JP4347680B2 - エネルギー拡散回路、パケット番号算出回路、及び受信装置 - Google Patents

エネルギー拡散回路、パケット番号算出回路、及び受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送の受信装置に用いられるエネルギー拡散回路、パケット番号算出回路及びこれを用いた受信装置に関するものである。
デジタル放送の伝送方式には様々なものがあり、例えば日本の地上デジタルテレビジョン放送方式であるISDB−T(Integrated System Digital Broadcasting−Terrestrial)、日本の地上デジタル音声放送方式であるISDB−TSB(Integrated System Digital Broadcasting−Terrestrial Sound Broadcasting)、日本の衛星デジタル放送方式であるISDB−S(Integrated System Digital Broadcasting−Satellite)、欧州の地上デジタルテレビジョン放送方式であるDVB−T(Digital Video Broadcasting−Terrestrial)などがある。これらの伝送方式において共通に使われる処理の一つに、エネルギー拡散(ランダマイズとも呼ばれる)がある。
エネルギー拡散の原理的な構成を図2に示す。図2において、エネルギー拡散部201は擬似ランダム符号系列(以下、PRBSという)を生成するPRBS生成部202と、排他的論理和(以下、XORという)を行うXOR演算部205を有している。PRBS生成部202は、15ビットのシフトレジスタ部203と、XOR演算部204とで構成される。XOR演算部205は、エネルギー拡散部に入力されるデータ信号と、PRBS生成部202より生成されるPRBSとのXOR演算を行うものである。エネルギー拡散部201は、送信装置側と受信装置側にそれぞれ設けられ、伝送するデジタルデータにおける0と1との比率をほぼ等しくするために用いられる。エネルギー拡散部201において、シフトレジスタ部203の初期値として所定の値が定められており、シフトレジスタ部203は所定の周期で初期化される。シフトレジスタ部203の初期値は、ISDB−T、ISDB−TSB、ISDB−S、DVB−Tの場合の全てに共通で低次(図における左側)から順に「100101010000000」である。シフトレジスタ部203が初期化される周期は、ISDB−TおよびISDB−TSBの場合は1フレーム(約53ミリ秒(以下、ms)〜約257ms)、ISDB−Sの場合は1スーパーフレーム(約10ms)、DVB−Tの場合は8トランスポートパケット(約70マイクロ秒(以下、μs)〜約300μs)である。
図3は、日本のデジタルテレビジョン放送の受信装置の一般的な構成を示すブロック図である。本図において、衛星受信アンテナ301、地上受信アンテナ302は受信装置303に接続されている。図の受信装置303は、衛星放送の受信と、地上放送の受信との共用が可能な受信装置としているが、いずれかのアンテナのみの入力を受けつける専用受信装置としてもよい。また、ケーブル等による放送波の入力や、外部機器からの入力TSを受けつける受信装置とすることも可能である。受信装置303により得られる映像信号または音声信号、あるいはその両方は、映像・音声表示装置304に出力されて表示される。受信装置303は、映像・音声表示装置304を内蔵することも可能である。
図4は、受信装置303の一般的な構成を示すブロック図である。衛星フロントエンド401は、衛星受信信号を受けて選局・復調・誤り訂正を行い、トランスポートストリーム(以下、TSという)を出力するものである。地上フロントエンド402は、地上受信信号を受けて選局・復調・誤り訂正を行い、TSを出力するものである。映像・音声デコーダ403は、衛星フロントエンド401から出力されるTSや地上フロントエンド402から出力されるTS、その他外部機器から入力されるTSのいずれかを受けて映像信号や音声信号に変換するものである。
図5は、地上フロントエンド402の一般的な構成を示すブロック図である。受信信号はチューナ部501によって選局され、A/D変換部502によってデジタル信号に変換される。直交復調部503は、入力されたデジタル信号に対し直交検波を行い、ベースバンドOFDM信号に変換する。FFT部504は、直交復調部503からの信号に対し高速フーリエ変換を行い、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換して出力する。検波部505は、FFT部504からの信号に対し同期検波もしくは差動検波を行い、復調された信号を出力する。誤り訂正部506は、検波部505で得られた復調信号に対し、誤り訂正復号を行う。シンボル同期検出部507は、直交復調部503から出力されるベースバンドOFDM信号から、伝送モード情報およびシンボル同期タイミングを検出し、シンボルタイミング信号をFFT部504および検波部505に、シンボルタイミング信号および伝送モード情報を誤り訂正部506に供給する。フレーム同期検出部508は、FFT部504から出力される信号に含まれる制御情報を抽出するとともに、前記制御情報を基に、フレームの先頭位置からシンボルの先頭位置までのずれをシンボル番号として検出し、制御情報およびシンボル番号を検波部505および誤り訂正部506に供給する。
伝送モード情報には、伝送されるOFDMシンボルにおけるキャリア間隔を規定するモード(1、2、3の3種類)と、反射波等による干渉を軽減するためのガードインターバルの長さを規定するガードインターバル長がある。また制御情報として、例えばISDB−TおよびISDB−TSBの場合、階層伝送の構成や、階層毎のキャリア変調方式、畳込み符号化率、時間インターリーブ長などを伝送するためのTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号と呼ばれる信号が存在している。
図6は、誤り訂正部506の一般的な構成を示すブロック図である。誤り訂正部506は、周波数および時間デインターリーブ処理を行う周波数・時間デインターリーブ部601と、キャリア情報からビット情報を抽出するデマッピング部602と、階層伝送されている場合にデータを分割する階層分割部603と、分割された階層毎にビットデインターリーブ処理を行うビットデインターリーブ部604A、604B、604Cと、分割された階層毎に畳込み符号化率に応じたビット補間を行うデパンクチュアー部605A、605B、605Cと、各階層のデータを所定のビット長(ここでは1632ビット=204バイト)を持つパケット単位にまとめるTS再生部606と、符号化率1/2のビタビ復号を行うビタビ復号部607と、再び階層分割を行う階層分割部608と、分割された階層毎にバイトデインターリーブ処理を行うバイトデインターリーブ部609A、609B、609Cと、分割された階層毎にエネルギー拡散処理を行うエネルギー拡散部201A、201B、201Cと、分割された階層毎のデータを合成する階層合成部610と、短縮化リードソロモン符号(204,188)の復号を行うRS復号部611とで構成される。ここで、エネルギー拡散部201A、201B、201Cは、先に述べたエネルギー拡散部201と同一の構成であり、同期バイトを除くデータ信号と、PRBSとのXOR演算を行う。また、エネルギー拡散部201A、201B、201Cそれぞれのシフトレジスタ部は、同期バイト期間を含めて動作し、フレーム毎に初期化される(例えば、非特許文献1参照。)。
