JP4369446B2 - 垂直循環式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は垂直循環式駐車装置に関する。さらに詳しくは、前後それぞれにおける上下のスプロケット間に掛け回された無端チェーンに複数の車両格納用ケージが吊り下げられ、上記無端チェーンを旋回させることによってケージが垂直循環するように構成された垂直循環式駐車装置に関する。
かかる垂直循環式駐車装置では、車両収容ケージが主務チェーンに対して所定のピッチで吊り下げられている。この主務チェーンは多数のリンクが連結されることによって構成されている。このうちのいくつかのリンクはケージを吊持するためのアタッチメントリンクとして形成されている。ケージは車両を載置する車台板(パレット)と、このパレットの前後に立設された門型のケージ枠と、前後のケージ枠同士をその上端で連結する吊り軸とを備えている。吊り軸の前後端が前後の主務チェーンにそれぞれ吊持されている。
この駐車装置では、一般的に、駐車装置全体の高さに対する吊持ケージの台数を多くし、そのうえで駐車装置全体の縦横(奥行きおよび左右幅)の専有面積を小さくして車両収容効率の向上が図られている。したがって、主務チェーンに対するケージの吊持ピッチが小さくなり、上下に長い長円状に掛け回された主務チェーンのループの左右幅も小さくなっている。
かかる構成をとれば、図13に示すように、ケージの循環経路の下側反転部および図示しない上側反転部では上位のケージ61のパレット62の右下隅部が下位のケージ63の左上隅領域63aに侵入する事態となる。この左上隅領域はいわば左肩部であり、この領域を隅切り部63aともという。図示しない右側の上位のケージの左下隅部も下位のケージ63の右上隅領域(この領域も隅切り部という)63bに侵入する事態となる。従って、パレットに駐車した車両の一部分がこの隅切り部に進入していると、上位のケージのパレットと接触することになる。
これを防止するために、たとえば特許文献1の図1〜4に開示されているように、入出庫側(後側)のケージ枠(後部ケージ枠)64の上端左右におけるほぼ隅切り部に対応する部分に、「ハ」の字となるように隅切り制限部材(車両進入制限部材ともいう)65が設けられる。この制限部材65により、車両の上部の角部が隅切り部に進入することを阻止するようにしている。なお、図示のごとく、駐車装置にはケージ61、63の循環を案内する下部肩ガイド66、内ガイド67および図示しない外ガイドが配設されており、ケージ61、63には各ガイド66、67に係合する肩ローラ69および下ローラ70が取り付けられている。また、上記パレット62には左右二条の凹状の車輪進入路62Aが形成されている。
上記車両進入制限部材65が設けられているケージ61、63では、以下に示すように、パレット62上の適正な位置に乗り入れた場合にはこの制限部材65に干渉することのない車両であっても、乗入位置によっては制限部材65に接触する事態が生じる。そのような場合には、車両を損傷する虞がある。
たとえば、図14(a)に示すように、普通乗用車用ケージ61のパレット62の中央に車幅が狭く車高が低い車両Mが乗り入れる場合には、たとえルーフに荷物Bを積載していても制限部材65に接触しない。しかし、図14(b)に示すように、凹状の車輪進入路62Aに余裕があるからといって側方に偏って乗り入れようとすると荷物bが制限部材65に接触してしまう。
また、図15(a)に示すように、普通乗用車用ケージ61のパレット62の中央に車幅が広く車高が低い車両Mが乗り入れる場合には制限部材65に接触しない。しかし、車幅が広いので、図15(b)に示すようにルーフに荷物Bを積載している場合には、たとえパレット62の中央に乗り入れようとしても荷物bが制限部材65に接触してしまう。
また、近年、自動車の車種の多様化に伴い、特殊形状の大小様々な自動車が普及している。たとえば、普通の軽自動車は車幅が狭く車高も低いものが一般的であったが、最近では、車幅は狭いが車高が比較的高く、全体に角張った形状を呈したワンボックス型の軽自動車や普通車も増えている。
