JP4362118B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態の貯湯式給湯装置Aは、ヒートポンプユニット(加熱手段)1、貯湯タンクユニット2、給湯制御部3などを備えて構成されている。なお、本実施形態では、後記する貯湯タンク21の下部から取り出される温水を低温水(低温度の水;例えば5〜20℃程度)とし、ヒートポンプユニット1で加熱された温水を高温水(高温度の水;例えば70〜90℃程度)として説明している。
まず、貯湯式給湯装置Aの沸き上げ運転について説明する。給湯制御部3は、深夜電力時間帯になって、貯湯温度センサT4に基づいて貯湯タンク21内に翌日に必要な熱量が残っていないことを検知すると、ヒートポンプ制御部5に対して沸き上げ開始指令を発する。この指令を受けたヒートポンプ制御部5は、圧縮機11を起動した後に循環ポンプ27の駆動を開始する。このときの切替弁29は、第2の状態、つまり沸き上げ側(貯湯タンク21の上部側)に流路が切り替えられた状態で、貯湯タンク21内の下部から5〜20℃程度の低温水が取り出され、この取り出された低温水がヒートポンプ戻り管25を介して冷媒−水熱交換器12に送られて70〜90℃程度の高温に加熱される。冷媒−水熱交換器12からヒートポンプ往き管26に送り出された高温水は、貯湯タンク21の上部から貯湯タンク21内に投入される。ちなみに、貯湯タンク21には、例えば、上部に高温水、下部に低温水が貯められることになるが、これはその温度差により比重差が発生し、温度境界層を形成して比重の軽い高温水が上部に、比重の重い低温水が下部に位置するので、互いに混じり合うことがない。その後、給湯制御部3では、貯湯温度センサT4から得られる貯湯タンク21の温度分布情報に基づいて必要な熱量が貯湯されたことを検知すると、ヒートポンプ制御部5に対して沸き上げ停止指令を発し、圧縮機11を停止するとともに循環ポンプ27を停止して、沸き上げ運転を終了する。
図2に示すように、給湯制御部3は、ステップS100で、外気温度センサT3(図1参照)から得られる温度情報に基づいて外気温度(図2では、「T3」と表記する)が0℃以下であるか否かを判断する。なお、このステップS100での処理が、凍結判定手段の第1の判定条件に相当する。ステップS100で、外気温度(T3)が0℃(第1の所定外気温度)以下ではない場合には(No)、ヒートポンプ戻り管25およびヒートポンプ往き管26を含む循環経路は凍結しないと判断して、ステップS101に進み、さらに外気温度(T3)が5℃(第2の所定外気温度)以下であるか否かを判断する。なお、このステップS101での処理が、凍結判定手段の第2の判定条件に相当する。ステップS101で、外気温度(T3)が5℃以下でないと判断された場合には(No)、ヒートポンプ戻り管25およびヒートポンプ往き管26を含む循環経路は現時点では確実に凍結しないと判断して、ステップS100の処理に戻る。また、外気温度(T3)が、0℃以下ではなく(ステップS100でNo)、かつ、5℃以下と判断された場合には(No)、切替弁29を第1の状態(バイパス側)に切り替えて(ステップS102)、循環ポンプ27をONにして(ステップS103)、バイパス側の循環経路に貯湯タンク21の下部から取り出した低温水を循環させる。そして、予め設定された所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS104)。
2 貯湯タンクユニット
21 貯湯タンク
24 給水管
25 ヒートポンプ戻り管(流出管)
26 ヒートポンプ往き管(流入管)
28 バイパス管
29 切替弁
T1 熱交換器入口温度センサ(温度検知手段)
T3 外気温度センサ(外気温度検知手段)
A 貯湯式給湯装置
Claims (8)
- 貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの下部から取り出した温水を加熱する加熱手段と、
前記温水を前記貯湯タンクから前記加熱手段に送る流出管と、
前記加熱手段で生成された温水を前記貯湯タンクの上部に送る流入管と、
前記流入管から分岐して設けられ、前記温水を前記貯湯タンクの下部に送るバイパス管と、
前記流入管を通過する前記温水の流れを前記バイパス管側に切り替える第1の状態と、前記貯湯タンクの上部側に切り替える第2の状態とに設定可能な切替弁と、
前記流出管および前記流入管を含む循環経路が凍結するか否かを判断する凍結判定手段と、
前記循環経路を循環する温水の温度を検知する温度検知手段と、を備え、