「デジタル放送用受信装置標準規格(望ましい仕様)」,社団法人電波産業会,ARIB STD−B21 3.2版,平成14年7月25日策定
ISDB−TおよびISDB−TSBにおける従来のエネルギー拡散部では、フレームの先頭における初期化が必須となっている。ここで、信号受信開始のタイミングはフレーム周期とは全く関係なく発生するため、信号の受信開始からフレーム先頭までの時間は平均値で0.5フレーム、最大値で1フレームとなる。0.5フレームの時間は、約27ms〜約129ms、1フレームの時間は、約53ms〜約257msである。この間はエネルギー拡散の処理を開始することができず、正しい受信信号が出力されるまでの待ち時間が発生する。
放送を視聴する場合、視聴チャンネルごとにフレーム周期のタイミングが異なるので、チャンネルを切り替えるたびに、この待ち時間が発生する。これにより、チャンネルを切り替えてから映像を画面に表示したり、音声を出力したりするなどのサービスを提示するまでにかかる時間が長くなるという欠点があった。
本発明は、チャンネル切り替えの際の遅延時間の主要因であるエネルギー拡散の初期化に要する時間を短縮することができるエネルギー拡散回路、これに用いられるパケット番号算出回路およびそれを用いたデジタル放送の受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、所定の数の前記パケットからなる単位フレームとして構成され、且つエネルギー拡散されたデータ信号を受信する受信装置に用いられ、受信したデータ信号のエネルギー拡散を行うエネルギー拡散回路であって、伝送ビットに応じてシフトするシフトレジスタ、及び前記シフトレジスタの一部の出力を入力として排他的論理和演算を行いその出力をシフトレジスタの入力に帰還する排他的論理和回路、を含んで構成され、単位フレーム毎に前記シフトレジスタがレジスタ初期値で初期化されて擬似ランダム符号系列(以下、PRBSという)を生成するPRBS生成手段と、前記PRBS生成手段から得られる擬似ランダム信号とデータ信号とのビット単位での排他的論理和演算を行う排他的論理和回路と、前記PRBS生成手段の初期状態からの伝送ビット数に基づき前記PRBS生成手段のシフトレジスタの状態を算出して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える状態設定手段と、を具備することを特徴とする。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を元に初期状態からのビットシフト数を計算するサイクル数計算手段と、前記サイクル数計算手段で得られたビットシフト数のデータをLSBからMSBまで各ビット毎に分割するビット分割部と、前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段にロードするレジスタの中間値を生成する中間値生成手段と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記サイクル数計算手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数に1パケット当たりのビット数を乗じてビットシフト数を算出する乗算部と、得られたビットシフト数を前記PRBS生成手段の周期に相当するビットシフト数により除算演算を行い、剰余ビットシフト数を算出する剰余演算部と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記中間値生成手段は、シフト対象となる15ビットのレジスタ値をビット毎に分割して得られる各15ビットのデータ群を前記PRBS生成手段において2iビットシフトしたときに、得られるデータ群の夫々のLSBからMSBを排他的論理和演算して得られるシフトデータを生成する15個の2i(i=0〜14)ビットシフト演算部と、前記レジスタ初期値が与えられたときに20ビットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、前記第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1ビットシフト回路より得られるレジスタ値と前記第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜15)の選択部と、を具備し、前記第15の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力するようにしてもよい。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を基に前記生成手段の状態を計算して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与えるようにしてもよい。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数をLSBからMSBまでの各ビット毎に分割するビット分割手段と、前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える中間値を生成する中間値生成手段と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記中間値生成手段は、入力されたレジスタ値に対して1パケットのシフト数Psに相当するシフト量をPsとすると、夫々Ps×2i(i=0〜11)のシフトを行う12個の2iパケットシフト演算部と、前記レジスタ初期値が与えられたときに前記20パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜12)の選択部と、を具備し、前記第12の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力するようにしてもよい。
又、本発明は、定められた伝送モード情報および制御情報にしたがって、データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、前記データ信号の単位フレームは所定の数の前記パケットからなっているものが、さらに単位フレーム内で並べ替えられて所定の数のキャリアからなるシンボル単位に分割され、所定の数のシンボルからなるフレームに分割され、データ信号を受信する受信装置に用いられ、受信中のデータ信号のパケット番号を算出するパケット番号算出回路であって、フレーム先頭からのシンボル数、前記伝送モード情報および制御情報に基づいて、次式
num=M・S'x・R'x・NSEGx・SYM
num=Int[Bnum/204]
num:フレーム先頭からのバイト数
num:フレーム先頭からの有効パケット数
M:伝送モードに基づく係数
S'x:X階層のキャリア方式に基づく係数
R'x:X階層の畳み込み符号化率に基づく係数
NSEGx:X階層のセグメント数
SYM:フレーム先頭からの経過シンボル数
に基づいてフレーム先頭からの有効パケット数Pnumを計算し、パケット番号として出力することを特徴とする。