このようなワンボックス型の軽自動車Mは、上記普通車用ケージ61であっても、車幅が狭く車高もいわゆるハイルーフ車ほど高くはないので、図16(a)に示すように、パレット62の中央に沿って進めば、制限部材65との接触を回避して乗り込むことができる。すなわち、この軽自動車Mの運転者は、この駐車装置は普通車専用であるから、当然にこれより小型の自己の軽自動車Mは無条件で収容されうるものと認識してしまう。そして、上記車輪進入路62Aの外寸Wは軽自動車Mのタイヤ外寸Dよりはるかに広いため、車両進入路62Aの左右方向に多少偏っても一見容易に乗り込めるものと錯覚する。
かかる意識の下に、図16(b)に示すように運転者がワンボックス軽自動車Mを左右方向に偏らせて進入させると、車体上部の左右いずれかの角部が制限部材65と接触して損傷する虞がある。
実公平3−44917号公報
本発明は、ケージの両肩の隅切り部に車両が進入しようとした場合でも、車両進入制限部材によって当該車両に損傷を与えることなく、その進入を防止しうる垂直循環式駐車装置を提供することを目的とする。
本発明の垂直循環式駐車装置は上下に配置されたスプロケットと、この上下のスプロケットに掛け回された主務チェーンと、この主務チェーンに取り付けられた車両搭載用のケージとを備えており、このケージが、車両搭載用のパレットと、このパレットの前後両端に配置される門型のケージ枠と、上記パレットの前後方向に延びて両ケージ枠の上部同士を連結する吊り軸と、車両乗入側である乗入側ケージ枠の上部の左隅および右隅に配設された車両進入制限部材であって、少なくともその一部分が乗入側ケージ枠に対して前後方向に揺動可能に構成されてなる車両進入制限部材と、この車両進入制限部材の揺動を検出する検出装置とを備えている。
この駐車装置によれば、上位のケージと接触する虞のある当該ケージ上部の隅部(隅切り部)に車両の一部分が進入しようとしたとき、これが検知されるので、適当な案内によって車両の隅切り部への進入を阻止することが可能となる。車両進入制限部材の前後方向の揺動には、車両進入制限部材自体が前後方向に撓むことをも含む。なお、前後両側から車両が乗入可能となっている駐車装置であれば、前後両側のケージ枠に車両進入制限部材が設置される。
上記車両進入制限部材は、その車両進入制限部をヒンジ部材を介して乗入側ケージ枠に取り付けることができる。
上記ヒンジ部材を、前後方向に撓むことができる可撓性材料からなる板材から構成することができる。このヒンジ部材が前後方向に撓むことにより、車両進入制限部が前後方向に揺動することができる。
上記板材をゴムまたは板ばねから形成することができる。
上記車両進入制限部材を可撓性材料から形成することができる。かかる車両進入制限部材であれば、特別のヒンジ部材を必要としない。
上記車両進入制限部材の乗入側ケージ枠への取付部に、車両進入制限部材をほぼ下方に延びる中立位置に向けて付勢するためのバネ部材を配設することができる。このように構成することにより、車両等からの外力が加わらないときは常に車両進入制限部材が中立位置にあって作用可能な状態にあるので好ましい。
上記検出装置を、検出光線を発するとともに該検出光線を受光する機能を備えた装置とし、車両進入制限部材によって検出光線が遮蔽されることにより車両進入制限部材の揺動を検出するように構成している。かかる構成により、入庫車両が隅切り部に進入しようとして車両進入制限部材を前方(ケージ内方)へ揺動させると、車両進入制限部材が検出装置からの検出光線を遮るので、これが検出され、入庫車両が隅切り部に進入しようとしていることが判る。
この垂直循環式駐車装置に入出庫誘導案内装置を備え、この入出庫誘導案内装置を、上記検出装置によって車両進入制限部材の揺動が検出されたときに、検出信号に基づいて適切な入庫案内を行うように構成することができる。
本発明の駐車装置によれば、ケージの両肩の隅切り部に車両が進入しようとして車両進入制限部材に接触した場合でも、この車両進入制限部材が揺動することにより車両に対して反力を及ぼさないので、当該車両に損傷を与えることはない。そして、検出装置によって車両進入制限部材の揺動が検出されるので、当該車両が隅切り部に進入しようとしていることが判り、これを防止することができる。
添付の図面を参照しながら本発明の垂直循環式駐車装置の実施形態を説明する。
図1は本発明の駐車装置の一実施形態を概略的に示す縦断面図である。図2は図1の駐車装置におけるケージを示す側面図である。図3は図2のケージの斜視図である。
