JP4349039B2 - 自動車のサスペンション支持部構造。 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車のサスペンション支持部構造、特にリアサスペンションのトレーリングアームを支持する自動車のサスペンション支持部構造に関する。
従来より、リアサスペンションのトレーリングアームを支持する支持部構造において、トレーリングアームの支持剛性を高めるため、車体フレームとサイドシルを車幅方向に伸びて連結する閉断面部、所謂トルクボックスに、トレーリングアームの支持ブラケットを取付け、そのトルクボックスでトレーリングアームを支持することが知られている(例えば特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1に記載されているように、サイドシルと車体フレーム(リアサイドメンバ)とを連結するトルクボックス(アウトリガ)に、支持ブラケット(サスペンションブラケット)を締結固定することで、トレーリングアームをトルクボックスで支持するよう構成している。
このように構成することで、トルクボックスという車体の剛性部材を有効に利用して、トレーリングアームの支持剛性を高めることができる。
特開2000−153777号公報
ところで、リアサスペンションのトレーリングアームは、後輪の車体前後方向の動きを規制するため、車両の制動・駆動時には後輪からトレーリングアームに対して車体前後方向の荷重が入力される。このとき、当然トレーリングアームの車体側支持部にも大きな車体前後方向の荷重が入力されるが、この入力時に車体側支持部が変位するとサスペンションのアライメントにズレが生じ、サスペンション性能を悪化させてしまうという問題が生じる。
そこで、車幅方向に伸びる閉断面部であるトルクボックスに支持部を設定した場合には、トルクボックスの板厚を厚くしたり形状等を工夫することで、車体前後方向の荷重に対する剛性を高めることが考えられる。
しかし、車体の側面衝突性能の観点からは、トルクボックスは潰すことで衝突エネルギーを吸収させなければならず、また車両の走行性能の観点からは、トルクボックス等の車体部材は軽量化するため薄厚に設定することが要求されるため、単にトルクボックスの板厚や形状等で剛性を高めるという手段を採ると、これら要求を満たすことが出来ないという問題が生じる。
そこで、この発明は、トルクボックスに要求される車体の側面衝突性能や車両の走行性能を満たしつつも、トレーリングアームに車体前後方向の荷重が入力された際、サスペンションのアライメントにズレが生じない自動車のサスペンション支持部構造を提供することを目的とする。
この発明による自動車のサスペンション支持部構造は、車両側部で車体前後方向に伸びるサイドシルと、該サイドシルの内側で所定距離隔てて車体前後方向に伸びる車体フレームと、該車体フレームとサイドシルを車幅方向に伸びて連結する閉断面部とを備え、該閉断面部でサスペンションのトレーリングアームを支持する自動車のサスペンション支持部構造であって、前記閉断面部を、車体前後方向に離間して少なくとも2つ配設し、該2つの閉断面部を、前記トレーリングアームを支持する支持ブラケットで架設したものである。
すなわち、車体フレームとサイドシルを車幅方向に伸びて連結する閉断面部、所謂トルクボックスを車体前後方向に離間して少なくとも2つ設け、その2つのトルクボックスにトレーリングアームを支持する支持ブラケットを架設したものである。
上記構成によれば、支持ブラケットが車体前後方向に離間した2つのトルクボックスで支持されることになり、支持ブラケットの支持剛性が車体前後方向で高められる。すなわち、閉断面部を構成する車幅方向に伸びる縦壁4つで、車体前後方向の荷重を支持することになるため、従来1つのトルクボックスで支持していたものより車体前後方向の支持剛性を高めることができる。
この発明の一実施態様においては、前記支持ブラケットに、前記2つの閉断面部の間で該閉断面部の底面より上方に突出する突出部を設け、該突出部でトレーリングアームを支持したものである。
上記構成によれば、トレーリングアームを閉断面部、所謂トルクボックスで支持するものであっても、その支持点を高い位置に設定できる。すなわち、トルクボックス1つで支持する場合、その底面より低い位置に支持点を設定するしかないが、トルクボックス2つで支持したことで、このトルクボックス間の空間を有効利用して支持点を高い位置に設定できる。
