JP4361607B2 - コンパクトディスクを保持するための装置 - Google Patents
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Description
本発明は、コンパクトディスクを保持するための装置に関するものである。
この明細書においては、「コンパクトディスク」という用語は、例えば、予め録音された音楽、コンピュータソフトウェア、データといったものを搭載して現在市販されている比較的標準的な120mm直径のレーザー読込可能なディスク、および、同様の記録可能なディスクを指すだけではなく、映像、映画、双方向ゲーム、および、他の情報やデータを記録するための公知のまたは提案されているような、様々なサイズの同様のディスクをも、指している。
背景技術
従来より、このようなコンパクトディスクは、不使用時には、「宝石箱」として知られているポリスチレン製の透明ケース内に収容される。この場合、ディスクは、ケース内に装着された個別のインサートすなわちトレー上に保持される。トレーは、コンパクトディスクの中央孔に対して着脱可能に係合するためのボスまたは「ロゼット」を形成するよう設けられた、7個か8個の突起を有している。
ロゼットをなす脚または突起は、トレーから上方に延在しかつ外側に向けて湾曲したような形状とされており、そのため、コンパクトディスクに対して係合できるようになっている。そして、突起の端部は、内方に湾曲して、ボスを形成している。これにより、コンパクトディスクの中央孔を手動で押すことができるようになっている。
コンパクトディスクに対してのこのような保持装置は、ディスクを取り外してディスクをロゼットから持ち上げるために両手を必要とすることから、あまり満足なものではないと、長年思われてきた。そのため、ロゼットの中央を押そうとせず、片手でコンパクトディスクの端をつかみ、ひねり取ることでディスクをロゼットから外そうと試みる人も多い。その場合には、ディスクが曲がってしまったり、時には、突起上におけるディスクの記録表面に傷をつけてしまったり、また時には、突起を捻ったり壊してしまうことさえある。このような装置は、また、ディスクの端を持ち上げることによって、また、例えば、搬送時や荒っぽく取り扱われたときや装置が落っことされたり衝撃を受けたりしたときなどのように衝撃負荷を受けることによって、ディスクが外れてしまう可能性があるという点において、ディスクを固定的に保持することができないものである。
英国特許出願公開明細書第2291640号および国際特許出願第96/14636号には、従来技術の欠点のうちの多くを克服する装置が開示されており、これら双方の記載は、参考のためここに組み込まれる。
しかしながら、英国特許出願公開明細書第2291640号および国際特許出願第96/14636号に記載の装置は、さらに改良の余地があり、構成をさらに単純化できる余地がある。
本発明の1つの目的は、ディスク平面に印加された衝撃負荷によって偶発的にディスクが外れてしまう可能性を低減させることである。
本発明の他の目的は、使用者に、解除機構を押圧せずに、ディスクの端を持ち上げることによってディスクを外そうとさせないことである。
上記に関連して、他の目的は、解放機構を押圧することによって、ディスクを容易に取り外せるようにすることである。
発明の開示
本発明の第1の見地においては、中央孔を有したコンパクトディスクを保持するための装置であって、ベース部と、該ベース部から延在するとともにディスクの前記中央孔に対して着脱可能に係合するためのディスク係合手段と、を具備し、前記ディスク係合手段は、前記ベース部に対して弾性的に片持ち支持された少なくとも2つのアームを備え、該アームの内方端部は、合わさってボタン状部材を形成し、各内方端部には、ディスクの前記中央孔の対向面に対して係合することによって前記装置上にコンパクトディスクを固定的に保持するための突起が設けられ、前記ボタン状部材を押すことによって、前記アームが押圧され、前記突起が互いに近接する向きに移動して、該突起と前記対向面との係合が解除されるよう構成されており、ディスクの平面内におけるディスクの移動範囲を制限し得るよう、ディスクがディスク係合手段によって保持されている時にディスクの周縁部を囲むまたは部分的に囲むとともに、ディスクの周縁部に対して十分に近接して配置された、上向壁が設けられている装置が提供される。
本発明の第2の見地においては、中央孔を有したコンパクトディスクを保持するための装置であって、ベース部と、該ベース部に対して弾性的に片持ち支持されているとともに互いに近接する向きにかつ前記ベース部から離れる向きに径方向内方側に向けて延在する2つのアームと、を具備し、各アームの内方端部には、突起と、コンタクト部と、が設けられ、前記突起は、ディスクの前記中央孔の対向面に対して係合することによって前記装置上にコンパクトディスクを固定的に保持するよう構成され、前記それぞれのアームの前記コンタクト部は、合わさって、指の先端による係合に対して適切なボタン状部材を形成し、該ボタン状部材を前記ベース部材に向けて押すことによって、前記突起が互いに近接する向きに移動して、該突起と前記対向面との係合が解除されるよう構成されており、前記コンタクト部は、前記装置によって保持されているディスクに対して、実質的にディスク面に位置するとともに前記アームの長さ方向に対して実質的に垂直な向きの力が印加されたときに、その力の少なくとも大部分が、ディスクから、前記コンタクト部の一方のみへと伝達されるように、配置されており、これにより、そのような力が前記ボタン状部材に対してディスクを解放するように作用する可能性が低減されている装置が提供される。
本発明の他の見地においては、中央孔を有したコンパクトディスクを保持するための装置であって、ディスクの前記中央孔に対して着脱可能に係合し得るディスク係合手段と、解放手段と、を備えたベース部を具備してなり、前記解放手段を押圧することによって、ディスクは、前記ベース部から持ち上げられた位置へと移動され、前記ベース部には、前記装置上に保持されているディスクの周縁部を囲むまたは部分的に囲むようにして配置された上向壁が設けられ、該上向壁には、ディスクが前記ディスク係合手段から解放された時にはディスクのエッジに対するアクセスを可能とするとともにディスクが前記ディスク係合手段によって係合されている時にはそのようなアクセスを阻止または禁止し得るような形状とされた、凹所または切欠が設けられている装置が提供される。
