JP4348025B2 - 分離分析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分離分析装置に係り、特に、混合試料を分離し、分離された個々の成分の定性と定量とを行う液体クロマトグラフ装置やガスクロマトグラフ装置等に使用して好適な分離分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体クロマトグラフ装置やガスクロマトグラフ装置に使用する従来技術による分離分析装置として、装置を機能毎に分離して機能毎に筐体に収納し、各筐体を高さ方向に積層して構成したものが知られている。そして、ガスクロマトグラフ装置に使用する分離分析装置の例として、例えば、実開昭61−189264号公報等に記載された技術が知られている。この従来技術は、キャリヤガス容器部、カラム部、カラム昇温部、サンプルガス注入部及びデータ表示部のそれぞれを収容する筐体の外面を同一形状に形成して積層した構造を有するものであり、これにより、装置の設計及び製造の効率を向上させ、かつ、低コスト化を図ることができるというものである。
【0003】
また、他の従来技術として、例えば、意匠登録第735290号記載に記載された技術が知られている。この従来技術は、液体クロマトグラフ用溶離液供給器を他の積層可能な装置と組み合わせて設置し、前記各装置間を複数の溶離液輸送パイプで接続するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術による液体クロマトグラフ装置やガスクロマトグラフ装置に使用する分離分析装置は、装置を各機能部分毎に分離してそれぞれを筐体に収納して積み重ねて設置しているため、分離分析装置としての機能を発揮させるために、各筐体間を電源を供給するための電源コード、電気信号を伝達する信号線及び試験液、試薬、洗浄液等を供給する試薬供給パイプ等により連結しなければならないものである。そして、通常、電源コードと信号線とは、各筐体の背面に設けた接続部間が電源コードや信号線を介して接続され、試薬供給パイプ等は、各筐体の正面に設けた接続部間を介して連結されている。
【0005】
このため、前述の従来技術は、電源コード、信号線及び試薬供給パイプ等が、筐体の外面に露出して配線、配管され、あるいは、各筐体の隙間を利用して配線、配管されるため、装置全体の美観が損なわれているという問題点を有している。
【0006】
また、前述の従来技術は、各筐体の上面形状をそれぞれ同一形状とし、筐体を積層できるように一応考慮されているが、正面に配置される各種スイッチ類の形状や配置あるいはその構成等が一体感を持つまとまりのある形態ではないという問題点を有している。
【0007】
さらに、前述の従来技術は、安全対策上、各筐体の上下を固定する必要があるため、別体の取付枠、取付具を介して固定していたため、筐体外観に前記取付枠や前記取付具が突出して、操作者が危険であり、美観が損なわれるという問題点を有している。
【0008】
また、前記従来技術は、試薬供給パイプ等の配管がパイプ接続部間を各筐体の隙間を縫うように配管されているため、配管距離が長くなり、全体として試薬量や洗浄液量を多く必要とし、セットアップや洗浄のために多くの時間を要し、しかも、分離された個々の成分の定性分析及び定量分析を行うための液体量が多くなり、微量な混合試料の分析精度に影響を与えるという問題点を有している。
【0009】
加えて、前記各筐体外部へ張り出した試薬供給パイプ等は破損し易く、このため、前記従来技術は、試薬供給パイプ等の破損により貴重な分析データを損失してしまうという問題点を有し、あるいは、前記試薬供給パイプ等内を送液されている危険な試薬等の飛散を生じる等の安全上の問題点を有している。さらに、前述の従来技術は、配管される試薬供給パイプ等が、複雑、かつ、錯綜しているため、試薬供給パイプ等の取り付けや取り外しの際、その確認が面倒であり、その保守も面倒であるという問題点を有している。
【0010】
さらに、前述の従来技術は、装置の各筐体を独立して設置可能とし、積層時入力筐体と筐体との間に手の入る隙間を形成させるために、各筐体の底面部に脚部を備えているため、装置全体の一体感を阻害するばかりでなく、全高が非常に高くなってしまうという問題点を有している。
