JP4357048B2 - 精密基板収納容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも電気、電子又は半導体等の製造分野で使用される単数複数の液晶セル、石英ガラス、半導体ウェーハ(シリコーンウェーハ等)、フォトマスク、マスクブランクス、レチクルまたはペリクル付きフォトマスク、あるいは記録媒体用のサブストレート等の精密基板を保管、輸送、又は工程内にて使用するための精密基板収納容器(以下単に基板収納容器と記す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、半導体等の製造分野では、近年IC及びLSlの微細化と高集積化と共に、300mmあるいはそれ以上の大口径ウェーハを用いた新しい半導体工場による半導体製品の生産が検討されてきており、ウェーハ上に回路形成を行うために用いられるフォトマスクのサイズも6”角のものから7”角或いは9”角へと大型化並びに多様化が検討されている。こうした中でフォトマスクに要求される寸法精度や位置精度及び、外観的欠陥はより厳しいレベルとなってきている。そんな中で、大型化並びに多様化したフォトマスクをより安定的に工程内で搬送可能であり、なおかつ従来使用されてきたサイズと新しいサイズの複数のフォトマスクを兼用して収納可能な基板収納容器が望まれていた。
【0003】
従来の精密基板収納容器の一例としては、図9に示すように、容器本体30に精密基板Aを収納し、上方から蓋40で被覆・嵌合していた。
前記精密基板Aの保持については、前記容器本体30の底面内側に断面凹型のリブ31を一体成形により一定位置に複数設け、前記リブ31天面の凹部に保持ピン32を嵌合し、上方に突出される前記保持ピン32の凸部に前記精密基板Aの下面を複数箇所で接触させ、上方からは、前記蓋40の天面内側に設けられたリブ41の凹部に嵌合された保持ピン42を精密基板Aの上面に複数箇所で接触させて行っていた。
【0004】
また、精密基板Aの前後左右におけるガタツキ抑止のために、容器本体30、蓋40に各々L字型のリブ33、43を一体成形により一定位置に複数設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、精密基板の大型及び多様化に対して精密基板収納容器を各々製作していたので、金型コストがアップし、同時に金型製作の工数も必要とされていた。このため、金型コスト低減策として外形サイズの異なる精密基板Aを収納する基板収納容器として、容器本体30、蓋40の金型を共用型とし、精密基板Aの外形サイズに合わせた断面凹型のリブ31、41及びL字型のリブ33、43の部分を入れ子構造とすることにより適宜対応させる方法も用いられているが、入れ子部品の製作コストと、成形に際して入れ子部品の交換等の工数も必要とされていた。
【0006】
また、精密基板収納容器は異なるサイズの精密基板それぞれに対応した個別のものとなるため、精密基板の品種と同じ数だけの精密基板収納容器の品種を用意しなければない。その結果、生産管理、在庫管理などの手間も多くかかることになる。
また、他の金型コスト低減策としては、図10(a)に示すように、容器本体30の内面にL字状の囲み片34を階段状に設定して、外形サイズの異なる複種類の精密基板Aを収納する方法もある。しかしながら、精密基板Aの保持構造を一体化させた蓋40を使用する条件としては、図10(b)に示す様に、外形サイズの小さい精密基板Aの厚みt2が、外形サイズの大きい精密基板A′の厚みt1より厚くなければ、基板が保持部材の間でガタついてしまう。また、この場合精密基板Aの外形サイズが異なると、精密基板収納容器内における精密基板Aの支持高さについては、変更せざるを得ない状況であった。
【0007】
上記した条件に適していないタイプの精密基板bを収納するには、図10(c)、(d)に示す様に、2種類の精密基板A,A′を保持するための押さえ部44,45を有する蓋40が各々必要となり製作コストがかかることになる。精密基板Aの保持方法については、囲み片34の平坦部と精密基板Aの平面部とが面接触するため、精密基板の表面に接触跡が残るなど囲み片34に使用されている樹脂から精密基板Aへの汚染が懸念されていた。囲み片34については、成形時に樹脂の肉溜まり部となるので外観上ひけが生じ易く、寸法精度が劣っていた。
【0008】
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたもので、容器本体の底面内側及び蓋の天面内側に各々凸状又は凹状をした係止部を複数設け、前記リブに着脱可能で、しかも交換又は装着位置を変更可能な保持部材設けることにより外形サイズの異なる精密基板に対してもガタツキのない安定した保持状態を得ることが可能な精密基板収納容器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するために、次のような手段を採用した。
