JP4346455B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、座部の後方に起倒自在に連結された背凭れ部や座部の前方に回動自在に連結されたフットレストを具えた椅子に関するものである。
座部の後方に連結された背凭れ部を起倒させたり、座部の前方に連結されたフットレストを回動させたりする手段として、ガススプリング等よりなる伸縮装置が安価な装置ゆえ広く用いられており、この伸縮装置はロック解除時に伸縮して、背凭れ部を起倒したりフットレストを回動させたりする。一般にこの伸縮装置を操作する操作レバーは、椅子の側面より突出して設けられている。 (例えば、特許文献1参照)。
特開平8−80332号公報
しかしながら、この特許文献に記載の椅子では、背凭れ部を起倒させるために、操作レバーを回動させる時、操作レバーが椅子側面より突出しているので、必要以上の力(ガススプリングのロックを解除するのに必要な力以上の力)で操作レバーを回動してしまい易く、その結果、操作レバーやガススプリングに無理な力が加わって、これらを破損させることがあるという問題があった。また椅子の側面に操作レバーが突出しているので、操作レバーに引っかかったり、不用意に操作レバーを回動してしまうこともあった。
本発明の目的は、操作レバーを回動させる時、操作レバーや伸縮装置に必要以上の力が加わらないようにして、操作レバーや伸縮装置を保護すると共に、操作レバーに引っかかったり、不用意に操作レバーを回動してしまうことのない椅子を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、座部と、座部の前方に回動自在に連結されたフットレストと、ロック解除時に伸縮してフットレストを回動させるガススプリングよりなる伸縮装置と、伸縮装置を操作する操作レバーとを備えた椅子において、椅子の側面に凹部を形成し、この凹部内に、前記操作レバーを枢支したホルダーを取付け、この操作レバーを凹部内にて凹部外より回動操作可能に枢支し、前記ホルダーに、操作レバーのロック解除操作時の回動範囲を規制するストッパー部を形成したものである。
また本発明は、座部と、座部の後方に起倒自在に連結された背凭れ部と、ロック解除時に伸縮して背凭れ部を起倒させるガススプリングよりなる伸縮装置と、伸縮装置を操作する操作レバーとを備えた椅子において、椅子の側面に凹部を形成し、この凹部内に、前記操作レバーを枢支したホルダーを取付け、この操作レバーを凹部内にて凹部外より回動操作可能に枢支し、前記ホルダーに、操作レバーのロック解除操作時の回動範囲を規制するストッパー部を形成したものである。
具体的には、前記ホルダーに前記操作レバーを上下方向に回動自在に枢支し、操作レバーの上方への回動時に前記伸縮装置のロックを解除するようにすると共に、前記ストッパー部は、操作レバーの上方への回動を規制するようにしたものである。
本発明によれば、フットレストを回動させようと操作レバーを伸縮装置のロックを解除するよう回動させる時、その回動範囲がストッパー部により規制されるので、操作レバーや伸縮装置に必要以上の力が加わらないようにして、操作レバーや伸縮装置を保護することができると共に、椅子の側面に形成した凹部内に、操作レバーが回動自在に枢支されているので、操作レバーに引っかかったり、不用意に操作レバーを回動してしまうことがない。
また本発明によれば、背凭れ部を回動させようと操作レバーを伸縮装置のロックを解除するよう回動させる時、その回動範囲がストッパー部により規制されるので、操作レバーや伸縮装置に必要以上の力が加わらないようにして、操作レバーや伸縮装置を保護することができると共に、椅子の側面に形成した凹部内に、操作レバーが回動自在に枢支されているので、操作レバーに引っかかったり、不用意に操作レバーを回動してしまうことがない。
また、凹部内に、操作レバーを枢支したホルダーを取付け、このホルダーにストッパー部を形成したので、操作レバーをホルダーを介して堅個に取付けることができると共に、このホルダーを利用してストッパー部が得られ、部品点数を削減して構造の簡素化が図れる。