【0011】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、分離分析装置を構成する各筐体の外面をほぼ同一形状とし、相互に上下方向に積層可能とすると共に、試薬供給パイプ等の配管処理も簡単、かつ、最短距離で施工でき、美観上、安全対策上からも秀れた一体感のある形態を有し、また、使い勝手のよい省スペース形の分離分析装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、送液ポンプユニットと、オートサンプラユニットと、カラムオーブンユニットと、検出器ユニットとを備え、これらの各ユニットを積層配置して構成された分離分析装置において、前記各ユニットは、正面板と側面板と背面板と底面板とにより箱状に形成され、左右に分離して配置された操作機器及び目視監視機器と、該ユニットの前面に配置された観音開きとなる2枚の扉とを備え、前記各ユニットの前面に設けられた前記2枚の扉は、透明部材で形成され前記目視監視機器を覆う第1の扉と、前記操作機器を覆う第2の扉とにより構成され、前記各ユニットの前記底面板は、前記正面板の前方に突出して設けられた棚部を備え、該棚部は、矩形平面部と円弧状に突出した半円状の平面部とで構成され、前記矩形平面部と円弧状に突出した前記半円状の平面部とのエッジ部が底面から僅かに立ち上がって形成された壁を備え、前記半円状の平面部は、前記矩形平面部に近い位置に形成された前記各ユニット間にパイプを配管するためのパイプ貫通用穴を備え、前記各ユニットの前記第1の扉は、前記半円状の平面部の外縁に沿って形成された円弧状の外観を備えると共に、その全部が閉じられた状態で前記分離分析装置の上部から下部まで連続した透明窓を構成することにより達成される。
【0013】
また、前記目的は、前記各ユニットが、前記操作機器側に配置されたパイプ配管を備え、前記パイプ配管が、前記第2の扉を開放することにより露出することようにされていることにより、また、前記各ユニットが、前記側面板を取り外し可能とされており、前記各ユニットの底面板に設けられた棚部の前記矩形平面部の終端側に配置された側面板に外部へパイプを導出するパイプ貰通用穴が設けられていることにより、また、前記各ユニットの前記第1の扉は、前記第2の扉を開かないと開くことができないようにされていることにより達成される。
【0014】
また、前記目的は、前記送液ポンプユニットが、前記操作機器を構成するバルブ操作ノブと、前記目視監視機器を構成する送液ポンプと、前記送液ポンプに試薬及び洗浄液を導くパイプ配管を備え、前記オートサンプラユニットが、前記操作機器を構成するサンプルトレーと、前記目視監視機器を構成するシリンジポンプと、バルブ配管とを備え、前記検出器ユニットが、前記操作機器を構成するフローセルと、該フローセルに連結されるパイプ配管と、前記目視監視機器を構成するランプとを備え、前記バルブ操作ノブと、前記送液ポンプに試薬及び洗浄液を導くパイプ配管と、前記バルブ配管と、前記フローセルと、前記フローセルに連結されるパイプ配管とが、前記第2の扉を開放することにより露出するようにされていることにより、また、前記送液ポンプユニットの前面に配置された第2の扉は、前記バルブ操作ノブを露出させる穴を備え、前記オートサンプラユニットの前面に配置された第2の扉が、前記サンプルトレー上に配置されたサンプル容器の状況を目祝するための透明窓を備えていることにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による分離分析装置の一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態による分離分析装置としての液体クロマトグラフ装置の機能構成を示すブロック図であり、まず、図1を参照して分離分析装置の機能構成について説明する。図1において、11は移動相液体タンク、12は送液ポンプ、13は試料注入器、14はサンプルトレー、15はカラム、16はカラムオーブン、17は検出器である。
【0017】
液体クロマトグラフ装置は、図1に示すように、分析すべき試料を溶かし込んで試料の分析に使用する移動相と呼ばれる液体を保持する移動相液体タンク11と、移動相液体タンク11内の液体を試料注入器に所定の圧力で送出する送液ポンプ12と、多数の試料が保持されているサンプルトレー14の1つの試料を送液ポンプ12から送られる液体に混合してカラム15に送出する試料注入器13と、試料成分を分離するカラム15と、カラム15を一定の温度に保持するカラムオーブン16と、カラム15から移動相液体の中に分離されて導出される試料成分を検出する光度計等による検出器17とにより構成される。そして、カラム15は、通常、内径1mm〜6mm、長さ5cm〜30cmのステンレススチール管で、ガラスやプラスチックによる直径3μm〜10μmの微小な充填剤が内部に緻密に充填されて構成されている。カラム15は、検出したい成分物質によって長さの異なるものが使い分けられ、また、高分離を得るために、複数が直列に使用されることもある。
【0018】
前述において、試料注入器13により試料が混合された移動相である液体は、送液ポンプ12により所定の圧力でカラム15に注入され、試料に含まれる多数の成分がカラム15の内部で分離されて、時系列的にカラム15から排出される。検出器17は、移動相である液体と共に時系列に分離されて排出される試料に含まれる成分の検出を行う。