請求項1の発明は、容器本体に1枚の精密基板を水平状態で支持し、上方から蓋を被せて保管・輸送する精密基板収納容器において、
前記容器本体の底面内側及び前記蓋の天面内側にそれぞれ係止部を複数形成し、該係止部に、精密基板を支持する支持部が少なくとも2方向に延出する保持部材を着脱可能に具え、前記蓋と前記容器本体とのそれぞれの前記係止部に前記保持部材を挿嵌して、該保持部材の互いに内側に向き合う一方の前記支持部で精密基板を支持可能とするとともに、前記保持部材の他方の前記支持部が互いに内側に向き合うように、該保持部材を前記係止部に挿嵌して、前記精密基板とは異なる外形サイズの精密基板を該支持部で支持可能としたことを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記保持部材が、基部と基部から延出する2個以上の前記支持部を有基部には前記係止部に挿嵌可能な係合部が形成され、前記支持部のそれぞれには、精密基板の一稜線のみと接する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、前記外形サイズが異なる精密基板を前記保持部材の2方向に延出する支持部でそれぞれ支持する際、前記容器本体の底面から収納した精密基板の上面又は下面までの高さが、前記一方の支持部で精密基板を支持する時と、該精密基板とは異なる外形サイズの精密基板を前記他方の支持部で支持する時とで同一となることを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載の発明において、前記精密基板を取り出し搬送するための把持部材が挿入可能な空隙iを、該容器本体の側面部に部分的に他の側面部の高さより低くして形成したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について精密基板がフォトマスクである例について説明する。
本実施形態における基板収納容器は、図1に示すように、平坦な底面10aとこれを取り囲むように上方に延びる4つの側壁10bとを有する平面視矩形をした容器本体10と、平坦な天面20aとこれを取り囲む下方に延びる4つの側壁20bを有し、容器本体10に被覆される蓋体20とこれらを係止する係止手段50とで構成される。さらに、容器本体10と蓋体20のそれぞれには、基板Aを支持する複数個の保持部材12,22と、これら保持部材を着脱自在に係止する係止部11,21がそれぞれ設けられている。
【0014】
本実施形態では、係止部11,21は、4コーナーに微小Rが形成された角柱状又は円柱状の凸リブで構成され、上方又は下方に突出するようにそれぞれ4箇所に設けられている。
また、前記した保持部材12(22)は、図1、2に示すように、基本的にはL字形に成形され、ほぼ直交する2方向に延出する第1の支持部13(23)と第2の支持部14(24)と2つの支持部が交差する部分である基部15(25)とを有している。基部15(25)には、容器本体10又は蓋20に形成された係止部11(21)と嵌合可能な係合部15a(25a)となる凹部又は貫通孔が設けられており、前記係止部11(21)と係合部15a(25a)とが嵌合するようになっている。
なお、図示はしないが、係止部を凹部として形成し、保持部材の係合部を突部に形成して嵌合しても良いことは、言うまでもない。
【0015】
容器本体10及び蓋20に使用する原料としては、PMMA、ポリカーボネート、ABS、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の合成樹脂及びこれらに帯電防止効果が付与されたものが挙げられる。より好ましくは、軽量性・成形性に優れ、透視可能で、帯電防止効果が付与されたPMMA樹脂を用いて成形すると良い。
【0016】
また、精密基板収納容器に収納、支持されるフォトマスクAは、図2に示すように、保持部材12(22)の支持部13,14(23,24)のそれぞれ形成された傾斜面13a,14a(23a,24a)で、フォトマスクAの稜線部と線接触させることにより、輸送又は搬送時の振動による基板収納容器内でのフォトマスクのガタツキを抑えている。なお、傾斜面の水平面からの角度αとしては、精密基板収納容器内におけるフォトマスクの安定性を考慮すると、5゜〜45゜位が好ましい。蓋20に装着する保持部材22の形状も、容器本体10の保持部材12とほぼ同一であるが、2方向に延出している支持部23,24における傾斜面23a,24aの角度βは、輸送又は搬送時の振動による基板収納容器内でのフォトマスクAのガタツキを抑えるため、1゜〜60゜位の範囲から収納するフォトマスクAの厚さに応じて適宜形成されている。
【0017】
