JP4363593B2 - 薄膜除去装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばフォトマスク基板(レチクル)やFPD(フラットパネルディスプレイ)用ガラス基板等の薄膜除去装置に関するものである。
一般に、フォトマスクや液晶表示装置の製造工程においては、基板の表面に例えばITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や回路パターンを形成するために、半導体製造工程の場合と同様のフォトリソグラフィ技術が利用されている。この場合、例えば、レジスト液塗布処理によって基板の表面にレジスト液が塗布され、露光処理によって基板上のレジスト膜に回路パターンが露光され、現像処理によってレジスト膜に露光された回路パターンが現像される。
上記レジスト液塗布処理を行う際には、いわゆるスピンコーティング方法が広く採用されている。この方法は、処理容器内に設けられたスピンチャック上に基板を保持し、高速で回転させることで、基板上に供給された溶剤と感光性樹脂からなるレジスト液を遠心力によって拡散させ、このことによって基板全面に亘って均一な厚さのレジスト膜を形成するものである。
ところで、スピンコーティング方式でレジスト液塗布処理を行った場合、塗布直後における膜厚は均一であっても、時間が経過すると均一性が失われる可能性がある。例えば、スピンチャックの回転が停止して遠心力が働かなくなった後、表面張力の影響によって基板周縁部のレジスト液が盛り上がるように厚くなることがある。また、基板の表面に供給されたレジスト液が基板の下面の周縁部に回り込んで不要な膜が形成されることがある。
このように基板の周縁部に不均一な膜が形成されると、回路パターン等の現像時に周縁部のレジストが完全に除去されずに残存することになり、その後の処理に悪影響を与えたり、また搬送中に残存レジストが剥がれてパーティクルが発生する虞がある。
そのため、従来では、上記レジスト塗布装置によるレジスト液塗布直後に、エッジリムーバと呼ばれる薄膜除去装置を使用して、ステージ上に載置された基板の周縁部に沿って薄膜除去手段である薄膜除去ヘッドを基板の周縁部に沿って移動しつつ不活性ガス例えば窒素(N2)ガス等の圧送気体によって溶剤を吹き付ける(噴射する)と共に、溶解物を吸引して、基板の周縁部の不要なレジスト膜を除去する処理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−198515(段落番号0061〜0066、0083〜0084、図3、図4、図6、図10)
しかしながら、従来の薄膜除去方法においては、基板の角部では辺部より圧送気体の流路が広くなり、溶剤を吹き付ける圧送気体の流れと吸引状態に変化が生じるため、直進性が乱れて、ミストが発生するばかりか、レジスト膜の角部が外方に向かって膨隆するうねり部が生じるという問題があった。また、角部では吸引力が弱いため、ミストを十分に吸引しきれないという問題もあった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、角形基板の角部における薄膜除去面の直進性が得られ、かつミストの発生を抑制する薄膜除去装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、この発明の薄膜除去装置は、塗布液の薄膜が形成された角形状の基板の周縁部に溶剤を吹き付けて基板表面の周縁部の不要な薄膜を除去する薄膜除去装置であって、 上記基板を載置する載置台と、 上記載置台に載置される基板の周縁部に近接して配設されると共に、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージと、 上記載置台に載置された基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引する薄膜除去手段と、 上記薄膜除去手段を、上記基板の周縁部及びこれに近接する上記助走ステージに沿って移動する移動機構と、を具備する薄膜除去装置を前提とする。
請求項1記載の薄膜除去装置は、上記助走ステージに、上記平坦助走部から起立して薄膜除去手段との間に狭い空間を形成する起立壁を設けてなる、ことを特徴とする。
また、請求項2記載の薄膜除去装置は、上記助走ステージにおける少なくとも平坦助走部の表面に撥水性の皮膜を形成してなる、ことを特徴とする。
また、請求項3記載の薄膜除去装置は、上記助走ステージにおける少なくとも平坦助走部に複数の小孔を設けると共に、これら小孔を吸引配管に連通してなる、ことを特徴とする。
また、請求項4記載の薄膜除去装置は、上記助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面に開口する連通孔を形成してなる、ことを特徴とする。
