JP2003017547A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JP2003017547A JP2001201199A JP2001201199A JP2003017547A JP 2003017547 A JP2003017547 A JP 2003017547A JP 2001201199 A JP2001201199 A JP 2001201199A JP 2001201199 A JP2001201199 A JP 2001201199A JP 2003017547 A JP2003017547 A JP 2003017547A
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昭宏 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の水平方向位置を良好に位置決めする。 【解決手段】位置決め機構40は、ほぼ水平に設けられ
たベース41と、このベース41上に回動自在に立設さ
れた3本の位置決めピン42と、3本の位置決めピン4
2をそれぞれ鉛直軸線まわりに同時に回動させるための
リンク機構43とを有している。位置決め機構40によ
るウエハWの位置決めは、3本の位置決めピン42をウ
エハWの外周端面に当接させて、そのウエハWを互いに
押し合うことにより達成される。位置決めピン42がウ
エハWを押し合う力は、コイルばねのような弾性部材の
弾性力である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種基板に対し
て処理液による処理を行うための基板処理装置および基
板処理方法に関する。各種基板には、半導体ウエハ、液
晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマ・ディスプ
レイ・パネル)用ガラス基板などが含まれる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、半導
体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)の表面に銅
薄膜などの金属薄膜を形成した後、この金属薄膜の不要
部分をエッチング除去する処理が行われる場合がある。
たとえば、配線形成のための銅薄膜は、ウエハの表面中
央部のデバイス形成領域に形成されていればよいから、
ウエハの表面周縁部(非デバイス形成領域)に形成され
た銅薄膜は不要となる。
【0003】ウエハの表面の周縁部に形成された金属薄
膜をエッチング除去するための処理装置は、たとえば、
ウエハの裏面を吸着して、ウエハをほぼ水平に保持した
状態で回転するバキュームチャックと、このバキューム
チャックに保持されているウエハの表面の周縁部に向け
てエッチング液を吐出するノズルとを備えている。処理
時には、ウエハがスピンチャックに保持された後、その
スピンチャックが回転されることにより、ウエハがほぼ
水平な面内で回転される。そして、その回転しているウ
エハの表面の周縁部に、ノズルからエッチング液が供給
される。
【0004】ウエハの表面の周縁部の金属薄膜を除去す
べき領域にのみエッチング液を供給するためには、バキ
ュームチャックによるウエハの保持位置とノズルとの相
対的な位置関係が重要になる。そこで、上述のような基
板処理装置には、バキュームチャックに対するウエハの
水平方向の位置を一定の位置に位置決めするための位置
決め機構が備えられている。図8は、従来の基板処理装
置に備えられている位置決め機構の構成を図解的に示す
斜視図である。位置決め機構は、たとえば、図示しない
スピンチャックの上面に対してウエハWを昇降させるた
めの3本のリフトピン101を備えている。ウエハWの
水平方向の位置決めは、リフトピン101によってウエ
ハWがバキュームチャックの上方の所定高さで支持され
た状態で行われる。
【0005】上記所定高さに関連して、その所定高さで
支持されたウエハWの端面に対して進退する一対の位置
決めブロック102,103が設けられている。一対の
位置決めブロック102,103は、ウエハWの中心を
通る線CLを挟んで互いに対向しており、それぞれシリ
ンダ104,105によって進退されるようになってい
る。シリンダ104,105は、ロッドが最も進出した
状態で、それぞれ位置決めブロック102,103が上
記所定高さに保持されたウエハWの端面に当接し、これ
により、そのウエハWがリフトピン101上で位置決め
