JP3971132B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種基板に対して処理液による処理を行うための基板処理装置に関する。各種基板には、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)用ガラス基板などが含まれる。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造工程においては、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)の表面に銅薄膜などの金属薄膜を形成した後、この金属薄膜の不要部分をエッチング除去する処理が行われる場合がある。たとえば、配線形成のための銅薄膜は、ウエハの表面中央部のデバイス形成領域に形成されていればよいから、ウエハの表面周縁部(非デバイス形成領域)に形成された銅薄膜は不要となる。
【0003】
ウエハの表面の周縁部に形成された金属薄膜をエッチング除去するための処理装置は、たとえば、ウエハの裏面を吸着して、ウエハをほぼ水平に保持した状態で回転するバキュームチャックと、このバキュームチャックに保持されているウエハの表面の周縁部に向けてエッチング液を吐出するノズルとを備えている。処理時には、ウエハがスピンチャックに保持された後、そのスピンチャックが回転されることにより、ウエハがほぼ水平な面内で回転される。そして、その回転しているウエハの表面の周縁部に、ノズルからエッチング液が供給される。
【0004】
ウエハの表面の周縁部の金属薄膜を除去すべき領域にのみエッチング液を供給するためには、バキュームチャックによるウエハの保持位置とノズルとの相対的な位置関係が重要になる。そこで、上述のような基板処理装置には、バキュームチャックに対するウエハの水平方向の位置を一定の位置に位置決めするための位置決め機構が備えられている。
図8は、従来の基板処理装置に備えられている位置決め機構の構成を図解的に示す斜視図である。位置決め機構は、たとえば、図示しないスピンチャックの上面に対してウエハWを昇降させるための3本のリフトピン101を備えている。ウエハWの水平方向の位置決めは、リフトピン101によってウエハWがバキュームチャックの上方の所定高さで支持された状態で行われる。
【0005】
上記所定高さに関連して、その所定高さで支持されたウエハWの端面に対して進退する一対の位置決めブロック102,103が設けられている。一対の位置決めブロック102,103は、ウエハWの中心を通る線CLを挟んで互いに対向しており、それぞれシリンダ104,105によって進退されるようになっている。シリンダ104,105は、ロッドが最も進出した状態で、それぞれ位置決めブロック102,103が上記所定高さに保持されたウエハWの端面に当接し、これにより、そのウエハWがリフトピン101上で位置決めされるように配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ウエハWの径やシリンダ104,105のストロークには若干の誤差があるため、図9(a)に示すように、位置決めブロック102がウエハWの端面に当接した状態で位置決めブロック103がウエハWの端面に当接しなかったり、図9(b)に示すように、位置決めブロック103がウエハWの端面に当接した状態で位置決めブロック102がウエハWの端面に当接しなかったりする場合がある。これらの場合、位置決め後のウエハWの中心線CLが、位置決めブロック103,104の両方がウエハWの端面に当接して位置決めされた場合のウエハWの中心線からずれ、その後、ウエハWがバキュームチャックに保持されたときに、その保持されたウエハWが正規の保持位置からずれてしまう。このようなウエハWの位置ずれ(中心ずれ)が生じていると、バキュームチャックによって回転されるウエハWの表面の所定領域に正確にエッチング液を供給することができず、ウエハWの表面のデバイス形成領域上の薄膜がエッチングされたり、ウエハWの表面の周縁部に不要な薄膜が残ったりする。
【0007】
