を、この意匠模様が印刷されていない側の面から透視するため、透明性に優れていることが好ましい。具体的には、 上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートを構成する透明シート2をJIS K 7105の測定法に準じた方法、すなわち、上記透明シート2の表裏面にジイソデシルアジベート(DIDA)を塗布した後、JIS K 7105の測定法にしたがって測定した内部ヘーズは、10%以下がよく、8%以下が好ましい。10%以上だと透明シートの表面側から装飾印刷層が、濁って見え見栄えが悪くなる傾向がある。なお、上記の内部ヘーズの測定法でDIDAを塗布するのは、表面凹凸による外部ヘーズの影響をなくすためである。
上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートの、JIS K 7105の測定法にて測定した60度鏡面光沢度(Gs(60°))は、80〜150%がよく、90〜140%が好ましい。また、同様の方法で測定した45度鏡面光沢度(Gs(45°))は、60〜150%がよく、70〜140%が好ましい。上記それぞれの光沢度が下限値より小さいと、装飾印刷層の鮮明さがなくなり、見栄えが悪くなる。一方、上限値より大きいと、光沢がありすぎて、遊技者の眼が疲れやすくなるという問題点を有する。
さらに、上記の方法で測定した、60度鏡面光沢度(Gs(60°))と45度鏡面光沢度(Gs(45°))との差異Gs(60°)−Gs(45°)は、−30〜30がよく、−20〜20が好ましい。上記範囲を逸脱すると、見る角度によって装飾印刷層の鮮明さが異なり、商品価値に劣るものとなる傾向がある。
上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートの厚みは、特に限定されるものではないが、遊技機盤用の盤面化粧板としての層厚が1mm以内程度であるので、当該透明シートとしては、25〜500μmの範囲であればよく、好ましくは、50〜400μm、更に好ましくは、100〜300μmである。
上記の方法で得られる盤面化粧板用装飾シートは、十分な印刷適性を有し、乾燥時、硬化時に収縮しないという特性を有する。また、穴あけ時に、透明シートが割れたり、透明シートと裏打ち材とが剥がれたりしないという穴あけ切削加工適性を有する。さらに、釘打ち時に、透明シートが割れたり、透明シートと裏打ち材とが剥がれたりしないという釘打ち加工適性を有すると共に、釘打ち部が白化しないという特性を有する。
さらに、遊戯機の使用中の汚れに対してアルコールなどの溶剤にて洗浄が可能であり、また、鉄製の小球により傷が容易につかないという表面硬度を有する。
さらにまた、鉄製の小球により汚れにくかったり、鉄製の小球の転がりが良く、耐摩耗性があり鉄製の小球通過に対する磨耗が少ないという特性を有する。
また、この発明の盤面化粧板用装飾シートに使用される生分解性樹脂からなる透明シートは、上記の遊技機の盤面に使用される以外に、遊技機用のシンボルリールにも使用することが可能である。
以下、この発明の詳細を実施例を用いて説明する。まず、評価方法について説明する。
<破断伸び>
JIS K 7127に基づき、試験片タイプ2を用いて引っ張り速度200mm/minで測定した。
<鉛筆硬度>
JIS K 5400の手かき法にて測定した。
<内部ヘーズ>
得られる透明シートの表裏面にジイソデシルアジベート(DIDA)を塗布した後、JIS K 7105の測定法にて測定した。
<意匠模様の透視性>
得られた盤面化粧板シートを表面側から見て、下記の基準で評価した。
○:装飾印刷層が、はっきり見える。
×:装飾意匠が、濁って見え、見栄えが悪くなる。又は、曇って見える。
<光沢度>
60度鏡面光沢度(Gs(60°))、45度鏡面光沢度(Gs(45°))については、JIS K 7105の測定法にて測定した。
<透明シートのツヤ>
得られた盤面化粧板シートを角度を変えてみて、下記の基準で評価した。
○:ツヤがあり、見る角度によっても差が見られない。
△:ツヤが若干劣るが、角度によって若干差が見られる。
×:ツヤがありすぎ、若しくは、ツヤがなさすぎて、角度によって差がかなりある。
<実用化テスト>
得られた盤面化粧板シートを用い、釘を打ったパチンコ等遊技機を用いて、1000発/分間の頻度で、連続2週間の耐久性促進テストを行った。その結果を下記の基準で評価した。
×:表面に傷が目立つ。
○:表面に傷が無いか目立たない。
<NCルーター加工性>
得られた盤面化粧板シートを用い、盤面化粧板に、木工用4軸NCルーターにて100φの大きさのセンター役物用の孔をルーター加工用のビットを用いて加工した。その結果を下記の基準で評価した。
○:透明シートの割れとか、透明シートと紙製裏打ち材との剥がれなどは見られなかっ た。
×:割れ、糸ひき、又は剥がれが見られた。
<釘打ち性>
得られた盤面化粧板シートに、自動釘打ち機にてパチンコ釘(大同製鋲所製:先捻子 1.85mm×32mm)を用いて釘打ちを行った。その結果を下記の基準で評価した。
○:透明シートの割れとか、釘の周辺の白化などは見られなかった。
×:割れ又は白化が見られた。
<簡易コンポスト試験>