このため、例えば、低床フロアの車両であっても、車体側支持点を車軸よりも高くできるため、サスペンション特性を適切なものとすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記支持ブラケットを、前記車体フレームに締結したものである。
上記構成によれば、支持ブラケットを強固な車体フレームに締結するため、より確実にサスペンションの支持剛性を向上できる。
この発明の一実施態様においては、前記支持ブラケットの車体内方側で車体フレームに締結したものである。
上記構成によれば、支持ブラケットを車体内方側で車体フレームに締結し、車体外方側、すなわちサイドシル側では締結していないため、支持ブラケットは側面衝突の際サイドシルの変位に影響を与えることがない。よって、サスペンションの支持剛性を確実に向上しつつも、側面衝突の衝突性能に悪影響を生じさせることはない。
この発明の一実施態様において、前記2つの閉断面部のうち、一方の閉断面部を、前記車体フレームのサイドシル側に屈曲させた屈曲部に設定したものである。
上記構成によれば、屈曲部が一方の閉断面部を構成するため、別途、所謂トルクボックスを構成する部材を設ける必要がなく部品点数を削減できる。また、トレーリングアームからの車体前後方向の荷重を車体前後方向に伸びる車体フレーで支持することになるため、確実にサスペンション支持剛性を向上することができる。
この発明の一実施態様において、前記屈曲部を設けた車体フレームは、メインサイドフレームであり、該屈曲部は、一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させたものである。
上記構成によれは、屈曲部により車体フレームが屈曲する場合であっても、一旦車体斜め前方に屈曲し、さらに車体外方側に屈曲するため、車体フレームの剛性は徐々に変化するため、サスペンション支持剛性が急激に変化してサスペンション支持に悪影響を与える恐れは少なくなる。
この発明の一実施態様において、前記屈曲部の内部に補強部材を設け、該補強部材を設けた位置で支持ブラケットを締結したものである。
上記構成によれば、屈曲部で剛性が変化する場合であっても、補強部材で支持剛性を確保できるので、サスペンション支持剛性を確実に向上できる。
この発明の一実施態様において、前記屈曲部は、車体内方側の縦壁を一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させる一方、車体外方側の縦壁をそのまま車体外方側に屈曲させて構成したものである。
上記構成によれば、屈曲部の屈曲形態を車体内方側の縦壁と車体外方側の縦壁とで変えることで、車体前後方向における屈曲部の断面積が、通常の車体フレームの断面積よりも大きく設定できる。このように断面積を広く設定することで、屈曲部におけるサスペンション支持剛性を向上することができる。
この発明によれば、車幅方向に伸びる閉断面部でサスペンションのトレーリングアームを支持する自動車のサスペンション支持部構造であって、前記閉断面部を車体前後方向に離間して少なくとも2つ配設し、前記トレーリングアームを支持する支持ブラケットを該2つの閉断面部に架設するという構成を採ることにより、従来1つの閉断面部(トルクボックス)で支持していたものより、支持ブラケットの支持剛性を車体前後方向で高められる。よって、別途、トルクボックスの板厚や形状等で剛性を高めるという手段を採ることなく車体前後方向の支持剛性を高めることができる。
したがって、トルクボックスに要求される車体の側面衝突性能や車両の走行性能を満たしつつも、トレーリングアームに車体前後方向の荷重が入力された際、サスペンションのアライメントにズレが生じない自動車のサスペンション支持部構造を提供することができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図1は本発明のサスペンション支持部構造を採用した自動車の下部車体構造の概略平面図である。