されるように配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ウエハWの
径やシリンダ104,105のストロークには若干の誤
差があるため、図9(a)に示すように、位置決めブロッ
ク102がウエハWの端面に当接した状態で位置決めブ
ロック103がウエハWの端面に当接しなかったり、図
9(b)に示すように、位置決めブロック103がウエハ
Wの端面に当接した状態で位置決めブロック102がウ
エハWの端面に当接しなかったりする場合がある。これ
らの場合、位置決め後のウエハWの中心線CLが、位置
決めブロック103,104の両方がウエハWの端面に
当接して位置決めされた場合のウエハWの中心線からず
れ、その後、ウエハWがバキュームチャックに保持され
たときに、その保持されたウエハWが正規の保持位置か
らずれてしまう。このようなウエハWの位置ずれ(中心
ずれ)が生じていると、バキュームチャックによって回
転されるウエハWの表面の所定領域に正確にエッチング
液を供給することができず、ウエハWの表面のデバイス
形成領域上の薄膜がエッチングされたり、ウエハWの表
面の周縁部に不要な薄膜が残ったりする。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、基板の水平方向位置を良好に位置決めす
ることができる基板処理装置および基板処理方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、所定の回
転軸(12)を中心に基板(W)の一方面を吸着保持し
つつ回転させる基板回転機構(10)と、この基板回転
機構によって吸着保持される基板を位置決めする位置決
め機構(40)と、上記基板回転機構によって回転され
る基板に処理液を供給する処理液供給機構(31,3
2,33,34)とを含み、上記位置決め機構は、基板
に対して挟持動作および退避動作を行うことができ、基
板の位置を調整する複数の位置調整部材(42)と、こ
れら複数の位置調整部材同士を連結して同時に動作させ
るリンク部材(43)と、上記位置調整部材およびリン
ク部材を動作させるための駆動源(624)と、この駆
動源から上記位置調整部材に至るいずれかの位置に設け
られ、上記位置調整部材の基板に対する挟持力を発生さ
せるための弾性部材(623)とを備えていることを特
徴とする基板処理装置である。
【0009】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。この発明によれば、複数の位置調整部材を同時に
挟持動作させて、その複数の位置調整部材で基板を挟持
して位置決めする構成であるから、複数の位置調整部材
を基板に確実に当接させることができ、基板のサイズ
(径)に若干の誤差がある場合でも、基板の位置決めを
良好に行うことができる。よって、基板回転機構による
正規の保持位置に基板を保持させることができ、基板に
対して処理液による処理を良好に施すことができる。
【0010】また、位置調整部材が基板を挟持する力は
弾性部材の弾性力であるから、たとえ基板のサイズに+
(プラス)誤差があっても、位置調整部材で基板を挟持
した時に基板が割れるおそれはない。なお、請求項2に
記載のように、上記基板処理装置は、上記位置決め機構
を上記基板回転機構に対して相対的に昇降させるための
昇降機構(51,52,53,54,55,56)をさ
らに含んでいてもよい。
【0011】また、請求項3に記載のように、上記複数
の位置調整部材は、少なくとも3個の位置調整部材を含
むことが好ましい。この場合、少なくとも3個の位置調
整部材で基板の外周端面を押し合うことにより、たとえ
基板のサイズに若干の誤差があっても、基板の中心がす
べての位置決めピンを通る図形の中心に一致するような
一定位置に基板を位置決めすることができる。請求項4
記載の発明は、上記複数の位置調整部材を洗浄するため
の洗浄手段(35)をさらに含むことを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0012】この発明によれば、位置調整部材の洗浄を
行うことができる。よって、位置調整部材を清浄に保っ
ておくことにより、位置決め時における基板の汚染を防
止することができる。請求項5記載の発明は、上記基板
処理装置は、少なくとも基板表面の周縁部の不要物を除
去するためのものであることを特徴とする請求項1ない
し4のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0013】この発明によれば、位置決め機構による基
板の位置決め後に、基板に対して処理液による処理を行
