JP2009209893A - ポンプ及び給湯装置 - Google Patents

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【課題】羽根の破壊及びブラシレスDCモータのロータ減磁を起すことなく、ポンプ内の水の凍結を防止し、ポンプの破壊を防止することができるポンプを提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係るポンプ2は、水8を循環させるポンプ2において、巻線を有するステータ部と、磁石部が設けられるロータ部と、磁石部の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出回路と、ポンプ2の制御を行うポンプ制御回路7とを備え、ポンプ制御回路7は、ステータ部への通電時の位置検出信号によりポンプ2内の水8の凍結を判断し、凍結している場合は、巻線に所定の通電を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ポンプ及び給湯装置に関するものである。
流体を流体循環回路内で循環させるようにポンプを制御するポンプ運転システムに関し、空運転によるポンプの破壊を防ぐことができるポンプ運転システムを提供する。ポンプで流体循環回路に流体を循環させるシステムで、ポンプの潤滑も当該流体を用いて行うようになっているシステムにおいて、ポンプを駆動するポンプ駆動部と、ポンプ駆動部を制御する制御部と、ポンプ内の流体液量を検出し、その出力を制御部に与える液量検出器とを設けるポンプ運転装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−26467号公報
解決しようとする課題は、特に冬場などポンプ及び給湯装置の周囲温度が低い環境下において、ポンプ内の水が凍結することによるポンプの破壊防止、ポンプ内の水の解凍方法、凍結防止である。
ポンプ内の水が凍結し、ポンプの羽根が拘束された状態でモータへ通電してその熱で解凍する場合、羽根の破壊、ブラシレスDCモータのロータ減磁などの課題があった。
この発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、羽根の破壊及びブラシレスDCモータのロータ減磁を起すことなく、ポンプ内の水の凍結を防止し、ポンプの破壊を防止することができるポンプ及び給湯装置を提供することを目的とする。
この発明に係るポンプは、水を循環させるポンプにおいて、
巻線を有するステータ部と、
磁石部が設けられるロータ部と、
磁石部の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出回路と、
当該ポンプの制御を行うポンプ制御回路とを備え、
ポンプ制御回路は、ステータ部への通電時の位置検出信号により当該ポンプ内の水の凍結を判断し、凍結している場合は、巻線に所定の通電を行うことを特徴とする。
この発明に係るポンプは、ポンプ制御回路が、ステータ部への通電時の位置検出信号によりポンプ内の水の凍結を判断し、凍結している場合は、巻線に所定の通電を行うことにより、巻線に発生する熱を利用して、ポンプ内の水の凍結を防止し、ポンプ内の水が凍結することによるポンプの破壊を防止する効果を奏する。
実施の形態1.
図1乃至図4は実施の形態1を示す図で、図1は給湯装置100の構成図、図2はポンプ2の断面図、図3は駆動回路7aの構成図、図4はモータ電流波形図である。
図1に示すように、給湯装置100は、図示しない冷媒を圧縮する圧縮機、冷媒9と水8とが対向流となって熱交換を行い水8を加熱する熱交換器3等で構成され、冷媒9が流れる冷媒回路5を備える。
また、給湯装置100は、熱交換器3で加熱された水8を貯留するタンク1と、水8を循環させるポンプ2と、水配管内を水8が流れる水回路4を備える。
さらに、ポンプ2は、ポンプ制御回路7を備える。ポンプ制御回路7は、速度指令信号とポンプ2からの温度信号を入力し加熱信号を出力する加熱判定回路7bと、速度指令信号と加熱判定回路7bからの加熱信号とポンプ2からの位置検出信号とが入力される駆動回路7aとで構成される。ポンプ制御回路7は、ステータ部17の回路基板13に設けられる。
尚、給湯装置100は、水回路4の水温度を検出して、水温情報を出力する水温検出部(図示せず)と、水温設定指令信号と水温検出部からの水温情報を入力し、速度指令信号をポンプ制御回路7に出力する水量制御部(図示せず)とを備える。