本発明のさらに他の見地においては、中央孔を有したコンパクトディスクを保持するための装置であって、ベース部と、該ベース部から延在するとともにディスクの前記中央孔に対して着脱可能に係合し得るディスク係合および解放手段と、を具備してなり、前記ディスク係合および解放手段は、各々が前記ベース部に対して弾性的に片持ち支持された3つの均等角度で離間配置されたアームを備え、該アームの内方端部は、合わさって、ディスクの前記中央孔に対して着脱可能に係合するためのボタン状部材を形成し、さらに、前記ディスク係合および解放手段の周囲に延在するとともに、該ディスク係合および解放手段の動作時には、前記装置上においてディスクの周縁部を支持し得るよう構成された支持手段を具備する装置が提供される。
本発明の他の特徴点は、以下の説明や請求範囲により明瞭となるであろう。
【図面の簡単な説明】
以下、本発明を、添付図面を参照しつつ、単なる例示を通して、さらに説明する。
図1は、英国特許出願公開明細書第2291640号において開示されている公知の解放機構を概略的に示す平面図である。
図2は、本発明による装置の第1実施形態を示す平面図である。
図3は、ディスクを保持した状態での図2の装置を示す側断面図である。
図4A〜4Dは、図2に示す解放機構に代えて使用可能な、解放機能の様々な代替形態を概略的に示す平面図である。
図5は、図2に示すような装置の一部を概略的に示す平面図であって、変形例を示している。
図6Aおよび図6Bは、図5におけるA−A線矢視断面図である。
図7は、図2に示すのと同様の装置を示す平面図であって、図5における変形を有している。
図8は、本発明による装置の他の実施形態を示す平面図である。
図9は、図8に示す装置の斜視図である。
図10は、本発明による装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。
図11は、図10に示す装置の斜視図である。
図12は、上記図面に示す装置に代えて使用可能な解放機構の代替形態を示す平面図である。
図13Aは、図12に示す解放機構の斜視図である。
図13Bは、図13Aにおいて隠れている部材を明示するために、図13Aにおいていくつかの部材の図示を省略した図である。
本発明の実行に際しての最良の形態
図1は、英国特許出願公開明細書第2291640号において開示されている従来技術による、2つのディスク係合アーム1を示す平面図である。ディスク係合アーム1は、ベース部2に対して片持ち支持されており、ヒンジライン3においてベース部2に対して連結されている。各アームの内部には、半円形のコンタクト部4が設けられている。半円形のコンタクト部4が組み合わされることによって、ディスクの中央孔(図示せず)が取り付けられることとなる実質的に円形のボタン状部材が形成される。各コンタクト部4には、外表面上に係合することによって、ディスクを固定的に保持するためのリップまたは突起4Aが設けられている。ディスクは、ボタン状部材をベース部に向けて押圧して、突起4Aとディスクとの係合が解除されるまで、コンタクト部4どうしをしたがって突起4Aどうしを互いに近接させる向きに移動させることにより、解放される。
この解放機構は、満足に機能するものではあるけれども、多くの改良を行うことができる。特に、解放機構からディスクが偶発的に解放されてしまう可能性を低減させるよう改良することができる。
図1に示す装置に係わる1つの問題点は、ディスクの平面に対して図示A方向に力が印加された場合、つまり、アーム1に対して垂直に力が印加された場合、この力によって、ディスクが両コンタクト部を押してしまい、これにより、図示矢印Bで示すような力が、両コンタクト部にかかることである。このような力は、両コンタクト部4を内方に押し込む傾向がある、つまり、互いに接近させる向きにかつ(ベース部2に対して)下方に押し込む傾向がある。その結果、ディスクが外れてしまう可能性がある。図1の例においては、コンタクト部どうしの間のギャップは、比較的小さい。しかしながら、実際には、このギャップが、より大きく、上記問題点は、さらに重大となる。上記のような力は、例えば装置が落っことされたり側部から力を受けた場合のように、ディスクの取扱いが悪かったり衝撃負荷を受けたときに、A方向に印加され得ることにより、上記欠点は、重大な欠点である。
この明細書中において、ディスクに印加される力とは、ディスクに対して直接的に印加される力だけでなく、例えば装置が衝撃を受けたときに発生するような、同様の向きにディスクを移動させる内部力をも包含していることに注意されたい。
このようにしてディスクが外れてしまう可能性を低減させる1つの方法は、A方向に印加された力の少なくとも大部分をディスクから両コンタクト部4のうちの一方へと伝達されるように、コンタクト部4を配置することであることが見出された。
これは、両コンタクト部間のギャップの両端部が、アーム1の長さ方向に対しての垂直位置からずれているようにして、両コンタクト部4を形成することによって、得ることができる。図2および図4は、これを実現したコンタクト部4の様々な可能な形状を示している。
このようなコンタクト部の構成が、ディスクの平面内にもたらされた力によって、とりわけ、アーム1の長さ方向に対して垂直な方向にもたらされた力によって、ディスクが外れてしまう可能性を低減させることに有効である理由としては、多くの理由がある。まず最初に、A方向の力(または、A方向の力の少なくとも大部分)が両コンタクト部のうちの一方に対してだけ作用することにより、両コンタクト部が一緒に押し込まれるという傾向が、避けられるまたは低減されるからである。また、両コンタクト部4間のギャップが垂直に延在していないことにより、この方向に関してディスク孔に対して非常に緊密に係合し得るようにして、両コンタクト部を形成することができる。これにより、この方向におけるディスクの側方移動範囲を、最小とすることができる。