うことにより、基板表面の周縁部の不要物を良好に除去
することができる。なお、上記少なくとも基板表面の周
縁部の不要物とは、少なくとも基板表面の周縁部の不要
な薄膜であってもよい。すなわち、請求項6に記載のよ
うに、上記基板処理装置は、少なくとも基板表面の周縁
部の不要な薄膜をエッチング除去するためのものであっ
てもよい。
【0014】請求項7記載の発明は、上記基板処理装置
は、次工程において基板裏面の全域の不要物の除去処理
が行われる基板に対して処理を施すためのものであるこ
とを特徴とする請求項5または6記載の基板処理装置で
ある。この発明によれば、少なくとも基板表面の周縁部
の不要物が除去された後、基板裏面の全域の不要物が除
去される。請求項8記載の発明は、上記処理液供給機構
は、上記基板回転機構によって回転される基板の周縁部
にエッチング液を供給するエッチング液供給機構(3
1,32)を含むことを特徴とする請求項5ないし7の
いずれかに記載の基板処理装置である。
【0015】この発明によれば、回転する基板の周縁部
にエッチング液が供給されることにより、少なくとも基
板の周縁部の不要物(不要な薄膜)が除去される。請求
項9記載の発明は、リンク部材(43)を介して同時に
動作する複数の位置調整部材(42)によって基板
(W)を位置決めする位置決め工程と、この位置決め工
程により位置決めされた基板を基板回転機構(10)に
受け渡し、この基板回転機構に吸着保持させて回転させ
る基板回転工程と、この基板回転工程中に、回転してい
る基板に対して処理液を供給する工程とを含むことを特
徴とする基板処理方法である。
【0016】この方法によれば、請求項1に関連して述
べた効果と同様な効果を奏することができる。すなわ
ち、基板のサイズに若干の誤差がある場合でも、基板の
位置決めを良好に行うことができ、基板回転機構による
正規の保持位置に基板を保持させることができるから、
基板に対して処理液による処理を良好に施すことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置を鉛直面に沿って
切断したときの断面図である。また、図2は、図1に示
す基板処理装置の平面図であり、図3は、図1に示す切
断面線III−IIIで切断したときの断面図である。この基
板処理装置は、ほぼ円形の基板であるウエハWの表面、
裏面および外周端面に金属薄膜(たとえば、銅薄膜)を
形成する工程の後に、そのウエハWの表面および裏面の
周縁部ならびに外周端面に形成された不要な金属薄膜を
エッチング除去するために用いられる装置である。この
基板処理装置における処理の後にウエハWの裏面中央部
に残っている不要な金属薄膜は、別の基板処理装置にお
ける不要薄膜除去処理によって除去される。
【0018】この基板処理装置には、ウエハWの裏面中
央部を吸着して、ウエハWをほぼ水平に保持した状態で
回転するバキュームチャック10が備えられている。バ
キュームチャック10は、有底筒状の処理カップ20内
に収容されていて、この処理カップ20の底面中央部に
挿通された保持筒11と、この保持筒11に回動自在に
保持されたチャック軸12と、チャック軸12の上端に
固定された吸着ベース13とを含む。
【0019】チャック軸12は、円筒状に形成されるこ
とによって吸気路121を内部に有している。この吸気
路121の下端には、図示しない真空源から延びた吸気
ホース14が接続されており、この吸気ホース14の途
中部には、吸気ホース14内を開閉するバルブ(図示せ
ず)が介装されている。一方、吸気路121の上端は、
吸着ベース13の内部に形成された吸着路131に接続
されている。また、吸着ベース13の上面には、複数の
吸着口132が形成されていて、吸着ベース13内の吸
着路131は、途中で分岐して、各先端がそれぞれ吸着
口132に接続されている。この構成により、吸着ベー
ス13上にウエハWを載置した状態で、吸気ホース14
に介装されたバルブを開閉することによって、吸着ベー
ス13の上面にウエハWの裏面を吸着させたり、その吸
着を解除したりすることができる。
【0020】また、チャック軸12は、保持筒11の下
端から突出しており、その突出した部分には、プーリ1
5が固定されている。このプーリ15には、モータ16
の回転軸に固定された駆動プーリ17の回転が、ベルト
18を介して伝達されるようになっている。したがっ
て、モータ16を付勢すると、モータ16の回転軸の回
転がプーリ15に伝達されてチャック軸12が回転し、
これと一体的に吸着ベース13が回転する。ゆえに、バ
キュームチャック10は、ウエハWの裏面を吸着ベース
