JP4367933B2 - 自動車用電動シート装置 - Google Patents

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本発明は自動車用電動シート装置に係り、車両前方から後方に向けて第1〜第3列目のシートを車室内に順に備えた自動車用電動シート装置に関する。
自動車のなかには、車両前方から後方に向けて第1〜第3列目のシートを車室内に順に備えたものがある。この自動車は、第3列目のシートをフロアの凹部内に収納することで荷室状態に作り替えるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−40029号公報
この公報に開示されているシート装置は、第3列目シートのシートバックを手動で前方に倒し、倒したシートバックをシートクッションに重ね合わせ、シートクッションとシートバックとを重ね合わせた状態で、これらの部材を手動で後方に回転させてフロアの凹部に収納する。
これにより、第2列目シートの後方に第2列目シート後方に荷室を確保する。
ここで、自動車の用途によっては荷室をさらに大きく確保したい場合がある。荷室をさらに大きく確保するために、第2列目シートを手動でコンパクトに折りたみ、折り畳んだ第2列目シートを、第1列目シート側に手動で寄せることが考えられる。
しかし、第3列目シートを収納する操作や、第2列目シートを第1列目シートに寄せる操作を手動でおこなうと、荷室状態を作り替える操作に時間がかかる。
さらに、自動車の用途に合わせて、荷室状態を多種のパターンに作り替えたい場合がある。この場合にも、荷室状態を作り替える操作に時間がかかり、使い勝手の観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、自動車の用途に合わせて荷室状態を時間をかけないで簡単に作り替えることができる自動車用電動シート装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両前方から後方に向けて第1〜第3列目のシートを車室内に順に備え、電動で開閉するスライドドアおよびテールゲートを備えた自動車用電動シート装置であって、前記第2、第3列目のシートを電動で所望の姿勢に変更可能に構成し、
前記第2、第3列目のシートを電動でそれぞれ個別に操作する個別スイッチを備え、
前記第2、第3列目のシートを電動で互いに連動させて操作する連動スイッチを備え、
前記スライドドアおよびテールゲートをそれぞれ個別に電動で開閉操作する開閉スイッチを備え、この開閉スイッチを、前記個別スイッチおよび連動スイッチの近傍に設け、前記開閉スイッチ、前記個別スイッチおよび前記連動スイッチを備え、車外から前記スライドドア、テールゲート、前記第2、第3列目シートを遠隔操作するリモコン装置を設け、前記連動スイッチの操作に基づいて、前記第2列目シートが着座姿勢から車両前後方向の前方に位置する収納姿勢に姿勢を変更し、前記第3列目シートが着座姿勢から車両前後方向の後方に位置する収納姿勢に姿勢を変更することを特徴とする。
第2、第3列目のシートを電動で所望の姿勢に変更可能に構成した。さらに、第2、第3列目のシートを電動でそれぞれ個別に操作する個別スイッチを備えた。
よって、例えば、第2、第3列目のシートの姿勢を変更して荷室状態を作り替える際には、全てのシートの姿勢を電動で変更する。これにより、自動車の用途に応じた荷室状態を時間をかけないで簡単に作り替えることができる。
ここで、例えば、荷室状態を最大空間に作り替えるとき、第2、第3列目のシートの姿勢を全て変更することになる。この際に、互いのシートが干渉しないように、第2、第3列目のシートに姿勢を変える順番を決めておく必要がある。
したがって、荷室状態を最大空間に作り替えるとき、決められた順番に従ってそれぞれのシートの姿勢を変えるように、個別スイッチを操作することになり、使用者の負担が大きい。
そこで、第2、第3列目のシートを電動で互いに連動させて操作する連動スイッチを備えた。
よって、例えば、荷室状態を最大空間に作り替えるとき、連動スイッチ一つを操作するだけで、第2、第3列目のシートを、決められた順番に従って電動で連動させることが可能になる。
これにより、使用者は、荷室状態をより一層簡単に最大空間に作り替えることができる。
ここで、荷室に荷物を積む場合、開閉スイッチを操作してスライドドアやテールゲートを開け、その後、個別スイッチおよび連動スイッチでシートの姿勢を変更する。これにより、荷室を所望の状態に作り替え、作り替えた荷室に、開放したスライドドアやテールゲートから、荷物を積み込む。
すなわち、スライドドアやテールゲートを開放する操作と、荷室状態を作り替える操作とは、関連する操作となる。
そこで、スライドドアやテールゲートの開閉スイッチを、個別スイッチおよび連動スイッチの近傍に設けた。
これにより、開閉スイッチを指で操作してスライドドアやテールゲートを開けた後、その指を、個別スイッチや連動スイッチにスムーズに移動することが可能になる。
したがって、開閉スイッチと、個別スイッチや連動スイッチとの関連操作を、スムーズにおこなうことができる。
請求項2は、請求項1において、前記開閉スイッチを有する第1のスイッチ群と、個別スイッチおよび前記連動スイッチを有する第2のスイッチ群とを備えた操作手段を設け、該操作手段の前記第2スイッチ群を覆うスライドカバーを備え、該スライドカバーは前記第1のスイッチ群を覆わない方向にスライド可能に操作手段に取り付けられたことを特徴とする。
ここで、荷室状態は自動車の用途に合わせて作り替えるもので、日常的に作り替えるものではない。よって、荷室状態を作り替える頻度は、スライドドアやテールゲートを開閉する頻度と比較して低い。
さらに、第2、第3列目のシートを操作する個別スイッチおよび連動スイッチの近傍に、スライドドアやテールゲートの開閉スイッチを備えた。
このため、スライドドアやテールゲートの開閉スイッチを操作する際に、個別スイッチおよび連動スイッチを操作しないように留意する必要がある。
そこで、請求項2において、個別スイッチおよび連動スイッチを覆うスライドカバーを備えた。
これにより、日常的に使用しない個別スイッチおよび連動スイッチをスライドカバーで覆うことが可能になる。
したがって、スライドドアやテールゲート用の開閉スイッチを操作する際に、個別スイッチおよび連動スイッチを操作しないように留意する必要がない。
請求項1に係る発明では、全てのシートの姿勢を個別スイッチで変更することで、自動車の用途に応じた荷室状態を時間をかけないで簡単に作り替えることができ、自動車の使い勝手を高めることができるという利点がある。
また、第2、第3列目のシートを電動で互いに連動させて操作する連動スイッチを備え、連動スイッチ一つを操作するだけで、第2列目シートが着座姿勢から車両前後方向の前方に位置する収納姿勢に姿勢を変更し、第3列目シートが着座姿勢から車両前後方向の後方に位置する収納姿勢に姿勢を変更することで、荷室状態を簡単に最大空間に作り替えることができ、自動車の使い勝手をさらに高めることができるという利点がある。
そして本発明では、スライドドアやテールゲートの開閉スイッチを、個別スイッチおよび連動スイッチの近傍に設けることで、開閉スイッチと、個別スイッチや連動スイッチとの関連操作を、スムーズにおこなうことが可能になり、自動車の使い勝手をさらに高めることができるという利点がある。
