JP4373240B2 - プラズマ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は平板型の表示装置に係り、詳細には紫外線が可視光線に変換される光変換手段が設けられたプラズマ表示装置に関する。
プラズマ表示装置(Plasma Display Panel、以下PDPという)は、前面ガラス、背面ガラス及び両ガラス間の仕切りによって密閉された空間にNe+Xeのようなガスを入れて陽極と陰極とに電圧を印加してXeから出る紫外線を蛍光体で可視光に変換させ、これを表示光として利用する平板型の映像の表示装置の一つである。
PDPは、現在活発に研究されているLCD(Liquid Crystal Display)、FED(Field Emission Display)またはELD(Electro Luminescence Display)のような多様な分野における平板型の表示装置の中でも大型化に適する等、多くの長所を有している。
そして、電極構造及び駆動回路の改善による効率の良いプラズマ生成、このプラズマから発せられる紫外線の放射効率の改善、この紫外線を可視光に変換する蛍光体の変換効率の改善を通じて、高輝度及び発光効率の高いPDPの開発が現在進められている。
図1は従来技術によるAC型PDPを示す斜視図である。
図1に示すように、従来技術のPDPには、背面ガラス基板12と、これに平行して対面する前面ガラス基板10とが配置し、この前面ガラス基板10の前面にはフィルターセット30が設けられている。このフィルターセット30によってPDPから放出される赤外線(IR)、EMI(Electro-Magnetic Interference)が遮断される。
そして、フィルターセット30は、ブラックストライプ領域32aとフィルタリング領域32bとから構成されている。このフィルタリング領域32bは、放電セルで発生した赤外線やEMIのようなフィルタリング要素が入射されてフィルタリングされる領域である。一方、ブラックストライプ領域32aは、後記する隔壁26と1対1に対応して形成され、ある放電セルで発生した前記フィルタリング要素(赤外線、EMI等)が、隣接する放電セルに入射することを防止する作用を奏する。
前面ガラス基板10の背面ガラス基板12に相対する面上には、透明電極である第1,第2放電維持電極14a,14bが平行に配置している。図2に示すように、第1,第2放電維持電極14a,14bの間にはギャップ(d)が存在し、第1放電維持電極14a上には第1バス電極16aが、第2放電維持電極14b上には第2バス電極16bが各々形成されている。
第1,第2放電維持電極14a,14bと第1,第2バス電極16a,16bとは第1誘電層18で被覆されており、さらに、第1誘電層18は保護膜20で被覆されている。この保護膜20は、放電に対する耐久性の低い第1誘電層18を保護してPDPを長時間安定的に動作させると同時に、放電時に2次電子を多量に放出して放電電圧を低下させる役割を果たす。この保護膜20として、例えばマグネシウム酸化膜(MgO)が広く使われている。これにより、第1,第2バス電極16a,16bの放電時の抵抗による電圧降下が防止される効果を得る。
背面ガラス基板12上には、ピクセルアドレッシングを行うアドレス電極22が配置している。このアドレス電極22は、放電セルにつき各一つ配置され、3つのアドレス電極22により一つのピクセルが構成される。そして各アドレス電極22は、全てが相互に平行となるように配列し、第1,第2放電維持電極14a,14bの配列に対して相互に直交するように配列する。そして、背面ガラス基板12上には、アドレス電極22を覆うようにして第2誘電層24が形成されており、第2誘電層24上には隔壁26の複数が設けられている。この第2誘電層24は、光を反射するために設けられたものである。
これら複数の隔壁26は、アドレス電極22と隔壁26とが交互に配列するように、第2誘電層24上に所定の間隔で互いに離隔して設けられている。この隔壁26の上端部分は、前面及び背面ガラス基板10,12を接合する過程で、前面ガラス基板10の裏面に形成した保護膜20に密着する。そして、蛍光層28a,28b,28cが、第2誘電層24の表面から隔壁26の表面にかけて塗布されている。ここで、第1蛍光層28aは、紫外線によって励起されて赤色(R)光を、第2蛍光層28bは緑色(G)光を、第3蛍光層28cは青色(B)光を各々放出するものである。
図3は、前記PDPの単位放電セルの断面図であり、アドレス電極22の長手方向に対し垂直方向に切断した断面を示す断面図である。