又、本発明は、データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、所定の数の前記パケットからなる単位フレームとして構成され、さらに単位フレーム内で並べ替えられて所定の数のキャリアからなるシンボル単位に分割され、所定の数のシンボルからなるフレーム単位で、エネルギー拡散されたデータ信号を受信する受信装置において、受信したデータ信号のエネルギー拡散を行うエネルギー拡散回路を具備し、前記エネルギー拡散回路は、伝送ビットに応じてシフトするシフトレジスタ、及び前記シフトレジスタの一部の出力を入力として排他的論理和演算を行いその出力をシフトレジスタの入力に帰還する排他的論理和回路、を含んで構成され、単位フレーム毎に前記シフトレジスタがレジスタ初期値で初期化されて擬似ランダム符号系列(以下、PRBSという)を生成するPRBS生成手段と、前記PRBS生成手段から得られる擬似ランダム信号とデータ信号とのビット単位での排他的論理和演算を行う排他的論理和回路と、前記PRBS生成手段の初期状態からの伝送ビット数に基づき前記PRBS生成手段のシフトレジスタの状態を算出して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える状態設定手段と、を具備することを特徴とする。
ここでフレーム先頭からのシンボル数、伝送モード情報および制御情報を基にフレーム先頭からの有効パケット数を計算し、パケット番号として出力するパケット番号算出手段と、を更に具備するようにしてもよい。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を元に初期状態からのビットシフト数を計算するサイクル数計算手段と、前記サイクル数計算手段で得られたビットシフト数のデータをLSBからMSBまで各ビット毎に分割するビット分割部と、前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段にロードするレジスタの中間値を生成する中間値生成手段と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記サイクル数計算手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数に1パケット当たりのビット数を乗じてビットシフト数を算出する乗算部と、得られたビットシフト数を前記PRBS生成手段の周期に相当するビットシフト数により除算演算を行い剰余ビットシフト数を算出する剰余演算部と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記中間値生成手段は、シフト対象となる15ビットのレジスタ値をビット毎に分割して得られる各15ビットのデータ群を前記PRBS生成手段において2iビットシフトしたときに、得られるデータ群の夫々のLSBからMSBを排他的論理和演算して得られるシフトデータを生成する15個の2i(i=0〜14)ビットシフト演算部と、前記レジスタ初期値が与えられたときに20ビットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、前記第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1ビットシフト回路より得られるレジスタ値と前記第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜15)の選択部と、を具備し、前記第15の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力するようにしてもよい。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を基に前記生成手段の状態を計算して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与えるようにしてもよい。
ここで前記状態設定手段は、前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数をLSBからMSBまでの各ビット毎に分割するビット分割手段と、前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える中間値を生成する中間値生成手段と、を具備するようにしてもよい。
ここで前記中間値生成手段は、入力されたレジスタ値に対して1パケットのシフト数Psに相当するシフト量をPsとすると、夫々Ps×2i(i=0〜11)のシフトを行う12個の2iパケットシフト演算部と、前記レジスタ初期値が与えられたときに前記20パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜12)の選択部と、を具備し、前記第12の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力するようにしてもよい。
ここで前記パケット番号算出回路は、フレーム先頭からのシンボル数、前記伝送モード情報および制御情報に基づいて、次式
num=M・S'x・R'x・NSEGx・SYM
num=Int[Bnum/204]
num:フレーム先頭からのバイト数
num:フレーム先頭からの有効パケット数
M:伝送モードに基づく係数
S'x:X階層のキャリア方式に基づく係数
R'x:X階層の畳み込み符号化率に基づく係数
NSEGx:X階層のセグメント数
SYM:フレーム先頭からの経過シンボル数
に基づいてフレーム先頭からの有効パケット数Pnumを計算し、パケット番号として出力するようにしてもよい。
本発明によれば、信号受信開始からフレーム先頭までの間を待たずにエネルギー拡散の処理を開始することができる。従って電源を入れたりチャンネルを切り替えてからサービスを提示する(映像を画面に表示したり、音声を出力したりする)までにかかる時間を短縮することの可能なエネルギー拡散回路、およびそれを用いた受信装置を提供することが可能である。
本発明の実施の形態における受信装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、背景技術の項において説明したものと同一の構成要素に関しては、同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
図7は、本発明の実施の形態における日本のデジタルテレビジョン放送の受信装置の構成を示すブロック図である。受信装置701は、地上受信信号を受けて選局・復調・誤り訂正を行いTSを出力する地上フロントエンド702と、地上フロントエンド702から出力されるTS、その他外部機器から入力されるTSのいずれかを受けて映像信号や音声信号に変換する映像・音声デコーダ403と、を備える。受信装置701により得られる映像信号または音声信号、あるいはその両方は、映像・音声表示装置304に出力されて表示される。受信装置701は、映像・音声表示装置304を内蔵することも可能である。なお、受信装置701は、背景技術の項にも示した通り、衛星デジタル放送を受信することも可能な共用受信装置としてもよい。