13の上面に吸着させた状態でモータ16を付勢するこ
とにより、ウエハWをほぼ水平面内で回転させることが
できる。
【0021】処理カップ20の底面には、3つの裏面リ
ンスノズル31がほぼ等しい角度間隔で配置されてい
る。裏面リンスノズル31は、バキュームチャック10
に保持されたウエハWの裏面の周縁部にエッチング液を
供給するためのノズルであり、エッチング液供給管32
を介してエッチング液が供給されるようになっている。
また、各裏面リンスノズル31の近傍には、それぞれ1
個の裏面純水ノズル33が配置されている。裏面純水ノ
ズル33は、バキュームチャック10に保持されたウエ
ハWの裏面の周縁部に純水を供給するためのノズルであ
り、純水供給管34を介して純水が供給されるようにな
っている。
【0022】この基板処理装置にはさらに、図示しない
が、バキュームチャック10に保持されたウエハWの表
面の周縁部にエッチング液を供給するためのエッジリン
スノズルと、バキュームチャック10に保持されたウエ
ハWの表面のほぼ中心に純水を供給するための純水ノズ
ルとが備えられている。エッジリンスノズルは、ウエハ
Wがバキュームチャック10による正規の保持位置に保
持された状態で、そのウエハWの表面の金属薄膜を残し
ておくべき領域(デバイス形成領域)と除去すべき領域
(たとえば、ウエハWの周縁部の幅5mmの帯状領域)と
の境界付近の一定位置にエッチング液を供給するように
取付調整されている。
【0023】ウエハWの処理時において、その処理対象
のウエハWは、バキュームチャック10の吸着ベース1
3に吸着された後、モータ16が付勢されることにより
ほぼ水平な面内で回転させられる。そして、その回転し
ているウエハWの裏面周縁部に裏面リンスノズル31か
らエッチング液が供給されるとともに、ウエハWの表面
周縁部にエッジリンスノズルからエッチング液が供給さ
れる。また、ウエハWの表面中央部に純水ノズルから純
水が供給される。
【0024】ウエハWの裏面周縁部に供給されたエッチ
ング液は、ウエハWの回転による遠心力を受けて、ウエ
ハWの裏面を伝ってウエハWの外方へ向けて流れ、その
一部はウエハWの外周端面に回り込む。また、ウエハW
の表面周縁部に供給されたエッチング液は、ウエハWの
回転による遠心力を受けて、ウエハWの表面上をウエハ
Wの外方に向けて流れ、ウエハWの外周端面を伝って流
下する。このとき、ウエハWの表面中央部は純水によっ
て覆われている。これにより、ウエハWの表面中央部を
純水で保護しつつ、ウエハWの表面および裏面の周縁部
ならびに外周端面にエッチング液を行き渡らせることが
でき、ウエハWの表面および裏面の周縁部ならびに外周
端面から不要な金属薄膜をエッチング除去することがで
きる。
【0025】バキュームチャック10によるウエハWの
保持位置が正規の保持位置であれば、エッジノズルリン
スから吐出されるエッチング液は、ウエハWの表面の金
属薄膜を残しておくべき領域と除去すべき領域との境界
付近の一定位置に供給され、その供給位置からウエハW
の外方に向けて流れる。したがって、ウエハWの表面中
央部にエッチング液が供給されることはない。ところ
が、バキュームチャック10によるウエハWの保持位置
が正規の保持位置からずれていると、エッジリンスノズ
ルからウエハWの表面の金属薄膜を残しておくべき領域
にエッチング液が供給されたり、ウエハWの表面の金属
薄膜を除去すべき領域に供給されたエッチング液が金属
薄膜を残しておくべき領域に流れ込んだりするおそれが
ある。そこで、この基板処理装置には、バキュームチャ
ック10によるウエハWの保持位置が正規の保持位置と
なるように、ウエハWの水平方向の位置を位置決めする
ための位置決め機構40が備えられている。
【0026】位置決め機構40は、ほぼ水平に設けられ
たベース41と、このベース41上に回動自在に立設さ
れた3本の位置決めピン42と、3本の位置決めピン4
2をそれぞれ鉛直軸線まわりに同時に回動させるための
リンク機構43とを有している。ベース41は、バキュ
ームチャック10に対して昇降可能に設けられており、
その中央部には、昇降動作時にバキュームチャック10
の吸着ベース13が通過可能な吸着ベース通過孔411
が形成されている。また、ベース41には、裏面リンス
ノズル31および裏面純水ノズル33の各組に対応する
位置に処理液通過孔412が形成されていて、裏面リン
スノズル31から吐出されるエッチング液および裏面純
水ノズル33から吐出される純水は、処理液通過孔41
2を通過してウエハWの裏面の周縁部に供給されるよう
になっている。
【0027】位置決めピン42は、図4に示すように、