また、保持部材12(22)に、2方向に延出している支持部13,14(23,24)を設けた場合、フォトマスクの外形サイズの小さい第1の精密基板A(例:正方形で1辺が152.4mm、厚さが6.35mm)を収納する場合には、図3(a)に示すように第1の支持部13が内側に向かい合って配置された状態で係止部11に嵌合され、フォトマスクの外形サイズの大きいもの第2の精密基板A′(例:正方形で1辺が230mm、厚さが9mm)を収納する場合には、図3(b)に示すように、第2の支持部14が内側に向き合って配置された状態で係止部に嵌合される。
【0018】
保持部材12(22)の支持部13,14(23,24)の寸法は、収納するフォトマスクの外形サイズを考慮して設けられ、本実施例においては、第1の支持部13の長さq1が60mm〜65mm位に、第2の支持部14の長さr1が20mm〜25mm位となっている。支持部の高さq2、r2については、工程内で使用されるフォトマスク取り出し及び収納用ロボットアーム(基板収納容器内においてフォトマスク下面に接触し保持する。)の出入りが容易に行えるように、支持部と精密基板との当接位置が容器本体10の側面部10bの高さより20〜30mm位高く設定し、精密基板の支持平面との間で前記ロボットアームが挿入可能な空隙を形成するように設定される。なお、図6に示したように、ロボットアームが挿入される側の容器本体10の側面部の高さを部分的に他の側面部の高さよりも低く形成し、容器本体10の底面と精密基板の支持平面との間にロボットアームが挿入可能な空隙iを形成しても良い。
【0019】
なお、本実施形態においては、保持部材12(22)と一体化した支持部を複数方向に設けることにより、外形サイズの異なる2種のフォトマスクに適宜収納させているが、図4(a)に示すように平面視T方向、若しく図4(b)に示すように十字方向に支持部を設けて、外形サイズの異なる3種若しくは4種のフォトマスクを適宜収納することも可能である。
【0020】
容器本体10及び蓋20に設けた係止部11(21)と保持部材12(22)の嵌合手段としては、図5に示すように、係止部の幅j1と長さj2の寸法に対して、保持部材12の係合部の幅L1と長さL2の寸法のうち少なくとも1部分を各々0〜0.10mm小さく設けて、使用中にガタつかず、着脱自在となる範囲で調整される。このような寸法に設定された係合部を有する保持部材を、嵌入させても良いし、一方に嵌合用の突起や凹部を設けても良い。
なお、本実施形態においては、容器本体10及び蓋20の係止部11(21)のそれぞれに保持部材12(22)を嵌め込む方法により嵌合させているが、嵌合方法については、容器本体10及び蓋20の係止部11(21)に保持部材12(22)が着脱自在に固定される方法であれば特に限定はしない。
【0021】
保持部材12(22)に使用する原料としては、ポリエチレン、ポリエステル系エラストマ、シリコーンゴム等が挙げられるが、樹脂の磨耗性と寸法精度の面において優れているポリエチレンを用いて成形される。ポリエチレンを使用することにより、フォトマスクの擦れ合いによるパーティクルの発生を低減でき、また容器本体10に収納した時のフォトマスクの位置精度が向上されるため、工程内での装置トラブルが解消される。
【0022】
上記構成において、フォトマスクAを収納する時には、図6に示すように、先ず容器本体10の底面内側に設けられている凸状リブ(係止部11)に、収納するフォトマスクAのサイズに合わせて保持部材12の2方向に延出しているリブ(支持部)13,14の一方を選択して嵌合し、リブ端部の接触部にフォトマスクAの1稜線を線接触させて載置する。次に、上方から予め保持部材22が嵌合されている蓋20を被せてフォトマスクAを保持し、嵌合された容器本体10と蓋20の二隅又は四隅を係止手段である挟持部品50(図1参照)により固定する。
【0023】
また、工程内において使用する時には、図7(a)、(b)に示すように、蓋が取り除かれた状態において底部又は側部の図示せぬ位置決め手段を使って位置決めがなされ、ロボットアーム60がフォトマスクAの下面側に挿入され、接触・保持して取り出される。フォトマスクAを収納する時には、逆の操作が行われる。
【0024】
また、図8に示したように収納する複数種のフォトマスクA,A′においても、フォトマスクの方向が同一で、容器本体が載置される精密基板の加工装置の基準面からフォトマスク基板の下面までの高さhも同一になるように保持部材12(22)の傾斜面が設計されている。
これにより、フォトマスクAを取り扱う自動機の治具や交換や取り出し位置調整をすることなく、同一の自動機でサイズの異なる複数種のフォトマスクAを搬送できる。