そこで、この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、基板の水平方向位置を良好に位置決めすることができる基板処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、所定の回転軸(12)を中心に基板(W)の一方面を吸着保持しつつ回転させる基板回転機構(10)と、この基板回転機構によって吸着保持される基板を位置決めする位置決め機構(40)と、上記基板回転機構によって回転される基板に処理液を供給する処理液供給機構(31,32,33,34)と、上記基板回転機構を収容する処理カップ(20)とを含み、上記位置決め機構は、基板に対して挟持動作および退避動作を行うことができ、基板の位置を調整する複数の位置調整部材(42)と、複数の上記位置調整部材のうちの1つに入力される力を発生する駆動源(624)と、上記処理カップ内に設けられ、複数の上記位置調整部材同士を連結し、上記駆動源からの力が入力される上記位置調整部材の動作を当該位置調整部材以外の上記位置調整部材に伝達して、すべての上記位置調整部材を同時に動作させるリンク部材(43)と、上記駆動源から上記位置調整部材に至るいずれかの位置に設けられ、上記位置調整部材の基板に対する挟持力を発生させるための弾性部材(623)とを備えていることを特徴とする基板処理装置である。
【0009】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、複数の位置調整部材を同時に挟持動作させて、その複数の位置調整部材で基板を挟持して位置決めする構成であるから、複数の位置調整部材を基板に確実に当接させることができ、基板のサイズ(径)に若干の誤差がある場合でも、基板の位置決めを良好に行うことができる。よって、基板回転機構による正規の保持位置に基板を保持させることができ、基板に対して処理液による処理を良好に施すことができる。
【0010】
また、位置調整部材が基板を挟持する力は弾性部材の弾性力であるから、たとえ基板のサイズに+(プラス)誤差があっても、位置調整部材で基板を挟持した時に基板が割れるおそれはない。
なお、請求項2に記載のように、上記基板処理装置は、上記位置決め機構を上記基板回転機構に対して相対的に昇降させるための昇降機構(51,52,53,54,55,56)をさらに含んでいてもよい。
【0011】
また、請求項3に記載のように、上記複数の位置調整部材は、少なくとも3個の位置調整部材を含むことが好ましい。この場合、少なくとも3個の位置調整部材で基板の外周端面を押し合うことにより、たとえ基板のサイズに若干の誤差があっても、基板の中心がすべての位置決めピンを通る図形の中心に一致するような一定位置に基板を位置決めすることができる。
請求項4記載の発明は、上記複数の位置調整部材を洗浄するための洗浄手段(35)をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0012】
この発明によれば、位置調整部材の洗浄を行うことができる。よって、位置調整部材を清浄に保っておくことにより、位置決め時における基板の汚染を防止することができる。
請求項5記載の発明は、上記基板処理装置は、少なくとも基板表面の周縁部の不要物を除去するためのものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0013】
この発明によれば、位置決め機構による基板の位置決め後に、基板に対して処理液による処理を行うことにより、基板表面の周縁部の不要物を良好に除去することができる。
なお、上記少なくとも基板表面の周縁部の不要物とは、少なくとも基板表面の周縁部の不要な薄膜であってもよい。すなわち、請求項6に記載のように、上記基板処理装置は、少なくとも基板表面の周縁部の不要な薄膜をエッチング除去するためのものであってもよい。
【0014】
請求項7記載の発明は、上記基板処理装置は、次工程において基板裏面の全域の不要物の除去処理が行われる基板に対して処理を施すためのものであることを特徴とする請求項5または6記載の基板処理装置である。
この発明によれば、少なくとも基板表面の周縁部の不要物が除去された後、基板裏面の全域の不要物が除去される。
請求項8記載の発明は、上記処理液供給機構は、上記基板回転機構によって回転される基板の周縁部にエッチング液を供給するエッチング液供給機構(31,32)を含むことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0015】
この発明によれば、回転する基板の周縁部にエッチング液が供給されることにより、少なくとも基板の周縁部の不要物(不要な薄膜)が除去される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置を鉛直面に沿って切断したときの断面図である。また、図2は、図1に示す基板処理装置の平面図であり、図3は、図1に示す切断面線III−IIIで切断したときの断面図である。
この基板処理装置は、ほぼ円形の基板であるウエハWの表面、裏面および外周端面に金属薄膜(たとえば、銅薄膜)を形成する工程の後に、そのウエハWの表面および裏面の周縁部ならびに外周端面に形成された不要な金属薄膜をエッチング除去するために用いられる装置である。この基板処理装置における処理の後にウエハWの裏面中央部に残っている不要な金属薄膜は、別の基板処理装置における不要薄膜除去処理によって除去される。