ポンプ2(ステータ部17の巻線11)と駆動回路7aとは、ステータ部17内でモータリード11aで電気的に接続されている。
図2を用いてポンプ2の構成を説明する。図2に示すように、ポンプ2は、ステータ部17と、ロータ部21と、ポンプ部26と、軸27とを備える。軸27は固定されていて、その周囲をロータ部21が回転する。
先ず、ステータ部17の構成を説明する。ステータ部17は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を複数枚積層して形成される略ドーナッツ形状の鉄心10と、この鉄心10のスロット(図示せず)にインシュレータ12(絶縁部材)を介して挿入される巻線11と、リード線14を接続した回路基板13と、略釜形状の第1のケーシング15とを備える。回路基板13は、ステータ部17の一方の軸方向端部(ポンプ部26と反対側の端部)付近に配置される。回路基板13の構成については、後述する。
ステータ部17は、巻線11を巻いた鉄心10と、回路基板13と、第1のケーシング15とをモールド樹脂16を用いて一体に成形される。ステータ部17の外郭はモールド樹脂16にて形成されている。
略釜形状の第1のケーシング15の凹部に、ロータ部21が収まる。第1のケーシング15は、ステータ部17とロータ部21とを仕切る。また、第1のケーシング15の凹部の略中央部に、軸27が嵌る軸孔15aが形成されている。尚、軸27は回転しないように、軸孔15aに嵌合している。そのために、軸孔15aに嵌合する軸27の円形の一部を切り欠いている。軸27のポンプ部26側端部も同じ形状にしている(長手方向が中央部に対して対称)。これは、ポンプ2の組立性を向上させるためである。軸孔15aも軸27とほぼ同形状で、軸27の径より一回り大きい径となっている。
ロータ部21は、略中心部に軸受18を備える。軸受18の外側に、樹脂製のホイール19が配置される。さらに、ホイール19の外側に、磁石部20が設けられる。磁石部20は、フェライト等の磁性粉末と樹脂を混練して成形し、着磁されている。
ステータ部17とロータ部21とで、例えば、ブラシレスDCモータを構成する。
ポンプ部26は、吸水口22、吐出口23を有する第2のケーシング24と、羽根車25とを備える。水回路4は、吸水口22と吐出口23とに接続される。
軸27は、ロータ部21の軸受18とワッシャー28との穴部を貫通する。そして、軸27は、両端を第1のケーシング15及び第2のケーシング24で挟み込んで固定される。羽根車25を固定したロータ部21は、軸27の周囲に回転自在に配置される。尚、軸27のポンプ部26側端部も、ワッシャー28を介して第2のケーシング24の軸孔24aに嵌合する。
第1のケーシング15と第2のケーシング24とで囲まれる空間は水回路4の水(湯)で満たされる。そのため、ロータ部21、羽根車25、軸27、ワッシャー28はポンプ2を流れる水(湯)に触れる構造となっている。ポンプ2は、ポンプ2内部を流れる水がブラシレスDCモータのロータ部21に接するキャンド方式である。
回路基板13には、図示しない位置検出回路と温度検出回路が搭載されている。位置検出回路は、磁石部20の磁極位置を検出するためのものである。位置検出回路は、検出した位置情報を位置検出信号として駆動回路7aへ出力する。
位置検出回路は、ホールICとその出力信号を増幅する回路、あるいはホールIC及び増幅回路を同一パッケージに実装したホールICなどである。
ホールICとは磁気センサであるホール素子とその出力信号をデジタル信号に変換するICが1パッケージ化された素子で、入力端子、GND端子、出力端子の3端子構成となっている。ホールIC内部のホール素子の駆動方式としては、常時通電しているタイプと省エネのためパルス駆動しているタイプがある。
第1のケーシング15と第2のケーシング24とで囲まれる空間は水回路4の水(湯)で満たされる。温度検出回路は、第1のケーシング15と第2のケーシング24とで囲まれる空間内の水の温度を検出するためのものである。温度検出回路は、検出した温度情報を温度検出信号として加熱判定回路7bに出力する。温度検出回路は、例えば、サーミスタ51(図2参照)などである。
図2に示すように、サーミスタ51は、モールド樹脂16を介して第1のケーシング15に接触させる。但し、ポンプ2内の水8の温度を精度良く検出するために第1のケーシング15に直接接触させるように配置してもよい。また、サーミスタ51と第1のケーシング15との間にモールド樹脂16より高い熱伝導率の樹脂を介して接触させる構造でもよい。