ウエハWの裏面周縁部を受けるための水平面421なら
びにこの水平面421から立ち上がった挟持面422お
よび退避面423を有している。3本の位置決めピン4
2の水平面421でウエハWの裏面周縁部を受けること
により、ウエハWをほぼ水平に支持することができる。
そして、その状態で位置決めピン42を回動させること
により、位置決めピン42の挟持面422および退避面
423を切り換えてウエハWの外周端面に対向させるこ
とができる。
【0028】リンク機構43は、3本の位置決めピン4
2を同時に同じ角度だけ回動させることができるもので
あり、各位置決めピン42の下端部からほぼ水平に延び
た第1リンクアーム431と、第1リンクアーム431
の先端に連結された第2リンクアーム432と、第2リ
ンクアーム432の先端が連結されたドーナツ板状の連
結部材433とを含む。第1リンクアーム431と第2
リンクアーム432とは、連結ピン434によって互い
に回動自在に連結されている。また、3本の第2リンク
アーム432の先端は、連結部材433の周方向にほぼ
等しい間隔を空けた位置に、連結ピン435によって回
動自在に連結されている。そして、連結部材433は、
吸着ベース通過孔411を取り囲むようにベース41上
に配置されたガイドリング436に案内されて、その周
方向に回動変位することができるようになっている。
【0029】位置決めピン42の回転力は、1本の位置
決めピン42Aに入力される。たとえば、図2に示す状
態において、位置決めピン42Aに反時計回りの回転力
が入力されると、第1リンクアーム431が反時計回り
に回転し、この第1リンクアーム431の回転が第2リ
ンクアーム432を介して連結部材433の時計回りの
回転を引き起こす。そして、この連結部材433の時計
回りの回転が、残りの2本の位置決めピン42に対応す
る第2リンクアーム432を介して第1リンクアーム4
31の反時計回りの回転を引き起こす。これにより、残
りの2本の位置決めピン42が、位置決めピン42Aと
同じ反時計回りに同じ角度だけ回転することになる。
【0030】また、処理カップ20の底面には、3本の
位置決めピン42に関連して、3つのピン洗浄ノズル3
5が配設されている。ピン洗浄ノズル35は、それぞれ
関連づけられた位置決めピン42を洗浄するためのノズ
ルであり、たとえば、ウエハWの処理が行われていない
期間において、位置決めピン42に向けて洗浄液を噴射
する。これにより、位置決めピン42に付着している汚
物(エッチング液の結晶など)を洗浄液で洗い流すこと
ができ、位置決めピン42によるウエハWの汚染を防止
することができる。
【0031】図5は、ベース41(位置決め機構40)
をバキュームチャック10に対して昇降させるための昇
降機構の構成を示す断面図である。ベース41は、鉛直
方向に沿って設けられた2本のスライド軸51の上端に
支持されている。2本のスライド軸51は、それぞれ処
理カップ20の底部に配設された筒状のガイド部材52
に挿通されており、処理カップ20の底面を貫通して処
理カップ20の下方に延びている。そして、2本のスラ
イド軸51の下端は、処理カップ20の下方に設けられ
た昇降ブロック53に固定されている。
【0032】昇降ブロック53は、ほぼ鉛直面に沿って
設けられたスライドベース板54に形成されている2本
のガイドレール(図示せず)に案内されて、ほぼ鉛直な
方向に昇降スライド可能に設けられている。この昇降ブ
ロック53の下端部には、2つのシリンダ55,56が
上下2段に接続されている。すなわち、昇降ブロック5
3の下端部には、上段のシリンダ55のロッド551が
連結されており、この上段のシリンダ55の本体552
に、下段のシリンダ56のロッド561が連結されてい
る。
【0033】シリンダ55のロッド551が本体552
内に没入し、シリンダ56のロッド561が本体562
内に没入している状態で、ベース41は最下方位置にあ
り、このベース41上の位置決めピン42の先端がバキ
ュームチャック10の吸着ベース13の上面よりも下方
に位置している。この状態から、下段のシリンダ56の
ロッド561のみを進出させると、そのロッド561の
ストローク量(たとえば、53mm)だけ上段のシリンダ
55および昇降ブロック53が上昇し、この昇降ブロッ
ク53の上昇に伴って、スライド軸51が上方にスライ
ドする。その結果、スライド軸51に支持されたベース
41がロッド561のストローク量だけ上昇し、位置決
めピン42がバキュームチャック10の吸着ベース13
の上面よりも上方の第1上方位置に上昇する。さらに、
