JPH11129091A - 半田合金 - Google Patents

半田合金

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JPH11129091A
JPH11129091A JP31269797A JP31269797A JPH11129091A JP H11129091 A JPH11129091 A JP H11129091A JP 31269797 A JP31269797 A JP 31269797A JP 31269797 A JP31269797 A JP 31269797A JP H11129091 A JPH11129091 A JP H11129091A
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solder alloy
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solder
phase
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JP31269797A
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Tomoo Tanaka
智雄 田中
Masaya Ito
正也 伊藤
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Pbの含有量を1原子%以下に留めつつ半田
付け性に優れ、また機械的性質も良好な半田合金を提供
する。 【解決手段】 半田合金の組成を、Snを主体に構成さ
れて、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.05〜
20原子%、Alを0.01〜10原子%含有し、かつ
Pbの含有量が1原子%未満とする。これにより、溶融
開始温度を220〜350℃程度での半田付けに好適な
ものに設定でき、またCu系金属層等、電子機器の被接
合部材に対するハンダ付け性に優れたものとなる。ま
た、従来の無鉛半田と比較して機械的特性、特に引張強
度に優れるので、耐振動性や耐熱サイクル疲労性も良好
であり、既存のPb−Sn系半田合金に十分代替できる
性能を有する。その理由は、AlとCuとを主体とする
Al−Cu系相が、マトリックス中に3〜20μm程度
の微細粒となって分散しているためであると考えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半田合金に関し、特
にPbの含有量が1原子%以下とされた半田合金に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品等の接合用に使用される
半田合金は、Sn−Pb系合金が広く使用されている。
例えば集積回路チップを集積回路基板に実装する場合に
は、集積回路チップ及び集積回路基板の接合面に、複数
の半田バンプを格子状又は千鳥状に形成し、これに集積
回路チップを重ね合わせて所定の接合温度に加熱するこ
とにより半田バンプを介して両者を接合する、いわゆる
フリップチップと呼ばれる方式が知られている。また、
集積回路チップを搭載した集積回路基板とプリント基板
(マザーボード等)との接合においては、集積回路基板
の他方の接合面(集積回路チップを搭載した接合面とは
反対側の接合面)に接合用のCu等のボールを半田接合
により格子状に配置してバンプを形成し、これにプリン
ト基板を重ね合わせて同様に加熱することにより接合す
る方式も知られており、このような基板はボールグリッ
ドアレイ(BGA)基板と呼ばれる。これらの基板接合
に使用される半田の材質として、例えば共晶組成(Sn
−38.1重量%Pb:溶融開始温度は約183℃)又
はそれに近い組成の半田が使用されている。
【0003】ところが、近年は環境保護に対する関心が
地球規模のレベルで高まっており、汚染に対する配慮が
必要なPbに対しては、工業的な使用をなるべく抑制す
る動きが出ている。そして、上記半田合金もその例外で
ははく、Pbを使用しないいわゆる無鉛半田を開発する
試みも行なわれている。この場合、それら無鉛半田はP
b−Snの代替となるべきものであり、電気的特性を始
め、半田付け性(被接合体表面とのぬれ性)あるいは機
械的強度において、極端に劣るものであってはならな
い。無鉛半田合金の具体例としては、例えばSn−Ag
系半田(例えばSn−4.5重量%Agの共晶組成のも
の)が知られている。また、米国特許3,087,81
3号公報には、1.5〜3重量%のAg、72〜94重