請求項記載の薄膜除去装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の薄膜除去装置において、 上記載置台との間で基板を受け渡しする基板保持手段を更に具備し、 上記基板保持手段を昇降可能及び水平方向に少なくとも90度回転可能に形成してなる、ことを特徴とする。
また、上記助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面と直交する方向の外側端面に開口する連通孔を形成し、上記連通孔に吸引手段を連通するようにしてもよい(請求項)。この場合、連通孔は1つ又は互いに平行に複数設けることができる。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の薄膜除去装置において、 上記助走ステージを、接離移動機構によって載置台に対して接離移動可能に形成し、 上記薄膜除去手段に、載置台に載置された基板の幅寸法を検出する検出手段を設け、 上記検出手段からの検出信号に基づいて上記接離移動機構を制御する制御手段を具備してなる、ことを特徴とする。
請求項1〜4記載の発明によれば、載置台に載置される基板の周縁部に近接して、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージを配設し、移動機構の駆動によって薄膜除去手段を、基板の周縁部及びこれに近接する助走ステージに沿って移動しつつ基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引することにより、溶剤の供給と吸引状態を変えることなく基板の辺部から角部に渡って薄膜除去手段から溶剤を均一に供給すると共に、溶解物を吸引することができる。
請求項記載の発明によれば、載置台との間で基板を受け渡しする基板保持手段を昇降可能及び水平方向に少なくとも90度回転可能に形成することにより、基板の対向する2辺の薄膜除去を行った後、基板保持手段を上昇し、水平方向に90度回転して下降させることができるので、残りの2辺の薄膜除去を行うことができる。また、基板保持手段を昇降可能にすることで、基板を搬送する基板搬送手段との間で基板の受け渡しを行うことができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージに、平坦助走部から起立して薄膜除去手段との間に狭い空間を形成する起立壁を設けることにより、薄膜除去手段の吸引力を増大することができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージにおける少なくとも平坦助走部の表面に撥水性の皮膜を形成することにより、助走ステージの平坦助走部に溶剤が付着し難くすることができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージにおける少なくとも平坦助走部に複数の小孔を設けると共に、これら小孔を吸引配管に連通することにより、助走ステージに付着する溶剤や溶解物を小孔及び吸引配管を介して外部に排出することができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面に開口する連通孔を形成することにより、薄膜除去手段が平坦助走部を移動することによって助走ステージの端部と基板の端部との隙間に残留する溶剤を薄膜除去手段によって吸引して除去することができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面と直交する方向の外側端面に開口する連通孔を形成し、連通孔に吸引手段を連通することにより、助走ステージの端部と基板の端部との隙間に残留する溶剤を吸引手段によって吸引して除去することができる。
請求項記載の発明によれば、助走ステージを、接離移動機構によって載置台に対して接離移動可能に形成することにより、助走ステージをできる限り基板に近接あるいは接触させることができるので、基板と助走ステージとの境界部における溶剤の供給及び吸引状態の変化を少なくすることができ、薄膜除去の効率を更に向上させることができる。また、薄膜除去手段を載置台に載置された基板の一端辺から他端辺に渡って移動させて、検出手段により基板の幅寸法を検出し、この検出手段からの検出信号に基づく制御手段からの制御信号により接離移動機構を制御することにより、基板の大きさやや寸法誤差等に対して助走ステージを最適な状態で基板に近接又は接触させることができる。
以上に説明したように、この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1〜4記載の発明によれば、溶剤の供給と吸引状態を変えることなく基板の辺部から角部に渡って薄膜除去手段から溶剤を均一に供給すると共に、溶解物を吸引することができるので、基板の角部における薄膜除去面の直進性が得られると共に、ミストの発生を抑制することができる。