図1に示す駐車装置1の入出庫階2は地上階にあり、ここには入出庫口3が形成されている。図2に示すごとく入出庫口3は車両Mを搭載するためのケージ4の長手方向後方(図1における紙面手前側)に形成されている。駐車塔5内の上部には上スプロケット6が設置され、下部には下スプロケット7が設置されている。上スプロケット6と下スプロケット7に無端の主務チェーン8が掛け回されている。主務チェーン8にはケージ4が吊り下げられている。さらに駐車塔5の上部にはモータ等からなる図示しない循環駆動装置が上スプロケット6を回転駆動するために設置されている。この駆動装置によって上スプロケット6が回転させられ、それによって主務チェーン8全体が回転する。
図1に示すごとく、主務チェーン8は複数のリンク9、10が相互に回動可能に且つ全体がエンドレスに連結されることによって構成されている。リンク同士は取り外し可能である。主務チェーン8には4リンクおきにケージ取着用のT字型アタッチメントリンク10が配されている。上記駆動装置によって主務チェーン8が回動させられることにより、各ケージ4が上下に循環移動させられる。循環経路の上端および下端ではケージ4は円弧状軌跡を描く。
図2および図3に示すように、ケージ4は、車両搭載用パレット15と、このパレット15の長手方向(前後方向ともいう)の前後両端それぞれに立設された門型(ほぼコの字状や逆U字状を呈している)のケージ枠12、13と、前後の両ケージ枠12、13の上端中央部同士をつなぐ吊り軸14とから構成されている。両ケージ枠12、13はその上方に向かうに従って相互に離間するようにわずかに外方に傾斜している。前後の両ケージ枠12、13からそれぞれ突出した吊り軸14の両端部が、アタッチメントリンク10を介して主務チェーン8に懸架されている。したがって、ケージ4は拘束する案内がなければ吊り軸14回りに揺動可能となる。駐車塔5の入出庫口3側である後部側の後部ケージ枠13の左右両肩には車両進入制限部材(以下、制限部材ともいう)22が取り付けられている。
ケージ4の後部側(駐車塔5の奥側)の後部ケージ枠12の左右の肩部にはそれぞれ肩ローラ16が設置され、パレット15の左右両側には下ローラ17が設置されている。下ローラ17はパレット15の前後方向のほぼ中央部の左右両側にそれぞれ配置されている。駐車塔5内には肩ローラ16を案内するための上下の肩ローラガイド18、19、および、下ローラ17を案内するための内側および外側の下ローラガイド20、21が設置されている。これらのローラ16、17およびローラガイド18、19、20、21によってケージ4の垂直循環が案内される。
次ぎに車両進入制限部材22を説明する。図2に示すように、この制限部材22は後部ケージ枠13に対して前後方向に揺動しうるように取り付けられている。かかる構成により、入出庫時に車両が制限部材22に接触したとしても、反力をほとんど受けることがないので損傷する虞がない。また、入出庫階2には、制限部材22が揺動したときにこれを検出するための制限部材検出装置(以下、単に検出装置ともいう)23が設置されている。この検出装置23が制限部材22の揺動を検出すれば、車両がケージ4の隅切り部に進入しようとしていることが判る。このとき、後述する案内表示装置44によって入庫のやり直しをするように案内する。
本実施形態では、投光器23Aと受光器23Bとからなる光電式の検出装置23が採用されているが、他の好適な検出装置を採用してもよい。たとえば、図2に示す投光器23Aの横に受光器を設置し、現在受光器23Bを設置している位置に反射鏡を設置することにより、検出光線の遮蔽を検出するようにしてもよい。
図2には、他の複数の光電式検出装置24、25、26が示されている。これらは、パレット15前部からの車両Mのはみ出しを検出する第一センサ24、パレット15上に車両Mが乗り入れているのか否かを検出する第二センサ25、および、パレット15後部からの車両Mのはみ出しを検出する第三センサ26である。
