JP4362641B2 - 遊技店の情報管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技店の情報を管理する遊技店の情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ店等の遊技店に設けられているパチンコ台の遊技情報(例えば、パチンコ玉がパチンコ台に投入された数を示すアウト玉数、パチンコ玉が入賞口に入賞することによって遊技者に払い出されたパチンコ玉の数(賞球数)を示すセーフ玉数、大当たりが発生した回数を示す大当たり回数、玉貸機の売上金額、台番号、機種情報等)を店舗サーバー(店舗管理装置)で管理する情報管理装置が知られている。
このような情報管理装置では、店舗サーバーにより、例えば、各パチンコ台の情報に基づいて、店舗内の所定のパチンコ台や所定の機種のパチンコ台全体のアウト玉数、セーフ玉数、売上金額等の遊技情報を提供することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−85778号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、複数の遊技店に設けられている遊技機の遊技情報を管理することができる情報管理装置が要望されている。例えば、チェーン店全体、あるいは所定の分類毎の店舗(都心型店舗、郊外形店舗、小型店、大型店等)全体での遊技情報(例えば、所定の機種のパチンコ台のアウト玉数、セーフ玉数、売上金額等の情報の全店舗の合計)等を管理することができる情報管理装置が要望されている。
しかしながら、通常、各遊技台や遊技情報の管理方法は、遊技店毎に決定されている。このため、各遊技台の遊技台情報や遊技情報の管理方法が遊技店によって異なることがある。例えば、各遊技台に設定している機種名や機種番号等の遊技台情報や各遊技台毎に収集している遊技情報が、遊技店によって異なることがある。
このように、店舗サーバーでの遊技情報や遊技台情報の管理方法が遊技店によって異なる場合には、各遊技店の店舗サーバーで管理している情報を管理装置に収集しても、種々の情報を正確に管理することができない。
そこで、本発明は、各遊技店での遊技情報や遊技台情報の管理方法が異なる場合でも、管理装置で種々の情報を正確に管理することができる遊技店の情報管理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技店の情報管理装置である。
請求項1に記載の遊技店の情報管理装置は、
複数の遊技店に設けられている遊技台の遊技情報を管理する遊技店の情報管理装置であって、
センターサーバーと、記憶装置と、各遊技店に対応して設けられている店舗サーバーと、受信端末装置を備え、
前記記憶装置には、各遊技台の店舗遊技情報が、遊技店を示す店舗識別情報および遊技台を示す遊技台情報に対応させて記憶され、また、各遊技台の店舗遊技情報を用いて各遊技台の共通遊技情報に変換する変換情報が、遊技店を示す店舗識別情報に対応させて記憶されており、
前記店舗サーバーは、対応する遊技店に設けられている遊技台の遊技情報を管理し、各遊技台の店舗遊技情報を前記センターサーバーに送信し、
前記受信端末装置は、送信を要求する情報を示す送信要求情報を前記センターサーバーに送信し、また、前記センターサーバーから送信された情報を受信し、
前記センターサーバーは、
前記店舗サーバーから送信された、当該店舗サーバーに対応する遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技情報を受信すると、前記受信した各遊技台の店舗遊技情報を、店舗サーバーに対応する遊技店を示す店舗識別情報および各遊技台を示す遊技台情報に対応させて前記記憶装置に記憶し、
前記受信端末装置から送信された送信要求情報を受信すると、前記記憶装置に店舗識別情報および遊技台情報に対応させて記憶されている各遊技台の店舗遊技情報と前記記憶装置に店舗識別情報に対応させて記憶されている変換情報を用いて変換した、店舗識別情報および遊技台情報に対応する各遊技台の共通遊技情報に基づいて、前記受信した送信要求情報で示されている情報を、前記受信した送信要求情報を送信した受信端末装置に送信することを特徴とする。
請求項1に記載の遊技店の管理装置では、センターサーバーは、送信要求情報を受信すると、各店舗サーバーから送信された各遊技台の店舗遊技情報と、店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する変換情報とに基づいて、送信要求情報で示されている情報を受信端末装置に送信する。これにより、各遊技店での遊技情報の管理方法が異なっていても、センターサーバーで共通遊技情報に変換されるため、種々の情報を正確に管理することができる。さらに、既存の店舗サーバーを用いることができるため、情報管理装置を安価に構成することができる。
各遊技台の店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する変換情報としては、例えば、各遊技台の店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する変換式が用いられる。勿論、店舗遊技情報と共通遊技情報が同じ場合もある。また、店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する時期は適宜選択することができる。例えば、センターサーバーで店舗遊技情報を受信した時に共通遊技情報に変換する。この場合には、例えば、受信した店舗遊技情報を共通遊技情報に変換して記憶装置に記憶し、送信が要求された時に該当する共通遊技情報を記憶装置から読み出す。あるいは、店舗遊技情報を受信した時に記憶しておき、送信が要求された時に店舗遊技情報を読み出して共通遊技情報に変換する。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技店の情報管理装置である。