(2)請求項記載の発明によれば、基板の対向する2辺の薄膜除去を行った後、基板保持手段を上昇し、水平方向に90度回転して下降させて、残りの2辺の薄膜除去を行うことができるので、基板の全周縁部の薄膜除去を可能にすることができる。また、基板保持手段を昇降可能にすることで、基板を搬送する基板搬送手段との間で基板の受け渡しを行うことができる。
(3)請求項記載の発明によれば、助走ステージに、平坦助走部から起立して薄膜除去手段との間に狭い空間を形成する起立壁を設けることにより、薄膜除去手段の吸引力を増大することができるので、上記(1)に加えて更に基板角部の薄膜除去を効率良く行うことができる。
(4)請求項記載の発明によれば、助走ステージにおける少なくとも平坦助走部の表面に撥水性の皮膜を形成することにより、助走ステージの平坦助走部に溶剤が付着し難くすることができるので、上記(1)に加えて更に助走ステージに付着する溶剤が乾燥してパーティクルが発生するのを抑制することができ、歩留まりの向上を図ることができる。
(5)請求項記載の発明によれば、助走ステージに付着する溶剤や溶解物を小孔及び吸引配管を介して外部に排出することができるので、上記(1)に加えて更に助走ステージに付着する溶剤が乾燥してパーティクルが発生するのを抑制することができ、歩留まりの向上を図ることができる。
(6)請求項4,6記載の発明によれば、助走ステージの端部と基板の端部との隙間に残留する溶剤を吸引して除去することができるので、上記(1)に加えて更に溶剤等が塗布液の薄膜に付着して薄膜を浸食することを防止することができる。
(7)請求項記載の発明によれば、助走ステージをできる限り基板に近接あるいは接触させることができるので、基板と助走ステージとの境界部における溶剤の供給及び吸引状態の変化を少なくすることができ、薄膜除去の効率を更に向上させることができる。また、基板の大きさやや寸法誤差等に対して助走ステージを最適な状態で基板に近接あるいは接触させることができるので、基板の大きさや寸法誤差等に影響を受けることなく更に薄膜除去を効率良く行うことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る薄膜除去装置を備えたフォトマスク基板のレジスト液塗布・周縁レジスト膜除去システムについて説明する。
図1は、上記レジスト液塗布・周縁レジスト膜除去システムの概略平面図、図2は、薄膜除去装置の第一実施形態を示す概略平面図(a)及び(a)のI部拡大平面図、図3は、薄膜除去装置の概略側面図である。
上記レジスト液塗布・周縁レジスト膜除去システムは、ケーシング1内に、レジスト液塗布部2と、周縁部除去部3とが隣接して配置されている。
レジスト液塗布部2は、処理容器としての回転カップ4と、この回転カップ4内で、フォトマスク基板M(以下に基板Mという)を吸着保持するスピンチャック5と、上記基板Mの中心上方にレジスト液を供給するレジスト液供給手段であるレジストノズル6とを具備している。
このように構成されるレジスト液塗布部2において、基板Mの中心上方にレジストノズル6を移動させてレジスト液を供給した後、スピンチャック5を高速で回転させることにより、遠心力によって基板M上のレジスト液を拡散させる。このことで、基板Mの全面に薄くかつ均一な厚さでレジスト液を塗布する。
なお、基板Mの回転は、上記スピンチャック5をカップ4(内カップ)ごと高速回転させることで行う。すなわち、このように基板Mを回転させながらレジスト液を塗布する手法は、半導体ウエハ上に回路パターンを形成する場合にも採用されているが、フォトマスク基板の製造においては、基板Mが角形(矩形)であることからウエハと比較して均一なレジスト膜の形成が難しいということがある。特に、4つの角部は中心から距離があるため、この部分の周速はかなり高速になり、基板Mの周囲に乱気流が発生するという不具合が生じる可能性がある。また、基板Mの角部にまでレジスト液を均一に拡散させるには、レジスト液中に含まれる溶剤の揮発をできるだけ防止して、拡散速度を一定にする必要がある。このため、フォトマスク基板製造装置においては、基板Mのみを回転させるのではなく、この基板Mをカップ4内に密閉収納し、このカップ4ごと高速で回転させることで、溶剤の揮発及び乱気流の発生を防止するようにしている。
以上のようにして、レジスト液が塗布された基板Mは、搬送レール7に沿って移動する一対の基板搬送手段である搬送アーム8によって周縁部除去部3にまで搬送されるようになっている。
