JP2001110886A - 精密基板収納容器 - Google Patents

精密基板収納容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外形サイズの異なる複数種の精密基板を収納
可能で、精密基板の自動取り出しが容易な精密基板収納
容器を安価に提供する。 【解決手段】 容器本体10と蓋20のそれぞれに係止
部11(21)を形成し、これら係止部11(21)に
複数の方向に延びる支持部13,14(23,24)が
形成された保持部材12(22)を着脱自在に係合させ
て、保持部材12(22)の取り付け方向を変えること
によりサイズの異なる複数種の精密基板Aを収納可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも電気、
電子又は半導体等の製造分野で使用される単数複数の液
晶セル、石英ガラス、半導体ウェーハ(シリコーンウェ
ーハ等)、フォトマスク、マスクブランクス、レチクル
またはペリクル付きフォトマスク、あるいは記録媒体用
のサブストレート等の精密基板を保管、輸送、又は工程
内にて使用するための精密基板収納容器(以下単に基板
収納容器と記す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体等の製造分野では、近年
IC及びLSlの微細化と高集積化と共に、300mm
あるいはそれ以上の大口径ウェーハを用いた新しい半導
体工場による半導体製品の生産が検討されてきており、
ウェーハ上に回路形成を行うために用いられるフォトマ
スクのサイズも6”角のものから7”角或いは9”角へ
と大型化並びに多様化が検討されている。こうした中で
フォトマスクに要求される寸法精度や位置精度及び、外
観的欠陥はより厳しいレベルとなってきている。そんな
中で、大型化並びに多様化したフォトマスクをより安定
的に工程内で搬送可能であり、なおかつ従来使用されて
きたサイズと新しいサイズの複数のフォトマスクを兼用
して収納可能な基板収納容器が望まれていた。
【0003】従来の精密基板収納容器の一例としては、
図9に示すように、容器本体30に精密基板Aを収納
し、上方から蓋40で被覆・嵌合していた。前記精密基
板Aの保持については、前記容器本体30の底面内側に
断面凹型のリブ31を一体成形により一定位置に複数設
け、前記リブ31天面の凹部に保持ピン32を嵌合し、
上方に突出される前記保持ピン32の凸部に前記精密基
板Aの下面を複数箇所で接触させ、上方からは、前記蓋
40の天面内側に設けられたリブ41の凹部に嵌合され
た保持ピン42を精密基板Aの上面に複数箇所で接触さ
せて行っていた。
【0004】また、精密基板Aの前後左右におけるガタ
ツキ抑止のために、容器本体30、蓋40に各々L字型
のリブ33、43を一体成形により一定位置に複数設け
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、精密
基板の大型及び多様化に対して精密基板収納容器を各々
製作していたので、金型コストがアップし、同時に金型
製作の工数も必要とされていた。このため、金型コスト
低減策として外形サイズの異なる精密基板Aを収納する
基板収納容器として、容器本体30、蓋40の金型を共
用型とし、精密基板Aの外形サイズに合わせた断面凹型
のリブ31、41及びL字型のリブ33、43の部分を
入れ子構造とすることにより適宜対応させる方法も用い
られているが、入れ子部品の製作コストと、成形に際し
て入れ子部品の交換等の工数も必要とされていた。
【0006】また、精密基板収納容器は異なるサイズの
精密基板それぞれに対応した個別のものとなるため、精
密基板の品種と同じ数だけの精密基板収納容器の品種を
用意しなければない。その結果、生産管理、在庫管理な
どの手間も多くかかることになる。また、他の金型コス
ト低減策としては、図10(a)に示すように、容器本
体30の内面にL字状の囲み片34を階段状に設定し
て、外形サイズの異なる複種類の精密基板Aを収納する
方法もある。しかしながら、精密基板Aの保持構造を一
体化させた蓋40を使用する条件としては、図10
(b)に示す様に、外形サイズの小さい精密基板Aの厚
みt2が、外形サイズの大きい精密基板A′の厚みt1
より厚くなければ、基板が保持部材の間でガタついてし
まう。また、この場合精密基板Aの外形サイズが異なる
と、精密基板収納容器内における精密基板Aの支持高さ
については、変更せざるを得ない状況であった。
【0007】上記した条件に適していないタイプの精密
基板bを収納するには、図10(c)、(d)に示す様
に、2種類の精密基板A,A′を保持するための押さえ
部44,45を有する蓋40が各々必要となり製作コス
トがかかることになる。精密基板Aの保持方法について
は、囲み片34の平坦部と精密基板Aの平面部とが面接
触するため、精密基板の表面に接触跡が残るなど囲み片
34に使用されている樹脂から精密基板Aへの汚染が懸
念されていた。囲み片34については、成形時に樹脂の
肉溜まり部となるので外観上ひけが生じ易く、寸法精度
が劣っていた。
【0008】本発明は、上記従来の問題に鑑みなされた