下段のシリンダ56のロッド561が進出している状態
から上段のシリンダ55のロッド551を進出させる
と、そのロッド551のストローク量(たとえば、17
mm)だけ昇降ブロック53がさらに上昇し、この昇降ブ
ロック53の上昇に伴って、スライド軸51がさらに上
方にスライドする。その結果、スライド軸51に支持さ
れたベース41がロッド551のストローク量分さらに
上昇し、位置決めピン42がさらに上方の第2上方位置
に上昇する。
【0034】このように、スライド軸51、昇降ブロッ
ク53、シリンダ55,56などにより、ベース41を
昇降させるための昇降機構が構成されている。2本のス
ライド軸51の一方は、位置決めピン42Aの鉛直下方
に配置されている。そして、この位置決めピン42Aの
鉛直下方に配置されたスライド軸51は、筒状に形成さ
れており、その内部には、回転軸61が回転自在に挿入
されている。回転軸61の上端は、スライド軸51の上
端から突出していて、位置決めピン42Aにねじ込まれ
ている。一方、回転軸61の下端は、スライド軸51の
下端から突出していて、その突出している部分には、回
転軸61を所定の角度範囲内で回転させるための回転駆
動機構62が結合されている。
【0035】なお、参照符号71は、ベース41(位置
決め機構40)が第2上方位置まで上昇された時に昇降
ブロック53が当接するダンパであり、参照符号72
は、ベース41が最下方位置まで下降された時に昇降ブ
ロック53が当接するダンパである。図6は、図5に示
す切断面線VI−VIで切断したときの断面図であり、回転
駆動機構62の構成が示されている。回転駆動機構62
には、回転軸61の下端部外周に被着された筒部材62
1と、この筒部材621の外周面から張り出したフラン
ジ板622と、フランジ板622に図6における時計回
りの弾性力を付与するコイルばね623と、フランジ板
622を上記所定の角度範囲で回転させるためのシリン
ダ624とが含まれる。
【0036】フランジ板622には、2つの円弧状孔6
25が回転軸61を挟んで互いに対向する位置に形成さ
れている。これらの円弧状孔625には、たとえば、昇
降ブロック53の下端から垂下した回動量規制ピン62
6が挿通されていて、この回動量規制ピン626が円弧
状孔625の両端部に当接することで、フランジ板62
2の回動量が規制されるようになっている。シリンダ6
24のロッド627が本体628に没入した状態では、
図6(a)に示すように、コイルばね623は最も縮んで
おり、このとき、回動量規制ピン626が円弧状孔62
5の一方端部に当接している。
【0037】この状態から、シリンダ624のロッド6
27を進出させると、フランジ板622の所定部がロッ
ド627によって押されて、フランジ板622がコイル
ばね623の弾性力に抗して図6における反時計回りに
回転する。ロッド627が最も進出した状態では、図6
(b)に示すように、回動量規制ピン626が円弧状孔6
25の他方端部付近に位置する。また、このとき、回転
軸61の上端が接続された位置決めピン42A(図4参
照)は、3本の位置決めピン42の水平面421でウエ
ハWを支持した場合に、そのウエハWの外周端面に退避
面423が対向するようになっている。
【0038】その後、シリンダ624のロッド627を
没入させると、コイルばね623の弾性力によって、フ
ランジ板622が図6における時計回りに回転し、この
フランジ板622の回転に伴って回転軸61が回転す
る。この回転軸61の回転により、位置決めピン42A
は、3本の位置決めピン42の水平面421でウエハW
を支持した場合に、そのウエハWの外周端面に挟持面4
22が対向する向きに回転する。
【0039】図7は、この基板処理装置の動作について
説明するための図解図である。この基板処理装置には、
図7(a)に示すように、搬入用ハンドH1によって、処
理対象のウエハWがウエハ受渡し位置に搬入されてく
る。このウエハWの搬入に先立って、位置決め機構40
(ベース41)は、最下方位置から第1上方位置まで上
昇されて、その第1上方位置で待機している。ウエハ受
渡し位置にウエハWが搬入されてくると、図7(b)に示
すように、位置決め機構40が第1上方位置から第2上
方位置に上昇される。この過程で、位置決めピン42の
水平面421が搬入用ハンドH1に保持されているウエ
ハWの裏面に当接し、さらに位置決めピン42が上昇す
ることにより、ウエハWが位置決めピン42の水平面4
21で支持されて搬入用ハンドH1の上方に持ち上げら
れる。これにより、搬入用ハンドH1から位置決め機構
40へのウエハWの受渡しが達成される。