周縁部除去部3は、基板Mを載置する載置台22と、載置台22との間で基板Mを受け渡しする基板保持手段例えばチャック10と、載置台22上に載置された基板Mの対向する辺部に近接配置される助走ステージ20と、基板M及び助走ステージ20に沿って平行移動する薄膜除去手段であるレジスト膜除去ノズル30(以下に除去ノズル30という)と、除去ノズル30を移動(スキャン)する移動機構40とを具備している。
上記チャック10は、図3及び図6に示すように、基板Mを載置保持するチャック本体11と、チャック本体11を支持する支持軸12と、支持軸12に連結されてチャック本体11を鉛直方向(Z方向)に昇降及び水平方向(X−Y方向)に回転(θ)する昇降・回転機構50とを具備している。この場合、チャック本体11は、支持軸12の頂部に連結される矩形板状のハブ部11aと、ハブ部11aの各角部から放射状に延在する4本の板状の腕部11bと、各腕部11bの先端同士を連結する板状の外枠部11cとで構成されており、外枠部11cの角部が平坦にカットされている。また、チャック本体11の4つの平坦角部には、チャック本体上面との間に僅かな隙間を空けて基板Mを支持する4個の支持ピン13が突設されると共に、基板Mの角部を保持する8個の保持ピン14が突設されている。
上記助走ステージ20は、図2、図3、図5及び図6に示すように、ベース部9に立設される4本の支持棒21の頂部にそれぞれ連結されるブロック状の載置台22に固定ボルト29をもって水平状態に配置されている。この場合、載置台22には、基板Mの辺部に接触する位置決めピン22aと、載置台上面との間に僅かな隙間例えば0.2mmを空けて基板Mを支持するプロキシミティ22bが設けられている(図3参照)。
また、助走ステージ20は、両端部に設けられる膨隆略矩形状の平坦助走部23が載置台22に載置される基板Mの上面と略同一平面を有すると共に、基板Mの側端部に近接して配置され、更に、平坦助走部23の先端面が基板Mの端部面と同一面上に位置している。なお、この場合、助走ステージ20と基板Mとの隙間は、1.0mm以下に設定されている。また、助走ステージ20の平坦助走部23には、基板Mの角部に形成された凸円弧部R1に沿って同一の隙間を形成するように凸円弧部R1と相似形の凹円弧部R2が形成されている(図2(b)参照)。なお、この場合、助走ステージ20の少なくとも平坦助走部23の表面には、後述するように撥水性の皮膜24(図7(b)参照)を形成する方が好ましい。このように平坦助走部23の表面に撥水性の皮膜24を形成することにより、薄膜(レジスト膜)の除去に供された溶剤(例えばシンナー)が助走ステージ20に付着し難くして、シンナーが乾燥してパーティクルの発生を抑制することができる。なお、助走ステージ20の幅は、除去ノズル30の幅と同等か、それよりも長く形成されている。
上記除去ノズル30は、図4に示すように、基板Mの上下面との間に、例えば1mmずつ僅かな隙間をおいて基板Mの周縁部を覆う断面略コ字状のノズルヘッド31を具備している。このノズルヘッド31に設けられる互いに平行な上片部32と下片部33には、それぞれ基板Mの上面又は下面に向かって溶剤例えばシンナーを噴射(供給)するノズル孔34a,34bが互いに干渉しない位置に設けられている。ノズル孔34a,34bは、シンナー供給管35を介して溶剤供給源であるシンナータンク36が接続されている。シンナータンク36には、開閉弁V1を介設した圧送管37を介して圧送気体供給源38が接続されており、圧送気体供給源38からシンナータンク36内に供給される圧送気体例えばN2ガスによってシンナータンク36内のシンナーが圧送されてノズル孔34a,34bに供給されるようになっている。なお、圧送用のN2ガスを用いずにポンプ等によってシンナーを供給するようにしてもよい。
また、ノズルヘッド31の上片部32と下片部33の先端部側には、不活性ガス例えば窒素(N2)ガスを基板Mの中心側から外方側に向かって噴射(供給)する傾斜状のN2ガス供給孔39a,39bと、このN2ガス供給孔39a,39bに連通するN2ガス連通路39cが設けられている。そして、N2ガス連通路39cには開閉弁V2を介設したN2ガス供給管39dを介してN2ガス供給源39Aが接続されている。
また、除去ノズル30における上片部32と下片部33とを連結するヘッド基部31aには、吸引口31bが貫通した状態で設けられており、この吸引口31bには、図示しない排気装置に連結する排出管31cが接続されている。
上記除去ノズル30は、チャック10及び載置台22の外側に平行に配置されたガイドレール41に摺動可能に装着されており、例えばステッピングモータ42及びタイミングベルト43にて構成される移動機構40の駆動によって、載置台22上に載置された基板Mの一端側から他端側に移動し得るように形成されている。なお、移動機構40を、例えばボールねじ機構やシリンダ装置等にて形成してもよい。