図8は、地上フロントエンド702の構成を示すブロック図である。受信信号はチューナ部501によって選局され、A/D変換部502によってデジタル信号に変換される。直交復調部503は、入力されたデジタル信号に対し直交検波を行い、ベースバンドOFDM信号に変換する。FFT部504は、直交復調部503からの信号に対し高速フーリエ変換を行い、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換して出力する。検波部505は、FFT部504からの信号に対し同期検波もしくは差動検波を行い、復調された信号を出力する。誤り訂正部806は、検波部505で得られた復調信号に対し、誤り訂正復号を行う。シンボル同期検出部507は、直交復調部503から出力されるベースバンドOFDM信号から、伝送モード情報およびシンボル同期タイミングを検出し、シンボルタイミング信号をFFT部504および検波部505に、シンボルタイミング信号および伝送モード情報を誤り訂正部806及びパケット番号算出部809に供給する。フレーム同期検出部808は、FFT部504から出力される信号に含まれる制御情報を抽出するとともに、前記制御情報を基に、フレームの先頭位置からシンボルの先頭位置までのずれをシンボル番号として検出し、制御情報およびシンボル番号を検波部505、誤り訂正部806及びパケット番号算出部809に供給する。パケット番号算出部809は、シンボルタイミング信号、シンボル番号、伝送モード情報および制御情報を基に、階層伝送されている場合には階層毎に、フレーム先頭からの有効パケット数を計数し、パケット番号として出力する。
パケット番号算出部809において、シンボルタイミング信号、シンボル番号、伝送モード情報および制御情報を基にパケット番号を算出する方法について、ISDB−Tの場合を例として、詳細に説明する。
1フレームは1〜203までの204シンボルによって構成されている。又同時に1フレームは複数のパケットから構成される。このパケット数はモード1,モード2,モード3で異なり、更にガードインターバル比で異なるため、12通りのパケット数が1フレーム内に含まれることとなる。1パケットは204バイトで構成されている。そして1パケット内ではエネルギー拡散部のシフトレジスタをシフトさせるシフトパルスが8×204、即ち1032パルス出力される。又各パケットはABCの3階層のいずれかのデータとなっている。そしてフレーム先頭から任意の数(SYMとする)のシンボルが経過した時点で、デマップ、デパンクチュアー、ビタビ復号の各処理を施して任意の階層(Xとする)のデータとして得られるバイト数Bnumは、式1で求められる。
num=96・M・Sx・Rx・1/8・NSEGx・SYM ・・・(1)
x :X階層の畳込み符号化率
NSEGx:X階層のセグメント数
M:伝送モードに応じて決まる係数(表1で表される)
x:X階層のキャリア変調方式に応じて定まる係数(表2で表される)
Figure 0004347680
Figure 0004347680
式1には畳込み符号化率に依存する除算処理が含まれている。
ここで
x=S’x×2、
x=R’x/24
とおくと、式1は次の式2のように乗算のみで表される。
num=M・S’x・R’x・NSEGx・SYM ・・・(2)
このように、式1の計算処理を簡単化することで、回路規模を小さくすることも可能である。ここでS’xはX階層のキャリア変調方式に応じて、R’xはX階層の畳込み符号化率に応じて、それぞれ表3および表4に示す値をとる。
Figure 0004347680
Figure 0004347680
式2から、フレーム先頭からSYMシンボルが経過した時点での、X階層のパケット番号Pnumは式3で求められる。
num=Int[Bnum/204] ・・・(3)
また、フレーム先頭からSYMシンボルが経過した時点で、X階層の階層バッファに蓄積されるバイト数BUFnumも、剰余演算によって式2から同様に式4で求められる。
BUFnum=mod[Bnum/204] ・・・(4)
式4において、modは剰余演算である。
図9は、誤り訂正部806の構成を示すブロック図である。誤り訂正部806は、周波数および時間デインターリーブ処理を行う周波数・時間デインターリーブ部601と、キャリア情報からビット情報を抽出するデマッピング部602と、階層伝送されている場合にデータを分割する階層分割部603と、分割された階層毎にビットデインターリーブ処理を行うビットデインターリーブ部604A、604B、604Cと、分割された階層毎に畳込み符号化率に応じたビット補間を行うデパンクチュアー部605A、605B、605Cと、各階層のデータを所定のビット長(ここでは1632ビット=204バイト)を持つパケット単位にまとめるTS再生部901と、符号化率1/2のビタビ復号を行うビタビ復号部607と、再び階層分割を行う階層分割部608と、分割された階層毎にバイトデインターリーブ処理を行うバイトデインターリーブ部609A、609B、609Cと、分割された階層毎のデータを合成する階層合成部610と、エネルギー拡散処理を行うエネルギー拡散部902と、短縮化リードソロモン符号(204,188)の復号を行うRS復号部611とで構成される。
図10は、TS再生部901の構成を示すブロック図である。TS再生部901は、シンボルタイミング信号、シンボル番号、伝送モード情報および制御情報を基に、そのシンボルの先頭において複数のパケットバッファ1001、1002、1003それぞれに蓄積されているはずのバッファ量を算出する仮想バッファ量算出部1010と、パケットタイミング信号を出力するパケットタイミング発生部1011と、仮想バッファ量を複数のパケットバッファのデータ蓄積量カウンタにロードするとともに蓄積量を監視し、1パケット相当分のデータが蓄積されたパケットバッファから順に蓄積データをストリームバッファ1005に導出し、ストリームバッファ1005のデータ蓄積状態をパケットタイミング信号毎に監視して、ストリームバッファ1005にデータが蓄積されているときは、その蓄積データを読み出すように制御する制御部1009と、を備える。また制御部1009は、ストリームバッファ1005から出力されるパケットデータがある場合はそのパケットデータの属する階層を示し、ない場合はヌルパケットを示す階層情報を出力する。この構成により、フレーム周期のタイミングに関わらず、即時的にパケットデータの読み出しを可能としている。
図11は、フレーム同期検出部808の構成を示すブロック図である。フレーム同期検出部808は、制御情報を抽出する制御情報抽出部1101と、制御情報を1フレーム分格納する制御情報蓄積部1102と、シンボル番号を仮想的に出力するシンボル番号発生部1103と、制御情報蓄積部1102に格納された制御情報を参照し、シンボル番号発生部1103から出力されたシンボル番号に対応した信頼度を算出する信頼度算出部1104と、信頼度算出部1104において算出された複数の信頼度を比較し、最大となる信頼度が算出された時点でのシンボル番号を選択して出力する最大値検出部1105と、を備える。ここでは制御情報として、例えばISDB−TおよびISDB−TSBにおけるTMCC信号を想定しており、この構成により、同期信号以外のTMCC信号を検出に利用することで、TMCC信号内に配置されている同期信号の交番を検出することを待つことなく、誤検出の可能性も少ない速やかなフレーム同期の検出を可能としている。
