JP2006026273A - 遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者の所望とする遊技情報を簡便に表示させることができる遊技システムを提供する。
【解決手段】 遊技システム(1)は、遊技場(1000)に設置されたパチンコ遊技機(10)から出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計し、その遊技情報を集計した時間とともに記録するホールコンピュータ(400)を備える。遊技システム(1)は、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取り、その遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データを表示部(612)に表示させる情報表示端末(600)を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技システムに関するものであり、特に、遊技に関する遊技データの表示を行う遊技システムに関する。
従来、パチンコ遊技機、パチスロ遊技機など、遊技者に有利な大当りとなるか否かの判断や、遊技媒体(例えば、遊技メダル、遊技球など)を払い出す制御など、所定の遊技に関する制御を行う遊技機が遊技場に配設されている。これら各種の遊技機は、各種のコンピュータに接続され、遊技機毎に行われた遊技に関する所定の出力信号を出力する。各種のコンピュータは、これら所定の出力信号に基づいて遊技情報を記録し、これに基づく遊技データを遊技者のために表示する。これらのような各種のコンピュータなどを備えた遊技システムは、遊技機毎に対応する遊技情報を記録、表示することによって、遊技者に対する有益な情報を提供することができるので、遊技者にとって、より有利に遊技を展開することができる遊技機などを探すために活用されている。
この種の遊技システムでは、例えば、特許文献1に示すように、遊技機において発生した大当り等、各種の遊技情報が、時刻データとともに記憶される。そして、これらのデータに基づいて、各種の遊技情報の数量と時間軸とがグラフ化され、時系列的に各種の遊技情報が表示されるものが開示されている。このように各種の遊技情報を表示することによって、時系列的に、戦略的な分析が可能となる。
特開2003−38834号公報
しかしながら、上述した遊技システムでは、所定の期間内における遊技情報が時系列的には表示されるが、単に時系列的に表示されるだけであり、例えば、主婦層は平日午後2時から3時から遊技を開始し、サラリーマン層は平日午後6時以降から遊技を開始するなど、遊技者毎に遊技を開始する時間帯がそれぞれ異なるため、遊技を開始する時間帯に係る遊技情報などの遊技者が所望とする遊技情報を、容易に且つ速やかに提供するには至っていない。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、遊技者の所望とする遊技情報を簡便に表示させることができる遊技システムを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 遊技場に設置された遊技機から出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計する遊技情報集計手段と、前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を、当該遊技情報を集計した時間とともに記録する遊技情報記録手段と、前記遊技情報記録手段に記録された前記遊技情報に基づいて、遊技データの表示を行う表示手段と、前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取る遊技者特定情報読取手段と、前記遊技者特定情報読取手段によって読み取られた前記遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定する表示対象時間決定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に関する遊技データを前記表示手段に表示させる機能を有することを特徴とする遊技システム。
(2) (1)に記載の遊技システムにおいて、前記遊技場に設けられ、前記遊技者特定情報読取手段を有するとともに、前記遊技者特定情報読取手段によって読み取られた遊技者特定情報に基づいて遊技者識別情報を出力する遊技者識別情報出力手段を有する遊技者特定情報読取装置と、前記遊技情報記録手段を有する遊技情報管理装置とを備え、前記遊技情報管理装置は、前記遊技者特定情報読取装置から出力される前記遊技者識別情報から、遊技者を判定する遊技者判定手段と、前記遊技者判定手段による判定の結果に基づいて、前記遊技者特定情報読取手段により遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録する特定時間記録手段とを有し、前記表示対象時間決定手段は、前記特定時間記録手段に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、前記表示対象時間を決定する機能を有することを特徴とする遊技システム。
(3) (2)に記載の遊技システムにおいて、前記表示対象時間決定手段は、所定期間において、前記特定時間記録手段に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定する機能を有することを特徴とする遊技システム。
(4) 遊技場に設置された複数の遊技機のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計する遊技情報集計手段と、前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を記録する遊技情報記録手段と、情報を送信する対象となるユーザの所持する携帯端末に、通信回線を介して情報を送信するためのユーザ通信情報を記録するユーザ通信情報記録手段と、前記遊技情報記録手段に記録された前記遊技情報に基づいて遊技データを前記通信回線を介して前記ユーザの所持する携帯端末に送信する遊技データ送信手段と、前記ユーザ通信情報記録手段に記録された前記ユーザ通信情報から特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定する表示対象時間決定手段とを備え、前記遊技データ送信手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に関する遊技データの送信を前記ユーザ毎に行う機能を有することを特徴とする遊技システム。
(5) (4)に記載の遊技システムにおいて、前記遊技データ送信手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に係る時間より所定時間前に、前記遊技データを前記ユーザの所持する携帯端末に送信する機能を有することを特徴とする遊技システム。
(1)に記載の発明によれば、読み取られた遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの表示を行うので、遊技者毎に表示対象時間が異なることがあり、例えば、遊技者の所望とすると予測される表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
(2)に記載の発明によれば、遊技者特定情報読取装置から出力される遊技者識別情報から遊技者を判定し、その判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録するとともに、その特定時間の履歴情報に基づいて、表示対象時間を決定するので、例えば、遊技者が遊技場に来場すると予測される時間帯における遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
(3)に記載の発明によれば、所定期間において、特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定するので、例えば、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
(4)に記載の発明によれば、ユーザ通信情報から特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの送信を行うので、例えば、ユーザ毎に来場するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに認識させることができる。
(5)に記載の発明によれば、決定された表示対象時間に係る時間より所定時間前に、遊技データをユーザの所持する携帯端末に送信するので、遊技者毎に来店するであろう時間以前に、その来店するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに送信することができる。また、来店する可能性を高めるとともに、来店した後に遊技情報を得るといった作業を省略することができ、遊技機の稼動率を高めることができる。
この発明によれば、遊技者の所望とすると予測される表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる場合がある。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
[遊技システムの構成]
本実施形態における遊技システムを示すブロック図を図1に示す。
遊技システム1は、図1に示すように、カードユニット300A、300B、300C、・・・、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、情報表示端末600、ユニットコントローラ700、売上管理コンピュータ800などから構成される。また、遊技場1000には、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・、が設置されている。更には、遊技システム1は、遊技者(会員)などが所持する携帯端末900と通信可能に接続可能である。尚、本実施形態における図1においては、理解を容易とするために、パチンコ遊技機10A、10B、10Cなどを除く遊技機(パチンコ遊技機以外も含む)や、カードユニット300A、300B、300C以外のカードユニットなどについては省略して表す。また、本実施形態において、遊技者(会員)などが所持する携帯端末を符号900で示し、それ以外の携帯端末については省略して表す。
また、遊技システム1は、遊技場1000の範囲内、範囲外を跨いで設けられている。具体的には、遊技場1000の範囲内には、複数のカードユニット300A、300B、300C、・・・、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、情報表示端末600、ユニットコントローラ700などが設置されており、遊技場1000の範囲外には、売上管理コンピュータ800などが設置されている。もちろん、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・は、遊技場1000の範囲内に設置されている。尚、本実施形態においては、遊技システム1を、遊技場1000の範囲内、範囲外を跨いで設置するように構成したが、これに限らず、例えば、遊技システム1を遊技場1000の範囲内だけに設置するように構成してもよい。もちろん、携帯端末900は、遊技者などによって所持されるため、遊技場1000の範囲内、範囲外を問わない。
パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・は、詳しく後述するが、パチンコ遊技に関する制御を行うものである。パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・は、それぞれに対応して、カードユニット300A、300B、300C、・・・が接続されている。
また、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・は、カードユニット300A、300B、300C、・・・との間で各種の情報の送受信を行う機能を有する。具体的に、各種の情報には、遊技球の貸し出しを要求する情報などが含まれる。
また、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・は、LAN1に接続されており、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などに対して、遊技に関する遊技情報を送信する。尚、この遊技情報とは、大当りとなった旨の情報、大当りとなる確率が向上された旨の情報、識別情報の可変表示の回数を示す情報、払い出された遊技球の数を示す情報、貸し出した遊技球の数を示す情報など、遊技(特に、遊技の結果及び経過)に関するものであればよい。
カードユニット300A、300B、300C、・・・は、主に、遊技球の貸し出しなどを管理するための装置である。このカードユニット300A、300B、300C、・・・は、詳しく後述するが、遊技場1000におけるパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・のそれぞれに対応して電気的に接続されている。つまり、カードユニット300A、300B、300C、・・・は、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・毎に対応して設けられている(通信可能に配設されている)。
また、これらカードユニット300A、300B、300C、・・・には、プリペイドカードを読み書き可能とするカードR/W313(図4参照)が設けられている。
プリペイドカードとは、遊技球(遊技媒体)を借りるために代金を前払いすることによって発行されるカードである。また、本実施形態においては、プリペイドカードには、プリペイドカードのカードIDのみが記憶されている。また、このプリペイドカードは、会員登録などによって発行される会員カードと、会員登録などが行われずに、単に、発行されるビジターカードとが存在する。つまり、会員カードとしてのプリペイドカードには、遊技球を借りるための機能と、会員を特定するための機能とが含まれている。一方、ビジターカードには、遊技球を借りるための機能が含まれており、会員を特定するための機能は含まれていない。
また、これらカードユニット300A、300B、300C、・・・は、遊技場1000におけるLAN1にそれぞれ接続されている。このため、カードユニット300A、300B、300C、・・・は、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700などと通信可能である。
具体的な例について以下に説明する。
上述したカードユニット300A、300B、300C、・・・は、それぞれに予め設定され、それぞれ対応して接続されたパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・(遊技機)が特定可能な遊技機特定情報(装置識別情報、例えば、カードユニットIDなど)を、LAN1を介して、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などに対して供給する。
また、カードユニット300A、300B、300C、・・・は、上述したようなプリペイドカードに記憶されているカードIDをカードR/W313により読み取る。カードユニット300A、300B、300C、・・・は、読み取られたカードIDをユニットコントローラ700に対して供給され、そのカードIDに対応する残金があるか否かに応じて、所定数の遊技球が貸し出されることとなる。
読み取られたカードIDが会員管理コンピュータ500に対しても供給される。カードR/W313によって読み取られたカードIDを会員管理コンピュータに供給されることによって、会員カードであるかビジターカードであるかが認識可能である。つまり、カードユニット300A、300B、300C、・・・は、読み取ったカードID(遊技者特定情報の一例)に基づいて、遊技者を識別するための遊技者識別情報を出力する機能を有する。
更には、これらカードユニット300A、300B、300C、・・・は、遊技に関する遊技情報を、LAN1を介して、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などに対して供給する。この遊技情報とは、プリペイドカードを受け付けた旨の情報など、遊技(特に、遊技の結果及び経過)に関するものであればよい。
尚、本実施形態においては、カードユニット300A、300B、300C、・・・のそれぞれを、LAN1を介して、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などに通信可能に直接接続したが、これに限らず、例えば、カードユニット300A、300B、300C、・・・のそれぞれを、所定数毎に(例えば、島毎に)中継コンピュータ(図示せず)と接続し、それら中継コンピュータと、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などとを通信可能に接続するように構成してもよい。
また、本実施形態においては、会員カードとしてのプリペイドカードを読み取ることによって、遊技者の特定を行ったが、これに限らず、例えば、指紋認証、虹彩認証など、バイオメトリック認証や、ID等の直接入力などによって遊技者の特定を行ってもよい。
ホールコンピュータ400は、遊技場(ホール)1000において行われた遊技に関する遊技情報を一括管理するためのコンピュータである。ホールコンピュータ400は、LAN1に接続されている。ホールコンピュータ400は、遊技場におけるパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・のそれぞれから供給される遊技情報や、カードユニット300A、300B、300C、・・・のそれぞれから供給される遊技情報を受け取り、集計し、管理する。
会員管理コンピュータ500は、遊技場1000において会員として登録された遊技者に関する情報を一括管理するためのコンピュータである。会員管理コンピュータ500は、LAN1に接続されている。会員管理コンピュータ500は、カードユニット300A、300B、300C、・・・のそれぞれから供給されるプリペイドカードのカードIDから遊技者(会員)を特定する。また、会員管理コンピュータ500は、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・のそれぞれから供給される遊技情報を受け取り、その遊技者毎に集計し、管理する。
尚、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500には、上述した遊技機特定情報と、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・の台番号などとが対応付けられたテーブルが記憶されており、カードユニット300A、300B、300C、・・・から出力される遊技機特定情報を受け取ることにより、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・を特定可能となる。
また、会員管理コンピュータ500は、遊技者などが所持する携帯端末900とネットワークNT2を介して接続されている。詳しくは後述するが、会員管理コンピュータ500は、ネットワークNT2を介して、遊技場1000の範囲外における携帯端末900との間で通信を行うことによって、各種の遊技データを供給することができる。
情報表示端末600は、ホールコンピュータ400や会員管理コンピュータ500における遊技情報を閲覧するための端末である。情報表示端末600は、LAN1に接続されている。情報表示端末600は、遊技者などの操作に応じて、ホールコンピュータ400や会員管理コンピュータ500に対して、遊技情報を取得するための要求を供給し、遊技情報を受け取り、これに基づいて遊技データを表示する。特に、情報表示端末600は、会員カードとしてのプリペイドカードが挿入されることによって、複数種類の遊技データのうち、遊技者に応じた遊技データを表示する。
ユニットコントローラ700は、プリペイドカードに関する情報を一括管理するためのコンピュータである。ユニットコントローラ700は、LAN1に接続されている。ユニットコントローラ700は、カードユニット300A、300B、300C、・・・から供給されるプリペイドカードのカードIDなどを受け取り、プリペイドカードのカードID毎に、残度数などのプリペイドカードに関する各種の情報の管理を行う。これによって、プリペイドカード自体には残度数に関する情報が記憶されずに、カードIDのみが記憶されており、ユニットコントローラ700によって、そのカードIDに基づいて残度数の管理が行われる。また、プリペイドカードにおいては、随時入金することによって、その残度数を増加させることが可能である。
売上管理コンピュータ800は、各遊技場における売上を一括管理するためのコンピュータであり、第三者機関(主に、プリペイドカード発行会社)に設置されている。売上管理コンピュータ800は、ユニットコントローラ700とネットワークNT1を介して接続されている。売上管理コンピュータ800は、ユニットコントローラ700から供給されるプリペイドカードに関する売上情報を受け取り、各遊技場における売上情報を管理する。
尚、本実施形態におけるネットワークNT1、NT2などは、インターネット、専用回線、プロバイダ、音声通信局、及び、携帯電話機用基地局、衛星通信局などから構成されるが、これに限らず、ユニットコントローラ700と売上管理コンピュータ800とが通信可能に接続される構成であればよい。もちろん、LAN1についても、各装置間で通信可能であれば通信方式を問わない。
[パチンコ遊技機の構成]
上述したパチンコ遊技機を示す斜視図を図2に示す。尚、以下において、パチンコ遊技機10Aを代表として説明し、それ以外の説明を省略する。
パチンコ遊技機10Aの外枠11には本体枠13が取り付けられている。本体枠13には遊技盤15が組み込まれている。この遊技盤15の前面には複数の障害釘(図示せず)が打ちこまれており、遊技盤15を覆うようにガラス扉(図示せず)が備えられている。本体枠13の前面には上皿20及び下皿30が設けられている。
尚、遊技盤15の前面の略中央には、可変表示手段としての液晶表示装置(図示せず、)が設けられている。この液晶表示装置は、表示領域(図示せず)を有するものであり、表示領域には、所定の識別情報が可変表示される。この識別情報は、数字、記号、図柄などからなる。
下皿30の右側に備えられた発射ハンドル35は本体枠13に対して回動自在に設けられている。遊技者によって発射ハンドル35が操作されることによりパチンコ遊技が行われる。また、発射ハンドル35の裏側には、発射モータ(図示せず)が設けられている。