請求項2に記載の遊技店の情報管理装置は、
請求項1に記載に遊技店の情報管理装置であって、
前記記憶装置には、各遊技台の店舗遊技情報が、店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて記憶されており、また、店舗遊技台情報と共通遊技台情報との対応関係を示す対応情報が記憶されており、
前記店舗サーバーは、前記各遊技台の店舗遊技情報とともに各遊技台の店舗遊技台情報を前記センターサーバーに送信し、
前記センターサーバーは、
前記店舗サーバーから送信された各遊技台の店舗遊技情報と店舗遊技台情報を受信すると、前記受信した各遊技台の店舗遊技情報を、店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて前記記憶装置に記憶し、
前記受信端末装置から送信された送信要求情報を受信すると、前記記憶装置に店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて記憶されている各遊技台の店舗遊技情報と、前記記憶装置に店舗識別情報に対応させて記憶されている変換情報および前記記憶装置に記憶されている対応情報を用いて変換した、店舗識別情報および共通遊技台情報に対応する各遊技台の共通遊技情報に基づいて、前記受信した送信要求情報で示されている情報を、前記受信した送信要求情報を送信した受信端末装置に送信することを特徴とする。
請求項2に記載の遊技店の情報管理装置では、センターサーバーは、送信要求情報を受信すると、店舗遊技台情報で示される遊技台の店舗遊技情報と、店舗遊技台情報と共通遊技台情報との対応関係を示す対応情報に基づいて、送信要求情報で示されている共通遊技台情報に対応する遊技台の店舗遊技情報を受信端末装置に送信する。これにより、各遊技店での遊技台情報の管理方法が異なる場合でも、種々の情報を正確に管理することができる。また、また、店舗遊技台情報として、遊技台や遊技台端末装置のアドレスや識別情報等を用いることができるため、各遊技台に対して遊技台情報を設定する際の自由度が増す。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の遊技店の情報管理装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の概略構成図である。本実施の形態は、パチンコ店(遊技店)に設けられているパチンコ台(遊技台)の遊技情報を管理する情報管理装置に本発明を適用したものである。
本実施の形態は、各遊技店(例えば、遊技店A、B、C)に設けられている遊技台の遊技情報を管理する店舗サーバー(店舗管理装置)11〜13、センターサーバー(中央管理装置)20、受信端末装置30、記憶装置21等により構成されている。各装置は、通信回線(インターネット回線、電話回線等)40を介して通信可能に接続されている。
なお、記憶装置21は、センターサーバー20がアクセス可能であればよく、センターサーバー20に直接に接続してもよい。
また、受信端末装置30は、情報を受信する機能を備えていればよく、例えば、店舗サーバーと兼用することもできる。
また、店舗サーバー11〜13は、各遊技店に設けられている遊技台の遊技情報を送信する機能を備えていればよい。
【0007】
遊技台には、製造メーカー等によって共通機種名や共通機種番号等が共通遊技台情報として予め設定されている。
一方、遊技台の管理は、各遊技店毎に行われている。すなわち、各遊技店では、各遊技台に対して個々に店舗遊技台情報を設定している。このため、各遊技店に設けられている各遊技台に対して設定されている店舗遊技台情報が、共通遊技台情報と異なる場合がある。
例えば、同じ共通機種名の遊技台に対して、ある遊技店では共通機種名を店舗機種名として設定しているが、他の遊技店では共通機種名と異なる独自の機種名を店舗機種名として設定している場合がある。あるいは、設定できる機種名の数に限界があるため、実際には共通機種名が異なっている遊技台に対して同一の店舗機種名を設定している場合もある。
このように、店舗遊技台情報として、共通遊技台情報を用いている遊技店と、共通遊技台情報を用いていない遊技店が混在していると、例えば、複数の遊技店に設けられている所定の機種の遊技台の遊技情報を正確に管理することができない。
【0008】
そこで、各遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技台情報を共通遊技台情報に対応させる対応情報を記憶装置21に記憶させる。対応情報には、各遊技店の店舗識別情報、各遊技店に設けられている遊技台の店舗遊技台情報及び共通遊技台情報が記憶される。
店舗識別情報としては、例えば、各遊技店の店舗名、店舗番号等が用いられる。
店舗遊技台情報としては、各遊技店に設けられている各遊技台を示す情報が用いられる。例えば、各遊技台における台番号を示す台番号識別情報、各遊技台に対して各遊技店で設定されている店舗機種名や店舗機種番号等の店舗機種識別情報等が用いられる。
共通遊技台情報としては、例えば、製造メーカー等によって予め設定されている共通機種名、共通機種番号等が用いられる。
なお、店舗機種識別情報として共通機種識別情報が用いられることもある。また、店舗機種識別情報は省略することもできる。
店舗遊技台情報を共通遊技台情報に対応させる対応情報は、例えば、図2に示す共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブルともいう)として記憶される。
図2に示す共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)では、台番号(台番号識別情報)、店舗機種識別情報である店舗機種名が店舗遊技台情報として記憶されている。また、共通機種識別情報である共通機種名が共通遊技台情報として記憶されている。