【0040】このウエハWの受渡し時には、3本の位置
決めピン42は、それぞれの退避面423がウエハWの
外周端面に対向する状態になっている。つまり、図6に
示すシリンダ624のロッド627は、本体628から
最も進出した状態になっている。位置決め機構40が第
2上方位置に達すると、次いで、シリンダ624のロッ
ド627を没入させて、位置決めピン42Aを挟持面4
22がウエハWの外周端面に対向する向きに回転させ
る。すると、リンク機構43の働きにより、他の位置決
めピン42も挟持面422がウエハWの外周端面に対向
する向きに回転する。その結果、図7(c)に示すよう
に、3本の位置決めピン42の挟持面422がウエハW
の外周端面に当接し、図6に示すコイルばね623の弾
性力により、3本の位置決めピン42がウエハWを互い
に押し合って、3つの挟持面422でウエハWを挟持し
た状態となる。3本の位置決めピン42でウエハWを押
し合うことで、ウエハWは、その中心が3本の位置決め
ピン42(3つの挟持面422とウエハWの外周端面と
の接点)を通る円周の中心に一致するような一定位置に
位置決めされる。これにより、位置決め機構40による
ウエハWの水平方向の位置決めが達成される。
【0041】その後、図6に示すシリンダ624のロッ
ド627を進出させて、位置決めピン42の挟持面42
2をウエハWの外周端面に対向させることにより、位置
決めピン42によるウエハWの挟持状態が解除される。
そして、図7(d)に示すように、位置決め機構40が第
2上方位置から最下方位置まで下降される。この過程
で、位置決めピン42の水平面421に支持されている
ウエハWの裏面にバキュームチャック10の吸着ベース
13が当接し、その後さらに位置決め機構40が下降す
ることにより、ウエハWが吸着ベース13上に載置され
て、位置決め機構40からバキュームチャック10への
ウエハWの受渡しが達成される。
【0042】この後は、ウエハWの裏面が吸着ベース1
3に吸着されて、ウエハWに対する処理液による処理が
開始される。ウエハWに対する処理が終了すると、図7
(e)に示すように、位置決め機構40が最下方位置から
第2の上方位置まで上昇され、この上昇過程で、吸着ベ
ース13上のウエハWが位置決めピン42に受け取られ
て、ウエハWが吸着ベース13の上方に持ち上げられ
る。そして、ウエハWの下方に搬出用ハンドH2が進入
してきた後、図7(f)に示すように、位置決め機構40
が第2上方位置から第1上方位置まで下降されることに
より、位置決めピン42に支持されているウエハWが搬
出用ハンドH2に受け渡される。
【0043】以上のように、この実施形態に係る位置決
め機構40は、3本の位置決めピン42でウエハWを押
し合うことによりウエハWの水平方向位置を位置決めす
る構成であるから、ウエハWの径(サイズ)に若干の±
(プラスマイナス)誤差があっても、ウエハWの中心が
3本の位置決めピン42を通る円周の中心に一致するよ
うな一定位置に、ウエハWを位置決めすることができ
る。よって、バキュームチャック10による正規の保持
位置にウエハWを保持させることができ、ウエハWに対
してエッチング液による処理を良好に施すことができ
る。
【0044】また、位置決めピン42がウエハWを押し
合う力はコイルばね623の弾性力であるから、たとえ
ウエハWに+(プラス)誤差があっても、位置決めピン
42でウエハWを押し合った時にウエハWが割れるおそ
れがない。この発明の一実施形態の説明は以上の通りで
あるが、この発明は、他の形態で実施することも可能で
ある。たとえば、上述の実施形態では、3本の位置決め
ピン42(位置調整部材)を備えた構成を取り上げた
が、4本以上の位置決めピン42を備え、この4本以上
の位置決めピン42でウエハWの位置決めを行う構成で
あってもよい。
【0045】また、基板処理装置における処理対象の基
板としてウエハWを例にとったが、この発明は、液晶表
示装置用ガラス基板やプラズマディプレイパネル用ガラ
ス基板、フォトマスク用ガラス基板などのような角形基
板に対して処理を施すための装置にも適用することがで
きる。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置を鉛
直面に沿って切断したときの断面図である。
【図2】図1に示す基板処理装置の平面図である。
【図3】図1に示す切断面線III−IIIで切断したときの
断面図である。
【図4】位置決めピンの構成を示す断面図である。
【図5】位置決め機構をバキュームチャックに対して昇
降させるための昇降機構の構成を示す断面図である。
