JP4356361B2 - 観光用養液栽培施設 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、栽培室内に設置した栽培培地で植物を養液栽培する養液栽培施設であって、この施設への入場者が、栽培中の植物を観賞したり、栽培中の植物の果実をとって食する等の観光を行うことを前提とした観光用養液栽培施設の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような観光用養液栽培施設にあって、栽培培地を直接又は支持器材を介して栽培室内の地面上に設置していると、観光目的の入場者が慣れない施設の中を歩き回る際に栽培培地やその支持器材の脚部に足を引っ掛けて転んでしまう等のおそれがあったり、また、栽培室内の床面を掃除するときに栽培培地やその支持器材が邪魔になって掃除が行き届かない状態になったりする問題がある。そこで、栽培培地を栽培室の天井から吊下げた状態で設置すると、栽培培地及びその支持器材が地面からなくなるので、上記のような問題が生じにくくなる。このように栽培培地を栽培室の天井から吊下げて設置する技術は、下記特許文献1に開示されている。
【0003】
また、栽培培地を栽培室内に設置して植物を栽培するため、暖房や冷房の温調装置が必要となるが、従来の栽培施設においては、冷暖房用の空気を送る管体を栽培培地下方の地面上に設置していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−231374号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平11−155359号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
観光用養液栽培施設にあって、上記特許文献1に開示されているように、栽培培地を栽培室の天井から吊下げて設置すると、観光目的の入場者にとって安全に歩行し易くなり、また、栽培室内の床面の掃除も行いやすくなる。一方、栽培室内での栽培のため、暖房や冷房の温調装置が必要となるが、上記の従来の技術のように、冷暖房用の空気が流通する管体を地面上に設置すると、その管体が入場者の歩行や栽培室床面の掃除の妨げとなって、前記のように栽培培地を栽培室の天井から吊下げて設置したメリットが失われてしまい、更にまた、温調用の管体が入場者から見えやすいので、室内の美感も損なうものとなる。
【0007】
そこで、本発明は、栽培室内で養液栽培する施設であって観光目的の入場者を受入れるようにした観光用養液栽培施設において、適確な温調効果が得られるように暖房や冷房の温調装置を装備しながらも、観光目的の入場者にとって安全に歩行し易く、また、栽培室内の床面の掃除も行いやすくなるようにし、更に、入場者から見えにくく、室内の美感も良好なものとすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、以下のような技術的手段を講じた。
請求項1記載の発明は、栽培室と、植物体が生育する栽培培地と、栽培培地を上側に配置して支持する一方向に長い培地支持部材と、栽培培地で生育する植物体への養液を栽培培地に供給する養液供給装置と、栽培培地から排出された養液を回収する排液回収装置と、前記培地支持部材の長手方向に沿ってのびる管体であって内部を温度調節用の気体又は液体が流通する温調用管体を設け、前記培地支持部材を栽培室の天井から吊下げた吊下げ支持部材に取り付けて吊下げ支持し、前記培地支持部材上に断熱材で形成した複数の第二支持部材を培地支持部材の長手方向に設定間隔をあけて列状に且つ二列状態で配置し、該二列状態で配置した第二支持部材の上側に栽培培地を載置するとともに、二列状態の第二支持部材の列間の培地支持部材上に前記温調用管体を載置したことを特徴とする観光用養液栽培施設としたものである。
【0009】
請求項2記載の発明は、温調用管体を2列配置し、一方の管体に温湯を流してこれから放出される熱によって暖房を行い、他方の管体に冷却水を流してこれによって冷房を行う構成としたことを特徴とする請求項1に記載の観光用養液栽培施設としたものである。
【0010】
【作用】
