JP4348212B2 - Sn−Zn系はんだ合金 - Google Patents

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Description

本発明は、接合信頼性に優れたSn−Zn系はんだ合金に関する。
従来から、はんだ合金としてはSn−Pb系合金が使用されてきた。しかし、近年は、人体や環境への配慮から、Pbを含まないPbフリーはんだ合金の開発が進められている。このPbフリーはんだ合金としては、例えばSn−Ag系はんだ合金、Sn−In系はんだ合金、Sn−Ag−Cu系はんだ合金などが提案されている。しかしながら、これらのはんだ合金は、融点が高いため、はんだ付け時の加熱温度を高温にする必要があり、電子部品の耐熱性の許容範囲を超えてしまう場合がある。
これに対してSn−Zn系はんだ合金は、Znが融点を下げる作用を有するため、はんだ付け時の加熱温度を低下させることができ、上記問題を解決する手段となる可能性を有している。例えば、以下の特許文献1〜6には、種々のSn−Zn系はんだ合金が提案されている。
特許文献1には、Znを3〜12重量%含有し、添加成分としてSb、In、Au、AgおよびCuから選ばれる少なくとも1種を3重量%以下含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されている。このはんだ合金によれば、上記添加成分を含有することではんだ付け時の濡れ性を改善できるとされている。
特許文献2には、Znを7〜10重量%含有し、Ag0.1〜3.5重量%および/またはCu0.1〜3重量%を含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されており、特許文献3には、Znを7〜10重量%含有し、Ni0.01〜1重量%、並びにAg0.1〜3.5重量%および/またはCu0.1〜3重量%を含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されている。これらのはんだ合金によれば、上記添加成分を含有することで引張強度が向上するとされている。
特許文献4には、Znを7〜9重量%含有し、Cuを0.1〜0.5重量%含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されている。このはんだ合金によれば、上記添加成分を含有することで機械的強度が向上するとされている。
特許文献5には、Cu、Al、Ni等の添加成分を0.5重量%以下の割合で含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されている。このはんだ合金によれば、上記添加成分を含有することで、機械特性の変化を抑制できるとされている。
特許文献6には、Sn92〜96重量%、Zn1〜5重量%、Cu1〜3重量%、Sb0.5〜2重量%含有するSn−Zn系はんだ合金が開示されている。このはんだ合金によれば、高い接合強度を得ることができるとされている。
ところで、Sn−Zn系はんだ合金を用いてCu母材上にはんだ付けを行うと、通常、Cu母材とはんだ合金との界面付近に、厚くて脆いCu−Zn金属間化合物の層が形成されるという問題がある。しかも、特許文献1〜6に記載のように機械的強度や濡れ性を改善するためにCu等を添加したはんだ合金を用いてCu母材上にはんだ付けを行うと、前記界面付近における金属間化合物層は、はんだ合金中へのCuの添加によって、より厚くなる傾向にあった。このような金属間化合物層が形成されると、Cu母材とはんだ合金との接合強度が低下し、接合信頼性が低下する。そして、この金属間化合物層は、はんだ付け後においても経時的にさらに成長するため、この成長に伴ってCu母材とはんだ合金との接合信頼性が一段と低下してしまう。
特開平8−243782号公報 特開平9−94687号公報 特開平9−94688号公報 特開平9−155587号公報 特開2000−15478号公報 特開2001−259885号公報
本発明の課題は、はんだ付け時における金属間化合物の生成を抑制し、しかもはんだ付け後における金属間化合物の成長をも抑制することができるSn−Zn系はんだ合金を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、Sn−Zn系はんだ合金に添加成分としてCuやNiを含有させる場合、特許文献1〜6に記載のような少ない含有量範囲では、添加成分としてCuやNiを含有させない場合と比較して、前記したようにCu母材とはんだ合金との界面付近に金属間化合物がかえって生成しやすくなる傾向にある一方で、CuやNiの含有量をさらに増量していくと、驚くべきことに、ある含有量以上では、はんだ付け時に前記界面付近における金属間化合物の生成が著しく抑制され、しかもはんだ付け後においても金属間化合物の成長が著しく抑制されるという新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のSn−Zn系はんだ合金は、以下の構成からなる。