この対応情報(共通遊技台情報テーブルまたは共通機種識別情報テーブル)を用いることによって、各遊技店に設けられている遊技台に対して設定されている店舗遊技台情報を共通遊技台情報に対応させることができるため、各遊技店での遊技台情報の管理方法が異なっていても、各遊技店に設けられている遊技台を正確に管理することができる。例えば、所定の機種の遊技台の情報を複数の遊技店全体で確実に管理することができる。
【0009】
また、前述したように、遊技店に設けられている各遊技台の遊技情報の管理は、遊技店毎に行われている。このため、各店舗サーバー11〜13で管理している各遊技店に設けられている各遊技台の遊技情報(例えば、アウト数、セーフ数、大当たり回数等)が異なる場合がある。
このように、各店舗サーバー11〜13が管理している各遊技店に設けられている各遊技台の遊技情報が異なっていると、例えば、所定の遊技店に設けられている遊技台の所定の遊技情報や複数の遊技店に設けられている所定機種の遊技台の所定の遊技情報を正確に管理することができない。
【0010】
そこで、各店舗サーバー11〜13で管理している各遊技台の遊技情報(店舗遊技情報)を共通の遊技情報(共通遊技情報)に変換する変換情報を記憶装置21に記憶させる。変換情報は、例えば、共通遊技情報変換テーブルとして記憶される。共通遊技情報変換テーブルには、例えば、各遊技店に設けられている各遊技台の遊技情報(店舗遊技情報)を共通遊技情報に変換する共通遊技情報変換式が記憶される。
例えば、店舗サーバー11は、遊技店Aに設けられている各遊技台の売上金額、アウト玉数、セーフ玉数を各遊技台の店舗遊技情報として管理し、店舗サーバー12は、遊技店Bに設けられている各遊技台のアウト玉数、セーフ玉数、出玉率、割数を各遊技台の店舗遊技情報として管理し、店舗サーバー13は、遊技店Cに設けられている各遊技台のアウト玉数、差玉数、割数を各遊技台の店舗遊技情報として管理しているものとする。
ここで、売上金額は、各遊技台に設けられている玉貸機で玉を貸出した金額等を示す。アウト玉数は、遊技台に投入された遊技玉(遊技媒体)の数を示す。セーフ玉数は、遊技玉が入賞口に入賞して払い出された遊技玉の数を示す。出玉率は、アウト玉数に対するセーフ玉数の比を示す。割数は、売上金額(例えば、遊技台に設けられている玉貸機で玉を貸出した金額等)に対する、遊技者が獲得した遊技玉に対応する景品金額の割合を示す。
【0011】
そして、遊技台の共通遊技情報として、稼動数[a]、出玉率[b÷a]、売上金額[c]、割数[{c+(b−a)×4(=玉1個当たりの金額)}÷c]を設定したものとする。ここで、aはアウト玉数、bはセーフ玉数、cは売上データを表す。
この場合、記憶装置21の共通遊技情報変換テーブル(変換情報)には、例えば、店舗サーバー11で管理されている店舗遊技情報[c、a、b]を共通遊技情報[a、b÷a、c、{c+(b−a)×4}÷c]に変換する共通遊技情報変換式が、A店の店舗識別情報に対応させて記憶される。また、店舗サーバー12で管理されている店舗遊技情報[a、b、b÷a、{c+(b−a)×4}÷c]を共通遊技情報[a、b÷a、c、{c+(b−a)×4}÷c]に変換する共通遊技情報変換式が、B店の店舗識別情報に対応させて記憶される。また、店舗サーバー13で管理されている店舗遊技情報[c、b−a、{c+(b−a)×4}÷c]を共通遊技情報[a、b÷a、c、{c+(b−a)×4}÷c]に変換する共通遊技情報変換式が、C店の店舗識別情報に対応させて記憶される。
このような共通遊技情報変換テーブル等を用いることによって、各店舗サーバー11〜13が管理している遊技情報(店舗遊技情報)が異なっている場合でも、センターサーバー20は、共通の遊技情報(共通遊技情報)として管理することができる。これにより、例えば、所定の機種の所定の情報を複数の遊技店全体で確実に管理することができる。また、各遊技店毎の店舗遊技情報も容易に管理することができる。
各遊技店の店舗遊技情報と共通遊技情報が同じ場合には、変換情報(共通遊技情報変換テーブル)は不要である。
【0012】
また、記憶装置21には、例えば、図11に示すような、店舗分類テーブルが記憶されている。
店舗分類テーブルには、各遊技店を示す店舗名や店舗番号等の店舗識別情報(図11では、店舗名が用いられている)に対応させて、各遊技店の立地条件、形態等の分類(図11では、郊外店、都心店、駅前店、小型店、新規店等)が設定されている。
この店舗分類テーブルを用いることにより、所定の分類に属する店舗全体の情報を管理することができる。
【0013】
店舗サーバー11〜13は、各遊技店A〜Cに設けられている遊技台の店舗遊技情報を、例えば、遊技店Aを示す店舗識別情報、遊技店A内での台番号を示す台番号識別情報とともにセンターサーバー20に送信する。
センターサーバー20は、店舗サーバー11〜13から送信された店舗遊技情報を店舗識別情報、台番号識別情報に対応させて(店舗遊技情報テーブル)記憶装置21に記憶する。あるいは、店舗サーバー11〜13から送信された店舗遊技情報を、遊技店A〜Cに対応する共通遊技情報変換式を用いて共通遊技情報に変換し、変換した共通遊技情報を店舗識別情報、台番号識別情報に対応させて(共通遊技情報テーブル)記憶装置21に記憶する。
なお、各遊技台の店舗遊技情報あるいは共通遊技情報は、履歴を確認することができるように記憶装置に記憶させるのが好ましい。勿論、順次更新しながら記憶させる方法を用いることもできる。
【0014】
また、センターサーバー20は、受信端末装置30から送信された送信要求情報を受信すると、送信要求情報で指示されている(含まれている)情報(例えば、共通機種識別情報、店舗分類識別情報、店舗識別情報、台番号識別情報等)に基づいて対象の遊技台を判別し、判別した遊技台の共通遊技情報に基づいて、送信要求情報に含まれている情報(例えば、指示された共通遊技情報等)を送信する。