TS再生部901内の仮想バッファ量算出部1010では、シンボルタイミング信号、シンボル番号、伝送モード情報および制御情報を基に、そのシンボルの先頭において複数のパケットバッファ1001、1002、1003それぞれに蓄積されているはずのバッファ量を算出している。式4は、このバッファ量を算出する演算にほかならない。したがって、パケット番号算出部809を、誤り訂正部806内のTS再生部901内に配置し、式2を算出する部分を、仮想バッファ量算出部1010と共通化することで、全体の回路構成を簡単化することもできる。パケット番号算出部809は、一旦シンボル番号から各階層毎のパケット番号を算出した後は、パケットタイミング発生部1011から出力されるパケットタイミング信号および制御部1009から出力される階層情報を基に、出力するパケット番号を1ずつカウントアップしていく。また、フレーム先頭を示すシンボル番号0が入力されるごとに、全階層のパケット番号を0リセットする。
図12は、エネルギー拡散部902のブロック構成図である。PRBS生成部202は、擬似ランダム符号系列(PRBS)を生成するものである。PRBS生成部202は、15ビットのシフトレジスタ部203と、排他的論理和(XOR)演算部204とで構成される。205は、エネルギー拡散部に入力されるデータ信号と、PRBS生成部202より生成されるPRBSとのXORを行うXOR演算部である。レジスタ値算出部12は、パケット番号算出部809より与えられるパケット番号を基に、シフトレジスタ部203のレジスタ値を算出してシフトレジスタ部203に設定する状態設定手段である。エネルギー拡散部1101は、同期バイトを除くデータ信号と、PRBSとのXOR演算を行う。また、シフトレジスタ部203は、同期バイト期間を含めて動作し、パケット毎にレジスタ値算出部12より出力されるレジスタ値に初期化される。
図13は、レジスタ値算出部12の第1の例であるレジスタ算出部12Aのブロック構成図である。レジスタ値算出部12Aは、入力されるパケット番号に1パケットのビット数PS(ここでは1パケット=1632ビットであるため1632)を乗算する乗算部1321と、乗算結果に対して所定の数(ここでは215−1=32767)による剰余演算を行う剰余演算部1322と、剰余演算の結果をビットごとに分割してLSBから順に選択部1311〜131Nに供給するビット分割部1320と、レジスタ初期値「100101010000000」を順次20〜2N-1ビット分ずつシフトするビットシフト演算部1301〜130Nと、ビット分割部1320から供給されたビットデータを基にビットシフト演算を施したレジスタ値とビットシフト演算を施さないレジスタ値とを選択する第1〜第Nの選択部1311〜131Nと、を備える。剰余演算部1322で剰余演算を行うのは、PRBS生成部202により生成されるPRBSが215−1の周期性を持つためであり、構成の簡単化につながる。また剰余演算の結果は最大値が215−2となるため、15ビットで表現でき(N=15)、ビットシフト演算部および選択部は15個あればよい。ここで乗算部1321と剰余演算部1322とは、PRBS生成手段の初期状態からの動作パケットを元に初期状態からのビットシフト数を計算するサイクル数計算手段を構成している。又ビットシフト演算部1301〜130Nと選択部1311〜131Nは、シフトレジスタを初期化する初期化データとビット分割部1320の分割されたビットが与えられてPRBS生成手段にロードするレジスタの中間値を生成する中間値生成手段を構成している。
第1の選択部1311はレジスタ初期値が与えられたときにビット分割部1320のビット分割データのLSBが「1」か「0」かに基づいて20ビットシフト演算部1301より得られるレジスタ値とレジスタ初期値とのいずれか一方を選択するものである。又第j(j=2〜15)の選択部は、第j−1の選択部の出力が与えられたときに2j-1ビットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータが「1」か「0」かに基づいて選択するものである。
次にこの2iビットシフト演算部(i=0〜14)1301〜130Nの詳細について説明する。まずあるレジスタ初期値「100101010000000」に対する1ビットシフト演算は、「100101010000000」をビット毎に分割して得られる以下の4つの15ビットのデータ、
「100000000000000」、「000100000000000」、「000001000000000」、「000000010000000」を、夫々1ビットシフト演算する。そしてその結果である以下の4つのデータ
「010000000000000」、「000010000000000」、「000000100000000」、「000000001000000」に対してビット毎に排他的論理和の総和をとる演算を行うことで実現することができる。
同様に任意のレジスタ値に対するNビットシフトレジスタ演算は、元のレジスタ値をビット毎に分割して得られる値の夫々を、Nビットシフト演算した結果の値に対して、ビット毎に排他的論理和の総和をとる演算を行うことで実現できる。
シフト演算を高速に行うために、任意のシフト量のシフト演算を2nシフト演算の組合せに分割する。例えば585シフト演算を行う場合は、585=20+23+26+29であるので、20シフト演算、23シフト演算、26シフト演算、29シフト演算を1回ずつ行うことで実現できる。
nシフト演算回路の一例として、26=64ビットシフト演算の場合を表5、表6を参照しつつ説明する。
Figure 0004347680
Figure 0004347680
まずシフト対象となるレジスタ値を「b01234567891011121314」とし、これを64ビットシフト演算して得られるレジスタ値を「B01234567891011121314」とすると、前述したように、「b01234567891011121314」をビット毎に分割して得られる「b000000000000000」、「0b10000000000000」、「00b20000000000000」、・・・「00000000000000b14」の夫々を64ビットシフト演算した結果を表5に示す。この結果得られる「0000b0000b0000000」、「00000b1000b100000」、「000000b2000b20000」・・・「000b14000b140000000」に対して、ビット毎に排他的論理和の総和をとる演算の部分、即ち
0=b6+b7+b10+b11
1=b7+b8+b12+b13
2=b8+b9+b12+b13



14=b6+b10
を演算ロジックとして生成する。即ち26のビットシフトを行うビットシフト演算部1307は図14の構成により実現できる。この方法により20から214までのシフトを行うビットシフト演算部1301〜130Nを実現できる。
なお、レジスタ値算出部12は、2Nシフト演算のテーブルと、行列演算(XOR)のロジックと、を備える構成としてもよい。