もので、容器本体の底面内側及び蓋の天面内側に各々凸
状又は凹状をした係止部を複数設け、前記リブに着脱可
能で、しかも交換又は装着位置を変更可能な保持部材設
けることにより外形サイズの異なる精密基板に対しても
ガタツキのない安定した保持状態を得ることが可能な精
密基板収納容器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、次のような手段を採用した。請求項1記
載の発明は、容器本体に精密基板を収納し、上方から蓋
を被せて保管・輸送する基板収納容器において、容器本
体の底面内側及び蓋の天面内側に各々凸又は、凹状をし
た係止部を複数設け、前記係止部に着脱可能に取り付け
可能で、しかも交換または装着位置を変更することによ
り外形サイズの異なる精密基板を支持することが可能で
凸状又は凹状の係合部を有する保持部材を設けたことを
特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、保持部材が、基部と基部から延びる2つ以
上の支持部を有する形状に形成され、前記基部には前記
係止部に挿嵌可能な係合部が形成され、前記支持部のそ
れぞれには、精密基板の一稜線のみと接する傾斜面が形
成されていることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、基板収納容器に収納された状態にお
ける精密基板と容器本体に装着された保持部材との接触
する箇所との精密基板収納容器が搭載される装置の基準
水平面からの高さが、外形サイズの異なる複数の精密基
板でも同一とすることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の発明において、容器本体の側壁と精密基板の支持平面
との間に、精密基板を下方から取り出すための把持部材
が挿入可能な空隙が設けられていることを特徴としてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について精密基板がフォトマスクである例につい
て説明する。本実施形態における基板収納容器は、図1
に示すように、平坦な底面10aとこれを取り囲むよう
に上方に延びる4つの側壁10bとを有する平面視矩形
をした容器本体10と、平坦な天面20aとこれを取り
囲む下方に延びる4つの側壁20bを有し、容器本体1
0に被覆される蓋体20とこれらを係止する係止手段5
0とで構成される。さらに、容器本体10と蓋体20の
それぞれには、基板Aを支持する複数個の保持部材1
2,22と、これら保持部材を着脱自在に係止する係止
部11,21がそれぞれ設けられている。
【0014】本実施形態では、係止部11,21は、4
コーナーに微小Rが形成された角柱状又は円柱状の凸リ
ブで構成され、上方又は下方に突出するようにそれぞれ
4箇所に設けられている。また、前記した保持部材12
(22)は、図1、2に示すように、基本的にはL字形
に成形され、ほぼ直交する2方向に延出する第1の支持
部13(23)と第2の支持部14(24)と2つの支
持部が交差する部分である基部15(25)とを有して
いる。基部15(25)には、容器本体10又は蓋20
に形成された係止部11(21)と嵌合可能な係合部1
5a(25a)となる凹部又は貫通孔が設けられてお
り、前記係止部11(21)と係合部15a(25a)
とが嵌合するようになっている。なお、図示はしない
が、係止部を凹部として形成し、保持部材の係合部を突
部に形成して嵌合しても良いことは、言うまでもない。
【0015】容器本体10及び蓋20に使用する原料と
しては、PMMA、ポリカーボネート、ABS、ポリプ
ロピレン、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の合成樹
脂及びこれらに帯電防止効果が付与されたものが挙げら
れる。より好ましくは、軽量性・成形性に優れ、透視可
能で、帯電防止効果が付与されたPMMA樹脂を用いて
成形すると良い。
【0016】また、精密基板収納容器に収納、支持され
るフォトマスクAは、図2に示すように、保持部材12
(22)の支持部13,14(23,24)のそれぞれ
形成された傾斜面13a,14a(23a,24a)
で、フォトマスクAの稜線部と線接触させることによ
り、輸送又は搬送時の振動による基板収納容器内でのフ
ォトマスクのガタツキを抑えている。なお、傾斜面の水
平面からの角度αとしては、精密基板収納容器内におけ
るフォトマスクの安定性を考慮すると、5゜〜45゜位
が好ましい。蓋20に装着する保持部材22の形状も、
容器本体10の保持部材12とほぼ同一であるが、2方
向に延出している支持部23,24における傾斜面23
a,24aの角度βは、輸送又は搬送時の振動による基
板収納容器内でのフォトマスクAのガタツキを抑えるた
め、1゜〜60゜位の範囲から収納するフォトマスクA
の厚さに応じて適宜形成されている。
【0017】また、保持部材12(22)に、2方向に
延出している支持部13,14(23,24)を設けた
場合、フォトマスクの外形サイズの小さい第1の精密基
板A(例:正方形で1辺が152.4mm、厚さが6.