上記のように構成される除去ノズル30を基板Mの辺部に沿って移動させつつ、ノズル孔34a,34bから基板Mの周縁部に向かってシンナーを噴射(供給)すると共に、N2ガス供給孔39a,39bから基板Mの外方側に向かってN2ガスを噴射(供給)することによって、基板Mの周縁部に形成された不要なレジスト膜が溶解されて除去される。この際、吸引口31bが排気装置によって吸引されているので、処理に供されたシンナーと溶解物は吸引口31bから吸引されて外部に排出される。
次に、基板Mの周縁部の不要レジスト膜を除去する手順について、図3及び図9に示すフローチャートを参照して説明する。まず、レジスト液塗布部2においてレジスト液が塗布された基板Mが、搬送アーム8によって周縁部除去部3にまで搬送されると、昇降・回転機構50の駆動によってチャック10が上昇して搬送アーム8から基板Mを受け取る。その後、搬送アーム8は周縁部除去部3から後退する。一方、チャック10は下降して、基板Mを載置台22上に載置し、基板Mと助走ステージ20とを近接した状態にする(ステップ9−1)。この状態で、予めシンナー及びN2ガスを噴射すると共に、吸引状態におかれた除去ノズル30を、一方の助走ステージ20から基板Mの一端側に移動(スキャン)させ、更に、基板Mの一端側から他端側の助走ステージ20に渡って連続移動して、基板Mの周縁部の不要なレジスト膜を溶解して除去する(ステップ9−2)。このレジスト膜除去処理は、基板Mの対向する2辺同時に行われる。この際、除去ノズル30の始点側に配置された助走ステージ20によりシンナーがはね散るのを防止することができる。また、助走ステージ20が基板Mの端部に近接して配置されているので、除去ノズル30を基板Mの辺部及び助走ステージ20に渡って移動することにより、シンナーの噴射(供給)と吸引状態を変えることなく基板Mの辺部から角部に渡って除去ノズル30からシンナーを均一に噴射(供給)すると共に、溶解物を吸引することができる。したがって、基板Mの角部におけるレジスト膜除去面の直進性が得られると共に、ミストの発生を抑制することができる。
基板Mの対向する2辺のレジスト膜除去が終了した後、除去ノズル30はホームポジションに戻る。一方、昇降・回転機構50が駆動してチャック10が上昇して載置台22の上方へ基板Mを移動(図3(1))し、上昇した位置でチャック10を水平方向に90度回転(図3(2))して基板Mの姿勢を変換した後、下降(図3(3))し、基板Mを載置台22上に載置してレジスト膜が除去された辺部を助走ステージ20と近接する位置におく(ステップ9−3)。この状態で、上記と同様に除去ノズル30を基板Mの一端側から他端側及び助走ステージ20に渡って移動(スキャン)しつつシンナー及びN2ガスを噴射(供給)すると共に、吸引口31bから吸引することによって、基板Mの残りの2辺の不要レジスト膜が除去される(ステップ9−4)。この場合も同様に、基板Mの角部におけるレジスト膜除去面の直進性が得られると共に、ミストの発生を抑制することができる。
基板Mの不要レジスト膜の除去処理が終了した後、除去ノズル30はホームポジションに戻って次の処理に待機する。一方、昇降・回転機構50の駆動によりチャック10が上昇し、周縁部除去部3に進入する基板搬送アーム(図示せず)に基板を受け渡す。以下、上記と同様の操作を繰り返して基板Mの周縁部の不要レジスト膜を除去することができる。
上記実施形態では、助走ステージ20が平板状に形成される場合について説明したが、図7及び図8に示すように、助走ステージ20の平坦助走部23から起立して除去ノズル30との間に狭い空間を形成する起立壁25を設けてもよい。このように、助走ステージ20の平坦助走部23に起立壁25を起立させることにより、除去ノズル30と起立壁25との間に狭い空間が形成されるので、吸引口31b側の吸引力が増して処理に供されたシンナー及び溶解物やミストの吸引を効率良く行うことができる。
また、図7に示すように、助走ステージ20の少なくとも平坦助走部23に撥水性の皮膜24を形成することにより、処理に供されたシンナーや溶解物が除去ノズル30に付着し難くすることができるので、更に、シンナー等の乾燥によるパーティクルの発生を抑制することができ、歩留まりの向上を図ることができる。また、図8に示すように、助走ステージ20の少なくとも平坦助走部23を中空状に形成し、平坦助走部23に、例えば直径が0.1mm〜0.3mm程度の複数の小孔26を設けると共に、これら小孔26を吸引配管27に連通し、吸引配管27に介設された排気装置例えば真空ポンプ28の駆動によって吸引することにより、助走ステージ20に付着するシンナー等を除去することができる。これにより、シンナー等の乾燥によるパーティクルの発生を抑制することができ、歩留まりの向上を図ることができる。なお、この場合、小孔26を有する平坦助走部23に撥水性の皮膜24を形成すれば、シンナー等の付着防止を更に確実にすることができる。