【0018】
この基板処理装置には、ウエハWの裏面中央部を吸着して、ウエハWをほぼ水平に保持した状態で回転するバキュームチャック10が備えられている。バキュームチャック10は、有底筒状の処理カップ20内に収容されていて、この処理カップ20の底面中央部に挿通された保持筒11と、この保持筒11に回動自在に保持されたチャック軸12と、チャック軸12の上端に固定された吸着ベース13とを含む。
【0019】
チャック軸12は、円筒状に形成されることによって吸気路121を内部に有している。この吸気路121の下端には、図示しない真空源から延びた吸気ホース14が接続されており、この吸気ホース14の途中部には、吸気ホース14内を開閉するバルブ(図示せず)が介装されている。一方、吸気路121の上端は、吸着ベース13の内部に形成された吸着路131に接続されている。また、吸着ベース13の上面には、複数の吸着口132が形成されていて、吸着ベース13内の吸着路131は、途中で分岐して、各先端がそれぞれ吸着口132に接続されている。この構成により、吸着ベース13上にウエハWを載置した状態で、吸気ホース14に介装されたバルブを開閉することによって、吸着ベース13の上面にウエハWの裏面を吸着させたり、その吸着を解除したりすることができる。
【0020】
また、チャック軸12は、保持筒11の下端から突出しており、その突出した部分には、プーリ15が固定されている。このプーリ15には、モータ16の回転軸に固定された駆動プーリ17の回転が、ベルト18を介して伝達されるようになっている。したがって、モータ16を付勢すると、モータ16の回転軸の回転がプーリ15に伝達されてチャック軸12が回転し、これと一体的に吸着ベース13が回転する。ゆえに、バキュームチャック10は、ウエハWの裏面を吸着ベース13の上面に吸着させた状態でモータ16を付勢することにより、ウエハWをほぼ水平面内で回転させることができる。
【0021】
処理カップ20の底面には、3つの裏面リンスノズル31がほぼ等しい角度間隔で配置されている。裏面リンスノズル31は、バキュームチャック10に保持されたウエハWの裏面の周縁部にエッチング液を供給するためのノズルであり、エッチング液供給管32を介してエッチング液が供給されるようになっている。また、各裏面リンスノズル31の近傍には、それぞれ1個の裏面純水ノズル33が配置されている。裏面純水ノズル33は、バキュームチャック10に保持されたウエハWの裏面の周縁部に純水を供給するためのノズルであり、純水供給管34を介して純水が供給されるようになっている。
【0022】
この基板処理装置にはさらに、図示しないが、バキュームチャック10に保持されたウエハWの表面の周縁部にエッチング液を供給するためのエッジリンスノズルと、バキュームチャック10に保持されたウエハWの表面のほぼ中心に純水を供給するための純水ノズルとが備えられている。エッジリンスノズルは、ウエハWがバキュームチャック10による正規の保持位置に保持された状態で、そのウエハWの表面の金属薄膜を残しておくべき領域(デバイス形成領域)と除去すべき領域(たとえば、ウエハWの周縁部の幅5mmの帯状領域)との境界付近の一定位置にエッチング液を供給するように取付調整されている。
【0023】
ウエハWの処理時において、その処理対象のウエハWは、バキュームチャック10の吸着ベース13に吸着された後、モータ16が付勢されることによりほぼ水平な面内で回転させられる。そして、その回転しているウエハWの裏面周縁部に裏面リンスノズル31からエッチング液が供給されるとともに、ウエハWの表面周縁部にエッジリンスノズルからエッチング液が供給される。また、ウエハWの表面中央部に純水ノズルから純水が供給される。
【0024】
ウエハWの裏面周縁部に供給されたエッチング液は、ウエハWの回転による遠心力を受けて、ウエハWの裏面を伝ってウエハWの外方へ向けて流れ、その一部はウエハWの外周端面に回り込む。また、ウエハWの表面周縁部に供給されたエッチング液は、ウエハWの回転による遠心力を受けて、ウエハWの表面上をウエハWの外方に向けて流れ、ウエハWの外周端面を伝って流下する。このとき、ウエハWの表面中央部は純水によって覆われている。これにより、ウエハWの表面中央部を純水で保護しつつ、ウエハWの表面および裏面の周縁部ならびに外周端面にエッチング液を行き渡らせることができ、ウエハWの表面および裏面の周縁部ならびに外周端面から不要な金属薄膜をエッチング除去することができる。
【0025】