さらに、図4AにおけるC方向から力が印加された場合、つまり、コンタクト部4どうしの間のギャップの端部において力が印加された場合、このような力がディスクを外してしまう傾向は、図1に示す構成においてA方向に作用する力と比較して、ずっと低減される。これに対しても、多くの理由がある。この場合には、コンタクト部どうしの間のギャップが、アーム1の長さ方向に対して垂直ではないことにより、ボタン状部材が押圧されたときのコンタクト部4の内方移動がギャップを横切る角度方向で起こることとなることで、ギャップの幅を低減できるからである。力Cが印加される、ギャップ端部におけるこのような幅の低減は、この力による挟みつけ効果を低減させ、また、ギャップに対して垂直方向のディスクの移動可能範囲を低減させる。さらに、C方向の力は、アーム1をたわませる傾向がずっと小さい。というのは、C方向の力は、アーム1の長さ方向に対して垂直ではないからである。C方向の力は、この力の一成分がアームを引っ張るよう作用することにより、アーム1による抵抗を受ける。さらに、C方向の力は、また、ボタン状部材の側部に対して、突起4Aの下方においてディスクをより緊密に保持させるよう作用する。そのため、ディスクは、解放されるというよりは、より堅固に保持される。
両突起4Aは、コンタクト部4のうちのアーム1の側を向く側部にだけ設けられていることに注意されたい。そのため、ボタン状部が、ディスクを解放するために押圧されたときには、突起は、内方側に移動する。この理由のために、図1に示すような従来技術による構成は、A方向の力が両突起4Aの下方においてディスクを保持しようとする成分を有していないことにより、A方向に印加される力に対して、特に弱い。
上述のように、コンタクト部は、上記利点を得るに際して、様々な形状とすることができる。コンタクト部どうしの間のギャップは、例えばアーム1の長さ方向に対して約45〜70°の角度をなす、図4Aに示すような単純な直線とすることができる。これに代えて、コンタクト部4どうしの間の分割ラインは、曲線とすることも正弦波状とすることもできる。図2および図4Bは、正弦波形状の例を示しており、この場合には、コンタクト部4は、「陰陽」模様に似た形状とされている。このような分割ラインの端部は、この場合においても、アーム1の長さ方向に対する垂直位置からはずれており、好ましくは、アーム1に対してできるだけ近い位置に配置されている。
図4Cは、分割ラインが実質的にV字形またはU字形とされた他の構成を示しており、図4Dは、分割ラインがより湾曲した形態とされている変形例を示している。
コンタクト部4どうしの間のギャップの幅は、好ましくは1.5mm以下であり、さらに好ましくは1.0mm以下である。
上記構成のさらなる利点は、ボタン状部材が指の先端と係合したときに、双方の部分が接触する傾向が増大するように、コンタクト部を設け得ることである(そのため、ディスク解放機構の、より信頼性の高い操作がもたらされる)。装置を備えたケースが図2に示すような向きで開けられたときに、左上から右下にかけて延在するようにして図4Aに示す斜めの分割ラインが図示の向きで設けられている場合には、右利きの使用者であれば、右手の人差し指を、斜めラインと同じ向きとすることが容易であって、指の先端でもって、分割ラインを橋渡しするようにして押さえることができる。
図2および図4B〜図4Dに示すような他の形状のコンタクト部4は、また、通常の大人の指でもって、コンタクト部の両方と係合しなければボタン状部材を押さえ得ないように、構成されている。
上記構成のさらに他の利点は、コンタクト部どうしの間の分割ラインが、特に、ボタン状部材の中央領域における分割ラインが、アーム1の長さ方向に対して垂直ではなく、そのため、ボタン状部材を押圧している指が、互いに近接する向きに移動しつつあるコンタクト部4どうしの間のギャップによって、挟まれてしまう傾向が低減されていることである。図4Cおよび図4Dに示す構成においては、分割ラインが、ボタン状部材の中央領域を通過しておらず、そのため、そのようにして指が挟まれてしまう可能性が、されに低減されていることに注意されたい。
上記特徴点に加えて、ディスクが装置上に保持されている際には、ディスクの平面内におけるディスクの移動範囲を最小化するために、ボタン状部材がディスクの中央孔(通常の120mm直径のディスクにおいては、15mm直径とされている)に対して緊密に係合するように、ボタン状部材を正確に形成することが重要である。この目的のために、アーム1の長さ方向に平行な方向においては、ディスクが突起上に保持されているときの、ボタン状部材のうちの、突起4Aの直下における直径は、好ましくは、ディスク孔の直径(典型的には15mm)に対してできる限り適合するものとされている。これにより、ボタン状部材とディスクとの間の遊び(または、がたつき)を避けることができてまたは最小化することができて、孔にかかる応力を避けたり最小化したりすることができる。ディスクは、ディスクの側方移動つまりディスク平面内における側方移動が阻止されたり最小化されているにしても、好ましくは、ボタン状部材上において回転フリーとされている。
アーム1の長さ方向に対して垂直な方向においては、コンタクト部4は、また、ディスク孔内においてできる限り緊密に係合され得るようなサイズとされており、これにより、この方向におけるディスクの移動が禁止されたり移動範囲が最小化されたりしており、孔にかかる応力が避けられたり最小化されたりしている。
突起4Aは、好ましくは、コンタクト部がなす面から突出しており、好ましくは、0.5〜1.0mmだけ突出している。各突起は、また、好ましくは、各コンタクト部のエッジ上における弧回りに延在して折り、装置中心において30〜90°の角度を規定している。
ここに示した装置は、英国特許出願公開明細書第2291640号に開示された装置に対して、多くの他の重要な相違点を有している。
英国特許出願公開明細書第2291640号においては、ディスク係合手段に対してのディスクの係合解除を付勢するための弾性持上手段を使用することが開示されている。リムまたはリップがディスクとの係合を解除する際に、ベース部に対して片持ち支持された他の弾性アーム、または、圧縮可能な材料からなる1つまたは複数の部材が使用される。