図3中A1は、放電セル内のプラズマ形成領域32から蛍光層28a,28b,28cに向かって放出される147nm及び173nmの波長である紫外線(以下、第1紫外線という)を示す。そしてA2は、前記第1紫外線によって励起された蛍光層28a,28b,28cが放出した可視光を示す。またA3は、第1紫外線A1とは反対方向に放出される紫外線(波長147nm及び173nm、以下第2紫外線という)を示す。
図3に示したように、従来技術によるPDPの場合は、放電セル内のプラズマ形成領域32から放出される紫外線は、その一部である第2紫外線A3が前面パネルに吸収されてしまう。すなわち、従来技術によるPDPでは、プラズマ形成領域32から放出された紫外線のすべてが蛍光層28a,28b,28cの励起に寄与するのでなく、その紫外線の一部をロスしていた。
蛍光層28a,28b,28cから放出される可視光は、蛍光層28a,28b,28cに照射される紫外線の量に比例して増加するものである。しかし、従来のPDPは前記したように蛍光層28a,28b,28cに照射される紫外線が減量した分だけ蛍光層28a,28b,28cから放出される可視光の量も低下する。このため、従来技術によるPDPは、その輝度及び効率が低いものであった。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前述した従来技術の問題点を改善するためのものであって、セルの外部に放出される紫外線が輝度の改善に利用されるプラズマ表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を達成するために本発明は、前面パネル及び背面パネルを備え、前記前面パネルの前面にフィルターセットを備えるプラズマ表示装置において、前記前面パネル及び前記フィルターセット間に前記前面パネルから放出される紫外線が可視光線に変換される光変換手段が設けられており、前記光変換手段は、前記紫外線に対して各々赤色、緑色及び青色の可視光を放出する赤色蛍光部、緑色蛍光部、及び青色蛍光部が組み合されて形成された蛍光物質よりなり、前記赤色蛍光部、緑色蛍光部、及び青色蛍光部の厚さは互いに異なることを特徴とするプラズマ表示装置を提供する。
前記光変換手段は、前記前面パネルの前面または前記フィルターセットの裏面に付着される。このとき、前記光変換手段は、蛍光膜で備わる。
前記光変換手段は、所定厚さの蛍光板である。このとき、前記蛍光板は、少なくとも波長が330nmの紫外線を可視光線に変換させる蛍光物質よりなる板であることが望ましい。
前記蛍光板は、前記前面パネルから放出される可視光が前記蛍光板を透過する過程で損失される光量より多い可視光を放出する厚さに形成されることが望ましい。
前記蛍光板は、前記紫外線に対して各々R、G,Bの可視光を放出するR、G,B蛍光板が一体化したものである。
前記蛍光板の厚さをtとするとき、前記赤色蛍光板の厚さが0μm<t<35μm、望ましくは5μm≦t<35μm、前記緑色蛍光板の厚さが0μm<t<36μm、望ましくは5μm≦t<36μm、前記青色蛍光板の厚さが0μm<t<37μm、望ましくは5μm≦t<37μmの範囲内でる。
前記赤色蛍光板は、Y22S :Eu板であり、前記緑色及び青色蛍光板は全てBAM板である。
前記前面及び背面パネル間の放電領域に波長が少なくとも330nmの紫外線を放出するプラズマソースガスが存在し、前記背面パネルの前記放電領域に露出された面に前記紫外線によって励起されて可視光を放出する蛍光膜が覆われている。
本発明を利用すれば、放電セル内のプラズマ形成領域から放出される紫外線のほとんどが可視光線に変換されるため効率が向上する。
本発明によるプラズマ表示装置には、前面パネルとフィルターセットとの間の任意の位置に、紫外線を可視光線に変換させる光変換手段が配置される。これにより、前記光変換手段の正面で測定した光量または輝度は、前記光変換手段のない場合に比較して増加する。このため、効率の高いプラズマ表示装置が実現される。
以下、本発明のPDPの実施形態を示した図面を参照して詳細に説明する。なお、説明に用いる図面に記載された層や領域の厚さは、明確にするために誇張して示されている。
図4は本発明の実施形態におけるPDPの分解斜視図である。
図4に示すように、実施形態にかかるPDPは、前面パネルFP及び背面パネルBPが相互に対向して配置され、この前面パネルFPに対して背面パネルBPの側とは反対の側には、光変換手段70及びフィルターセット80が設けられている。