栽培室内に設置した栽培培地で植物体が生育する。栽培培地は、一方向に長い培地支持部材の上側に配置して支持され、その栽培培地に養液供給装置によって養液が供給され、また、栽培培地から排出された養液は排液回収装置によって回収される。更に、温調用管体が培地支持部材の長手方向に沿ってのび、この中を温度調節用の気体又は液体が流通して、これにより、冷房又は暖房が行われる。培地支持部材は、栽培室の天井から吊下げた吊下げ支持部材に取り付けて吊下げ支持され、その培地支持部材上に断熱材で形成した複数の第二支持部材を培地支持部材の長手方向に設定間隔をあけて列状に且つ二列状態で配置され、二列状態で配置された第二支持部材の上側に栽培培地が載置されるとともに、二列状態の第二支持部材の列間の培地支持部材上に温調用管体が載置される。
【0011】
【発明の効果】
観光目的の入場者を受入れるようにした観光用養液栽培施設にあって、栽培培地と温調用管体がともに吊下げ状態で設置されるので、観光目的の入場者にとって安全に歩行し易く、栽培室内の床面の掃除も行いやすくなり、更に、温調用管体も栽培培地の下方に隠れて入場者から見えにくく、室内の美感も良好なものとなる。また、温調用管体が栽培培地の下方近傍で培地支持部材の長手方向に沿って配置されて植物体の根幹部に近くで温調作用を発揮させられ、しかも、栽培培地の下方で断熱材で形成した第二支持部材の間に囲まれて温調用管体が配置されて温調作用の無駄がないので、温調用管体をコンパクトに構成しながらも適確な温調効果を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示した観光用養液栽培施設は、栽培室1内に設置した栽培培地2…で植物Pを養液栽培する養液栽培施設であり、この施設への入場者が、栽培中の植物Pを観賞したり、栽培中の植物の果実をとって食する等の観光を行うことを前提とした栽培施設である。本例では、具体的には、高糖度ミニトマトを栽培する栽培施設で、施設への入場者は、栽培されたトマトをもぎ取って食するようにしている。
【0013】
図1及び図2に示した観光用養液栽培施設は、以下のように構成したものである。即ち、栽培室1と、高糖度ミニトマトがなる植物体Pが植生される栽培培地2…と、栽培培地2…を上側に配置して支持する一方向に長い培地支持部材3…と、栽培培地2…で生育する植物体Pへの養液を栽培培地2…に供給する養液供給装置と、栽培培地2…から排出された養液を回収する排液回収装置と、前記培地支持部材3…の長手方向に沿ってのびる管体であって内部を温度調節用の気体又は液体が流通する温調用管体4…を設け、前記培地支持部材3…を栽培室1の天井から吊下げた吊下げ支持部材5…に取り付けて吊下げ支持するとともに、前記温調用管体4…を前記吊下げ支持部材5…又は培地支持部材3…に取り付けた取付け具6…によって前記栽培培地2…の下方近傍に吊下げ支持した構成としている。
【0014】
栽培室1は、ガラスハウス等のような温室で、床面Fはコンクリート等で整地している。栽培培地2…は、その栽培培地2…から上方にのびる植物体Pから果実をもぎ取りやすいように、入場者の肩の高さより低く配置される。また、栽培培地2…は、樋状の培地支持部材3…の長手方向に沿って長いロックウール等の培地部材で、その栽培培地2…の上に、植物体Pが植え付けられて育成されたロックウール等の定植用ブロック2a…を載置し、これも含めて栽培培地2…を構成している。養液供給装置は、培地支持部材3…の長手方向に沿ってのびる養液供給管7…で養液が送られ、この養液供給管7…から枝状に栽培培地2…にのびる給液パイプ8…を通って、その先端に取り付けられ定植用ブロック2a…に突刺された給液ノズル9…の先端から出るように設けている。排液回収装置は、培地支持部材3…の長手方向に沿う側部に形成した溝3a,3a…に栽培培地2…から排出された養液が受けられて、その溝3a,3a…の端部から養液が集められて回収されるように設けている。吊下げ支持部材5…は、培地支持部材3…の長手方向に複数箇所で吊下げ支持するように設け、そして、その吊下げ支持部材5…に前記取付け具6…を引っ掛けて温調用管体4…を吊下げ支持している。図例の温調用管体4…は、暖房のみを行う温風ダクトであり、この管体4…の周囲に設けた通気孔から温風が外に出るように設けている。
【0015】
上記構成に替えて図3に示すように構成することもできる、即ち、栽培室1と、植物体Pが生育する栽培培地2…と、栽培培地2…を上側に配置して支持する一方向に長い培地支持部材3…と、栽培培地2…で生育する植物体Pへの養液を栽培培地2…に供給する養液供給装置と、栽培培地2…から排出された養液を回収する排液回収装置と、前記培地支持部材3…の長手方向に沿ってのびる管体であって内部を温度調節用の気体又は液体が流通する温調用管体10,11を設け、前記培地支持部材3…を栽培室1の天井から吊下げた吊下げ支持部材5…に取り付けて吊下げ支持し、前記培地支持部材3…上に断熱材で形成した複数の第二支持部材12…,12…を培地支持部材3…の長手方向に設定間隔をあけて列状に且つ二列状態で配置し、該二列状態で配置した第二支持部材12…,12…の上側に栽培培地2…を載置するとともに、二列状態の第二支持部材12…,12…の列間の培地支持部材3…上に前記温調用管体10,11を載置した構成とする。