そのような弾性持上手段は、ここに例示した装置においても使用することができる。しかしながら、そのような弾性手段に代えてあるいは加えて、装置の他の部材の弾性が、例えば、アーム1またはベース部2の弾性が、とりわけ、ディスク自身の弾性が、同様の持上機能をもたらすために使用可能であることが見出された。したがって、装置は、好ましくは、ディスクを解放するようボタン状部材が押圧されたときに、弾性エネルギーを内部にため込み得るよう装置の一部および/またはディスクがたわみ可能であるように、構成されている。よって、突起4Aによる係合が解除されるときには、装置の一部またはディスクは、無応力状態へと復帰し、ディスクのうちの少なくとも中央部分を移動させ、これにより、突起4Aがディスクの中央開口を通過する。
これを得るための1つの単純な方法は、支持体5を設けることである。支持体5は、ボタン状部材が押圧されたときに、ディスクの周縁部が支持体5に対して係合するまで、ディスクがベース部2に向けて移動するよう、ディスクの周縁部近傍に設けられている。ディスクを解放するために、ボタン状部材をさらに押し込むと、ディスクの中央が、ディスクの周縁部と比較して相対的に、ベース部2に向けて押し込まれる。これにより、ディスクは、弾性変形を受ける。ディスクの対向面との係合を解除するように突起4Aが十分に内方移動した時点においては、ディスクは、応力を受けていない平坦形状へと自由に復帰することができる。この場合、ディスクの中央部は、「ポンと飛び上がる」。そのため、ディスクの中央部は、使用者の指が離れたにしても、突起4Aによってまたはボタン状部材によって、再係合することはない。
図2に示す実施形態においては、支持体は、ベース部2上に形成された隆起表面に5よって、ディスクの周縁部に設けられている。
好ましくは、ディスクが装置内に保持されているときには、支持体5によらずに、アーム2がディスクを支持し得るように、構成されている。よって、ディスクは、無応力状態で保持されることとなり、ボタン状部材上において回転フリーとされることとなる。これに代えて、ディスクが装置内に保持されているときには、ディスクの周縁部が支持体5に当接しているあるいはほぼ当接しているように、構成することができる。また、ディスクが装置内に保持されているときには、わずかにたわんだ状態でディスクが保持され、突起4Aとの係合が解除される際に平坦形状へと復帰するような構成とすることもできる。
図3は、図2の装置の断面図であって、ディスク10が装置上に保持されている様子が示されている。この図は、ディスクの周縁部が支持体5上に軽く当接しており、ディスク10の中央部がベース部2によらずアーム1によって支持されている様子が、好ましくは、ベース部から2〜3mm離れて支持されている様子が示されている。
支持体5は、また、ディスクの周縁部がベース部に向けて押圧される程度を制限している。英国特許出願公開明細書第2291640号に開示の装置の他の問題点は、ディスクのエッジをベース部に向けて押し込むと、ボタン状部材が完全には押圧されていないにしても、時には、ディスクが無理やり取り出され得ることである。したがって、ベース部に向けてのディスクの周縁部の移動範囲を制限することにより、好ましくは、ディスクの側方移動範囲を制限するための上向壁(後述)と組み合わせて制限することにより、この問題を克服することができるあるいは最小化することができる。
コンタクト部4どうしは、例えば「弾性ヒンジ」またはさらなるボタン状部材によって、機械的に相互連結することができる。しかしながら、相互連結することはいくつかの状況下においては有利であるけれども、必ずしも有利であるわけでも望ましいわけでもない。装置がポリプロピレンのような弾性(典型的には、結晶性)プラスチック材料から形成されている場合には、弾性ヒンジをコンタクト部どうしの間に形成することができる。実際、装置を、ディスクを収容するための一体容器として形成するときには、ここに例示した装置を形成するためにポリプロピレンが使用される。いくつかの場合においては、このような装置には、要望に応じて、例えば弾性ヒンジの形態とされた機械的相互連結をコンタクト部どうしの間に設けることができるが、他の場合においては、このような相互連結を一切設けず、コンタクト部どうしを互いに分離しておくこともできる。
また、ここに例示した装置は、個別のケーシング内に挿入されるインサートまたは「トレー」として形成されることが望ましい。上記のような従来の「宝石箱」は、内部に挿入されるトレー上に形成されたディスク保持用ロゼットを有した透明プラスチックケーシングを備えている。ここに例示した装置も、また、従来の透明プラスチックケーシング内に挿入可能な同様のタイプのトレー上に形成することができる。このようなインサートまたはトレーは、比較的フラットなトレー上物品内に形成されたときに形状を維持し得るだけの堅固さを有していることによりまたより正確により複雑な形状に形成し得ることにより、好ましくは、スチレンのようなアモルファスプラスチック材料から形成される。しかしながら、このような堅固な材料に関して繰返し使用可能な弾性ヒンジが必ずしも形成可能であるわけではない。
したがって、ここに例示された装置は、また、それぞれのコンタクト部4どうしが互いに分離されてはいるものの、指の先端による係合に関して適切なボタン状部材を形成するようなコンタクト部4を有したアモルファスプラスチック材料から形成されたインサートまたはトレーの形態で形成することもできる。それでもなお、状況によっては、アモルファスプラスチック材料製の装置のコンタクト部どうしの間に弾性ヒンジを形成することができる。
相互連結されていないコンタクト部4を使用することの利点は、一方が上記A方向やC方向の力を受けたときに、他方を引っ張ってしまうことが防止できることである。
そのような構成においては、両コンタクト部4は、また、好ましくは、ボタン状部材が指の先端によって押されたときに(上述)、解放機構が容易にかつ信頼性高く動作することを補助し得るように両部分が当接する傾向を増大化させるような形状とされている。