前面パネルFPは、前面ガラス基板40、第1,第2放電維持電極42,44、第1,第2バス電極46,48、第1誘電膜50及び保護膜52で構成される。前面ガラス基板40は、使用者の側の第1面と背面パネルBPの側の第2面とを有する。第1,第2放電維持電極42,44は、前面ガラス基板40の前記第2面に配置しているが、所定間隔をおいて互いに平行に設けられている。
第1,第2バス電極46,48は、各々第1,第2放電維持電極42,44上に平行となるように設けられている。第1誘電膜50は、第1,第2バス電極46,48と第1,第2放電維持電極42,44とを被覆して、前面ガラス基板40の前記第2面に主面が平面になるように形成されている。そして、第1誘電膜50の主面の上には保護膜52が形成されている。
背面パネルBPは、背面ガラス基板60、アドレス電極62、第2誘電膜64、隔壁66、第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cを備えている。背面ガラス基板60は、前面パネルFPの側の第3面とこれに反対の側の第4面とを有する均一な厚さのガラス板である。アドレス電極62は、背面ガラス基板60の前記第3面の上に互いに平行となるように所定の距離で離間した状態で形成されている。このアドレス電極62は、背面ガラス基板60の前記第3面に主面が平面となるように形成されている第2誘電膜64により、全体が被覆されている。
隔壁66は、第2誘電膜64の主面の上に設けられ、アドレス電極62に平行となるようにかつ隣接する2つのアドレス電極62、62の間に一の隔壁66が配置するように、全体としてストライプ状に配置している。さらに、隔壁66は所定の高さに形成されており、この高さは、隔壁66の間隔と共にPDPの放電セル領域を決定する重要因子となる。そして、隣接する2つの隔壁66、66により、放電セルが仕切られ、この放電セルにつき一つのアドレス電極62が第2誘電膜64に設けられた構成をとる。
第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cは、各々異なる3つの放電セルに設けられたものであって、この3つの放電セルにより1つの単位画素をなす。そして、第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cは、隔壁66の表面及びこの隔壁66の間の第2誘電膜64の表面を覆うように塗布されて、照射される紫外線により励起されてから安定化する過程においてR、G、Bの可視光を放出する。これら第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cを励起する紫外線の波長は、少なくとも330nmより大きいことが望ましい。さらに、第1蛍光層68aは前記紫外線に対してRを放出するY22S:Eu層、第2蛍光層68bはGを放出するBAM(BaAl1219:Mn)層、第3蛍光層68cはBを放出するBAM(BaMgAl1017:Eu)層であることが望ましい。
第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cを励起させる紫外線として330nm以上の波長を用いる場合、蛍光体のストークス効率が従来の波長が147nmの紫外線を用いる場合に比べ2倍程度向上する。また、前面パネルFPに対する透過率も向上する。
PDPの放電領域で生成した紫外線の一部は、前記放電領域の第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cの側とは反対方向に放出されて前面パネルFPを通過する。光変換手段70は、このように前面パネルFPを通過した紫外線を可視光に変換させてPDPの輝度及び発光効率を高めるためのもので、例えば第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cと第1ブラックストライプ70dとが一体となって構成された蛍光板である。
そして、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cは、各々第1,第2,第3蛍光体68a,68b,68cが設けられた3つの放電セルに対応する位置に配置する。また、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cの各々の境界に設けられた第1ブラックストライプ70dは、隔壁66に対応する位置に配置している。この第1ブラックストライプ70dにより、隣接する放電セルの同士の電磁波干渉、すなわち紫外線や可視光の流入が防止される。