次に、図12及び図13を参照して、図5に示した例の変形例について説明する。図12及び図13に示す変形例は、上記平坦助走部23の端部と基板Mの端部との境界の隙間100に残留するシンナー等によってレジスト膜が浸食されるのを防止するようにした場合である。
すなわち、上記平坦助走部23の端部と基板Mの端部との境界の隙間100にシンナー等が溜まっている場合がある。この場合、そのシンナー等が飛び、シンナー等がレジスト膜に付着し、レジスト膜を浸食する虞がある。そこで、図12及び図13に示す変形例を用いて、これらの課題を解決するようにした。
まず、図12を参照して第1変形例について説明する。第1変形例では、平坦助走部23の内部には連通孔102が形成されている。この連通孔102は、除去ノズル30がスキャンする側の側端面に形成された開口102aと、隙間100のある側(基板M側)の側端面に形成された開口102bとの間を連通するように形成されている。この場合、連通孔102は、例えば2mmの直径を有し、両側の平坦助走部23に各々3個ずつ形成されている。一方の平坦助走部23に形成された3個の連通孔102は、例えば互いに平行に直線状に配列されている。なお、連通孔102の数は必ずしも3個である必要はなく、例えば1個あるいは3個以外の複数個であってもよい。
図12に示す第1変形例によれば、平坦助走部23の内部に連通孔102を形成したので、除去ノズル30が平坦助走部23をスキャンすることによって、隙間100に溜まったシンナー等を開口102aから矢印104の方向に吸引口31bを介して吸引し、外部へ除去(排出)することができる。この結果、シンナー等がレジスト膜に付着してレジスト膜を浸食することを防止することができる。
次に、図13に示す第2変形例について説明する。第2変形例では、平坦助走部23の内部には連通孔106が形成されている。この連通孔106は、除去ノズル30がスキャンする側の側端面に直交する方向の外側端面に形成された開口106aと、隙間100のある側(基板M側)の側端面に形成された開口106bとの間を連通するように形成されている。連通孔106は、開口106aから開口106bに至るまでに折れて形成されており、除去ノズル30のスキャン方向に平行な部分の開口106aから始まる部分と、除去ノズル30のスキャン方向に対して傾斜する部分の開口106bに終わる部分とから構成されている。開口106aには、吸引手段(図示せず)に接続された吸引管108が接続されている。連通孔106は、例えば2mmの直径を有し、両側の平坦助走部23に各々1個ずつ形成されている。なお、連通孔106は必ずしも1個である必要はなく、複数個形成してもよい。
図13に示す第2変形例によれば、平坦助走部23の内部に連通孔106を形成し、開口106aを吸引管108に接続して吸引手段で吸引するようにしたので、隙間に溜まったシンナー等を開口102aから矢印109の方向に吸引し外部へ除去(排出)することができる。この結果、シンナー等がレジスト膜に付着してレジスト膜を浸食することを防止することができる。
なお、図12及び図13において、その他の部分は図5に示した場合と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
図10は、この発明に係る薄膜除去装置の第二実施形態を示す概略平面図である。
第二実施形態は、基板Mの大きさや寸法誤差に対して助走ステージ20を最適な状態に配置して、レジスト膜除去効率の向上を図れるようにした場合である。この場合、助走ステージ20は、接離移動機構60によって載置台22に対して接離移動可能に形成されている。また、除去ノズル30には、載置台22に載置された基板Mの幅寸法を検出する検出手段であるセンサ70が設けられており、載置台22に載置された基板Mの一端側から他端側に除去ノズル30を移動(スキャン)することによって基板Mの幅寸法が検出されるようになっている。センサ70によって検出された検出信号は制御手段例えば中央演算処理装置80(以下にCPU80という)に伝達され、CPU80からの制御信号によって接離移動機構60が制御されて、基板Mの幅寸法に応じて助走ステージ20を基板Mに近接又は接触させることができるようになっている。
なお、第二実施形態において、その他の部分は第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
