JP3029365B2 - 分離分析装置 - Google Patents

分離分析装置

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JP3029365B2
JP3029365B2 JP5249336A JP24933693A JP3029365B2 JP 3029365 B2 JP3029365 B2 JP 3029365B2 JP 5249336 A JP5249336 A JP 5249336A JP 24933693 A JP24933693 A JP 24933693A JP 3029365 B2 JP3029365 B2 JP 3029365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分離分析装置に係り、
混合試料を分離し、分離された個々の成分の定性と定量
を行う液体クロマトグラフ装置やガスクロマトグラフ装
置等の分離分析装置に関するものであり。特に、筐体を
それぞれ有するポンプ装置と検出装置とを少なくとも備
え、前記各装置を積層または並設して使用する分離分析
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液体またはガス分離分析装置にお
いては、各装置を機能ごとに分離した筐体とし、前記各
筐体は積層可能に構成したものがある。上記構成の装置
として、キャリヤガス容器部、カラム部、カラム昇温
部、サンプルガス注入部およびデータ表示部のそれぞれ
の外面を同一形状に形成して積層することにより、設計
および製造の効率が向上させ、かつ、低コストの携帯用
ガスクロマトグラフが提案されている。これに関連する
ものとして、実開昭61−189264号公報記載の技
術がある。
【0003】また、意匠登録第735290号記載の技
術では、液体クロマトグラフ用溶離液供給器を他の積層
可能な装置と組み合わせて設置し、前記各装置間を複数
の溶離液輸送パイプで接続したものが開示されている。
これに関連するものとして、意匠登録第735290号
記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の液体または
ガス分離分析装置においては、装置を各機能部分毎に筐
体を分離独立して設置するため、分離分析装置としての
機能を発揮するためには各装置筐体間を電源を供給する
ための電源コード,電気信号を伝達する信号線およびガ
ス,試験液,試薬,洗浄液を供給する試薬供給パイプ等
により連結しなければならない。
【0005】通常、電源コードと信号線とは、各筐体の
背面に設けた接続部間を電源コードや信号線を介して接
続し、試薬供給パイプ等は、各筐体の正面に設けた接続
部間を介して連結している。このため、電源コード,信
号線および試薬供給パイプ等は、前記筐体の外面に露出
して配線・配管したりあるいは前記各筐体の隙間を利用
して配線・配管をしているため、美観上の問題点があっ
た。
【0006】また、前記各筐体の上面形状をそれぞれ同
一形状とし、積層できるように一応考慮されているが、
正面に配置される各種スイッチ類の形状や配置あるいは
その構成等が一体感をもつまとまりのある形態ではない
という問題点があった。さらに、従来の分離設置可能な
分離分析装置は、安全対策上、前記各筐体の上下を固定
する必要があるため、別体の取付枠,取付具を介して固
定していた。このため、前記筐体外観に前記取付枠や前
記取付具が突出して、操作者が危険であり、美観上の問
題点があった。
【0007】特に、従来例の分離設置可能な分離分析装
置は、試薬供給パイプ等の配管が前記パイプ接続部間を
前記各筐体の隙間を縫うように配管されているために、
前記配管距離が長くなり、全体として試薬量や洗浄液量
を多く必要とし、セットアップや洗浄するのに時間を要
するという問題があった。しかも、分離された個々の成
分の定性分析および定量分析を行うための液体量が多く
なり、微量な混合試料の分析精度にも影響を与えるとい
う問題があった。
【0008】加えて、前記各筐体外部へ張り出した試薬
供給パイプ等は破損しやすく、破損のため、貴重な分析
データを損失したりあるいは前記試薬供給パイプ等内を
送液されている危険な試薬等の飛散を生じ、安全対策上
の課題は、大きな問題となっていた。さらに、配管され
る試薬供給パイプ等が、複雑、かつ、錯綜しているため
に、前記試薬供給パイプ等の取付や取外しの際、その確
認が面倒であり、その保守も面倒であるという問題があ
った。
【0009】さらに、この分離設置可能な分離分析装置
は、各装置筐体を独立して設置可能とし、積層時の手の
はいる隙間を形成させるために、前記各筐体の底面部に
脚部を備えている。しかしながら、前記脚部は、積層時
に手のはいる隙間を形成されているので、装置全体の一
体感を阻害するばかりか、全高を高くなる問題点があっ
た。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は、分離分析装
置を構成する各筐体の外面をほぼ同一形状とし、相互に
上下方向に積層または水平方向にも並設でき、分離設置
可能であり、試薬供給パイプ等の配管処理も簡単、か
つ、最短距離で施工でき、美観上、安全対策上からも秀
れ、一体感のある形態を有する省スペース形の分離分析
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、分離分析装置に係る本発明の構成は、筐
体をそれぞれ具備し、少なくともポンプ装置と検出装置
とを備えた分離分析装置において、相互に上下方向に積
層または水平方向に並設できるように構成し、前記積層
または並設の状態において配管のための連通した第一通
路と、前記第一通路と前記筐体内部に配設した各部材の
配管接続部とを連結する第二通路とを備えたものであ
る。また、好ましくは、前記各筐体は、その外面をほぼ
同一形状とする。
【0012】また、筐体をそれぞれ具備し、少なくとも
ポンプ装置と検出装置とを備えた分離分析装置におい
て、前記各筐体は、その上面をほぼ同一形状とし、相互
に上下方向に積層できるように構成し、前記積層した状
態において連通する第一通路を備えたものである。
【0013】各筐体は、当該筐体底面に凸状の脚部と、
当該筐体上面に前記脚部と対応する位置に前記脚部に対
する凹状の収納部とをそれぞれ備え、前記脚部と前記収
納部とを嵌合させるようにしたものである。各筐体の
上、下面両側端部には、少なくともいずれかに切欠部を
設けたものである。各筐体が積層された状態において切
欠部を塞ぎ、かつ、下方の筐体と固定し、前記各筐体が
分離された状態において前記切欠部を露出し、かつ、下
方の筐体との固定を開放する取付板を設けたものであ
る。
【0014】筐体をそれぞれ具備し、少なくともポンプ
装置と検出装置とを備えた分離分析装置において、前記