バキュームチャック10によるウエハWの保持位置が正規の保持位置であれば、エッジノズルリンスから吐出されるエッチング液は、ウエハWの表面の金属薄膜を残しておくべき領域と除去すべき領域との境界付近の一定位置に供給され、その供給位置からウエハWの外方に向けて流れる。したがって、ウエハWの表面中央部にエッチング液が供給されることはない。ところが、バキュームチャック10によるウエハWの保持位置が正規の保持位置からずれていると、エッジリンスノズルからウエハWの表面の金属薄膜を残しておくべき領域にエッチング液が供給されたり、ウエハWの表面の金属薄膜を除去すべき領域に供給されたエッチング液が金属薄膜を残しておくべき領域に流れ込んだりするおそれがある。そこで、この基板処理装置には、バキュームチャック10によるウエハWの保持位置が正規の保持位置となるように、ウエハWの水平方向の位置を位置決めするための位置決め機構40が備えられている。
【0026】
位置決め機構40は、ほぼ水平に設けられたベース41と、このベース41上に回動自在に立設された3本の位置決めピン42と、3本の位置決めピン42をそれぞれ鉛直軸線まわりに同時に回動させるためのリンク機構43とを有している。
ベース41は、バキュームチャック10に対して昇降可能に設けられており、その中央部には、昇降動作時にバキュームチャック10の吸着ベース13が通過可能な吸着ベース通過孔411が形成されている。また、ベース41には、裏面リンスノズル31および裏面純水ノズル33の各組に対応する位置に処理液通過孔412が形成されていて、裏面リンスノズル31から吐出されるエッチング液および裏面純水ノズル33から吐出される純水は、処理液通過孔412を通過してウエハWの裏面の周縁部に供給されるようになっている。
【0027】
位置決めピン42は、図4に示すように、ウエハWの裏面周縁部を受けるための水平面421ならびにこの水平面421から立ち上がった挟持面422および退避面423を有している。3本の位置決めピン42の水平面421でウエハWの裏面周縁部を受けることにより、ウエハWをほぼ水平に支持することができる。そして、その状態で位置決めピン42を回動させることにより、位置決めピン42の挟持面422および退避面423を切り換えてウエハWの外周端面に対向させることができる。
【0028】
リンク機構43は、3本の位置決めピン42を同時に同じ角度だけ回動させることができるものであり、各位置決めピン42の下端部からほぼ水平に延びた第1リンクアーム431と、第1リンクアーム431の先端に連結された第2リンクアーム432と、第2リンクアーム432の先端が連結されたドーナツ板状の連結部材433とを含む。第1リンクアーム431と第2リンクアーム432とは、連結ピン434によって互いに回動自在に連結されている。また、3本の第2リンクアーム432の先端は、連結部材433の周方向にほぼ等しい間隔を空けた位置に、連結ピン435によって回動自在に連結されている。そして、連結部材433は、吸着ベース通過孔411を取り囲むようにベース41上に配置されたガイドリング436に案内されて、その周方向に回動変位することができるようになっている。
【0029】
位置決めピン42の回転力は、1本の位置決めピン42Aに入力される。たとえば、図2に示す状態において、位置決めピン42Aに反時計回りの回転力が入力されると、第1リンクアーム431が反時計回りに回転し、この第1リンクアーム431の回転が第2リンクアーム432を介して連結部材433の時計回りの回転を引き起こす。そして、この連結部材433の時計回りの回転が、残りの2本の位置決めピン42に対応する第2リンクアーム432を介して第1リンクアーム431の反時計回りの回転を引き起こす。これにより、残りの2本の位置決めピン42が、位置決めピン42Aと同じ反時計回りに同じ角度だけ回転することになる。
【0030】
また、処理カップ20の底面には、3本の位置決めピン42に関連して、3つのピン洗浄ノズル35が配設されている。ピン洗浄ノズル35は、それぞれ関連づけられた位置決めピン42を洗浄するためのノズルであり、たとえば、ウエハWの処理が行われていない期間において、位置決めピン42に向けて洗浄液を噴射する。これにより、位置決めピン42に付着している汚物(エッチング液の結晶など)を洗浄液で洗い流すことができ、位置決めピン42によるウエハWの汚染を防止することができる。
【0031】
図5は、ベース41(位置決め機構40)をバキュームチャック10に対して昇降させるための昇降機構の構成を示す断面図である。ベース41は、鉛直方向に沿って設けられた2本のスライド軸51の上端に支持されている。2本のスライド軸51は、それぞれ処理カップ20の底部に配設された筒状のガイド部材52に挿通されており、処理カップ20の底面を貫通して処理カップ20の下方に延びている。そして、2本のスライド軸51の下端は、処理カップ20の下方に設けられた昇降ブロック53に固定されている。