例えば、店舗分類識別情報で示されている分類に属する遊技店全体の共通遊技情報を送信する。あるいは、各遊技店に設けられている遊技台の中から共通機種識別情報に対応する共通機種名の遊技台を選択し、選択した遊技台全体の共通遊技情報を送信する。あるいは、店舗識別情報で示されている遊技店に設けられている遊技台の中から共通機種識別情報で示されている共通機種名の遊技台を選択し、選択した遊技台全体の共通遊技情報を送信する。あるいは、店舗識別情報で示されている遊技店に設けられており、台番号識別情報で示されている台番号の遊技台の共通遊技情報を送信する。なお、各場合において、受信端末装置から、受信を希望する共通遊技情報を指示してもよいし、指示しなくてもよい。受信を希望する共通遊技情報が指示されていない時(送信要求情報に受信を希望する共通遊技情報を示す共通遊技情報識別情報が含まれていない時)には、センターサーバーは、全ての共通遊技情報を送信する。一方、受信を希望する共通遊技情報が指示されている時(送信要求情報に共通遊技情報識別情報が含まれている時)には、センターサーバーは、指示された共通遊技情報を送信する。また、共通遊技情報識別情報で示されている共通遊技情報を、各遊技台に対応する共通遊技情報に基づいて算出して送信することもできる。
なお、店舗遊技台情報を指示することもできる。この場合には、例えば、共通遊技台情報テーブルを参照して店舗遊技台情報に対応する共通遊技台情報を判別し、判別した共通遊技台情報に対応する遊技台を選択する。
【0015】
本実施の形態では、センターサーバー20が本発明の管理装置に対応し、店舗サーバー11〜13が本発明の情報送信装置に対応する。また、店舗サーバー11〜13で管理している遊技台情報及び各遊技台の遊技情報がそれぞれ本発明の「店舗遊技台情報」及び「店舗遊技情報」に対応し、センターサーバー20で管理している遊技台情報及び各遊技台の遊技情報がそれぞれ本発明の「共通遊技台情報」及び「共通遊技情報」に対応する。また、店舗遊技台情報を共通遊技台情報に対応させる共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)が本発明の「対応情報」に対応し、店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する共通遊技情報変換テーブルが本発明の「変換情報」に対応する。また、台番号、店舗機種名、店舗機種番号等が本発明の「店舗遊技台情報」に対応し、共通機種名や共通機種番号等の共通機種識別情報が本発明の「共通遊技台情報」に対応する。
【0016】
以下に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、記憶装置21に、例えば、図2に示すような共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を記憶させる処理を説明する。なお、店舗サーバー11〜13における処理は同じであるため、以下では、説明の便宜上、店舗サーバー11について説明する。
例えば、遊技店Aの係員は、店舗サーバー11に設けられている端末装置等を用いてセンターサーバー20に共通遊技台情報入力要求信号(共通機種識別情報入力要求信号)を送信する。
センターサーバー20は、店舗サーバー11から共通遊技台情報入力要求信号を受信すると、例えば、図3に示すような共通遊技台情報入力画面(共通機種識別情報入力画面)を店舗サーバー11の端末装置に表示させる。図3に示す共通遊技台情報入力画面では、店舗識別情報(図3では店舗名)、店舗遊技台情報(図3では、台番号)、メーカー名、共通遊技台情報(共通機種識別情報)(図3では、共通機種名)の入力欄が設けられている。
【0017】
遊技店の係員は、共通遊技台情報入力画面において、共通遊技台情報(共通機種識別情報)を入力する遊技台の台番号、メーカー名、共通機種名を入力する。ここで、メーカー名や共通機種名が不明な場合には、メーカー名一覧や共通機種名一覧を表示させて、所定のメーカー名や共通機種名を選択することができる。例えば、メーカー名の入力欄をダブルクリックすると、センターサーバー20からメーカー名が送信され、図4に示すようなメーカー名一覧表示画面が表示される。また、メーカー名を選択した状態で、共通機種名の入力欄をダブルクリックすると、センターサーバー20から、選択されたメーカー名のメーカーから発売されている遊技台の機種名が送信され、図5に示すような共通機種名一覧表示画面が表示される。
このようなメーカー名一覧表示画面や共通機種名一覧表示画面を用いることによって、メーカー名や共通機種名の入力操作が容易となる。
なお、台番号については、範囲(範囲の両端の遊技台の台番号)を指定してもよいし、個別(1台の遊技台の台番号)で指定してもよい。また、共通機種名や共通機種番号等で指定できる場合には、メーカー名の入力は省略してもよい。
台番号、メーカー名、共通機種名等を入力した後、送信操作(例えば、送信キーを操作)を行うと、店舗識別情報、台番号、メーカー名、共通機種名が店舗サーバー11からセンターサーバー20に送信される。
センターサーバー20は、店舗サーバー10aから送信された共通機種名を記憶装置21の共通遊技台情報テーブルに記憶する。
共通機種名等の共通遊技台情報は、センターサーバー20に設けられている端末装置等を用いて入力することもできる。
なお、共通機種名一覧表示画面に代えて、共通機種番号一覧表示画面や共通機種名・共通機種番号一覧表示画面を表示させてもよい。
【0018】
共通遊技情報変換テーブル、店舗分類テーブル等の入力も、同様の方法で、店舗サーバー11〜13やセンターサーバー20に設けられている端末装置等を用いて入力することができる。
この時、共通遊技情報変換式、店舗分類識別情報等が店舗識別情報とともに入力される。
店舗分類テーブルの1例を図11に示す。
【0019】
以上のようにして、記憶装置21に、対応情報としての共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)、変換情報としての共通遊技情報変換テーブル、店舗分類テーブル等を記憶させた状態における本実施の形態の動作を図6を参照して説明する。