また、ホルダーに操作レバーを上下方向に回動自在に枢支して、ストッパー部は、操作レバーの上方への回動を規制するようにすれば、フットレストや背凭れ部を回動したり起倒する時にはふんばろうとして力みやすいが、力んで強い力を操作レバーに加えても、操作レバーがストッパー部に当たり、必要以上に操作レバーが回動することなく、操作レバーや伸縮装置を保護できると共に、フットレストや背凭れ部を回動したり起倒したりする際に生ずる強い力はストッパー部で受け止められるので、フットレストの回動や背凭れ部の起倒が容易にできるようになる。
以下、本発明の椅子を、背凭れ部やフットレストにマッサージ装置を内蔵した椅子式のマッサージ機を例として説明する。ここで便宜上、椅子に座った被施療者の右手側を右方、左手側を左方、胸側を前方、背中側を後方とする。図1は椅子式マッサージ機1の右前方から見た斜視図、図2は同マッサージ機の右後方から見た斜視図、図3は同マッサージ機の側面図、図4は同マッサージ機の側面図で、後述する左側のアームレスト7及び側板8さらには枕91を外した状態である。
椅子式マッサージ機1は、被施療者が腰掛ける座部2の後方に背凭れ部3、前方に被施療者のふくらはぎを載置するふくらはぎ載置部4とふくらはぎ載置部4の下端に連結される被施療者の足先を置く足先載置部5からなるフットレスト6、左右のアームレスト7、アームレスト7が取付けられる左右の側板8、これら座部2、背凭れ部3、フットレスト6、側板8等を支持する角材やパイプ材からなる後述のフレーム機構9を具えて構成される。
背凭れ部3は、座部2に対して起倒可能且つ任意の位置で位置決め可能に連結される。座部2の前方に上下に回動自在に且つ任意の位置で位置決め可能に連結される。また、足先載置部5は、ふくらはぎ載置部4に回動自在に連結される。
背凭れ部3内には、被施療者の肩、背中、腰等を揉んだり叩いたりする公知のマッサージ装置(図示せず)が、背凭れ部3に沿って昇降可能に配備される。また背凭れ部3の上部には前記枕91が取り付けられている。
ふくらはぎ載置部4は、図1に示すように、被施療者の左右のふくらはぎを夫々挿入する一対の樋状凹部10、10を有している。各樋状凹部10の内側面には、ふくらはぎを側面から押圧する側面エアバック(ふくらはぎ載置部4全体を覆う布カバーにより隠れて見えない)が配備され、この側面エアバックは、エアポンプ(図示せず)からの空気の供給を受けることにより膨張して、ふくらはぎを側方から押圧し、供給された空気を排気することにより収縮して押圧を解除し、この膨張収縮を繰り返すことによりふくらはぎをマッサージする。
足先載置部5も、図1に示すように、被施療者の左右の足先(踝よりも先の部分)を夫々挿入する一対の樋状凹部11、11を有している。各樋状凹部11の内側面には、足先を側面から押圧する側面エアバック(足先載置部5全体を覆う布カバーにより隠れて見えない)が配備され、この側面エアバックも、エアポンプ(図示せず)からの空気の供給を受けることにより膨張して、足先を側方から押圧し、供給された空気を排気することにより収縮して押圧を解除し、この膨張収縮を繰り返すことにより足先をマッサージする。これらの側面エアバックがフットレスト6のマッサージ装置となる。
図5は前記フレーム機構9とアームレスト7及び側板8を示す。フレーム機構9は大まかにいって、左右一対の前後に伸びるベースフレーム12と、各ベースフレーム12間を連結する2本の連結フレーム13と、各ベースフレーム12の前後に立設された支柱フレーム14、15と、各前後の支柱フレーム14,15の上端を連結する側方連結フレーム16と、左右の側方連結フレーム16の前端を連結する前方連結フレーム17とから構成される。