更に、発射ハンドル35の縁周部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが触接されたときには、遊技者により発射ハンドル35が握持されたと検知される。発射ハンドル35が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射モータに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤15に順次発射される。
尚、発射ハンドル35の縁周部に設けられるタッチセンサは、遊技者が発射ハンドル35を握持したと判別できるものであればよく、光学的に検知するものや、熱により検知するもの等、センサの種類を問わない。
発射された遊技球は、遊技盤15上に設けられたガイドレール(図示せず)に案内されて遊技盤15の上部に移動し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によりその進行方向を変えながら遊技盤15の下方に向かって落下する。
外枠11の左側面には、カードユニット300Aが取り付けられる。カードユニット300Aとパチンコ遊技機10Aは電気的に接続され、カードユニット300Aとパチンコ遊技機10Aとの間で、遊技球の貸出に必要な所定の制御信号が送受信される。
上皿20の前面には、貸出操作パネル18が備えられている。この貸出操作パネル18の制御はカードユニット300Aにより行われる。貸出操作パネル18は、残度数表示LED22、貸出可表示LED24、球貸操作スイッチ26、返却スイッチ28を含んで構成される。貸出操作パネル18とそれに含まれる残度数表示LED22、貸出可表示LED24、球貸操作スイッチ26、返却スイッチ28の制御は、全てカードユニット300Aにより、所定の通信信号の送受信によって行われる。
残度数表示LED22は、3桁の7セグメントLEDからなる。この残度数表示LED22には、カードユニット300Aに挿入されたプリペイドカードに対応する金額の残高が、100円を単位として3桁の数字で表示される。つまり、100円を1度数とした度数表示が行われる。残度数表示LED22に“5”と表示されるときには、500円分の遊技球が貸出可能である。尚、残度数表示LED22は、LEDに限らず、数値を表示可能な表示装置であれば、何れの表示装置でもよい。
貸出可表示LED24には、遊技球の貸出が可能か否かの情報が表示される。即ち、貸出可表示LED24が点灯状態であれば、遊技者は球貸操作スイッチ26を押下して遊技球の貸出を受けることができる。
球貸操作スイッチ26が遊技者に押下されることによって、遊技球の貸出が行われる。球貸操作スイッチ26が押下されると、後述する、カードユニット300からパチンコ遊技機10の払出・発射制御回路126(図4参照)に出力される信号に応じて、パチンコ遊技機10Aの払出・発射制御回路126が遊技球の貸出処理を実行する。
返却スイッチ28が遊技者に押下されることによって、プリペイドカードの返却処理が行われる。
[カードユニットの構成]
上述したカードユニットを示す斜視図を図3に示す。尚、以下において、カードユニット300Aを代表として説明し、それ以外のカードユニットの説明を省略する。
カードユニット300Aの筐体の前面最上部には、状態表示ランプ301が備えられている。この状態表示ランプ301は、カードユニット300Aと、遊技場1000に設置されるユニットコントローラ700との接続状況および通信状態を所定の態様で表示する。尚、カードユニット300Aとユニットコントローラ700との接続状況や通信状態に何らかの異常があるためオフラインとなっているときには、カードユニット300Aで計上されたプリペイドカードの売上情報は、一時的にカードユニット300AのRAM312(図4参照)に記憶され、ユニットコントローラ700との接続状況や通信状態が復旧(オンライン)となったときに、その情報が一括してユニットコントローラ700へ送信される。
状態表示ランプ301の下方には、カード挿入中ランプ302が備えられている。このこのカード挿入中ランプ302は、プリペイドカードがカードユニット300Aに挿入されているか否かを所定の表示態様で報知する。
カード挿入中ランプ302の下方には、硬貨投入口303と硬貨返却スイッチ304と硬貨返却口305が備えられている。硬貨投入口303は、硬貨が投入可能である。カードユニット300Aにおける硬貨投入口303の内方には、後述する硬貨投入検知センサ315(図4参照)が備えられている。この硬貨投入検知センサ315は、投入された所定の硬貨を検知し、その種類を識別する。硬貨投入口303に硬貨が投入された場合には、ユニットコントローラ700との間で通信が行われ、投入された硬貨に応じて入金が行われる。また、硬貨返却スイッチ304が操作されることにより、投入された硬貨が硬貨返却口305より返却される。
硬貨返却口305の下方には、紙幣挿入口307が備えられている。紙幣挿入口307には、紙幣が挿入可能である。また、カードユニット300Aにおける紙幣挿入口307の内方には、後述する紙幣識別装置314(図4参照)が備えられている。この紙幣識別装置314は、紙幣挿入口307に挿入された紙幣を検知し、その種類を識別する。紙幣挿入口307に紙幣が挿入された場合には、上述した硬貨投入口303と同様に、ユニットコントローラ700との間で通信が行われ、その挿入された紙幣に応じた入金が行われる。
紙幣挿入口307の下方には、カード挿入口308が備えられている。カード挿入口308には、プリペイドカードが挿入可能である。カードユニット300Aにおけるカード挿入口308の内方には、後述するカードR/W313(図4参照)が備えられている。このカードR/W313は、カード挿入口308に挿入されたプリペイドカードに記録された磁気情報を読み取り、また情報の書込みも可能である。カード挿入口308にプリペイドカードが挿入された場合には、カードユニット300Aは、プリペイドカードに記録されたカードIDなどの情報を読み出す。尚、本実施形態においては、プリペイドカードに記憶されている情報を磁気情報としたが、これに限らず、例えば、ICカードなどであってもよい。
カード挿入口308の下方には、鍵穴309が備えられている。この鍵穴309に鍵を挿入して操作することにより、カードユニット300Aをパチンコ台島から取り外すことができる。このパチンコ台島とは、複数のパチンコ遊技機と、それらに対応するカードユニットとが取り付けられる設備である。
[遊技機及びカードユニットの電気的構成]
上述したパチンコ遊技機10A、カードユニット300Aの電気的構成について図3を用いて説明する。
パチンコ遊技機10Aは、図4に示すように、主制御回路60、副制御回路200、払出・発射制御回路126、貸出操作パネル18などを含んで構成される。尚、本実施形態において、各種の信号の出力は、主制御回路60から副制御回路200、主制御回路60から払出・発射制御回路126への方向のみ送信されるが、これに限らず、例えば、逆方向の通信、双方向の通信を行うように構成してもよい。貸出操作パネル18は、制御的にはパチンコ遊技機10における各種の回路から独立している。
主制御回路60は、CPU(図示せず)、RAM(図示せず)、ROM(図示せず)などから構成され、遊技の進行(遊技の結果及び経過)を決定する機能を有する。また、副制御回路200は、CPU(図示せず)、RAM(図示せず)、ROM(図示せず)などから構成され、主制御回路60によって決定された遊技の進行に応じて、液晶表示装置(図示せず)において各種の画像を表示させ、スピーカ(図示せず)から各種の音声を発生させ、ランプ(図示せず)を発光させるなど、各種の演出を実行する機能を有する。
払出・発射制御回路126は、CPU133、RAM(図示せず)、ROM(図示せず)、カードユニット接続用I/O137などを含んで構成される。
ROMには、払出・発射制御、カードユニット300Aとの通信の制御を行う各種のプログラムが格納されている。このプログラムは、CPU133によって、ROMから読み出されてRAMにロードされる。CPU133は、ROMに記憶されている各種のプログラムに従って、払出・発射制御回路126の制御、カードユニット300Aとの通信などを行う。RAMは、CPU133の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
カードユニット接続用I/O137は、カードユニット300Aなどと所定の通信信号を入出力するためのインターフェースである。このカードユニット接続用I/O137は、後述するカードユニット300A側の遊技機接続用I/O318と電気的に接続されている。また、カードユニット接続用I/O137は、遊技機接続用I/O318以外にも、別途、上述したホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500などとも、LAN1を介して電気的に接続されている。
また、払出・発射制御回路126には、払出装置(図示せず)及び発射装置(図示せず)が接続されており、払出装置(図示せず)、発射装置(図示せず)の制御を行う。
貸出操作パネル18は、各種のLED(図示せず)、各種の操作スイッチなどを含んで構成される。各種の操作スイッチには、球貸操作スイッチ26、返却スイッチ28が含まれている。貸出操作パネル18は、カードユニット300A側の遊技機接続用I/O318と電気的に接続されており、カードユニット300Aとの通信に応じて、遊技球の貸出要求などを行うことができる。
カードユニット300Aは、CPU310、ROM311、RAM312、カードR/W313、紙幣識別装置314、硬貨投入検知センサ315、状態表示ランプ301、カード挿入中ランプ302、遊技機接続用I/O318などを含んで構成される。
ROM311には、カードユニット300Aを制御するためのプログラム、カードユニット300Aとパチンコ遊技機10Aとの通信を制御するプログラムなど、各種のプログラムが格納されている。このような各種のプログラムは、CPU310によって、そのプログラムはROM311から読み出され、RAM312にロードされる。CPU310は、上述したプログラムに従って、カードユニット300Aの制御、パチンコ遊技機10Aとの間における通信の制御を行う。RAM312は、CPU310の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
カードR/W313は、CPU310の制御に応じて、カード挿入口308から挿入されたプリペイドカードに記録されている各種の情報の読出や、プリペイドカードへの情報の書込みなどを行うための装置である。
紙幣識別装置314は、CPU310の制御により挿入された紙幣の識別を行い、紙幣の識別情報をCPU310へ出力する。
硬貨投入検知センサ315は、CPU310の制御により、硬貨投入口303に硬貨が投入されたことを検知し、その検知情報をCPU310へ出力する。
状態表示ランプ301は、カードユニット300Aにおける各種の異常状態(例えば、紙幣詰まりなど)など、各種の情報を所定の態様で表示する。また、カードユニット300Aと遊技場1000に設置されるユニットコントローラ700との接続状況および通信状態を、所定の態様で報知する。
カード挿入中ランプ302は、プリペイドカードがカードユニット300Aに挿入されているか否かを所定の態様で報知する。