図3は駆動回路7aの構成を示す図である。駆動回路7aは、波形生成回路42、プリドライバ回路44、パワー回路32、電流検出回路60から構成される。駆動回路7aは、ブラシレスDCモータを駆動する。
波形生成回路42は、ロータ部21の回転速度を指令する速度指令信号、回路基板13の位置検出回路からの位置検出信号に基づいて、インバータ駆動するためのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、プリドライバ回路44に出力する。
プリドライバ回路44は、パワー回路32のトランジスタ30を駆動するトランジスタ駆動信号を出力する。
パワー回路32は、直流電源入力部33、インバータ出力部35を備え、トランジスタ30とダイオード31とを並列接続し、更にこれらを直列接続したアームからなる。
直流電源入力部33の片側には電流検出回路60を備え、電流検出信号を波形生成回路42へ出力する。ブラシレスDCモータは3相のため、3アームのインバータ出力部35のU、V、Wがそれぞれの巻線11のU、V、Wに接続されている。直流電源入力部33には、商用電源の交流100V又は200Vを整流して得られる140V又は280Vの直流電源が接続される。
次に動作について説明する。
図1に示すように、タンク1の水8は、ポンプ2により水回路4内を流れる。水8は、冷媒回路5内を流れる冷媒9(圧縮機を搭載した熱源機からの高温高圧の冷媒)と熱交換器3において熱交換が行われる。このとき、熱交換器3において、熱交換効率を向上させるため、水8と冷媒9とは対向流となっている。
図3において、水量制御部からの速度指令信号が駆動回路7aの波形生成回路42に入力されると、波形生成回路42は回路基板13の位置検出回路からの位置検出信号に応じて3相の各巻線11への通電タイミングを設定するとともに、速度指令信号の入力に応じたPWM信号を生成・出力し、そのPWM信号を入力したプリドライバ回路44はパワー回路32内のトランジスタ30を駆動する。
トランジスタ30の駆動により、インバータ出力部35からリード線14を介して巻線11に電圧が印加される。すると巻線11に電流が流れ、トルクが発生してロータ部21と一体化した羽根車25が回転する。
このとき水回路4内の水8は、吸水口22よりポンプ2内へ流入し、羽根車25を通り吐出口23から流出する。
羽根車25の回転速度は、速度指令信号に応じたブラシレスDCモータの回転速度となり、回転数に応じた流量制御が行われる。ポンプ2の停止も速度指令信号にて行う。
図4はブラシレスDCモータの1相分の電流波形の一部分を示す。ブラシレスDCモータをPWM駆動しているため、トランジスタ30のオン区間は電流が増加する。また、トランジスタ30のオフ区間は電流が減少する。そのため、リップル電流が流れる。ブラシレスDCモータは、最大電流がロータ部21の磁石部20の減磁保護あるいはトランジスタ30の電流保護にて決定される過電流レベル以下で駆動される。
冬場の長期間にわたり給湯装置100を停止させる場合、水8の凍結による各部の故障を防止するために給湯装置100の水抜きを行う。しかし、給湯装置100内のポンプ2は、ポンプ2の水抜きが完全に行われる向きに設置されていない場合が多い。そのため、ポンプ2内に溜まった水8が凍結する場合がある。ポンプ2内の水8の凍結は、ブラシレスDCモータへの通電時にロータ部21が回転しないことにより回路基板13の位置検出回路からの位置検出信号が変化しないことで、ポンプ制御回路7が判断できる。
ポンプ2内の水8が凍結した場合、羽根車25が破壊しない程度の小さい出力トルクとなるように、駆動回路7aが巻線11に通電(拘束通電という)する。この通電を所定の通電と呼ぶ。この通電の電流によるステータ部17の巻線11及びパワー回路32の発熱により、第1のケーシング15と第2のケーシング24との間の空間内の凍結した水を解凍する。
この拘束通電の通電方法として、駆動回路7aが、回路基板13の位置検出回路からの位置検出信号に応じて3相の各巻線11間に低い電圧(羽根車25が破壊しない程度の小さい出力トルクとなるような電圧)を出力する。
図4のオフ区間に対してオン区間を短くする低デューティのPWM信号で低い電圧、例えば100V電源では十数V、200V電源では二十数V程度となるように、オン区間は巻線11のU相に+、V相及びW相に−を通電する。尚、オン区間は巻線11のU相に+、V相に−を通電し、W相をオープンにしてもよい。