量%のSn、1〜3重量%のCu、6〜9重量%のA
l、0.1〜0.3重量%のIn、3〜5重量%のCd
を含有するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無鉛半田は、一般に機械的特性、特に引張強度に劣るこ
とが知られている。このような引張強度に劣る半田を、
例えば自動車用の電装部品や電子機器に用いた場合、自
動車の振動による疲労の影響を受けやすい欠点がある。
また、近年の高速化・小型化の傾向を受けて部品が高密
度化した電子機器においては、部品に対する熱サイクル
疲労の影響も受けやすい。いずれにしろ、これらの欠点
は、半田付け部の破損や接触不良につながりやすい問題
がある。
【0005】本発明の課題は、Pbの含有量を1原子%
以下に留めつつ半田付け性に優れ、また機械的性質も良
好な半田合金を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の請求項1の半田合金は、Snを主体に構成
されて、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.05
〜20原子%、Alを0.01〜10原子%含有し、か
つPbの含有量が1原子%未満とされたことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2以下に記載した本発明の半
田合金の構成は下記の通りである。 (請求項2)請求項1で、Agを0.05〜15原子
%、Cuを0.05〜16原子%、Alを0.01〜8
原子%含有する。 (請求項3)請求項1で、Agを0.05〜15原子
%、Cuを0.05〜12原子%、Alを0.01〜6
原子%含有する。 (請求項4)請求項1〜3で、合金組織中にAlとCu
とを主体とする相(以下、Al−Cu系相という)が分
散形成されている。 (請求項5)請求項1〜4で、合金中のAl含有量をN
Al(単位:原子%)、同じくCu含有量をNcu(単位:
原子%)として、NAl/Ncuが0.3〜0.6の範囲で
調整されている。 (請求項6)請求項4又は5で、合金組織中において、
Al−Cu系相を除いた残余の相(以下、マトリックス
相という)が、Snを主体とし、Agを0.05〜15
原子%、Cuを0.03〜19.9原子%含有するもの
である。 (請求項7)請求項6で、マトリックス相が、Snを主
体とし、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.03
〜15.9原子%含有するものである。 (請求項8)請求項6で、マトリックス相が、Snを主
体とし、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.03
〜11.9原子%含有するものである。 (請求項9)請求項4〜8で、Al−Cu系相中のAl
成分の含有量QAl(単位:原子%)とCu成分の含有量
QCu(単位:原子%)との比QAl/QCuが0.4〜1.
2である。 (請求項10)請求項4〜8で、Al−Cu系相中のA
l成分の含有量QAl(単位:原子%)とCu成分の含有
量QCu(単位:原子%)との比QAl/QCuが0.4〜
0.7である。 (請求項11)請求項1〜10で、Bi、In、Sb、
Znから選ばれる1種又は2種以上を合計で0.5〜1
0原子%含有する。
【0008】上記本発明の半田合金は、例えば自動車用
電装部品や電子機器等におけるパッケージ、あるいはI
C、LSI等の回路チップの半田接合に好適に使用で
き、例えばワイヤボンディング、TAB法、フリップチ
ップ法、PGA(Pin Grid Array)、パッケージの多端
子・狭ピッチ化を満足させるためのQFP(Quad Flald
Package)やBGA(Ball Grid Array)等における半田
接合に使用することができる。
【0009】
【発明の作用及び効果】本発明の半田合金は、その請求
項1に記載した組成を有することで、その溶融開始温度
を220〜350℃程度での半田付けに好適なものに設
定でき、Cu系金属層等、電子機器の被接合部材に対す
るハンダ付け性に優れる。また、該半田合金は、Pbの
含有量が1原子%以下に留められているので環境保護上
の要求も満足する。さらに、従来の無鉛半田と比較して
機械的特性、特に引張強度に優れるので、耐振動性や耐
熱サイクル疲労性も良好であり、既存のPb−Sn系半
田合金と比較しても同等又はそれ以上の性能を有する。
なお、本発明の半田合金は、その目的からも明らかなよ
うにPbはなるべく含まれていないことが望ましいが、
不可避不純物に由来するPbについては、1原子%程度