遊技店A〜Cに設けられている遊技台で遊技が行われると、店舗サーバー11〜13は、遊技が行われた各遊技台の店舗遊技情報を演算する。店舗遊技情報の演算は、例えば、いずれかの情報が変化した場合や、所定時間経過する毎等に行われる。
例えば、店舗サーバー11は、図7に示すように、遊技店Aの各台番号に対応する各遊技台の売上金額、アウト玉数、セーフ玉数を店舗遊技情報として演算する。また、店舗サーバー12は、図8に示すように、遊技店Bの各台番号に対応する各遊技台のアウト玉数、セーフ玉数、出玉率、割数を店舗遊技情報として演算する。また、店舗サーバー13は、図9に示すように、遊技店Cの各台番号に対応する各遊技台の売上金額、差玉数、割数を店舗遊技情報として演算する。
そして、各店舗サーバー11〜13は、それぞれ遊技店A〜Cに設けられている各遊技台の店舗遊技情報をセンターサーバー20に送信する。この場合、店舗サーバー11は各遊技台の売上金額、アウト玉数、セーフ玉数を、店舗サーバー12は各遊技台のアウト玉数、セーフ玉数、出玉率、割数を、店舗サーバー13は各遊技台の売上金額、差玉数、割数を店舗遊技情報としてセンターサーバー20に送信する。
この時、各店舗遊技情報は、例えば、店舗識別情報及び台番号識別情報(店舗遊技台情報)とともに送信されるが、例えば、各店舗サーバー11〜13から送信される店舗遊技情報の順番等が予め定められている場合には店舗識別情報や台番号識別情報の送信を省略することができる。例えば、センターサーバー20に店舗遊技情報を送信する店舗サーバー11〜13の順番(例えば、店舗サーバー11、12、13の順版)が予め定められている場合には、店舗識別情報を省略することができる。また、各店舗サーバー11〜13からセンターサーバー20に送信する店舗遊技情報の送信順番が予め定められている場合(例えば、台番号1の店舗遊技情報〜台番号nの店舗遊技情報の順番)には、台番号識別情報の送信を省略することもできる。また、店舗サーバー11〜13の識別情報を、店舗識別情報として用いることもできる。
【0020】
センターサーバー20は、店舗サーバー11〜13から遊技店A〜Cの各遊技台の店舗遊技情報を受信すると、受信した店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する(共通遊技情報変換手段)。例えば、共通遊技情報変換テーブルに各遊技店に対応させて記憶されている共通遊技情報変換式を用いて、受信した店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する。店舗遊技情報が共通遊技情報と同じ場合には、受信した店舗遊技情報を共通遊技情報として用いる。
これにより、各遊技店A〜Cの台番号に対応する共通遊技情報が形成される(台毎共通遊技情報テーブル)。
次に、センターサーバー20は、各遊技店A〜Cの店舗遊技台情報(例えば、遊技台の台番号)を共通遊技台情報(例えば、共通機種名)に変換する。(共通遊技台情報変換手段または共通機種変換手段)これにより、各遊技店A〜Cの店舗遊技台情報に対応する店舗遊技情報は、共通遊技台情報に対応する共通遊技情報に変換される(共通遊技台毎共通遊技情報または共通機種毎共通遊技情報)。
これにより、例えば、図10に示すような共通遊技台情報毎共通遊技情報テーブル(共通機種毎共通遊技情報テーブル)が形成される。図10に示す共通遊技台毎共通遊技情報テーブルでは、各遊技店に設けられている遊技台の台番号(店舗遊技台情報)に対応させて共通機種識別情報(共通遊技台情報)、共通遊技情報(図10に示す例では、稼動数、出玉率、売上、割数)が記憶されている。
次に、センターサーバー20は、受信端末装置30から送信された送信要求を受信すると、各遊技店に設けられている各遊技台の共通遊技台毎共通遊技情報(共通機種毎共通遊技情報)に基づいて集計を行い、要求された情報を受信端末装置30に送信する(集計手段)。
なお、店舗遊技台情報を共通遊技台情報に変換する処理を予め行って共通遊技台情報毎テーブルを作成しておき、共通遊技台情報毎テーブルに共通遊技情報を記憶させるようにしてもよい。また、店舗遊技情報を共通遊技情報に変換する処理や、店舗遊技台情報(例えば、店舗機種識別情報)を共通遊技台情報(例えば、共通機種識別情報)に変換する処理(例えば、共通機種名に対応する遊技台を検索する処理)等を受信端末装置30から送信された送信要求情報を受信した時に行ってもよい。また、集計処理の実行時期も適宜変更可能である。
【0021】
次に、受信端末装置30からセンターサーバー20に送信要求情報を送信する動作を説明する。
受信端末装置30から送信する送信要求情報により、種々の遊技店や遊技台の指示、種々の情報の送信の指示を行うことができる。
ユーザは、情報の送信を希望する時には、例えば、受信端末装置30の操作部を操作して、受信端末装置30をセンターサーバー20に接続する。これにより、センターサーバー20は、受信端末装置30に、例えば、図12に示すような入力メニュー画面を表示させる。
ユーザは、受信端末装置30の表示部に表示されている入力メニュー画面で所定の情報を入力する。
例えば、所定の遊技店の所定の台番号(店舗遊技台情報)の遊技台の共通遊技情報の受信を希望する場合には、図12に示す入力メニュー画面で店舗名(店舗識別情報)と、台番号(店舗遊技台情報)を入力する。
全遊技店に設けられている遊技台の中で、所定の機種の遊技台の共通遊技情報を受信したい場合には、図12に示す入力メニュー画面で、共通機種名または共通機種番号等の共通機種識別情報を入力する。なお、共通機種名が不明な場合には、前述したように、メーカー名から共通機種名を検索する方法を用いることもできる。
所定の分類に属する遊技店全体に設けられている遊技台の共通遊技情報の受信を希望する場合には、図12に示す入力メニュー画面で、店舗分類(店舗分類識別情報)を入力する。