第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cは、放電領域から放出する紫外線を可視光に変換するためのものであるので、前記放電領域から放出される紫外線に容易に励起されて可視光を放出する部材であることが望ましい。そして、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cは、各々第1,第2,第3蛍光層68a,68b,68cが設けられた3つの放電セルに対応して配置するため、第1蛍光板70aはRを、第2蛍光板70bはGを、第3蛍光板70cはBを放出する蛍光物質よりなることが望ましい。これにより、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cは、各々第1,第2,第3蛍光体68a,68b,68cと同じ蛍光物質からなることが望ましいが、他の蛍光物質より構成されてもよい。
すなわち、第1蛍光板70aはY22S:Eu板であり、第2,第3蛍光板70b,70cは全てBAM板であることが望ましいが、少なくとも波長が330nmより長い紫外線に励起されてR、G,Bを放出できれば、前記したもの以外の他の蛍光板、例えば有機光発光物質染料板でもよい。光変換手段70は、膜またはパウダー状の形態もとりうるが、これについては後述する。
光変換手段70の上方に設けられたフィルターセット80は、その下部に構成された要素から放出される有害波を遮断するためのものであって、第1,第2,第3フィルター80a,80b,80cと第2ブラックストライプ80dとが一体化したものである。第1,第2,第3フィルター80a,80b,80cは、各々第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cに対応する位置に、第2ブラックストライプ80dは第1ブラックストライプ70dに対応する位置に配置する。
図5は、図4をアドレス電極62の長手方向に対して垂直方向に切断した面を示す断面図であって、第2蛍光体68bが設けられた放電セルCを示している。図5で、プラズマ形成領域PAは、プラズマが発生する領域を示す。なお、現実にプラズマが発生する領域は図5に示したプラズマ形成領域PAに限定されるものではない。
後述する本発明の他の実施形態にかかるPDPの説明は図5を基準にして行うが、この説明は放電セルを構成する第2蛍光体68bに替わり第1,第3蛍光体68a,68cとした場合であっても同様である。
図5に示されていないが、放電セルCの内部には、プラズマ形成のためのソースガスが充填されている。前記ソースガスとしては、プラズマ形成過程で波長が少なくとも330nmより長い紫外線を放出できるガス、例えば窒素ガス(N2)、フルオロゼノンガス(XeF*)などが使用できるが、前記窒素ガスを使用することが望ましい。窒素ガスが前記ソースガスとして使われるとき、所定量の添加ガスを共に使用することが望ましく、前記添加ガスとしてはヘリウムガス(He)、ネオンガス(Ne)、アルゴンガス(Ar)、クリプトンガス(Kr)またはキセノンガス(Xe)が望ましい。
図6は、窒素ガスの第2ポジティブバンドスペクトルを示すものであって、337nm、358nm及び381nmで明確な強度を有することが分かる。したがって、前記ソースガスが窒素ガスである場合、プラズマ形成過程で前記ソースガスから波長が330nmより長い3つの波長の紫外線が放出されることが分かる。
図7は、前面パネルFP及び前面ガラス基板40に対する光透過率を示すグラフであって、第1グラフィックG1は2.8mm厚さの前面ガラス基板40に対する光透過率を、第2グラフィックG2は前面パネルFPに対する光透過率を示す。
第1,第2グラフィックG1,G2を参照すれば、窒素ガスから放出される波長が337nmである紫外線(以下、第1紫外線という)の前面パネルFPに対する透過率は31%、波長が358nmである紫外線(以下、第2紫外線という)の前面パネルFPに対する透過率は66%、波長が381nmである紫外線(以下、第3紫外線という)の前面パネルFPに対する透過率は73%程度であることが分かる。これから前記ソースガスが窒素ガスである場合、放電セルCのプラズマ形成領域PAから前面パネルFPに放出される紫外線のうち少なくとも31%は、前面パネルFPを通過することが分かる。
下記表1は、以上のデータをまとめたものである。
Figure 0004373240
次いで、このように前面パネルFPを透過した前記第1,第2,第3紫外線が第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cに照射された際の、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cにおける励起現象について説明する。