【0016】
なお、図1〜3中の13は、植物体Pの幹を上方に誘引支持する誘引ひもである。
【0017】
上例の構成では、温調用管体10,11は、左右に2列配置し、一方の管体10には、温湯を流してこれから放出される熱によって暖房を行い、他方の管体11には、冷却水を流してこれによって冷房を行う構成としている。第二支持部材12…,12…は、発泡スチロール等の断熱材で形成した角材である。
【0018】
以上のように、図2に示した例では、観光目的の入場者を受入れるようにした観光用養液栽培施設にあって、栽培培地2…が吊下げ状態で設置されるとともに、温調用管体4…もその栽培培地2…の下方近傍に吊下げ状態で設置されるので、観光目的の入場者にとって安全に歩行し易く、栽培室1内の床面Fの掃除も行いやすくなり、更に、温調用管体4…も栽培培地2…の下方に隠れて入場者から見えにくく、室内の美感も良好なものとなる。また、温調用管体4…が栽培培地2…の下方近傍で培地支持部材3…の長手方向に沿って配置されて植物体Pの根幹部に近くで温調作用を発揮するものとなるから、温調用管体4…をコンパクトに構成しながらも適確な温調効果を得ることがでる。
【0019】
図3に示した例では、観光目的の入場者を受入れるようにした観光用養液栽培施設にあって、栽培培地2…と温調用管体10,11がともに吊下げ状態で設置されるので、観光目的の入場者にとって安全に歩行し易く、栽培室1内の床面Fの掃除も行いやすくなり、更に、温調用管体10,11も栽培培地2…の下方に隠れて入場者から見えにくく、室内の美感も良好なものとなる。また、温調用管体10,11が栽培培地…の下方近傍で培地支持部材3…の長手方向に沿って配置されて植物体Pの根幹部に近くで温調作用を発揮させられ、しかも、栽培培地2…の下方で断熱材で形成した第二支持部材12…,12…の間に囲まれて温調用管体10,11が配置されて温調作用の無駄がないので、温調用管体10,11をコンパクトに構成しながらも適確な温調効果を得ることがでる。
【0020】
上記のような養液栽培施設にあっては、例えば、誘引ひもの移動等の栽培管理を行うが、この作業は、高い位置で行うため、作業台が昇降可能に構成した作業台車13を用いると作業が容易に行える。この作業台車13を以下のように構成すると一層能率良く作業が行える。
【0021】
この作業台車は、図4に示すように、車輪14,14,14,14を備えて電動モータ15によって車輪駆動されて自走可能な走行車16に、油圧シリンダ17によって上下に伸縮駆動されるパンタグラフ18を介して取り付けた昇降駆動可能な作業台19を設けた構成としている。図中符号20はバッテリー、21は作業台19に乗降するためのステップ、22は作業台車を横移動する際に、床面に設置した横移動レール上を転動させる横移動用車輪である。
【0022】
そして、この作業台車は、図5に示すような制御装置23を備える。この制御装置23は、メインスイッチ24を入り切りすると電源が入り切りし、前進スイッチ25を切替えると、電動モータ15を正転させて作業台車を前進させ、後進スイッチ26を切替えると、電動モータ15を逆転させて作業台車を後進させ、停止スイッチ27を切替えると、電動モータ15の駆動回転を停止させて車軸に設けた電動により作動するブレーキ28を制動状態に動作させ、作業台車を停止させるように構成している。また、昇降操作具29を操作することで昇降スイッチ30が切替えられて、油圧ポンプ31を駆動する電動モータ32が駆動されて油圧シリンダが伸びて作業台19が上昇し、又、電磁油圧バルブ33が動作して、油圧シリンダが縮んで作業台19が下降するように構成している。更に、この作業台車の制御装置23は、前記走行スイッチ(前進スイッチ25又は後進スイッチ26)を切替えて走行を開始すると、設定器34で設定した時間を低速走行し、その設定時間を経過すると高速走行する走行制御手段を備えている。これにより、短距離移動しては停止し前記のような誘引ひもの移動を行うという作業を繰り返していく場合には、その短距離の移動に要する時間よりも長い時間を前記設定器34で設定しておけば、走行スイッチを操作して走行を開始させ、高速走行に切替る前に停止スイッチ27を操作して作業台車の走行を停止させるようになり、上昇させた作業台19の上で前記のような作業を行う際に、常に、低速で走行するものとなって、高速で走行開始することによって作業台19上に立つ作業者がバランスを崩す等の危険を回避でき、しかも、上記のような作業が終わって長距離移動する際は、設定時間経過後に自動的に高速走行に切替るので、能率良く移動できる。なお、切替スイッチ35を設け、これにより、上記のような低速走行から高速走行に切替る走行制御状態を止めて、走行開始時から高速走行する制御状態に切替えることができるように設けると、更に、作業台車の操作性が向上する。