本実施例の下部車体構造は、低床フロアとされた多目的乗用車、所謂ミニバンの下部車体構造であり、車体前後方向に伸びる2つのメインサイドフレーム1、その外側で所定距離隔てて前後方向に伸びる2つのサイドシル2、車幅方向に伸びて2つのメインサイドフレームを連結する複数のクロスメンバ部材3、及びメインサイドフレームとサイドシルを連結する複数のトルクボックス4等で構成している。
また、サイドシル後端の車体内方側には、二点鎖線で示すようにリアサスペンションのトレーリングアームを支持する支持ブラケット6を配設している。
なお、図示しないフロアパネルを各フレーム及びメンバ部材の上に貼設することで車室フロアを構成している。
前述のメインサイドフレーム1は、車体の前部に位置するフロント側フレーム部11と車体の後部に位置するリア側フレーム部12とに分割できるように構成し、車体組立て時には、車種に応じてリア側フレーム部12を変更できるように構成している。
このうち、リア側フレーム部12の前端にはサイドシル側に屈曲する屈曲部材13を設け、サイドシル2にその屈曲部材の側端部13aを接合している。そして、その屈曲部材13の前端にはフロント側フレーム部12の後端を接合している。
前述のサイドシル2は、閉断面のメンバ部材で構成し、車両側部で車体前後方向に伸びるように配設している。このサイドシルは、内部後方にスライドドアのスライドレール等を配置しているため、後方側を幅広に設定している。
前述の複数のクロスメンバ部材3は、車体前方側から第1クロスメンバ31、第2クロスメンバ32、第3クロスメンバ33、第4クロスメンバ34、第5クロスメンバ35、及び第6クロスメンバ36とから成り、それぞれ車幅方向に伸びて、左右のメインサイドフレーム1を連結するように構成している。
このうち、第1クロスメンバの中央には、フロアパネルのトンネル部に対応するよう車両上方側に突出する突出部31aを設けている。また、第6クロスメンバの中央にも、スペアタイヤ収納位置のタイヤパンを回避するように車両前方側に突出する突出部36aを設けている。
また、第2クロスメンバ32と第3クロスメンバ33、及び第4クロスメンバ34と第5クロスメンバ35の間には、車体前後方向に伸びて各クロスメンバを連結する連結メンバ部材37、38を設けている。このように連結メンバ部材37、38で各クロスメンバを連結することにより、メンバ部材を井形形状に配置することになるため、フロアパネルをフラットに形成するミニバンおいても、下部車体の車体剛性を充分に確保できる。
さらに、各クロスメンバ31〜36の車体前後方向の間隔をほぼ均等にすることで、側面衝突の際の衝突エネルギーを車両側方の広い範囲で適切に吸収することが可能となる。
また、メインサイドフレームのフロント側フレーム部11には、前面衝突の際の衝突エネルギーを車室下部で適切に受け得るよう、サイドシル側に伸びる外側幅広部11aと第1クロスメンバ側に伸びる内側幅広部11bを設けている。このようにフロント側フレーム部11の中央を三方に伸びるように構成することで、前面衝突時のフロント側フレーム部11の衝突エネルギー吸収性能を向上させることができる。
前述の複数のトルクボックス4は、車両前方側から第1トルクボックス41、第2トルクボックス42及び第3トルクボックス43とから成り、それぞれ車幅方向に伸びてサイドシル2とメインサイドフレーム1を連結するように構成している。
これら複数のトルクボックス41〜43は、側面衝突の際、サイドシル2に入力される衝突エネルギーをメインサイドフレーム1に伝達することで、衝突エネルギーの吸収性能を向上している。
この複数のトルクボックスのうち、第2トルクボックス42と第3トルクボックス43との間には、前述の屈曲部材13を配設している。すなわち、トルクボックスの代わりとしてリア側フレーム部に設けられる屈曲部材13を配設している。このようにトルクボックスの代わりに屈曲部材を配設することで、別途トルクボックスを設定しなくても、衝突エネルギーの吸収性能が確保できる。
次に、このリア側フレーム部に設けた屈曲部材13の詳細構造について、図2〜図9を利用して詳述する。
図2は車体左側の屈曲部材近傍を車体上方から見た斜視図であり、図3はその屈曲部材近傍を車体下方から見た斜視図である。また、図4は、図2のA−A断面、図5はB−B断面、図6はC−C断面、図7はD−D断面、図8はE−E断面、図9はF−F断面をそれぞれ示す断面図である。