図4〜図6には制限部材22の詳細が示されている。図4は制限部材22の正面図であり、図5はそのV−V線矢視側面図であり、図6はその動作を示す一部断面平面図である。この制限部材22は、硬質樹脂、硬質ゴム、樹脂膜等によって被覆された金属板等から形成された制限板27を有している。上記材質は車両Mに接触したとしても車両Mの表面を損傷しないように選択されたものである。図4に示すようにこの制限板27はケージ枠13の隅切り部を覆うようにほぼ三角形状を呈している。図4中に斜めに記載された二点鎖線は、ケージ4の旋回時に上位のケージのパレットの隅部がたどる軌跡Tを示している。制限板27は当然にこの軌跡Tをカバーする形状にされている。制限部材22は、車両Mの一部が上位のケージのパレットに接触しないように制限することを目的としているからである。
この制限板27はケージ枠13の上下に延びる部分に取り付けられた固定用クランプ部材28に、蝶番29によって前後に揺動可能に取り付けられている。固定用クランプ部材28はケージ枠13に巻き付けられたうえでネジ止めされているが、このとき、ケージ枠13の外周面と固定用クランプ部材28の内周面との間に滑り止めの薄いゴムシートが介装される。以降に説明する他の固定用クランプ部材32についても同様である。制限板27はケージ枠13のやや傾斜した軸方向に沿って上下に伸びているが、この方向に限定されうることはなく、鉛直方向に延設して鉛直軸回りに揺動可能にしてもよい。また、可能であれば固定用クランプ部材28をケージ枠13の上部の横方向に延びる部分に取り付けて、ほぼ水平軸回りに揺動可能としてもよい。
上記検出装置23は、入出庫階2に停止しているケージ4の後ケージ枠13における制限部材22取付部よりわずかに内方をその検出光線を水平方向に投光するように設置されている。したがって、図5に示すように、入庫車両が隅切り部に進入しようとして制限板27をケージ4内方へ揺動させると、図中に二点鎖線で示すように制限板27が検出装置の投光器23Aからの検出光線を遮るので、受光器がこれを検出し、入庫車両が隅切り部に進入しようとしていることが検出される。検出装置23は、検出光線が入庫可能車両の許容最高車高よりも高い位置を通過するように設置される。制限部材22に接触していない車両自体に検出光線が遮られないようにするためである。
この点は図7にも示されている。図7(a)に示すように、車両Mが適正位置に乗り込むときには制限板27が揺動せず、投光器23Aからの検出光線は遮られない。図7(b)に示すように、車両Mが隅切り部に進入しようとして制限板27を揺動させると、投光器23Aからの検出光線が遮られて(ケージ枠13を一部切り欠いて示す)受光器23Bによってこれが検出される。
図6(a)〜図6(c)には上記蝶番29の詳細が示されている。この蝶番29は、図示のごとく一対の蝶番要素291、292が互いの一方の固定板291A、292A同士を一体に連結されている(太い実線で示す)。そして、第一蝶番要素291の他方の固定板291Bはケージ枠13のクランプ部材28に固定され、第二蝶番要素292の他方の固定板292Bには制限板27が固定されている。したがって、制限板27を乗入方向(ケージ内方)に押すと第二蝶番要素292が開いて制限板27がケージ内方へ揺動する(図5(b))。このとき、投光器23Aからの検出光線が遮られる。一方、制限板27を出車方向(ケージ外方)に押すと第一蝶番要素291が開いて制限板27がケージ外方へ揺動する(図5(c))。なお、各蝶番要素291、292のうちの、揺動軸291C、292Cを巻き込んでいる部分は、捻りばねから形成されている。したがって、各蝶番要素291、292は常に図6(a)に示す閉じた位置(内外方のいずれにも揺動していない位置であり、中立位置ともいう)に向けて付勢されている。
図8(a)および図8(b)には他の制限部材30が示されている。図8(a)は制限部材30の正面図であり、図8(b)はその一部断面平面図である。この制限部材30は、ゴム等の弾力性を有する可撓性材料からなる制限板31が固定用クランプ部材32によってケージ枠13に取り付けられたものである。固定用クランプ部材32はケージ枠13にしっかりと巻き付けられたうえで制限板31を両面から挟圧している。そして、ネジによってクランプ部材32をケージ枠13に固定するとともに制限板31をクランプ部材32に固定している。この制限部材30は制限板31自体が撓むことによって揺動するものであり、蝶番等のヒンジ部材は用いられていない。この制限板31は自己の弾力的な復元力により、常に図8(b)に実線で示す中立位置に向けて付勢されている。