【0032】
昇降ブロック53は、ほぼ鉛直面に沿って設けられたスライドベース板54に形成されている2本のガイドレール(図示せず)に案内されて、ほぼ鉛直な方向に昇降スライド可能に設けられている。この昇降ブロック53の下端部には、2つのシリンダ55,56が上下2段に接続されている。すなわち、昇降ブロック53の下端部には、上段のシリンダ55のロッド551が連結されており、この上段のシリンダ55の本体552に、下段のシリンダ56のロッド561が連結されている。
【0033】
シリンダ55のロッド551が本体552内に没入し、シリンダ56のロッド561が本体562内に没入している状態で、ベース41は最下方位置にあり、このベース41上の位置決めピン42の先端がバキュームチャック10の吸着ベース13の上面よりも下方に位置している。この状態から、下段のシリンダ56のロッド561のみを進出させると、そのロッド561のストローク量(たとえば、53mm)だけ上段のシリンダ55および昇降ブロック53が上昇し、この昇降ブロック53の上昇に伴って、スライド軸51が上方にスライドする。その結果、スライド軸51に支持されたベース41がロッド561のストローク量だけ上昇し、位置決めピン42がバキュームチャック10の吸着ベース13の上面よりも上方の第1上方位置に上昇する。さらに、下段のシリンダ56のロッド561が進出している状態から上段のシリンダ55のロッド551を進出させると、そのロッド551のストローク量(たとえば、17mm)だけ昇降ブロック53がさらに上昇し、この昇降ブロック53の上昇に伴って、スライド軸51がさらに上方にスライドする。その結果、スライド軸51に支持されたベース41がロッド551のストローク量分さらに上昇し、位置決めピン42がさらに上方の第2上方位置に上昇する。
【0034】
このように、スライド軸51、昇降ブロック53、シリンダ55,56などにより、ベース41を昇降させるための昇降機構が構成されている。
2本のスライド軸51の一方は、位置決めピン42Aの鉛直下方に配置されている。そして、この位置決めピン42Aの鉛直下方に配置されたスライド軸51は、筒状に形成されており、その内部には、回転軸61が回転自在に挿入されている。回転軸61の上端は、スライド軸51の上端から突出していて、位置決めピン42Aにねじ込まれている。一方、回転軸61の下端は、スライド軸51の下端から突出していて、その突出している部分には、回転軸61を所定の角度範囲内で回転させるための回転駆動機構62が結合されている。
【0035】
なお、参照符号71は、ベース41(位置決め機構40)が第2上方位置まで上昇された時に昇降ブロック53が当接するダンパであり、参照符号72は、ベース41が最下方位置まで下降された時に昇降ブロック53が当接するダンパである。
図6は、図5に示す切断面線VI−VIで切断したときの断面図であり、回転駆動機構62の構成が示されている。回転駆動機構62には、回転軸61の下端部外周に被着された筒部材621と、この筒部材621の外周面から張り出したフランジ板622と、フランジ板622に図6における時計回りの弾性力を付与するコイルばね623と、フランジ板622を上記所定の角度範囲で回転させるためのシリンダ624とが含まれる。
【0036】
フランジ板622には、2つの円弧状孔625が回転軸61を挟んで互いに対向する位置に形成されている。これらの円弧状孔625には、たとえば、昇降ブロック53の下端から垂下した回動量規制ピン626が挿通されていて、この回動量規制ピン626が円弧状孔625の両端部に当接することで、フランジ板622の回動量が規制されるようになっている。
シリンダ624のロッド627が本体628に没入した状態では、図6(a)に示すように、コイルばね623は最も縮んでおり、このとき、回動量規制ピン626が円弧状孔625の一方端部に当接している。
【0037】
この状態から、シリンダ624のロッド627を進出させると、フランジ板622の所定部がロッド627によって押されて、フランジ板622がコイルばね623の弾性力に抗して図6における反時計回りに回転する。ロッド627が最も進出した状態では、図6(b)に示すように、回動量規制ピン626が円弧状孔625の他方端部付近に位置する。また、このとき、回転軸61の上端が接続された位置決めピン42A(図4参照)は、3本の位置決めピン42の水平面421でウエハWを支持した場合に、そのウエハWの外周端面に退避面423が対向するようになっている。
【0038】