【0019】
図2は本発明の一実施形態による液体クロマトグラフ装置の外観を示す斜視図、図3は本発明の一実施形態による液体クロマトグラフ装置の正面及び側面示す図である。図2、図3において、201は電源ユニット、202は送液ポンプユニット、203はオートサンプラユニット、204はカラムオーブンユニット、205は検出器ユニット、206はボトル台ユニット、207は透明扉、208は扉、209は透明窓、210は試薬溶液ボトル、211、212は配線用空間、213は配線用空間形成用金具、214は側面板、215は正面板、216は電源スイッチ、217、218はパイプ貫通用穴、219は格子窓、220は棚部、221はバルブ操作ノブ、222は穴である。
【0020】
本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置は、図2、図3に示すように、装置全体に供給する電力を制御する電源ユニット201と、送液ポンプ12を収容し、試薬溶液ボトル210内の図1で説明した移動相である液体(以下、試薬という)を後述する他のユニットに送出する送液ポンプユニット202と、試料注入器13及びサンプルトレー14を備えるオートサンプラユニット203と、複数のカラム15を収容し、一定の温度にカラムを保持するカラムオーブンユニット204と、検出に使用する光源としてのランプと検出器とを収容する検出器ユニット205と、試薬を保持する複数のボトル210を格納するボトル台ユニット206とにより構成される。そして、前述した各ユニットは、各ユニットの機能を実行するための機構を筐体の内部に収納して構成され、前述の順で下から積み上げられて構成されている。
【0021】
電源ユニット201は、重量の大きなものであるため、最下段に配置される。その高さ寸法は、脚部を含めてほぼ60mmである。送液ポンプユニット202も、電源ユニット201ほどではないが重量の大きなものであるため、電源ユニット201の上に配置される。この位置に送液ポンプユニット202を配置することにより、試薬溶液ボトル210内の試薬は、一旦、この送液ポンプユニット202の位置まで、パイプ等により導かれた後、送液ポンプユニット202からその上にあるユニットに順に送出されれば、各ユニットでの処理を受けながら検出器ユニット205まで達することができ、パイプ等の配管の総量を少なくすることができる。送液ポンプユニット202の高さ寸法は、脚部を除いてほぼ150mmである。
【0022】
送液ポンプユニット202の上には、脚部を除いてほぼ300mmの高さ寸法を有するオートサンプラユニット203が配置される。オートサンプラユニット203は、すでに説明したように、試料注入器13及びサンプルトレー14を備えるものであり、サンプルトレー14上に試験管状のサンプル容器が多数収容され、外部からの操作が比較的頻繁に行われるため、内部空間が大きいことが望ましい。このため、オートサンプラユニット203は、他のユニットの倍の高さ寸法とされている。また、頻繁に操作が行われるため、オートサンプラユニット203は、操作性のよいことが必要である。本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置は、通常、机の上に設置されて使用される。前述したオートサンプラユニット203の配置位置は、机の高さが標準的な750mmであるとすると、床面からの高さが、その下部でほぼ960mm、上部でほぼ1260mmとなり、サンプルトレー14の位置が床面からおおよそ1100mmの高さとなって、作業の行い易い位置となる。
【0023】
さらに、オートサンプラユニット203の上には、カラムオーブンユニット204と、検出器ユニット205とが順次配置される。検出器ユニット205には検出器本体と共に、検出のために使用するランプが交換可能に収容される。ランプは、検出すべき試料内の物質により、紫外線を発光するD2ランプと呼ばれる放電型の重水素ランプ、あるいは、可視光を発光するWランプと呼ばれるヨウ素封入型のタングステンランプが使用される。後述するが、外部からランプの点燈が目視で判るように、検出器ユニット205の前面には紫外線を遮断することができるガラス等を設けた格子窓219が備えられている。また、カラムオーブンユニット204と検出器ユニット205とは、共に、脚部を除いてほぼ150mmの高さ寸法を有している。
【0024】
最上段に配置されるボトル台ユニット206は、図からも判るように、上部に天板を持たない箱状に形成されて、内部に試薬を保持する複数の試薬溶液ボトル210を収容することができる。試薬を保持する複数のボトル210は、ボトル台ユニット206に収容して装置の最上段に配置される必要はなく、場合によっては、このユニットだけを、積層された他のユニットと共に、机の上に設置して使用することもできる。