ディスクの平面内に印加された力によてディスクが偶発的に解放されてしまう可能性を低減するための他の方法は、ディスクが装置内に保持されたときに、ディスクを囲むあるいは部分的に囲む上向壁6を設けることである。上向壁6によって、ディスクの周縁部へのアクセスが制限される。よって、上向壁6は、ディスクが保持される「ネスト」を形成する。上向壁6は、ディスクに対してディスク面内における力が印加されてしまうという危険性をさらに低減させるために、ディスクのエッジの大部分(ディスクを取り外す際にディスクを装置から持ち上げやすくするために設けられた、指のための切欠6Aを除く)に対してのアクセスを妨害するよう機能する。上向壁6は、ディスク面内におけるディスクの移動範囲をさらに制限するために、ディスクの周縁部に対して近接配置されている(例えば、0.5mm以下のクリアランスでもって近接配置されている)。
そのような上向壁は、例えば、図1〜図4に図示された形態のものや以下の図8〜図13に示す形態のものといった、任意の形態の解放機構を有した装置において使用することができる。上述の支持体5は、上向壁6の側面における段部として形成することができる。
図2に示す構成においては、装置の両側において、上向壁6には、ディスクの周縁部回りにおいて約40°にわたる各ギャップが設けられている。これらギャップは、装置の幅を低減させるために設けられている。これは、例えば、インサートまたはトレーの形態で形成された装置を、従来サイズの容器内に取り付け得るために、要望される。ディスクは、これらキャップ領域における側方力に対しては、明らかに弱い。しかしながら、コンタクト部どうしの間のギャップの端部が、上向壁6のギャップと一致しない向きであるように、コンタクト部4どうしを形成することにより、このような潜在的な問題点を回避し得ることに注意されたい。これら上向壁のギャップは、容器の側壁によって閉塞することもでき、また、閉塞時に蓋によって閉塞することもできる。上向壁6がディスクの主要部を取り囲みかつディスクの主要部に対して近接配置されていることにより、ギャップの存在区間を例外として、ディスク面内におけるディスクの移動範囲の制限にさらに効果的である。
よって、ここに例示された装置は、ディスク開口がボタン状部材上に位置するようにして、ディスクを装置上にただ単に配置するだけで、ディスクを安定的に保持することができる。その後、ディスクは、ベース部2に向けて押圧される。この時、ボタン状部材が押圧され、両コンタクト部4および両突起4Aは、ボタン状部材がディスク開口を挿通するまで、互いに近接する向きに移動する。両突起4Aが開口を通過した後においては、両アーム1が無応力位置へと復帰し、その結果、突起4Aがディスクの対向面に対して係合し、これにより、ディスクが装置上に固定的に保持される。
装置は、ボタン状部材を押すことでディスクを容易に取り外し得るように、かつ、ボタン状部材を押さない場合には、装置および/またはディスクを破損させるほどの力を印加しない限りは非常に取外しが困難であるように、構成されている。
装置に保持されているものの、ディスクは、アーム1および/またはボタン状部材によって、ベース部2からは離れて支持されている。アームは、原理的に、突起4Aと比較して装置中心からより大きな半径とされた位置にあるヒンジライン3においてたわむことができるので、ディスクを装置から無理やり取り外そうとしても、アーム1が、ヒンジライン3のところにおいてベース部からさらに離れるようにたわむだけであって、ディスクの係合は堅固に維持される。
アーム1自身は、好ましくは、比較的硬いものである。そのため、アームの移動は、原理的に、アーム自身がたわむのではなく、また、アーム1に対してコンタクト部4がたわむのではなく、ヒンジライン3のところにおいてたわむことによって起こる。
上述のように、ディスクは、ただ単にボタン状部材を押して、アーム1をベース部2に向けて曲げることによって、解放される。ディスク自身は、また、ディスクの対向面との係合を解除し得るよう突起4Aが十分に内方移動するまで、アームとともに、ベース部に向けて移動可能でなければならない。
上述のように、ボタン状部材をなすコンタクト部4の形状により、および/または、ディスクのエッジ近傍に上向壁を設けることにより、ディスク面内に印加された力によってディスクが偶発的に外れてしまうというリスクを低減することができる。
図2に示す装置は、好ましくは、一体物として、1回のプラスチック成型によって、形成される。
以下、上向壁6のさらなる改良およびさらなる特徴点について説明する。
上述のように、装置には、ディスクの周縁部に対するアクセスを規制するために、ディスクを囲むまたは部分的に囲む上向壁6が設けられている。この場合、上向壁6は、ディスクの装置に対しての係合が既に解除された時に、装置からディスクを持ち上げるのに便利であるように設けられた指用切欠6Aを除いて、ディスクのエッジの大部分に対するアクセスを妨害するよう機能し、ディスク面内においてディスクに対して力が印加されてしまうというリスクを低減する。上向壁6は、好ましくは、ディスク面内におけるディスクの移動範囲を制限するために、好ましくは、ディスクの周縁部に対して(例えば、0.5mm以下のクリアランスでもって)近接配置されている。
図2に示すような装置に関する潜在的な問題点は、このような装置に不慣れな使用者の場合に、指用凹所6Aを利用してディスクのエッジをつかみ、ボタン状部材4を押さずにボタン状部材からディスクを無理やり取り外そうとさせてしまい、そうすることでディスクや装置を破損させかねないことである。
図5は、図2に示す指用凹所と同様の指用凹所6Aを概略的に示す平面図である。しかしながら、この場合の指用凹所6Aは、ディスク10が装置内に保持されている場合に、上向壁6のうちの、指用凹所6Aを横切って延在している部分6Bが、ディスク10のエッジに対するアクセスを阻止するまたは禁止するようにして、形成されている。これにより、使用者は、指用凹所を使ってディスクのエッジをつかもうとすることができない。
図6Aは、図5の指用凹所6Aを示す断面図であって、ディスクがディスク係合手段に保持されている場合の、ディスクの位置を示している。図に示すように、ディスクは、好ましくは、上向壁6の内側面上に設けられた段部または支持体5に対してわずかなクリアランスをもって配置されている。しかしながら、ディスクは、部分6Bと面一に、あるいは、部分6Bの上面の直下にあるように、位置している。よって、上向壁6、および、上向壁のうちの、凹所6Aを横切っている部分6Bは、ディスクのエッジに対するアクセスを阻止する。