までであれば含有されていてもよい。
【0010】本発明の半田合金が優れた機械的特性を示
す要因は次のように推察される。本発明者らが、SEM
(走査型電子顕微鏡)、EPMA(電子プローブ微小分
析)、EDS(エネルギー分散型X線分光)及びWDS
(波長分散型X線分光)等を用いて、本発明の半田合金
試料の分析を行なった結果、AlとCuとを主体とする
Al−Cu系相が、マトリックス中に3〜20μm程度
の微細粒となって分散していることがわかった。この相
はAl−Cu系の金属間化合物(例えば、CuAl、A
2Cu、AlCu4、Al2Cu3、Al4Cu9、AlC
3等の化学量論化合物、あるいはAl3.89Cu6.11
の非化学量論化合物)を形成していると思われ、本発明
の対象となる半田付け温度(例えば180〜350℃程
度)においては非常に安定であり、マトリックス相中に
分散することでこれを強化してその引張強度を向上させ
るものと考えられる。なお、上記Al−Cu系相は単一
相により構成されていても、組成の異なる複数相が混在
したものとなっていてもいずれでもよい。また、該Al
−Cu系相は、AlとCuとの該相中における合計含有
量が50重量%以上であればよく、Al及びCu以外の
他成分が含有されているものであってもよい。
【0011】本発明の半田合金において、Agの含有量
が0.05原子%未満になると半田のぬれ性が低下し、
半田付け性が不十分となる。一方、Agの含有量が15
原子%を超えると合金の例えば液相線温度が高くなり過
ぎて、半田付けには不適なものとなる。それ故、Agの
含有量は0.05〜15原子%の範囲で設定するのがよ
く、望ましくは0.05〜10原子%の範囲で調整する
のがよい。
【0012】Cuの含有量が0.05原子%未満になる
と、半田合金の機械的性質、特に引張強度が不十分とな
る。これは、引張強度向上の役割を担うCu−Al系相
が十分に形成されなくなるためであると考えられる。一
方、Cuの含有量が20原子%を超えると、合金の例え
ば液相線温度が高くなり過ぎて半田付けには不適なもの
となる。それ故、Cuの含有量は0.05〜20原子%
の範囲で設定するのがよく、望ましくは0.05〜12
原子%の範囲で調整するのがよい。
【0013】また、Alの含有量が0.01原子%未満
になると、半田合金の機械的性質、特に引張強度が不十
分となる。これは、引張強度向上の役割を担うCu−A
l系相が十分に形成されなくなるためであると考えられ
る。一方、Alの含有量が10原子%を超えると、例え
ばCuの含有量が比較的少ない場合は、半田のぬれ性が
低下して半田付け強度が不十分となる。これは、Alが
過剰となって、Al単体金属ないしそれに近いAlリッ
チな相の生成量が増大し、それによって半田ぬれを阻害
するAl系酸化物が増加するためであると考えられる。
一方、Cuの含有量が比較的多い場合は、硬度の大きい
Cu−Al系相の生成量が過剰となり、半田合金の延性
が不足して、耐振動性や耐熱サイクル疲労性等が却って
損なわれることにつながる。それ故、Alの含有量は
0.01〜10原子%の範囲で設定するのがよく、望ま
しくは0.01〜6原子%の範囲で調整するのがよい。
【0014】より具体的には、合金中のAl含有量をN
Al(単位:原子%)、同じくCu含有量をNcu(単位:
原子%)とした場合、NAl/Ncuは0.3〜0.6の範
囲で調整するのがよい。NAl/Ncuが0.3未満になる
と、Cu−Al系相の形成が不十分となって、半田合金
の引張強度が不十分となる場合がある。一方、NAl/N
cuが0.6を超えると、Alが過剰となって半田付け強
度が損なわれる場合がある。なお、NAl/Ncuは、望ま
しくは0.4〜0.5の範囲で調整するのがよい。
【0015】また、本発明の半田合金においては、合金
中のAl−Cu系相の形成量が1.0〜40体積%であ
ることが望ましい。該形成量が1.0体積%未満になる
と、半田合金の引張強度が不十分となる場合がある。一
方、該形成量が40体積%を超えると、硬度の大きいC
u−Al系相の生成量が過剰となり、半田合金の延性が
不足して、耐振動性や耐熱サイクル疲労性が却って損な
われることにつながる。なお、上記Al−Cu系相の形
成量は、より望ましくは5〜30体積%であるのがよ
い。
【0016】また、本発明の半田合金は、その引張強度
は4.0kg/mm2以上であることが望ましい。引張
強度が4.0kg/mm2未満であると、例えば自動車
用電装部品や電子機器等におけるパッケージ、あるいは
IC、LSI等の回路チップの半田接合処理に使用する
場合に、十分な耐振動性や耐熱サイクル疲労性を確保で
きない場合がある。なお、引張強度は、望ましくは5.