まず、前述のように、メインサイドフレームはフロント側フレーム部11とリア側フレーム部12とで構成しているが、各フレーム部11、12はそれぞれ逆ハット断面のメンバ部材で構成される。このうちリア側フレーム部12の前端には前述の屈曲部材13を接合している。
この屈曲部材13は、逆ハット断面のメンバ部材で構成されるが、後端は車体前後方向に開放し、前端はサイドシル2側(車幅方向)に開放するように形成し、リア側フレーム部12のフレーム断面をサイドシル2側に屈曲するように構成している。すなわち、屈曲部材13のアウタ側縦壁13bを略直角に屈曲させ、インナ側縦壁13cの前方を途中まで車体前後方向で傾斜するように屈曲させ、さらにその外方側(サイドシル側)を車幅方向に伸びるように屈曲させている。
そして、この屈曲部材13は、リア側フレーム部12に対してはフレーム部の外側面に接合されるともに、サイドシル2に対しては接合フランジ部13dを介して接合される。
また、屈曲部材13の内部には車幅方向に伸びるガゼット部材14を配設している。このガゼット部材14も逆ハット断面のメンバ部材として構成しているが、その上部接合フランジ14aは、前後ともに車体前方に折り曲げている。
そして、このガゼット部材14は、その前端及び後端に設けた接合フランジ14b、14cを介して、屈曲部材のインナ側縦壁13c及びサイドシル2に接合される。この屈曲部材のインナ側縦壁13cの外側には、フロント側フレーム部のインナ側縦壁11aが位置するため、ガゼット部材14は屈曲部材13の内部に配設されながらフロント側フレーム部11とサイドシル2を連結することとなる。すなわち、側面衝突の衝突エネルギーをメインサイドフレームに伝達する機能を有している。
なお、ガゼット部材14のサイドシル側の前側縦壁のフランジ部14dは、図6に示すようにサイドシル2に接合していないが、縦壁を折り曲げることによりガゼット部材14の前側縦壁の剛性を高める事ができるため、フランジ形状としている。
さらに、そのガゼット部材14の後方側のリア側フレーム部12内部には、リア側フレーム部12の剛性を高めるレインボックス部材15を配設している。このレインボックス部材15は上面を開放した箱型形状として構成し、リア側フレーム部の内部12bに接合することで、リア側フレーム部12の剛性を高めている。
また、その後方のキックアップ部位には、後面衝突の衝突エネルギーがキックアップ箇所に集中しないようにするため、リアフレーム部上面にレインプレート部材16を貼設し、リアフレーム部下面及びリアフレーム部底面にはアウタレイン部材17及びインナレイン部材18を貼設している。
そして、前記屈曲部材13の後方には、所定間隔を空けて前述の第3トルクボックス43を配設している。この第3トルクボックス43も逆ハット断面として構成され、リア側フレーム部12とサイドシル2の後端を連結し、側面衝突の衝突エネルギーをメインサイドフレームに伝達するように構成している。
また、その屈曲部材13及び第3トルクボックス43の側方には、前述のように車体前後方向に伸びるサイドシル2を配設している。このサイドシルはインナパネル21とアウタパネル22(図2、3では図示せず)とから成り、内部には、スライドドアのローラ等を案内するスライドレールボックス23を配置している。このスライドレールボックス23は、内側端23aをサイドシル2のインナパネル21に接合し、後端をインナパネル22から伸びる取付ブラケット24に接合している。
一方、前記屈曲部材13の前方には、前述のようにフロント側フレーム部11を配置し、フロント側フレーム部11の後端を屈曲部材のインナ側縦壁13cに接合することでメインサイドフレームを構成している。すなわち、フロント側フレーム部11は、そのインナ側縦壁11aを屈曲部材の後方のインナ側縦壁13cに接合し、アウタ側縦壁11bを屈曲部材の前方のインナ側縦壁13cに接合して車体前後方向に伸びるメインサイドフレームを構成している。
また、フロント側フレーム部11の底面には、屈曲部材の底面13eを受ける受面11bを形成し、屈曲部材の底面13eを接合している。なお、この受面11bはフロント部分の下部車体ユニットとリア部分の下部車体ユニットを組付ける際、リア部分の下部車体ユニットを仮預けする部位として機能する。
そして、フロント側フレーム部11、リア側フレーム部12の車体内方側には、前述のように車幅方向に伸びる第3クロスメンバ33、第4クロスメンバ34及び第5クロスメンバ35を配置し、各クロスメンバをフロント側フレーム部のインナ側縦壁11a及びリア側フレーム部のインナ側縦壁12aに接合している。