その後、シリンダ624のロッド627を没入させると、コイルばね623の弾性力によって、フランジ板622が図6における時計回りに回転し、このフランジ板622の回転に伴って回転軸61が回転する。この回転軸61の回転により、位置決めピン42Aは、3本の位置決めピン42の水平面421でウエハWを支持した場合に、そのウエハWの外周端面に挟持面422が対向する向きに回転する。
【0039】
図7は、この基板処理装置の動作について説明するための図解図である。この基板処理装置には、図7(a)に示すように、搬入用ハンドH1によって、処理対象のウエハWがウエハ受渡し位置に搬入されてくる。このウエハWの搬入に先立って、位置決め機構40(ベース41)は、最下方位置から第1上方位置まで上昇されて、その第1上方位置で待機している。
ウエハ受渡し位置にウエハWが搬入されてくると、図7(b)に示すように、位置決め機構40が第1上方位置から第2上方位置に上昇される。この過程で、位置決めピン42の水平面421が搬入用ハンドH1に保持されているウエハWの裏面に当接し、さらに位置決めピン42が上昇することにより、ウエハWが位置決めピン42の水平面421で支持されて搬入用ハンドH1の上方に持ち上げられる。これにより、搬入用ハンドH1から位置決め機構40へのウエハWの受渡しが達成される。
【0040】
このウエハWの受渡し時には、3本の位置決めピン42は、それぞれの退避面423がウエハWの外周端面に対向する状態になっている。つまり、図6に示すシリンダ624のロッド627は、本体628から最も進出した状態になっている。位置決め機構40が第2上方位置に達すると、次いで、シリンダ624のロッド627を没入させて、位置決めピン42Aを挟持面422がウエハWの外周端面に対向する向きに回転させる。すると、リンク機構43の働きにより、他の位置決めピン42も挟持面422がウエハWの外周端面に対向する向きに回転する。その結果、図7(c)に示すように、3本の位置決めピン42の挟持面422がウエハWの外周端面に当接し、図6に示すコイルばね623の弾性力により、3本の位置決めピン42がウエハWを互いに押し合って、3つの挟持面422でウエハWを挟持した状態となる。3本の位置決めピン42でウエハWを押し合うことで、ウエハWは、その中心が3本の位置決めピン42(3つの挟持面422とウエハWの外周端面との接点)を通る円周の中心に一致するような一定位置に位置決めされる。これにより、位置決め機構40によるウエハWの水平方向の位置決めが達成される。
【0041】
その後、図6に示すシリンダ624のロッド627を進出させて、位置決めピン42の挟持面422をウエハWの外周端面に対向させることにより、位置決めピン42によるウエハWの挟持状態が解除される。そして、図7(d)に示すように、位置決め機構40が第2上方位置から最下方位置まで下降される。この過程で、位置決めピン42の水平面421に支持されているウエハWの裏面にバキュームチャック10の吸着ベース13が当接し、その後さらに位置決め機構40が下降することにより、ウエハWが吸着ベース13上に載置されて、位置決め機構40からバキュームチャック10へのウエハWの受渡しが達成される。
【0042】
この後は、ウエハWの裏面が吸着ベース13に吸着されて、ウエハWに対する処理液による処理が開始される。ウエハWに対する処理が終了すると、図7(e)に示すように、位置決め機構40が最下方位置から第2の上方位置まで上昇され、この上昇過程で、吸着ベース13上のウエハWが位置決めピン42に受け取られて、ウエハWが吸着ベース13の上方に持ち上げられる。そして、ウエハWの下方に搬出用ハンドH2が進入してきた後、図7(f)に示すように、位置決め機構40が第2上方位置から第1上方位置まで下降されることにより、位置決めピン42に支持されているウエハWが搬出用ハンドH2に受け渡される。
【0043】
以上のように、この実施形態に係る位置決め機構40は、3本の位置決めピン42でウエハWを押し合うことによりウエハWの水平方向位置を位置決めする構成であるから、ウエハWの径(サイズ)に若干の±(プラスマイナス)誤差があっても、ウエハWの中心が3本の位置決めピン42を通る円周の中心に一致するような一定位置に、ウエハWを位置決めすることができる。よって、バキュームチャック10による正規の保持位置にウエハWを保持させることができ、ウエハWに対してエッチング液による処理を良好に施すことができる。
【0044】
また、位置決めピン42がウエハWを押し合う力はコイルばね623の弾性力であるから、たとえウエハWに+(プラス)誤差があっても、位置決めピン42でウエハWを押し合った時にウエハWが割れるおそれがない。