0kg/mm2以上であるのがよい。なお、半田合金の
引張強度は、例えばJIS:Z2201に規定された方
法により測定することができる。
【0017】なお、前述の米国公報にも、Sn、Ag、
Cu及びAlを主体とする半田合金が開示されている。
しかしながら、この合金はAl等の軽金属部材の接合用
であり、そのAl含有量は6〜9重量%(原子比率に換
算すれば20〜30原子%程度)の高濃度であるばかり
でなく、Cuの含有量(1〜3重量%:原子比率に換算
すれば1.5〜4.5原子%程度)の数倍高い値に設定
されている。このようなAlリッチな合金は、Cuメッ
キ層などに対してはぬれ性が悪く、本願発明において目
的とする電子部品等の半田付けに不向きであることはい
うまでもない。
【0018】上記本発明の半田合金において、合金組成
を、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.05〜1
6原子%、Alを0.01〜8原子%含有するものとす
ることで、その半田付け可能温度を220〜300℃に
設定できる。また、Agを0.05〜15原子%、Cu
を0.05〜12原子%、Alを0.01〜6原子%含
有するものとするこで、その半田付け可能温度を220
〜250℃に設定できる。
【0019】次に、合金組織中において、Al−Cu系
相を除いた残余の相(マトリックス相)の組成を、Sn
を主体とし、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.
03〜19.9原子%含有するものとすることで、その
液相線温度を220〜350℃に設定でき、しかも半田
付け強度を一層高めることが可能となる。この場合、該
マトリックス相中のAgの含有量が0.05原子%未満
になるか、あるいはCuの含有量が0.03原子%未満
になると、半田ぬれ性の不足により半田付け強度が十分
に得られない場合がある。一方、Agの含有量が15原
子%を超えるか、あるいはCuの含有量が19.9原子
%を超えると、液相線温度が高くなり過ぎて半田付けと
しての用途が限られてしまう場合がある。なお、マトリ
ックス相は、単一相により構成されていても、組成の異
なる複数相が混在したものとなっていてもいずれでもよ
い。
【0020】この場合、マトリックス相の組成を、Sn
を主体とし、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.
03〜15.9原子%含有するものとすることで、その
液相線温度を220〜300℃に設定できる。また、マ
トリックス相の組成を、Snを主体とし、Agを0.0
5〜15原子%、Cuを0.03〜11.9原子%含有
するものとすることで、その液相線温度を220〜25
0℃程度に設定できる。
【0021】また、本発明者らは、上記本発明の半田合
金においては、その組成に応じて、形成されるAl−C
u系相のAl成分の含有量QAl(単位:原子%)とCu
成分の含有量QCu(単位:原子%)との比QAl/QCuが
変化し、そのQAl/QCuの値と合金の半田付け性との間
に相関があることを見い出した。そして、該QAl/QCu
を0.4〜1.2に設定することにより、半田合金のぬ
れ性が一層良好となり、より優れた半田付け強度を達成
することができるようになる。なお、本発明の半田合金
においては、Al−Cu系相は、単一相となるよりも、
むしろ組成の異なる複数相が混在したものとなることの
方が多い。この場合、QAl/QCuの値は、それら複数相
について平均化された値を意味する。なお、QAl/QCu
の値は、より望ましくは0.4〜0.7とするのがよ
い。また、Cu−Al系相中のCuとAlとの合計含有
量は90重量%以上とするのがよい。該CuとAlとの
合計含有量が90重量%未満になると、AgないしSn
の相対含有量が過剰となり、準安定な多元化合物が形成
される等の理由により、合金の熱的安定性が損なわれる
場合がある。