また、第4クロスメンバ34と第5クロスメンバ35との間には、前述のように車体前後方向に伸びる連結メンバ部材38を配置して、第4クロスメンバ34と第5クロスメンバ35を架橋するように連結している。
さらに、フロント側フレーム部11、第3クロスメンバ33、及びサイドシル2の前半部の上側には、フロントフロアパネル51が貼設され、車室フロアの前半部分を構成してる。なお、リア側フレーム部12、屈曲部材13、第4クロスメンバ34等の上側にも、図2で二点差線で図示するようにリアフロアパネル52が貼設され、車室フロアの後半部分を構成している。これら2枚のフロアパネルは、第3クロスメンバ33の後側の接合フランジ33a上で、リアフロアパネル52を上側にして重合接合されている。
また、屈曲部材13の車体後方側には、前述のようにリアサスペンションのトレーリングアーム7を支持する支持ブラケット6を配設している。この支持ブラケット6は、屈曲部材の底面13e、第3トルクボックスの底面43aに、それぞれ螺合固定され、屈曲部材13と第3トルクボックス43を架設している。すなわち、支持ブラケット6は前端を屈曲部材13、後端を第3トルクボックス43という2つの閉断面部分によって固定支持される。
この支持ブラケット6の詳細構造について、図10〜図12を利用して詳述する。図10は支持ブラケット6の全体斜視図、図11はその支持ブラケット6の一部を切欠いた側面図、図12はその支持ブラケット6を下方から見た平面図である。
支持ブラケット6は、その外周縁に形成される締結フランジ部61と、その内方で上方に突出して形成される突出隆起部62と、さらにその内方でトレーリングアーム7の円筒ブッシュ部71を内部に収納する突出収納部63とで構成している。
このうち、締結フランジ部61には、その前端に屈曲部材の底面13eに対して螺合固定するボルト64を挿通するボルト挿通穴65を2つ穿設し、その後端にも第3トルクボックスの底面43aに対して螺合固定するボルト66を挿通するボルト挿通穴67を2つ穿設している。このボルト挿通穴65,67を利用して、支持ブラケット6は、図11に示すように屈曲部材の底面13e、第3トルクボックスの底面43aに下方から締結用ボルト64,65により螺合固定される。
また、前記突出隆起部62は、屈曲部材の底面13eや第3トルクボックスの底面43aより上方に突出した矩形形状に形成している。このように矩形形状に形成することで、突出隆起部62を屈曲部材13と第3トルクボックス43との間の凹空間Sに嵌合することができ、こうして嵌合することにより、支持ブラケット6の締結位置が確実に固定される。
さらに、突出隆起部62の側部には、一部凹んだ凹部62aを形成し、この凹部62aにより円筒ブッシュ部71の固定用ボルト・ナットの逃げを構成している。
そして、前記突出収納部63は、さらに上方に突出した車幅方向に軸を有する円筒形状に形成し、その側面中央には円筒ブッシュ部71の枢着軸を挿通する枢着穴68を穿設している。このように突出収納部63を上方に突出させることで、トレーリングアーム7の車体側支持点を高い位置に設定できる。
次に、このようにトレーリングアーム7の車体側支持点を高い位置に設定した場合の利点について、図13のサスペンション挙動を示すモデル図を利用して詳述する。
図13において、トレーリングアーム7後端には、後輪Tが車軸Pで軸支され、この後輪Tは、トレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oを中心として、全体を図示しないサスペンション機構によって車体上下方向に揺動自在に懸架されている。その他、既に説明した構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図13で、実線で示した状態が後輪Tの通常の懸架状態(イニシャル状態)で、二点鎖線で示した状態が後輪T´の旋回時等で沈み込んだ懸架状態(バンプ状態)である。この図から分かるように、後輪T、T´の懸架状態はイニシャル状態Tとバンプ状態T´との間でトレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oを中心として変位する。