(1) Znが3〜12質量%、Niが1.5〜7質量%、Alが0.0081〜0.025質量%、残部がSnおよび不可避的不純物からなることを特徴とするSn−Zn系はんだ合金。 (2) Znが3〜12質量%、CuおよびNiの両方が合計で1.0〜7質量%、Alが0.0081〜0.025質量%、残部がSnおよび不可避的不純物からなることを特徴とするSn−Zn系はんだ合金。
(3) 前記(1)に記載のSn−Zn系はんだ合金を用いて、Cu母材上にはんだ付けを行うことを特徴とするはんだ付け方法。
(4) 前記(2)に記載のSn−Zn系はんだ合金を用いて、Cu母材上にはんだ付けを行うことを特徴とするはんだ付け方法。
本発明のSn−Zn系はんだ合金によれば、上記濃度範囲でCuおよび/またはNiを含有させると、はんだ付け時に母材とはんだ合金との界面付近における金属間化合物の生成を抑制することができ、しかもはんだ付け後においても金属間化合物の成長を抑制できる。これにより、母材とはんだ合金との間の接合強度が低下するのを防止し、はんだ接合部の接合信頼性を向上させることができる。
本発明のはんだ合金によれば、上記した濃度範囲でAlを含有しているので、はんだ合金中にZnの酸化物が形成されるのを抑制して、はんだ合金と母材との濡れ性を向上させることができるとともに、はんだ合金の強度を向上させることができる。
以下、本発明のSn−Zn系はんだ合金について詳細に説明する。本発明のSn−Zn系はんだ合金は、添加成分として所定量のCuおよび/またはNiを含有するものである。
添加成分としてCuを含有する場合、その含有量は、3.1〜7質量%、好ましくは3.1〜4.0質量%、より好ましくは3.1〜3.5質量%であるのがよい。添加成分としてNiを含有する場合は、その含有量は、1.5〜7質量%、好ましくは2.5〜3.5質量%、より好ましくは3.1〜3.5質量%であるのがよい。また、添加成分としてCuとNiの両方を含有する場合、CuとNiの合計含有量は、1.0〜7質量%、好ましくは1.0〜5質量%、より好ましくは3.1〜3.5質量%であるのがよい。
Cuおよび/またはNiの含有量が上記範囲にあることで、はんだ付け時には、はんだ合金中のCuおよび/またはNiが、はんだ合金中に存在するZnと金属間化合物を形成してはんだ合金中の一部のZnを捕捉するので、はんだ付け時にZnがCu母材との界面付近に移行して金属間化合物層を形成するのが抑制される。しかも、本発明のはんだ合金は、はんだ付け後において、はんだ合金中に残存するZnと反応してはんだ合金中において金属間化合物を形成し、前記界面付近におけるCu母材との反応を抑制するのに十分な量のCuおよび/またはNiを含有している。これにより、はんだ付け時だけでなく、はんだ付け後においても、Cu母材とZnとの界面付近に金属間化合物層が生成し成長するのを抑制することができる。
一方、Cuの含有量が3.1質量%未満、またはNiの含有量が1.5質量%未満になると、はんだ付け時にCu母材とはんだ合金との界面付近における金属間化合物の生成を抑制する効果、およびはんだ付け後に金属間化合物の成長を抑制する効果が十分に得られないおそれがある。なお、添加成分としてCuとNiの両方を含有する場合は2種の金属が相乗的に作用するため、添加量の下限値は1.0質量%程度まで引き下げることができる。また、上記含有量が7質量%を越えると、はんだ合金の融点上昇が著しく、濡れ性が悪くなり,またはんだ強度も介在物の存在のため低下する。なお、融点は示差走査熱量計(DSC)により測定できる。
Znの含有量は、3〜12質量%、好ましくは8〜10質量%であるのがよい。残部はSnおよび不可避不純物からなる。Znの含有量が上記範囲内にあることにより、はんだ合金粉末の融点を下げるとともに、良好な濡れ性を維持することができる。はんだ合金の融点は、上記組成範囲とすることにより、198〜220℃程度とすることができる。また、はんだ合金には、Alを0.0081〜0.025質量%、好ましくは0.0081〜0.02質量%含有させてもよい。
さらに、本発明のはんだ合金には、上記各成分の他、必要に応じてBi、In、Sb、Mg、Ag、Auなどを含有させることもできる。これにより、はんだ付け時およびはんだ付け後におけるはんだ合金の融点をさらに低下させることができる。
本発明のはんだ合金の具体的な組成を以下に例示する。なお、これらのはんだ合金には不可避的不純物が含まれることがある。
組成例1:Zn8.6%−Ni2.6%−Al0.02%−Sn残部
組成例2:Zn8.6%−Cu3.3%−Al0.02%−Sn残部
組成例3:Zn8.6%−Ni1.5%−Cu1.7%−Al0.02%−Sn残部