各筐体は、その側面をほぼ同一形状とし、相互に水平方
向に並設できるように構成し、前記並設した状態で連通
する第一通路を備えたものである。
【0015】各筐体は、それぞれの第一通路に当該筐体
を相互に固定する固定部を備えたものである。第一通路
は、筐体の外面に凹状の溝を形成したものである。各筐
体は、それぞれ、その第一通路を外面に露出する状態
と、外面から隠蔽する状態とを任意にとれるような蓋を
備えたものである。
【0016】各筐体は、操作スイッチを配設する場合に
は、当該筐体の任意の面に集中すると共に、第一通路を
前記任意の面に隣接する他面の前端部近傍、かつ、前記
操作スイッチの操作基板の後方に位置させ、前記任意の
面から見て、前記第一通路と前記操作基板との位置とが
重なるようにしたものである。
【0017】各筐体は、当該筐体前部を構成する前カバ
ーを有し、当該前カバーの外面は凹凸の少ない一様な平
坦面で構成するとともに、前記前カバーの外面に当該前
カバーを閉めた状態において平坦面を形成する蓋を備え
た第一通路を具備したものである。
【0018】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
本発明の構成によれば、筐体をそれぞれ具備し、前記各
筐体は、相互に上下方向に積層または水平方向に並設で
きるようにし、前記積層または並設の状態において配管
のための連通した第一通路と、前記第一通路と前記筐体
内部の各部材配管部とを連結する第二通路とを備えたの
で、第一通路と第二通路を介して各筐体間の試薬供給用
パイプ等の配管を露出することなく、かつ、最短距離で
行うことができ、前記試薬用パイプ等内の液量を減ら
し、全体の試薬の送液量や洗浄液を減少でき、セットア
ップや洗浄の時間を短縮すると共に、微量な混合試料の
分析精度を向上させ競ることができる。
【0019】各筐体は、その底面に凸状の脚部と、前記
凸状の脚部と対応する位置に前記脚部をに対する凹状の
収納部とを設けたので、前記脚部と前記収納部とを嵌合
させることにより、前記各筐体を安定して隙間なく積層
させ、かつ、上記第一通路を連通させることができる。
前記筐体の上、下面両側端部には、少なくともいずれか
に切欠部を設けたので、前記切欠部に手を挿入すること
により、分離しやすさを維持しながら、全高を低くして
積層することができ、一体感をだすことができる。ま
た、切欠部を各筐体が積層された状態においてを塞ぎ、
かつ、下方の筐体と固定し、前記切欠部を前記各筐体が
分離された状態において露出し、かつ、下方の筐体との
固定を開放する取付板を設けたので、さらに一体感をだ
すことができる。
【0020】各筐体は、それぞれの第一通路に当該筐体
間を固定する固定部を備えたので、前記各筐体を積層ま
たは並設の状態において安定させることができる。各筐
体は、それぞれの第一通路を筐体外面に凹状の溝とした
ので、試薬供給パイプ等の配管を筐体外面から突出させ
ないようにできる。各筐体は、その第一通路を外面に露
出する状態と、外面から隠蔽する状態とを任意にとれる
ような蓋を備えたので、試薬供給パイプ等を外力からの
破損からまもり、貴重な分析データを損失したり、ある
いは、試薬用パイプ等内に送液する危険な試薬の飛散等
の安全性を向上させることができる。
【0021】各筐体は、試薬用パイプ等をそれぞれ第
一、第二通路に沿って集中配管させるので、前記試薬用
パイプ等の取付や取外しが容易となる。各筐体は、操作
スイッチを配設する場合には、当該筐体の任意の面に集
中すると共に、第一通路を前記任意の面に隣接する他面
の前端部近傍、かつ、前記操作スイッチの操作基板の後
方に位置させ、前記第一通路と前記操作基板との位置と
が重なるようにしたので、一体感のある形態をもたせ、
スペースを省略することができる。
【0022】各筐体は、前カバーの外面を凹凸の少ない
一様な平坦面で構成するとともに、第一通路に前記前カ
バーの外面に当該前カバーを閉じた状態において平坦面
を形成する蓋を備えたので、試薬供給パイプを外力から
の破損からまもり、形態も一体感をもたせることができ
る。
【0023】
【実施例】以下本発明に係る分離分析装置の一実施例を
図1ないし図18を参照して説明する。 〔実施例 1〕図1から図13において、本発明に係る
液体クロマトグラフ装置を説明する。図1は、本発明に
係る分離分析装置の一実施例である液体クロマトグラフ
装置の外観斜視図である。
【0024】図1において、1は、液体クロマトグラフ
装置であり、前記液体クロマトグラフ装置1は、液体ク
ロマトグラフ装置本体2と、前記液体クロマトグラフ装
置2に接続コードを介して接続されるデータ処理装置3
とから構成される。前記液体クロマトグラフ装置本体2
は、機能毎に分離し、かつ、上面形状を同一に形成して
積層可能に構成した箱形状の筐体4,5,6,7,8に
よって構成されている。
【0025】前記筐体4ないし筐体8は、最上部の前記
筐体8以外は分離分析する混合試料に対応して組み替え
自在に積層することができる。また、前記の各筐体4か
ら筐体8までの両側面には、積層した状態において連通
する凹状の第一通路の4aから8aまでが形成されてい
る。
【0026】前記第一通路の4aから8aまでには、送
液用のパイプ16が配管されている。また、前記の筐体
4ないし筐体8は、第一通路の4aから8aに取付けら
れる取付金具15を介して相互に固定される。
【0027】さらに、前記の第一通路4aから8aまで
に対応して蓋11aから11eが設けられ、前記取付金
具15やを前記パイプ16を隠蔽するようになってい
る。また、前記筐体4ないし前記筐体7の上面両側端部
のほぼ中央には切欠部17が形成され、この切欠部17
は、前記各筐体4ないし前記筐体8を積層したり、分離
設置する際に前記各筐体を保持するのに用いられる。
【0028】本実施例においては、最下部に配置される
前記筐体4をポンプ装置とし、その上部に配置される前
記筐体5を検出装置とし、その上部に配置される前記筐
体6をカラムオーブン装置とし、その上部に配置される
前記筐体7を試料供給装置とし、最上部に配置される前
記筐体8をリザーバー部となっている。
【0029】リザーバー部である前記筐体8は、上部に
溶離液用のボトル9aや洗浄液用のボトル9bを収納す
る試薬品収納部10を備えている。前記ポンプ装置であ
る前記筐体4は、リザーバー部である前記筐体8に備え
たボトル9a、9bからの液体を前記筐体7の試料供給
装置に脈動なく送りだすものである。前記筐体7の試料
供給装置は、複数の試料に前記筐体4のポンプ装置によ
り送り出される液体を分注して、希釈、添加するもので
ある。
【0030】前記筐体6のカラムオーブン装置は、内部
に設けたカラム内を前記筐体7の試料供給装置からの分
析する溶離液を移動させることにより、各成分ごとに分