【0022】また、上記本発明の半田合金にBi、I
n、Sb、Znから選ばれる1種又は2種以上を合計で
0.5〜10原子%含有させることにより、その液相線
温度を、より低温(例えば最低で180℃程度)での半
田付けに好適なものに設定できる。これにより、例えば
従来の共晶半田と同様の接合処理温度が採用できるよう
になり、例えば自動車用電装部品や電子機器等における
パッケージ、あるいはIC、LSI等の回路チップの半
田接合処理において、既存のリフロー設備及び温度条件
等をそのまま流用できる利点が生ずる。なお、Bi、I
n、Sb、Znの合計含有量が10原子%を超えると、
半田合金の延性が不足して、耐振動性や耐熱サイクル疲
労性が却って損なわれることにつながる。また、含有量
が0.5原子%未満では、これら成分の添加による液相
線温度低下の効果がほとんど期待できなくなる。なお、
Bi、In、Sb、Znの合計含有量は、望ましくは
0.5〜5原子%の範囲で調整するのがよい。
【0023】
【実施例】
(実施例1)Sn、Ag、Cu及びAlを各種組成とな
るように配合し、アーク溶解炉にて溶解することにより
各種合金を作製した。次に、各合金は、再度アルミナる
つぼ内にて電気炉を用いて大気中溶解した後、所定の鋳
型に鋳込んで鋳塊を作り、切削加工により、JIS:Z
2201の4号として規定された寸法の引張試験片に加
工した。これら試験片を用いて、JIS:Z2201に
規定された方法により引張試験を行ない、その応力−歪
曲線から引張強さと延びとの各値を求めた。また、試験
終了後の試験片を用いて合金組成を蛍光X線分析(WD
S(波長分散型X線分光)による)により同定し、ま
た、示差熱分析により測定した固相線温度をTS、液相
線温度をTLとして、0.5×(TS+TL)を各合金の
半田付け可能温度として測定した。さらに、各合金のC
u板に対するぬれ性試験を下記の方法により行なった。
すなわち、Cu板上にフラックスを塗布し、ここに各合
金試料と、参照試料としてのSn−Pb共晶半田合金試
料とを同体積ずつ載置して大気中でホットプレートによ
り加熱して溶融させ、参照試料のぬれ広がり面積の95
%以上となったものをぬれ性が特に良好(◎)、80〜
95%のものをぬれ性が良好(○)、80%未満のもの
をぬれ性不良(△)として判定した。以上の結果を表1
及び表2に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】すなわち、本発明の範囲に属する合金は、
ぬれ性が、既存のSn−Pb系半田(試料21)及びS
n−Ag系半田(試料15)と比べて同等程度であり、
引張強度はそれらよりも良好であることがわかる。ま
た、本発明の範囲に属さない合金のうち、Agの含有量
が0.05原子%未満であるものについては半田のぬれ
性が低下している(試料14)。また、Cuの含有量が
0.05原子%未満になっているもの、あるいはAl含
有量が0.01原子%未満のものは引張強度が不十分と
なっている(試料15)。一方、Cuの含有量が20原
子%を超えるものは、合金の半田付け可能温度が高くな
り過ぎて半田付けには不適なものとなっている(試料1
9)。さらに、Al含有量が0.01原子%未満になる
と引張強度が不十分となっている(試料15)。また、
Alの含有量が10原子%を超えるものについては、C
uの含有量が比較的少ない場合(試料番号17、20)
は、半田のぬれ性が不十分となっている。一方、Cuの
含有量が比較的多い場合(試料19)は、半田合金の延
性が不足している。
【0027】次に、各合金試料の表面を研磨してSEM
(走査電子顕微鏡)観察及びそれに付属したEPMAに
よる微小組織組成の面分析を行い、SEM組織像上での
Cu−Al系相の同定を行った。図1は試料12の反射
電子線像を示している。また、図7(a)、(b)、図
8(a)、(b)は、対応する視野のEPMAによるA
l、Ag、Sn、Cuの各特性X線強度分布(グレース
ケールマッピング出力:明度の高い領域ほど特性X線強
