JP4356652B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、送風装置により発熱部品を冷却する構成をしており、発熱部品に送風し、発熱量が多くなればファンの回転数を上げるなどをして冷却をしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−68439号公報
しかしながら、前記従来の構成では、風量を上げれば発熱部品は冷却されるものの、温度検知手段も冷却されるため、温度検知に影響を与え、正確に検知するのは困難になる。また、冷却ファンの回転速度によって風量が変われば、温度検知手段の冷却性能も変わり、温度を正確に検知するのは困難になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、温度検知手段が精度良く温度検知することができ、揚げ物などの温度調節などがより正確に設定でき、使い勝手の良い調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下方に設けた加熱コイルと、送風装置と、加熱コイルを保持する加熱コイル支持部材と、加熱コイル支持部材の下方に放射状に配された磁性体と、磁性体を載置した状態で加熱コイル支持部材に取り付けコイル支持部材とで磁性体を保持する磁性体ホルダーと、加熱コイル支持部材の中央部に形成された温度検知部と、を備え、温度検知部は、トッププレートに押圧され被加熱物の底の温度を検知する第1の温度検知手段の保持部と、上下方向に形成された通風穴を有し赤外センサーが取り付けられるように形成された第2の温度検知手段の取付部と、有し磁性体ホルダーは、第1の温度検知手段の保持部を覆うとともに通風穴を塞ぐ防風部材を有する温度検知部の防風構造を設ける構成としたものである。
これによって、温度検知手段は精度良く温度検知することができ、揚げ物の温度調節などがより正確に設定でき、使い勝手の良い調理器を提供できる。
本発明の加熱調理器は、温度検知手段が精度良く温度検知することができ、揚げ物の温度調節などがより正確に設定できる。
第1の発明は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けた加熱コイルと、送風装置と、前記加熱コイルを保持する加熱コイル支持部材と、前記加熱コイル支持部材の下方に放射状に配された磁性体と、前記磁性体を載置した状態で前記加熱コイル支持部材に取り付け前記コイル支持部材とで前記磁性体を保持する磁性体ホルダーと、前記加熱コイル支持部材の中央部に形成された温度検知部と、を備え前記温度検知部は、前記トッププレートに押圧され前記被加熱物の底の温度を検知する第1の温度検知手段の保持部と、上下方向に形成された通風穴を有し赤外センサーが取り付けられるように形成された第2の温度検知手段の取付部と、有し前記磁性体ホルダーは、前記第1の温度検知手段の保持部を覆うとともに前記通風穴を塞ぐ防風部材を有する前記温度検知部の防風構造設けられることにより、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響を受けにくくすることができるため、温度検知手段が精度良く温度を検知すること
ができる。
また、磁性体ホルダーで構成するため、部品を追加することなく安価に構成できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の温度検知前記温度検知部を覆う防風部材との間に空間を設けた構成とすることにより、熱的に断熱することができ、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響を受けにくくすることができるため、温度検知手段が精度良く温度を検知することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明で、温度検知部防風部材の間の空間において、前記防風部材または前記温度検知部に複数本リブを上下方向に配した構成とすることにより、一定の空間が必ず確保されるため、熱的に断熱することができ、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響を受けにくくすることができるため、温度検知手段が精度良く温度を検知することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明で、温度検知部と防部材の間の空間に断熱材を設けた構成とすることにより、断熱することができ、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響を受けにくくすることができるため、温度検知手段が精度良く温度を検知することができる。
第5の発明は、特に、第2の発明で、温度検知部と防部材の間の空間に磁性体を設けた構成とすることにより、誘導加熱による温度検知手段の自己発熱を抑制することができるとともに、断熱することができ、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響を受けにくくすることができるため、温度検知手段が精度良く温度を検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1から図4は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置を示すものである。
調理器の外郭を構成する本体11と、本体11の上部に設けた例えば厚み4mmのセラミック材または結晶ガラスなどのような絶縁体でできたトッププレート12と、トッププレート12に載置される鍋などの被加熱物13と、トッププレート12の下部に設けた加熱コイル14と、加熱コイル14を支持する加熱コイル支持部材15と、加熱コイル支持部材15の下方にはコの字状に形成された上方向に開口した磁性体16を放射状に12本配し、加熱コイル支持部材15のL字形状とシリコン接着と磁性体ホルダー17により、加熱コイル支持部材15に取り付けられている。