離させるものである。前記筐体5の検出装置は、前記筐
体6のカラムオーブン装置からの分離された成分を分析
して、データ処理装置3に分析データ信号を出力するも
のである。
【0031】前記データ処理装置3は、前記分析装置本
体2からの分析データを電線コードを介して受信し、当
該分析データを分析処理する制御装置と記憶装置とを内
蔵し、表示装置12と入力装置13とプリンタ14とを
備えている。前記データ処理装置3は、分析データの記
録や計算処理して各種分析データのグラフ作成を行い、
前記表示装置12と前記プリンタ14とにより出力す
る。
【0032】次に、前記筐体4のポンプ装置の詳細構造
を説明する。図2は、図1の液体クロマトグラフの構成
するポンプ装置の拡大説明図、図3は、図1の液体クロ
マトグラフの構成するポンプ装置の拡大正面図、図4
は、図1の液体クロマトグラフの構成でするポンプ装置
の一部断面図を含む右側面図、図5は、図3のポンプ装
置のA−A’断面図、図6は、図3のポンプ装置のB−
B’断面図、図7は、図1の液体クロマトグラフにおけ
る配管通路説明図である。
【0033】前述の如く、前記筐体4は、本実施例にお
いてはポンプ装置となっている。図2において、筐体4
は、筐体前部を構成する前カバー4bと、筐体両側部を
構成する二つの側面カバ−4cとを備えている。本実施
例では、前カバー4bを樹脂成形品とし、側面カバ−4
cを金属の板材で形成しているが、もちろん、側面カバ
−4cを樹脂成形品としても差し支えない。
【0034】前カバー4bの正面はその前方部を凸状の
湾曲面18とし、前カバーの外面、すなわち正面から側
面にかけて凹凸の少ない一様な平坦面で構成している。
前カバー4bの正面両側端部には、縦分割溝19aにて
内側と分割される縦長帯状の面部20aが形成されてい
る。
【0035】前記縦分割溝19aの内側は、上部に横長
帯状の透明板21、下部右側に開閉扉22、下部左側に
操作部23と正面板24とが配置されている。前記凸状
の湾曲面18は、前記面部20aと、前記透明板21
と、前記開閉扉22と、前記正面板24とによりで形成
され、前記操作部23のみ前記湾曲面18より一段奥に
配置されている。
【0036】前記開閉扉22は、その内側に設けたパイ
プ接続室25(図3参照)を覆うものであり、正面右側
の前記面部20aと一体成型され、前記面部20aの上
下端部に設けたヒンジ部26により、前記前カバー4b
に開閉自在に取付けられている。本実施例では、前記開
閉扉22と前記正面右側の面部20aを一体成型してい
るが、前記開閉扉22と前記面部20aとを別体成形し
ても差し支えない。
【0037】前記透明板21は、内部に配置される表示
部27をカバーするものであり、左側に電源スイッチ2
8を設けている。前記操作部23は、その表面に各種キ
ーが印刷されたシート23aにより構成され、内部に操
作基板29(図示せず)が設けられている。
【0038】本実施例では、前記の如く、操作部23を
シート23aで構成しているが、通常の複数のキーから
なる操作スイッチあるいはダイヤルスイッチを用いても
差し支えない。この際、操作スイッチやダイヤルスイッ
チ等の先端部が前記湾曲面18の平坦面から突出しない
ようにすることが好ましい。
【0039】前カバー4bの両側面には、上下に貫通し
た凹状の第一通路4aが形成され、その外側を蓋11a
により覆われている。前記蓋11aは、回転ヒンジ(図
示せず)により前記前カバー4bに開閉自在に取付けら
れ、閉めた状態においてこの前カバー4bと表面が一致
し、凹凸のない一様な平坦面を構成する。
【0040】前記側面カバ−4cと前記筐体4の上面と
が交叉する二つの稜線上には、それぞれ切欠部17が形
成されている。前記切欠部17は、前記筐体4の前後方
向の重心部近傍に形成されている。また、前記筐体4の
上面には、複数(図示では四個)の凹状の脚部収納部3
0が形成され、前記筐体4のの底面には前記脚部収納部
30に対応する位置に脚部31が設けられている。
【0041】前記脚部収納部30と前記脚部31とは、
他の筐体5、6、7にも同様な位置に設けられており、
前記脚部収納部30は、他の筐体の脚部31をほぼ収納
する大きさを備えている。このように構成された前記筐
体4の上面には他の筐体5を積層し、前記脚部31を前
前記脚部収納部30に嵌合させることより、各筐体間の
隙間を小さくし、かつ、安定して順次積層させることが
できる。そして、この積層した状態においては、連通す
る凹状の第一通路の4aから8aまでが形成される。
【0042】上記実施例では、前記筐体4が4個の前記
脚部31にて支持されるようになっているが、これに限
定されるものではなく、各筐体の底面に凸状の脚部を設
け、その上面には前記脚部と対応する位置に前記脚部を
ほぼ収納可能な凹状の前記脚部収納部を形成することに
より、前記脚部と前記脚部収納部とが嵌合し、各筐体が
その隙間が小さく、かつ、安定して積層が行えるような
ものであれば差し支えない。
【0043】図3ないし図6を参照して、筐体4のポン
プ装置の内部構造を説明する。図3において、前記パイ
プ接続室25は、前記湾曲面18より奥まった位置に形
成され、前記パイプ接続室25内に、ポンプヘッド3
2、ドレンバルブ33、複数の分岐バルブ34とが配置
されている。
【0044】前記パイプ接続室25には左右の第一通路
4aと連結する第2の通路46(図5を参照)および第
三通路47とが形成されている。前記第二通路46は、
前記パイプ接続室25と、それに隣接する正面右側の第
一通路4aと連結するもので、前記第一通路4aの側壁
を貫通する開口部により形成されている。前記第三通路
47は、前記パイプ接続室25と、正面左側の第一通路
4aとを連結するもので、正面板24の内側に形成され
ている。
【0045】前記筐体4の背面には端子接続部35(図
4を参照)が設けられている。前記端子接続部35に
は、電源との接続,他の機器との信号接続を行なう端子
が集中配置されている。
【0046】本実施例では、使用頻度の低い電源コード
と信号線の接続部とを背面に設けた前記端子接続部35
に集中させることにより、前記筐体4と各筐体5,6,
7,8との接続を目立たない背面で行なうようにし、使
用頻度の高いパイプ16の接続を前記筐体4の両側面に
設けた第一通路4aを介して行なうようにしている。も
ちろん、電源コードと信号線の配線用として、第一通路
4aと同様な構造の通路を備えてもよい。
【0047】上記において、蓋11aが回転ヒンジ26
により前カバー4bと開閉自在となる構造のもの(図1
参照)を説明したが、図3、5、6、7においては、前
記回転ヒンジの開閉構造のものと同様な作用効果を持つ
取外し可能なキヤップ式の構造の11a′が図示されて
いる。以下このキヤップ式の蓋11a′を備えた第一通
路4aについて説明する。
【0048】図5、6、において、操作部23に近接し