図1は、別の構成によるレジスタ値算出部12Bのブロック構成図である。以上の考え方を応用すると、図1に示すようなブロック構成でも実現できる。シフトの単位を1パケット=1632ビットとし、20パケット(1632ビット)から211パケット(3342336ビット)までのシフトを行う演算ロジックをカスケードに全て用意しておき、パケット番号に応じて各2Nパケットシフトを演算するかパスするかを選択する。即ち図1においてレジスタ値算出部12Bは、入力されるパケット番号をビットごとに分割してLSBから順に選択部111〜11Nに供給するビット分割部120と、レジスタ初期値「100101010000000」を順次20〜2N-1パケット分ずつシフトするパケットシフト演算部101〜10Nと、ビット分割部120から供給されたビットデータを基に、パケットシフト演算を施したレジスタ値とパケットシフト演算を施さないレジスタ値との一方を選択する第1〜第Nの選択部111〜11Nと、を備える。
ここで20パケットシフト演算部101は、入力されたレジスタ値に対して1パケットのシフト数Psに相当するシフト量をPsとすると、夫々Psのシフトを行うものであり、パケットシフト演算部102は選択部110で選択されたレジスタ値に対してパケットのシフト数Ps×21を行うものである。以下同様に各2j-1パケットシフト演算部は夫々Ps×2i(i=0〜11)の演算を行う。ここで20パケットシフト演算部101〜10N、選択部110〜11Nはシフトレジスタに与える中間値を生成する中間値生成手段を構成している。第1の選択部101は、ビット分割部のビット分割データのLSBが「1」か「0」かによって1レジスタ初期値が与えられたときに20パケットシフト演算部より得られるレジスタ値とレジスタ初期値とのいずれか一方を選択するものであり、第j(j=2〜12)の選択部は、第j−1の選択部の出力が与えられたときに2jパケットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータが「1」か「0」かに基づいて選択するものである。
例えばISDB−Tの場合、1フレーム中の有効パケット数は最大で3276であるため、パケット番号は12ビット(212=4096>3276)で表現できる。そのため、N=12となり、パケットシフト演算部および選択部は12個あればよい。又このときパケット番号×1632の乗算やmod(215−1)の剰余演算が不要となる。
次にこの2iパケットシフト演算部(i=0〜11)101〜10Nの詳細について説明する。まず与えられるパケット番号とビット数との対応及びこのビット数を215−1(=32767)で剰余演算した結果を表7に示す。
Figure 0004347680
次に2iパケットシフト演算部の例として、210パケットシフト演算部の演算ロジックについて表8、表9を参照しつつ説明する。
Figure 0004347680
Figure 0004347680
表7により210パケットシフト演算は、51ビットシフト演算と等価であるので、2iビットシフト演算ロジックの生成方法と同様に構成することができる。即ちシフト対象となるレジスタ値を「b01234567891011121314」とし、これを51ビットシフト演算して得られるレジスタ値を「B01234567891011121314」とすると、「b01234567891011121314」をビット毎に分割して得られる「b000000000000000」、「0b10000000000000」、「00b20000000000000」、・・・「00000000000000b14」の夫々を51ビットシフト演算した結果を表8に示す。この結果得られる「000000b000000000」、「0000000b11110000」、「00000000b2222000」・・・「00000b14141414000000」に対して、ビット毎に排他的論理和の総和をとる演算を行うことで「B01234567891011121314」が得られる。このビット毎に排他的論理和の総和をとる演算の部分、即ち
0=b5+b9
1=b6+b10
2=b7+b11



14=b5+b6+b7+b8
を演算ロジックとして生成する。同様にして20〜211パケットシフト演算部も構成することができる。
従来のエネルギー拡散方法によれば、フレーム先頭における初期化が必須のため、信号受信開始から正しい受信信号が出力されるまでの待ち時間(最大約257ms)が発生していたが、本発明の構成によれば、信号受信開始からフレーム先頭までの間を待たずにエネルギー拡散の処理を開始することができる。従って電源を入れたりチャンネルを切り替えてからサービスを提示する(映像を画面に表示したり、音声を出力したりする)までにかかる時間を短縮することができる。
また従来のエネルギー拡散方法によれば、背景技術の項でも示した通り、階層伝送されている場合に、階層毎にシフトレジスタの値を保持しなければならないため、複数のエネルギー拡散部を必要としていた。本発明の構成によれば、階層毎に異なるパケット番号を基に、パケットタイミング毎にレジスタ値を算出することができるので、エネルギー拡散部は一つあればよい。なお、従来の構成と同様に、階層数に応じた複数のエネルギー拡散部を持つ構成としてもよい。
なお、本実施の形態では、国内の地上デジタルテレビジョン放送(ISDB−T)の受信装置を例として説明をしたが、上記エネルギー拡散部によるエネルギー拡散方法は、パケット番号あるいは初期化時点からの経過ビット(サイクル)数が入力されれば、どのような方式の受信装置(あるいは送信装置)でも適用が可能である。
本発明のエネルギー拡散回路、パケット番号算出回路、受信装置は、電源を入れたりチャンネルを切り替えてから映像を画面に表示したり、音声を出力したりするなどのサービスを提示するまでにかかる時間を短縮するという効果を有し、デジタルテレビジョン放送あるいはデジタル音声放送を受信するDIRD(Digital Integrated Receiver Decoder)(家庭用テレビ、セットトップボックス等を含む)、録画機器、携帯受信端末、車載受信端末等に有用である。
本発明の実施の形態におけるレジスタ値算出部の構成を示すブロック図 従来のエネルギー拡散部の構成を示すブロック図 従来の受信装置の構成を示すブロック図 従来の受信装置内部の構成を示すブロック図 従来の地上フロントエンドの構成を示すブロック図 従来の誤り訂正部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における地上フロントエンドの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における誤り訂正部の構成を示すブロック図 TS再生部の構成を示すブロック図 フレーム同期検出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるエネルギー拡散部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるレジスタ値算出部の異なる構成を示すブロック図 6ビットシフト演算部の構成を示すブロック図 10パケットシフト演算部の構成を示すブロック図
符号の説明
12 レジスタ値算出部
101、102、…、10N パケットシフト演算部
111、112、…、11N 選択部
120 ビット分割部
201 エネルギー拡散部
202 PRBS生成部
203 シフトレジスタ部
204、205 XOR演算部
301 衛星受信アンテナ
302 地上受信アンテナ
303 受信装置
304 映像・音声表示装置
401 衛星フロントエンド
402 地上フロントエンド
403 映像・音声デコーダ
501 チューナ部
502 A/D変換部
503 直交復調部
504 FFT部
505 検波部
506 誤り訂正部