また本発明では、第2、第3列目のシートの姿勢を遠隔操作するリモコンスイッチで変更することで、車外から自動車の用途に応じた荷室状態を時間をかけないで簡単に作り替えることができ、自動車の使い勝手をさらに高めることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、個別スイッチおよび連動スイッチをスライドカバーで覆うことで、開閉スイッチを操作する際に、個別スイッチおよび連動スイッチを操作しないように留意する必要がなく、操作性の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側を示す。
図1は本発明に係る自動車用電動シート装置を備えた車両を示す斜視図である。
車両10は、車体11の前部12左右側にそれぞれ左右のフロントドア13(右側のフロントドアは図示せず)を備え、左側フロントドア13の後方に左側スライドドア14を備え、右側フロントドアの後方に右側スライドドア(図示せず)を設け、車体11の後部16にテールゲート17を備え、車室19内に、自動車用電動シート装置20の第1〜第3列シートユニット21(図2も参照)を車体11の前方から後方に向けて備える。
自動車用電動シート装置20は、車室19内に第1〜第3列シートユニット21を備え、第1〜第3列シートユニット21、左右のスライドドア14およびテールゲート17を遠隔操作するリモートコントロール用操作部22(図6参照)およびインパネ操作部23(図7参照)、リモートコントロール用操作部22およびインパネ操作部23からの信号に基づいて第1〜第3列シートユニット21、左右のスライドドア14およびテールゲート17を制御する制御部29(図2参照)を備える。
左右のスライドドア14は、それぞれ左右のスライドドア開閉ボタン24,25(図6、図7参照)を押すことにより、開閉用モータ15(右側の開閉用モータは図示せず)を駆動して電動で自動的に開閉するように構成したドアである。
テールゲート17は、テールゲート開閉ボタン26(図6、図7参照)を押すことにより、開閉用モータ18を駆動して電動で開閉するように構成したドアである。
スライドドア開閉ボタン24,25およびテールゲート開閉ボタン26は、リモートコントロール用操作部22(図6参照)に設けられるとともに、車室19内のインストルメントパネル28のインパネ操作部23(図7参照)に設けられている。
図2は本発明に係る自動車用電動シート装置を示す斜視図である。
第1〜第3列シートユニット21は、第1列目シート31、第2列目シート32および第3列目シート33を備える。
第1列目シート31は、車室19内の前右側に設けたドライバーシート35、および車室19内の前左側に設けたパッセンジャーシート36からなる。
第2列目シート32は、車室19内の中央左右側に設けた左右のセカンドシート37,38、および左右のセカンドシート37,38間に設けたセンターシート39からなる。
第3列目シート33は、車室19内の後左右側に設けた左右のサードシート41,42からなる。
パッセンジャーシート36は、スライド手段45で一対の左側レール46,46に沿って車体前後方向に移動可能で、かつ所望の位置に保持可能に構成されている。
さらに、パッセンジャーシート36は、チップアップ手段48でシートクッション43を後方にチップアップ可能で、かつ、前倒し手段51でシートバック44が前方に前倒れ可能に構成されている。
ここで、シートクッション43のチップアップとは、シートクッション43が略鉛直状態になるようにシートクッション43を後方にスイング移動させることをいう。
なお、シートクッション43をチップアップさせた状態を、以下、「チップアップ状態」という。
また、シートバック44の前方への前倒れとは、シートバック44が略鉛直状態になるようにシートバック44を後方にスイング移動させることをいう。
なお、シートバック44を前方に前倒れさせた状態を、以下、「前倒れ状態」という。
左セカンドシート37は、スライド手段45で左側レール46,46に沿って車体前後方向に移動可能で、かつ所望の位置に保持可能に構成されている。
さらに、左セカンドシート37は、チップアップ手段48でシートクッション49を後方にチップアップ可能で、かつ、前倒し手段51でシートバック52が前方に前倒れ可能に構成されている。
右セカンドシート38は、スライド手段45で右側レール54,54に沿って車体前後方向に移動可能で、かつ所望の位置に保持可能に構成されている。
さらに、右セカンドシート38は、チップアップ手段48(図示せず)でシートクッション56を後方にチップアップ可能で、かつ、前倒し手段51(図示せず)でシートバック57が前方に前倒れ可能に構成されている。
センターシート39は、スライド手段45で中央レール58,58に沿って車体前後方向に移動可能で、かつ所望の位置に保持可能に構成されている。
左サードシート41は、シートバック61を折り畳み手段64で前方に倒してシートクッション62に重ね合わせた後、シートクッション62およびシートバック61を、左側支持軸63を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することによりフロア65の収納凹部66内に収納可能に構成されている。
右サードシート42は、シートバック68を折り畳み手段64(図示せず)で前方に倒してシートクッション69に重ね合わせた後、シートクッション69およびシートバック68を、右側支持軸71を軸にして収納用モータ67で後方にスイング移動することによりフロア65の収納凹部66内に収納可能に構成されている。
以下、左セカンドシート37を例に、このシート37を左側レール46,46に沿って車体前後方向に移動させるスライド手段45について説明する。
なお、その他のシート36,38,39を、それぞれのレール46,46,54,54,58,58に沿って移動させるスライド手段は、前述したように左セカンドシート37のスライド手段45と同じなので説明を省略する。
図3は本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段を示す概略斜視図である。
スライド手段45は、左側レール46,46(一方側のみを示す)に沿って移動する移動体73を備え、移動体73を、左セカンドシート37のシートクッション49の底部に取り付けたものである。
左側レール46は、フロア65に、車体前後方向に延びるように設けた部材である。
左側レール46は、断面略コ字形に形成され、底部46aの両側にラック74,74を設け、一対のラック74,74間に、車体前後方向の延びる4本を電気的な接点となる長尺接点部75…を設け、これらの長尺接点部75…をハーネス76…を介して車体側の電源(バッテリ)に電気的に接続したものである。
移動体73は、ケーシング77の前部に一対のピニオン78,78をピニオン軸79を介して設け、ピニオン軸79にファイナルギア81を設け、このファイナルギア81にギア82を噛み合わせ、このギア82と同軸上に減速ギア83を設け、この減速ギア83に中間ギア84を噛み合わせ、この中間ギア84にギア85を噛み合わせ、このギア85と同軸上にギア86を設け、このギア86に駆動ギア87を噛み合わせ、この駆動ギア87を駆動軸88に介して駆動モータ89に連結したものである。
一対のピニオン78,78は、左側レール46の一対のラック74,74に噛み合っている。
さらに、移動体73は、ケーシング77の前部で、かつ一対のピニオン78,78の上方に一対の前案内ローラ91,91(図4参照)を回転自在に設け、ケーシング77の後部に一対の後下案内ローラ92,92および後上案内ローラ93,93を設けたものである。