35mm)を収納する場合には、図3(a)に示すよう
に第1の支持部13が内側に向かい合って配置された状
態で係止部11に嵌合され、フォトマスクの外形サイズ
の大きいもの第2の精密基板A′(例:正方形で1辺が
230mm、厚さが9mm)を収納する場合には、図3
(b)に示すように、第2の支持部14が内側に向き合
って配置された状態で係止部に嵌合される。
【0018】保持部材12(22)の支持部13,14
(23,24)の寸法は、収納するフォトマスクの外形
サイズを考慮して設けられ、本実施例においては、第1
の支持部13の長さq1が60mm〜65mm位に、第
2の支持部14の長さr1が20mm〜25mm位とな
っている。支持部の高さq2、r2については、工程内
で使用されるフォトマスク取り出し及び収納用ロボット
アーム(基板収納容器内においてフォトマスク下面に接
触し保持する。)の出入りが容易に行えるように、支持
部と精密基板との当接位置が容器本体10の側面部10
bの高さより20〜30mm位高く設定し、精密基板の
支持平面との間で前記ロボットアームが挿入可能な空隙
を形成するように設定される。なお、図6に示したよう
に、ロボットアームが挿入される部分の側面部の高さを
部分的に他の側面部の高さよりも低く形成し、精密基板
の支持平面との間に空隙iを形成しても良い。
【0019】なお、本実施形態においては、保持部材1
2(22)と一体化した支持部を複数方向に設けること
により、外形サイズの異なる2種のフォトマスクに適宜
収納させているが、図4(a)に示すように平面視T方
向、若しく図4(b)に示すように十字方向に支持部を
設けて、外形サイズの異なる3種若しくは4種のフォト
マスクを適宜収納することも可能である。
【0020】容器本体10及び蓋20に設けた係止部1
1(21)と保持部材12(22)の嵌合手段として
は、図5に示すように、係止部の幅j1と長さj2の寸
法に対して、保持部材12の係合部の幅L1と長さL2
の寸法のうち少なくとも1部分を各々0〜0.10mm
小さく設けて、使用中にガタつかず、着脱自在となる範
囲で調整される。このような寸法に設定された係合部を
有する保持部材を、嵌入させても良いし、一方に嵌合用
の突起や凹部を設けても良い。なお、本実施形態におい
ては、容器本体10及び蓋20の係止部11(21)の
それぞれに保持部材12(22)を嵌め込む方法により
嵌合させているが、嵌合方法については、容器本体10
及び蓋20の係止部11(21)に保持部材12(2
2)が着脱自在に固定される方法であれば特に限定はし
ない。
【0021】保持部材12(22)に使用する原料とし
ては、ポリエチレン、ポリエステル系エラストマ、シリ
コーンゴム等が挙げられるが、樹脂の磨耗性と寸法精度
の面において優れているポリエチレンを用いて成形され
る。ポリエチレンを使用することにより、フォトマスク
の擦れ合いによるパーティクルの発生を低減でき、また
容器本体10に収納した時のフォトマスクの位置精度が
向上されるため、工程内での装置トラブルが解消され
る。
【0022】上記構成において、フォトマスクAを収納
する時には、図6に示すように、先ず容器本体10の底
面内側に設けられている凸状リブ(係止部11)に、収
納するフォトマスクAのサイズに合わせて保持部材12
の2方向に延出しているリブ(支持部)13,14の一
方を選択して嵌合し、リブ端部の接触部にフォトマスク
Aの1稜線を線接触させて載置する。次に、上方から予
め保持部材22が嵌合されている蓋20を被せてフォト
マスクAを保持し、嵌合された容器本体10と蓋20の
二隅又は四隅を係止手段である挟持部品50(図1参
照)により固定する。
【0023】また、工程内において使用する時には、図
7(a)、(b)に示すように、蓋が取り除かれた状態
において底部又は側部の図示せぬ位置決め手段を使って
位置決めがなされ、ロボットアーム60がフォトマスク
Aの下面側に挿入され、接触・保持して取り出される。
フォトマスクAを収納する時には、逆の操作が行われ
る。
【0024】また、図8に示したように収納する複数種
のフォトマスクA,A′においても、フォトマスクの方
向が同一で、容器本体が載置される精密基板の加工装置
の基準面からフォトマスク基板の下面までの高さhも同
一になるように保持部材12(22)の傾斜面が設計さ
れている。これにより、フォトマスクAを取り扱う自動
機の治具や交換や取り出し位置調整をすることなく、同
一の自動機でサイズの異なる複数種のフォトマスクAを
搬送できる。なお、フォトマスクAの上面を吸着して搬
送する場合には、フォトマスクAの上面までの高さが同
一となるように、保持部材12(22)の長さと傾斜面
を設定すれば良い。このように1つの支持部13(2
3)と他の支持部14(24)でサイズの異なる精密基
板を支持する際に、基準面から精密基板の下面までの高
さ(h)と精密基板の上面までの高さhのうちの一方を