て設けた正面左側の前記第一通路4aは、前記操作部2
3の操作基板29の後方であり、正面から見て、前記第
一通路4aと前記操作基板29が重なるように構成され
ている。この構造により、前記操作部23は、その機能
に必要な面積を正面に確保しながら前記筐体4の横幅を
極力小さくすることができる。
【0049】また、図7に示す如く、前記蓋11a′
は、断面がコ字状に形成され、その開口部の両辺先端部
外側に突縁部36が形成されている。溝37は、前記第
一通路4aの角部に形成されたものであり、前記蓋11
a′を第一通路4aに取り付けたときに前記突縁部36
と係合する。
【0050】取付金具15は、短冊形の形状とし、前記
第一通路4aと他の筐体の第一通路とを連通させるため
ものであり、図7においては、前記第一通路4aと筐体
5に形成した第一通路5aとの間を連通・係止するもの
で、ねじにより取り付けられる。
【0051】次に、図8ないし図11を参照して、図1
の液体クロマトグラフ装置本体の外観構造と他の筐体構
造を説明する。図8は、図1の液体クロマトグラフ装置
本体の外観斜視図、図9は、図1の液体クロマトグラフ
装置本体の開蓋状態における斜視図、図10は、図1の
液体クロマトグラフ装置本体の寸法図であり、その内
(a)は、図1の液体クロマトグラフ装置本体の正面寸
法図、(b)は、図1の液体クロマトグラフ装置本体の
右側面寸法図、図11は、図1の液体クロマトグラフ装
置本体の平面寸法図である。
【0052】図8、9において、筐体5、6、7の外観
構造は、上記筐体4の外観構造と同様な構造としている
が、機能に応じて前カバーの構成を相違させている。検
出装置である筐体5の前カバー5bの正面は、縦分割溝
19bにて区分け形成される正面両側端部の面部20b
と、中央上部の透明板21と、中央右下の正面板38
と、中央左下の操作部23と正面板24とにより構成
し、正面全体のレイアウトを筐体4と同じ構成となって
いる。
【0053】カラムオーブン装置である筐体6の前カバ
ー6bの正面は、縦分割溝19cにて区分け形成される
正面両側端部の面部20cと、中央の正面板39と操作
部40とから構成されている。
【0054】試料供給装置である筐体7の前カバー7b
の正面は、縦分割溝19dにて区分け形成される正面両
側端部の面部20dと、中央上部の透明板21と、中央
の中間部の透明板21と、前記透明板21と同じ大きさ
を有する操作部41と、中央下部の開閉扉42とにより
構成される。
【0055】前記筐体7は試料供給装置となっているた
めに、筐体内部に複数の試料瓶(図示せず)と反応瓶
(図示せず)と試薬瓶(図示せず)を備えたテーブル,
分注、希釈、添加するため可動部を備えた機器収納室4
3と、当該機器収納室43をカバーするために大きな開
閉扉42とを備えている。
【0056】前記筐体8は、この筐体8が内部装置を有
しないリザーバー部であり、さらに、当該筐体8が最上
部に積層されるため、他の前記筐体4から筐体7とは一
部相違した形態となっている。つまり、この筐体8の正
面は、前カバー8aの正面下部に、左側の縦分割溝19
eと横長帯状の窓44と右側の縦分割溝19eとにより
分割部45を形成している。
【0057】前記分割部45は、その左側は下方に積層
される筐体に形成された両側の縦分割溝19aから19
dと連続し、その右側は下方に積層される筐体に形成さ
れた両側の縦分割溝20aから20dと連続し、逆U字
状を形成している。以上述べたように、前記の筐体4か
ら筐体8の前カバー4bから前カバー8bの正面は、前
記筐体4,5のそれぞれ前記操作部23、前記筐体6の
前記操作部40、前記筐体7の前記操作部41以外の構
成部材が、上面から見て、凹凸の少ない同一形状の凸状
の湾曲面18となるように形成されている。
【0058】さらに、前記各前カバ−5bから8bまで
の側面には、前記筐体4に形成した前記第一通路4aと
同じ位置に同様な第一通路5aから8aまでを備え、さ
らに、蓋11bから11eまでが設けられている。この
ため、液体クロマトグラフ装置本体2は前記筐体4から
筐体8までを積層した状態で上下に連通する第一通路4
aから8aまでが形成される。
【0059】また、前記筐体5から筐体8には、前記筐
体4と同様な第二通路あるいは第三通路を形成し、前記
各筐体内部あるいは前記機器収納室43と前記の第一通
路5aから8aまでを連結することにより、外観上にパ
イプ16を露出することなく、前記各筐体4から前記筐
体8までを配管することができる。
【0060】以上のように、本実施例では、前記各筐体
4から筐体8までの正面の構成を、前記各筐体の正面両
側端部に縦分割溝19aないし19dを介して形成され
る面部20aから20dまでを形成させることで上下に
連続させることができる。さらに、上記表示部27をそ
れぞれ備えた装置においては、同一の大きさを備えた上
記透明板21を同じ位置に設けている。
【0061】さらに、前記各筐体は前カバ−4bから8
bまでの正面形状を、上面から見て、凸状の湾曲面18
とすることにより、正面を構成する各構成部材の剛性を
高めるとともに、前記した配置構成とともに一台の液体
クロマトグラフ装置本体2としての統一した印象をも
ち、さらに、清掃性を高めている。
【0062】また、前記筐体5、6、7は前記筐体4と
同様に、その側面カバー5c、6c、7cには切欠部1
7、その上下面には、それぞれ脚部収納部30と脚部3
1とを備え、前記筐体8の下面には脚部31を備えてい
る。このため、上下の筐体の前記脚部収納部30と前記
脚部31とは、嵌合させることができるので、前記各筐
体の隙間を小さくして全高を低くして液体クロマトグラ
フ装置2の重心を低くして安定して積層させることがで
き、この積層状態において、上記の連通する第一通路4
aから8aまでが形成される。
【0063】上記の場合、前記各筐体間は、取付金具1
5(図7を参照)で取り付けられるが、これを分離する
ときは、前記切欠部17を手掛り部として利用すること
ができる。また、前記筐体5、6、7の背面には筐体4
と同様に、端子接続部35が設けられ、当該各筐体の電
源と信号の接続を背面で行なうようにしている。
【0064】図10(a),(b)、図11において、
本実施例における前記筐体4から筐体8の具体的寸法の
一例を示す。全体の横幅Wを260mm、奥行Dを50
0mmとして、上面の大きさを同一にし、筐体4の高さ
4Hを150mm、筐体5の高さ5Hを150mm、筐
体6の高さ6Hを105mm、筐体7の高さ7Hを23
5mm、筐体8の高さ8Hを105mm、筐体4から筐
体8の全体の高さHを765mmとなっている。
【0065】次に、図12において、液体クロマトグラ
フ装置本体2の溶離液用ボトル9aと洗浄液用ボトル9
bから試料や試薬をパイプ16を介して各筐体にいたる