度(すなわち対応する成分の濃度)の高い領域を示す)
である。図1と図7及び図8とを対比させることによ
り、次のことがわかる。すなわち、図1で、黒っぽい斑
点状に表れている領域は、AlとCuの濃度が高く、S
nとAgの濃度が低いAl−Cu系相を形成している。
【0028】一方、該斑点状領域の背景をなす領域はA
lとCuの濃度が低く、Snの濃度が高いマトリックス
相を形成している。また、Agの少なくとも一部は、該
マトリックス相中の一部領域に偏在している。一方、該
試料のX線回折を行ったところ、CuAl、Al2
u、AlCu4、Al2Cu3、Al4Cu9、AlCu3
Al3.89Cu6.11等の多数のCu−Al系化合物が形成
されていることがわかった。従って、上記Al−Cu系
相は、これら複数のCu−Al系化合物が混在したもの
として形成されていると推測される。
【0029】また、図2は、試料13の反射電子線像を
示している。また、図9(a)、(b)、図10
(a)、(b)は、同一視野のAl、Ag、Sn、Cu
の各特性X線像を示している。該試料は、図1の試料1
2よりもAl及びCuの含有量が低く、Al−Cu系相
の形成量も小さくなっていることがわかる。なお、図5
は、CuとAlをいずれも含有しない試料15の反射電
子線像を、図6はCuを含有しない試料18の反射電子
線像を示している。いずれも図1及び図2の斑点状領
域、すなわちCu−Al系相がほとんど形成されていな
いことがわかる。
【0030】また、図3及び図4は、原子比においてA
lがCuよりも多く含有される試料17及び20の反射
電子線像を示している。これらにおいては、マトリック
ス相とAl−Cu系相との中間のコントラストを有する
別の相が形成されていることがわかる。該相は、EPM
AによるAl、Ag、Sn、Cuの各特性X線の強度分
布(図示せず)からAg、Sn、Cuをほとんど含有せ
ず、大半がAlにより構成されていることがわかった。
従って、これら試料で半田のぬれ性が低下しているの
は、Alが過剰となって、上記Alリッチな相の生成量
が増大し、それによって半田ぬれを阻害するAl系酸化
物が増加しているためであると考えられる。
【0031】上記各試料のSEM反射電子線像に対し、
公知の画像解析の手法によりその黒っぽい斑点領域の面
積率から、Al−Cu系相の形成量を求めた。表1及び
表2にその結果を合わせて示している。すなわち、該形
成量が1.0体積%未満になると、半田合金の引張強度
が不十分となっている(試料14、21)。一方、該形
成量が40体積%を超えると、半田合金の延性が不足し
いることがわかる(試料17、19、20)。
【0032】(実施例2)Sn、Ag、Cu及びAlを
各種組成となるように配合し、アーク溶解炉にて溶解す
ることにより各種合金を作製した。次に、各合金は、再
度アルミナるつぼ内にて電気炉を用いて大気中溶解した
後、所定の鋳型に鋳込んで鋳塊を作り、切削加工によ
り、JIS:Z2201の4号として規定された寸法の
引張試験片に加工した。こられ試験片を用いて、JI
S:Z2201に規定された方法により引張試験を行な
い、その応力−歪曲線から引張強さと延びの値を求め
た。また、試験終了後の試験片を用いて合金組成を蛍光
X線分析(WDS(波長分散型X線分光)による)によ
り同定し、各合金の液相線温度を示唆熱分析により測定
した。さらに、前述のマトリックス相とAl−Cu系相
との判別を実施例1と同様にSEM付属のEPMA面分
析により行い、マトリックス相の組成をEDX(エネル
ギー分散型X線分光)により同定し、各合金のCu板に
対するぬれ性試験を実施例1と同様に行った。以上の結
果を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】すなわち、マトリックス相の組成が、Sn
を主体とし、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.