【0025】
装置全体の床投影寸法は、前面幅約340mm、奥行き幅約435mmとなり、高さ寸法は、約960mmに各ユニットの足の高さを加えておよそ1000mmとなり、装置全体を机上に乗せた場合にも、背丈の大きい人であれば、試薬溶液ボトル210を容易に交換することができる。
【0026】
前述した各ユニットは、内部に備えられる機器類の保守、点検時に取り外し可能な側面板214と、正面板215と、図には見えていない背面板及び底面板とにより箱状の筐体に形成されており、正面板215は、通常の処理で操作が必要なものについては、窓が開けられている。また、電源ユニット201以外の各ユニットの底面板は、前面板215から前方に突出した棚部220を形成している。この棚部220は、図2、図3に示すように、左側の半分より少し長い部分で正面板215に平行な矩形平面を形成し、これに続く右側部分が円弧状にさらに突出した半円状平面を形成するように構成されている。そして、半円状平面の矩形平面に近い位置には、試薬等の液体が通るパイプを各ユニット間に渡すために、棚部220の手前側に切欠きを持ったパイプ貫通用穴217が設けられている。また、前述した棚部220のエッジ部は、底面から僅かに立ち上がった壁を持って形成されている。棚部220のこのような構成により、各ユニットを通りながら各種の処理を受ける試薬が漏出した場合に、試薬が机の上等にこぼれて机上を汚染されるようなことを防止することができる。さらに、電源ユニット201以外の各ユニットの棚部220の矩形平面の終端側に位置する側面板214は、棚部220側に僅かに突出する壁を形成しており、この壁面に外部にパイプを導出することができるパイプ貫通用穴218が設けられている。また、電源ユニット201の正面板215の面には、電源スイッチ216と表示ランプが備えられる。
【0027】
さらに、前述した電源ユニット201以外の各ユニットは、通常、目視確認を行えばよい機器部分を右側部に、操作を行う必要がある機器部分を左側部に配置しており、その前面に2枚の観音開きとなる扉207、208が設けられる。扉207は、目視確認を行えばよい機器部分に対する扉であり、各ユニットの右側にヒンジにより回転可能に取り付けられ、前述した各ユニットの棚部220の円弧状部の外縁から側面に沿って閉じるように円弧状に形成され、透明な部材により構成される。これにより、通常の使用時に、処理に必要な部分を正面及び側面から目視により監視することができる。また、各ユニットに設けられる扉207は、全部が閉じられたとき、上部から下部までが連続した透明窓に見えるように形成される。
【0028】
扉208は、操作を行う必要がある機器部分に対する扉であり、各ユニットの左側にヒンジにより回転可能に取り付けられ、前述した各ユニットの棚部220の矩形平面の外縁及び棚部220に設けられるパイプ貫通用穴217の切り欠き部を覆う一までの円弧状部の外縁に沿って閉じるように形成されている。扉208は、側面板214の棚部220側に僅かに突出する壁の先端から回転するように構成され、この扉が閉じられた状態においても、前述したパイプ貫通用穴218が塞がれることがないようにされている。そして、送液ポンプユニット202に設けられる扉208には、送液ポンプユニット202の試薬と洗浄液との切り換え等のためのバルブ操作ノブ221を扉208が閉じられた状態でも操作可能に露出させる穴222が設けられている。また、オートサンプラユニット203に設けられる扉208には、内部に収容されるサンプルトレー14上のサンプル容器の状況を外部から目視することができるように透明窓209が設けられている。
【0029】
前述した2枚の観音開きとなる扉207、208は、左側の扉208を開かないと、右側の扉207を開くことができないように、優先順位が付けられている。これは、通常の使用状態では、左側の扉を開くだけで、ほとんどの操作を行うことができることと、操作者に対する安全確保のためである。ここで、扉207、208を開いて行う各ユニットでの操作について説明する。
【0030】
送液ポンプユニット202は、左側の扉208を開いて、バルブの開閉、パイプ配管の交換を行うことができ、右側の扉207を閉じた状態で、ポンプヘッド等の液漏れを監視することができる。実際に液漏れが生じた場合、前述した漏れ出た液体は、棚部220上に溜るので、この清掃を行う場合にのみ、右側の扉207をも開けばよい。オートサンプラユニット203は、左側の扉208を開いて、サンプルトレーの14のセット、サンプル容器の差し替え等の操作を行うことができ、右側の扉207を閉じた状態で、バルブからの液漏れ、シリンジポンプの気泡の混入を目視確認することができる。また、オートサンプラユニット203は、右側の扉207をを開いて、バルブ配管の交換、シリンジポンプの気泡の除去等の作業を行うことができる。シリンジポンプの気泡の除去は、安全確保のため、シリンジ部のねじを開いて行われる。