加えて、移動体73は、ケーシング77の上部にアクチュエータ95を設け、アクチュエータ95に連結した操作ロッド96の先端部をピン97を介してレバー98に連結し、レバー98をリンク機構(図示せず)を介してロックプレート99に連結し、ロックプレート99の縦長孔99aをピン101に移動自在に嵌め込み、ロックプレート99の下端部にロック突片102,102を形成し、一対のロック突片102,102を貫通孔103,103(図5も参照)およびロック孔104,104に差し込み可能に構成したものである。
貫通孔103は、ケーシング77の底部77aに形成した孔である。
ロック孔104は、左側レール46の底部46aに形成した孔である。
図4は本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段を示す概略正面図である。
移動体73は、ケーシング77の底部77aにブラシ105…を備え、ブラシ105…の先端を、左側レール46の長尺接点部75に接触させ、ブラシ105…をハーネス106…を介して、駆動モータ89およびアクチュエータ95に接続する。
よって、駆動モータ89の駆動や、アクチュエータ95の駆動に必要な電圧を電源から供給する。
次に、スライド手段45の動作を図3、図5に基づいて説明する。
図3に戻って、スライド手段45のアクチュエータ95を駆動することにより操作ロッド96を矢印Aの如く操作する。
操作ロッド96でレバー98を矢印Aの如く移動することにより、リンク機構(図示せず)でロックプレート99を矢印Bの如く上昇させる。
図5は本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段の動作を説明する図である。
ロックプレート99を上昇することにより、一対のロック突片102,102を、ロック孔104,104および貫通孔103,103から抜き出す。
これにより、ロックが解除された状態になり、移動体73が左側レール46に沿って前後方向に移動可能になる。
この状態で、スライド手段45の駆動モータ89を駆動することにより、駆動軸88を介して駆動ギア87を回転し、駆動ギア87の回転を、ギア86、中間ギア85、ギア84、減速ギア83、ギア82、ファイナルギア81およびピニオン軸79を介して一対のピニオン78,78に伝える。
一対のピニオン78,78が矢印c−dの如く回転することにより、移動体73が左側レール46に沿って車体前後方向に矢印E−Fの如く移動する。
ここで、ケーシング77に、前案内ローラ91、後下案内ローラ92,92および後上案内ローラ93,93を設けることで、移動体73を左側レール46に沿って矢印E−Fの如く車体前後方向に安定的に移動させる。
移動体73が所望位置まで移動した後、アクチュエータ95の駆動を解除することにより、復帰ばね(図示せず)のばね力でレバー98を矢印Gの如く移動する。
レバー98を矢印Gの如く移動することにより、リンク機構(図示せず)でロックプレート99を下降させる。
ロックプレート99を下降することにより、一対のロック突片102,102を、ロック孔104,104および貫通孔103,103に差し込む。
これにより、ロック状態になり、移動体73を左側レール46の所定位置に保持する。
図6(a),(b)は本発明に係る自動車用電動シート装置を操作するリモートコントロール用操作部を示す斜視図である。(a)は操作状態を示し、(b)は非操作状態を示す。
リモートコントロール用操作部22は、矩形状に形成した携帯用の遠隔操作可能な操作部で、前端部22a近傍に、ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左側スライドドア開閉ボタン24および右側スライドドア開閉ボタン25の第1ボタン群を備える。
ドアロックボタン27は、それぞれのドア13,14,18(図1参照)のドアロック(図示せず)がロック状態のときに、押すことによりロック解除状態に切り換え、ドアロックがロック解除状態のときに、押すことによりロック状態に切り換えるためのスイッチボタンである。
テールゲート開閉ボタン26は、テールゲート17(図1参照)が閉状態のときに、押すことにより開状態に切り換え、テールゲート17が開状態のときに、押すことにより閉状態に切り換えるための開閉スイッチである。
左側スライドドア開閉ボタン24は、左側スライドドア14(図1参照)が閉状態のときに、押すことにより開状態に切り換え、左側スライドドア14が開状態のときに、押すことにより閉状態に切り換えるための開閉スイッチである。
右側スライドドア開閉ボタン25は、右側スライドドア(図示せず)が閉状態のときに、押すことにより開状態に切り換え、右側スライドドアが開状態のときに、押すことにより閉状態に切り換えるための開閉スイッチである。
さらに、リモートコントロール用操作部22は、ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左右側のスライドドア開閉ボタン24,25の第1ボタン群に隣接して、中央部22bから後端部22cの領域を備える。
中央部22bから後端部22cの領域に、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116の第2ボタン群を備える。
最大荷室調整ボタン111は、図2に示すパッセンジャーシート36、左右のセカンドシート37,38、センターシート39および左右のサードシート41,42を連動させて操作することにより荷室118(図15参照)を最大の広さに作り替えるための連動スイッチである。
荷室118を最大の広さに作り替えた状態で、最大荷室調整ボタン111を、もう一度押すことにより、それぞれのシートを連動させて使用状態に復帰する。
センターシート調整ボタン112は、図2に示すセンターシート39を中央レール58,58に沿って車体前方向にスライドさせるための個別スイッチである。
センターシート39を車体前方向にスライドさせた状態で、センターシート調整ボタン112を、もう一度押すことにより、センターシート39を使用状態に復帰する。
左セカンドシート調整ボタン113は、図2に示す左セカンドシート37のシートクッション49を後方にチップアップし、かつ左セカンドシート37のシートバック52を前倒れさせた後、左セカンドシート37を左側レール46,46に沿って車体前方向にスライドさせるための個別スイッチである。
左セカンドシート37を車体前方向にスライドさせた状態で、左セカンドシート調整ボタン113を、もう一度押すことにより、左セカンドシート37を使用状態に復帰する。
右セカンドシート調整ボタン114は、図2に示す右セカンドシート38のシートクッション56を後方にチップアップし、かつ右セカンドシート38のシートバック57を前倒れさせた後、右セカンドシート38を右側レール54,54に沿って車体前方向にスライドさせるための個別スイッチである。
右セカンドシート38を車体前方向にスライドさせた状態で、右セカンドシート調整ボタン114を、もう一度押すことにより、右セカンドシート38を使用状態に復帰する。
左サードシート調整ボタン115は、図2に示す左サードシート41のシートクッション62およびシートバック61をフロア65の収納凹部66内に収納するための個別スイッチである。
左サードシート41を収納凹部66内に収納した状態で、左サードシート調整ボタン115を、もう一度押すことにより、左サードシート41を使用状態に復帰する。
右サードシート調整ボタン116は、図2に示す右サードシート42のシートクッション69およびシートバック68をフロア65の収納凹部66内に収納するための個別スイッチである。
右サードシート42を収納凹部66内に収納した状態で、右サードシート調整ボタン116を、もう一度押すことにより、左サードシート42を使用状態に復帰する。
ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左右側のスライドドア開閉ボタン24,25の第1ボタン群に隣接して、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116の第2ボタン群を備えた理由は、以下の通りである。
すなわち、荷室118に荷物を収納する際や、車室内に乗車する際に、第1ボタン群と、第2ボタン群とを連続的に操作する可能性が高い。
このため、第1ボタン群と、第2ボタン群とを隣接させることで、操作性を高め、使い勝手の向上を図ることにした。
このリモートコントロール用操作部22は、中央部22bから後端部22cの領域を覆うスライドカバー121を備える。
スライドカバー121を、後端部22c側から突出させるようにスライドさせることにより、(a)に示すようにスライドカバー121を開く。
スライドカバー121を開くことにより、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116を露出させる。
一方、スライドカバー121を、前端部22a側にスライドさせることにより、(b)に示すようにスライドカバー121を閉じる。
スライドカバー121を閉じることにより、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116をスライドカバー121で覆う。
これにより、ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左側スライドドア開閉ボタン24、および右側スライドドア開閉ボタン25を操作する際に、個別スイッチ(センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116)や、連動スイッチ(最大荷室調整ボタン111)を操作しないように留意する必要がない。
図7は本発明に係る自動車用電動シート装置を操作するインパネ操作部を説明する図である。
インパネ操作部23は、インストルメントパネル28の右端部28a(すなわち、ハンドル123の近傍に)矩形状の部位に備える。
インパネ操作部23、右端部23a近傍に、ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左側スライドドア開閉ボタン24および右側スライドドア開閉ボタン25の第1ボタン群を備える。
さらに、インパネ操作部23は、第1ボタン群に隣接して、中央部23bから左端部23cの領域を備える。
中央部23bから左端部23cの領域に、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116の第2ボタン群を備える。
このため、第1ボタン群と、第2ボタン群とを隣接させることで、操作性を高め、使い勝手の向上を図る。
このインパネ操作部23は、中央部23bから左端部23cの領域を覆うスライドカバー125を備える。
スライドカバー125を、上方にスライドさせて開くことにより、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116を露出させる。
一方、スライドカバー125を、下方にスライドさせて閉じることにより、最大荷室調整ボタン111、センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116をスライドカバー125で覆う。
これにより、ドアロックボタン27、テールゲート開閉ボタン26、左側スライドドア開閉ボタン24、および右側スライドドア開閉ボタン25を操作する際に、個別スイッチ(センターシート調整ボタン112、左セカンドシート調整ボタン113、右セカンドシート調整ボタン114、左サードシート調整ボタン115および右サードシート調整ボタン116)や、連動スイッチ(最大荷室調整ボタン111)を操作しないように留意する必要がない。
以上説明したように、自動車用電動シート装置20は、第1列目シート31のパッセンジャーシート36、第2列目シート32の左右のセカンドシート37,38およびセンターシート39、第3列目シート33の左右のサードシート41,42を電動で所望の姿勢に変更可能に構成したものである。
さらに、自動車用電動シート装置20は、第2〜第3列目のシート32〜33をそれぞれ個別に操作する個別スイッチ112〜116を備え、第1〜第3列目のシート31〜33(ドライバーシート35は除く)を互いに連動させて操作する最大荷室調整ボタン(連動スイッチ)111を備え、左右のスライドドア14およびテールゲート17を電動で開閉操作する開閉スイッチ24〜26を備え、開閉スイッチ24〜26を、個別スイッチ112〜116および最大荷室調整ボタン(連動スイッチ)111の近傍に設けたものである。
次に、図6に示すリモートコントロール用操作部22を使用して荷室118を荷室モード1〜3に作り替える例を図2、および図8〜図14に基づいて説明する。
図8は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード1に作り替える例を説明するフローチャートを示し、図9は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード2〜3に作り替える例を説明するフローチャートを示す。
先ず、荷室118を荷室モード1に作り替える例をST10〜ST26に基づいて説明する。
図2の状態において、リモートコントロール用操作部22の左サードシート調整ボタン115を押す。
ST10;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認する。
ST11;制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認した後、制御部29から左サードシート41の折り畳み手段64(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST12;左サードシート41のシートバック61(図2参照)を折り畳み手段64で前方に倒してシートクッション62(図2参照)に重ね合わせる。
ST13;シートバック61をシートクッション62に重ね合わせた後、制御部29から左サードシート41の収納用モータ67(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST14;シートクッション62およびシートバック61を左側支持軸63(図2参照)を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することにより、左サードシート41をフロア65の収納凹部66(図2参照)内に収納する。
これにより、図10に示す状態になる。
図10は本発明に係る自動車用電動シート装置の左サードシートをフロア凹部内に収納した状態を示す。
荷室118を、図10に示すように作り替えることで、車室19内に所望の広さの荷室118を確保する。
この所望広さの荷室118は、図8で説明したように、左サイドシート調整ボタン115を押すだけで、簡単に確保することができる。
この状態において、図6に示すリモートコントロール用操作部22の右サードシート調整ボタン116を押す。
ST15;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が右サードシート調整ボタン116を押したことを確認する。
ST16;制御部29が右サードシート調整ボタン116を押したことを確認した後、制御部29から右サードシート42の折り畳み手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST17;右サードシート42のシートバック68を折り畳み手段(図示せず)で前方に倒してシートクッション69に重ね合わせる。