この発明の一実施形態の説明は以上の通りであるが、この発明は、他の形態で実施することも可能である。たとえば、上述の実施形態では、3本の位置決めピン42(位置調整部材)を備えた構成を取り上げたが、4本以上の位置決めピン42を備え、この4本以上の位置決めピン42でウエハWの位置決めを行う構成であってもよい。
【0045】
また、基板処理装置における処理対象の基板としてウエハWを例にとったが、この発明は、液晶表示装置用ガラス基板やプラズマディプレイパネル用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板などのような角形基板に対して処理を施すための装置にも適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置を鉛直面に沿って切断したときの断面図である。
【図2】図1に示す基板処理装置の平面図である。
【図3】図1に示す切断面線III−IIIで切断したときの断面図である。
【図4】位置決めピンの構成を示す断面図である。
【図5】位置決め機構をバキュームチャックに対して昇降させるための昇降機構の構成を示す断面図である。
【図6】位置決めピンの回転駆動機構の構成を示す断面図である。
【図7】この基板処理装置の動作について説明するための図解図である。
【図8】従来の基板処理装置に備えられている位置決め機構の構成を図解的に示す斜視図である。
【図9】従来の位置決め機構の問題点について説明するための図である。
【符号の説明】
10 バキュームチャック
12 チャック軸
13 吸着ベース
31 裏面リンスノズル
32 エッチング液供給管
33 裏面純水ノズル
34 純水供給管
35 ピン洗浄ノズル
40 位置決め機構
41 ベース
42 位置決めピン
42A 位置決めピン
43 リンク機構
51 スライド軸
52 ガイド部材
53 昇降ブロック
54 スライドベース板
55 シリンダ
56 シリンダ
623 コイルばね
624 シリンダ

Claims (8)

  1. 所定の回転軸を中心に基板の一方面を吸着保持しつつ回転させる基板回転機構と、
    この基板回転機構によって吸着保持される基板を位置決めする位置決め機構と、
    上記基板回転機構によって回転される基板に処理液を供給する処理液供給機構と
    上記基板回転機構を収容する処理カップとを含み、
    上記位置決め機構は、
    基板に対して挟持動作および退避動作を行うことができ、基板の位置を調整する複数の位置調整部材と、
    複数の上記位置調整部材のうちの1つに入力される力を発生する駆動源と、
    上記処理カップ内に設けられ、複数の上記位置調整部材同士を連結し、上記駆動源からの力が入力される上記位置調整部材の動作を当該位置調整部材以外の上記位置調整部材に伝達して、すべての上記位置調整部材を同時に動作させるリンク部材と、
    上記駆動源から上記位置調整部材に至るいずれかの位置に設けられ、上記位置調整部材の基板に対する挟持力を発生させるための弾性部材とを備えていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 上記位置決め機構を上記基板回転機構に対して相対的に昇降させるための昇降機構をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 上記複数の位置調整部材は、少なくとも3個の位置調整部材を含むことを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 上記複数の位置調整部材を洗浄するための洗浄手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 上記基板処理装置は、少なくとも基板表面の周縁部の不要物を除去するためのものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 上記基板処理装置は、少なくとも基板表面の周縁部の不要な薄膜をエッチング除去するためのものであることを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 上記基板処理装置は、次工程において基板裏面の全域の不要物の除去処理が行われる基板に対して処理を施すためのものであることを特徴とする請求項5または6記載の基板処理装置。
  8. 上記処理液供給機構は、上記基板回転機構によって回転される基板の周縁部にエッチング液を供給するエッチング液供給機構を含むことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の基板処理装置。
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