遊技機接続用I/O318は、パチンコ遊技機10Aのカードユニット接続用I/O137、パチンコ遊技機10Aの貸出操作パネル18、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700などと所定の通信信号を入出力するためのインターフェースである。この遊技機接続用I/O318は、パチンコ遊技機10Aのカードユニット接続用I/O137、貸出操作パネル18、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700と電気的に接続されている。
[各種の装置の電気的構成]
本実施形態におけるホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700、売上管理コンピュータ800、携帯端末900などの電気的構成について図5を用いて説明する。尚、本実施形態においては、各装置ともに同じような電気的構成であるため、ホールコンピュータ400を代表して説明し、それ以外の装置に関しては説明を省略する。また、図5において、括弧で囲んだ符号は、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700、売上管理コンピュータ800、携帯端末900における符号である。
ホールコンピュータ400においては、図5に示すように、制御部402であるCPU404及びメモリ406、データバス408、記憶部410、表示部412、操作部414、通信制御部416などを含むように構成されている。また、データバス408には、制御部402であるCPU404、メモリ406、記憶部410、表示部412、操作部414、通信制御部416等が接続されている。尚、本実施形態においては、ホールコンピュータ400などにおいて、表示部412、操作部414などを備えるように構成したが、これに限らず、例えば、表示部412、操作部414などを備えないように構成してもよい。
CPU404は、記憶部410に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU404は、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。更には、制御部402には、今現在の時間を生成(カウント)するためのタイマが内蔵されている。
また、記憶部410には、CPU404によりホールコンピュータ400の動作を制御するためのプログラム、各種のテーブルが記憶されている。
尚、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する媒体として記憶部410を用いるように構成したが、これに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ406等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
メモリ406は、CPU404の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
表示部412は、液晶表示パネルやCRTなどで構成されるものであり、CPU404の制御によって画像が表示される。
操作部414は、操作者にとって操作可能な操作手段であり、マウス、キーボード、タッチパネルなどを含んで構成されるものである。尚、本実施形態においては、マウス、タッチパネルなどから操作部414を構成したが、これに限らず、操作者など(ユーザ)によって操作可能(入力可能)なものであればよく、例えば、マイクなどであってもよい。
通信制御部416は、会員管理コンピュータ500、情報表示端末600など、各種の装置と通信するためのものである。
上述したような電気的に構成したホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500、ユニットコントローラ700などにおいて、記憶部に記憶された各種のテーブルについて詳しく説明する。
[情報表示端末の電気的構成]
本実施形態における情報表示端末600の電気的構成について図6を用いて説明する。
情報表示端末600においては、図6に示すように、制御部602であるCPU604及びメモリ606、データバス608、記憶部610、表示部612、操作部614、通信制御部616、カードリーダ618などを含むように構成されている。また、データバス608には、制御部602であるCPU604、メモリ606、記憶部610、表示部612、操作部614、通信制御部616、カードリーダ618等が接続されている。
尚、本実施形態において、情報表示端末600は、上述した装置と同じような電気的構成であるため、それら装置と異なる構成について説明し、同じような構成については説明を省略する。
カードリーダ618は、CPU604の制御に応じて、情報表示端末600に挿入されたプリペイドカードに記録されている各種の情報の読出などを行うための装置である。
尚、本実施形態において、情報表示端末600における表示部612、ユーザの所持する携帯端末900における表示部912は、表示手段の一例に相当する。
[プリペイドカードデータテーブル]
上述した電気的な構成において、ユニットコントローラ700の記憶部716に記憶されているプリペイドカードデータテーブルについて図7を用いて説明する。尚、以下に説明するプリペイドカードデータテーブルが記憶部716に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムが記憶部716に記憶されていればよい。
記憶部716には、図7に示すように、プリペイドカードに対応する各種のデータを管理し、遊技場1000における売上を管理するためのプリペイドカードデータテーブルが記憶されている。このプリペイドカードデータテーブルには、カードIDと、会員/ビジター識別データと、会員IDと、残度数データと、発行度数データと、使用台ナンバーとが対応付けられて記録されている。
カードIDは、プリペイドカードを識別するための情報であり、プリペイドカード毎に異なるIDが割り振られている。
会員/ビジター識別データは、会員であるか会員でないか(ビジターであるか)を識別するための情報である。
会員IDは、会員を識別するための情報である。上述した会員/ビジター識別データが会員のデータである場合には、会員毎に異なるIDが会員IDに割り振られる。
残度数データは、プリペイドカードに残っている度数(遊技球を貸し出すための度数)を示すデータである。
発行度数データは、プリペイドカード発行当初に、プリペイドカードに対応付けられた度数(遊技球を貸し出すための度数)を示すデータである。
使用台ナンバーは、今現在使用されている(遊技されている)遊技機を識別するためのデータである。プリペイドカードがカードユニットのいずれかに挿入されている場合には、そのカードユニットに対応する遊技機が今現在使用されている遊技機として認識され、その遊技機を識別するための番号が記録される。一方、プリペイドカードがカードユニットのいずれにも挿入されていない場合には、遊技機が今現在使用されていないと認識され、使用されていない旨のデータが記録される。
また、本実施形態においては、このようなプリペイドカードデータテーブルでは、プリペイドカードの発行に応じて、対応するレコードが生成される。
このようなプリペイドカードデータテーブルが記録されることによって、発行されたプリペイドカードの残度数など、プリペイドカードに関する情報が管理可能であり、その情報が売上管理コンピュータ800に供給されることによって、売上管理コンピュータ800により遊技場1000などにおける売上が管理可能となる。
尚、会員管理コンピュータ500における記憶部516にも、プリペイドカードデータテーブルのように、カードIDと会員IDとが対応付けられたテーブルが記憶されている。
[遊技情報データテーブル]
また、上述した電気的な構成において、ホールコンピュータ400の記憶部416に記憶されている遊技情報データテーブルについて図8を用いて説明する。尚、以下に説明する遊技情報データテーブルが記憶部416に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムが記憶部416に記憶されていればよい。
記憶部416には、図8に示すように、遊技機毎に行われた遊技に関する遊技情報を集計するための遊技情報データテーブルが記憶されている。この遊技情報データテーブルには、台番号と、機種データと、特賞データと、確変データと、変動スタート回数データと、INデータと、OUTデータと、出球率データとが対応付けられて記憶されている。
台番号は、遊技機を識別するためのデータである。この台番号は、遊技機毎に異なる番号が付されている。
機種データは、遊技機の機種を識別するためのデータである。この機種データは、遊技機毎に対応付けられている。また、機種データは、遊技機毎に番号が付されており、同じ機種には同じデータが、異なる機種には異なるデータが付されている。尚、ここでいう遊技機の機種とは、遊技機の種類であり、例えば、外観が同じであっても制御内容が異なるもの(所謂、スペックの異なるもの)も含まれる。
特賞データは、大当り遊技状態に移行した回数をカウントするためのデータである。この特賞データは、遊技機毎に対応付けられている。また、特賞データは、遊技機において大当り遊技状態に移行する毎にカウントアップされる。
確変データは、確変状態に移行した回数をカウントするためのデータである。この確変データは、遊技機毎に対応付けられている。また、確変データは、遊技機において確変状態に移行する毎にカウントアップされる。
変動スタート回数データは、識別情報の可変表示の結果が導出表示された回数を示すデータである。この変動スタート回数データは、遊技機毎に対応付けられている。また、変動スタート回数データは、遊技機において識別情報の可変表示の結果が導出表示される毎にカウントアップされる。
INデータは、遊技領域に発射させた遊技球の数をカウントするためのデータである。このINデータは、遊技機毎に対応付けられている。また、INデータは、遊技機から遊技球が排出されたことに応じて、カウントアップされる。尚、本実施形態においては、遊技機とは別体の検出装置(図示せず)がLAN1に接続されており、その検出装置が、遊技機における遊技領域から排出された遊技球(例えば、アウト口、始動口など、遊技領域から排出された遊技球など)を検出し、所定数の遊技球が排出されたことを検出する毎に、その旨の信号をホールコンピュータ400などに送信する。一方、ホールコンピュータ400などにおいてその信号が受信された場合には、INデータは、その信号の受信毎に所定数だけカウントアップされることとなる。
OUTデータは、遊技機において払い出された遊技球の数をカウントするためのデータである。このOUTデータは、遊技機毎に対応付けられている。また、OUTデータは、遊技球が所定数(例えば、10個など)払い出される毎にカウントアップされる。
出球率データは、INデータとOUTデータとから集計された出球率を示すデータである。この出球率データは、遊技機毎に対応付けられている。また、出球率データは、INデータとOUTデータとが更新される毎に集計される。
また、本実施形態においては、パチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・のそれぞれにおいて遊技が行われた場合に、遊技情報データテーブルが追加更新される。このような遊技情報データテーブルが記録されることによって、遊技機毎に遊技の経過及び遊技の結果が分析可能となる。つまり、遊技場1000に設置された複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報が集計されることとなる。