【0031】
カラムオーブンユニット204は、左側の扉208を開いて、150mm程度の長さまでのカラム、カラムに連結されるパイプ配管の交換を行うことができ、右側の扉207をも開いて、250mmの長いカラム、カラムに連結されるパイプ配管の交換を行うことができる。一般に、使用されるカラムは、150mm程度の長さまでのものが全体の70%を占めるので、通常の使用状態では、左側の扉208を開いてカラムを交換するだけで、処理を進めることができる。また、検出器ユニット205は、左側の扉208を開いて、分離された試料を含む試薬溶液が通り、検出用の光が透過するフローセル、フローセルに連結されるパイプ配管の交換を行うことができ、また、右側の扉207をも開いて、ランプの交換を行うことができる。ランプは、すでに説明したように、紫外線を発光するD2ランプと可視光を発光するWランプとがあるが、この交換は、検出すべき試料の種類によって交換されるもので、頻繁に行われるものではないため、通常は、右側の扉208を開くだけで処理を進めることができる。
【0032】
前述で説明した例では、通常目視による監視だけを行えばよい機構を各ユニットの右側に備え、操作作業を必要とする機構を各ユニットの左側に配置し、右側に透明な扉を設けているが、本発明は、左右を逆にしてもよい。すなわち、本発明は、通常目視による監視だけを行えばよい機構を各ユニットの左側に備え、操作作業を必要とする機構を各ユニットの右側に配置し、左側に透明な扉を設けて構成してもよい。
【0033】
さらに、前述した本発明の実施形態を構成する各ユニットは、背面の両サイドにL字型の切り欠き部が設けられて構成され、この切り欠き部を塞ぎ、側面板214と背面板に続くように取り付けることができる配線用空間形成用金具213が取り付け可能とされている。そして、前述の切り欠き部と配線用空間形成用金具213とにより形成される4角形の空間は、電源ケーブル及び後述する制御用のPC等との間でのデータの授受のためのケーブルを通すための配線用空間211、212を構成する。また、配線用空間形成用金具213は、それぞれのユニットに独立して取り付けることも可能であるが、後に説明するように、この金具を全体にずらして取り付けることにより、ユニットを積み重ねたときに、ユニット相互間を結合して、装置全体を一体化するためにも使用することができる。
【0034】
図4は配線用空間形成用金具によるユニット相互間の結合について説明する図、図5は電源ケーブル及びデータケーブルの引き回しについて説明する図であり、以下、これらについて説明する。
【0035】
前述の説明で、配線用空間形成用金具213は、それぞれのユニットに独立して取り付けることが可能であり、また、この金具を全体にずらして取り付けることにより、ユニットを積み重ねたときに、ユニット相互間を結合して、装置全体を一体化するためにも使用することができると説明したが、図4は、金具を全体にずらして取り付けることにより、ユニットを積み重ねたときに、ユニット相互間を結合可能であることを示している。すなわち、すでに説明したように、本発明の実施形態を構成する各ユニットの高さ寸法は、図3に示しているように、下のユニットから順に、60mm、150mm、300mm、150mm、150mm、150mmである。いま、最下部にある電源ユニット201に結合すべき長さ60mmの配線用空間形成用金具を取り外して、その上の全ユニットに結合すべき配線用空間形成用金具を順に60mm下方にずらして結合すると、各配線用空間形成用金具は、上下にある2つのユニット相互間を連結することが可能となる。そして、取り外した電源ユニット201に結合すべき長さ60mmの配線用空間形成用金具を最上段のボトル台ユニット206の上部に取り付けると、ユニット相互間が結合された状態で、配線用空間211、212を形成することができる。
【0036】
図4には、一部のユニットの側面板214を取り外した状態をも示しており、このように、ユニットの側面板214を取り外すことにより、装置の側面側からユニット内部に設けられる機器の保守点検を行うことができる。なお、図示していないが、反対側の側面板も取り外すことができ、この側からもユニット内部に設けられる機器の保守点検を行うことができる。
【0037】