同一とすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の精密基板収納容器によれば、収
納する精密基板のサイズに合わせて保持部材の複数の方
向に延出している支持部の一方を選択して精密基板を支
持することが可能であるので、外形サイズの異なる精密
基板を適宜収納でき、基板収納容器成形時における金型
の入れ子部材の交換作業を必要とせず、容器本体、蓋の
品種を少なくでき、金型投資が少なくて済み、金型管理
も行い易くなるまた、外形サイズの異なる精密基板を収
納した時の加工装置の基準面からの支持高さが一定であ
り、同一方向で支持されるので、精密基板下面に接触し
保持する精密基板取り出し及び収納用ロボットアームの
高さ調節等を、外形サイズの異なる精密基板毎に行う必
要が無くなり、同一の搬送仕様とすることができ、作業
工程を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示
す全体分解斜視図である。
【図2】本発明に係る精密基板収納容器の精密基板を保
持する状態を示す側面図である。
【図3】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示
す分解斜視図で、(a)は精密基板の外形サイズが小さ
い場合、(b)は大きい場合である。
【図4】本発明に係る精密基板収納容器に用いる保持部
材の別の形態を示す斜視図で、(a)は3サイズに対応
し、(b)は4サイズに対応するものである。
【図5】保持部材と係止部との嵌合方法を示す斜視部で
ある。
【図6】本発明に係る精密基板収納容器の実施形態を示
す全体斜視図である。
【図7】(a)はロボットアームと精密基板及び精密基
板収納容器との位置関係を示す平面図、(b)は図7
(a)の断面図である。
【図8】本発明の精密基板収納容器に異なるサイズの精
密基板を支持した場合の断面図である。
【図9】従来の精密基板収納容器を示す全体分解斜視図
である。
【図10】(a)は従来の精密基板収納容器を示す平面
図、(b)は図10(a)の断面図、(c)は外形の大
きな精密基板を収納する場合、(d)外形の小さな精密
基板を収納する場合を示す図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 係止部 12 保持部材 13 第1の支持部 14 第2の支持部 20 蓋体 21 係止部 22 保持部材 23 第1の支持部 24 第2の支持部 50 係止手段 A 精密基板(フォトマスク) h 加工装置の基準面からの精密基板当接部までの
高さ i 空隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に1枚の精密基板を水平状態で
    支持し、上方から蓋を被せて保管・輸送する精密基板収
    納容器において、前記容器本体の底面内側及び蓋の天面
    内側にそれぞれ係止部を複数形成するとともに、該係止
    部のそれぞれに着脱可能で、かつ異なる外形サイズの精
    密基板の端部とそれぞれ当接可能な複数の支持部を有す
    る保持部材を、その1つの支持部が相対向するように蓋
    と容器本体のそれぞれの係止部に挿嵌して、異なる外形
    サイズの精密基板をそれぞれ支持可能としたことを特徴
    とする精密基板収納容器。
  2. 【請求項2】 前記保持部材が、基部と基部から延びる
    2個以上の支持部を有する形状に形成され、前記基部に
    は前記係止部に挿嵌可能な係合部が形成され、前記支持
    部のそれぞれには、精密基板の一稜線のみと接する傾斜
    面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の精
    密基板収納容器。
  3. 【請求項3】 前記精密基板収納容器に支持される精密
    基板をローディング又はアンローディングする状態にお
    いて、精密基板収納容器を搭載する加工装置の基準面か
    ら精密基板の一端面までの高さが、1つの支持部で精密
    基板を支持する時と、他の支持部で精密基板を支持する
    時とで同一となることを特徴とする請求項1又は2記載
    の精密基板収納容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体において、精密基板の支持
    平面と容器本体の側壁の一又は複数の箇所との間に、精
    密基板を取り出して搬送するために精密基板の下面をピ
    ックアップする把持部材が挿入可能な空隙を有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の精密
    基板収納容器。
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