図9(a)および図9(b)にはさらに他の制限部材33が示されている。図9(a)は制限部材33の正面図であり、図9(b)はその一部断面平面図である。この制限部材33は、図4の制限板27と同等の材料から形成された制限板34を有している。図示のごとく、この制限板34もほぼ三角形状を呈しており、ケージ枠13の上下に延びる部分に固定された固定用クランプ部材28に、板ばね部材35を介して取り付けられている。板ばね部材35は固定用クランプ部材28と制限板34との架け渡されたうえで、両者28、34それぞれにネジ止めされている。
図9(b)中に二点鎖線で示すように、この板ばね部材35が外力によって弾力的に撓むので、結果的に剛な制限板34が前後方向に揺動することができる。また、板ばね部材35の持つ弾力的な復元力により、制限板34は常に図9(b)中に実線で示す閉じた位置に向けて付勢されている。
図10(a)および図10(b)にはさらに他の制限部材36が示されている。図10(a)は制限部材36の正面図であり、図10(b)はその一部断面平面図である。この制限部材36は、図4や図9の制限板27、34と同等の材料から形成された制限板37を有している。図示のごとく、この制限板37もほぼ三角形状を呈しており、ケージ枠13の上下に延びる部分に固定された固定用クランプ部材28に取り付けられている。しかし、図9の制限部材33に用いられた板ばね部材35に代えて、弾力性を有するゴム板38が用いられている。このゴム板38は固定用クランプ部材28と制限板37との架け渡されたうえで、両者28、37それぞれにネジ止めされている。
図10(b)中に二点鎖線で示すように、このゴム板38が外力によって弾力的に撓むので、結果的に剛な制限板37が前後方向に揺動することができる。また、ゴム板38の持つ弾力的な復元力により、制限板37は常に図10(b)中に実線で示す中立位置に向けて付勢されている。
図11(a)および図11(b)にはさらに他の制限部材40が示されている。図11(a)は制限部材40の正面図であり、図11(b)はその一部断面平面図である。この制限部材40は、図4や図9の制限板27、34と同等の材料から形成され、同様な形状を呈した制限板41を有している。この制限板41は、ケージ枠13の上下に延びる部分に固定された固定用クランプ部材28に対し、蝶番42を介して前後いずれの方向にも揺動可能に取り付けられている。この取付機構の詳細は以下のとおりである。
固定用クランプ部材28および制限板41にはそれぞれ、挟圧して固定するための取付用ブラケット28A、41Aが装着されている。この取付用ブラケット28A、41A同士は、上下に配置された二個の蝶番42A、42Bによって連結されている。この蝶番42は、固定された制限板41がその中立位置から前方にも後方にも回転しうるように取り付けられている。そして、両方の蝶番42A、42Bにはそれぞれ捻りバネ43A、43Bが装着されている。上方の蝶番42Aには、制限板41を前方(乗入方向)に押したときのみ捻りバネ43Aによって中立位置への復元力が加えられ、上方の蝶番42Bには、制限板41を後方(出車方向)に押したときのみ捻りバネ43Bによって中立位置への復元力が生じるように組み付けられている。もちろん、一つの蝶番を採用し、この蝶番に対して互いに逆方向の復元力を加える二つの捻りバネを組み付けてもよい。
図1および図2に示すように、入出庫階の前方(奥側)には、入庫車両Mがパレット15に入出するときの案内表示を行う入出庫誘導案内表示装置(以下、単に案内表示装置という)44が設置されている。前述の制限部材検出装置23による検出信号が図示しない運転制御装置に送られると、運転制御装置は上記案内表示装置44に対して音声や表示によって所定の誘導案内を行うように指令する。この誘導案内により、入庫車両の運転者は入庫のやり直しを行う。この案内表示装置44は他の種々の誘導案内を行うように制御される。
図12を参照しながら、以上説明した車両進入制限部材、制限部材検出装置および案内表示装置を備えた駐車装置1の制御装置による運転制御の一例を説明する。
この駐車装置1の利用者または管理者が図示しない運転操作盤を操作すると、制御装置は、