図5(a)には、装置の底面図、すなわち、電源ユニット201の底面図を示しており、この図から判るように、外部からのAC100Vのケーブルが、底面部から配線用空間211、212のいずれか一方に引き込まれるようにされている。そして、図5(b)の背面図に示すように、外部からのAC100Vのケーブルは、電源ユニット201に接続される。また、独立した別のAC100Vのケーブルがカラムオーブンユニット204に接続されている。このように、カラムオーブンユニット204へのAC100Vの供給が、電源ユニット201へのAC100Vの供給と独立に行われる理由は、カラムオーブンユニット204がヒータを備えて構成され大きな電力消費を伴うからである。
【0038】
そして、このAC100Vのケーブルを収容する配線用空間には、これ以外のケーブルである直流供給用のDCライン、データ伝送用の通信ケーブルであるDラインのケーブルは収容せず、これらのケーブルは、もう一方の配線用空間に収納される。このように、AC100Vのケーブルと、直流供給用のケーブル及びデータ伝送用のケーブルとを2つの配線用空間に分けて収容することにより、AC100Vからの誘導によるノイズを直流供給用のケーブル及びデータ伝送用のケーブルに乗せることを防止することができる。また、図5(b)から判るように、電源ユニット201からの24Vの直流電源は、DCラインを介して上部に配置される送液ポンプユニット202、オートサンプラユニット203、カラムオーブンユニット204、検出器ユニット205に順次供給される。また、データ伝送用のケーブルもDCラインと同様に接続されて、送液ポンプユニット202から底面から制御装置としてのPC等に接続される。データ伝送用のケーブルに伝送されるデータとしては、PCからの各ユニットに対する制御情報、各ユニットからPCに伝送するセンシング情報、検出器ユニットからの検出情報等である。
【0039】
図6は本発明の実施形態を構成する各ユニット間に引き回されるパイプ配管の状態を説明する図であり、以下、これについて説明する。図6において、601は試薬ドレイン、602はサンプルドレイン、603は洗浄液ドレインであり、他の符号は図2の場合と同一である。図6に示す例は、ボトル台ユニット206を最上段に配置するのではなく、机上等に他のユニットを積み上げたものと併置したものとして示している。
【0040】
図6から判るように、試薬溶液ボトル210からの試薬(洗浄液も含む)は、それぞれに対応するパイプを介して、前述したパイプ貫通用穴218から送液ポンプユニット202に導かれ、必要な1つの試薬がポンプにより所定の圧力でオートサンプラユニット203に送られる。オートサンプラユニット203に送られた試薬には、ここで、シリンジポンプにより、サンプルトレー14上のサンプル容器内の検査すべき試料の所定量が注入される。試料の注入時に余分となった試料は、サンプルドレイン602に導かれるパイプを経てサンプルドレイン602に排出される。そして、試料が注入された試薬は、カラムオーブンユニット204内の選択された1つのカラムに注入される。カラム内において、試薬内の試料は、試料が含む各種の物質毎に時間軸方向に分離されて試薬と共にカラムから検出器ユニット205内のフローセルに導かれ、光を使用した検出のために使用される。フローセルからの検査の終了した試薬は、試薬ドレイン601に導かれるパイプを経て試薬ドレイン601に排出される。また、1つの試料の検査を行う毎に、ポンプからフローセルまでの経路にあるパイプを含む機器を洗浄する必要があり、そのための洗浄液も、前述と同様な経路で流され、洗浄処理後の洗浄液は、洗浄液ドレイン603に排出される。
【0041】
前述したように、試薬、洗浄液の通流は、送液ポンプユニット202から上方に送られ、検出器ユニットまで達した後、流下してドレインに排出されればよく、また、引き回されるパイプがユニット間を渡る場合に、前述したパイプ貫通用穴217を通って配置されることになるので、パイプの引き回しを複雑にすることなく、スッキリしたものにすることができる。また、前述で説明した左側の扉208を開くだけで、配管されているパイプを露出させることができ、保守点検を容易に行うことができる。さらに、ボトル台ユニット206を最上段に配置した場合にも、ボトル台ユニット206から送液ポンプユニット202への垂直方向のパイプの配置が生じるだけで、前述の場合と同様に、パイプの引き回しが複雑になることはない。
【0042】
図7は前述までに説明した本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置を使用した液体クロマトグラフシステムの機能構成を示すブロック図、図8は前述までに説明した本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置を使用した液体クロマトグラフシステムのハードウェア構成を示す図である。図7、図8において、701は電源部、702はポンプ、703は検体、704は供給器、705はオーブン、706は検出器、707は溶液、709はPC、710は表示装置、711はプリンタ、712はキーボード、713はマウス、801は液体クロマトグラフ装置である。