流路を説明する。図12は、図1の液体クロマトグラフ
装置本体の配管説明図である。図12において、(a)
は左側面、(b)は正面、(c)は右側面における試
料,試薬の配管用のパイプ16を示したものである。
【0066】図12において、試薬品収納部10を備え
たリザーバー部である筐体8は、最上部に積層されてい
る。前記試薬品収納部10に備えた溶離液用のボトル9
aと連結するパイプ16は、矢印A1に示す実線のよう
に、正面左側の第一通路8a〜5aを介して第一通路4
aにいたり、ポンプ装置である筐体4に形成した第三通
路47(図示せず)を介してパイプ接続室25にいた
り、ポンプヘッド32に接続される。
【0067】前記ポンプヘッド32により圧力が加えら
れた溶離液は、このポンプヘッド32から分岐バルブ3
4を経て、第二通路46(図示せず)から正面右側の前
記第一通路4aにいたり、前記第一通路5a、6a、7
aおよび試料供給装置である筐体7の第二通路(図示せ
ず)を経て、前記筐体7の内部に設けた配管接続部48
に接続される。
【0068】前記試料供給装置である筐体7にて分注、
希釈、添加された液体は、前記配管接続部48から、再
びこの筐体7の第二通路、前記第一通路7a、6a、筐
体6のカラムオーブン装置の第二通路(図示せず)を順
次経て、前記筐体6のカラムオーブン装置の内部に設け
た配管接続部49に接続される。
【0069】前記カラムオーブン装置の内のカラムにて
各成分ごとに分離された液体は、配管接続部49から再
び第二通路を経て、前記第一通路6a、5aから、検出
装置である筐体5の第二通路(図示せず)を経て、配管
接続部50に接続される。前記筐体5の検出装置にて成
分を分析された液体は、前記配管接続部50から再び該
筐体5の第二通路を経て、前記第一通路5a、6a、7
a、8aを経て、前記筐体8のリザーバー部の試薬品収
納部10に備えた廃棄用のボトル9cに廃棄される。
【0070】洗浄液用のボトル9bの洗浄液も前記溶離
液と同様に送液され、矢印A2で示す点線のように前記
ポンプヘッド32から、ドレンバルブ33、第三通路4
7から第一通路4aから8aを経て、廃棄用のボトル9
cに廃棄される。また、矢印A3で示す点線のように、
配管接続部48から筐体7の第3通路(図示せず)経
て、第一通路7a、8aから廃棄用のボトル9cに廃棄
される。本実施例では、前記第一通路4a〜8aはパイ
プ16を4本程度配管できる大きさとしている。
【0071】なお、本実施例では、各装置の両側に設け
た前記第一通路4aから8aまでに各種のパイプ16を
均等に配置しているが、例えば、左側の第一通路4aか
ら8aまでを筐体4のポンプ装置への溶離液供給用パイ
プ16の配管用として使用し、右側の第一通路4aから
8aに筐体4のポンプ装置から他の各筐体5,6,7,
8への供給用パイプ16の配管用として使用するように
しても差し支えない。
【0072】また、洗浄用,廃棄用のパイプ16の配管
用として他の通路を備えるなど、配管種類ごとに通路を
形成することによりパイプ接続時の取扱性を向上させる
ことができる。この場合、各通路に各装置の配管接続部
を近接配置することにより配管距離を短くすることがで
きる。
【0073】次に、本実施例に係る液体クロマトグラフ
装置の設置および操作について説明する。図13は、図
1の液体クロマトグラフ装置本体の筐体積層作業説明図
である。本実施例では、液体クロマトグラフ装置本体2
を構成する各筐体を分析する試料に対応して選択し、そ
の筐体を1つの筐体上に積層することができる。積層す
る際は、各筐体の脚部31を下方に位置する筐体の脚部
収納部30に嵌合することにより、前記筐体間の隙間を
無くし、水平方向の筐体のズレを防止することができ
る。
【0074】この積層,分離の際、各筐体を切欠部17
で支持することができるから、図13に示す如く、作業
時に指を挟むなどすることがなく安全である。さらに、
第一通路4aから8aを介して、取付金具15で各筐体
を連結する。前記取付金具15による連結は、前記脚部
31と前記脚部収納部30とを嵌合させているので、従
来に比べて強度を必要としなくなるから小型化できる。
【0075】また、前記各筐体間のパイプ16の接続
は、上下に連通する第一通路4aないし8aおよび前記
第一通路4aないし8aと筐体内部のパイプ接続部とを
連結する第2通路46、第3通路47を介して行われ
る。さらに、前記第一通路4aから8aまでは、外表面
を蓋11a〜11eで覆うことにより、前記取付金具1
5や前記パイプ16を隠蔽することができる。また、電
源や信号配線は各筐体の背面に設けた端子接続部35で
行うため、正面から見苦しい配線を隠蔽することができ
る。
【0076】前記液体クロマトグラフ装置1では、前記
液体クロマトグラフ装置本体2とデータ処理装置3とを
構成する各筐体(ただし、筐体8は除く)は、独立した
電源スイッチ28を備えている。前記各筐体4ないし7
は各々の電源スイッチ28を入れ、前記各々の筐体に備
えた操作部23、40、41を介して各々の筐体の動作
条件を設定できるようになっている。
【0077】なお、前記各電源スイッチ28について
は、メインの筐体、例えば、前記筐体4のポンプ装置あ
るいは前記データ処理装置3をON状態とすることによ
り、前記液体クロマトグラフ装置1全体がON状態とな
り、分析を開始するようになっている。
【0078】以上述べたように、本実施例によれば、各
筐体は積層した状態で連通する第一通路4aから8aま
でと、第二通路46(第三通路47を備えてもよい)と
を各筐体4から8までに備えるようにしたので、前記第
一通路4aないし8aおよび第二通路46を介してパイ
プ16の接続を行うことができるから配管処理を容易に
することができる。
【0079】このため、従来例が各筐体間の隙間をぬう
ようには弛ませて配管していたパイプ16を前記2つの
通路を介して直線的に接続することができる。このた
め、パイプ16を最短距離で接続ができるから、パイプ
16内を流れる液量を減らすことができるので、全体の
試薬の送液量や洗浄液を減少でき、セットアップや洗浄
の時間を短縮するとともに、ひいては、微量な混合試料
の分析精度向上に貢献することができる。
【0080】さらに、パイプ16は、第一通路4aない
し8a内と第二通路46内とで配管されるから、パイプ
16を誤って破損することがないから、貴重な分析デー
タを損失したり、あるいは、パイプ16内に送液する危
険な試薬の飛散等の安全性を向上させることができる。
さらに加えて、パイプ16は第一通路4aから8aまで
に沿って集中配管されるから、パイプ16の取付や取外
しの際の取扱性を向上させることができる。
【0081】また、前記筐体4ないし8は、筐体前部を
構成する前カバー4bから8bまでを有し、当該前カバ
ー4bから8bの外面は、凹凸の少ない一様な平坦面で