図8は、紫外線に対する第2,第3蛍光板70b,70cの励起曲線を示すグラフである。図8に示すように、第2,第3蛍光板70b,70cの場合、前記第1,第2,第3紫外線が照射されたとき、励起される比率は、各々74%、61%及び49%であることが分かる。
図9は紫外線に対する第1蛍光板70aの励起曲線を示すグラフである。図9に示すように、前記第1,第2,第3紫外線に対する第1蛍光板70aの励起比率は、各々64%、52%,17%であることがわかる。
第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cは、励起された後に安定化する過程で可視光が放出されるため、図8及び図9に示した第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cの励起比率は、前記第1,第2,第3紫外線に対する第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cの可視光変換率を直接表すといえる。
このように、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cを含む光変換手段70によって前面パネルFPを透過した紫外線が可視光に変換されるため、PDPから使用者に到達する総光量は、第1,第2,第3蛍光体68a,68b,68cから放出される可視光(以下、第1可視光という)に第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cから放出される可視光(以下、第2可視光という)が加算されることになる。このため、本発明によるPDPの輝度は、従来の前記第1可視光だけが到達する場合に比較して飛躍的に増加する。
前記第1可視光は、前面パネルFPの前面に設けられた光変換手段70を通過しつつ一部が損失される。したがって、光変換手段70の前方で測定された前記第1可視光の光量は、光変換手段70のないときに測定されたものより少なくなる。したがって、光変換手段70から放出される光量、すなわち前記第2可視光の光量は、光変換手段70によって損失される前記第1可視光の光量より多いことが望ましい。
このように光変換手段70は、前記第1可視光の損失及び前記第2可視光の放出の双方に関係しているため、光変換手段70の物理的特性(例えば、厚さ等)は、PDPから使用者に到達される総光量が最大になるように調整されることが望ましい。光変換手段70による前記第1可視光の損失量は、光変換手段70に対する前記第1可視光の透過率から得ることができる。これにより、光変換手段70の適正な厚さの範囲を求めることができる。
図10は、第2蛍光板70bの厚さに対するGの透過率を示すグラフである。第1,第3蛍光板70a,70cの厚さに対するR,Bの透過率の変化(図示せず)は、図10に示したGの透過率グラフと類似した傾向を示すが、透過率の値は若干相異する。表2は、図10に示す近似曲線上の代表する座標を示す表である。
Figure 0004373240
(第3蛍光板70cの厚さ範囲)
前面パネルFPの前方で測定された前記第1可視光のうちBに対する輝度は76.8cd/m2であり、前記第2可視光のうちBに対する輝度は30.9cd/m2である。このため、光変換手段70の正面で測定されたBの総輝度は、前記第1可視光のB輝度(76.8cd/m2)より高くなければならない(以下、第3条件という)。したがって、前記Bに対する総輝度は、次の(1)式で与えられる。(1)式で、T3は第3蛍光板70cに対する前記第1可視光のうちBの透過率(以下、第3透過率という)を表す。(1)式から前記第3条件を満足する第3透過率T3の数値範囲は(2)式で与えられる。
76.8(cd/m2)<30.9(cd/m2)+T3×76.8(cd/m2) (1)
T3>60% (2)
(2)式と図10から第3蛍光板70cの厚さは、37μmより薄いことが望ましい。すなわち、第3蛍光板70cの厚さ(t)は、0μm<t<37μm、望ましくは5μm≦t<37μmである。
(第2蛍光板70bの厚さ範囲)
前面パネルFPの正面で測定された前記第1可視光のうちGに対する輝度は78.8cd/m2であり、前記第2可視光のうちGに対する輝度はGと同様に30.9cd/m2である。このため、光変換手段70の正面で測定されたGの総輝度は、前記第1可視光のG輝度(78.8cd/m2)より高くなければならない(以下、第2条件という)。したがって、前記Gに対する総輝度は、次の(3)式で与えられる。(3)式で、T2は第2蛍光板70bに対する前記第1可視光のうちG透過率(以下、第2透過率という)を表す。(3)式から前記第2条件を満足する第2透過率T2の数値範囲は(4)式で与えられる。