なお、所定の共通遊技情報の受信を希望する場合には、前記した入力を行うとともに、受信を希望する共通遊技情報(共通遊技情報識別情報)を入力する。
図12に示す入力メニュー画面での入力方法は、直接入力する方法を用いることもできるし、候補を表示させ、表示されている候補の中から所定の候補を選択する方法を用いることもできる。
そして必要な入力情報を入力した後、送信操作を行うと、入力された情報を含む送信要求情報をセンターサーバー20に送信する。
【0022】
センターサーバー20は、受信端末装置30から送信された送信要求情報を受信すると、送信要求情報に含まれている店舗識別情報、店舗分類識別情報、台番号識別情報(店舗遊技台情報)、共通機種識別情報(共通遊技台情報)に基づいて遊技店や遊技台を選択し、選択した遊技台の共通遊技情報を集計して送信要求情報に含まれている共通遊技情報識別情報に対応する共通遊技情報を得、送信要求情報を送信した受信端末装置30に送信する。
受信端末装置30の表示手段の表示例を図13に示す。図13は、図12に示す入力メニュー画面で、店舗分類部に「大型店」と「小型店」を入力し、情報部に「売上」を入力した場合のものである。図13では、「大型店」及び「小型店」に設けられている遊技台の1台当たりの売り上げが、共通機種名(共通遊技台情報)毎に表示されている。この場合には、大型店と小型店の売上状態を比較することができる。
【0023】
図2に示す共通遊技台情報テーブルでは、店舗遊技台情報として台番号と店舗機種名(店舗機種識別情報)を用いたが、店舗遊技台情報はこれに限定されない。
例えば、店舗サーバー11〜13が、各遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技情報とともに、各遊技台毎に異なって設定されているID(遊技台識別情報)を店舗遊技台情報としてセンターサーバー20に送信する場合には、例えば、図14に示すような、各遊技台のID(店舗遊技台情報)を共通遊技台情報(例えば、共通機種名や共通機種番号)に対応させる共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を用いる。これにより、店舗サーバー11〜13から各遊技台の遊技情報が遊技台識別情報とともに送信される場合でも、遊技台識別情報を共通遊技台情報(共通機種識別情報)に対応させることができる。
また、店舗サーバー11〜13が、各遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技情報とともに、各遊技店内において各遊技台毎に異なって設定されている通信用のIPアドレス(遊技台アドレス情報)を店舗遊技台情報としてセンターサーバー20に送信する場合には、例えば、図15に示すような、各遊技台のIPアドレス(店舗遊技台情報)を共通遊技台情報(共通機種識別情報)に対応させる共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を用いる。これにより、店舗サーバー11〜13から各遊技台の遊技情報が遊技台アドレス情報とともに送信される場合でも、遊技台アドレス情報を共通遊技台情報(共通機種識別情報)に対応させることができる。
また、各遊技台に台ユニット(遊技台端末装置)が設けられている場合には、店舗サーバー11〜13は、各遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技情報とともに、遊技台に設けられている台ユニットの設置位置を示す台ユニット番号(台ユニット番号識別情報)や通信用のIPアドレス(台ユニットアドレス情報)を店舗遊技台情報としてセンターサーバー20に送信することができる。このような場合には、例えば、図16、図17に示すような、各遊技台に設けられている台ユニットの台ユニット番号(台ユニット番号識別情報)やIPアドレス(台ユニットアドレス情報)等の店舗遊技台情報を共通遊技台情報に対応させる共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を用いる。これにより、店舗サーバー11〜13から各遊技台の遊技情報が台ユニット番号や台ユニットアドレス情報とともに送信される場合でも、台ユニット番号や台ユニットアドレス情報を共通遊技台情報(共通機種識別情報)に対応させることができる。
【0024】
図14〜図17に示すような共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を用いることにより、店舗遊技台情報として遊技台識別情報や遊技台アドレス情報、台ユニット番号や台ユニットアドレス情報を用いる店舗サーバーが存在していても、種々の情報を正確に管理することができる。
また、各遊技台の遊技情報とともにセンターサーバー20に送信する店舗遊技台情報として遊技台識別情報や遊技台アドレス情報、台ユニット番号や台ユニットアドレス情報を用いない場合でも、図14〜図17に示す共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を設けると、対象の遊技台の遊技台識別情報や遊技台アドレス情報、対象の遊技台に設けられている台ユニットの台ユニット番号や台ユニットアドレス情報を指示して送信要求情報を送信することにより、対象の遊技台の共通遊技情報を得ることができる。
【0025】
また、店舗遊技台情報として台番号のみを用いることもできる。店舗遊技台情報として台番号のみを用いた遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)の例を図18に示す。
また、店舗遊技台情報として、台番号と店舗機種名を用いることもできる。店舗遊技台情報として台番号と店舗機種名を用いた共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)の例を図19に示す。図2や図19に示す共通遊技台情報テーブルを用いることにより、例えば、店舗サーバー11〜13からセンターサーバー20に、各遊技台の遊技情報とともに店舗機種名や店舗機種番号を店舗遊技台情報として送信する場合でも、店舗機種名や店舗機種番号等の店舗遊技台情報を共通遊技台情報(共通機種識別情報)に対応させることができる。