市販されている60℃に温度設定された家庭用コンポスターに、園芸用の腐葉土10kgに対し、市販されているドッグ・フード5kgを混合して入れ、さらに水500mlを加え、厚み200mmの埋土とした。サンプルは、得られた盤面化粧板シートから40mm×100mmに切り出し、60mm×150mmの金網(33mm目)2枚で構成されるサンプルホルダーにはさみ込んだうえ、細い針金を網目に通してサンプルを綴じ込んだ。サンプルが外部と接触し、かつ崩壊して散乱することを極力抑えた。サンプルは、1つの実験例又は1つの比較例につき6枚用意し、コンポスターの埋土中に垂直に6枚が並行するようにサンプルホルダーと共に埋設した。各ホルダーの下底辺は、埋土の底面から25mmの高さに、また上底辺は、埋土の表面から25mmの深さに配置された。また、毎日水500mlを補給した。埋設後2週間後に取り出し樹脂層の状態を観察して、崩壊の有無を確認した。その結果を下記の基準で評価した。
○:崩壊して跡形がない。
×:分解せず形態を保持している。
(実験例1)
カーギルダウ製のポリ乳酸Natureworks4031D(Tm:165℃、重量平均分子量約20万、BPS(生分解性プラスチック研究会)識別制度PL(ポジティブリスト)A40103)を用いて、除湿乾燥した後、滑剤マスターバッチ(Natureworks4031Dに平均粒径1.6μのシリカを15%重量添加した)を、1重量%の割合でφ115mm単軸押出機に供給し、更にNatureworks4031Dを除湿乾燥した後φ65mm単軸押出機に供給し、200℃に設定された550幅のマルチマニホールド式のTダイより65mm側が表裏層になり、115mm側が中間層となるように表裏層と中間層の厚み比が1:8:1になるようにシート状に押出し、次いで40℃のキャストロールに接触させ、厚み1.5mmの未延伸シートを得た。この未延伸シートを60℃に設定された金属ロールで予熱したのち、赤外線ヒーターで、延伸温度が75℃になるように加熱しつつ周速差のあるロール間で縦方向に2.5倍延伸した。つづいて縦延伸シートをテンターで、75℃にて横方向に3.0倍延伸し、引き続きテンター内で145℃熱処理し、厚200μmの延伸シートを得た。
幅500mm×長さ500mmの上記二軸延伸ポリ乳酸系シートの裏面にスクリーン印刷機により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、次に紙製の裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。
参考例1
デュポン社製Biomax4026(融点 195℃BPS識別制度 PL:A51701)を用いて、除湿乾燥した後、滑剤マスターバッチ(Biomax4026に平均粒径1.6μのシリカを15%重量添加した)を、0.75重量%の割合でφ115mm単軸押出機に供給し、更にBiomax4026を除湿乾燥した後φ65mm単軸押出機に供給し、230℃に設定された500幅のマルチマニホールド式のTダイより65mm側が表裏層になり、115mm側が中間層となるように表裏層と中間層の厚み比が1:8:1になるようにシート状に押出し、次いで40℃のキャストロールに接触させ、厚み2.1mmの未延伸シートを得た。この未延伸シートを60℃に設定された金属ロールで予熱した後、赤外線ヒーターで、延伸温度が75℃になるように加熱しつつ周速差のあるロール間で縦方向に3.0倍に延伸した。つづいて縦延伸シートをテンターで、80℃にて横方向に、3.5倍延伸し、引き続きテンター内で150℃熱処理し、厚み200μmの延伸シートを得た。
500mm×長さ500mmの上記二軸延伸芳香族脂肪族ポリエステルシートの裏面に枚様式シルク印刷機により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、次に紙製の裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。
(実験例
滑剤マスターバッチ(Natureworks4031Dに平均粒径2.6μmのシリカを15%重量添加した)を0.5重量%用いたこと以外は、実験例1と同様にしてパチンコ等遊技機の盤面化粧板を得た。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。
(実験例
滑剤マスターバッチを添加しなかった以外は、実験例1と同様にしてパチンコ等遊技機の盤面化粧板を得た。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。
(比較例1)
幅500mm×長さ500mmで厚み200μmのセルロースアセテートブチレートとセルロースアセテートプロピオネートからなるシート(太平化学薬品(株)製キャブロイド)の裏面にスクリーン印刷機により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、次に紙製の裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。
これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。コンポスト処理にて全く分解が見られなかった。
(比較例2)