ST18;シートバック68をシートクッション69に重ね合わせた後、制御部29から右サードシート42の収納用モータ67に駆動信号を伝える。
ST19;シートクッション69およびシートバック68を左側支持軸71を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することにより、右サードシート42をフロア65の収納凹部66内に収納する。
これにより、図11に示す状態になる。
図11は本発明に係る自動車用電動シート装置の右サードシートをフロア凹部内に収納した状態を示す。
荷室118を、図11に示すように作り替えることで、車室19内に所望の広さの荷室118を確保する。
この所望広さの荷室118は、図8で説明したように、左右のサイドシート調整ボタン115,116を押すだけで、簡単に確保することができる。
この状態において、図6に示すリモートコントロール用操作部22の左セカンドシート調整ボタン113を押す。
ST20;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左セカンドシート調整ボタン113を押したことを確認する。
ST21;制御部29が左セカンドシート調整ボタン113を押したことを確認した後、制御部29から左セカンドシート37のチップアップ手段48に駆動信号を伝える。
ST22;左セカンドシート37のチップアップ手段48でシートクッション49を後方にチップアップ状態にする。
ST23;シートクッション49をチップアップ状態にした後、制御部29から左セカンドシート37の前倒し手段51に駆動信号を伝える。
ST24;左セカンドシート37の前倒し手段51でシートバック52を前方に前倒し状態にする。
ST25;シートバック52を前倒し状態にした後、制御部29から左セカンドシート37のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST26;左セカンドシート37のスライド手段45で、左セカンドシート37を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動する。
これにより、荷室118を、図12に示す荷室モード1に作り替える操作が完了する。
図12は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード1に作り替えた状態を示す。
荷室118を、図12に示す荷室モード1に作り替えることで、車室19内に所望の広さの荷室118を確保する。
この所望広さの荷室118は、図8で説明したように、左右のサイドシート調整ボタン115,116、左セカンドシート調整ボタン113を押すだけで、簡単に確保することができる。
次に、荷室118を荷室モード1から荷室モード2に作り替える例をST27〜ST29に基づいて説明する。
荷室モード1の状態において、図6に示すリモートコントロール用操作部22のセンターシート調整ボタン112を押す。
ST27;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29がセンターシート調整ボタン112を押したことを確認する。
ST28;制御部29がセンターシート調整ボタン112を押したことを確認した後、制御部29からセンターシート39のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST29;センターシート39のスライド手段45で、センターシート39を中央レール58,58に沿って車体前方向に移動する。
車体前方向に移動したセンターシート39は、第1列目シート31のドライバーシート35とパッセンジャーシート36との間に入り込む。
これにより、荷室118を、図13に示す荷室モード2に作り替える操作が完了する。
図13は本発明に係る自動車用電動シート装置の荷室を荷室モード2に作り替えた状態を示す。
荷室118を、図13に示す荷室モード2に作り替えることで、車室19内に所望の広さの荷室118を確保する。
この所望広さの荷室118は、図8〜図9で説明したように、左右のサイドシート調整ボタン115,116、左セカンドシート調整ボタン113、センターシート調整ボタン112を押すだけで、簡単に確保することができる。
次に、荷室118を荷室モード2から荷室モード3に作り替える例をST30〜ST36に基づいて説明する。
荷室モード2の状態において、図6に示すリモートコントロール用操作部22の右セカンドシート調整ボタン114を押す。
ST30;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が右セカンドシート調整ボタン114を押したことを確認する。
ST31;制御部29が右セカンドシート調整ボタン114を押したことを確認した後、制御部29から右セカンドシート38のチップアップ手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST32;右セカンドシート38のチップアップ手段でシートクッション56を後方にチップアップ状態にする。
ST33;シートクッション56をチップアップ状態にした後、制御部29から右セカンドシート38の前倒し手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST34;右セカンドシート38の前倒し手段(図示せず)でシートバック57を前方に前倒し状態にする。
ST35;シートバック57を前倒し状態にした後、制御部29から右セカンドシート38のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST36;右セカンドシート38のスライド手段45で、右セカンドシート38を右側レール54,54に沿って車体前方向に移動する。
これにより、荷室118を、図14に示す荷室モード3に作り替える操作が完了する。
図14は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード3に作り替えた状態を示す。
荷室118を、図14に示す荷室モード3に作り替えることで、車室19内に所望の広さの荷室118を確保する。
この所望広さの荷室118は、図8〜図9で説明したように、左右のサイドシート調整ボタン115,116、左右のセカンドシート調整ボタン113,114、センターシート調整ボタン112を押すだけで、簡単に確保することができる。
次に、図6に示すリモートコントロール用操作部22を使用して荷室118を最大広さの荷室モード4に作り替える例を図2、および図15〜図17に基づいて説明する。
図15は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード4に作り替える例を説明する第1フローチャートを示す。
図16は本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード4に作り替える例を説明する第2フローチャートを示す。
図2の状態において、リモートコントロール用操作部22の最大荷室調整ボタン111を押す。
ST40;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が最大荷室調整ボタン111を押したことを確認する。