左右の側板8は、ブロー成形より構成され、その取付けは、まずその底面の前方に突設した突起18をベースフレーム12の上面に設けた角穴19に嵌め込んで位置決めし、あとは前後の支柱フレーム14,15と側方連結フレーム16の後端部に内側からネジ20止めすることにより取付けられる。左右の側板8はブロー成形により形成されているので変形(前後方向に反る)しやすいが、変形しても突起18と角孔19にて位置決めしているので、あとのネジ止めする際にネジ穴とネジが容易に合致するので作業性を向上できる。
左右のアームレスト7もブロー成形により構成され、図の如くビーン状の形状になっている。このアームレスト7は、その下部が前後方向3箇所において、側板8の上部に内側からネジ21止めされて取り付けられる。
その取付け構造として、まず図7のような構造が考えられる。即ち、アームレスト7の内側面にナット22をインサート成形で取付け、側板8上部の内側よりネジ21をこのナット22にねじ込んで取付ける。アームレスト7は、図5に示すように、さらにその前方の内側面を、前方連結フレーム17に固着した取付片23にネジ24止めすることで、フレーム機構9に取付けられる。
ところで、アームレスト7は被施療者から大きな力が加わりやすく、またアームレスト7と側板8は、どちらもブロー成形により構成されているため、図7のような取付け方法だと、強度不足になって左右にぐらつき易くなる。この強度不足を解消するためには、アームレスト7と側板8の接合を、図7のようなアームレスト7の内側面と側板8外側面だけの接合ではなく、アームレスト7の外側面と側板8内側面も接合させ、即ちたがいちがいに接合させて、アームレスト7の内側からだけでなく外側からもネジで固定するようにしたり、アームレスト7の上方も側板8に固定させる等の方法が考えられるが、ネジの数が増え、作業工数の増加、コストアップにつながるものである。
そこで本発明の実施例では、図6に示す如く、ネジの数を増やすこことなく簡単な構成で、アームレスト7を側板8に堅固に取付けることができる取付構造を採用している。即ち、図の如く、アームレスト7の内側面にナット22をインサート成形で取り付け、このナット22の裏側には、アームレスト7の外側面に通ずる貫通穴25を形成する。そしてナット22と螺合するネジ21のナットより先が、この貫通穴25と嵌合するようにする。このようにすることにより、アームレスト7の内側面だけでなく外側面もネジ21により側板8に固定されたと同等になり、取付け強度を向上させ、アームレスト7の左右方向のぐらつきを防止することができる。従ってネジの数を増やすことなく、堅固にアームレスト7を取付けることができる。図6や図7において、26はアームレスト7全体を覆うクッションである。
なお、図5で二点鎖線は、曲面を表すためのものである。また、図1において90は、前方連結フレーム17と前側の連結フレーム13との開口を塞ぐ化粧カバーで、補強のために水平方向に複数の突部が形成されている。
座部2は側方連結フレーム16と、前方連結フレーム17上に設置される。背凭れ部3は、その左右側面の下部が、側方連結フレーム16の後端に突設した支軸27に回動自在に取り付けられている。図4において、28はガススプリングよりなる伸縮装置で、その一端は、背凭れ部3の下部に支軸29にて枢支連結されており、その他端は、前方連結フレーム17の下面に固着したブラケット30に枢支連結されている。
ガススプリング28は周知のもので、シリンダ31内をピストンロッド32が出没自在になっており、常時ピストンロッド32はシリンダ31より突出する方向に付勢されている。ガススプリング28は後述する操作レバーを操作して、そのロックを解除することにより伸縮自在となり、この状態で、背凭れ部3をガススプリング28の付勢力に抗して後方へ倒すことにより、ピストンロッド32は、シリンダ31内へ挿入し、操作レバーの操作を解除することによりロックされて、その位置(背凭れ部3が任意の角度まで倒れた位置)で固定され、操作レバーを再操作してそのロックを解除し、背凭れ部3への人体からの圧力を解除することにより、前記ガススプリング28の付勢力により、ピストンロッド32がシリンダ31より突出して背凭れ部3を起こすようになったものである。