駆動回路7aが巻線11に通電(拘束通電)を行うことにより、凍結した水が解凍される。この状態では、低デューティのPWM信号の低い電圧でも、ブラシレスDCモータのロータ部21は回転するので、回路基板13の位置検出回路からの位置検出信号が変化する。それによりポンプ制御回路7は、水が解凍されたと判断して、通常のシーケンスにてポンプ2の運転を行う。
冬場などポンプ2又は水回路4の水配管温度が低下して、温度検出回路(サーミスタ51)が検出した温度検出信号が0℃に近づいた場合、加熱判定回路7bは設定した温度以下、例えば1℃を検出した場合に、加熱信号を駆動回路7aに出力する。加熱信号が入力された駆動回路7aは、一定時間ポンプ2を動作させ、タンク1内の水(湯)を循環させる。
ポンプ2を動作させる一定時間は、タンク1から流出した水8がポンプ2、熱交換器3を経由して再びタンク1に戻るまでの時間に設定する。水回路4の水配管の長さを考慮し、ブラシレスDCモータの回転速度、動作時間を設定する。
尚、冬場のポンプ2又は水回路4の水配管温度の低下は、給湯装置100が設置させる外気温度のデータを用いて検出してもよい。
ポンプ2内の水8が凍結した場合、あるいはポンプ2又は水回路4の水配管温度が凍結温度近傍まで低下した場合、ポンプ制御回路7は凍結信号あるいは加熱信号を給湯装置の制御回路(図示せず)に出力し、「凍結」あるいは「凍結注意」を給湯装置の表示部(図示せず)で表示するようにしてもよい。
ここでは、冬場のポンプ2又は水回路4の水配管温度の低下の検出に、ブラシレスDCモータ(ステータ部17)内の温度検出回路(サーミスタ51)を使用したが、ほぼポンプ2の周囲温度の検出が可能である水回路4の水配管に設置した温度検出回路を用いてもよい。
以上のように、ポンプ2内に溜まった水8が凍結した場合、羽根車25が破壊しない程度の非常に小さいトルクとなるよう巻線11に通電し、電流による巻線11及びパワー回路32の発熱により第1のケーシングと第2のケーシング24との間の空間内の凍結した水を解凍するようにしたので、ポンプ2の凍結した水8が解凍するまでの給湯装置100の使用不可能な時間を大幅に短縮できる。
また、ポンプ2内に溜まった水8が凍結した場合、羽根車25が破壊しない程度の非常に小さいトルクとなるよう巻線11に通電するので、ポンプ2内の水8の凍結時にブラシレスDCモータを回転させ羽根車25を破損させることを防止することができる。
冬場などポンプ2及び給湯装置100の周囲温度の低下を検出して加熱判定回路7bから加熱信号を出力し、駆動回路7aにて一定時間ポンプ2を動作させてタンク1内の水(湯)を循環させるようにしているので、ポンプ2、熱交換器3、水回路4の水配管内の水8の凍結を防止するとともに、凍結によるポンプ2の破壊防止ができる。
また、水回路4の水配管の長さを考慮し、ブラシレスDCモータの回転速度、動作時間を設定したので、確実にポンプ2、熱交換器3、水回路4の水配管内の水8の凍結を防止するとともに破壊防止ができる。
モータ電流は、ロータ部21の磁石部20の減磁保護あるいはトランジスタ30の電流保護にて決定される過電流レベル以下に設定したので、ブラシレスDCモータの性能低下あるいは破壊(トランジスタ30が)することがなく信頼性の高い給湯装置100を提供することができる。
ポンプ2内の水8が凍結、あるいはポンプ2又は水回路4の水配管温度が凍結温度近傍(例えば、1℃)まで低下した場合、ポンプ制御回路7は凍結信号あるいは加熱信号を給湯装置の制御回路(図示せず)に出力し、「凍結」あるいは「凍結注意」を給湯装置の表示部(図示せず)で表示することにより、給湯装置100の運転状態が容易に把握できサービス性が向上する。
ここでは、ブラシレスDCモータについて述べたが、誘導電動機など他の種類のモータでも同様の効果が得られる。
ここでは、ポンプ制御回路7をポンプ2に搭載したが、ポンプ2の外部、例えば給湯装置の制御回路など、に設けてもよい。
また、給湯装置100の運転開始時に羽根車25が破壊しない程度の非常に小さいトルクとなるよう巻線11に通電する運転シーケンスを追加してもよい。
温度検出回路(サーミスタ51)は、モールド樹脂16を介して第1のケーシング15に接触させるが、第1のケーシング15に直接接触させるように配置するか、又はサーミスタ51と第1のケーシング15との間にモールド樹脂16より高い熱伝導率の樹脂を介した構造にすることにより、ポンプ2内の水8の温度を精度良く検出し、誤動作を防止し信頼性の高い給湯装置100を提供することができる。
ブラシレスDCモータ(ステータ部17)内の温度検出回路(サーミスタ51)に代えて、ほぼポンプ2の周囲温度の検出が可能である水回路4の水配管に設置した温度検出回路を用いることで、回路の小型化、部品点数削減という効果がある。