78.8(cd/m2)<30.9(cd/m2)+T2×78.8(cd/m2) (3)
T2>61% (4)
(4)式と第2蛍光板70bの厚さによる第2透過率T3を示す図10を参照すれば、数式4を満足する第2蛍光板70bの厚さは36μmより薄いことが望ましい。すなわち、第2蛍光板70bの厚さは0μm<t<36μm、望ましくは5μm≦t<36μmである。
このように第2,第3蛍光板70b,70cの厚さ範囲はほぼ同じであるので、両者の厚さは同じであることが望ましい。
(第1蛍光板70aの厚さ範囲)
前面パネルFPの前方で測定された前記第1可視光のRに対する輝度は60.1cd/m2であり、前記第2可視光のうちRに対する輝度は22.8cd/m2である。このため、光変換手段70の正面で測定されたRの総輝度は、前記第1可視光のR輝度(60.1cd/m2)より高くなければならない(以下、第1条件という)。したがって、光変換手段70の正面で測定された前記Rに対する総輝度は、次の(5)式で与えられる。(5)式は、T1は第1蛍光板70aに対する前記第1可視光のR透過率(以下、第1透過率という)を表す。(5)式から前記第1条件を満足する第1透過率T1の数値範囲は(6)式で与えられる。
60.1(cd/m2)<22.8(cd/m2)+T1×60.1(cd/m2) (5)
T1>62% (6)
(6)式を満足する第1蛍光板70aの厚さは、35μmより薄いことが望ましい。すなわち、第1蛍光板70aの厚さは0μm<t<35μm、望ましくは5μm≦t<35μmである。前記のように、光変換手段70の前方で測定された総輝度が、前面パネルFPの正面で測定された前記第1可視光の輝度より大きくなるためには、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cの厚さは各々35μm、36μm,37μmより薄くなればよいところ、製造工程を考慮して、これらは同じ厚さであることが望ましい。すなわち、第1,第2,第3蛍光板70a,70b,70cの厚さは、35μm未満で同じであることが望ましい。
次に、図4に示したPDPを変形した本発明の他の実施形態について説明する。
図4に示すPDPの光変換手段70は、図5に示すように前面パネルFPとフィルターセット80間に配置するが、光変換手段70は図11に示すように、前面ガラス基板40の第1面に付着して設けられていてもよい。または、図12に示したように光変換手段70は、前面ガラス基板40の第1面と対面するフィルターセット80の面に付着して設けられていてもよい。
このように光変換手段70が前面ガラス基板40の第1面またはフィルターセット80に付着された場合、光変換手段70は、膜状またはパウダー状に設けることができる。
一方、図示しないが、フィルターセット80に紫外線を可視光線へ変換させるコンバータ機能を付加させて、光変換手段70を省略することも可能である。すなわち、フィルターセット80に、赤外線やEMIを遮断するフィルターとしての固有の役割に加え、前面パネルFPを通過して放出する紫外線を可視光線に変換するように構成する。このようなフィルターセット80は、前面パネルFPに付着させることができる。
前記説明で多くの事項が具体的に記載されているが、それらは発明の範囲を限定するものではなく、望ましい実施の形態を例示したと解釈されなければならない。例えば、当業者なら、光変換手段70をフィルターセット80に付着する実施形態において、単純に両者を付着させることではなく、単一体として構成しうる。また、光変換手段70の構成において、単一層に構成することではなく、全体厚さは同じにするが、所定の間隔だけ離隔された複数の薄い層で構成することもある。したがって、本発明の範囲は説明された実施の形態によって限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想によって決定されなければならない。
本発明は映像表示装置に使用されうるが、例えば、TV、モニターに使用され、携帯通信装備の表示窓や各種装備のデータ表示窓として使用されうる。
従来技術かかるPDPを示す分解斜視図である。 従来技術かかるPDPの放電維持電極及びバス電極を分離して示す斜視図である。 従来技術にかかるPDPの断面図である。 本発明の実施形態にかかるPDPの分解斜視図である。 本発明の実施形態にかかるPDPの部分断面図である。 実施形態にかかるPDPで、プラズマ形成用ソースガスとして用いられた窒素ガスの第2ポジティブバンドスペクトルを示すグラフである。 実施形態にかかるPDPの前面パネル及び前面ガラス基板における光透過率を示すグラフである。 実施形態にかかるPDPの第2,第3蛍光板が紫外線によって励起された励起曲線を示すグラフである。 実施形態にかかるPDPの第1蛍光板が紫外線によって励起された励起曲線を示すグラフである。 実施形態にかかるPDPの光変換手段の厚さに対するGの透過率を示すグラフである。 本発明の他の実施形態を示すPDPの断面図である。 本発明の他の実施形態を示すPDPの断面図である。