次に、第二実施形態における不要レジスト膜の除去手順について、図10及び図11に示すフローチャートを参照して説明する。まず、第一実施形態と同様に、搬送アーム8によって周縁部除去部3にまで搬送された基板Mを搬送アーム8からチャック10が受け取った後、チャック10は下降して基板Mを載置台22上に載置する(ステップ11−1)。この状態で、移動機構40の駆動により除去ノズル30を基板Mの一端側から他端側に移動(スキャン)させてセンサ70によって基板Mの幅寸法を検出する(ステップ11−2)。センサ70によって検出された検出信号がCPU80に伝達され、CPU80からの制御信号によって接離移動機構60が制御されて、助走ステージ20が基板Mの端部にできる限り近接され又は接触される(ステップ11−3)。
この状態で、第一実施形態と同様に、予めシンナー及びN2ガスを噴射すると共に、吸引状態におかれた除去ノズル30を一方の助走ステージ20から基板Mの一端側に移動(スキャン)させ、更に、基板Mの一端側から他端側の助走ステージ20に渡って連続移動して、基板Mの周縁部の不要なレジスト膜を溶解して除去する(ステップ11−4)。
基板Mの対向する2辺のレジスト膜除去が終了した後、除去ノズル30はホームポジションに戻る一方、接離移動機構60が駆動して助走ステージ20が基板Mから離れる方向に移動する(ステップ11−5)。その後、昇降・回転機構50が駆動してチャック10が上昇され、上昇した位置でチャック10が水平方向に90度回転して基板Mの姿勢を変換した後に下降し、基板Mを載置台22上に載置する(ステップ11−6)。この状態で、再び移動機構40の駆動により除去ノズル30を基板Mの一端側から他端側に移動(スキャン)させてセンサ70によって基板Mの幅寸法を検出する(ステップ11−7)。センサ70によって検出された検出信号がCPU80に伝達され、CPU80からの制御信号によって接離移動機構60が制御されて、助走ステージ20が基板Mの端部に近接又は接触される(ステップ11−8)。
この状態で、上記と同様に除去ノズル30を基板Mの一端側から他端側及び助走ステージ20に渡って移動(スキャン)しつつシンナー及びN2ガスを噴射(供給)すると共に、吸引口31bから吸引することによって、基板Mの残りの2辺の不要レジスト膜が除去される(ステップ11−9)。
基板Mの不要レジスト膜の除去処理が終了した後、除去ノズル30はホームポジションに戻って次の処理に待機する一方、接離移動機構60の駆動によって助走ステージ20は基板Mから離間される。その後、昇降・回転機構50の駆動によりチャック10が上昇し、周縁部除去部3に進入する基板搬送アーム(図示せず)に基板を受け渡す。以下、上記と同様の操作を繰り返して基板Mの周縁部の不要レジスト膜を除去することができる。
なお、上記実施形態では、この発明の薄膜除去装置をフォトマスク基板の不要レジスト膜除去装置に適用した場合について説明したが、フォトマスク基板以外の角形基板例えばFPD用ガラス基板やLCD用ガラス基板においても同様に不要レジスト膜を除去することができ。
この発明に係る薄膜除去装置を適用したレジスト液塗布.周縁レジスト膜除去システムを示す概略平面図である。 この発明に係る剥離除去装置の第一実施形態を示す概略平面図(a)及び(a)のI部拡大平面図(b)である。 上記剥離除去装置の概略側面図である。 この発明におけるレジスト膜除去ノズルを示す断面図(a)及び(a)のII部拡大断面図(b)である。 この発明におけるレジスト膜除去ノズルと助走ステージを示す斜視図である。 この発明におけるチャックと助走ステージを示す斜視図である。 この発明における助走ステージの変形例を示す斜視図(a)及び(a)のIII−III線に沿う拡大断面図(b)である。 この発明における助走ステージの別の変形例を示す斜視図(a)及び(a)のIII−III線に沿う拡大断面図(b)である。 この発明に係る薄膜除去方法の第一実施形態の薄膜除去工程を示すフローチャートである。 この発明に係る薄膜除去装置の第二実施形態を示す概略平面図である。 この発明に係る薄膜除去方法の第二実施形態の薄膜除去工程を示すフローチャートである。 この発明におけるレジスト膜除去ノズルと助走ステージの変形例を示す斜視図である。 この発明におけるレジスト膜除去ノズルと助走ステージの別の変形例を示す斜視図である。
M 基板
10 チャック(基板保持手段)
20 助走ステージ
22 載置台
23 平坦助走部
24 撥水性皮膜
25 起立壁
26 小孔
27 吸引配管
28 真空ポンプ(排気装置)
30 除去ノズル(レジスト膜除去ノズル、薄膜除去手段)
31b 吸引口
34a,34b ノズル孔
39a,39b N2ガス供給孔
40 移動機構
50 昇降・回転機構
60 接離移動機構
70 センサ(基板幅検出手段)
80 CPU(制御手段)
100 隙間
102 連通孔
102a,102b 開口
106 連通孔
106a,106b 開口

Claims (7)

  1. 塗布液の薄膜が形成された角形状の基板の周縁部に溶剤を吹き付けて基板表面の周縁部の不要な薄膜を除去する薄膜除去装置であって、
    上記基板を載置する載置台と、