本発明の活用例として、給湯装置100内の水を加熱する時に使用するポンプ2への適用例を示したが、給湯装置100の水を利用して風呂水を加熱する時に使用するポンプや、その他、家庭用ポンプ、床暖房装置などに利用可能である。その場合は、熱交換器3では水同士が熱交換を行うものもある。
実施の形態1を示す図で、給湯装置100の構成図。 実施の形態1を示す図で、ポンプ2の断面図。 実施の形態1を示す図で、駆動回路7aの構成図。 実施の形態1を示す図で、モータ電流波形図。
符号の説明
1 タンク、2 ポンプ、3 熱交換器、4 水回路、5 冷媒回路、7 ポンプ制御回路、7a 駆動回路、7b 加熱判定回路、8 水、9 冷媒、10 鉄心、11 巻線、11a モータリード、12 インシュレータ、13 回路基板、14 リード線、15 第1のケーシング、15a 軸孔、16 モールド樹脂、17 ステータ部、18 軸受、19 ホイール、20 磁石部、21 ロータ部、22 吸水口、23 吐出口、24 第2のケーシング、24a 軸孔、25 羽根車、26 ポンプ部、27 軸、28 ワッシャー、30 トランジスタ、31 ダイオード、32 パワー回路、33 直流電源入力部、35 インバータ出力部、42 波形生成回路、44 プリドライバ回路、51 サーミスタ、60 電流検出回路、100 給湯装置。

Claims (11)

  1. 水を循環させるポンプにおいて、
    巻線を有するステータ部と、
    磁石部が設けられるロータ部と、
    前記磁石部の位置を検出し位置検出信号を出力する位置検出回路と、
    当該ポンプの制御を行うポンプ制御回路とを備え、
    前記ポンプ制御回路は、前記ステータ部への通電時の前記位置検出信号により当該ポンプ内の水の凍結を判断し、凍結している場合は、前記巻線に所定の通電を行うことを特徴とするポンプ。
  2. 前記ポンプ制御回路は、当該ポンプ内の水の凍結を判断した場合、当該ポンプが破壊しない程度の小さい出力トルクとなるように前記巻線に通電を行うことを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 前記ポンプ制御回路は、前記位置検出信号が変化する場合、通常のシーケンスにて運転することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のポンプ。
  4. 冷媒と水または水同士とが熱交換を行う熱交換器と、水を貯留するタンクと、水を循環させるポンプとが水配管で接続された水回路とを備え、
    前記ポンプに、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポンプを使用することを特徴とする給湯装置。
  5. 前記温度検出回路を、前記水配管に設置したことを特徴とする請求項4記載の給湯装置。
  6. 水を循環させるポンプにおいて、
    当該ポンプの温度を検出し温度検出信号を出力する温度検出回路と、
    当該ポンプの制御を行うポンプ制御回路とを備え、
    前記ポンプ制御回路は、前記温度検出信号により当該ポンプの温度が凍結温度に近づいたことを検出した場合、一定時間当該ポンプを動作させることを特徴とするポンプ。
  7. 前記温度検出回路を、当該ポンプ内部に内蔵したことを特徴とする請求項6記載のポンプ。
  8. 前記ステータ部と、前記ロータ部と、前記ステータ部と前記ロータ部とを仕切る略釜形状の第1のケーシングとを備え、前記温度検出回路を前記ステータ部に設け、さらに前記温度検出回路を前記第1のケーシングに接触させることを特徴とする請求項7記載のポンプ。
  9. 前記略釜形状の第1のケーシングは前記ロータ部が収まる凹部を有し、前記凹部の底面に前記温度検出回路を接触させることを特徴とする請求項8記載のポンプ。
  10. 冷媒と水または水同士とが熱交換を行う熱交換器と、水を貯留するタンクと、水を循環させるポンプとが水配管で接続された水回路とを備え、
    前記ポンプに請求項6に記載のポンプを使用し、
    前記ポンプ制御回路が前記ポンプを動作させる前記一定時間は、前記タンクから流出した前記水が、前記ポンプ、前記熱交換器を経由して再び前記タンクに戻るまでの時間に設定することを特徴とする給湯装置。
  11. 前記温度検出回路を、前記水配管に設置したことを特徴とする請求項10記載の給湯装置。
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