前記凍結判定手段に基づいて前記循環経路が凍結すると判断した場合は、前記切替弁を前記第1の状態にして前記貯湯タンクと前記加熱手段との間において前記温水を循環させ、その後前記温度検知手段に基づいて前記温水の温度が第1の所定温度まで上昇したときに、前記切替弁を前記第2の状態にして前記貯湯タンクと前記加熱手段との間において前記温水を所定時間循環させるように制御することを特徴とする貯湯式給湯装置。 - 前記切替弁を前記第1の状態にして前記温水を循環させている場合において、前記温水の温度が依然として第1の所定温度を下回っているときに、前記加熱手段を作動させて加熱した温水を循環させ、その後前記加熱した温水が第2の所定温度まで上昇したときに、前記切替弁を前記第2の状態にして前記加熱した温水を所定時間循環させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記切替弁を前記第1の状態にして前記温水を循環させている場合において、前記温水の温度が依然として第1の所定温度を下回っているときに、前記加熱手段を第1の出力で作動させて加熱した温水を循環させ、その後前記加熱した温水が依然として第2の所定温度を下回っているときに、前記加熱手段を前記第1の出力よりも高い第2の出力で作動させて加熱した温水を循環させることを特徴とする請求項2に記載の貯湯式給湯装置。
- 外気温度を検知する外気温度検知手段を備え、
前記凍結判定手段の第1の判定条件である前記外気温度検出手段が検知した温度が第1の所定外気温度以下ではなく、前記循環経路が凍結しないと判断した場合には、さらに前記凍結判定手段の第2の判定条件である前記外気温度検知手段が検知した温度が前記第1の所定外気温度より高い第2の所定外気温度以下であるかどうかで、前記循環経路が凍結するか否かを判断し、前記第2の判定条件に基づいて前記循環経路が凍結すると判断したときに、前記切替弁を前記第1の状態にして前記貯湯タンクと前記加熱手段との間において前記温水を循環させることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。 - 前記貯湯タンクと前記加熱手段との間において前記温水が循環している場合において、前記温度検知手段に基づいて前記温水の温度が第1の所定温度まで上昇したときに、前記凍結判定手段の第3の判定条件である前記外気温度検知手段が検知した温度が、前記第1の所定外気温度より高く且つ前記第2の所定外気温度より低い第3の所定外気温度以上か否かに応じて次回の凍結防止運転までの待機時間を変化させることを特徴とする請求項4に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記凍結判定手段の第1の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段の第2の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度より高い第2の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段の第3の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が、第1の所定外気温度より高く且つ第2の所定外気温度より低い第3の所定外気温度より低いときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段は、前記切替弁を第2の状態にして温水を所定時間循環させた後、前記外気温度検知手段が検知した温度が第3の所定外気温度より低いときに、次回の凍結防止運転までの待機時間を短く設定し、前記外気温度検知手段が検知した温度が第3の所定外気温度以上のときに、次回の凍結防止運転までの待機時間を長く設定することを特徴とする請求項5に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記凍結判定手段の第1の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段の第2の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度より高い第2の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであることを特徴とする請求項4に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記凍結判定手段の第1の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段の第2の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度より高い第2の所定外気温度以下のときに凍結すると判断するものであり、前記凍結判定手段の第3の判定条件は、前記外気温度検知手段が検知した温度が第1の所定外気温度より高く且つ第2の所定外気温度より低い第3の所定外気温度より低いときに凍結すると判断するものであることを特徴とする請求項5に記載の貯湯式給湯装置。
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