【0043】
本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置を使用した液体クロマトグラフシステムは、図7に示すように、前述した電源ユニット201を構成する電源部701と、試薬溶液ボトル内の試薬である溶液707を送り出す送液ポンプユニット202を構成するポンプ702と、オートサンプラユニット203を構成する試料としての検体703の供給器704と、カラムオーブンユニット204を構成するオーブン705と、検出器ユニット205を構成する検出器706と、これらを制御すると共に、検出器706からの検出信号を処理するPC709と、操作者に操作に必要な情報を表示し、また、処理した検査結果を表示するCRT、液晶等による表示装置710と、処理した検査結果等を印刷するプリンタ711と、操作者が制御のための指示等を入力するキーボード712及びマウス713とを機能構成として備えて構成される。
【0044】
また、ハードウエア構成は、図8に示すように、前述で説明した本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置801と、その近傍に配置されるPC709、表示装置710、プリンタ711、キーボード712及びマウス713とにより構成される。
【0045】
前述した液体クロマトグラフシステムは、▲1▼アルギニンを反応試薬として用いた糖類の分析、醸造物等の試料の分析、糖蛋白質糖鎖組成分析糖の糖類の分析、▲2▼OPA/N−アセチルシステイン試薬を用いたアミノ酸分析、プロリンの分析等のアミノ酸分析、▲3▼緩衝化ポストカラム電気電導検出による有機酸分析、▲4▼PARを反応試薬に用いるポストカラム可視吸光検出による遷移金属イオン、希土類金属イオンの分析等の金属分析、▲5▼上水試験方法準拠のポストカラム可視吸光検出によるシアン、塩化シアンのシアン分析、▲6▼農産物中N−メチルカルバメート系農薬の分析、▲7▼合成高分子の分子量や分子量分散の分析等のために使用することができる。これらにより、前述した液体クロマトグラフシステムは、農産物の残留農薬の分析、食品加工分野における加工物の安全性の確認等に使用して効果的である。
【0046】
前述した本発明の実施形態によれば、202は送液ポンプユニット202とカラムオーブンユニット204との間にオートサンプラユニット203を配置しているので、分析作業の流れに沿って検体液を下から上に流すことができ、パイプ配管の処理を簡易化することができる。また、オートサンプラユニット203を作業者の目線に近い位置とすることができるので、作業がし易いものとすることができる。
【0047】
また、本発明の実施形態によれば、本発明の実施形態を構成する各ユニット内の機器を、主に目視による監視を行えばよい機器と操作作業を必要とする機器とに分離して左右に配置し、前面に設けられる観音開きとなる扉の目視による監視を行えばよい機器部分を透明な扉としているので、他方の扉を開けるだけで操作作業を行うことができる。
【0048】
また、本発明の実施形態によれば、AC電源の配線と、DC電源及びデータ伝送の配線とを左右に分離して配置しているので、機器の制御データ、検出データに対するAC電源からの悪影響を防止することができる。
【0049】
さらに、本発明の実施形態によれば、各ユニットが積み重ねられている状態でも、各ユニットの側面板を取り外すことができるので、各ユニットの保守点検をユニット毎に容易に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、分離分析装置としての液体クロマトグラフ装置の試薬供給パイプ等の配管処理が簡単で、最短距離で施工でき、美観上、安全対策上からも秀れた一体感のある形態を有し、また、使い勝手のよい省スペース形の分離分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による分離分析装置としての液体クロマトグラフ装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による液体クロマトグラフ装置の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による液体クロマトグラフ装置の正面及び側面示す図である。
【図4】配線用空間形成用金具によるユニット相互間の結合について説明する図である。
【図5】電源ケーブル及びデータケーブルの引き回しについて説明する図である。