507 シンボル同期検出部
508 フレーム同期検出部
601 周波数・時間デインターリーブ部
602 デマッピング部
603 階層分割部
604A、604B、604C ビットデインターリーブ部
605A、605B、605C デパンクチュアー部
606 TS再生部
607 ビタビ復号部
608 階層分割部
609A、609B、609C バイトデインターリーブ部
201A、201B、201C エネルギー拡散部
610 階層合成部
611 RS復号部
701 受信装置
702 地上フロントエンド
806 誤り訂正部
808 フレーム同期検出部
809 パケット番号算出部
901 TS再生部
902 エネルギー拡散部
1001、1002、1003 パケットバッファ
1005 ストリームバッファ
1009 制御部
1010 仮想バッファ量算出部
1011 パケットタイミング発生部
1101 制御情報抽出部
1102 制御情報蓄積部
1103 シンボル番号発生部
1104 信頼度算出部
1105 最大値検出部
1301、1302、…、130N ビットシフト演算部
1311、1312、…、131N 選択部
1320 ビット分割部
1321 乗算部
1322 剰余演算部

Claims (17)

  1. データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、所定の数の前記パケットからなる単位フレームとして構成され、且つエネルギー拡散されたデータ信号を受信する受信装置に用いられ、受信したデータ信号のエネルギー拡散を行うエネルギー拡散回路であって、
    伝送ビットに応じてシフトするシフトレジスタ、及び前記シフトレジスタの一部の出力を入力として排他的論理和演算を行いその出力をシフトレジスタの入力に帰還する排他的論理和回路、を含んで構成され、単位フレーム毎に前記シフトレジスタがレジスタ初期値で初期化されて擬似ランダム符号系列(以下、PRBSという)を生成するPRBS生成手段と、
    前記PRBS生成手段から得られる擬似ランダム信号とデータ信号とのビット単位での排他的論理和演算を行う排他的論理和回路と、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの伝送ビット数に基づき前記PRBS生成手段のシフトレジスタの状態を算出して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える状態設定手段と、を具備することを特徴とするエネルギー拡散回路。
  2. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を元に初期状態からのビットシフト数を計算するサイクル数計算手段と、
    前記サイクル数計算手段で得られたビットシフト数のデータをLSBからMSBまで各ビット毎に分割するビット分割部と、
    前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段にロードするレジスタの中間値を生成する中間値生成手段と、を具備することを特徴とする請求項1記載のエネルギー拡散回路。
  3. 前記サイクル数計算手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数に1パケット当たりのビット数を乗じてビットシフト数を算出する乗算部と、
    得られたビットシフト数を前記PRBS生成手段の周期に相当するビットシフト数により除算演算を行い、剰余ビットシフト数を算出する剰余演算部と、を具備することを特徴とする請求項2記載のエネルギー拡散回路。
  4. 前記中間値生成手段は、
    シフト対象となる15ビットのレジスタ値をビット毎に分割して得られる各15ビットのデータ群を前記PRBS生成手段において2iビットシフトしたときに、得られるデータ群の夫々のLSBからMSBを排他的論理和演算して得られるシフトデータを生成する15個の2i(i=0〜14)ビットシフト演算部と、
    前記レジスタ初期値が与えられたときに20ビットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、
    前記第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1ビットシフト回路より得られるレジスタ値と前記第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜15)の選択部と、を具備し、
    前記第15の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力することを特徴とする請求項2記載のエネルギー拡散回路。
  5. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を基に前記生成手段の状態を計算して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与えることを特徴とする請求項1記載のエネルギー拡散回路。
  6. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数をLSBからMSBまでの各ビット毎に分割するビット分割手段と、
    前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える中間値を生成する中間値生成手段と、を具備することを特徴とする請求項5記載のエネルギー拡散回路。
  7. 前記中間値生成手段は、
    入力されたレジスタ値に対して1パケットのシフト数Psに相当するシフト量をPsとすると、夫々Ps×2i(i=0〜11)のシフトを行う12個の2iパケットシフト演算部と、
    前記レジスタ初期値が与えられたときに前記20パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、
    第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜12)の選択部と、を具備し、
    前記第12の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力することを特徴とする請求項6記載のエネルギー拡散回路。
  8. 定められた伝送モード情報および制御情報にしたがって、データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、前記データ信号の単位フレームは所定の数の前記パケットからなっているものが、さらに単位フレーム内で並べ替えられて所定の数のキャリアからなるシンボル単位に分割され、所定の数のシンボルからなるフレームに分割され、データ信号を受信する受信装置に用いられ、受信中のデータ信号のパケット番号を算出するパケット番号算出回路であって、
    フレーム先頭からのシンボル数、前記伝送モード情報および制御情報に基づいて、次式
    num=M・S'x・R'x・NSEGx・SYM
    num=Int[Bnum/204]
    num:フレーム先頭からのバイト数
    num:フレーム先頭からの有効パケット数
    M:伝送モードに基づく係数
    S'x:X階層のキャリア方式に基づく係数