    上記載置台に載置される基板の周縁部に近接して配設されると共に、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージと、
    上記載置台に載置された基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引する薄膜除去手段と、
    上記薄膜除去手段を、上記基板の周縁部及びこれに近接する上記助走ステージに沿って移動する移動機構と、を具備してなり、
    上記助走ステージに、上記平坦助走部から起立して薄膜除去手段との間に狭い空間を形成する起立壁を設けてなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  2. 塗布液の薄膜が形成された角形状の基板の周縁部に溶剤を吹き付けて基板表面の周縁部の不要な薄膜を除去する薄膜除去装置であって、
    上記基板を載置する載置台と、
    上記載置台に載置される基板の周縁部に近接して配設されると共に、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージと、
    上記載置台に載置された基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引する薄膜除去手段と、
    上記薄膜除去手段を、上記基板の周縁部及びこれに近接する上記助走ステージに沿って移動する移動機構と、を具備してなり、
    上記助走ステージにおける少なくとも平坦助走部の表面に撥水性の皮膜を形成してなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  3. 塗布液の薄膜が形成された角形状の基板の周縁部に溶剤を吹き付けて基板表面の周縁部の不要な薄膜を除去する薄膜除去装置であって、
    上記基板を載置する載置台と、
    上記載置台に載置される基板の周縁部に近接して配設されると共に、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージと、
    上記載置台に載置された基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引する薄膜除去手段と、
    上記薄膜除去手段を、上記基板の周縁部及びこれに近接する上記助走ステージに沿って移動する移動機構と、を具備してなり、
    上記助走ステージにおける少なくとも平坦助走部に複数の小孔を設けると共に、これら小孔を吸引配管に連通してなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  4. 塗布液の薄膜が形成された角形状の基板の周縁部に溶剤を吹き付けて基板表面の周縁部の不要な薄膜を除去する薄膜除去装置であって、
    上記基板を載置する載置台と、
    上記載置台に載置される基板の周縁部に近接して配設されると共に、基板表面と略同一平面の平坦助走部を有する助走ステージと、
    上記載置台に載置された基板の周縁部に向かって溶剤を噴射すると共に、溶解物を吸引する薄膜除去手段と、
    上記薄膜除去手段を、上記基板の周縁部及びこれに近接する上記助走ステージに沿って移動する移動機構と、を具備してなり、
    上記助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面に開口する連通孔を形成してなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の薄膜除去装置において、
    上記載置台との間で基板を受け渡しする基板保持手段を更に具備し、
    上記基板保持手段を昇降可能及び水平方向に少なくとも90度回転可能に形成してなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の薄膜除去装置において、
    上記助走ステージにおける平坦助走部に、基板側の側端面と、薄膜除去手段が移動する側の側端面と直交する方向の外側端面に開口する連通孔を形成し、上記連通孔に吸引手段を連通してなる、ことを特徴とする薄膜除去装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の薄膜除去装置において、
    上記助走ステージを、接離移動機構によって載置台に対して接離移動可能に形成し、
    上記薄膜除去手段に、載置台に載置された基板の幅寸法を検出する検出手段を設け、
    上記検出手段からの検出信号に基づいて上記接離移動機構を制御する制御手段を具備してなる、
    ことを特徴とする薄膜除去装置。
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