以下、試験例を挙げて本発明のはんだ合金についてさらに詳細に説明する。
[試験例1]
<Cuを含有するSn−Zn系はんだ合金>
表1に示す組成を有する試料No.1〜5のはんだ合金をCu母材にはんだ付けし、はんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近をエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)が付属した走査型電子顕微鏡(SEM)により分析し、界面付近における各成分の分布状況を調べた。また、これらの試料を120℃の雰囲気中で100時間熱処理した後、上記と同様にしてCu母材とはんだ合金との界面付近における各成分の分布状況を調べた。各成分の分布状況を図1〜5の写真に示し、Cu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、Cu含有量との関係を図6のグラフに示す。なお、各図における(a),(f)は、SEMにより撮影した界面付近の断面写真であり、(b),(g)は、この領域のSnの分布を示し、(c),(h)は、Znの分布を示し、(d),(i)は、Cuの分布を示す。図中の矢印は界面の位置を示している。
Figure 0004348212
図1〜3の写真および図6のグラフに示すように、Cuの含有量が少ない試料No.2,3では、Cuを含有していない試料No.1と比較して、はんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に多くの金属間化合物が生成していることがわかる。しかも、試料No.2,3の金属間化合物は、熱処理後に著しく増加している。一方、図4の写真および図6のグラフに示すように、Cuの含有量を増量した試料No.4では、はんだ付け直後における金属間化合物の生成が若干抑制され、熱処理後にも金属間化合物の成長が抑制されている。さらに、図5の写真および図6のグラフに示すように、Cuの含有量を2.79質量%まで増量した試料No.5では、はんだ付け直後には金属間化合物がほとんど確認されず、熱処理後においては金属間化合物の成長が抑制されている。金属間化合物層の厚みとCu含有量との関係を示す図6のグラフから推測すると、Cuの含有量は3.1質量%以上とするのが好ましい。
[試験例2]
<Niを含有するSn−Zn系はんだ合金>
表2に示す組成を有する試料No.6〜10のはんだ合金をCu母材にはんだ付けし、試験例1と同様にしてはんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近を分析し、界面付近における各成分の分布状況を調べた。また、これらの試料を試験例1と同様にして120℃の雰囲気中で100時間熱処理した後、界面付近における各成分の分布状況を調べた。各成分の分布状況を図7〜10の写真に示し、Cu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、Ni含有量との関係を図11のグラフに示す。なお、各図における(a),(f)は、SEMにより撮影した界面付近の断面写真であり、(b),(g)は、この領域のSnの分布を示し、(c),(h)は、Znの分布を示し、(d),(i)は、Cuの分布を示し、(e),(j)は、Niの分布を示す。図中の矢印は界面の位置を示している。
Figure 0004348212
図7,8の写真および図11のグラフに示すように、Niの含有量が少ない試料No.7,8では、Niを含有していない試料No.6と比較して、はんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に多くの金属間化合物が生成していることがわかる。しかも、試料No.7,8の金属間化合物は、熱処理後に著しく増加している。一方、図9の写真および図11のグラフに示すように、Niの含有量を増量した試料No.9では、はんだ付け直後における金属間化合物の生成が抑制され、熱処理後にも金属間化合物の成長が抑制されている。さらに、図10の写真および図11のグラフに示すように、Niの含有量を2.58質量%まで増量した試料No.10では、はんだ付け直後には金属間化合物がほとんど確認されず、熱処理後においては金属間化合物の成長が抑制されている。
[試験例3]
<CuとNiを含有するSn−Zn系はんだ合金>