(1)入庫要求か出庫要求かを判断する。入庫要求であると判断すると、
(2)入出庫階に空のケージが着床しているか否かを判断する。たとえば、前述の第二センサ25からの信号により、入出庫階に着床しているケージに車両が存在しているか否かが判断可能である。
(3)空ケージが入出庫階に着床していると判断すれば、入出庫口3の扉が開いているか否かが判断される。
(4)この扉が開いておれば、上記案内表示装置によって音声または表示により入庫誘導案内を行う。
(5)上記第一センサ24によって車両が入庫してきたか否かが検出される。すなわち、第一センサ24が遮光されると(ONになると)車両が入庫してきたことが判る。
(6)ついで、制限部材検出装置23が遮光する(ONになる)か否かによって車両がケージの隅切り部に進入したか否かを判断する。
(7)もし、制限部材検出装置23がONになれば、隅切り部に進入したと判断して上記案内表示装置によって音声または表示により入庫のやり直しを行うように案内する。
(8)もし、制限部材検出装置23がOFFのままであれば(受光していれば)、第一センサ24および第二センサ25ともにONか否かを判定する。すなわち、両センサ24、25ともにONであれば車両はパレット上の適正位置へ乗り込みつつあると判断される。(9)この状態から第一センサ24のみがOFFとなれば(受光すれば)、車両がパレット上に完全に乗り込んだと判断される。
(10)ついで、第三センサ26がONするか否かにより、車両がパレットの前部所定位置からはみ出しているか否かを判断する。第三センサ26がONであれば車両がパレットの前部所定位置からはみ出したと判断し、
(11)上記案内表示装置によって音声または表示により、運転者に対して車両を若干後退させるように案内する。
(12)最終的に、第一センサ24、第三センサ26および制限部材検出装置23がOFFとなり、第二センサ25がONとなっているか否かにより、車両がパレット上の適正位置に乗り込んでいるか否かを判断する。
(13)この条件(入庫条件)を満足していない場合には、(7)案内表示装置によって入庫のやり直しを行うように案内する。しかし、所定回数(たとえば三回)の出庫やり直しを行った結果、上記入庫条件を満足しない場合には、
(14)入庫しようとしている当該車両が本駐車装置に入庫が許容されていない車種であると判断して、上記案内表示装置によって音声または表示により、その車両は入庫することができない旨の通知をする。
以上のとおり、車両進入制限部材、制限部材検出装置および案内表示装置を備えることにより、入庫車両の上端隅部がケージ中の隅切り部に進入してしまうことを防止することができる。
本実施形態では、後部ケージ13にのみ制限部材および検出装置を配設しているが、かかる構成には限定されない。たとえば、入出庫階の前部および後部ともに入出庫口が設けられ、いずれの入出庫口からも入庫可能な駐車装置であれば、前部ケージにも制限部材および検出装置を配設しておくのがよい。
本発明の駐車装置によれば、ケージの両肩の隅切り部に車両が進入しようとした場合でも、車両進入制限部材によって当該車両に損傷を与えることなく、その進入を防止することができ、しかも、揺動可能な車両進入制限部材や揺動検出装置という簡単な構成によってこれが可能となるため、たとえば、既設の駐車装置に対して設置する場合にも有用である。
本発明の駐車装置の一実施形態を概略的に示す縦断面図である。 図1の駐車装置におけるケージを示す側面図である。 図1の駐車装置におけるケージを示す斜視図である。 図2のケージに設置された車両進入制限部材を示す正面図である。 図4のV−V線矢視図である。 図6(a)〜図6(c)はそれぞれ図4の車両進入制限部材の動作を示す一部断面平面図である。 図7(a)および図7(b)はそれぞれ、ケージへの車両の進入状態を示す正面図である。 図8(a)は図2のケージに設置される車両進入制限部材の他の例を示す正面図であり、図8(b)はその一部断面平面図である。 図9(a)は図2のケージに設置される車両進入制限部材のさらに他の例を示す正面図であり、図9(b)はその一部断面平面図である。 図10(a)は図2のケージに設置される車両進入制限部材のさらに他の例を示す正面図であり、図10(b)はその一部断面平面図である。 図11(a)は図2のケージに設置される車両進入制限部材のさらに他の例を示す正面図であり、図11(b)はその一部断面平面図である。 図1の駐車装置の運転制御の一例を示すフローチャートである。 従来の垂直循環式駐車装置におけるケージの循環経路の一部(下部)を示す正面図である。 図14(a)および図14(b)ともに、幅狭低車高乗用車がケージに乗り入れる状態を示す正面図である。 図15(a)および図15(b)ともに、幅広低車高乗用車がケージに乗り入れる状態を示す正面図である。 図16(a)および図16(b)ともに、幅狭高車高車がケージに乗り入れる状態を示す正面図である。