【0023】
なお、図4に示すよう、作業台19の下側周囲にカバー19aを設けると、作業台19を下降したときに、作業者や植物体の一部が作業台19と走行車16との間に或はパンタグラフ18に挟まれたりしないようになり、安全性が高まる。このカバー19aは、作業台19と走行車16の間で伸縮するジャバラ状カバーとしても良い。
【0024】
また、図6に示すように、作業台車の車輪14,14,14,14の内側部に小径車輪部14a,14a,14a,14aを設け、その小径車輪部の外側で車輪14,14,14,14の内側に該車輪の径より若干小さい径の円盤状鍔部14b,14b,14b,14bを設け、その鍔部の外周に弾性部材14c,14c,14c,14cを装備させると以下のような利点がある。即ち、予め走行レールLが敷設された栽培施設において、その走行レールL上を前記小径車輪部14a,14a,14a,14aで走行させると、前記鍔部14b,14b,14b,14bは走行レールLからの脱落を防止する。そして、この脱落防止機能を充分に発揮させるべく前記鍔部14b,14b,14b,14bの径をできるだけ大きく形成しながらも、前記のように弾性部材14c,14c,14c,14cを装備しているので、この鍔部で床面を傷つけることが生じにくくなる。
【0025】
また、図7に示すように、台車の前部及び後部に左右中央部側を突出させた形状部36,36を形成することで、繁茂する植物体の列の間を走行する際に、左右の植物体をかき分けて走行でき植物体が作業台車に引っ掛かるようなことを生じにくくできる。また、横移動用車輪を図示のように、4つの横移動用車輪37,37,37をそれぞれ前後左右に配置し、横移動時にこの横移動用車輪が、台車の車輪14,14,14,14より下方に下降可能に、その横移動用車輪の支持部38を昇降可能に設けると、横移動時にこの横移動用車輪を接地させて移動させると、作業台車の進行方向を左右に容易に変えられ、作業台車の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】観光用養液栽培施設の側面図。
【図2】栽培培地等の支持構成を示す側面図。
【図3】栽培培地等の別の支持構成を示す側面図。
【図4】作業台車を示す図で、(a)は作業台が上昇した状態の側面図、(b)は作業台が下降した状態の側面図、(c)は作業台が下降した状態の正面図。
【図5】作業台車の制御装置の構成を示す制御ブロック図。
【図6】作業台車の車輪の一構成を示す部分正面図。
【図7】作業台車の一構成を示す底面図。
【符号の説明】
1:栽培室
P:植物体
2:栽培培地
3:培地支持部材
4:温調用管体
5:吊下げ支持部材
6:取付け具
10,11:温調用管体
12:第二支持部材
Claims (2)
- 栽培室と、植物体が生育する栽培培地と、栽培培地を上側に配置して支持する一方向に長い培地支持部材と、栽培培地で生育する植物体への養液を栽培培地に供給する養液供給装置と、栽培培地から排出された養液を回収する排液回収装置と、前記培地支持部材の長手方向に沿ってのびる管体であって内部を温度調節用の気体又は液体が流通する温調用管体を設け、前記培地支持部材を栽培室の天井から吊下げた吊下げ支持部材に取り付けて吊下げ支持し、前記培地支持部材上に断熱材で形成した複数の第二支持部材を培地支持部材の長手方向に設定間隔をあけて列状に且つ二列状態で配置し、該二列状態で配置した第二支持部材の上側に栽培培地を載置するとともに、二列状態の第二支持部材の列間の培地支持部材上に前記温調用管体を載置したことを特徴とする観光用養液栽培施設。
- 温調用管体を2列配置し、一方の管体に温湯を流してこれから放出される熱によって暖房を行い、他方の管体に冷却水を流してこれによって冷房を行う構成としたことを特徴とする請求項1に記載の観光用養液栽培施設。
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