尚、会員管理コンピュータ500における記憶部516にも、遊技情報データテーブルのように、台番号と機種データとが対応付けられたテーブルが記憶されている。
[遊技情報データテーブル2]
また、上述した電気的な構成において、ホールコンピュータ400の記憶部416に記憶されている遊技情報データテーブル2について図9を用いて説明する。尚、以下に説明する遊技情報データテーブル2が記憶部416に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムが記憶部416に記憶されていればよい。
記憶部416には、図9に示すように、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・から受信した遊技情報を、その遊技情報を受信した時間とともに管理するための遊技情報データテーブル2が記憶されている。
上述したように、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・から遊技情報を受信した場合には、図9に示すように、その遊技情報が、受信時間に応じて集計される。具体的には、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・毎、時間帯毎に、大当り回数、INデータ、OUTデータ、出玉率などが記録されている。つまり、遊技場に設置された複数の遊技機のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報が集計されることとなる。
[会員データテーブル]
また、上述した電気的な構成において、会員管理コンピュータ500の記憶部516に記憶されている会員データテーブルについて図10を用いて説明する。尚、以下に説明する会員データテーブルが記憶部516に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムが記憶部516に記憶されていればよい。
記憶部516には、図10に示すように、会員に関する情報を集計し、記憶するための会員データテーブルが記憶されている。この会員データテーブルには、会員IDと、来店ポイントデータと、貯玉数データと、最終遊技時間データと、誕生日データと、性別データと、総大当りデータと、INデータ(Total)と、OUTデータ(Total)と、カード受付中データと、遊技台番号と、メールアドレスとが対応付けられて記憶されている。
会員IDは、上述したように、会員を識別するための情報である。会員管理コンピュータ500にカードIDが供給された場合には、上述したテーブルが参照されることによって、そのカードIDが会員であるか否かが認識可能である。カードIDが会員であると認識された場合には、その遊技機から供給される遊技情報が会員(遊技者)毎に追加記録される。
来店ポイントデータは、会員の来店に関するポイントデータである。会員の来場に伴い、カードIDが会員であると認識された場合に、その来店ポイントが更新される。
貯玉数データは、会員により貯留されている遊技球の数を示す情報である。遊技が終了した場合において、残っている遊技球の数が会員の要請に応じて更新される。
最終遊技時間データは、会員によって行われた最終遊技の時間を示すデータである。
誕生日データは、会員の誕生日を示すデータである。
性別データは、会員の性別を示すデータである。
総大当りデータは、所定期間内に会員によって行われた遊技において、大当りとなった総回数を示すデータである。
INデータ(Total)は、所定期間内に会員によって行われた遊技におけるINデータの総数である。
OUTデータ(Total)は、所定期間内に会員によって行われた遊技におけるOUTデータの総数である。
カード受付中データは、会員毎にプリペイドカードを受け付けているか否かを示すデータである。
遊技台番号は、上述したカード受付中データが受付中である場合に、その受け付けている遊技機の台番号を示すデータである。
メールアドレスは、会員が所持する携帯端末900などのアドレス情報である。言い換えると、会員毎にメールアドレス(ユーザ通信情報)が登録されているため、記憶部516は、情報を送信する対象となるユーザの所持する携帯端末900に、ネットワークNT2など(通信回線)を介して情報を送信するためのユーザ通信情報が記録されている。また、このメールアドレスが登録されているユーザは、情報を送信する対象となるユーザとして認識される。尚、本実施形態において、上述したような情報が記録されている記憶部516は、ユーザ通信情報記録手段の一例に相当する。
このような会員データテーブルが記録されることによって、会員(遊技者)に関する各種の情報が認識可能となる。
[来店状況データベース]
また、上述した電気的な構成において、会員管理コンピュータ500の記憶部516に記憶されている来店状況データベースについて図11を用いて説明する。尚、以下に説明する来店状況データベースが記憶部516に記憶されていない場合であっても、このような機能を有するデータ、プログラムが記憶部516に記憶されていればよい。
記憶部516には、図11に示すように、会員(特定可能な遊技者)毎に集計され、遊技者(会員)が遊技場1000に来店した時間を管理する来店状況データベースが記憶されている。この来店状況データベースには、受付時刻と、受付回数とが、会員ID毎に対応付けられている。
受付時刻とは、その日において、最初に、会員カードとしてのプリペイドカードが、カードユニット300A、300B、300C、・・・、情報表示端末600などに受け付けられた時間帯を示すデータである。受付回数とは、そのプリペイドカードがその日において最初に受け付けられた回数が時間帯毎に対応付けられた情報である。このように、会員管理コンピュータ500は、来店状況データベースが記録されることにより、遊技者毎に、受付時刻と受付回数とを認識可能となり、遊技者毎に、頻繁に来場する時間帯を予測(推論)することができる。尚、本実施形態においては、会員管理コンピュータ500は、遊技者がその日において最初に検出された場合には、このような来店状況データベースを更新する。また、会員管理コンピュータ500は、所定のタイミング(例えば、毎日午前9時など)で、所定のサンプリング期間(例えば、1ヶ月など)以内の受付時刻を参照し、その受付時刻に対応する受付回数を更新する。
このような来店状況データベースが記録されることによって、遊技者(会員)毎に、その受付回数が最も大きい回数である時間帯が、その遊技者がよく来場する時間帯として認識される。つまり、カードユニット300A、300B、300C、・・・、情報表示端末600などのいずれかにおいてプリペイドカードがその日において最初に読み取られた場合には、会員管理コンピュータ500において遊技者が判定され、その判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された時間帯(特定時間)の履歴情報が記録される。これによって、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯が、表示の対象となる時間(表示対象時間)として決定される。具体的には、会員IDが1000215である遊技者においては、プリペイドカードをその日において最初に受け付けた受付回数が最も多い時間帯が20時台であるため、20時台に最もよく来店すると認識され、会員IDが1000216である遊技者においては、プリペイドカードをその日において最初に受け付けた受付回数が最も多い時間帯が13時台であるため、13時台に最もよく来店すると認識される。このように、来店する時間帯における遊技情報については、遊技者が興味を持つことであり(例えば、今の時間帯における出球率の高い遊技機を探すなど)、遊技情報を速やかに表示させることによって、遊技者にとっての利便性を高めることができる。
尚、本実施形態においては、遊技者がその日において最初に特定された特定時間を記録したが、これに限らず、遊技者が所定のタイミングで特定された特定時間を記録すればよく、例えば、遊技者が特定された場合に、当該遊技者が以前に特定されてから所定期間(例えば、12時間)が経過しているときに、その受付時刻を特定時間として記録するようにしてもよい。
このように、読み取られた遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの表示を行うので、遊技者毎に表示対象時間が異なることがあり、例えば、遊技者の所望とすると予測される表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
また、遊技者特定情報読取装置から出力される遊技者識別情報から遊技者を判定し、その判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録するとともに、その特定時間の履歴情報に基づいて、表示対象時間を決定するので、例えば、遊技者が遊技場に来場すると予測される時間帯における遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
更には、所定期間において、特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定するので、例えば、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
[表示画面の説明]
また、上述した構成によって実行される遊技情報に関する遊技データの表示画面について図12から図25を用いて以下に説明する。
最初に、情報表示端末600にプリペイドカードが挿入されていない場合には、図12に示すように、「会員カードを入れてください」という文字が表示部612に表示されている。
そして、会員カードとしてのプリペイドカードが情報表示端末600に挿入された場合には、図13に示すように、遊技者(会員)の名前と、その遊技者が最も頻繁に来場した時間帯に関する遊技データが表示される。具体的には、遊技者が最も頻繁に来場した時間帯である14時台の優秀台のランキングデータが表示部612に表示される。具体的には、14時台の遊技情報の累計が遊技機毎に算出され、その算出結果が表示(ランキング表示)される。尚、このような画面は、プリペイドカードの挿入操作が遊技者により行われることのみで表示されることとなる。
また、このような遊技データが表示された後には、従来の情報表示端末と同じように、遊技者の操作に応じて、複数種類の遊技データのいずれかが表示される。
具体的には、図14に示すように、個人データ、台データのいずれかを選択するための選択画面が表示される。
個人データが選択された場合には、図15に示すように、遊技履歴、貯玉情報のいずれかを選択するための選択画面が表示される。遊技履歴が選択された場合には、図16に示すように、特定された会員によって行われた遊技履歴データ(遊技データの一例)が時系列に表示される。一方、貯玉情報が選択された場合には、図17に示すように、特定された会員によって行われた後の貯玉情報が表示される。
一方、台データが選択された場合には、図18に示すように、指定台データ、機種別データ、ランキングデータのいずれかを選択するための選択画面が表示される。
指定台データが選択された場合には、図19に示すように、遊技機の台番号を入力するための画面が表示される。また、遊技機の台番号を正常に入力した場合には、図20に示すように、1週間データ、当日データ、昨日データ、大当り回数のいずれかを選択するための画面が表示される。また、1週間データが選択された場合には、図21に示すように、1週間分の遊技データ(例えば、出球データ)が表示される。