このとき、トレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oが車軸Pよりも高い位置に設定されているので、車軸Pの位置は車体前後方向でほとんど変位することなく、PからP´に変位する。
すなわち、後輪がイニシャル状態Tからバンプ状態T´に変化する過程(バンプストローク過程)に、トレーリングアーム7の押し込み側と引き込み側との変曲点が位置するよう設定すれば、車軸Pの車体前後方向の位置は変位しにくいが、本実施例のように、トレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oを車軸Pよりも高い位置に設定すれば、後輪Tのバンプストローク過程に変曲点が位置するため、車軸Pの車体前後方向の位置が変位しにくく設定できる。
仮に、トレーリングアーム前端の車体側軸支点Oを車軸Pよりも低い位置に設定した場合には、バンプストローク過程に変曲点が位置せず、トレーリングアームの引き込み側だけで後輪Tがストロークするため、車軸Pは、後輪バンプ時に車体前方側に大きく変位することになる。
このように車軸Pが車体前方側に大きく変位すると、サスペンション機構によって予め設定したサスペンションジオメトリやアライメントに狂いが生じ、サスペンション特性に悪影響を与えることになる。
よって、本実施例のようにトレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oを車軸Pよりも高い位置に設定することで、サスペンション特性に優れたリアサスペンションを構成することができる。
特に、本実施例のように低床フロアとされたミニバンタイプの車両であれば、低く設定されたフロア高により、必然的にトレーリングアーム7前端の車体側軸支点Oは低くなってしまうが、本サスペンション支持部構造を採用すれば、高い位置に車体側軸支点Oを設定できるため、優れたサスペンション特性を確保しつつも、フロアの低床化を図ることが可能となる。
次に、以上のように構成した本実施例の自動車のサスペンション支持部構造の作用及び効果について、詳述する。
このように本実施例のサスペンション支持部構造は、車両側部で車体前後方向に伸びるサイドシル2と、該サイドシルの内側で所定距離隔てて車体前後方向に伸びるメインサイドフレーム1と、該メインサイドフレームとサイドシルを車幅方向に伸びて連結するトルクボックス等41〜43、13とを備え、該トルクボックス等でサスペンションのトレーリングアーム7を支持する自動車のサスペンション支持部構造であって、前記トルクボックス等43,13を、車体前後方向に離間して少なくとも2つ配設し、該2つのトルクボックス等43,13を、前記トレーリングアーム7を支持する支持ブラケット6で架設したものである。
上記構成によれば、支持ブラケット6が車体前後方向に離間した2つのトルクボックス等43,13で支持されることになり、支持ブラケット6の支持剛性が車体前後方向で高められる。すなわち、トルクボックス等43,13の車幅方向に伸びる縦壁4つで、車体前後方向の荷重を支持することになるため、従来1つのトルクボックスで支持していたものより車体前後方向の支持剛性を高めることができる。
また、この実施例では、前記支持ブラケット6に、前記2つのトルクボックス等の間で該トルクボックス等の底面より上方に突出する突出収納部63を設け、該突出収納部63でトレーリングアーム7を支持したものである。
上記構成によれば、トレーリングアーム7をトルクボックスで支持するものであっても、その支持点を高い位置に設定できる。すなわち、トルクボックス1つで支持する場合、その底面より低い位置に支持点を設定するしかないが、トルクボックス2つで支持したことで、この2つの間の凹空間を有効利用して支持点を高い位置に設定できる。
このため、本実施例のように低床フロアの車両であっても車体側支持点を車軸よりも高くできるため、サスペンション特性を適切なものとすることができる。
また、この実施例では、前記2つのトルクボックス等のうち、一方のトルクボックス等を、前記メインサイドフレームのサイドシル側に屈曲させた屈曲部材13に設定したものである。