しかしながら、ボタン状部材4を押すことによって、ディスクがディスク係合手段から外れてしまうと、持上機構(上述)が、ディスクを持ち上げる。これにより、ディスクは、ボタン状部材4上にあるいはボタン状部材4よりもわずかに上方に支持されている。その結果、ディスクの周縁部は、図6Bに示すように、上向部分6Bから上方に突出して位置している。こうなれば、使用者は、指用凹所6Aを使用して、ディスク10のエッジをつかみ、ディスクを装置から持ち上げることができる。
図2に示す構成と比較して、図5の指用凹所は、凹所が上向壁6の内面にまで到達しておらず、そのため、上向壁6が凹所の存在によって中断されることがないように、変更されていることに注意されたい。これは、図5に示すように、各指用凹所6Aの内方端部を横切って、比較的薄い壁または上向壁6Bを設けることによって達成される。
図7は、図2と同様の装置を示す平面図である。しかしながら、指用凹所6Aの内端部を横切る壁6Bが付加されている。壁6Bは、ディスクはディスク係合手段から解放されてディスクが壁6Bから上方に突出するまでは、ディスクの周縁部に対するアクセスを阻止するためのものである。
上述のように、ディスク10を装置から上方に突出させるために、ディスクの解放後にディスクを突出位置に移動させなければならず、これにより、ディスクは、上向壁6の部分6Bから上方に突出する。ディスクのエッジに対するアクセスは、ディスクを持ち上げるだけで十分であって、使用者の指がディスクの下面にまで到達する必要がないことがわかっている。この場合、ディスクを装置から運び去るためには、ディスク係合手段からの解放後において、ディスクを、ただ単に、上向壁6の部分6Bの上面から突出した位置にまで移動させるだけで良い。この場合、好ましくは、ディスク10の下面は、部分6Bの上面からわずかに離れている。
上向壁の部分6Bの上面は、上向壁6の他の部分の上面と比較して、同じ高さ位置とすることができる、あるいは、わずかに低い位置とすることができる。
ディスクがディスク係合手段に保持されている場合には、ディスク10の上面は、ディスク10のエッジに対するアクセスを阻止するために、好ましくは、部分6Bの上面と実質的に同じ高さ位置とすることができる、あるいは、上向壁6の他の部分の上面よりもわずかに低い位置とすることができる。しかしながら、他の構成においては、ディスク10がディスク係合手段に保持されているときには、ディスクの上面は、上向壁6および/または凹所6Aが、使用者の指がディスクの周縁部における上側角部だけには触ることができるもののディスクのエッジをつかみ得ないような形態であれば、部分6Bよりも高い位置に位置することができる。しかしながら、ディスク10の解放後においては、ディスクが持ち上げられ、ディスク10の底面は、部分6Bの上面に対して、同じような高さ位置または上方位置となる。これにより、使用者の指は、ディスク10のエッジをつかむことができる。
図8および図9は、コンパクトディスクを保持するための装置の、他の実施形態を示している。この実施形態は、デジタルビデオディスク(DVD)を保持し得るよう構成されており、そのため、ベース部2は、従来のビデオボックスと同様の、形状およびサイズとされている。
図8および図9に図示されたディスク解放機構は、英国特許出願公開明細書第2291640号および国際特許出願第96/14636号に開示されものと同様の機構である。ボタン状部材をなす2つのハーフ体は、図示のように弾性ヒンジによって連結することもできるし、連結しないこともできる。
図8および図9に示す上向壁6は、連続したものであるという点を除いては、すなわち、ディスクの周縁部回りにおいて360°全体にわたって延在しておりかつ図示のように指用凹所が設けられていないという点を除いては、図2における上向壁と同様である。
支持体5は、図2の場合と同様に、上向壁6の内方エッジ上における段部の形態で設けられており、この場合にも、連続したものであるという点、すなわち、ディスクの周縁部回りにおいて360°全体にわたって延在しているという点だけが相違している。
図8および図9に示す装置は、図2のものと同様にして機能する。ディスクが装置上に保持されているときには、ディスクの周縁部のごく近傍に配置された上向壁は、ディスク面内においてディスクに対して力が印加されることを防止するために、また、ディスクのエッジに対する指のアクセスを防止するために、ディスクのエッジに対するアクセスを阻止する。さらに、ディスク面内におけるディスクの移動範囲を制限するよう機能する。したがって、ディスクの中央部においてボタン状部材4を押すこと以外の方法によっては、偶発的であれ意図的であれ、この機構からディスクを取り外すことは、非常に困難である。
ボタン状部材4が押されたときには、ディスクに対しての突起4Aの係合が解除されてボタン状部材がディスク中央孔を通過できるようになるまではディスクの周縁部が支持体5上に支持されていることのために、ディスクの中央部は、ボタン状部材4の突起4Aの作用によって、下方にたわむ。その後、ディスクの中央部は、でぃがフラットでたわんでいない状態に戻る際に、「ポンと跳ね上がる」。これにより、ディスクの中央部は、使用者の指がディスクをボタン状部材から取り外すときにボタン状部材に対して再係合されないように、持ち上げられる。この時点においては、ディスクは、ボタン状部材4および突起4Aの上面上に軽く載置されており、同時に、ディスクのエッジは、上向壁6からクリアランスをもって離れている。よって、使用者の指は、ディスクのエッジと係合することができて、ディスクを装置から運び去ることができる。
図10および図11は、図8および図9と同様の、コンパクトディスクを保持するための装置の、他の実施形態を示している。ただし、図8および図9のものとは、2アーム式解放機構に代えて、3アーム式解放機構を備えている点が相違している。3アーム式解放機構は、矩形ベース部ではなく、実質的に正方形のベース部2上に設けられている。図示のように、3つのアーム1は、互いに均等角度で離間配置されている。