また、機種別データが選択された場合には、図22に示すように、遊技機の機種を選択するための画面が表示される。そして、機種Aが選択された場合には、図23に示すように、機種Aに関する遊技データが表示される。
ランキングデータが選択された場合には、図24に示すように、当日の遊技データのランキングデータ(例えば、大当り回数のランキングなど)が表示される。
このように、複雑かつ煩雑な操作を行うことによって遊技データが表示される従来の遊技システムとは異なり、本実施形態における遊技システムは、読み取られた遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの表示を行うので、遊技者毎に表示対象時間が異なることがあり、例えば、遊技者の所望とすると予測される表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
また、遊技者特定情報読取装置から出力される遊技者識別情報から遊技者を判定し、その判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録するとともに、その特定時間の履歴情報に基づいて、表示対象時間を決定するので、例えば、遊技者が遊技場に来場すると予測される時間帯における遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
更には、所定期間において、特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定するので、例えば、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
一方、遊技者(会員)が所持する携帯端末900においては、図25に示すような画像が表示される。
携帯端末900においては所定のタイミングでメールが送信され、その表示部912に、図25(A)に示すように、優秀台の案内画像が表示される。この画像においては、遊技者(会員)の名前、URL(uniform resource locator)が表示される。
そして、表示されたURLにアクセスする操作が遊技者により行われた場合には、図25(B)に示すように、携帯端末900の表示部912に、上述したような遊技者(会員)が最も頻繁に来場した時間帯に関する遊技データなどが表示される。具体的には、遊技者が最も頻繁に来場した時間帯である14時台の優秀台のランキングデータが表示部912に表示される。
このように、ユーザ通信情報から特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの送信を行うので、例えば、ユーザ毎に来場するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに認識させることができる。
また、このような優秀台の案内メールは、詳しくは後述するが、表示の対象となる時間帯よりも以前に送信される。つまり、表示対象時間に係る時間より所定時間前(例えば、1時間前など)に、表示対象時間に関する遊技データが携帯端末900に送信されることとなる。
このように、決定された表示対象時間に係る時間より所定時間前に、遊技データをユーザの所持する携帯端末に送信するので、遊技者毎に来店するであろう時間以前に、その来店するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに送信することができる。また、来店する可能性を高めるとともに、来店した後に遊技情報を得るといった作業を省略することができ、遊技機の稼動率を高めることができる。
[遊技システムの動作]
遊技システム1で実行される処理について図26及び図27を用いて以下に説明する。尚、複数のパチンコ遊技機10A、10B、10C、・・・、複数のカードユニット300A、300B、300C、・・・を代表して、パチンコ遊技機10A、カードユニット300Aにて遊技を行うものとして説明する。
最初に、図26に示すように、カードユニット300Aにおいて、プリペイドカードが挿入された場合には、そのプリペイドカードを受け付ける(ステップS301)。この処理において、CPU310は、プリペイドカードが挿入されたと検知された場合には、カードR/W313にプリペイドカードからカードIDを読み取らせる。つまり、カードユニット300A(CPU310)は、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取る。
そして、カードユニット300Aでは、ステップS302において、装置識別情報の送信処理と、会員識別情報の送信処理とを実行する。この処理において、CPU310は、遊技機を識別するための装置識別情報を会員管理コンピュータ500に送信する。また、CPU310は、遊技者を識別するための会員識別情報を会員管理コンピュータ500に送信する。つまり、カードユニット300A(CPU310)は、対応する遊技機を特定可能な遊技機特定情報を出力するとともに、読み取られた遊技者特定情報に基づいて遊技者識別情報を出力する。尚、本実施形態において、カードユニット300A(CPU310)は、遊技者特定情報読取装置、遊技者特定情報読取手段、遊技機特定情報出力手段、遊技者識別情報出力手段の一例に相当する。
一方、会員管理コンピュータ500においては、装置識別情報の受信処理と、会員識別情報の受信処理とを実行する(ステップS501)。この処理において、CPU504は、装置識別情報、会員識別情報をカードユニット300Aから受信する。
そして、CPU504は、受信した装置識別情報、会員識別情報に基づいて、受付時間履歴データの更新を行う(ステップS502)。この処理において、CPU504は、遊技機の機種や遊技者などを判定する。つまり、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、カードユニット300Aから出力される装置識別情報から、カードユニット300Aに対応して設置されている遊技機の機種を判定するとともに、カードユニット300Aから出力される遊技者特定情報から、遊技者を判定する。これによって、会員管理コンピュータ500は、遊技者を特定(識別)することができるとともに、その特定された遊技者が行った遊技機を特定することができる。もちろん、CPU504は、上述したように、台番号と機種データとが対応付けられたテーブルを参照することによって、遊技機の機種に関しても特定することができる。尚、本実施形態において、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、機種判定手段、遊技者判定手段の一例に相当する。
そして、CPU504は、判定の結果に基づいて、受付時間履歴データの更新を行う。具体的には、CPU504は、記憶部410からサンプリング期間データを読み出す。
尚、このサンプリング期間データは、操作者にとって操作可能な操作部514の操作に応じて変更可能に設定される。つまり、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、操作部514による操作に応じて、所定期間を決定することとなる。尚、本実施形態において、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、期間決定手段の一例に相当する。
これによって、操作者の操作に応じて、上述した所定期間を決定するので、遊技機の入れ替えや、遊技者の客層等、遊技に関する各種の要因に応じて、表示させる遊技データを変更可能に設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
そして、CPU504は、制御部502に内蔵されたタイマから今現在の時間を読み出す。続いて、CPU504は、特定された遊技者と、今現在の時間とに基づいて、サンプリング期間データに対応する所定期間において、遊技場1000にて遊技者(会員)によりプリペイドカードがその日において最初に挿入された受付時間の累積回数を集計し、来場状況データテーブルなどを更新する。つまり、CPU504は、上述した判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を遊技者毎に記録する。尚、本実施形態において、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、特定時間記録手段の一例に相当する。
一方、パチンコ遊技機10Aにおいて、遊技に関する遊技情報の送信処理を実行する(ステップS11)。この処理において、主制御回路60や、CPU133は、遊技の結果及び経過に応じて、遊技情報を生成し、ホールコンピュータ400に送信する。
一方、ホールコンピュータ400において、遊技情報の受信処理を実行する(ステップS401)。この処理において、CPU404は、遊技情報をパチンコ遊技機10Aから受信する。そして、CPU404は、受信した遊技情報を更新する(ステップS402)。具体的には、CPU404は、受信した遊技情報を、受信した時間とともに記録することとなる。このように、ホールコンピュータ400(CPU404)は、遊技場に設置された複数の遊技機のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計し、その遊技情報を集計した時間とともに記録することとなる。尚、本実施形態において、ホールコンピュータ400(CPU404)は、遊技情報管理装置、遊技情報集計手段、遊技情報記録手段の一例に相当する。
尚、このような遊技情報の一部又は全部は、ホールコンピュータ400のみならず、会員管理コンピュータ500にも送信されることとなる。つまり、CPU504は、受信した遊技情報を記録することとなる。このように、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、遊技場に設置された複数の遊技機のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計し、記録することとなる。尚、本実施形態において、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、遊技情報管理装置、遊技情報集計手段、遊技情報記録手段の一例に相当する。
このように、会員管理コンピュータ500によって、遊技者、遊技機が特定され、ホールコンピュータ400、会員管理コンピュータ500によって、各種の遊技情報が集計され、記録されるため、それらの情報を相互に読み取ることによって、遊技者、遊技者がその日において最初に特定された特定時間、遊技者が行った遊技に関する遊技情報が特定可能に集計され、記録されることとなる。
一方、情報表示端末600において、プリペイドカードが挿入された場合には、そのプリペイドカードを受け付ける(ステップS601)。この処理において、CPU610は、プリペイドカードが挿入されたと検知された場合には、カードリーダ618にプリペイドカードからカードIDを読み取らせる。つまり、情報表示端末600(CPU604)は、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取る。尚、本実施形態において、情報表示端末600(CPU604)は、遊技者特定情報読取手段の一例に相当する。そして、CPU604は、プリペイドカードのカードIDなど、会員識別情報を会員管理コンピュータ500に送信する(ステップS602)。