構成され、正面両側端部には、積層時に上下に連続する
位置に形成され、かつ、側端部に面部20aから20e
を形成する縦分割線19aから19eを形成することに
より、上下に連続した一体感のある形態とて、液体ガス
クロマトグラフ装置を室内環境に調和させることができ
る。
【0082】さらに、前記各筐体4ないし8は筐体底面
に凸状の脚部31を備え、本体上面には、前記脚部31
と対応する位置に形成され、前記脚部31をほぼ収納可
能な脚部収納部30部を形成するとともに、前記各筐体
4ないし8の上、底面両側端部に切欠部17を形成する
ことにより、分離・設置しやすさを維持しながら、全高
を低くして一体感をだし、安定したシステムの構成を容
易にすることができる。
【0083】さらに、前記各筐体4ないし8を固定する
前記取付金具15は、前記脚部31と脚部収納部30と
を嵌合させることにより、その強度を弱くすることがで
きるので、小型になり、しかも、第一通路4aから8a
までを蓋11aと11eまでとにより隠蔽できるので、
美観上も、安全対策上も向上させることができる。
【0084】〔実施例 2〕次に、本発明の他の実施例
に係る分離分析装置の液体クロマトグラフ装置を説明す
る。図14は、本発明の他の実施例に係る分離分析装置
の液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視図である。図
中、図1から図13に示す符号と同一符号は、同等の部
材、部位であるので説明を省略する。図14において、
正面の片側端部にのみ〔実施例 1〕の第一通路4aか
ら8aまでを設けたものである。
【0085】図14において、液体クロマトグラフ装置
本体2は、上面形状を同一に形成して積層可能に構成し
た箱形形状の筐体4ないし筐体8によって構成される。
前記筐体4ないし筐体8は、最上部の筐体8以外は分離
分析する混合試料に対応して組み替え自在に積層配置さ
れる。本実施例では、前記筐体4をポンプ装置、前記筐
体5を試料供給装置、前記筐体6をカラムオーブン装
置、前記筐体7を検出装置、前記筐体8リザーバー部と
している。前記筐体4ないし筐体8は前部を構成する前
カバー4bから8bまでと、後部を構成する側面カバー
4cから8cまでとにより構成される。
【0086】前記前カバー4bから7bまでの正面左側
には、縦分割溝19aから19dまでが形成され、左側
端部に面部20aないし20dを備えた蓋11aから1
1dまでが形成されている。前記蓋11aないし11d
は、左端部に設けたヒンジ部(図示せず)にて図示の矢
印の如く、開閉自在に構成されている。前記蓋11aか
ら11dまでの内側には、前記筐体4ないし筐体7を積
層した状態で連通する第1通路4aから7aまでが形成
される。
【0087】前記筐体8の底面には前記筐体7と積層し
た状態で、第一通路7aと対応する位置に第一通路8a
が形成される。この第一通路4aないし8aの構造によ
り、前記各筐体4から8までをパイプ16を外表面に露
出することなく配管することができる。
【0088】また、上面に円形状のボトル用の収納部を
複数個備えた試薬品収納部10、透明板21、操作部は
23、40、41、開閉蓋は22、42、正面板は39
である。さらに、前記各筐体4ないし8は、底面に脚部
31、各筐体4ないし7は上面に脚部収納部30を備え
ているので、筐体間の隙間を小さく構成することがてき
る。
【0089】〔実施例 3〕本発明のさらに他の実施例
に係る分離分析装置の液体クロマトグラフ装置を説明す
る。図15は、本発明の他の実施例に係る分離分析装置
の液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視図である。図
中、図1から図14に示す符号と同一符号は、同等の部
材、部位であるので説明を省略する。図15において、
本実施例は、正面の両側に両側端部に第一通路4aから
7aまでを設けたものである。
【0090】液体クロマトグラフ装置本体2は、上面形
状を同一に形成して積層可能に構成した箱形形状の筐体
4から筐体8までによって構成される。前記筐体4から
8までの構成は、図14の〔実施例 3〕と同じように
なっている。前記筐体4ないし筐体8は、前部を構成す
る前カバー4bないし8bと、後部を構成する側面カバ
ー4cないし8cとにより構成される。前記前カバー4
bから7bまでの正面両側には縦分割溝19aから19
dまでが形成され、両側端部に面部20aないし20d
を備えた蓋11aから11dまでが形成される。
【0091】前記蓋11aないし11dは、両側端部に
設けたヒンジ部(図示せず)にて開閉自在に構成され
る。前記蓋11aから11dまでの内側には、前記筐体
4ないし筐体7を積層した状態で連通する第一通路4a
から7aまでが形成される。前記筐体8の底面には前記
筐体7と積層した状態で、第一通路7aと対応する位置
に第一通路8aが形成される。この第一通路4aから8
aまでの構造により、前記各筐体4から8までをパイプ
16を外表面に露出することなく配管することができ
る。
【0092】以上述べた実施例によれば、前記第一通路
4aから8aまでが正面に配置されるので、配管作業を
容易にすることができる。さらに、前記第一通路4aか
ら8aまでの表面を前記面部20aから20dまでを備
えた前記蓋11aから11dまでにより覆うことができ
るので、配管を隠蔽できるとともに、上下に連続した前
記面部20aから20dまでが形成されるから、液体ク
ロマトグラフ装置本体2を一体感ある形態とすることが
できる。
【0093】〔実施例 3〕本発明のさらに他の実施例
に係る分離分析装置の液体クロマトグラフ装置を説明す
る。図16は、本発明のさらに他の実施例に係る分離分
析装置の液体クロマトグラフ装置本体筐体の積層状態説
明図、図17は、図16の液体クロマトグラフ装置本体
筐体の部分断面図である。図1から図15に示した部
材、部位と同等のものは、同一符号をもって示し、説明
を省略する。
【0094】図16において、本実施例は、各筐体の両
側端部に切欠部17を形成し、前記各筐体を積層した状
態で前記切欠部17を塞ぎ、かつ、上下に積層される前
記筐体と固定し、前記各筐体を分離する状態で前記切欠
部17を露出して、上下に積層される前記筐体との固定
状態を開放する固定板51を設けたものである。図16
において、筐体4、5は、脚部31(図示せず)と脚部
収納部30(図示せず)とを備え、筐体6は脚部31
(図示せず)を備え、前記各筐体間の隙間が無いように
積層される。
【0095】前記筐体6は、最上部に積層され上面に試
薬品収納部10を備えている。前記筐体6の底面両側に
は、上記切欠部17が形成される。前記筐体4、5の上
下面両側にも前記切欠部17が形成される。ここで、前
記筐体4、5、6に形成される前記切欠部17は、積層
した状態で上下に揃うように整合して形成される。