なお、フォトマスクAの上面を吸着して搬送する場合には、フォトマスクAの上面までの高さが同一となるように、保持部材12(22)の長さと傾斜面を設定すれば良い。このように1つの支持部13(23)と他の支持部14(24)でサイズの異なる精密基板を支持する際に、基準面から精密基板の下面までの高さ(h)と精密基板の上面までの高さhのうちの一方を同一とすることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の精密基板収納容器によれば、収納する精密基板のサイズに合わせて保持部材の複数の方向に延出している支持部の一方を選択して精密基板を支持することが可能であるので、外形サイズの異なる精密基板を適宜収納でき、基板収納容器成形時における金型の入れ子部材の交換作業を必要とせず、容器本体、蓋の品種を少なくでき、金型投資が少なくて済み、金型管理も行い易くなる
また、外形サイズの異なる精密基板を収納した時の加工装置の基準面からの支持高さが一定であり、同一方向で支持されるので、精密基板下面に接触し保持する精密基板取り出し及び収納用ロボットアームの高さ調節等を、外形サイズの異なる精密基板毎に行う必要が無くなり、同一の搬送仕様とすることができ、作業工程を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示す全体分解斜視図である。
【図2】本発明に係る精密基板収納容器の精密基板を保持する状態を示す側面図である。
【図3】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示す分解斜視図で、(a)は精密基板の外形サイズが小さい場合、(b)は大きい場合である。
【図4】本発明に係る精密基板収納容器に用いる保持部材の別の形態を示す斜視図で、(a)は3サイズに対応し、(b)は4サイズに対応するものである。
【図5】保持部材と係止部との嵌合方法を示す斜視部である。
【図6】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示す全体斜視図である。
【図7】(a)はロボットアームと精密基板及び精密基板収納容器との位置関係を示す平面図、(b)は図7(a)の断面図である。
【図8】本発明の精密基板収納容器に異なるサイズの精密基板を支持した場合の断面図である。
【図9】従来の精密基板収納容器を示す全体分解斜視図である。
【図10】(a)は従来の精密基板収納容器を示す平面図、(b)は図10(a)の断面図、(c)は外形の大きな精密基板を収納する場合、(d)外形の小さな精密基板を収納する場合を示す図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 係止部
12 保持部材
13 第1の支持部
14 第2の支持部
20 蓋体
21 係止部
22 保持部材
23 第1の支持部
24 第2の支持部
50 係止手段
A 精密基板(フォトマスク)
h 加工装置の基準面からの精密基板当接部までの高さ
i 空隙

Claims (4)

  1. 容器本体に1枚の精密基板を水平状態で支持し、上方から蓋を被せて保管・輸送する精密基板収納容器において、
    前記容器本体の底面内側及び前記蓋の天面内側にそれぞれ係止部を複数形成し、該係止部に、精密基板を支持する支持部が少なくとも2方向に延出する保持部材を着脱可能に具え、前記蓋と前記容器本体とのそれぞれの前記係止部に前記保持部材を挿嵌して、該保持部材の互いに内側に向き合う一方の前記支持部で精密基板を支持可能とするとともに、前記保持部材の他方の前記支持部が互いに内側に向き合うように、該保持部材を前記係止部に挿嵌して、前記精密基板とは異なる外形サイズの精密基板を該支持部で支持可能としたことを特徴とする精密基板収納容器。
  2. 前記保持部材が、基部と基部から延出する2個以上の前記支持部を有基部には前記係止部に挿嵌可能な係合部が形成され、前記支持部のそれぞれには、精密基板の一稜線のみと接する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の精密基板収納容器。
  3. 前記外形サイズが異なる精密基板を前記保持部材の2方向に延出する支持部でそれぞれ支持する際、前記容器本体の底面から収納した精密基板の上面又は下面までの高さが、前記一方の支持部で精密基板を支持する時と、該精密基板とは異なる外形サイズの精密基板を前記他方の支持部で支持する時とで同一となることを特徴とする請求項1記載の精密基板収納容器。
  4. 前記容器本体において、前記精密基板を前記容器本体から取り出し搬送するための把持部材が挿入可能な空隙iを、該容器本体の側面部に部分的に他の側面部の高さより低くして形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の精密基板収納容器。
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