次にフットレスト6の回動機構を説明する。ふくらはぎ載置部4はその底部の枠状(方形状)フレーム34で骨組みが構成され、このフレーム34の左右両端が上下に延長され、上方に延長された部分が、前方連結フレーム17の左右両端に固着したブラケット35に支軸36により回動自在に連結されている。
足先載置部5はその底部の枠状(方形状)フレーム37で骨組みが構成され、このフレーム37の左右両側の中央付近より斜め上方へ突出片38が突設され、この突出片38の上端とふくらはぎ載置部の枠状フレーム34の左右両端の前記下方へ延長した部分が、支軸39で回動自在に連結されている。
また枠状フレーム37の後側の中央部には後方へ若干突出した突部40形成され、この突部40にリンク41の先端が支軸42より回動自在に連結され、このリンク41の基端は、前方連結フレーム17の裏側に固着したブラケット43に支軸44により回動自在に連結されている。
46はガススプリング28と同様の伸縮装置となるガススプリングで、その上部のシリンダ47は、前記ブラケット43に回動自在に枢支された回動板48の先端に枢支され、下部のピストンロッド49は、連結フレーム13の中央部に固着したブラケット50に支軸51によって枢支されている。詳細には、図4の円内拡大図に示すように、ピストンロッド49の先端に固定金具52が固着され、この固定金具52が支軸51によりブラケット50に枢支されている。固定金具52には操作金具53の一端が支軸54により枢支されており操作金具53の他端には、操作ワイヤ55の下端球部が係着されている。57は操作ワイヤ55のアウターチューブで、その下端は、固定金具52にナット58により取り付けられている。
操作ワイヤ55は後述する操作レバー60の操作により操作される。操作レバー60の操作により操作ワイヤ55を図で矢印方向に引き上げると、操作金具53が回動してピストンロッド49内のプッシュロッド59を押し、ガススプリング46のロック状態を解除する。ロックが解除されると、ガススプリング46の付勢力によりピストンロッド49が突出し、その結果、回動板48を介してリンク41を押し、フットレスト6を持ち上げていく。ピストンロッド49は、操作レバーの操作を解除することによりロックされて、その位置(フットレスト6が任意の角度まで持ち上げられた位置)で固定される。図8はフットレスト6が最も持ち上げられた状態、図9はその中間位置まで持ち上げられた状態を示す。図8、図9及び後述する図10において、フットレストに置いた人体の脚Kを太線で表している。
この持ち上げられた状態から、元へ戻すには、操作レバーを再操作してそのロックを解除し、ガススプリング46の付勢力に抗して被施療者がフットレスト6下向きに回動させればよい。
フットレスト6を下向きに回動させる際に、本実施例のフットレスト6は、ふくらはぎ載置部4の先端に足先載置部5を連結した構造をとっているので、次のようなメリットがある。図8において、フットレストの回動支点36(ふくらはぎ載置部4の回動支点)から、被施療者の脚Kがフットレスト6に下向きの力F1を加える部分(かかとの部分)までの距離L1が、図10のようなふくらはぎ載置部4のみで足先載置部がないフットレストの場合の、被施療者の脚Kがフットレストに下向きの力F2を加える部分(ふくらはぎの部分)までの距離L2に比べて長くなり、その分小さな力でフットレスト6を回動させることができる。また、本実施例のフットレスト6はさらに、足先載置部5がフットレスト6の回動位置にかかわらずほぼ水平状態を保つので、図9のようにある程度までフットレスト6が押し下げられると、足先の裏面全体で足先載置部5を踏んづけてその力F3でもって楽にフットレスト6を元の位置まで押し下げることができる。従って、フットレスト6を押し下げる操作が楽に行え、特に力の弱いお年寄りとか女性にとっては、好ましいものとなる。
次にガススプリング46を操作する操作レバー60について図11及び図12に基づいて説明する。アームレスト7と側板8は、前述の如く、アームレスト7の内側面と側板8の外側面とを接合させて、この接合面を3カ所においてボス21により固定しているが、アームレスト7の下面のほぼ中央部は、側板8との接合部分を少なくするように上方へ窪んでおり、この窪んだ部分61により、アームレスト7と側板8とで凹部62が形成されている。