幅500mm×長さ500mmで厚み200μmのセルロイド製シート(ダイセルファイン(株)製)の裏面にスクリーン印刷機により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、次に紙製の裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。
これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。コンポスト処理にて全く分解が見られなかった。
(比較例3)
カーギルダウ製のポリ乳酸Natureworks4031D(Tm:165℃、重量平均分子量約20万)を用いて、除湿乾燥した後、アンチブロッキング剤マスターバッチ(Natureworks4031Dに平均粒径1.6μmのシリカを15%重量添加した)を、0.75重量%の割合でφ65mm単軸押出機に供給し、更にNatureworks4031Dを除湿乾燥した後φ40mm単軸押出機に供給し、200℃に設定された1000幅のマルチマニホールド式のTダイより40mm側が表裏層になり、65mm側が中間層となるように表裏層と中間層の厚み比が1:8:1になるようにシート状に押出し、次いで40℃のキャストロールに接触させ、厚み200μmの未延伸シートを得た。
幅500mm×長さ500mmの上記未延伸ポリ乳酸系シート裏面にシルク印刷により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。伸びが3%と小さいため、NC加工時や釘打ち時にシートの割れが見られた。
(比較例4)
昭和高分子製のビオノーレ1001(Tm:110℃、重量平均分子量約20万、BPS識別制度 PL:A50301)を用いて、除湿乾燥した後、φ65mm単軸押出機に供給し、160℃に設定された1000幅のTダイよりシート状に押出し、次いで40℃のキャストロールに接触させ、厚み200μmの未延伸シートを得た。
幅500mm×長さ500mmの上記未延伸脂肪族ポリエステル(ビオノーレ)製シートの裏面にシルク印刷により溶剤型インクを用いて意匠模様を印刷し、次に紙製の裏打ち材(日本製紙製「エスプリコートFP」、米坪138kg/mm)の鏡面処理面に酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せた。
次いで、紙製裏打ち材非鏡面処理面側と木材合板(11層のベニヤ板、厚み19mm)とを酢ビ系エマルジョン接着剤を用いて貼合せ、パチンコ等遊技機の盤面化粧板とした。内部ヘーズ25%と大きいため、装飾印刷層が濁って見え、見栄えに劣るものであった。これを用いて上記評価をした。その結果を表1に示す。伸びが780%と非常に大きいため、NC加工時にシートの糸ひきがあり、仕上りの悪いものであった。
(比較例5)
アンチブロッキング剤マスターバッチ(Natureworks4031Dに平均粒径2.6μのシリカを15%重量添加した)を2.0重量%用いたこと以外は、実験例1と同様にして、上記評価をした。その結果を表1に示す。内部ヘーズが13%のため、装飾印刷面が濁って見えた。また、光沢度も80%以下(Gs(60°))、60%以下(Gs(45°))のため、ツヤに劣るものであった。
Figure 0004374220


この発明にかかる本体盤面の例を示す断面図
符号の説明
1 本体盤面
2 透明シート
3 印刷層
4 盤面化粧板用装飾シート
5 裏打ち材
6 盤面化粧板
7 本体基盤

Claims (5)

  1. ポリ乳酸系重合体又はこれを主成分とする組成物から構成される生分解性樹脂からなるシートの片面に意匠模様の印刷層を設け、
    上記生分解性樹脂からなるシートは、縦横の延伸倍率がそれぞれ1.5倍〜5倍の2軸延伸シートであり、
    JIS K 7127に基づき、試験片タイプ2を用いて引っ張り速度200mm/minで測定したときの破断伸びが、10〜300%である、遊技機の盤面化粧板用の切削加工に優れた装飾シート。
  2. 上記生分解性樹脂は、D−乳酸又はL−乳酸の単独重合体又はそれらの共重合体であるポリ乳酸系重合体のみからなる樹脂である請求項1に記載の、遊技機の盤面化粧板用の切削加工に優れた装飾シート。
  3. 上記意匠模様の印刷層は、シルク印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等にて印刷されたものである請求項1又は2に記載の遊技機の盤面化粧板用の切削加工に優れた装飾シート。
  4. JIS K 5400の手かき法にて測定した鉛筆硬度が、3B以上3H以下である請求項1乃至のいずれか1項に記載の遊技機の盤面化粧板用の切削加工に優れた装飾シート。
  5. JIS K 7105の測定法に準じて測定した内部ヘーズが10%以下であり、JIS K 7105の測定法にて測定した60度鏡面光沢度(Gs(60°)) が80〜150%であり、45度鏡面光沢度(Gs(45°))が、60〜150%であり、かつGs(60°)−Gs(45°)が−30〜30である請求項1乃至のいずれか1項に記載の遊技機の盤面化粧板用の切削加工に優れた装飾シート。
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