上記構成によれば、屈曲部材13が一方のトルクボックス等を構成するため、別途、トルクボックスを構成する部材を設ける必要がなく部品点数を削減できる。また、トレーリングアーム7からの車体前後方向の荷重を車体前後方向に伸びるメインサイドフレーム1で支持することになるため、確実にサスペンション支持剛性を向上できる。
また、この実施例では、屈曲部材13を、一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させたものである。
上記構成によれは、屈曲部材13によりメインサイドフレーム1が屈曲する場合であっても、一旦車体斜め前方に屈曲し、さらに車体外方側に屈曲するため、メインサイドフレーム1自体の剛性は徐々に変化し、サスペンション支持剛性が急激に変化してサスペンション支持に悪影響を与えるという恐れは少なくなる。
また、この実施例では、前記屈曲部材13の内部にガゼット部材14を設け、該ガゼット部材14を設けた位置で支持ブラケット6を締結したものである。
上記構成によれば、屈曲部材13で支持剛性が変化しても、確実にガゼット部材14で支持剛性を確保できるので、サスペンション支持剛性を確実に向上できる。
また、この実施例では、前記屈曲部材13を、インナ側縦壁13cを一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させる一方、アウタ側縦壁13bをそのまま車体外方側に屈曲させて構成したものである。
上記構成によれば、屈曲部材13の屈曲形態をインナ側縦壁13cとアウタ側縦壁13bとで変えることで、車体前後方向における屈曲部材13の断面積を通常のメインサイドフレーム1の断面積よりも大きく設定できる。このように断面積を広く設定することで、屈曲部材13におけるサスペンション支持剛性を向上することができる。
次に、他の支持ブラケットの実施例について、図14、図15を利用して詳述する。図14は支持ブラケット8の下方から見た平面図、図15は図14のG―G断面の断面図である。なお、既に説明した前述の実施例と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
この例では、車体内方側の締結フランジ部81をメインサイドフレーム(リア側フレーム部12)側に大きく延設して、その延設した締結フランジ部81にボルト挿通穴82を2つ穿設し、このボルト挿通穴82に締結用ボルト83を挿通することで、支持ブラケット8をメインサイドフレーム(リア側フレーム部12)にも固定するように構成したものである。
すなわち、支持ブラケット8を、第3トルクボックス43、屈曲部材13、メインサイドフレーム(リア側フレーム部12)の三部材に固定することで、前述の実施例に比較して、さらに支持剛性を高めたものである。
また、この支持ブラケットの締結フランジ部81は、図15に示すように締結用ボルト83によってフレーム内のレインボックス部材15にも固定され、支持ブラケット8の支持剛性を高めている。
次に、この実施例のサスペンション支持部構造の作用及び効果について、詳述する。
この実施例のサスペンション支持部構造では、前記支持ブラケット8を、前記メインサイドフレーム(リア側フレーム部12)に締結したものである。
上記構成によれば、支持ブラケット8を強固なメインサイドフレーム(リア側フレーム部12)に締結したため、より確実にサスペンションの支持剛性を向上できる。
また、この実施例では、前記支持ブラケット8の車体内方側でメインサイドフレーム(リア側フレーム部12)に締結したものである。
上記構成によれば、支持ブラケット8を車体内方側でメインサイドフレーム(リア側フレーム部12)に締結し、車体外方側、すなわちサイドシル2側では支持ブラケットを締結していないため、支持ブラケット8は側面衝突の際にサイドシル2の変位に影響を与える恐れがない。
よって、本実施例によれば、サスペンションの支持剛性を確実に向上しつつも、側面衝突の衝突性能に悪影響を生じさせることはないという効果を奏する。
以上、2つの実施例について詳述したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では、トレーリングアーム前端の車体側軸支点Oを高い位置に設定するため、支持ブラケットに上方に突出する突出収納部を設けたが、こうした突出収納部を設けていない支持ブラケットを採用しても、この発明に含まれる。