各アーム1は、ベース部2に対して片持ち支持されており、ベース部2に対してヒンジライン3のところにおいて連結されている。3つのアーム1は、協働してボタン状部材を形成している。ボタン状部材は、各側部が弾性ヒンジ22を介してセグメント形状部21に対して連結されている三角形部20を備えている。3つのセグメント形状部21は、協働して、実質的に完全な円形形状部を形成する。ディスク10は、中央孔をこの円形形状部回りに位置して配置することができる。ディスク10の対向面に対して係合するためのリップまたは突起21Aが、各セグメント形状部21の湾曲面から突出している。リップ21Aは、好ましくは、部分21から0.5〜1.0mmだけ突出している。
三角形部20をベース部2に向けて押すことにより、3つのセグメント形状部21の、互いに近接する方向への移動、すなわち、三角形部20の中心に向けての移動が引き起こされる。これによって、突起4Aが、ディスク10の対向面との係合が解除される向きに移動して、ディスクとの係合が解除される。他の点に関しては、この装置は、図8および図9に示す装置と同様にして機能する。
図8〜図11に示すベース部2は、ケーシングの一部を形成することもできるし、ケーシング内に挿入するためのトレーを形成することもできる。他の構成においては、ベース部2は、例えば接着剤によって、折り畳み式カバー(図示せず)の一方に対して、固定することができる。ここで、折り畳み式カバーは、例えば厚紙から形成されており、このカバーの他方は、折り畳まれたときに装置上に保持されたディスクを覆うために設けられている。
後者の構成に対しては、ベース部2の背面は、好ましくは、折り畳みカバーの接着を容易とするために、実質的にフラットとされる。図8〜図11に示すベース部の背面は、円形上向壁6に対応した円形凹所、および、解放機構が形成される中央切欠を除いては、フラットに形成することができる。
壁23の形態とされた他の上向壁が、ベース部2の周縁部回りに設けられている。壁23は、好ましくは、上向壁6よりは、わずかに高いものであることが好ましい。その場合には、上記折り畳みカバーが閉塞されたときに、カバーが、ディスクに接触することがない。図10に示すように、壁23は、ベース部のエッジにおいて壁23と上向壁6とが出くわす領域においては、上向壁6の一部をなすことができる。
図12は、上記実施形態のいずれにおいても使用可能であるような、3アーム式解放機構の他の形態を示す平面図である。この場合、アーム1の内方端部の各々には、協働して円形のボタン状部材をなす分割形状部25が設けられている。3つの分割形状部25は、互いに離れている。すなわち、弾性ヒンジによって連結されていない。分割形状部25の各々は、ディスクと係合するための突起25Aを有している。
図13Aは、図2に示す3アーム式解放機構の斜視図である。図13Bは、同様の図であるが、3アーム式穂胸部26をより明瞭に図示するために、アーム1および分割形状部25の図示が省略されている。3アーム式補強部26は、解放機構の直下におけるベース部2の切欠を横切るようにして設けられている。
図10および図11に示す装置は、弾性的な結晶性プラスチック材料内に形成されるのに適しており、図12および図12に示す装置は、アモルファスプラスチック材料内に形成されるのに適している。
図8〜図11に関連して説明した各実施形態においては、上向壁6は、この場合においても、装置上に保持されたディスクのごく近傍であるようにして配置されることが好ましい。これにより、ディスク面内におけるディスクの移動が防止されるとともに、上記のような他の機能がもたらされる。
図8〜図11は、指用凹所のない、連続的な上向壁6を示している。しかしながら、他の構成(図示せず)においては、上向壁のいくつかの領域を、わずかに高さの低い部分とすることができ、これにより、解放された後のディスクのエッジに対する指のアクセスを容易として、ディスクの把持さらには装置からの持ち上げを容易とすることができる。例えば、上向壁には、高さが低くされた4つの局所的な領域を設けることができる。各局所領域は、装置中心に対して約20°の角度をなすような長さにわたって、上向壁上において延在している。これら領域は、好ましくは、互いに均等角度で離間配置されており、好ましくは、上向壁のうちの、ベース部2のコーナー部に最も近いところに配置される。
図8〜図11に関連して説明した装置においては、支持体5は、好ましくは、ベース部に対して実質的に平行な(および、保持するディスクの平面に対して実質的に平行な)隆起両面を備えている。このような隆起表面は、例えば、ベース部2から2〜3mmだけ高い位置にあり、約2mmの幅を有している。上向壁6は、隆起表面5よりも、約0.5〜1.5mmだけ高いところに位置しており、好ましくは、約1mmだけ高いところに位置している(コンパクトディスクは、典型的には、約1mmの厚さといわれている)。
ディスク係合機構との再係合を避けるために、ディスクの解放時においてディスクの中央部が隆起したり「ポンと跳ね上がったり」するのに必要とされるディスクのたわみ具合は、比較的小さくても良いことに注意されたい。約120mm直径とされた通常のディスクに対してのいくつかの実施形態においては、ディスクの中央部は、ディスクの周縁部に対して、約0.5〜1.0mmのたわみ度合いとすることができる。一方、他の実施形態においては、ディスクの中央部は、1.0〜3.0mmのたわみ度合いとすることができる。同様に、ディスクの周縁部は、ディスクエッジを把持し得るよう上向壁から十分に持ち上げられるために、比較的小さな程度だけ持ち上げられるだけで良い。いくつかの実施形態においては、この移動量は、0.5〜1.0mmというように小さなものとすることができ、他の実施形態においては、1〜5mmとすることができる。
Claims (21)
- 中央孔を有したコンパクトディスクを保持するための装置であって、
ディスクの前記中央孔に対して着脱可能に係合するためのディスク係合手段が設けられたベース部と、
前記ディスク係合手段からディスクが解放された後に、前記ディスクを前記ベース部から持ち上げられた持上位置に移動させるための持上手段と、
前記装置に保持されているディスクの周縁部全体を囲むための上向壁と、