表3に示す組成を有する試料No.11〜15のはんだ合金をCu母材にはんだ付けし、試験例1と同様にしてはんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近を分析し、界面付近における各成分の分布状況を調べた。また、これらの試料を試験例1と同様にして120℃の雰囲気中で100時間熱処理した後、界面付近における各成分の分布状況を調べた。各成分の分布状況を図12〜15の写真に示し、Cu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、CuとNiの合計含有量との関係を図16のグラフに示す。なお、各図における(a),(f)は、SEMにより撮影した界面付近の断面写真であり、(b),(g)は、この領域のSnの分布を示し、(c),(h)は、Znの分布を示し、(d),(i)は、Cuの分布を示し、(e),(j)は、Niの分布を示す。図中の矢印は界面の位置を示している。
Figure 0004348212
図12,13の写真および図16のグラフに示すように、CuとNiの合計含有量が少ない試料No.12,13では、Niを含有していない試料No.11と比較して、はんだ付け直後におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に多くの金属間化合物が生成していることがわかる。しかも、試料No.12の金属間化合物は、熱処理後に著しく増加している。一方、図14の写真および図16のグラフに示すように、CuとNiの合計含有量を1.09質量%まで増量した試料No.14では、はんだ付け直後および熱処理後の金属間化合物の生成量が抑制される傾向にある。さらに、図15の写真および図16のグラフに示すように、CuとNiの合計含有量を3.21質量%まで増量した試料No.15では、はんだ付け直後には金属間化合物がほとんど確認されず、熱処理後においても金属間化合物が成長していない。
(a)〜(d),(f)〜(i)は、試験例1においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(d),(f)〜(i)は、試験例1においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(d),(f)〜(i)は、試験例1においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(d),(f)〜(i)は、試験例1においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(d),(f)〜(i)は、試験例1においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 試験例1におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、Cu含有量との関係を示すグラフである。 (a)〜(j)は、試験例2においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例2においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例2においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例2においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 試験例2におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、Ni含有量との関係を示すグラフである。 (a)〜(j)は、試験例3においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例3においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例3においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 (a)〜(j)は、試験例3においてEDXが付属したSEMによりはんだ合金とCu母材との界面付近を分析した結果を示す断面写真である。 試験例3におけるCu母材とはんだ合金との界面付近に形成されたCu−Zn金属間化合物層の厚さと、CuとNiの合計含有量との関係を示すグラフである。

Claims (4)

  1. Znが3〜12質量%、Niが1.5〜7質量%、Alが0.0081〜0.025質量%、残部がSnおよび不可避的不純物からなることを特徴とするSn−Zn系はんだ合金。
  2. Znが3〜12質量%、CuおよびNiの両方が合計で1.0〜7質量%、Alが0.0081〜0.025質量%、残部がSnおよび不可避的不純物からなることを特徴とするSn−Zn系はんだ合金。
  3. 請求項1に記載のSn−Zn系はんだ合金を用いて、Cu母材上にはんだ付けを行うことを特徴とするはんだ付け方法。
  4. 請求項2に記載のSn−Zn系はんだ合金を用いて、Cu母材上にはんだ付けを行うことを特徴とするはんだ付け方法。
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