符号の説明
40 前面ガラス基板
42 第1放電維持電極
44 第2放電維持電極
46 第1バス電極
48 第2バス電極
50 第1誘電膜
52 保護膜
60 背面ガラス基板
62 アドレス電極
64 第2誘電膜
66 隔壁
68a,68b,68c 第1,第2,第3蛍光層
70 光変換手段
70a,70b,70c 第1,第2,第3蛍光板
70d 第1ブラックストライプ
80 フィルターセット
80a,80b,80c 第1,第2,第3フィルター
80d 第2ブラックストライプ
BP 背面パネル
FP 前面パネル

Claims (13)

  1. 背面パネルと、前面パネルと、この前面パネルに対して前記背面パネルの側とは反対の側に配置するフィルターセットと、を備えるプラズマ表示装置において、
    前記前面パネル及び前記フィルターセットの間に、前記前面パネルから放出される紫外線を可視光線に変換する光変換手段けられており、
    前記光変換手段は、前記紫外線に対して各々赤色、緑色及び青色の可視光を放出する赤色蛍光部、緑色蛍光部、及び青色蛍光部が組み合されて形成された蛍光物質よりなり、前記赤色蛍光部、緑色蛍光部、及び青色蛍光部の厚さは互いに異なることを特徴とするプラズマ表示装置。
  2. 前記光変換手段は、前記前面パネルに付着していることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ表示装置。
  3. 前記光変換手段は、前記フィルターセットに付着していることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ表示装置。
  4. 前記光変換手段は、所定の厚さを有する蛍光板であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ表示装置。
  5. 前記蛍光板は、少なくとも波長が330nmより長い紫外線を可視光線に変換させる蛍光物質よりなることを特徴とする請求項4に記載のプラズマ表示装置。
  6. 前記蛍光板は、この蛍光板から放出する可視光の光量が、前記前面パネルから放出する可視光が前記蛍光板を透過する過程で損失する光量よりも多くなるように、厚さが形成されることを特徴とする請求項4に記載のプラズマ表示装置。
  7. 前記蛍光板は、前記紫外線に対して各々赤色、緑色及び青色の可視光を放出する赤色、緑色及び青色の蛍光板が一体化してなることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ表示装置。
  8. 前記蛍光板の厚さをtとするとき、前記赤色蛍光板の厚さは0μm<t<35μm、前記緑色蛍光板の厚さは0μm<t<36μm、前記青色蛍光板の厚さは0μm<t<37μmであることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ表示装置。
  9. 前記赤色蛍光板は、YS:Eu板であり、前記緑色及び青色蛍光板はBAM板であることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ表示装置。
  10. 前記蛍光物質は、有機光発光物質であることを特徴とする請求項5に記載のプラズマ表示装置。
  11. 前記光変換手段は、蛍光膜であることを特徴とする請求項2または3に記載のプラズマ表示装置。
  12. 前記前面パネル及び前記背面パネル間の放電領域に波長が330nmより長い紫外線を放出するプラズマソースガスが存在し、前記背面パネルの前記放電領域に露出された面は前記紫外線によって励起されて可視光を放出する蛍光膜で覆われていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ表示装置。
  13. 前記蛍光膜は、赤色光を放出するYS:Eu膜、緑色光を放出するBAM膜または青色光を放出するBAM膜であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ表示装置。
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