ST41;制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認した後、制御部29から左サードシート41の折り畳み手段64(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST42;左サードシート41のシートバック61(図2参照)を折り畳み手段64で前方に倒してシートクッション62(図2参照)に重ね合わせる。
ST43;シートバック61をシートクッション62に重ね合わせた後、制御部29から左サードシート41の収納用モータ67(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST44;シートクッション62およびシートバック61を左側支持軸63(図2参照)を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することにより、左サードシート41をフロア65の収納凹部66(図2参照)内に収納する。
これにより、図10に示す状態になる。
ST45;左サードシート41を収納凹部66内に収納した後、制御部29から右サードシート42の折り畳み手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST46;右サードシート42のシートバック68を折り畳み手段(図示せず)で前方に倒してシートクッション69に重ね合わせる。
ST47;シートバック68をシートクッション69に重ね合わせた後、制御部29から右サードシート42の収納用モータ67に駆動信号を伝える。
ST48;シートクッション69およびシートバック68を左側支持軸71を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することにより、右サードシート42をフロア65の収納凹部66内に収納する。
これにより、図11に示す状態になる。
ST49;右サードシート42を収納凹部66内に収納した後、制御部29から左セカンドシート37のチップアップ手段48に駆動信号を伝える。
ST50;左セカンドシート37のチップアップ手段48でシートクッション49を後方にチップアップ状態にする。
ST51;シートクッション49をチップアップ状態にした後、制御部29から左セカンドシート37の前倒し手段51に駆動信号を伝える。
ST52;左セカンドシート37の前倒し手段51でシートバック52を前方に前倒し状態にする。
ST53;シートバック52を前倒し状態にした後、制御部29から左セカンドシート37のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST54;左セカンドシート37のスライド手段45で、左セカンドシート37を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動する。
これにより、図12に示す状態になる。
ST55;セカンドシート37を車体前方向に移動した後、制御部29からセンターシート39のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST56;センターシート39のスライド手段45で、センターシート39を中央レール58,58に沿って車体前方向に移動する。
これにより、図13に示す状態になる。
ST57;センターシート39を車体前方向に移動した後、制御部29から右セカンドシート38のチップアップ手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST58;右セカンドシート38のチップアップ手段でシートクッション56を後方にチップアップ状態にする。
ST59;シートクッション56をチップアップ状態にした後、制御部29から右セカンドシート38の前倒し手段(図示せず)に駆動信号を伝える。
ST60;右セカンドシート38の前倒し手段(図示せず)でシートバック57を前方に前倒し状態にする。
ST61;シートバック57を前倒し状態にした後、制御部29から右セカンドシート38のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST62;右セカンドシート38のスライド手段45で、右セカンドシート38を右側レール54,54に沿って車体前方向に移動する。
これにより、図14に示す状態になる。
ST63;右セカンドシート38を車体前方向に移動した後、制御部29からパッセンジャーシート36のチップアップ手段48に駆動信号を伝える。
ST64;パッセンジャーシート36のチップアップ手段48でシートクッション43を後方にチップアップ状態にする。
ST65;シートクッション43をチップアップ状態にした後、制御部29からパッセンジャーシート36の前倒し手段51に駆動信号を伝える。
ST66;パッセンジャーシート36の前倒し手段51でシートバック44が前方に前倒し状態にする。
ST67;シートバック44を前倒し状態にした後、制御部29からパッセンジャーシート36のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST68;パッセンジャーシート36のスライド手段45で、パッセンジャーシート36を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動する。
パッセンジャーシート36を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動すると同時に、左セカンドシート37のスライド手段45で、左セカンドシート37を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動する。
これにより、荷室118を、図17に示す荷室モード3に作り替える操作が完了する。
図17は本発明に係る自動車用電動シート装置の荷室を荷室モード4に作り替えた状態を示す。
荷室118を、図17に示す荷室モード4に作り替えることで、車室19内に最大広さの荷室118を確保する。
この最大広さの荷室118は、図15および図16で説明したように最大荷室調整ボタン111を押すだけで、簡単に確保することができる。
次に、リモートコントロール用操作部を使用してサードシートに乗車する例を図2、および図18〜図19に基づいて説明する。
図18は本発明に係る自動車用電動シート装置を調整してサードシートに乗車する例を説明するフローチャートを示す。
図2の状態において、図6に示すリモートコントロール用操作部22の左スライドドア開閉ボタン24を押す。
ST70;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左スライドドア開閉ボタン24を押したことを確認する。
ST71;制御部29が左スライドドア開閉ボタン24を押したことを確認した後、制御部29から、左スライドドア14の開閉用モータ15(図1参照)に駆動信号を伝える。
ST72;開閉用モータ15が駆動して、左スライドドア14を開ける。
左スライドドア14が開いた後、リモートコントロール用操作部22の左セカンドシート調整ボタン113を押す。
ST73;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左セカンドシート調整ボタン113を押したことを確認する。
ST74;制御部29が左セカンドシート調整ボタン113を押したことを確認した後、制御部29から左セカンドシート37のチップアップ手段48に駆動信号を伝える。
ST75;左セカンドシート37のチップアップ手段48でシートクッション49を後方にチップアップ状態にする。
ST76;シートクッション49をチップアップ状態にした後、制御部29から左セカンドシート37の前倒し手段51に駆動信号を伝える。