加熱コイル支持部材15の中央部には温度検知部15aを形成し、温度検知部15aは第1のサーミスタの保持部と第2のサーミスタの取付部を構成している。第1のサーミスタはスプリングによりトッププレート12に押圧され、鍋底の温度を検知している。第2のサーミスタの取付部には、赤外線センサーなどの温度検知素子が取り付けられるように形成されている。
加熱コイル支持部材15の中央部に形成されている温度検知部15aは、磁性体ホルダー17の一部で形成された防風部材17aで保護され、防風構造となっている。温度検知部15aと防風部材17aとの間には、約0.5mm幅の空間があり、この空間が冷却風から熱的に断熱することができる。
また、防風部材17aに複数本のリブを垂直方向に配すことで、温度検知部15aとの空間を必ず保つことができ、冷却風から熱的に断熱することができるとともに、組立時のセット性が向上する。
なお、複数本のリブは防風部材17aではなく、温度検知部15aにつけても良い。
また、温度検知部15aと防風部材17aの間に設けた空間に、断熱材(例えば、ガラスウールや真空断熱材など)を挿入することにより、断熱を強化させることができる。
また、温度検知部15aと防風部材17aの間に設けた空間に、磁性体(例えば、フェライトなど)を挿入することにより、断熱されるだけでなく、誘導加熱による温度検知手段の自己発熱を抑制することができる。
磁性体ホルダー17の防風部材17aは、加熱コイル支持部材15の中央部に形成されている温度検知部15aの第1の温度検知手段の保持部を覆い防風し、第2の温度検知手段の取付部の通風穴を塞ぐ構成をしている。
また、防風部材17aは下方に尖った略円錐形状をし送風誘導壁となり、温度検知部15aを冷却風から保護するとともに、加熱コイル14への送風を損失の少ない分岐を可能にする。
また、磁性体ホルダー17の内側の円周上には、磁性体16の水平方向の位置決めリブを形成しているが、磁性体16のある個所のみの最小限の大きさで形成し、冷却風を加熱コイル14へ取り込める形状としている。
加熱コイル14はインバータを有した駆動回路18から高周波電流が供給されて高周波磁界を発生し、被加熱物13に高周波磁界を与え誘導加熱する。19は送風装置であるファンであり、回路部品、加熱コイルなどの発熱部品を冷却する構成となっている。
温度検知手段を防風構造により保護することにより、加熱コイル14の冷却専用の送風装置であるファン20を追加し、冷却性能を高めることができる。
以上のような構成とすることにより、本実施の形態においては、発熱部品に必要なだけ冷却風を送り込んでも、温度検知部には影響を受けないので、温度検知手段は精度良く温度を検知することができる。また、冷却ファンの回転速度の変化などによる風の影響も受けにくくすることができるため、必要に応じてファンの回転速度を変えても、精度良く温度検知をすることができる。
このため、揚げ物の温度調節などがより正確に設定でき、使い勝手の良い調理器となる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、冷却性能を確保するだけの冷却風を送り込んでも、温度検知手段には影響を与えることがないため、加熱パワーを容易にあげることができ使い勝手を高め、被加熱物を誘導加熱する全ての用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の分解斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の部分断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の部分断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の部分断面図
11 本体
12 トッププレート
13 被加熱物
14 加熱コイル
15 加熱コイル支持部材
15a 温度検知部
16 磁性体
17 磁性体ホルダー
17a 防風部材
18 駆動回路
19 送風装置
20 冷却専用送風装置
21 断熱材

Claims (5)

  1. 被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けた加熱コイルと、送風装置と、前記加熱コイルを保持する加熱コイル支持部材と、前記加熱コイル支持部材の下方に放射状に配された磁性体と、前記磁性体を載置した状態で前記加熱コイル支持部材に取り付け前記コイル支持部材とで前記磁性体を保持する磁性体ホルダーと、前記加熱コイル支持部材の中央部に形成された温度検知部と、を備え、前記温度検知部は、前記トッププレートに押圧され前記被加熱物の底の温度を検知する第1の温度検知手段の保持部と、上下方向に形成された通風穴を有し赤外センサーが取り付けられるように形成された第2の温度検知手段の取付部と、有し前記磁性体ホルダーは、前記第1の温度検知手段の保持部を覆うとともに前記通風穴を塞ぐ防風部材を有する前記温度検知部の防風構造設けられた誘導加熱調理器。
  2. 度検知前記温度検知部を覆う防風部材の間に空間を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 度検知部防風部材の間の空間において、前記防風部材または前記温度検知部に複数本のリブを上下方向に配した請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 度検知部と防風部材間の空間に断熱材を設けた請求項記載の誘導加熱調理器。
  5. 度検知部防風部材間の空間に磁性体を設けた請求項記載の誘導加熱調理器。
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