一方、会員管理コンピュータ500において、CPU504は、その会員識別情報を受け取り、会員の検索処理を実行する(ステップS511)。この処理において、CPU504は、会員データテーブルを参照し、会員識別情報に対応する会員を検索する。そして、CPU504は、受付時間の履歴データを参照し(ステップS512)、会員情報を情報表示端末600に送信する(ステップS513)。ここでいう会員情報とは、会員の名前情報と、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された特定時間が最も多い時間帯などである。
一方、情報表示端末600において、CPU604は、会員情報を受け取り(ステップS611)、その会員情報に基づいて表示情報を決定する(ステップS612)。この処理において、CPU604は、読み取られたプリペイドカードのカードID(会員IDに相当する)に応じて、表示部612に表示させる対象となる表示対象時間を決定する。言い換えると、CPU604は、所定期間において、来場状況データベースなど、記憶部510に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定する。尚、情報表示端末600(CPU604)は、表示対象時間決定手段の一例に相当する。
そして、CPU604は、ホールコンピュータ400に遊技情報要求信号を送信する(ステップS613)。ここでいう遊技情報要求信号とは、ステップS612において決定された表示対象時間に関する遊技データを要求する信号である。具体的には、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に関する遊技データなど、受付時間の情報に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを要求する信号である。
一方、ホールコンピュータ400において、CPU404は、遊技情報要求信号を受信し(ステップS411)、その信号に応じた遊技情報を情報表示端末600に送信する(ステップS412)。
一方、情報表示端末600において、CPU604は、遊技情報要求信号に応じた遊技情報を受け取り(ステップS614)、遊技情報の表示処理を実行する(ステップS615)。つまり、情報表示端末600(CPU604)は、ステップS612において決定された表示対象時間に関する遊技データを表示部612に表示させる制御を行うこととなる。言い換えると、情報表示端末600における表示部612は、ステップS612において決定された表示対象時間に関し、ホールコンピュータ400の記憶部410に記録された遊技情報に基づいて、遊技データの表示を行うこととなる。特に、情報表示端末600は、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取った場合には、所定期間において、遊技者特定情報に対応する遊技者がその日において最初に特定された回数の最も多い時間帯に関する遊技データを、表示部612に表示させることとなる。尚、情報表示端末600(CPU604)は、表示制御手段の一例に相当する。
これによって、読み取られた遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの表示を行うので、遊技者毎に表示対象時間が異なることがあり、例えば、遊技者の所望とすると予測される表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
また、遊技者特定情報読取装置から出力される遊技者識別情報から遊技者を判定し、その判定の結果に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録するとともに、その特定時間の履歴情報に基づいて、表示対象時間を決定するので、例えば、遊技者が遊技場に来場すると予測される時間帯における遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
更には、所定期間において、特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定するので、例えば、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを、遊技者に煩雑な操作をさせることなく、容易に且つ速やかに表示させることができる。
一方、会員管理コンピュータ500において、CPU504は、図27に示すように、送信対象会員の抽出処理を実行する(ステップS520)。CPU504は、会員データテーブルを参照し、情報を送信する対象であるユーザであるか否かを、ユーザ毎に判定する。そして、CPU504は、情報を送信する対象であるユーザ(情報送信対象ユーザ)であると判定した場合には、そのユーザに関する情報を抽出する。
そして、表示対象時間を決定する処理を実行する(ステップS521)。この処理において、CPU504は、ステップS520において情報送信対象ユーザであると判定されたユーザについて、表示部912に表示させる対象となる表示対象時間を決定する。言い換えると、CPU504は、所定期間において、来場状況データベースなど、記憶部510に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定する。また、詳しくは後述するが、CPU504は、ユーザのメールアドレス(ユーザ通信情報)などから特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定することとなる。尚、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、表示対象時間決定手段の一例に相当する。
そして、メール送信時間の検出処理を実行する(ステップS522)。CPU504は、ステップS520において情報送信対象ユーザであると判定されたユーザについて、ステップS521において決定された表示対象時間に基づいて、その表示対象時間から所定時間前(例えば、1時間前)となったか否かを判定する。例えば、14時台が表示対象時間である場合には、13時となったか否かを判定する。CPU504は、表示対象時間から所定時間前となったと判定した場合には、会員データテーブルを参照し、そのユーザのメールアドレスを読み出す。
そして、CPU504は、ホールコンピュータ400に遊技情報要求信号を送信する(ステップS523)。ここでいう遊技情報要求信号とは、ステップS521において決定された表示対象時間に関する遊技データを要求する信号である。具体的には、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に関する遊技データなど、受付時間の情報に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを要求する信号である。
一方、ホールコンピュータ400において、CPU404は、遊技情報要求信号を受信し(ステップS421)、その信号に応じた遊技情報を会員管理コンピュータ500に送信する(ステップS422)。
一方、会員管理コンピュータ500において、CPU504は、遊技情報要求信号に応じた遊技情報を受け取る(ステップS524)。そして、CPU504は、受け取った遊技情報に基づいて、遊技データを含むWEBページ(図25(B)参照)を作成する。具体的には、CPU504は、受け取った遊技情報に基づいて、所定期間において、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯に関する遊技データなど、受付時間の情報に基づいて決定された表示対象時間に関する遊技データを含むWEBページを作成する。また、CPU504は、作成したWEBページのURLを含む優秀台の案内メール(図25(A)参照)を作成し(ステップS526)、ユーザのメールアドレスに対応する携帯端末900に配信(送信)する(ステップS527)。つまり、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、ステップS521によって決定された表示対象時間に係る時間より所定時間前に、ステップS521によって決定された表示対象時間に関する遊技データの送信を、ユーザの所持する携帯端末900に(ユーザ毎に)送信する。また、言い換えると、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、通信回線を介して、遊技情報に基づいて遊技データを、ユーザの所持する携帯端末900に送信する。尚、本実施形態において、会員管理コンピュータ500(CPU504)は、遊技データ送信手段の一例に相当する。
一方、会員の所持する携帯端末900において、CPU904は、優秀台の案内メールを受け取り(ステップS901)、URLが入力された場合には、その旨の情報を会員管理コンピュータ500に送信する(ステップS902)。
一方、会員管理コンピュータ500において、CPU504は、URLを受信し(ステップS528)、そのURLに対応するWEBページデータを配信する(ステップS529)。
一方、会員の所持する携帯端末900において、CPU904は、URLに対応するWEBページデータを受信し、WEBページを表示する(ステップS903)。つまり、携帯端末900(CPU904)は、ステップS521において決定された表示対象時間に関する遊技データを表示部912に表示させる制御を行うこととなる。言い換えると、携帯端末900における表示部912は、ステップS521において決定された表示対象時間に関し、ホールコンピュータ400の記憶部410に記録された遊技情報に基づいて、遊技データの表示を行うこととなる。特に、携帯端末900は、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取った場合には、所定期間において、遊技者特定情報に対応する遊技者がその日において最初に特定された回数の最も多い時間帯に関する遊技データを、表示部912に表示させることとなる。尚、携帯端末900(CPU904)は、表示制御手段の一例に相当する。
このように、ユーザ通信情報から特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定し、その表示対象時間に関する遊技データの送信を行うので、例えば、ユーザ毎に来場するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに認識させることができる。
また、決定された表示対象時間に係る時間より所定時間前に、遊技データをユーザの所持する携帯端末に送信するので、遊技者毎に来店するであろう時間以前に、その来店するであろう時間に関する遊技情報を、容易に且つ速やかに送信することができる。また、来店する可能性を高めるとともに、来店した後に遊技情報を得るといった作業を省略することができ、遊技機の稼動率を高めることができる。
一方、情報表示端末600において、CPU604は、遊技者などによる操作を受け付けた場合には(ステップS621)、その操作に応じて表示情報を決定する(ステップS622)。
そして、CPU604は、ホールコンピュータ400に遊技情報要求信号を送信する(ステップS623)。ここでいう遊技情報要求信号とは、ステップS612において決定された表示情報に関する遊技データを要求する信号である。
一方、ホールコンピュータ400において、CPU404は、遊技情報要求信号を受信し(ステップS431)、その信号に応じた遊技情報を情報表示端末600に送信する(ステップS432)。