凹部62に臨む側板8の外側面には方形状の穴63が形成されている。この穴63の周囲には、合成樹脂製のホルダー64の周囲4カ所がネジ65止めされ、取り付けられている。ホルダー64にも、前記穴63と対面する位置に開口66が形成されている。ホルダー64の一部は穴63より側板8内へ侵入しており、この侵入した部分には左右より一対の円筒状水平軸67が一体に形成されている。ホルダー64の水平軸67とは反対側即ち外側には、水平部分と垂直部分からなる庇68が一体に形成され、この庇の水平部分69が後述するストッパー部になる。庇68の垂直部分の左右両端にはボス70が形成され、このボス70にカバー71がネジ72止めされ、取り付けられている。このカバー71は、図11の円内拡大図から明らかなように、アームレストの7周囲を覆ったクッション26を押さえつけている。
このようにセットされたホルダー64に、操作レバー60が取り付けられる。操作レバー60は、ホルダー64の開口66、側板8の穴63を介して、その先端が側板8内に挿入され、操作レバー60のこの挿入された先端部分には、前記水平軸67に上方から嵌合する軸受74が形成され、この軸受74と水平軸67の嵌合により操作レバー60は回動自在になっている。操作レバー60の中央部には、凹状の係着部75が形成され、この係着部75に前記操作ワイヤ55の上端の球部が係着される。操作ワイヤ55の前記アウターチューブ57の上端は、ホルダー64に形成したチューブ保持部76をナット77、77で挟着することにより取り付けられている。
操作ワイヤ55は常時ガススプリング46の付勢力によって図11で下方に引っ張られており、そのため、常時操作レバー60は同図の実線状態にある(ガススプリング46のロック状態)。ロックを解除するためには、操作レバー60を水平軸67を中心に破線のように上方へ回動させる。すると前述の如く操作金具53が回動してロック状態を解除する。この状態で、フットレスト6を任意の位置まで持ち上げる。
操作レバー60を上方へ回動してロック状態を解除した状態では、操作レバー60は破線のように前記ストッパー部69に当接して、これ以上回動しようと力を入れても回動しない。つまり操作レバー60の回動範囲は、ストッパー部69に当接することによって、ロック状態を解除するのに必要な最小限の範囲だけに規制されている。
従って、操作レバー60に必要以上の外力が加わって、操作レバー60を破損したり、ガススプリング46に必要以上の外力が加えられて破損したりすることを未然に防止することができる。
また操作レバー60は凹部62内に収納されて配置されているので、外側に突出せず、そのため、操作レバー60に引っかかることはなく、また不用意に誤って操作されることを防止できる。
また、操作レバー60をホルダー64に取付け、このホルダー64にストッパー部69を形成したので、操作レバー60をホルダー64を介して堅個に取付けることができると共に、ホルダー64を利用してストッパー部69が得られ、部品点数を削減して構造の簡素化が図れる。
以上の説明では、フットレスト6を操作する操作レバー60について述べたが、背凭れ部3を操作するガススプリング28用の操作レバーについても同じ構造になっている。即ち、フットレストを操作する操作レバー60は、右側の側板8に取り付けられているが、左側の側板8にも同じ構造の背凭れ部3を操作する操作レバー60が取り付けられいる。
また以上の実施例では、操作レバー60を上方へ回動してロック状態を解除し、フットレスト6を上方又は下方に回動し、あるいは背凭れ部3を起倒するものであるが、このフットレスト6を回動させる時や背凭れ部3を起倒するときは、被施療者はふんばろうとして力みやすく、(特にフットレスト6を押し下げるときや背凭れ部3を倒すとき)操作レバー60を強く引き上げようとする。しかし強く引き上げようとしても操作レバーはストッパー部69に当接しているので、操作レバー60はこれ以上回動させられることはなく保護でき、一方ストッパー部69によって被施療者は強く力を入れることができ、フットレスト6の回動や背凭れ部3の起倒が容易にできるようになる。