【0096】固定板51は、前記筐体4、5、6を積層
した状態で、上下の切欠部17で作る凹部52と対応す
る大きさを備え、当該固定板51の上下部には、ツメ5
3を設け、前記切欠部17には係合穴54が形成されて
いる。前記固定板51は、前記凹部52に取付た際に、
前記ツメ53と前記係合穴54とが係合する。この構造
により、上下の筐体を固定しながら、両側面に形成され
る前記切欠部17を覆って、側面をフラットにすること
ができる。
【0097】〔実施例 4〕図18は、本発明のさらに
他の実施例に係る分離分析装置の液体クロマトグラフ装
置本体筐体の積層状態説明図である。図19は、図17
の液体クロマトグラフ装置本体筐体の部分断面図であ
る。図1から図17に示した部材、部位と同等のもの
は、同一符号をもって示し、説明を省略する。図18
は、図16の〔実施例 3〕と同様な効果を備えた他の
実施例を示したものである。
【0098】図中、筐体4と筐体5とは積層した状態で
筐体間の隙間が小さくなるように構成される。また、積
層した状態で、前記筐体4、5の側面に2つの切欠部1
7により凹部52が形成されるようにする。上方に位置
する前記筐体5の前記切欠部17に摺動自在に取り付け
られている固定板55を設ける。
【0099】前記固定板55は凹部52を覆う大きさを
備え、先端部にツメ56が設けられる。下方に位置する
前記筐体4の前記切欠部17には係合穴57が設けられ
る。前記ツメ56と前記係合穴57とは、積層状態で前
記固定板55が引き出されて、前記凹部52を覆った状
態で係合するようにする。この構造により、前記上下の
筐体4、5を固定しながら、両側面に形成される前記切
欠部17を覆って、側面をフラットにすることができ
る。
【0100】〔実施例 5〕本発明に係る分離分析装置
のさらに他の実施例を示す液体クロマトグラフ装置を説
明する。図20は、本発明に係る分離分析装置のさらに
他の実施例を示す液体クロマトグラフ装置本体の外観斜
視図である。なお、図中、図1から図19に示した部
材、部位と同等ものは同一符号をもって示し説明を省略
する。新たな符号のみ説明する。58、59、60は箱
形形状の筐体、前カバー58b、59b、60bは前カ
バー、58c、59c、60cは後カバーである。
【0101】図20において、本実施例は、各筐体を左
右方向に連続して並設配置し、その筐体外表面に第一通
路58aから60aを設けたものである。図において、
液体クロマトグラフ装置本体2は、側面形状を同一に形
成して左右方向に連続して並列配置可能に構成した箱形
形状の筐体58から筐体60によって構成される。前記
筐体58ないし筐体60は、分離分析する混合試料に対
応して組み替え自在に並設配置される。
【0102】本実施例では、最小のシステムを示したも
のであり、前記筐体58をリザーバー部、前記筐体59
をポンプ装置、前記筐体60を検出装置としている。前
記筐体58ないし筐体60は、前部を構成する前カバー
58bないし60bと、後部を構成する後カバー58c
ないし60cとにより構成される。前記前カバー58b
から60bまでの正面上下には、横分割溝19aなしい
19cが形成され、上下端部に面部20aないし20c
を備えた蓋11aないし11cが形成される。
【0103】前記蓋11aないし11cは、その断面が
L字形状をしており、端部に設けたヒンジ部(図示せ
ず)にて矢印のように上下方向に開閉自在に構成され
る。前記蓋11aから11dcの内側には、前記筐体5
8ないし筐体60を並設した状態で連通する第一通路5
8aから60aまでが形成される。通路46は、該第一
通路58aから60aまでと前記各筐体内部に設けた配
管接続部とを連結する第二通路である。試薬品収納部1
0は、筐体58の上面に開口して設けられ、透明板21
は、前記筐体並設状態では横方向に連続するように設け
られている。
【0104】前記筐体59の正面部は、操作部23と矢
印方向に開閉可能な前記前カバー59bとにより形成さ
れ、前記筐体60正面部は、操作部23と前記前カバー
60bとにより形成され、リザーバー部である筐体58
の正面部は、大面積の前記前カバー58bにより形成さ
れている。これら前記正面部の上部は、前記筐体58の
窓形44と前記筐体59、60の正面部上部に設けたそ
れぞれの透明板21と連続するように形成されている。
また、各筐体58から60までの底面には脚部31が設
けられている。
【0105】以上述べた如く、上記各実施例によれば、
第一通路58aから60aまでが正面に配置されるの
で、配管作業を容易にすることができる。さらに、第一
通路58aから60aまでの表面を面部20aから20
cまでを備えた蓋11aから11cまでにより覆うこと
ができるので、配管を隠蔽できるとともに、左右に連続
した面部20aから20cまでが形成されるから、液体
クロマトグラフ装置本体2を一体感ある形態とすること
ができる。
【0106】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、分離分析装置を構成する各筐体の外面をほぼ同一
形状とし、相互に上下方向に積層または水平方向にも並
設でき、分離設置可能であり、試薬供給パイプ等の配管
処理も簡単、かつ、最短距離で施工でき、美観上、安全
対策上からも秀れ、一体感のある形態を有する省スペー
ス形の分離分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離分析装置の一実施例である液
体クロマトグラフ装置の外観斜視図である。
【図2】図1の液体クロマトグラフ装置を構成するポン
プ装置の拡大説明図である。
【図3】図1の液体クロマトグラフ装置を構成するポン
プ装置の正面図である。
【図4】図1の液体クロマトグラフ装置を構成するポン
プ装置の一部断面図を含む右側面図である。
【図5】図3の筐体、ポンプ装置のA−A’断面図であ
る。
【図6】図3の筐体、ポンプ装置のB−B’断面図であ
る。
【図7】図1の液体クロマトグラフ装置における配管通
路説明図である。
【図8】図1の液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視
図である。
【図9】図1の液体クロマトグラフ装置本体の開蓋状態
における斜視図である。
【図10】図1の液体クロマトグラフ装置本体の寸法図
である。
【図11】図1の液体クロマトグラフ装置本体の平面寸
法図である。
【図12】図1の液体クロマトグラフ装置本体の配管説
明図である。
【図13】図1の液体クロマトグラフ装置本体の筐体積
層作業説明図である。
【図14】本発明に係る分離分析装置の他の一実施例で
ある液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視図である。
【図15】本発明に係る分離分析装置のさらに他の一実