また、支持ブラケットを締結する前側の閉断面部についても、屈曲部材でははなくて、通常のトルクボックスであっても良い。
さらに、本実施例ではミニバンタイプの自動車のサスペンション支持部構造で説明したが、一般的なセダンタイプのサスペンション支持部構造であっても良い。
以上、この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車体フレームは、実施例のメインサイドフレーム1(リア側フレーム部12)に対応し、
以下同様に、
閉断面部は、トルクボックス41〜43及び屈曲部材13に対応し
突出部は、突出収納部63に対応し、
屈曲部は、屈曲部材13に対応し、
補強部材は、ガゼット部材14に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施例を含むものである。
本発明のサスペンション支持部構造を採用した自動車の下部車体構造の概略平面図。 屈曲部近傍を車体上方から見た斜視図。 屈曲部近傍を車体下方から見た斜視図。 図2のA−A断面を示す断面図。 図2のB−B断面を示す断面図。 図2のC−C断面を示す断面図。 図2のD−D断面を示す断面図。 図2のE−E断面を示す断面図。 図2のF−F断面を示す断面図。 支持ブラケットの全体斜視図。 支持ブラケットの側面図。 支持ブラケットの下方から見た平面図。 サスペンション挙動を示すモデル図。 他の支持ブラケットの下方から見た平面図。 図14のG―G断面を示す断面図。
符号の説明
1…メインサイドフレーム(車体フレーム)
13…屈曲部材(屈曲部)
14…ガゼット部材(補強部材)
2…サイドシル
43…第3トルクボックス(閉断面部)
6、8…支持ブラケット
63…突出収納部(突出部)
7…トレーリングアーム

Claims (8)

  1. 車両側部で車体前後方向に伸びるサイドシルと、該サイドシルの内側で所定距離隔てて車体前後方向に伸びる車体フレームと、該車体フレームとサイドシルを車幅方向に伸びて連結する閉断面部とを備え、該閉断面部でサスペンションのトレーリングアームを支持する自動車のサスペンション支持部構造であって、
    前記閉断面部を、車体前後方向に離間して少なくとも2つ配設し、
    該2つの閉断面部を、前記トレーリングアームを支持する支持ブラケットで架設した
    自動車のサスペンション支持部構造。
  2. 前記支持ブラケットに、前記2つの閉断面部間で該閉断面部の底面より上方に突出する突出部を設け、
    該突出部でトレーリングアームを支持した
    請求項1記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  3. 前記支持ブラケットを、前記車体フレームに締結した
    請求項1または記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  4. 前記支持ブラケットの車体内方側で、車体フレームに締結した
    請求項3記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  5. 前記2つの閉断面部のうち、一方の閉断面部を、前記車体フレームのサイドシル側に屈曲させた屈曲部に設定した
    請求項1記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  6. 前記屈曲部を設けた車体フレームは、メインサイドフレームであり、
    該屈曲部は、一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させた
    請求項5記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  7. 前記屈曲部の内部に補強部材を設け、該補強部材を設けた位置で支持ブラケットを締結した
    請求項5または記載の自動車のサスペンション支持部構造。
  8. 前記屈曲部は、車体内方側の縦壁を一旦車体前後方向に傾斜して屈曲させ、さらに車体外方側に屈曲させる一方、車体外方側の縦壁をそのまま車体外方側に屈曲させて構成した
    請求項5記載の自動車のサスペンション支持部構造。
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