03〜19.9原子%含有するものとすることで、その
液相線温度を220〜350℃に設定でき、しかもぬれ
性も良好であることがわかる。
【0035】(実施例3)Sn、Ag、Cu及びAlを
各種組成となるように配合し、アーク溶解炉にて溶解す
ることにより各種合金を作製した。各合金組成は蛍光X
線分析(WDS(波長分散型X線分光)による)により
同定した。また、前述のマトリックス相とAl−Cu系
相との判別を実施例1と同様にEPMA面分析により行
い、Al−Cu系相中のAl成分の含有量QAl(単位:
原子%)とCu成分の含有量QCu(単位:原子%)との
比QAl/QCuをEDXにより同定した。さらに、各合金
のCu板に対するぬれ性試験を実施例1と同様に行っ
た。以上の結果を表4に示す。
【0036】
【表4】
【0037】すなわち、QAl/QCuを0.4〜1.2に
設定することにより、半田合金のぬれ性が一層良好とな
ることがわかる。
【0038】(実施例4)Sn、Ag、Cu、Al、B
i、In、Sb及びZnを各種組成となるように配合
し、アーク溶解炉にて溶解することにより各種合金を作
製した。合金組成は蛍光X線分析(WDS(波長分散型
X線分光)による)により同定した。また、示差熱分析
により測定した固相線温度をTS、液相線温度をTLとし
て、0.5×(TS+TL)を各合金の半田付け可能温度
として測定した。さらに、各合金のCu板に対するぬれ
性試験を実施例1と同様にして行った。以上の結果を表
5に示す。
【0039】
【表5】
【0040】すなわち、Bi、In、SbないしZnを
合計で0.5〜10原子%の範囲で含有する本発明の半
田合金は、いずれも良好なぬれ性を示し、組成によって
はその半田付け可能温度を、より低温(最低で180℃
程度)での半田付けに好適なものに設定できることがわ
かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で使用した試料12のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図2】実施例1で使用した試料13のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図3】実施例1で使用した試料17のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図4】実施例1で使用した試料20のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図5】実施例1で使用した試料15のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図6】実施例1で使用した試料18のSEMによる反
射電子線像を示す写真。
【図7】実施例1で使用した試料12の、EPMA面分
析によるAl、Agの各特性X線強度分布を示すグレー
スケールマッピング出力。
【図8】同じく実施例1で使用した試料12の、EPM
A面分析によるSn、Cuの各特性X線強度分布を示す
グレースケールマッピング出力。
【図9】実施例1で使用した試料13の、EPMA面分
析によるAl、Agの各特性X線強度分布を示すグレー
スケールマッピング出力。
【図10】同じく実施例1で使用した試料13の、EP
MA面分析によるSn、Cuの各特性X線強度分布を示
すグレースケールマッピング出力。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Snを主体に構成されて、Agを0.0
    5〜15原子%、Cuを0.05〜20原子%、Alを
    0.01〜10原子%含有し、かつPbの含有量が1原
    子%未満とされたことを特徴とする半田合金。
  2. 【請求項2】 Agを0.05〜15原子%、Cuを
    0.05〜16原子%、Alを0.01〜8原子%含有
    する請求項1記載の半田合金。
  3. 【請求項3】 Agを0.05〜15原子%、Cuを
    0.05〜12原子%、Alを0.01〜6原子%含有
    する請求項1記載の半田合金。
  4. 【請求項4】 合金組織中にAlとCuとを主体とする
    相(以下、Al−Cu系相という)が分散形成されてい
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の半田合金。
  5. 【請求項5】 合金中のAl含有量をNAl(単位:原子
    %)、同じくCu含有量をNcu(単位:原子%)とし
    て、NAl/Ncuが0.3〜0.6の範囲で調整されてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の半田合金。
  6. 【請求項6】 前記合金組織中において、前記Al−C
    u系相を除いた残余の相(以下、マトリックス相とい
    う)が、Snを主体とし、Agを0.05〜15原子
    %、Cuを0.03〜19.9原子%含有するものであ
    る請求項4又は5に記載の半田合金。
  7. 【請求項7】 前記マトリックス相が、Snを主体と
    し、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.03〜1
    5.9原子%含有するものである請求項6記載の半田合
    金。
  8. 【請求項8】 前記マトリックス相が、Snを主体と
    し、Agを0.05〜15原子%、Cuを0.03〜1
    1.9原子%含有するものである請求項6記載の半田合
    金。
  9. 【請求項9】 前記Al−Cu系相中のAl成分の含有
    量QAl(単位:原子%)とCu成分の含有量QCu(単
    位:原子%)との比QAl/QCuが0.4〜1.2である
    請求項4ないし8のいずれかに記載の半田合金。
  10. 【請求項10】 前記Al−Cu系相中のAl成分の含
    有量QAl(単位:原子%)とCu成分の含有量QCu(単
    位:原子%)との比QAl/QCuが0.4〜0.7である
    請求項4ないし8のいずれかに記載の半田合金。
  11. 【請求項11】 Bi、In、Sb、Znから選ばれる
    1種又は2種以上を合計で0.5〜10原子%含有する
    請求項1ないし10のいずれかに記載の半田合金。
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