を具備し、
前記上向壁は、ディスクが前記ディスク係合手段から解放された後にディスクが前記持上位置へと移動された時にはディスクのエッジに対するアクセスが可能であるような、かつ、ディスクがディスク係合手段によって保持されている時にはそのようなアクセスが阻止され得るような、配置および形状とされ、
前記持上手段は、ディスクの周縁部においてディスクを支持するためのディスク支持手段を、前記ベース部に備えており、
ディスクが前記ディスク支持手段によって支持されているときには、ディスクの中央部は、前記ベース部に向けてたわむことができ、
前記ディスク係合手段とディスクとの間の係合解除時には、ディスクがたわんでいない状態へと復帰できて、ディスクの中央部は、前記ディスク係合手段との係合が解除される位置へと移動することを特徴とする装置。 - 前記上向壁は、前記ディスク係合手段によって保持されているディスクの周縁部との間に、0.5mm以下のクリアランスを残すようにして、配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
- ディスクが前記ディスク係合手段によって保持されているときには、少なくともディスクの下面は、前記上向壁の上面の高さ位置と比較して、同じであるかまたは低い高さ位置に保持され、
ディスクが前記ディスク係合手段から解放されたときには、使用者の指がディスクの周縁部を把持できるように、ディスクは、ディスクの周縁部が前記上向壁の前記上面から離れるようにして持ち上げられることを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 前記ディスク支持手段は、前記上向壁の内面上に設けられた段部を備えていることを特徴とする請求項1記載の装置。
- ディスクが前記持上位置へと移動された後において、ディスクの周縁部に対する指によるアクセスを容易とするために、上向壁に、複数の凹所が設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の装置。
- 前記凹所は、前記上向壁において局所的に高さが低くされた部分であることを特徴とする請求項5記載の装置。
- 前記上向壁の一部は、前記上向壁の他の部分よりも薄肉部分とされ、このような部分は、前記各凹所の側部を横切って延在していることを特徴とする請求項5または6記載の装置。
- 前記薄肉部分は、前記上向壁の他の部分と比較して、同じ高さであるかあるいは低い高さとされていることを特徴とする請求項7記載の装置。
- 前記ディスク係合手段は、前記ディスクとの係合を解除するために、かつ、ディスクとの係合解除後にディスクが非押圧位置へと復帰し得るようディスクを前記持上位置へと移動させるために、前記ベース部に向けて弾性的に押圧され得るよう構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
- 前記ディスク係合手段は、前記ベース部に対して弾性的に片持ち支持された少なくとも2つのアームを備え、
該アームの内方端部は、合わさってボタン状部材を形成し、
各内方端部には、ディスクの前記中央孔の対向面に対して係合することによって前記装置上にコンパクトディスクを固定的に保持するための突起が設けられ、
前記ボタン状部材を押すことによって、前記アームが押圧され、前記突起が互いに近接する向きに移動して、該突起とコンパクトディスクの前記対向面との係合が解除されるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。 - 前記ディスク係合手段は、2つのアームを備え、
各アームの内方端部には、合わさってボタン状部材を形成することとなるコンタクト部が設けられ、
該コンタクト部は、前記装置によって保持されているディスクに対して、実質的にディスク面に位置するとともに前記アームの長さ方向に対して実質的に垂直な向きの力が印加されたときに、その力の少なくとも大部分が、ディスクから、前記コンタクト部の一方のみへと伝達されるように、配置されており、これにより、そのような力が前記ボタン状部材に対してディスクを解放するように作用する可能性が低減されていることを特徴とする請求項10記載の装置。 - 前記それぞれのコンタクト部は、ギャップによって離されており、
該ギャップの端部が、前記アームの長さ方向に対しての垂直線からずれた位置に位置していることを特徴とする請求項11記載の装置。 - 前記ギャップの反対側端部どうしを連結するラインが、前記アームに対して45〜70°の角度をなしていることを特徴とする請求項12記載の装置。
- 前記ギャップは、前記コンタクト部どうしの間において実質的に直線状の分割ラインを形成していることを特徴とする請求項12または13記載の装置。
- 前記ギャップは、前記コンタクト部どうしの間において湾曲した分割ラインを形成していることを特徴とする請求項12または13記載の装置。
- 前記ギャップは、前記コンタクト部どうしの間において実質的にS字形状の分割ラインを形成していることを特徴とする請求項15記載の装置。
- 前記ギャップは、前記コンタクト部どうしの間において実質的にV字形状のまたはU字形状の分割ラインを形成していることを特徴とする請求項12、13、または、15記載の装置。
- 前記ギャップは、前記ボタン状部材の中央領域を外して形成されていることを特徴とする請求項12、13、15、または、17記載の装置。
- 前記ギャップのうちの、前記ボタン状部材の中央領域を通過する部分は、前記アームに対して非垂直であることを特徴とする請求項12〜16のいずれかに記載の装置。
- 前記ギャップの幅は、1.5mm以下とされており、好ましくは1.0mm以下とされていることを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の装置。
- 前記ディスク係合手段は、前記ベース部に対して弾性的に片持ち支持された3つのアームを備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の装置。
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