【図6】本発明の実施形態を構成する各ユニット間に引き回されるパイプ配管の状態を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置を使用した液体クロマトグラフシステムの機能構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態による液体クロマトグラフ装置を使用した液体クロマトグラフシステムのハードウェア構成を示す図である。
【符号の説明】
11 移動相液体タンク
12 送液ポンプ
13 試料注入器
14 サンプルトレー
15 カラム
16 カラムオーブン
17 検出器
201 電源ユニット
202 送液ポンプユニット
203 オートサンプラユニット
204 カラムオーブンユニット
205 検出器ユニット
206 ボトル台ユニット
207 透明扉
208 扉
209 透明窓
210 試薬溶液ボトル
211、212 配線用空間
213 配線用空間形成用金具
214 側面板
215 正面板
216 電源スイッチ
217、218 パイプ貫通用穴
219 格子窓
220 棚部
221 バルブ操作ノブ
222 穴
601 試薬ドレイン
602 サンプルドレイン
603 洗浄液ドレイン
701 電源部
702 ポンプ
703 検体
704 供給器
705 オーブン
706 検出器
707 溶液
709 PC
710 表示装置
711 プリンタ
712 キーボード
713 マウス
801 液体クロマトグラフ装置

Claims (6)

  1. 送液ポンプユニットと、オートサンプラユニットと、カラムオーブンユニットと、検出器ユニットとを備え、これらの各ユニットを積層配置して構成された分離分析装置において、
    前記各ユニットは、正面板と側面板と背面板と底面板とにより箱状に形成され、左右に分離して配置された操作機器及び目視監視機器と、該ユニットの前面に配置された観音開きとなる2枚の扉とを備え、
    前記各ユニットの前面に設けられた前記2枚の扉は、透明部材で形成され前記目視監視機器を覆う第1の扉と、前記操作機器を覆う第2の扉とにより構成され、
    前記各ユニットの前記底面板は、前記正面板の前方に突出して設けられた棚部を備え、
    該棚部は、矩形平面部と円弧状に突出した半円状の平面部とで構成され、前記矩形平面部と円弧状に突出した前記半円状の平面部とのエッジ部が底面から僅かに立ち上がって形成された壁を備え、
    前記半円状の平面部は、前記矩形平面部に近い位置に形成された前記各ユニット間にパイプを配管するためのパイプ貫通用穴を備え
    前記各ユニットの前記第1の扉は、前記半円状の平面部の外縁に沿って形成された円弧状の外観を備えると共に、その全部が閉じられた状態で前記分離分析装置の上部から下部まで連続した透明窓を構成することを特徴とする分離分析装置。
  2. 請求項1記載の分離分析装置において、
    前記各ユニットは、前記操作機器側に配置されたパイプ配管を備え、
    前記パイプ配管は、前記第2の扉を開放することにより露出することを特徴とする分離分析装置。
  3. 請求項1または2記載の分離分析装置において、
    前記各ユニットは、前記側面板が取り外し可能に設けられ、
    前記各ユニットの底面板に設けられた棚部の前記矩形平面部の終端側に配置された側面板に外部へパイプを導出するパイプ貰通用穴が設けられていることを特徴とする分離分析装置。
  4. 請求項1、2または3記載の分離分析装置において、
    前記各ユニットの前記第1の扉は、前記第2の扉を開かないと開くことができないことを特徴とする分離分析装置。
  5. 請求項1ないし4のうち何れか1記載の分離分析装置において、
    前記送液ポンプユニットは、前記操作機器を構成するバルブ操作ノブと、前記目視監視機器を構成する送液ポンプと、前記送液ポンプに試薬及び洗浄液を導くパイプ配管とを備え、
    前記オートサンプラユニットは、前記操作機器を構成するサンプルトレーと、前記目視監視機器を構成するシリンジポンプと、バルブ配管とを備え、
    前記検出器ユニットは、前記操作機器を構成するフローセルと、該フローセルに連結されるパイプ配管と、前記目視監視機器を構成するランプとを備え、
    前記バルブ操作ノブと、前記送液ポンプに試薬及び洗浄液を導くパイプ配管と、前記バルブ配管と、前記フローセルと、前記フローセルに連結されるパイプ配管とは、前記第2の扉を開放することにより露出することを特徴とする分離分析装置。
  6. 請求項5記載の分離分析装置において、
    前記送液ポンプユニットの前面に配置された第2の扉は、前記バルブ操作ノブを露出させる穴を備え、
    前記オートサンプラユニットの前面に配置された第2の扉は、前記サンプルトレー上に配置されたサンプル容器の状況を目視するための透明窓を備えていることを特徴とする分離分析装置
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