ST77;左セカンドシート37の前倒し手段51でシートバック52を前方に前倒し状態にする。
ST78;シートバック52を前倒し状態にした後、制御部29から左セカンドシート37のスライド手段45に駆動信号を伝える。
ST79;左セカンドシート37のスライド手段45で、左セカンドシート37を左側レール46,46に沿って車体前方向に移動する。
これにより、図19に示す状態になる。
図19は本発明に係る自動車用電動シート装置でサードシートの乗車に対応する例を説明する図である。
左セカンドシート37のシートクッション49をチップアップ状態にし、かつシートバック52を前倒し状態にして、左セカンドシート37を車体前方向に移動した。
これにより、左サードシート41の前方に昇降用の空間126を確保する。空間126を確保することで、乗員は自然な姿勢で矢印の如く車両に昇降することが可能になる。
この昇降用の空間126は、図18で説明したように、左スライドドア開閉ボタン24を押した後、左セカンドシート調整ボタン113を押すだけで、簡単に確保することができる。
ここで、センターシート39に折り畳み手段127を備え、折り畳み手段127をリモートコントロール操作部22から操作することで、シートバック128をシートクッション129に電動で重ね合わせるよう構成することも可能である。
これにより、乗員はより一層自然な姿勢で矢印の如く車両に昇降することができる。
次に、図6に示すリモートコントロール用操作部22を使用して左スライドドア14(図1参照)を開け、その開口131から荷室118に荷物(図示せず)を収納する例を図2、および図20に基づいて説明する。
図20は本発明に係る自動車用電動シート装置で左スライドドアを開けて荷物を収納する例を説明するフローチャートを示す。
図2の状態において、リモートコントロール用操作部22の左スライドドア開閉ボタン24を押す。
ST80;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左スライドドア開閉ボタン24を押したことを確認する。
ST81;制御部29が左スライドドア開閉ボタン24を押したことを確認した後、制御部29から、左スライドドア14の開閉用モータ15(図1参照)に駆動信号を伝える。
ST82;開閉用モータ15が駆動して、左スライドドア14を開ける。
左スライドドア14が開いた後、リモートコントロール用操作部22の最大荷室調整ボタン111を押す。
ST83;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が最大荷室調整ボタン111を押したことを確認する。
ST41〜ST68;制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認した後、図15〜図16に示すST41〜ST68の行程に従って、荷室118を、図17に示す荷室モード4に作り替える。
これにより、左スライドドア14の開口131(図1参照)から、荷室118内に荷物(図示せず)を収納する。
次に、図6に示すリモートコントロール用操作部22を使用してテールゲート17(図1参照)を開け、その開口132から荷室118に荷物(図示せず)を収納する例を図2、および図21に基づいて説明する。
図21は本発明に係る自動車用電動シート装置で左スライドドアを開けて荷物を収納する例を説明するフローチャートを示す。
図2の状態において、リモートコントロール用操作部22のテールゲート開閉ボタン26を押す。
ST90;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29がテールゲート開閉ボタン26を押したことを確認する。
ST91;制御部29がテールゲート開閉ボタン26を押したことを確認した後、制御部29から、テールゲート17の開閉用モータ18(図1参照)に駆動信号を伝える。
ST92;開閉用モータ18が駆動して、テールゲート17を開ける。
テールゲート17が開いた後、リモートコントロール用操作部22の左サードシート調整ボタン115を押す。
ST93;制御部29にリモートコントロール用操作部22からの信号が伝わり、制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認する。
ST94;制御部29が左サードシート調整ボタン115を押したことを確認した後、制御部29から左サードシート41の折り畳み手段64(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST95;左サードシート41のシートバック61(図2参照)を折り畳み手段64で前方に倒してシートクッション62(図2参照)に重ね合わせる。
ST96;シートバック61をシートクッション62に重ね合わせた後、制御部29から左サードシート41の収納用モータ67(図2参照)に駆動信号を伝える。
ST97;シートクッション62およびシートバック61を左側支持軸63(図2参照)を軸にして収納用モータ67で車体後方にスイング移動することにより、左サードシート41をフロア65の収納凹部66(図2参照)内に収納する。
これにより、荷室118が図10に示す状態になり、テールゲート17の開口132(図1参照)から、荷室118内に荷物(図示せず)を収納する。
図18〜図21において示すように、左スライドドア14を開けて乗員が乗車する場合や、荷室118に荷物(図示せず)を積む場合に、左スライドドア開閉ボタン24やテールゲート開閉ボタン26を操作して左スライドドア14やテールゲート17を開ける。
左スライドドア14やテールゲート17を開けた後、左セカンドシート調整ボタン113、最大荷室調整ボタン111、左サードシート調整ボタン115で、それぞれのシートの姿勢を変更する。
これにより、シートを乗車しやすい姿勢に変えたり、荷室118を所望の広さに作り替える。
その後、開放した左スライドドア14の開口131から乗車したり、開放したスライドドア14の開口131やテールゲート17の開口132から、荷室118に荷物(図示せず)を積み込む。
すなわち、左スライドドア14やテールゲート17を開放する操作と、シートの姿勢を変えたり、荷室118のモードを作り替えたりする操作とは、関連する操作となる。
そこで、図6に示すように、左スライドドア開閉ボタン24やテールゲート開閉ボタン26などの第1ボタン群を、左セカンドシート調整ボタン113、最大荷室調整ボタン111、左サードシート調整ボタン115などの第2ボタン群の近傍に設けた。
これにより、左スライドドア開閉ボタン24やテールゲート開閉ボタン26などの第1ボタン群を操作した後、左セカンドシート調整ボタン113、最大荷室調整ボタン111、左サードシート調整ボタン115などの第2ボタン群にスムーズに指を移動することが可能になる。
したがって、左スライドドア開閉ボタン24やテールゲート開閉ボタン26などの第1ボタン群と、左セカンドシート調整ボタン113、最大荷室調整ボタン111、左サードシート調整ボタン115などの第2ボタン群との関連操作を、スムーズにおこなうことができる。
なお、前記実施の形態では、リモートコントロール操作部22にパッセンジャーシート36の調整ボタンを備えていない状態を例に説明したが、図22に示すように、リモートコントロール操作部22にパッセンジャーシート36の調整ボタンとしてパッセンジャーシート調整ボタン(個別スイッチ)134を備えることも可能である。
パッセンジャーシート36を電動で個別に操作するパッセンジャーシート調整ボタン134を備えることで、自動車の用途に応じた荷室状態を時間をかけないで、より一層簡単に作り替えることができる。