一方、情報表示端末600において、CPU604は、遊技情報要求信号に応じた遊技情報を受け取り(ステップS624)、遊技情報の表示処理を実行する(ステップS625)。つまり、情報表示端末600(CPU604)は、ステップS612において決定された(遊技者の操作に応じた)表示情報に関する遊技データを表示部612に表示させる制御を行うこととなる。言い換えると、情報表示端末600における表示部612は、遊技者の操作に応じた表示情報に関し、ホールコンピュータ400の記憶部410に記録された遊技情報に基づいて、複数種類の遊技データの表示を行うこととなる。
[その他の実施形態]
尚、本実施形態においては、ホールコンピュータ400と会員管理コンピュータ500を別体に備えた構成としたが、これに限らず、例えば、上述したホールコンピュータ400と会員管理コンピュータ500の機能を有する一体のコンピュータを備える構成としてもよい。これによって、データの一元化が可能である。もちろん、3つ以上のコンピュータに機能を分散させてもよい。これによって、機能分散による制御負荷を減少させることができる。
また、本実施形態においては、カードユニット300A、300B、300C、・・・、情報表示端末600を別体に備えるように構成したが、これに限らず、例えば、上述したカードユニット300A、300B、300C、・・・、情報表示端末600の機能を有する一体のコンピュータを備える構成としてもよい。もちろん、3つ以上のコンピュータに機能を分散させてもよく、例えば、カードユニット300A、300B、300C、・・・を、遊技球の貸出に関するプリペイド機能と、遊技者を特定するための遊技者特定機能とを別体の装置に備えるような構成(所謂、ダブルサンド)としてもよい。
また、本実施形態においては、ユニットコントローラ700、売上管理コンピュータ800を備える構成としたが、これに限らず、ユニットコントローラ700、売上管理コンピュータ800を備えなくてもよい。
また、情報表示端末600と携帯端末900との両者にそれぞれ遊技データを表示させるように構成したが、これに限らず、例えば、情報表示端末600のみに遊技データを表示させるような構成や、携帯端末900のみに遊技データを表示させるような構成であってもよい。
更には、本実施形態においては、操作部による操作に応じて所定期間が決定されたが、これに限らず、操作部による操作に応じて所定期間が決定されず、予め設定されていてもよい。
更には、本実施形態においては、所定期間において、特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯が表示対象時間として決定されたが、これに限らず、例えば、遊技者がその日において最初に特定された時間帯によって、遊技者が遊技を行うであろう時間帯を予測し、その時間帯に関する遊技データを表示するように表示対象時間が決定されてもよい。
更には、本実施形態においては、遊技者がその日において最初に特定された受付時間を集計し、その集計結果に基づいて表示する(送信する)遊技データを決定したが、これに限らず、例えば、会社員の遊技者に対しては、平日に関して17時以降の時間帯を表示対象時間として決定する、主婦の遊技者に対しては、平日に関しては、13時以降、17時前までの時間帯を表示対象時間として決定するなど、遊技者が特定された受付時間を集計する以前に、予め、遊技者(会員)毎に表示する(送信する)時間帯が決定されていてもよい。
尚、本実施形態においては、遊技場に設置する遊技機としてパチンコ遊技機を用いて説明したが、これに限らず、例えば、スロット遊技機(パチスロ遊技機を含む)など、少なくとも遊技の結果を決定する機能を有する遊技機であればよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、遊技場に設置された遊技機から出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計する遊技情報集計手段と、前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を、当該遊技情報を集計した時間とともに記録する遊技情報記録手段と、前記遊技情報記録手段に記録された前記遊技情報に基づいて、遊技データの表示を行う表示手段と、前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取る遊技者特定情報読取手段と、遊技者特定情報読取手段によって読み取られた前記遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定する表示対象時間決定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に関する遊技データを前記表示手段に表示させる機能を有することを特徴とするものであるが、遊技情報集計手段、遊技情報記録手段、表示手段、表示制御手段、遊技者特定情報読取手段、表示対象時間決定手段、遊技者特定情報読取装置、遊技情報管理装置、遊技者判定手段、特定時間記録手段、ユーザ通信情報記録手段、遊技データ送信手段などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
尚、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態の遊技システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機及びカードユニットにおける概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のカードユニットにおける概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機及びカードユニットを示すブロック図である。 本発明の一実施形態のホールコンピュータ、会員管理コンピュータ、ユニットコントローラ及び売上管理コンピュータを示すブロック図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のユニットコントローラにおけるプリペイドカードデータテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態のホールコンピュータにおける遊技情報データテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態のホールコンピュータにおける遊技情報データテーブル2を示す説明図である。 本発明の一実施形態の会員管理コンピュータにおける会員データテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の会員管理コンピュータにおける来店状況データベースを示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の情報表示端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の携帯端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の遊技システムにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の遊技システムにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技システム
10 パチンコ遊技機
300 カードリーダ
400 ホールコンピュータ
500 会員管理コンピュータ
600 情報表示端末
700 ユニットコントローラ
800 売上管理コンピュータ
900 携帯端末
1000 遊技場

Claims (5)

  1. 遊技場に設置された遊技機から出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計する遊技情報集計手段と、
    前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を、当該遊技情報を集計した時間とともに記録する遊技情報記録手段と、
    前記遊技情報記録手段に記録された前記遊技情報に基づいて、遊技データの表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、
    遊技者を特定可能な遊技者特定情報を読み取る遊技者特定情報読取手段と、
    前記遊技者特定情報読取手段によって読み取られた前記遊技者特定情報に応じて、表示対象時間を決定する表示対象時間決定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に関する遊技データを前記表示手段に表示させる機能を有することを特徴とする遊技システム。
  2. 請求項1に記載の遊技システムにおいて、
    前記遊技場に設けられ、前記遊技者特定情報読取手段を有するとともに、前記遊技者特定情報読取手段によって読み取られた遊技者特定情報に基づいて遊技者識別情報を出力する遊技者識別情報出力手段を有する遊技者特定情報読取装置と、
    前記遊技情報記録手段を有する遊技情報管理装置とを備え、
    前記遊技情報管理装置は、
    前記遊技者特定情報読取装置から出力される前記遊技者識別情報から、遊技者を判定する遊技者判定手段と、
    前記遊技者判定手段による判定の結果に基づいて、前記遊技者特定情報読取手段により遊技者がその日において最初に特定された特定時間の履歴情報を記録する特定時間記録手段とを有し、
    前記表示対象時間決定手段は、前記特定時間記録手段に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、前記表示対象時間を決定する機能を有することを特徴とする遊技システム。
  3. 請求項2に記載の遊技システムにおいて、
    前記表示対象時間決定手段は、所定期間において、前記特定時間記録手段に記録された特定時間の履歴情報に基づいて、遊技者がその日において最初に特定された回数が最も多い時間帯を表示対象時間として決定する機能を有することを特徴とする遊技システム。
  4. 遊技場に設置された複数の遊技機のそれぞれから出力される遊技に関する出力信号に基づいて、所定の遊技情報を集計する遊技情報集計手段と、
    前記遊技情報集計手段によって集計された遊技情報を記録する遊技情報記録手段と、
    情報を送信する対象となるユーザの所持する携帯端末に、通信回線を介して情報を送信するためのユーザ通信情報を記録するユーザ通信情報記録手段と、
    前記遊技情報記録手段に記録された前記遊技情報に基づいて遊技データを前記通信回線を介して前記ユーザの所持する携帯端末に送信する遊技データ送信手段と、
    前記ユーザ通信情報記録手段に記録された前記ユーザ通信情報から特定されるユーザ毎に表示対象時間を決定する表示対象時間決定手段とを備え、
    前記遊技データ送信手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に関する遊技データの送信を前記ユーザ毎に行う機能を有することを特徴とする遊技システム。
  5. 請求項4に記載の遊技システムにおいて、
    前記遊技データ送信手段は、前記表示対象時間決定手段によって決定された前記表示対象時間に係る時間より所定時間前に、前記遊技データを前記ユーザの所持する携帯端末に送信する機能を有することを特徴とする遊技システム。
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