【図6】位置決めピンの回転駆動機構の構成を示す断面
図である。
【図7】この基板処理装置の動作について説明するため
の図解図である。
【図8】従来の基板処理装置に備えられている位置決め
機構の構成を図解的に示す斜視図である。
【図9】従来の位置決め機構の問題点について説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 バキュームチャック 12 チャック軸 13 吸着ベース 31 裏面リンスノズル 32 エッチング液供給管 33 裏面純水ノズル 34 純水供給管 35 ピン洗浄ノズル 40 位置決め機構 41 ベース 42 位置決めピン 42A 位置決めピン 43 リンク機構 51 スライド軸 52 ガイド部材 53 昇降ブロック 54 スライドベース板 55 シリンダ 56 シリンダ 623 コイルばね 624 シリンダ
フロントページの続き (72)発明者 澤村 雅視 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 HA13 HA57 HA58 HA59 KA04 KA06 KA11 MA24 5F043 AA26 DD13 DD30 EE07 EE08 EE35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回転軸を中心に基板の一方面を吸着
    保持しつつ回転させる基板回転機構と、 この基板回転機構によって吸着保持される基板を位置決
    めする位置決め機構と、 上記基板回転機構によって回転される基板に処理液を供
    給する処理液供給機構とを含み、 上記位置決め機構は、 基板に対して挟持動作および退避動作を行うことがで
    き、基板の位置を調整する複数の位置調整部材と、 これら複数の位置調整部材同士を連結して同時に動作さ
    せるリンク部材と、 上記位置調整部材およびリンク部材を動作させるための
    駆動源と、 この駆動源から上記位置調整部材に至るいずれかの位置
    に設けられ、上記位置調整部材の基板に対する挟持力を
    発生させるための弾性部材とを備えていることを特徴と
    する基板処理装置。
  2. 【請求項2】上記位置決め機構を上記基板回転機構に対
    して相対的に昇降させるための昇降機構をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】上記複数の位置調整部材は、少なくとも3
    個の位置調整部材を含むことを特徴とする請求項1また
    は2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】上記複数の位置調整部材を洗浄するための
    洗浄手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】上記基板処理装置は、少なくとも基板表面
    の周縁部の不要物を除去するためのものであることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理
    装置。
  6. 【請求項6】上記基板処理装置は、少なくとも基板表面
    の周縁部の不要な薄膜をエッチング除去するためのもの
    であることを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】上記基板処理装置は、次工程において基板
    裏面の全域の不要物の除去処理が行われる基板に対して
    処理を施すためのものであることを特徴とする請求項5
    または6記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】上記処理液供給機構は、上記基板回転機構
    によって回転される基板の周縁部にエッチング液を供給
    するエッチング液供給機構を含むことを特徴とする請求
    項5ないし7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】リンク部材を介して同時に動作する複数の
    位置調整部材によって基板を位置決めする位置決め工程
    と、 この位置決め工程により位置決めされた基板を基板回転
    機構に受け渡し、この基板回転機構に吸着保持させて回
    転させる基板回転工程と、 この基板回転工程中に、回転している基板に対して処理
    液を供給する工程とを含むことを特徴とする基板処理方
    法。
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