また以上の実施例では、操作レバー60を上方へ回動してロック状態を解除するようにしているが、下方へ回動してロックを解除し、この下方への回動をストッパー部によって規制するようにすることもできる。また操作レバー60の回動方向を上下でなく、前後方向に回動してロック状態を解除し、この解除するときの回動範囲をストッパー部によって規制することもできる。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、あるいは範囲を縮減するよう解釈すべきではない。また本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本発明の椅子の活用例として、実施例のようにマッサージ装置を内蔵した椅子式マッサージ機に用いることもできるが、その他の安楽椅子等活用することができる。
本発明の椅子を用いた椅子式マッサージ機の右前方から見た斜視図である。 同マッサージ機の右後方から見た斜視図である。 同マッサージ機の側面図である。 同マッサージ機の左側のアームレスト及び側板を外した状態の側面図と、その円内拡大図である。 同マッサージ機のフレーム機構、側板及びアームレストの分解斜視図である。 同マッサージ機のアームレストと側板の取り付け部分の縦断面図と、その円内拡大図である。 同マッサージ機のアームレストと側板の他の取り付け構造を示す縦断面図と、その円内拡大図である。 同マッサージ機のフットレストを最上位置まで持ち上げ、且つ左側のアームレスト及び側板を外した状態の側面図である。 同マッサージ機のフットレストを中間位置まで持ち上げ、且つ左側のアームレスト及び側板を外した状態の側面図である。 同マッサージ機のフットレストの他の実施例を示す図8に相当する側面図である。 同マッサージ機の右側のアームレストと側板の操作レバー取付部分の後方へ見た縦断面図と、その円内拡大図である。 同マッサージ機の側板とホルダーと操作レバーの分解斜視図である。
符号の説明
2 座部
6 フットレスト
46 ガススプリング(伸縮装置)
60 操作レバー
62 凹部
69 ストッパー部
3 背凭れ部
28 ガススプリング(伸縮装置)
64 ホルダー

Claims (5)

  1. 座部と、座部の前方に回動自在に連結されたフットレストと、ロック解除時に伸縮してフットレストを回動させるガススプリングよりなる伸縮装置と、該伸縮装置を操作する操作レバーとを備えた椅子において、椅子の側面に凹部を形成し、該凹部内に、前記操作レバーを枢支したホルダーを取付け、前記操作レバーを凹部内にて凹部外より回動操作可能に枢支し、前記ホルダーに、前記操作レバーのロック解除操作時の回動範囲を規制するストッパー部を形成してなる椅子。
  2. 座部と、座部の後方に起倒自在に連結された背凭れ部と、ロック解除時に伸縮して背凭れ部を起倒させるガススプリングよりなる伸縮装置と、該伸縮装置を操作する操作レバーとを備えた椅子において、椅子の側面に凹部を形成し、該凹部内に、前記操作レバーを枢支したホルダーを取付け、前記操作レバーを凹部内にて凹部外より回動操作可能に枢支し、前記ホルダーに、前記操作レバーのロック解除操作時の回動範囲を規制するストッパー部を形成してなる椅子。
  3. 前記ホルダーに前記操作レバーを上下方向に回動自在に枢支し、操作レバーの上方への回動時に前記伸縮装置のロックを解除するようにすると共に、前記ストッパー部は、前記操作レバーの上方への回動を規制するようにした請求項1又は請求項2に記載の椅子。
  4. 前記フットレストに、マッサージ装置を内蔵してなる請求項1に記載の椅子。
  5. 前記背凭れ部に、マッサージ装置を内蔵してなる請求項2に記載の椅子。
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