また、図2や図19に示す共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)を用いた場合、対象の遊技台の店舗機種名や店舗機種番号等を指示して送信要求情報を送信することにより、指示された店舗機種名や店舗機種番号が設定されている遊技台の店舗遊技情報や共通遊技情報を得ることができる。
【0026】
また、例えば、設定可能な店舗遊技台情報の数が限られているために、共通遊技台情報が異なっている遊技台に対して同じ店舗遊技台情報を設定した場合にも本発明を用いることによって、種々の情報を正確に管理することができる。
共通遊技台情報が異なる遊技台に対して同じ店舗機種名や店舗機種番号を店舗遊技台情報として設定した場合の共通遊技台情報テーブル(対応情報)の例を図20、図21に示す。
図20(図21)に示す共通遊技台情報テーブル(対応情報)では、店舗識別情報「0001」が設定されている遊技店の台番号「000」〜「050」の遊技台には、店舗機種名(店舗遊技台情報)「aaaa」(店舗機種番号「AAAA」)が設定されているが、実際には、台番号(店舗遊技台情報)「0001」〜「025」は共通機種名(共通遊技台情報)「AAAA」の遊技台、台番号(店舗遊技台情報)「0026」〜「050」は共通機種名(共通遊技台情報)「AABB」の遊技台であることを表している。
このような共通遊技台情報テーブル(対応情報)を用いた場合、例えば、店舗遊技台情報として台番号「001」〜「025」のいずれかを指示して送信要求情報を送信することにより、店舗機種名「aaaa」(店舗機種番号「AAAA」)が設定されている遊技台の中から、台番号「001」〜「025」の遊技台に対応する共通機種名(共通遊技台情報)「AAAA」が設定されている遊技台の共通遊技情報または店舗遊技情報を得ることができる。店舗遊技台情報として台番号「026」〜「050」のいずれかを指示して送信要求情報を送信した場合には、台番号「001」〜「025」の遊技台に対応する共通機種名(共通遊技台情報)「AABB」が設定されている遊技台の共通遊技情報または店舗遊技情報を得ることができる。
【0027】
図20、図21に示す共通遊技台情報テーブル(対応情報)では、共通の店舗遊技台情報が設定されている遊技台(台番号「001」〜「050」)のうち、異なる共通遊技台情報が設定されている遊技台(台番号「001〜025」の遊技台と台番号「026」〜「050」の遊技台)の共通遊技台情報(「AAAA」と「AABB」)を係員が設定したが、共通遊技台情報が異なっている遊技台を自動的に判別することもできる。
例えば、各遊技台の遊技情報(店舗遊技情報または共通遊技情報)に基づいて、共通遊技台情報が異なっている遊技台を判別することができる。例えば、台番号の順に前の台番号の遊技台の稼動状態と比較し、前の台番号の遊技台の稼動状態と大きく異なり、且つ、その後の台番号の遊技台の稼動状態と近い場合には、その遊技台が機種の切れ目であると判断する。
例えば、1番台〜40番台の遊技台の1日のアウト玉数が図22に示す状態である場合、1番台〜20番台の遊技台のアウト玉数が20000個以下であるのに対し、21番台の遊技台のアウト玉数は40000個以上であり、且つ、22番台以降の遊技台のアウト玉数も40000個以上である。したがって、1番台〜20番台の遊技台と21番台〜40番台の遊技台は、異なる機種の遊技台であると判断する。
あるいは、1番台〜40番台の遊技台の特賞状態でのセーフ玉数が図23に示す状態である場合、1番台〜20番台の遊技台のセーフ玉数が2000個前後であるのに対し、21番台の遊技台のセーフ玉数は1000個前後であり、且つ、22番台以降の遊技台のセーフ玉数も1000個前後である。したがって、1番台〜20番台の遊技台と21番台〜40番台の遊技台は、異なる機種の遊技台であると判断する。
あるいは、1番台〜40番台の遊技台の特賞状態での単位始動数が図24に示す状態である場合、1番台〜20番台の遊技台の単位始動数が4.0前後であるのに対し、21番台の遊技台の単位始動数は6.0前後であり、且つ、22番台以降の遊技台の単位始動数も6.0前後である。したがって、1番台〜20番台の遊技台と21番台〜40番台の遊技台は、異なる機種の遊技台であると判断する。
なお、通常時の出玉率等によって異なる機種であることを判断することもできる。
また、この方法は、同じ共通遊技台情報が設定されているが、異なる店舗遊技台情報が設定されている遊技台が設定されている場合に、異なる店舗遊技台情報が設定されている遊技台を判別する場合にも用いることができる。
【0028】
以上は、同じ遊技台情報(共通遊技台情報または店舗遊技台情報)が設定されている遊技台が連続していることが分かっている場合について説明したが、これ以外の場合でも異なる機種の遊技台(異なる共通遊技台情報が設定されている遊技台または異なる店舗遊技台情報が設定されている遊技台)であることを判別することができる。
例えば、各遊技台の遊技情報、同じ機種の遊技台が連続している数、機種の数、同じ機種の遊技台が連続している最小数のいずれかによってまたは組み合わせによって、機種が異なる遊技台を判別することができる。
【0029】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、各情報の入力方法、各情報の記憶方法、入力可能な情報の種類等は種々変更可能である。
また、共通遊技情報への変換方法や、共通遊技台情報への変換方法等は種々変更可能である。
また、管理する情報の種類や内容等は適宜変更可能である。
受信端末装置としては、携帯電話機等の携帯端末装置やパソコン等の種々の端末装置を用いることができる。