また、前記実施の形態では、リモートコントロール操作部22の各操作ボタンを操作して、シートの姿勢を変形する例について説明したが、インパネ操作部23の各操作ボタンを操作しても同様の効果を得ることができる。
さらに、前記実施の形態では、荷室118の利用頻度を考慮して、図12を荷室モード1、図13を荷室モード2、図14を荷室モード3および図17を荷室モード4とした例について説明したが、荷室モードは任意に選択することが可能である。
また、前記実施の形態では、第2列目シート32にセンターシート38を備えた例について説明したが、第2列目シート32からセンターシート38を除去しても同様の効果を得ることができる。
加えて、前記実施の形態では、連動スイッチとして最大荷室調整ボタン111を例に説明し、最大荷室調整ボタン111で、パッセンジャーシート36、左右のセカンドシート37,38、センターシート39および左右のサードシート41,42を連動させて操作する例について説明したが、連動スイッチで連動させるシートは任意に選択することが可能である。
また、前記実施の形態では、左右のスライドドア14およびテールゲート17を電動で開閉する例について説明したが、これに限らないで、左右のスライドドア14およびテールゲート17を電動で開閉操作しないように構成することも可能であり、あるいは、左右のスライドドア14およびテールゲート17の少なくとも1つを電動で開閉するように構成することも可能である。
本発明の自動車用電動シート装置は、車両前方から後方に向けて第1〜第3列目のシートを車室内に順に備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係る自動車用電動シート装置を備えた車両を示す斜視図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置を示す斜視図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段を示す概略斜視図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段を示す概略正面図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置に備えたスライド手段の動作を説明する図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置を操作するリモートコントロール用操作部を示す斜視図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置を操作するインパネ操作部を説明する図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード1に作り替える例を説明するフローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード2〜3に作り替える例を説明するフローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置の左サードシートをフロア凹部内に収納した状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置の右サードシートをフロア凹部内に収納した状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード1に作り替えた状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置の荷室を荷室モード2に作り替えた状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード3に作り替えた状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード4に作り替える例を説明する第1フローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で荷室を荷室モード4に作り替える例を説明する第2フローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置の荷室を荷室モード4に作り替えた状態を示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置を調整してサードシートに乗車する例を説明するフローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置でサードシートの乗車に対応する例を説明する図である。 本発明に係る自動車用電動シート装置で左スライドドアを開けて荷物を収納する例を説明するフローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置で左スライドドアを開けて荷物を収納する例を説明するフローチャートを示す。 本発明に係る自動車用電動シート装置の他の実施の形態を示すリモートコントロール用操作部を示す斜視図である。
10…車両、14…左スライドドア(スライドドア)、17…テールゲート、19…車室、20…自動車用電動シート装置、24…左スライドドア開閉ボタン(開閉スイッチ)、26…テールゲート開閉ボタン(開閉スイッチ)、31…第1列目シート、32…第2列目シート、33…第3列目シート、111…最大荷室調整ボタン(連動スイッチ)、112…センターシート調整ボタン(個別スイッチ)、113…左セカンドシート調整ボタン(個別スイッチ)、114…右セカンドシート調整ボタン(個別スイッチ)、115…左サードシート調整ボタン(個別スイッチ)、116…右サードシート調整ボタン(個別スイッチ)、118…荷室、121,125…スライドカバー、134…パッセンジャーシート調整ボタン(個別スイッチ)。

Claims (2)

  1. 車両前方から後方に向けて第1〜第3列目のシートを車室内に順に備え、電動で開閉するスライドドアおよびテールゲートを備えた自動車用電動シート装置であって、
    前記第2、第3列目のシートを電動で所望の姿勢に変更可能に構成し、
    前記第2、第3列目のシートを電動でそれぞれ個別に操作する個別スイッチを備え、
    前記第2、第3列目のシートを電動で互いに連動させて操作する連動スイッチを備え、
    前記スライドドアおよびテールゲートをそれぞれ個別に電動で開閉操作する開閉スイッチを備え、
    この開閉スイッチを、前記個別スイッチおよび連動スイッチの近傍に設け、
    前記開閉スイッチ、前記個別スイッチおよび前記連動スイッチを備え、車外から前記スライドドア、テールゲート、前記第2、第3列目シートを遠隔操作するリモコン装置を設け、
    前記連動スイッチの操作に基づいて、前記第2列目シートが着座姿勢から車両前後方向の前方に位置する収納姿勢に姿勢を変更し、前記第3列目シートが着座姿勢から車両前後方向の後方に位置する収納姿勢に姿勢を変更する、
    ことを特徴とする自動車用電動シート装置。
  2. 前記開閉スイッチを有する第1のスイッチ群と、個別スイッチおよび前記連動スイッチを有する第2のスイッチ群とを備えた操作手段を設け、該操作手段の前記第2スイッチ群を覆うスライドカバーを備え、該スライドカバーは前記第1のスイッチ群を覆わない方向にスライド可能に操作手段に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の自動車用電動シート装置。
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