    R'x:X階層の畳み込み符号化率に基づく係数
    NSEGx:X階層のセグメント数
    SYM:フレーム先頭からの経過シンボル数
    に基づいてフレーム先頭からの有効パケット数Pnumを計算し、パケット番号として出力することを特徴とするパケット番号算出回路。
  9. データ信号がまず所定の数のビットからなるパケット単位に分割され、所定の数の前記パケットからなる単位フレームとして構成され、さらに単位フレーム内で並べ替えられて所定の数のキャリアからなるシンボル単位に分割され、所定の数のシンボルからなるフレーム単位で、エネルギー拡散されたデータ信号を受信する受信装置において、受信したデータ信号のエネルギー拡散を行うエネルギー拡散回路を具備し、
    前記エネルギー拡散回路は、
    伝送ビットに応じてシフトするシフトレジスタ、及び前記シフトレジスタの一部の出力を入力として排他的論理和演算を行いその出力をシフトレジスタの入力に帰還する排他的論理和回路、を含んで構成され、単位フレーム毎に前記シフトレジスタがレジスタ初期値で初期化されて擬似ランダム符号系列(以下、PRBSという)を生成するPRBS生成手段と、
    前記PRBS生成手段から得られる擬似ランダム信号とデータ信号とのビット単位での排他的論理和演算を行う排他的論理和回路と、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの伝送ビット数に基づき前記PRBS生成手段のシフトレジスタの状態を算出して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える状態設定手段と、を具備することを特徴とする受信装置。
  10. フレーム先頭からのシンボル数、伝送モード情報および制御情報を基にフレーム先頭からの有効パケット数を計算し、パケット番号として出力するパケット番号算出手段と、を更に具備することを特徴とする請求項9記載の受信装置。
  11. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を元に初期状態からのビットシフト数を計算するサイクル数計算手段と、
    前記サイクル数計算手段で得られたビットシフト数のデータをLSBからMSBまで各ビット毎に分割するビット分割部と、
    前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段にロードするレジスタの中間値を生成する中間値生成手段と、を具備することを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  12. 前記サイクル数計算手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数に1パケット当たりのビット数を乗じてビットシフト数を算出する乗算部と、
    得られたビットシフト数を前記PRBS生成手段の周期に相当するビットシフト数により除算演算を行い剰余ビットシフト数を算出する剰余演算部と、を具備することを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 前記中間値生成手段は、
    シフト対象となる15ビットのレジスタ値をビット毎に分割して得られる各15ビットのデータ群を前記PRBS生成手段において2iビットシフトしたときに、得られるデータ群の夫々のLSBからMSBを排他的論理和演算して得られるシフトデータを生成する15個の2i(i=0〜14)ビットシフト演算部と、
    前記レジスタ初期値が与えられたときに20ビットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、
    前記第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1ビットシフト回路より得られるレジスタ値と前記第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜15)の選択部と、を具備し、
    前記第15の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力することを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  14. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数を基に前記生成手段の状態を計算して前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与えることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  15. 前記状態設定手段は、
    前記PRBS生成手段の初期状態からの動作パケット数をLSBからMSBまでの各ビット毎に分割するビット分割手段と、
    前記シフトレジスタを単位フレーム毎に初期化する初期化データ及び前記ビット分割部の分割されたビットが与えられ、前記PRBS生成手段のシフトレジスタに与える中間値を生成する中間値生成手段と、を具備することを特徴とする請求項14記載の受信装置。
  16. 前記中間値生成手段は、
    入力されたレジスタ値に対して1パケットのシフト数Psに相当するシフト量をPsとすると、夫々Ps×2i(i=0〜11)のシフトを行う12個の2iパケットシフト演算部と、
    前記レジスタ初期値が与えられたときに前記20パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と前記レジスタ初期値とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBに基づいて選択する第1の選択部と、
    第j−1の選択部の出力が与えられたときに前記2j-1パケットシフト演算部より得られるレジスタ値と第j−1の選択部の出力とのいずれか一方を、前記ビット分割部のビット分割データのLSBからj−1番目のデータに基づいて選択する第j(j=2〜12)の選択部と、を具備し、
    前記第12の選択部の出力を前記PRBS生成部のレジスタ値として出力することを特徴とする請求項15記載の受信装置。
  17. 前記パケット番号算出回路は、
    フレーム先頭からのシンボル数、前記伝送モード情報および制御情報に基づいて、次式
    num=M・S'x・R'x・NSEGx・SYM
    num=Int[Bnum/204]
    num:フレーム先頭からのバイト数
    num:フレーム先頭からの有効パケット数
    M:伝送モードに基づく係数
    S'x:X階層のキャリア方式に基づく係数
    R'x:X階層の畳み込み符号化率に基づく係数
    NSEGx:X階層のセグメント数
    SYM:フレーム先頭からの経過シンボル数
    に基づいてフレーム先頭からの有効パケット数Pnumを計算し、パケット番号として出力することを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項記載の受信装置。
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