符号の説明
1・・・・駐車装置
2・・・・入出庫階
3・・・・入出庫口
4・・・・ケージ
5・・・・駐車塔
6・・・・上スプロケット
7・・・・下スプロケット
8・・・・主務チェーン
9・・・・リンク
10・・・・アタッチメントリンク
12・・・・前部ケージ枠
13・・・・後部ケージ枠
14・・・・吊り軸
15・・・・パレット
16・・・・肩ローラ
17・・・・下ローラ
18・・・・上型ローラガイド
19・・・・下肩ローラガイド
20・・・・(内側)下ローラガイド
21・・・・(外側)下ローラガイド
22・・・・車両進入制限部材
23・・・・検出装置
24・・・・第一センサ
25・・・・第二センサ
26・・・・第三センサ
27・・・・制限板
28・・・・クランプ部材
29・・・・蝶番
30・・・・車両進入制限部材
31・・・・制限板
32・・・・クランプ部材
33・・・・車両進入制限部材
34・・・・制限板
35・・・・板ばね部材
36・・・・車両進入制限部材
37・・・・制限板
38・・・・ゴム板
40・・・・車両進入制限部材
41・・・・制限板
42・・・・蝶番
43A、43B・・・・捻りバネ
44・・・・案内表示装置
M・・・・車両

Claims (8)

  1. 上下に配置されたスプロケットと、
    該上下のスプロケットに掛け回された主務チェーンと、
    該主務チェーンに取り付けられた車両搭載用のケージとを備えており、
    該ケージが、
    車両搭載用のパレットと、
    該パレットの前後両端に配置される門型のケージ枠と、
    上記パレットの前後方向に延びて両ケージ枠の上部同士を連結する吊り軸と、
    車両乗入側である乗入側ケージ枠の上部の左隅および右隅に配設された車両進入制限部材であって、少なくともその一部分が乗入側ケージ枠に対して前後方向に揺動可能であり且つ前後の中立位置に向けて弾力的に付勢されてなる車両進入制限部材と、
    検出光線を発するとともに該検出光線を受光する機能を有する検出装置とを備えており、
    揺動した上記車両進入制限部材自身が上記検出装置の検出光線を遮ることにより、該車両進入制限部材の揺動が検出されるように構成されてなる、垂直循環式駐車装置。
  2. 上記車両進入制限部材が、ヒンジ部材を介して乗入側ケージ枠に取り付けられてなる請求項1記載の垂直循環式駐車装置。
  3. 上記ヒンジ部材が、前後方向に撓むことができる可撓性材料からなる板材から構成されてなる請求項2記載の垂直循環式駐車装置。
  4. 上記板材がゴムまたは板ばねから形成されてなる請求項3記載の垂直循環式駐車装置。
  5. 上記車両進入制限部材が可撓性材料から形成されてなる請求項1記載の垂直循環式駐車装置。
  6. 上記車両進入制限部材の乗入側ケージ枠への取付部に、車両進入制限部材をほぼ下方に延びる中立位置に向けて付勢するためのバネ部材が配設されてなる請求項1記載の垂直循環式駐車装置。
  7. 前記検出装置が、その検出光線を、乗入側ケージ枠内側であって入庫可能車両の許容最高車高よりも高い位置を乗入側ケージ枠に沿って水平方向に照射されるように構成されてなる請求項1〜6のうちのいずれか一の項に記載の垂直循環式駐車装置。
  8. 入出庫誘導案内装置をさらに備えており、
    該入出庫誘導案内装置が、上記検出装置によって車両進入制限部材の揺動が検出されたときに、検出信号に基づいて入出庫案内を発生するように構成されてなる請求項1〜7のうちのいずれか一の項に記載の垂直循環式駐車装置。
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