施例である液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視図で
ある。
【図16】本発明に係る分離分析装置のさらに他の一実
施例である液体クロマトグラフ装置本体筐体の積層状態
説明図である。
【図17】図16の筐体の部分説明図である。
【図18】本発明に係る分離分析装置のさらに他の一実
施例である液体クロマトグラフ装置本体筐体の積層状態
説明図である。
【図19】図16の筐体の部分説明図である。
【図20】本発明に係る分離分析装置のさらに他の一実
施例である液体クロマトグラフ装置本体の外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…液体クロマトグラフ装置 2…液体クロマトグラフ装置本体 3…データ処理装置 4、5、6、7、8…筐体 4a、5a、6a、7a、8a…第一通路 4b、5b、6b、7b、8b…前カバー 4c、5c、6c、7c、8c…側面カバー 9a、9b、9c…ボトル類 10…試薬品収納部 11a、11b、11c、11d、11e…ヒンジ型の
蓋 11a´…キャツプ型の蓋 15…取付金具 16…パイプ 17…切欠部 18…凸状の湾曲面 19a、19b、19c、19d…縦分割溝 20a,20b,20c,20d,20e…面部 21…透明板 22…開閉扉 23…操作部 24…正面板 25…パイプ接続室 26…ヒンジ部 27…表示部 28…電源スイッチ 29…操作基板 30…脚部収納部 31…脚部 32…ポンプヘッド 33…ドレンバルブ 34…分岐バルブ 35…端子接続部 36…突縁部 37…溝 38,39…正面板 40,41…操作部 42…開閉扉 43…機器収納室 44…窓 45…分割部 46…第2通路 47…第3通路 48,49,50…配管接続部 51…固定板 52…凹部 53…ツメ 54…係合穴 55…固定板 56…ツメ 57…係合穴 58、59、60…筐体 58a、59a、60a…第1通路 58b、59b、60b…前カバー 58c、59c、60c…後カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 秀雄 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 萩谷 薫 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 (56)参考文献 特開 平6−79561(JP,A) 特開 平1−98780(JP,A) 実開 昭61−189264(JP,U) 実開 昭63−36851(JP,U) 実開 平5−90103(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 30/02 B01D 15/08 G01N 30/26

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体をそれぞれ具備し、少なくともポン
    プ装置と検出装置とを備えた分離分析装置において、 前記各筐体は、相互に上下方向に積層または水平方向に
    並設できるように構成し、前記積層または並設の状態に
    おいて配管のための連通した第一通路と、前記第一通路
    と前記筐体内部に配設された各部材の配管接続部とを連
    結する第二通路とを備えていることを特徴とする分離分
    析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記筐体はその外面
    をほぼ同一形状としていることを特徴とする分離分析装
    置。
  3. 【請求項3】 筐体をそれぞれ具備し、少なくともポン
    プ装置と検出装置とを備えた分離分析装置において、 前記各筐体は、その上面をほぼ同一形状とし、相互に上
    下方向に積層できるように構成し、前記積層した状態に
    おいて連通する第一通路を備えていることを特徴とする
    分離分析装置。
  4. 【請求項4】各筐体は、当該筐体底面に凸状の脚部と、
    当該筐体上面に前記脚部と対応する位置に前記脚部に対
    する凹状の収納部とをそれぞれ備え、前記脚部と前記収
    納部とを嵌合させるように構成したことを特徴とする請
    求項または3記載のいずれかの分離分析装置。
  5. 【請求項5】各筐体は、その上,下面両側端部の少なく
    ともいずれかに切欠部を具備することを特徴とする請求
    項1ないし記載のいずれかの分離分析装置。
  6. 【請求項6】 各筐体が積層された状態において切欠部
    を塞ぎ、かつ、下方の筐体と固定し、前記各筐体が分離
    された状態において前記切欠部を露出し、かつ、下方の
    筐体との固定を開放する取付板を設けたことを特徴とす
    る請求項5記載の分離分析装置。
  7. 【請求項7】 筐体をそれぞれ具備し、少なくともポン
    プ装置と検出装置とを備えた分離分析装置において、 前記各筐体は、その側面をほぼ同一形状とし、相互に水
    平方向に並設できるよる分離分析装置。
  8. 【請求項8】 各筐体は、それぞれの第一通路に当該筐
    体を相互に固定する固定部を備えたことを特徴とする請
    求項1ないし記載のいずれかの分離分析装置。
  9. 【請求項9】 第一通路は、筐体の外面に凹状の溝を形
    成して構成したことを特徴とする請求項1ないし記載
    のいずれかの分離分析装置。
  10. 【請求項10】 各筐体は、それぞれ、その第一通路を
    外面に露出する状態と、外面から隠蔽する状態とを任意
    にとれるような蓋を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし記載のいずれかの分離分析装置。
  11. 【請求項11】 各筐体は、操作スイッチを配設する場
    合には、当該筐体の任意の面に集中すると共に、第一通
    路を前記任意の面に隣接する他面の前端部近傍、かつ、
    前記操作スイッチの操作基板の後方に位置させ、前記任
    意の面から見て、前記第一通路と前記操作基板との位置
    とが重なるように構成されていることを特徴とする請求
    項1ないし10記載のいずれかの分離分析装置。
  12. 【請求項12】 各筐体は、当該筐体前部を構成する前
    カバーを有し、当該前カバーの外面は凹凸の少ない一様
    な平坦面により構成されるとともに、前記前カバーの外
    面に当該前カバーを閉じた状態において平坦面を形成す
    る蓋を具備した第一通路を備えていることを特徴とする
    請求項1ないし12記載のいずれかの分離分析装置。
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