また、パチンコ店の情報管理装置として用いた場合について説明したが、本発明はパチンコ店以外の種々の遊技店の情報管理装置として用いることができる。また、本発明は、実施の形態等に記載されているセンターサーバーの処理を行う遊技店の情報管理方法として構成することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2に記載の遊技店の情報管理装置を用いれば、各店舗サーバーでの遊技情報や遊技台情報の管理方法が異なる場合でも、種々の情報を正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成図を示す図である。
【図2】共通遊技台情報テーブル(共通機種識別情報テーブル)の1例を示す図である。
【図3】共通遊技台情報(共通機種識別情報)の入力画面の1例を示す図である。
【図4】共通遊技台情報(共通機種識別情報)の入力画面の1例を示す図である。
【図5】共通遊技台情報(共通機種識別情報)入力画面の1例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態の動作を説明する図である。
【図7】店舗サーバーで管理している情報を示す図である。
【図8】店舗サーバーで管理している情報を示す図である。
【図9】店舗サーバーで管理している情報を示す図である。
【図10】共通遊技情報テーブルの1例を示す図である。
【図11】店舗分類テーブルの1例を示す図である。
【図12】入力メニュー画面の1例を示す図である。
【図13】受信端末装置の表示例を示す図である。
【図14】共通遊技台情報テーブルの例を示す図である。
【図15】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図16】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図17】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図18】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図19】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図20】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図21】共通遊技台情報テーブルの他の例を示す図である。
【図22】遊技情報から共通遊技台情報を自動設定する処理を説明する図である。
【図23】遊技情報から共通遊技台情報を自動設定する処理を説明する図である。
【図24】遊技情報から共通遊技台情報を自動設定する処理を説明する図である。
【符号の説明】
11〜13 店舗サーバー
20 センターサーバー
21 記憶装置
30 受信端末装置
Claims (2)
- 複数の遊技店に設けられている遊技台の遊技情報を管理する遊技店の情報管理装置であって、
センターサーバーと、記憶装置と、各遊技店に対応して設けられている店舗サーバーと、受信端末装置を備え、
前記記憶装置には、各遊技台の店舗遊技情報が、遊技店を示す店舗識別情報および遊技台を示す遊技台情報に対応させて記憶され、また、各遊技台の店舗遊技情報を用いて各遊技台の共通遊技情報に変換する変換情報が、遊技店を示す店舗識別情報に対応させて記憶されており、
前記店舗サーバーは、対応する遊技店に設けられている遊技台の遊技情報を管理し、各遊技台の店舗遊技情報を前記センターサーバーに送信し、
前記受信端末装置は、送信を要求する情報を示す送信要求情報を前記センターサーバーに送信し、また、前記センターサーバーから送信された情報を受信し、
前記センターサーバーは、
前記店舗サーバーから送信された、当該店舗サーバーに対応する遊技店に設けられている各遊技台の店舗遊技情報を受信すると、前記受信した各遊技台の店舗遊技情報を、店舗サーバーに対応する遊技店を示す店舗識別情報および各遊技台を示す遊技台情報に対応させて前記記憶装置に記憶し、
前記受信端末装置から送信された送信要求情報を受信すると、前記記憶装置に店舗識別情報および遊技台情報に対応させて記憶されている各遊技台の店舗遊技情報と前記記憶装置に店舗識別情報に対応させて記憶されている変換情報を用いて変換した、店舗識別情報および遊技台情報に対応する各遊技台の共通遊技情報に基づいて、前記受信した送信要求情報で示されている情報を、前記受信した送信要求情報を送信した受信端末装置に送信する
ことを特徴とする遊技店の情報管理装置。 - 請求項1に記載に遊技店の情報管理装置であって、
前記記憶装置には、各遊技台の店舗遊技情報が、店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて記憶されており、また、店舗遊技台情報と共通遊技台情報との対応関係を示す対応情報が記憶されており、
前記店舗サーバーは、前記各遊技台の店舗遊技情報とともに各遊技台の店舗遊技台情報を前記センターサーバーに送信し、
前記センターサーバーは、
前記店舗サーバーから送信された各遊技台の店舗遊技情報と店舗遊技台情報を受信すると、前記受信した各遊技台の店舗遊技情報を、店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて前記記憶装置に記憶し、
前記受信端末装置から送信された送信要求情報を受信すると、前記記憶装置に店舗識別情報および店舗遊技台情報に対応させて記憶されている各遊技台の店舗遊技情報と、前記記憶装置に店舗識別情報に対応させて記憶されている変換情報および前記記憶装置に記憶されている対応情報を用いて変換した、店舗識別情報および共通遊技台情報に対応する各遊技台の共通遊技情報に基づいて、前記受信した送信要求情報で示されている情報を、前記受信した送信要求情報を送信した受信端末装置に送信する
ことを特徴とする遊技店の情報管理装置。
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